JP2014204528A - 電動アクチュエータユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ側バスバーの材料歩留まりを向上させることのできる電動アクチュエータユニットを提供する。
【解決手段】モータ側バスバー7は、主部材51と延長部材52とを互いに接合してなる。主部材51は、モータの周方向に延びた本体部61と、本体部61における軸方向一方側の側縁部から軸方向に延出された第1接合部63とを有する。延長部材52は、軸方向に延びるとともに制御装置の制御装置側バスバー43に接続された伸長部65と、伸長部65に対して径方向外側に間隔を空けて配置された第2接合部66と、伸長部65と第2接合部66とを連結するとともに軸方向に貫通する貫通孔69が形成された連結部67とを有する。そして、第1接合部63は、貫通孔69を介して第2接合部66における伸長部65側に配置された状態で、該第2接合部66に接合される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動アクチュエータユニットに関する。
従来、例えば電動パワーステアリング装置の駆動源等として用いられる電動アクチュエータユニットとして、モータとその作動を制御する制御装置とが一体的に設けられたものが知られている(例えば、特許文献1)。この種の電動アクチュエータユニットでは、モータと制御装置とを離して別々に配置し、これらをハーネス等で接続したものに比べ、例えば搭載性の向上を図ることができるといった利点がある。
こうした電動アクチュエータユニットにおいて、モータを構成するモータコイルは、帯状の金属板からなるモータ側バスバーを介して制御装置に電気的に接続されており、このモータ側バスバーを通じて駆動電力が制御装置から供給されるようになっている。具体的には、図8に示すように、モータ側バスバー91は、モータの周方向に延びる本体部92と、本体部92における軸方向一方側の側縁部から径方向外側に延出されてモータコイルの引き出し線93が接続される接続端子部94と、本体部92における前記側縁部から軸方向一方側に延出されて制御装置に接続される伸長部95とを有している。
特開2012−165600号公報
ところで、上記のようなモータ側バスバー91は、一般に金属板からプレス加工等によって打ち抜かれた所定形状の板材を曲げ加工等によって成形することにより、本体部92、接続端子部94及び伸長部95が一体で形成される。つまり、モータの周方向に延びる本体部92と、モータの軸方向(本体部92と略直交する方向)に延びる伸長部95とが一体で形成される。
一方、本体部92及び伸長部95は、電動アクチュエータユニットの大きさ等に応じてある程度の長さがそれぞれ必要となる。そのため、モータの周方向に延びる部分とモータの軸方向に延びる部分とを一体で形成すると、モータ側バスバーの打ち抜き時において金属板に無駄な余白(廃材)が多くなり易く、材料の歩留まりが低くなるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、モータ側バスバーの材料歩留まりを向上させることのできる電動アクチュエータユニットを提供することにある。
上記課題を解決する電動アクチュエータユニットは、モータと、該モータの作動を制御する制御装置とが一体的に連結されたものにおいて、前記モータと前記制御装置との間に配置され、該モータと該制御装置とを電気的に接続するモータ側バスバーを備え、前記モータ側バスバーは、前記モータに接続された主部材と、前記制御装置に接続された延長部材とを互いに接合してなり、前記主部材は、前記モータの軸方向に延出された第1接合部を有し、前記延長部材は、前記モータの軸方向に延びるとともに前記制御装置に接続された伸長部と、前記伸長部に対して間隔を空けて配置された第2接合部と、前記伸長部と前記第2接合部とを連結するとともに前記モータの軸方向に貫通する受容部が形成された連結部とを有し、前記第1接合部は、前記受容部を介して前記第2接合部における前記伸長部側に配置された状態で、該第2接合部に接合されたことを要旨とする。
上記構成によれば、モータ側バスバーが主部材と延長部材とに分割されているため、主部材及び延長部材の打ち抜き時に金属板に無駄な余白が多く生じることが抑制可能となる。これにより、モータ側バスバーの材料歩留まりを向上させることができる。
ここで、一般にモータと制御装置とは、該モータにモータ側バスバーが接続された状態で互いに組み付けられる。そのため、例えばモータと制御装置とを互いに組み付ける際に伸長部が制御装置等に接触することで、延長部材に伸長部を軸方向からモータ側に押さえ付けるような荷重が作用することがある。この点、上記構成では、第1接合部は、第2接合部における伸長部側に配置されているため、延長部材に伸長部を軸方向からモータ側に押さえ付けるような荷重が作用すると、第2接合部は第1接合部に近接するように動く。つまり、第2接合部と第1接合部との間には、これらが互いに密着するような荷重が作用する。これにより、延長部材に伸長部を軸方向からモータ側に抑え付けるような荷重が作用しても、延長部材が主部材から外れることが抑制されるため、これら主部材と延長部材との連結に係る信頼性を保持できる。
上記電動アクチュエータユニットにおいて、前記伸長部は、該伸長部が前記モータの軸方向から挿入される挿入口を有するコネクタを介して前記制御装置に接続されることが好ましい。
上記構成によれば、伸長部をコネクタの挿入口に挿入することで、容易にモータ側バスバーを制御装置に接続できる。したがって、例えばネジを用いて伸長部と制御装置とを接続する場合のように、伸長部近傍に工具を挿入可能な作業スペースを確保しなくてもよくなるため、電動アクチュエータユニットを小型化できる。ここで、上記のようなコネクタを用いる場合には、伸長部をコネクタの挿入口に挿入する際において、延長部材に伸長部を軸方向からモータ側に押さえ付けるような荷重(挿入力)が作用することが避け難い。そのため、上記構成のように第1接合部を第2接合部における伸長部側に配置してこれらを接合することの効果は顕著なものとなる。
本発明によれば、モータ側バスバーの材料歩留まりを向上させることができる。
一実施形態の電動アクチュエータユニットの断面図。 (a)は一実施形態のモータ側バスバーの斜視図、(b)は同じくモータ側バスバーの分解斜視図。 一実施形態のモータ側バスバーの平面図。 一実施形態の電動アクチュエータユニットにおけるモータ側バスバー近傍の拡大断面図(図3のA−A線での断面図)。 一実施形態のモータ側バスバーの主部材と延長部材との連結部分の構造を示す模式図。 別例の電動アクチュエータユニットにおけるモータ側バスバー近傍の拡大断面図。 (a)〜(c)は別例のモータ側バスバーにおける主部材と延長部材との接合部分近傍の平面図。 従来のモータ側バスバーの斜視図。
以下、電動アクチュエータユニットの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す電動アクチュエータユニット1は、車両に搭載され、ステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する駆動源として用いられるものである。同図に示すように、電動アクチュエータユニット1は、モータ2と、モータ2の作動を制御する制御装置3とを備えており、モータ2と制御装置3とは一体的に連結されている。なお、モータ2の一端側にはその回転軸5の一部が突出しており、回転軸5はウォームアンドホイール等の減速機構を介してステアリング操作により回転するステアリングシャフト(ともに図示略)に連結されている。そして、モータ2は、モータ2と制御装置3の間に配置されたモータ側バスバー7を通じて制御装置3から駆動電力が供給されることにより回転駆動し、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する。なお、以下の説明では、電動アクチュエータユニット1におけるモータ2の回転軸5の突出した側(図1中、下側)を下側とし、その反対側(図1中、上側)を上側とする。
詳述すると、モータ2は、筒状のハウジング11と、ハウジング11内に収容されたステータ12と、ステータ12の内周側において回転可能に支持されたロータ13とを備えたブラシレスモータとして構成されている。
ハウジング11は、上側が開口した有底筒状のハウジング本体15と、ハウジング本体15の開口端に設けられた円環状のカバー16とを備えている。カバー16の中央には軸方向に貫通した丸孔状の収容部16aが形成されるとともに、カバー16の側縁には軸方向に貫通するとともに周方向に延びる円弧状の開口部16bが形成されている。
ステータ12のステータコア21は、ハウジング本体15における筒状部15aの内周に固定されている。また、ステータ12は、ステータコア21のティースにインシュレータ22を介して巻装されるモータコイル23を備えている。そして、モータコイル23の引き出し線(接続端部)24は、対応する各相(U相、V相、W相の三相)のモータ側バスバー7に接続されている。なお、本実施形態の電動アクチュエータユニット1には、モータ側バスバー7は相毎に2つずつの合計6つ設けられている。
ロータ13は、上記回転軸5に外嵌されて該回転軸5と一体回転する円筒状のロータコア25と、ロータコア25の外周に固定される複数の永久磁石26とを備えている。各永久磁石26は、長方形板状に形成されており、周方向に異なる極性(N極、S極)が交互に並ぶように配置されている。そして、ロータ13は、上記ハウジング本体15の底部15b及びカバー16に設けられた軸受27a,27bによって、上記ステータ12の内周側で回転可能に支持されている。
また、回転軸5の上側部分には、ロータ13の回転角を検出するレゾルバ31がロータコア25と同軸に併置されている。レゾルバ31は、回転軸5に一体回転可能に固定されるレゾルバロータ32と、レゾルバロータ32の外周に配置される円環状のレゾルバステータ33とを備えている。なお、レゾルバステータ33は、カバー16の収容部16a内に固定されており、図示しないレゾルバピンを介して制御装置3に接続されている。
このように構成されたモータ2では、レゾルバ31により検出されるロータ13の回転角に応じた三相の駆動電力が各モータコイル23に供給されることにより回転磁界が発生し、ロータ13は、当該回転磁界と各永久磁石26の磁束との関係に基づき回転する。
一方、制御装置3は、モータ2のハウジング11の上側に固定される有底円筒状のケース41と、ケース41内に収容される回路基板42とを備えている。回路基板42には、モータ2の作動を制御するための制御信号を出力する制御回路、及びモータ側バスバー7を介してモータ2に制御信号に基づく三相の駆動電力を供給する駆動回路が構成されている。また、回路基板42には、駆動回路と電気的に接続された制御装置側バスバー43が該回路基板42から下側に突出する態様で設けられている。そして、制御装置3(回路基板42)は、制御装置側バスバー43がモータ側バスバー7に接続されることで、モータ2(モータコイル23)に電気的に接続されており、該モータ側バスバー7を通じてモータ2に駆動電力を供給するようになっている。
次に、モータ側バスバーの構成について説明する。
図1及び図2(a),(b)に示すように、各モータ側バスバー7は、モータ2に接続される主部材51と、制御装置3に接続される延長部材52とを備えており、これら主部材51と延長部材52とを互いに接合することにより構成されている。つまり、主部材51及び延長部材52は、それぞれ6つずつ設けられている。そして、各モータ側バスバー7は、ステータ12の上側に設けられたバスバーホルダ53に支持されている。なお、各主部材51及び各延長部材52は、金属板からプレス加工等によって打ち抜かれた所定形状の板材を曲げ加工等により成形してなる。
詳述すると、図2(a),(b)及び図3に示すように、バスバーホルダ53は、絶縁性の樹脂材料からなり、円環状に形成されている。バスバーホルダ53の上側端面には、同心円状に並んだ円環状の収容溝55が複数(本実施形態では、4つ)形成されている。
各主部材51は、モータ2の周方向に延びる円弧状の本体部61と、本体部61における軸方向一方側の側縁部から径方向外側に延出された複数の接続端子部62と、本体部61の前記側縁部から軸方向に延出された第1接合部63とを有している。なお、接続端子部62が主部材51の一端に相当し、第1接合部63が主部材51の他端に相当する。そして、各モータ側バスバー7は、各接続端子部62及び各第1接合部63が所定位置に配置されるように、本体部61が収容溝55内に収容されることにより、バスバーホルダ53に保持されている。なお、各接続端子部62の先端は略U字状に湾曲されており、対応するモータコイル23の引き出し線24が溶接等により接合されている。これにより、モータ2(モータコイル23)と各接続端子部62とが電気的に接続されている。
図3及び図4に示すように、各延長部材52は、モータ2の軸方向に延びるとともに制御装置3の制御装置側バスバー43に接続される伸長部65と、伸長部65の径方向外側に間隔を空けて配置される第2接合部66と、伸長部65と第2接合部66とを連結する連結部67とを有している。なお、伸長部65が延長部材52の一端に相当し、第2接合部66が延長部材52の他端に相当する。各延長部材52は、各第1接合部63と対応して所定位置に配置された状態で、絶縁性の樹脂材料からなる樹脂成形体68に保持されている。この樹脂成形体68は、円弧状に形成されるとともに、樹脂成形体68の上面には、制御装置3との相対位置を合わせるための位置決めピン68aが形成されている。なお、本実施形態では、各延長部材52は、インサート成形により樹脂成形体68と一体で形成されている。
連結部67には、軸方向に貫通した受容部としての貫通孔69が形成されている。なお、本実施形態の貫通孔69は、四角孔状に形成されている。また、樹脂成形体68には、軸方向に貫通した複数の挿通孔70が各貫通孔69と同軸上に形成されている。そして、第1接合部63は、貫通孔69及び挿通孔70を介して第2接合部66における伸長部65側(図4中、左側)に隣接して配置された状態で、該第2接合部66に溶接等により接合されている。これにより、主部材51と延長部材52とが電気的に接続されている。
伸長部65は、主部材51及び延長部材52がバスバーホルダ53に保持された状態で、カバー16の開口部16bを介してモータ2(カバー16)の上側に突出している。なお、伸長部65の軸方向長さは、第1接合部63の軸方向長さよりも十分に長く設定されている。そして、本実施形態の伸長部65は、コネクタ71を介して制御装置3の制御装置側バスバー43に接続されている。
具体的には、図4に示すように、コネクタ71は、上側(制御装置3側)に開口した挿入口72a及び下側(モータ2側)に開口した挿入口72bを有するボディ72と、ボディ72内に埋設された導電性材料からなる略S字状の導体片73とを備えている。そして、挿入口72aに制御装置側バスバー43が挿入されるとともに挿入口72bに伸長部65が挿入されることにより、制御装置側バスバー43と伸長部65とが導体片73を介して電気的に接続されている。これにより、制御装置側バスバー43と伸長部65とが電気的に接続されており、モータ2と制御装置3とがモータ側バスバー7を介して電気的に接続されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記のようにモータ側バスバー7が主部材51と延長部材52とに分割されており、軸方向に延びた伸長部65が、周方向に延びた本体部61とは別部材とされている。そのため、本体部に伸長部が一体で形成される場合に比べ、本体部61と一体で形成された軸方向に延びる部分を短くすることが可能になり、各主部材51及び延長部材52の打ち抜き時に金属板に無駄な余白が多く生じることが抑制される。
また、モータ2と制御装置3とは、モータ2にモータ側バスバー7が接続された状態で互いに組み付けられる。このとき、例えば伸長部65が制御装置3のケース41に接触することで、延長部材52に伸長部65を軸方向のモータ2側に押さえ付けるような荷重が作用することがある。また、本実施形態の伸長部65は、コネクタ71を介して制御装置3の制御装置側バスバー43に接続されるため、伸長部65をコネクタ71の挿入口72bに挿入する際に、延長部材52に伸長部65を軸方向からモータ2側に押さえ付けるような荷重(挿入力)が作用する。
ここで、上記のように第1接合部63は、貫通孔69を介して第2接合部66における伸長部65側に隣接して配置されているため、図5に示すように、延長部材52に伸長部65を軸方向からモータ2側に押さえ付けるような荷重が作用すると、第2接合部66は第1接合部63に近接するように動く。つまり、第1及び第2接合部63,66間には、これらが互いに密着するような荷重が作用する。これにより、延長部材52に伸長部65を軸方向からモータ2側に抑え付けるような荷重が作用しても、延長部材52が主部材51から外れることが抑制される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)モータ側バスバー7を、周方向に延びた本体部61を有する主部材51と軸方向に延びた伸長部65を有する延長部材52とに分割することで、これら主部材51及び延長部材52の打ち抜き時に金属板に無駄な余白が多く生じることが抑制されるため、モータ側バスバー7の材料歩留まりの向上させることができる。また、第1接合部63を第2接合部66における伸長部65側に配置して接合することで、上記のように延長部材52に軸方向の荷重が作用しても、延長部材52が主部材51から外れることが抑制されるため、これら主部材51と延長部材52との連結に係る信頼性を保持できる。
(2)伸長部65を、該伸長部65がモータ2の軸方向から挿入される挿入口72bを有するコネクタ71を介して制御装置3の制御装置側バスバー43に接続するようにしたため、容易にモータ側バスバー7を制御装置3に接続できる。したがって、例えばネジを用いて伸長部65と制御装置側バスバー43とを接続する場合ように、伸長部65近傍に工具を挿入可能な作業スペースを確保しなくてもよくなり、電動アクチュエータユニット1を小型化できる。ここで、コネクタ71を用いる場合には、伸長部65をコネクタ71の挿入口72bに挿入する際において、延長部材52に伸長部65を軸方向からモータ2側に押さえ付けるような荷重(挿入力)が作用することが避け難い。そのため、本実施形態のように第1接合部63を第2接合部66における伸長部65側に配置してこれらを接合することの効果は顕著なものとなる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、伸長部65をコネクタ71を介して制御装置3の制御装置側バスバー43に接続した。しかし、これに限らず、例えば図6に示すように、制御装置側バスバー43における伸長部65と反対側にナット81を固定し、モータ2の外周側からネジ82をナット81に螺着することで、制御装置側バスバー43と伸長部65とを接続してもよい。なお、この場合には、ネジ82を螺着する際に、伸長部65に径方向内側の荷重が作用するが、この荷重によって第2接合部66が第1接合部63に近接するように動くため、主部材51と延長部材52との連結が外れることが抑制される。つまり、第1接合部63を第2接合部66における伸長部65側に配置して接合することで、延長部材52に伸長部65を径方向の第2接合部66と反対側に押し付けるような荷重が作用する場合にも、延長部材52が主部材51から外れることを抑制できる。
また、伸長部65と制御装置側バスバー43とは、ヒュージング(抵抗溶接)やかしめ等によって接続してもよく、その態様は問わない。
・上記実施形態では、貫通孔69を四角孔状に形成したが、これに限らず、第1接合部63を挿入できれば、例えば丸孔状に形成してもよい。また、例えば図7(a)に示すように、貫通孔69を周方向のいずれか一方にも開口した切欠き状に形成してもよい。なお、このように貫通孔69を切欠き状とすることで、第1接合部63を連結部67の貫通孔69に挿入する際に、同挿入方向に生じるバリ等の影響を低減しつつ、主部材51と延長部材52とを連結できる。また、例えば図7(b)に示すように、貫通孔69から径方向内側に延び、連結部67及び伸長部65を二分割するようなスリット83を延長部材52に形成してもよい。
また、例えば図7(c)に示しように、延長部材52を金属線を折り曲げることで形成してもよい。具体的には、金属線からなる延長部材52は、径方向に沿って延びるとともにその両端から軸方向のモータ2側にそれぞれ折り曲げられたコ字状の部位により第2接合部66が構成され、第2接合部66の先端から互いに近接するように径方向内側に折り曲げられた部位により連結部67が構成され、連結部67の先端から軸方向の制御装置3側に折り曲げられた部位により伸長部65が構成されている。そして、第2接合部66と連結部67とにより囲まれた部分が軸方向に貫通した受容部84として構成されている。このように金属線を折り曲げて延長部材52を形成することで、受容部84の位置や形状を容易に変更することができる。
要は、連結部67に設けられる受容部は、第1接合部63を第2接合部66における伸長部65側に配置することができれば、その形状や態様等は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、第2接合部66及び連結部67を伸長部65の径方向外側に配置したが、これに限らず、第1接合部63が第2接合部66における伸長部65側に配置されて接合されればよく、第2接合部66及び連結部67を伸長部65の径方向内側に配置してもよい。
・上記実施形態では、モータ2にブラシレスモータを用いたが、これに限らず、例えばブラシ付きモータを用いてもよい。
・上記実施形態では、電動アクチュエータユニット1をステアリング操作を補助するための駆動源として用いたが、これに限らず、例えば電動ポンプの駆動源等の他の用途に用いてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)モータと、該モータの作動を制御する制御装置とが一体的に連結された電動アクチュエータユニットにおいて、前記モータと前記制御装置とは、前記モータに接続されたモータ側バスバーと、前記制御装置に接続された制御装置側バスバーとを接合することによって電気的に接続されており、前記モータ側バスバーは、一端が前記モータコイルに接続された主部材と、一端が前記制御装置側バスバーに接続された延長部材とからなるとともに、前記主部材の他端であり、前記モータの軸方向に延びる第1接合部と、前記延長部材の他端である第2接合部とを接合してなり、前記延長部材は、さらに、前記モータの軸方向に延びるとともに前記一端を含む伸長部と、前記伸長部が前記第2接合部に対して間隔を空けて配置されるように前記伸長部と前記第2接合部とを連結する連結部とを有し、前記連結部は、前記伸長部と前記第2接合部との間に前記第1接合部を受容可能に構成され、前記第1接合部は、前記第2接合部に対して前記伸長部側に配置された状態で、前記第2接合部に接合されたことを特徴とする電動アクチュエータユニット。
1…電動アクチュエータユニット、2…モータ、3…制御装置、7…モータ側バスバー、23…モータコイル、24…引き出し線、42…回路基板、43…制御装置側バスバー、51…主部材、52…延長部材、53…バスバーホルダ、61…本体部、62…接続端子部、63…第1接合部、65…伸長部、66…第2接合部、67…連結部、68…樹脂成形体、69…貫通孔、70…挿通孔、71…コネクタ、72a,72b…挿入口、81…ナット、82…ネジ、83…スリット、84…受容部。

Claims (2)

  1. モータと、該モータの作動を制御する制御装置とが一体的に連結された電動アクチュエータユニットにおいて、
    前記モータと前記制御装置との間に配置され、該モータと該制御装置とを電気的に接続するモータ側バスバーを備え、
    前記モータ側バスバーは、前記モータに接続された主部材と、前記制御装置に接続された延長部材とを互いに接合してなり、
    前記主部材は、前記モータの軸方向に延出された第1接合部を有し、
    前記延長部材は、前記モータの軸方向に延びるとともに前記制御装置に接続された伸長部と、前記伸長部に対して間隔を空けて配置された第2接合部と、前記伸長部と前記第2接合部とを連結するとともに前記モータの軸方向に貫通する受容部が形成された連結部とを有し、
    前記第1接合部は、前記受容部を介して前記第2接合部における前記伸長部側に配置された状態で、該第2接合部に接合されたことを特徴とする電動アクチュエータユニット。
  2. 請求項1に記載の電動アクチュエータユニットにおいて、
    前記伸長部は、該伸長部が前記モータの軸方向から挿入される挿入口を有するコネクタを介して前記制御装置に接続されたことを特徴とする電動アクチュエータユニット。
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