JP2014204394A - エレベータ非常通話装置用通話点検システム - Google Patents

エレベータ非常通話装置用通話点検システム Download PDF

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【課題】エレベータの非常通話装置の通話点検で異常判定された要因が送話回路か受話回路かを容易に判定可能なエレベータ非常通話装置用通話点検システムを提供する。【解決手段】このシステムでは、乗りかご22内で携帯可能な通話点検装置10の通話点検モード時に、装置10内で基準文字データ12を音声合成して生成し、インターホン23のマイク25に入力させて端末装置20及び通信回線40経由で監視センタ装置30の録音再生装置32での録音再生に供して返信されてインターホン23のスピーカ24から出力される音声信号、センタ装置30内で基準文字データ33を音声合成して生成され、回線40及び装置20経由でスピーカ24から出力される音声信号をそれぞれ入力した装置10内で音声認識して文字データ13、19に変換した後に基準文字データ12と比較した結果に基づいて、良否判定部51が良否判定した結果を結果表示部52に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの乗りかご内に設置される非常通話装置に対して通話点検を行う機能を持つエレベータ非常通話装置用通話点検システムに関する。
一般に、エレベータの非常通話装置は、乗りかご内とエレベータが設置されているビル内の居室(例えば管理人室や事務所)内との間において、それぞれインターホンを配設して通話を可能としたり、或いは居室内が無人でインターホンが応答しない場合に対応させ、通信回線を介して複数台のエレベータの異常発生を遠隔的に監視する監視センタ装置の電話を呼び出すことにより、エレベータに異常が発生して乗りかご内に利用者が閉じ込められたときに、乗りかご内と外部との通話を可能としている。
このようなエレベータの非常通話装置の通話点検に係る周知技術としては、点検者が現場に行くことなく確実に点検を行うことのできる「エレベータのインターホンシステム及びその点検方法」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開平7−123162号公報
上述した特許文献1に係る技術は、監視センタ装置側から送信された点検音をエレベータの乗りかご側の端末装置に設置された録音・再生装置で録音・再生し、再生された点検音が監視センタ装置側に返ったときに監視センタ装置側の点検者が送信した点検音と受信された点検音とを比較して通話点検を行うもので、これによりエレベータの乗りかご側での点検者の必要をなくし、監視センタ装置側に点検者が一人いればエレベータの非常通話装置の通話点検を行うことができるものである。
ところが、特許文献1に係る技術では、エレベータの非常通話装置における通話点検を録音・再生装置の送受話回路で音声信号を録音再生する機能により一括評価するため、異常判定された場合にその要因が装置における乗りかごから監視センタ装置への送話回路にあるか、或いは監視センタ装置から乗りかごへの受話回路にあるかが判然としないため、保守点検上で異常状態の原因究明・復旧の作業を行う際に有効な情報を与えられないという不便さの問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、エレベータの非常通話装置の通話点検で異常判定された場合にその要因が装置における送話回路か受話回路かを容易に判定可能なエレベータ非常通話装置用通話点検システムを提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、エレベータの乗りかご内に設けられると共に、集音手段及び音発声手段を備えた非常通話装置と、非常通話装置の呼び釦の押下操作を検出して通話通報を行う端末装置と、端末装置と通信回線を介して遠隔的に接続される監視センタ装置と、乗りかご内で使用されると共に、非常通話装置との間で音声信号を授受する携帯可能な通話点検装置と、を備えたエレベータ非常通話装置用通話点検システムにおいて、通話点検装置は、予め格納された基準文字データを音合成して第1の音声信号へと変換して集音手段に対して出力する第1の音声合成装置を備え、監視センタ装置は、集音手段から入力された第1の音声信号を端末装置から通信回線を経由して受信して録音すると共に、当該録音された当該第1の音声信号を再生して当該通信回線から当該端末装置を経由して音発声手段へ送信して音発声出力させる録音再生装置を備え、通話点検装置は、更に、録音再生装置から音発声手段へ送信された第1の音声信号の音声出力を入力して音声認識することで第1の文字データへ変換する音声認識装置と、第1の文字データと基準文字データとを比較する第1の比較機能を持つ比較装置と、を備え、監視センタ装置は、更に、基準文字データと同一の文字データの予め格納された基準文字データを音合成して第2の音声信号へと変換して音発声手段へ送信して音発声出力させる第2の音声合成装置を備え、音声認識装置は、音発声手段からの第2の音声信号の音声出力を入力して音声認識することで第2の文字データへ変換し、比較装置は、第2の文字データと基準文字データとを比較する第2の比較機能を持つことを特徴とする。
本発明のエレベータ非常通話装置用通話点検システムによれば、エレベータの乗りかご内で使用される携帯可能な通話点検装置の通話点検モードにおいて、通話点検装置内で基準文字データを音声合成して生成され、非常通話装置の集音手段に入力させて端末装置を介して通信回線経由で監視センタ装置側へ送信して録音・再生されると共に、通信回線経由で返信されて端末装置を介して非常通話装置の音発声手段から音発声出力される第1の音声信号、並びに監視センタ装置内で基準文字データを音声合成して生成され、通信回線経由で端末装置を介して非常通話装置の音発声手段から音発声出力される第2の音声信号をそれぞれ入力した通話点検装置内で音声認識することで別個な第1の文字データ、第2の文字データに変換した後に基準文字データと比較した結果に基づいて良否判定した結果を表示するため、異常判定された場合にその要因が非常通話装置における送話回路か受話回路かを容易に判定することができ、保守点検上で異常状態の原因究明・復旧の作業を行う際に有効な情報を得ることができるようになる。
本発明の実施例1に係るエレベータ非常通話装置用通話点検システムの基本構成を示したブロック図である。 図1に示したエレベータ非常通話装置用通話点検システムの各部間における動作処理の手順を示したフローチャートである。
以下に、本発明のエレベータ非常通話装置用通話点検システムについて、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るエレベータ非常通話装置用通話点検システムの基本構成を示したブロック図である。図1を参照すれば、このエレベータ非常通話装置用通話点検システムは、エレベータの乗りかご22内に設けられると共に、集音手段であるマイク25、及び音発声手段であるスピーカ24を備えた非常通話装置としてのインターホン23と、インターホン23の非常呼び釦26の押下操作を検出して通話通報を行う通信装置21を備えた端末装置20と、端末装置20の通信装置21と通信回線40を介して遠隔的に接続される通信装置31を備えた監視センタ装置30と、乗りかご22内で使用されると共に、インターホン23との間で音声信号を授受するマイク17及びスピーカ16を備えると共に、ディスプレイ(表示部)を備えた携帯可能な通話点検装置10と、を備えて構成される。
このエレベータ非常通話装置用通話点検システムでは、非常通話機能として、乗りかご22内の利用者がエレベータの故障発生等で閉じ込められる非常事態発生時に外部へ救出を求めるため、インターホン23の非常呼び釦26を押下操作すると、端末装置20がその押下状態の非常呼び信号を検出し、通信回線40を経由して監視センタ装置30の通信装置31へ通話通報を行い、これによって監視センタ装置30の監視員(オペレータ)との通話が可能となる機能を持つと共に、監視員が図示されない操作卓で通話処理を施し、所轄の管理営業所の担当保守点検作業員に乗りかご22内に閉じ込められている利用者を救出するための出動指示を出すことができるようになっている。
また、このエレベータ非常通話装置用通話点検システムでは、周知の保守点検機能として、保守点検作業員が乗りかご22内で携帯可能な通話点検装置10を使用し、通話点検開始釦18を押下操作した後、インターホン23が通話点検モードとなり、端末装置20の通信装置21が通話点検通報を実施して監視センタ装置30の通信装置31で受信されると、監視センタ装置30の録音再生装置32が通話点検通報を受信した後の音声信号を録音し、再生を指令し、この時点で保守点検作業員がインターホン23のマイク25に向かって音声を発し、その音声信号が録音再生装置32で録音・再生され、インターホン23のスピーカ24から再生された音声信号を作業員が聞き取り、インターホン23の良否判定を実施する機能を持つ。但し、この周知の保守点検機能ではインターホン23に対する通話点検を開始して異常判定された場合に、その要因が通話経路の送話回路系か受話回路系かを判定できないため、実施例1に係る保守点検機能ではその要因を判定可能な異常要因判定機能を持たせている。
以下は、係る異常要因判定機能について説明する。ここでのノート型パーソナルコンピュータ等を適用できる通話点検装置10には、インターホン23と同様に集音手段としてのマイク17、及び音発声手段としてのスピーカ16が具備されており、保守点検作業員が通話点検装置10のマイク17をインターホン23のスピーカ24、通話点検装置10のスピーカ16をインターホン23のマイク25に密着させて周囲の雑音が紛れ込まないようにしてから通話点検開始釦18を押下操作した後、通話点検装置10を測定待機状態にする。
次に、エレベータの乗りかご22を保守運転にしてインターホン23の非常呼び釦26を押下操作すると、インターホン23の通話点検モードとなり、端末装置20の通信装置21により通信回線40を経由して通話点検通報を通信装置31で受信した監視センタ装置30では、予めデータ格納部に記憶された基準文字データ33を第2の音声合成装置34で音合成して第2の音声信号へと変換して通信装置31を介して通信回線40、端末装置20の通信装置21を経由してインターホンのスピーカ24に送信して音発声出力させる。そこで、通話点検装置10では、インターホンのスピーカ24から音発声出力された第2の音声信号をマイク17で集音して入力すると、音声認識装置15が音声認識することで第2の文字データ19へ変換して比較装置11のデータ格納部に格納させる。通話点検装置10の比較装置11では、比較機能(システム上では第2の比較機能となる)により予めデータ格納部に格納した基準文字データ12(監視センタ装置30のデータ格納部に格納された基準文字データ33と同一の文字データ)と第2の文字データ19とを比較し、一致している文字数が予め定めた文字数以上であるか否かを判定し、予め定めた文字数以上であれば良結果とし、予め定めた文字数を下回れば否結果とし、その比較結果を第2の比較結果として保管部50へ保存する。
引き続き、通話点検装置10では、第1の音声合成装置14が予め比較装置11のデータ格納部に格納された基準文字データ12を音合成して第1の音声信号へと変換してスピーカ16を通して音発声出力してインターホン23のマイク23に入力させる。これにより、インターホン23のマイク23で集音された第1の音声信号は端末装置20の通信装置21から通信回線40を経由して監視センタ装置30の通信装置31で受信される。そこで、監視センタ装置30では、録音再生装置32が通信装置31を介して受信した第1の音声信号を録音した後、録音された第1の音声信号を再生して通信装置31を介して通信回線40及び端末装置20の通信装置21を経由してインターホン23のスピーカ24へ送信して音発声出力させる。通話点検装置10では、インターホンのスピーカ24から音発声出力された第1の音声信号をマイク17で集音して入力すると、音声認識装置15が音声認識することで第1の文字データ13へ変換して比較装置11のデータ格納部に格納させる。通話点検装置10の比較装置11では、比較機能(システム上では第1の比較機能となる)により予めデータ格納部に格納した基準文字データ12と第1の文字データ13とを比較し、一致している文字数が予め定めた文字数以上であるか否かを判定し、予め定めた文字数以上であれば良結果とし、予め定めた文字数を下回れば否結果とし、その比較結果を第1の比較結果として保管部50へ保存する。
更に、通話点検装置10の良否判定部51は、保管部50に保存された第1の比較結果、並びに第2の比較結果に基づいて、第1の比較結果が良結果であればエレベータの非常通話装置であるインターホン23の通話点検が良であると判定し、第1の比較結果が否結果であると共に、第2の比較結果が良結果であればインターホン23の送話回路不良と判定し、第1の比較結果が否結果であると共に、第2の比較結果が否結果であればインターホン23の受話回路不良と判定し、それぞれの判定結果を結果表示部52に表示する。
図2は、実施例1に係るエレベータ非常通話装置用通話点検システムの各部間における動作処理の手順を示したフローチャートである。図2を参照して各部間の動作処理を時系列で説明すれば、最初に保守点検作業員が通話点検時に乗りかご22内に乗り込み、携帯した通話点検装置10におけるスピーカ16、並びにマイク17をそれぞれインターホン23におけるマイク25、スピーカ24に密着させて周囲の雑音が紛れ込まないようにしてから通話点検開始釦18を押下し、通話点検装置10を測定待機状態とすることを前提として動作開始される。
そこで、測定待機状態では端末装置20によりエレベータ(乗りかご22)が保守運転設定されているか否かの判定(ステップT1)を行い、この判定結果で保守運転設定されていなければこの判定(ステップT1)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、保守運転設定されていればインターホン23の非常呼び釦26の押圧操作が有りか否かの判定(ステップT2)を行う。この判定の結果、押圧操作が無ければ最初の判定(ステップT1)の前に戻ってそれ以降の処理を繰り返すようにして待機するが、押圧操作が有ればインターホン23の通話点検モードとなり、通信装置21によって通信回線40を介して監視センタ装置30の通信装置31に対して通話点検通報の送信(ステップT3)を行う。
監視センタ装置30では、通信装置31により端末装置20の通信装置21から通信回線40経由で通話点検通報が受信されたか否かの判定(ステップU1)を行い、受信されていなければこの判定(ステップU1)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、通話点検通報が受信されていれば第2の音声合成装置34が基準文字データ33を音声合成することにより第2の音声信号に変換(ステップU2)した後、通信装置31により通信回線40及び端末装置20の通信装置21とインターホン23のスピーカ24とを経由して通話点検装置10のマイク17に対して第2の音声信号の送信(ステップU3)を行う。
通話点検装置10では、音声認識装置15によりマイク17で第2の音声信号が受信されたか否かの判定(ステップS1)を行い、受信されていなければこの判定(ステップS1)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、第2の音声信号が受信されていればその第2の音声信号を文字データに変換(ステップS2−1)してからその文字データを第2の文字データ19として比較装置11のデータ格納部に記録(ステップS2−2)した後、比較装置11の第2の比較機能により第2の文字データ19とデータ格納部に予め格納されている基準文字データ12と比較(ステップS3)する。比較の基準は一致している文字数が予め定めた文字数以上であるか否かによるもので、予め定めた文字数以上であれば良結果とし、予め定めた文字数を下回れば否結果とするもので、その第2の比較結果を保管部50に保管(ステップS4)する。
更に、通話点検装置10では、第1の音声合成装置14が比較装置11のデータ格納部に格納されている基準文字データ12(監視センタ装置30の第2の音声合成装置34が用いる基準文字データ33と同一の文字データ)を音声合成することにより第1の音声信号に変換(ステップS5)した後にスピーカ16を通してインターホン23のマイク25と端末装置20の通信装置21及び通信回線40とを経由して監視センタ装置30の通信装置31に対して第1の音声信号の送信(ステップS6)を行う。
監視センタ装置30では、通信装置31により第1の音声信号が受信されたか否かの判定(ステップU4)を行い、受信されていなければこの判定(ステップU4)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、第1の音声信号が受信されていればその第1の音声信号を録音再生装置32が録音・再生(ステップU5)した後、通信装置31により通信回線40及び端末装置20の通信装置21とインターホン23のスピーカ24とを経由して通話点検装置10のマイク17に対して再生音声信号(第1の音声信号)の送信(ステップU6)を行う。
通話点検装置10では、音声認識装置15によりマイク17で第1の音声信号が受信されたか否かの判定(ステップS7)を行い、受信されていなければこの判定(ステップS7)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、第1の音声信号が受信されていればその第1の音声信号を文字データに変換(ステップS8−1)してからその文字データを第1の文字データ13として比較装置11のデータ格納部に記録(ステップS8−2)した後、比較装置11の第1の比較機能により第1の文字データ13とデータ格納部に予め格納されている基準文字データ12と比較(ステップS9)する。ここでも、比較の基準は一致している文字数が予め定めた文字数以上であるか否かによるもので、予め定めた文字数以上であれば良結果とし、予め定めた文字数を下回れば否結果とするもので、その第1の比較結果を保管部50に保管(ステップS10)する。
更に、通話点検装置10では、良否判定部51が保管部50に保管されている第1の比較結果をチェック(ステップS11)した結果、良結果であれば非常通話装置であるインターホン23の通話点検は良(ステップS12)であるとして結果表示部52へその旨の表示を行ってから動作処理を終了するが、否結果であれば引き続いて第2の比較結果をチェック(ステップS13)する。この第2の比較結果をチェック(ステップS13)の結果、良結果であれば非常通話装置であるインターホン23の送信回路不良(ステップS14)であるとして結果表示部52へその旨の表示を行ってから動作処理を終了するが、否結果であれば非常通話装置であるインターホン23の受信回路不良(ステップS15)であるとして結果表示部52へその旨の表示を行ってから動作処理を終了する。
以上に説明した実施例1に係るエレベータ非常通話装置用通話点検システムによれば、エレベータの乗りかご22内で使用される携帯可能な通話点検装置10の通話点検モードにおいて、通話点検装置10内で基準文字データ12を音声合成して生成し、インターホン23のマイク25に入力させて端末装置20を介して通信回線40経由で監視センタ装置30側へ送信して録音・再生されると共に、通信回線40経由で返信されて端末装置20を介してインターホンのスピーカ24から音発声出力される第1の音声信号、並びに監視センタ装置30内で基準文字データ33を音声合成して生成され、通信回線40経由で端末装置20を介してインターホンのスピーカ24から音発声出力される第2の音声信号をそれぞれ入力した通話点検装置10内で音声認識することで別個な第1の文字データ13、第2の文字データ19に変換した後に基準文字データ12と比較した結果に基づいて良否判定した結果を表示する(詳しくは、上述したように第1の文字データ13に係る第1の比較結果、第2の文字データ19に係る第2の比較結果に基づいて、第1の比較結果が良結果であればインターホン23の通話点検が良、第1の比較結果が否結果であると共に、第2の比較結果が良結果であればインターホン23の送話回路不良、第1の比較結果が否結果であると共に、第2の比較結果が否結果であればインターホン23の受話回路不良と判定する)ため、異常判定された場合にその要因がインターホン23における送話回路か受話回路かを容易に判定することができ、保守点検上で異常状態の原因究明・復旧の作業を行う際に有効な情報を得ることができるようになる。
10 通話点検装置
11 比較装置
12、33 基準文字データ
13 第1の文字データ
14 第1の音声合成装置
15 音声認識装置
16、24 スピーカ
17、25 マイク
18 通話点検開始釦
19 第2の文字データ
20 端末装置
21、31 通信装置
22 乗りかご
23 インターホン
26 非常呼び釦
30 監視センタ装置
32 録音再生装置
34 第2の音声合成装置
40 通信回線
50 保管部
51 良否判定部
52 結果表示部

Claims (4)

  1. エレベータの乗りかご内に設けられると共に、集音手段及び音発声手段を備えた非常通話装置と、前記非常通話装置の呼び釦の押下操作を検出して通話通報を行う端末装置と、前記端末装置と通信回線を介して遠隔的に接続される監視センタ装置と、前記乗りかご内で使用されると共に、前記非常通話装置との間で音声信号を授受する携帯可能な通話点検装置と、を備えたエレベータ非常通話装置用通話点検システムにおいて、
    前記通話点検装置は、予め格納された基準文字データを音合成して第1の音声信号へと変換して前記集音手段に対して出力する第1の音声合成装置を備え、
    前記監視センタ装置は、前記集音手段から入力された前記第1の音声信号を前記端末装置から前記通信回線を経由して受信して録音すると共に、当該録音された当該第1の音声信号を再生して当該通信回線から当該端末装置を経由して前記音発声手段へ送信して音発声出力させる録音再生装置を備え、
    前記通話点検装置は、更に、前記録音再生装置から前記音発声手段へ送信された前記第1の音声信号の音声出力を入力して音声認識することで第1の文字データへ変換する音声認識装置と、前記第1の文字データと前記基準文字データとを比較する第1の比較機能を持つ比較装置と、を備え、
    前記監視センタ装置は、更に、前記基準文字データと同一の文字データの予め格納された基準文字データを音合成して第2の音声信号へと変換して前記音発声手段へ送信して音発声出力させる第2の音声合成装置を備え、
    前記音声認識装置は、前記音発声手段からの前記第2の音声信号の音声出力を入力して音声認識することで第2の文字データへ変換し、
    前記比較装置は、前記第2の文字データと前記基準文字データとを比較する第2の比較機能を持つことを特徴とするエレベータ非常通話装置用通話点検システム。
  2. 請求項1記載のエレベータ非常通話装置用通話点検システムにおいて、
    前記比較装置は、前記第2の比較機能で比較を行った後に前記第1の比較機能で比較を行うことを特徴とするエレベータ非常通話装置用通話点検システム。
  3. 請求項1又は2記載のエレベータ非常通話装置用通話点検システムにおいて、
    前記通話点検装置は、前記第1の比較機能、並びに前記第2の比較機能によりそれぞれ一致している文字数が予め定めた文字数以上であるか否かを判定し、当該予め定めた文字数以上であれば良結果とし、当該予め定めた文字数を下回れば否結果とする第1の比較結果、並びに第2の比較結果に基づいて、当該第1の比較結果が良結果であれば前記非常通話装置の通話点検が良であると判定し、当該第1の比較結果が否結果であると共に、当該第2の比較結果が良結果であれば当該非常通話装置の送話回路不良と判定し、当該第1の比較結果が否結果であると共に、当該第2の比較結果が否結果であれば当該非常通話装置の受話回路不良と判定する良否判定部を備えたことを特徴とするエレベータ非常通話装置用通話点検システム。
  4. 請求項3記載のエレベータ非常通話装置用通話点検システムにおいて、
    前記通話点検装置は、前記良否判定部による判定結果を表示する結果表示部を備えたことを特徴とするエレベータ非常通話装置用通話点検システム。
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