JP2014204239A - 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置 - Google Patents

非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014204239A
JP2014204239A JP2013077916A JP2013077916A JP2014204239A JP 2014204239 A JP2014204239 A JP 2014204239A JP 2013077916 A JP2013077916 A JP 2013077916A JP 2013077916 A JP2013077916 A JP 2013077916A JP 2014204239 A JP2014204239 A JP 2014204239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
communication
power
contact
communication unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013077916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014204239A5 (ja
JP6201380B2 (ja
Inventor
若林 尚之
Naoyuki Wakabayashi
尚之 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2013077916A priority Critical patent/JP6201380B2/ja
Priority to EP14162909.7A priority patent/EP2787595B1/en
Priority to US14/242,108 priority patent/US9812254B2/en
Publication of JP2014204239A publication Critical patent/JP2014204239A/ja
Publication of JP2014204239A5 publication Critical patent/JP2014204239A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201380B2 publication Critical patent/JP6201380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/006Details of transformers or inductances, in general with special arrangement or spacing of turns of the winding(s), e.g. to produce desired self-resonance
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】データ通信の性能を向上できる非接触通信コイルを提供する。
【解決手段】給電装置においては、共振コイルL2、送電コイルL1、及び通信コイル14は、互いに近接させて平面視で重なるように設けられる。通信コイル14は、共振コイルL2及び送電コイルL1に近い位置に配置される近接受信部141と、共振コイルL2及び送電コイルL1から遠い位置に配置される遠方受信部142から構成される。近接受信部141と遠方受信部142は直列に接続される。近接受信部141の一端はグランドに接続され、遠方受信部142の一端は受信部に接続される。
【選択図】図3

Description

本発明は、非接触通信コイルに関する。
従来、非接触方式で電力を供給・受電したり、データ通信を行う装置が知られている。
例えば特許文献1には、電力受信コイルとデータ受信コイルを備え、それらの接続点にそれらの相互インダクタンスにほぼ等しいインダクタンスを有する打ち消しコイルを接続する非接触通信媒体が開示されている。
これにより、電力受信コイルから放射される磁界によってデータ受信コイルに発生するノイズである起電力を打ち消し、データ受信の信頼性を向上できるとされている。
特開平4−305789号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、データ受信コイル自体には特に特徴がなく、別途打ち消しコイルが必要であった。
そこで、本発明は、データ通信の性能を向上できる構成を有した非接触通信コイルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る非接触通信コイルは、第1の通信部と、前記第1の通信部に直列接続される第2の通信部と、を備え、他のコイルに流れる電流によって前記第1の通信部及び前記第2の通信部に互いに逆方向の誘起電圧が発生する構成としている。
このような構成によれば、他のコイルに流れる電流によって非接触通信コイルに誘起される誘起電圧を抑制できる。従って、他のコイルによる影響を抑えてデータ通信の性能を向上できる。
また、上記構成において、前記第1の通信部は、長手方向に延在して前記長手方向に垂直な軸周りに巻かれた巻線を前記長手方向が周方向となるよう巻いて構成され、前記第2の通信部は、前記周方向に巻いた巻線であることとしてもよい。
また、上記構成において、前記第1の通信部は、前記第2の通信部に比して前記他のコイルの近くに配されることとしてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記第1の通信部及び前記第2の通信部の各中心軸は同心であることとしてもよい。これにより、非接触通信コイルの最外形サイズに対する通信エリアを広くすることができる。
また、上記いずれかの構成において、前記第1の通信部及び前記第2の通信部の各外形サイズは同一であることとしてもよい。これにより、非接触通信コイルの最外形サイズに対する通信エリアを広くすることができる。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、上記いずれかの構成の非接触通信コイルと、前記他のコイルである送電コイル及び前記送電コイルに結合された共振コイルと、を備えた構成としている。
このような構成によれば、送電コイル及び共振コイルに流れる電流により非接触通信コイルに誘起される誘起電圧を抑制でき、これらのコイルによる影響を抑えてデータ通信性能を向上できる。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、上記いずれかの構成の非接触通信コイルと、前記他のコイルであって共振コイルと共用された送電コイルと、を備えた構成としている。
このような構成によれば、共振コイルと共用された送電コイルに流れる電流により非接触通信コイルに誘起される誘起電圧を抑制でき、送電コイルによる影響を抑えてデータ通信性能を向上できる。
また、本発明の一態様に係る非接触受電装置は、上記いずれかの構成の非接触通信コイルと、前記他のコイルである受電コイル及び前記受電コイルに結合された共振コイルと、を備えた構成としている。
このような構成によれば、受電コイル及び共振コイルに流れる電流により非接触通信コイルに誘起される誘起電圧を抑制でき、これらのコイルによる影響を抑えてデータ通信性能を向上できる。
本発明の非接触通信コイルによると、他のコイルによる影響を抑えてデータ通信の性能を向上できる。
本発明の一実施形態に係る電気自動車の充電システムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る給電/受電装置のブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係る通信コイルの構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る近接受信部の一例を示す展開図(平面図)である。 本発明の第1実施形態に係る近接受信部の別の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る近接受信部の一例を示す展開図(平面図)である。 本発明の第2実施形態に係る給電装置のブロック構成図である。 本発明の第3実施形態に係る受電装置のブロック構成図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る給電装置と受電装置を電気自動車の充電に適用した場合の例を図1に示す。
図1に示す例では、充電スタンドや駐車場などにおいて、電気自動車25が駐車する箇所の地面に給電装置10が配置されており、受電装置20は電気自動車25の底面に配置される。給電装置10に対して受電装置20が対向して所定距離以内で離れた状態にて、給電装置10は磁界を放射し、受電装置20はその磁界を受けて電力を供給される。また、給電装置10と受電装置20の間では、給電の開始/停止の通知、給電状況の通知、互いの情報の交換などのために通信が行われる。
給電装置10と受電装置20の具体的な構成を示すブロック図を図2に示す。図2に示すように、給電装置10は、発振部11と、駆動部12と、変調部13と、通信コイル14と、受信部15と、制御部16と、送電コイルL1と、共振コイルL2と、共振コンデンサC1を備えている。また、受電装置20は、受電コイルL3と、共振コンデンサC2と、抵抗R1と、切替スイッチSW1と、受電回路21を備えている。
発振部11は、送電のための放射磁界の周波数を有する高周波信号を発生する。駆動部12は、発振部11により発生した高周波信号をスイッチングによって増幅し、送電コイルL1に高周波の電流を流す。変調部13は、受電装置20へデータを送信するときに、駆動部12を制御することによって放射磁界にASK(amplitude shift keying)変調を行う。
送電コイルL1は、高周波電流が流れることにより、送電のための磁界を放射する。共振コイルL2は、共振コンデンサC1と共振回路を構成する。共振コイルL2は、送電コイルL1が放射した磁界を受け、共振電流が流れることにより、送電のためのより大きな磁界を放射する。
通信コイル14(非接触通信コイル)は、受電装置20からのデータ受信のためのコイルであり、送電コイルL1及び共振コイルL2から放射される磁界の影響を受けずにデータ受信を行える。通信コイル14の詳細な構成については後述する。
受信部15は、受電装置20からデータを受信するために、通信コイル14で受信した信号をデータに復調する。
制御部16は、発振部11、駆動部12、変調部13、及び受信部15などの給電装置10の各部を制御する。
ここで、給電装置10から受電装置20への送電について説明すると、給電装置10における送電コイルL1に高周波電流を流すと、送電コイルL1と結合している共振コイルL2に共振電流が流れ、送電のための磁界が放射される。そして、受電装置20側では、この放射された磁界を受電コイルL3にて受け、受電コイルL3に発生する誘導起電力を電力として取り出す。受電回路21は、取り出された電力を例えばバッテリに充電する。
なお、図2に示すように受電装置20には共振コンデンサC2を設けて、受電コイルL3と共振回路を構成することが望ましいが、共振コンデンサC2は必須ではない。また、受電装置20側にも給電装置10と同様に、受電コイルとは別に共振コイルを設けてもよい。
また、給電装置10から受電装置20へのデータ通信について説明すると、給電装置10側では、変調部13による制御によって共振コイルL2から放射される磁界に変調を行う。そして、受電装置20側では、この放射された磁界を受電コイルL3にて受け、受電コイルL3で誘起電圧が発生する。受電回路21は、この発生した誘起電圧の変化からデータを取り出す。
また、受電装置20から給電装置10へのデータ通信について説明すると、受電装置20側では、抵抗R1に接続された切替スイッチSW1を送信データに応じて切替えることにより受電コイルL3の負荷インピーダンスを変化させ、受電コイルL3から磁界を放射する。そして、給電装置10側では、この放射された磁界を通信コイル14で受け、受信部15は通信コイル14で発生する誘起電圧の変化を検出することでデータを取り出す。
次に、通信コイル14の構成について説明する。図3に示すように、給電装置10においては、共振コイルL2、送電コイルL1、及び通信コイル14は、互いに近接させて平面視で重なるように設けられる。なお、図3では、各コイルを便宜上線分で示しているが、実際には当然に各コイルは太さを有する。
通信コイル14は、共振コイルL2及び送電コイルL1に近い位置に配置される近接受信部141と、共振コイルL2及び送電コイルL1から遠い位置に配置される遠方受信部142から構成される。近接受信部141と遠方受信部142は直列に接続される。近接受信部141の一端はグランドに接続され、遠方受信部142の一端は受信部15(図2)に接続される。
図3に示す近接受信部141は、図4に展開図を示すように、長手方向に延在して該長手方向に直交する軸S周りに一端が開口するコの字型に巻かれた巻線コイルを、長手方向が周方向となるように1回巻いたものである。送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束(例えば図3の磁束M1)が近接受信部141に鎖交する。即ち、図4に示す巻線で囲まれた領域Pを磁束が通過する。
図3に示す遠方受信部142は、近接受信部141の周方向に1回巻いた巻線で構成され、近接受信部141と中心軸を略同心として、且つ外径を略等しくしている。送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束(例えば図3の磁束M2)が遠方受信部142に鎖交する。また、送電コイルL1及び共振コイルL2より遠方に位置する受電装置20からデータ送信のために放射される磁束(例えば図3に示す磁束M3)が遠方受信部142に鎖交する。
ここで、送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束の鎖交によって遠方受信部142に発生する誘起電圧をe1、送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束の鎖交によって近接受信部141に発生する誘起電圧をe2、及び受電装置20から放射される磁束の鎖交によって遠方受信部142に発生する誘起電圧をe3とすると、通信コイル14に発生する誘起電圧は、e1−e2+e3で表される。即ち、e1と−e2は互いに逆方向の誘起電圧となる。なお、受電装置20から放射される磁束は近接受信部141には鎖交しないので、当該磁束によって近接受信部141に誘起電圧は発生しない。
本実施形態では、e1=e2、即ち、送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束の鎖交によって遠方受信部142に発生する誘起電圧と、送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流による磁束の鎖交によって近接受信部141に発生する誘起電圧の大きさが等しくなるように設計している。これにより、通信コイル14に発生する誘起電圧はe3となり、受電装置20からデータとして放射される磁束による誘起電圧のみを取り出すことができる。従って、送電コイルL1及び共振コイルL2からの放射磁界の影響を受けずに、データ受信の信頼性を高めることができる。
上記のように各誘起電圧の大きさを等しくする(e1=e2)には、近接受信部141の幅(図4の例では幅W)、近接受信部141の長手方向を周方向とする巻き数、及び遠方受信部142の巻き数を調整すればよい。
図3に示す例では近接受信部141の長手方向を周方向とする巻き数は1回としているが、複数回としてもよい。例えば、図4に示したコの字型に巻かれた巻線コイルを、長手方向を周方向とするように2回巻いて構成した場合の近接受信部141を、図5に示す。図5の例では、半径方向に2つの層が形成される構造となる。
また、図3に示す例では遠方受信部142は巻き数を1回としているが、これに限らず、複数回としてもよい。複数回としたほうがデータ受信電圧の向上のために望ましい。
また、図4に示す例では近接受信部141として、コの字型に巻いた巻線コイルを用いたが、上記誘起電圧の条件を満たすのであれば、例えば図6に示すように近接受信部141を、外形が略長方形状となるよう軸S周りに巻いた巻線コイルを長手方向を周方向とするように1回以上巻いた構成としてもよい。
また、図3に示す例では、近接受信部141と遠方受信部142は、中心軸を略同心とし、且つ外径も略同一(即ち外形サイズを略同一)としている。この条件は必須ではないが、これは、通信コイル14の最外形サイズに対する遠方受信部142のサイズ、即ち通信エリアを広くできるためであり望ましい。
なお、上記実施形態では、通信コイル14をデータ受信に用いる例を示したが、通信コイル14をデータ送信に用いてもよい。これにより、送電コイルL1及び共振コイルL2に流れる電流の影響を受けずに、高速なデータ送信を行うことが可能となる。
また、上記実施形態では、送電と通信コイル14によるデータ受信は同じ周波数を使用することを前提としているが、異なる周波数を用いても有効性は同じである。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る給電装置の構成を図7に示す。図7に示す給電装置30は、発振部31と、駆動部32と、通信コイル33と、通信回路34と、制御部35と、共振コンデンサC3と、送電コイルL4を備えている。
本実施形態の第1実施形態(図2)との相違点は、送電コイルL4を共振コイルと共用し、共振コンデンサC3と送電コイルL4により共振回路を構成することである。送電コイルL4に共振電流が流れることにより、磁界が放射されて受電装置(不図示)に送電される。
また、駆動部32により変調を行ってデータ送信するのではなく、通信コイル33と通信回路34を用いてデータの送受信を行う。
通信コイル33は、第1実施形態と同様に、送電コイルL4に近い位置に配置される近接受信部と、近接受信部に直列接続されて送電コイルL4から遠い位置に配置される遠方受信部とから構成される。
送電コイルL4に流れる電流による磁束の鎖交によって近接受信部及び遠方受信部に発生する逆方向の各誘起電圧の大きさは等しくなるように設計される。これにより、受電装置(不図示)からデータとして放射される磁束の鎖交によって遠方受信部に発生する誘起電圧のみを取り出すことができる。従って、送電コイルL4に流れる電流の影響を受けずに、データ受信の信頼性が向上する。
また、通信コイル33をデータ送信に用いる場合は、送電コイルL4に流れる電流の影響を受けずに、高速なデータ送信を行うことができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る受電装置の構成を図8に示す。本実施形態は、通信コイルを給電装置ではなく、受電装置側に適用した例である。図8に示す受電装置40は、通信コイル41と、受信部42と、受電回路43と、制御部44と、共振コンデンサC4と、共振コイルL5と、受電コイルL6と、抵抗R2と、切替スイッチSW2を備えている。
給電装置(不図示)から送電のため磁界が放射されると、共振コイルL5がこの磁界を受け、共振コンデンサC4と共振コイルL5から構成される共振回路に共振電流が流れる。共振電流により共振コイルL5に結合された受電コイルL6に誘導起電力が発生し、誘導起電力が電力として取り出される。
また、送信データに応じて抵抗R2に接続された切替スイッチSW2を切替えることにより、受電コイルL6の負荷インピーダンスを変化させてデータ送信を行う。
通信コイル41は、受電コイルL6及び共振コイルL5に近い位置に配置される近接受信部と、近接受信部に直列接続されて受電コイルL6及び共振コイルL5から遠い位置に配置される遠方受信部とから構成される。
受電コイルL6及び共振コイルL5に流れる電流による磁束の鎖交によって近接受信部及び遠方受信部に発生する逆方向の各誘起電圧の大きさは等しくなるように設計される。これにより、給電装置(不図示)からデータとして放射される磁束の鎖交によって遠方受信部に発生する誘起電圧のみを取り出すことができる。従って、受電コイルL6及び共振コイルL5に流れる電流の影響を受けずに、データ受信の信頼性が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
10 給電装置
11 発振部
12 駆動部
13 変調部
14 通信コイル
141 近接受信部
142 遠方受信部
15 受信部
16 制御部
L1 送電コイル
L2 共振コイル
C1 共振コンデンサ
20 受電装置
21 受電回路
L3 受電コイル
C2 共振コンデンサ
R1 抵抗
SW1 切替スイッチ
25 電気自動車
30 給電装置
31 発振部
32 駆動部
33 通信コイル
34 通信回路
35 制御部
40 受電装置
41 通信コイル
42 受信部
43 受電回路
44 制御部
C4 共振コンデンサ
L5 共振コイル
L6 受電コイル
R2 抵抗
SW2 切替スイッチ

Claims (8)

  1. 第1の通信部と、前記第1の通信部に直列接続される第2の通信部と、を備え、
    他のコイルに流れる電流によって前記第1の通信部及び前記第2の通信部に互いに逆方向の誘起電圧が発生する、非接触通信コイル。
  2. 前記第1の通信部は、長手方向に延在して前記長手方向に垂直な軸周りに巻かれた巻線を前記長手方向が周方向となるよう巻いて構成され、前記第2の通信部は、前記周方向に巻いた巻線であることを特徴とする請求項1に記載の非接触通信コイル。
  3. 前記第1の通信部は、前記第2の通信部に比して前記他のコイルの近くに配されることを特徴とする請求項2に記載の非接触通信コイル。
  4. 前記第1の通信部及び前記第2の通信部の各中心軸は同心であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非接触通信コイル。
  5. 前記第1の通信部及び前記第2の通信部の各外形サイズは同一であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の非接触通信コイル。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の非接触通信コイルと、前記他のコイルである送電コイル及び前記送電コイルに結合された共振コイルと、を備えた非接触給電装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の非接触通信コイルと、前記他のコイルであって共振コイルと共用された送電コイルと、を備えた非接触給電装置。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の非接触通信コイルと、前記他のコイルである受電コイル及び前記受電コイルに結合された共振コイルと、を備えた非接触受電装置。
JP2013077916A 2013-04-03 2013-04-03 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置 Active JP6201380B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013077916A JP6201380B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置
EP14162909.7A EP2787595B1 (en) 2013-04-03 2014-03-31 Non-contact communication coil, non-contact power feeding device, and non-contact power receiving device
US14/242,108 US9812254B2 (en) 2013-04-03 2014-04-01 Wireless power feeder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013077916A JP6201380B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014204239A true JP2014204239A (ja) 2014-10-27
JP2014204239A5 JP2014204239A5 (ja) 2017-02-09
JP6201380B2 JP6201380B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=50424064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013077916A Active JP6201380B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9812254B2 (ja)
EP (1) EP2787595B1 (ja)
JP (1) JP6201380B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027789A (ja) * 2012-09-05 2016-02-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 非接触充電装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104271384B (zh) 2012-05-09 2017-10-10 丰田自动车株式会社 车辆
US9735585B2 (en) * 2014-05-05 2017-08-15 Google Inc. Foreign object detection method for wireless charging systems
KR102332621B1 (ko) * 2014-11-21 2021-12-01 삼성전자주식회사 신호 송수신 회로 및 이를 포함하는 전자 장치
CN107925268B (zh) * 2015-06-03 2021-10-29 苹果公司 感应式功率接收器
KR102136216B1 (ko) * 2017-06-16 2020-07-21 주식회사 아모센스 차량용 무선전력 송신장치
DE102018212957B3 (de) 2018-08-02 2020-01-02 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Übertragung von daten von einem benutzerendgerät zu einem anderen gerät

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001109852A (ja) * 1999-10-07 2001-04-20 Toshiba Corp 無線情報処理装置
US20080211614A1 (en) * 2005-03-24 2008-09-04 Rudolf Mecke Inductive Rotary Transfer Device
JP2008288889A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Showa Aircraft Ind Co Ltd 信号伝送コイル通信装置
JP2012060850A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 共鳴型無線電力伝送装置および共鳴型無線電力伝送方法
JP2013219136A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Panasonic Corp コイルユニット及びコイルユニットを備える電力伝送装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04305789A (ja) 1991-04-02 1992-10-28 Omron Corp 非接触通信媒体
US5557206A (en) * 1995-02-23 1996-09-17 Geophex Ltd. Apparatus and method for detecting a weak induced magnetic field by means of two concentric transmitter loops
EP2428969B1 (en) * 2010-08-09 2016-10-19 Parspour, Nejila Coil arrangement for an inductive charging device
EP2685478A4 (en) * 2011-03-11 2014-09-10 Toyota Motor Co Ltd COIL UNIT, POWER TRANSMISSION DEVICE, EXTERNAL POWER SUPPLY DEVICE AND VEHICLE LOADING SYSTEM
JP2012244763A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sony Corp 給電装置、給電システムおよび電子機器
TWI479766B (zh) * 2011-08-04 2015-04-01 Fu Da Tong Technology Co Ltd Electronic charging structure of electronic device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001109852A (ja) * 1999-10-07 2001-04-20 Toshiba Corp 無線情報処理装置
US20080211614A1 (en) * 2005-03-24 2008-09-04 Rudolf Mecke Inductive Rotary Transfer Device
JP2008288889A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Showa Aircraft Ind Co Ltd 信号伝送コイル通信装置
JP2012060850A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 共鳴型無線電力伝送装置および共鳴型無線電力伝送方法
JP2013219136A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Panasonic Corp コイルユニット及びコイルユニットを備える電力伝送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027789A (ja) * 2012-09-05 2016-02-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 非接触充電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6201380B2 (ja) 2017-09-27
EP2787595A2 (en) 2014-10-08
EP2787595B1 (en) 2020-09-30
US9812254B2 (en) 2017-11-07
EP2787595A3 (en) 2016-04-27
US20140300198A1 (en) 2014-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6201380B2 (ja) 非接触通信コイル、非接触給電装置、及び非接触受電装置
JP5187071B2 (ja) 高周波電界結合器並びに結合用電極
JP4131294B2 (ja) アンテナコイル及びアンテナ装置
JP2010063245A (ja) 非接触給電装置
KR101827721B1 (ko) 차량용 안테나 모듈
JP2006060819A5 (ja)
US20130264885A1 (en) Wireless power transfer
JP2018537060A (ja) 背面が金属のデバイスのための近接場通信およびワイヤレス電力伝送デュアルモードアンテナ
JP6583599B1 (ja) アンテナ装置、通信システム、及び電子機器
KR20210042968A (ko) 무선 전력 전송을 위한 디바이스 및 방법
US10199885B2 (en) Methods and apparatus utilizing multi-filar alignment assistance in wireless power transfer applications
JP2018531569A6 (ja) ワイヤレス電力伝送用途におけるマルチファイラの位置合わせ支援を利用する方法および装置
JP5559312B2 (ja) 多負荷並列磁気回路における共有磁束を用いた電磁機器およびその動作方法
US20150213950A1 (en) Power receiving device and power transmitting device
JP2018011475A (ja) 受信装置及び無線伝送システム
JP6544441B2 (ja) 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム
JP5991269B2 (ja) ループアンテナ
KR102209058B1 (ko) 무선전력전송장치의 전력변환유닛
JP2010004257A (ja) ループアンテナ及び無線送受信装置
JP6173588B2 (ja) アンテナ装置
JP3518161B2 (ja) データ通信装置
JP2015100232A (ja) 非接触給電システム
JP2000286630A (ja) 送受信アンテナ
JP2011175311A (ja) 無線通信媒体
JP6323525B2 (ja) 整流器、整流装置、受信器および受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150323

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6201380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350