JP2014203283A - 書籍管理用電子タグ - Google Patents

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JP2014203283A
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哲朗 木村
Tetsuro Kimura
哲朗 木村
哲朗 和田
Tetsuro Wada
哲朗 和田
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Abstract

【課題】 従来の書籍管理用としてのテープタイプの電子タグは、磁気式タグと非接触式ICタグとによる作用パートが、ベースとなるテープ材の長手方向に沿った略中央位置にあるため、対象となる書籍の必要とされる電子タグの貼装位置が上下端に寄っていると、その貼装作業が非常に行いにくく、貼装状態も蛇行したり、捩れてしまい、タグとしての反応性も悪くなってしまうという点である。
【解決手段】 ベースとなるテープ材の一方側の面に長手方向に沿って磁気式テープからなる磁気式タグを固定するとともに、個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成される非接触式ICタグを有し、他方面に剥離紙を積合した書籍管理用電子タグにおいて、前記磁気式タグと非接触式ICタグとから成る作用パートを前記ベースとなるテープ材の長手方向に沿った一方端寄りに片寄せて配置してあることとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は書籍管理用電子タグに関し、その電子タグが具備された書籍個体の不正持出し、特に万引き等の犯罪防止と監視機能を有するとともに、その書籍個体の識別、情報管理を行なう非接触式ICタグを備えたテープタイプの書籍管理用電子タグの改良に関する。
前記した書籍管理用電子タグとして、不正行為を検知する磁気式テープからなる磁気式タグと、個体識別情報を有するICチップと送受信用アンテナからなる非接触式ICタグとをベースとなるテープ材の一面に同時に具有するものが、本願出願人が行なった特許文献1に記載されている。
この特許文献1に示されている電子タグはベースとなるテープ材の長手方向に沿った略中央位置に前記した磁気式タグ及び非接触式ICタグとからなる作用パートが設けられたものとなっている。そのため、その書籍管理用電子タグを対象となる書籍の必要とされる位置に貼装する手作業の際に、その位置が書籍の上下端に寄っていると非常に作業が行ないにくく、剥離紙を剥がす作業も煩わしくなり、ベースとなるテープ材が蛇行したり、捩れたりしてしまうこともあった。
特開2011−216062号公報
本願発明が解決しようとする問題点は、従来の書籍管理用としてのテープタイプの電子タグは、磁気式タグと非接触式ICタグとによる作用パートが、ベースとなるテープ材の長手方向に沿った略中央位置にあるため、対象となる書籍の必要とされる電子タグの貼装位置が上下端に寄っていると、その貼装作業が非常に行いにくく、貼装状態も蛇行したり、捩れてしまい、タグとしての反応性も悪くなってしまうという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る書籍管理用電子タグはベースとなるテープ材の一方側の面に長手方向に沿って磁気式テープからなる磁気式タグを固定するとともに、個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成される非接触式ICタグを有し、他方面に剥離紙を積合した書籍管理用電子タグにおいて、前記磁気式タグと非接触式ICタグとから成る作用パートを前記ベースとなるテープ材の長手方向に沿った一方端寄りに片寄せて配置してあることを特徴としている。
また、本発明に係る書籍管理用電子タグは前記したベースとなるテープ材の前記作用パートから端縁までは、剥離紙を剥がす作業をするためのエリアを設けてあることを特徴とし、前記したベースとなるテープ材の長さは140mm〜400mmとし、剥離紙を剥がすためのエリアの長さは10mm〜40mmとしてあることを特徴とし、前記した作用パートの長さは80mm〜140mmとしてあることを特徴としている
本発明に係る書籍管理用電子タグは上記のように構成されている。そのために、予め、磁気式タグと非接触式ICタグとによる作用パートがベーステープの長手方向に沿った一方端寄りに片寄せてあるため、対象となる書籍の貼付位置が上下端に寄っていてもスムーズに対応することができ、この作用パートを書籍の上下端に寄せて貼付することで、書籍が並べられる棚のセンサーとの情報交換も精度が高まり、何よりも手作業による貼付作業が容易となり、作用パートから端縁まで剥離紙の剥がし作業をするためのエリアが設けられているので、その剥離紙の剥がし作業も容易に行なうことができる。
本発明を実施した書籍管理用電子タグを示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図にあって1はベースとなるテープ材を示しており、このテープ材1はフレキシブルなプラスチック製のものが使用される。そして、本実施例に係る電子タグは書籍を対象として、不正持出し防止を図り、個体の情報を管理するため貼付装着されるもので、その貼付装着が行ない易いように幅は6mm以下とし、長さは、140mm〜400mmとされ、実施例にあってはB4サイズを縦方向とした大判の書籍にも対応できる360mmを想定しているもので、そのサイズでカットされた状態となっている。
このテープ材1の一方側の面上には、そのテープ材1の長手方向に沿った一方端寄り、図1にあっては右端寄りに非接触式ICタグ2が直線的に配置され、接着手段、例えば、0.17mm厚の両面テープによって固定されている。そしてその非接触式ICタグ2の長手方向に沿った左右位置に磁気式タグ3が接着剤等の固定手段によって固定されているもので、この非接触式ICタグ2を磁気式タグ3によって作用パート4を形成しており、この作用パート4の長さは本実施例にあって95mmとしている。
また、前記したテープ材1の他方面側(図にあっては裏面)には粘着剤層が設けられ、剥離紙(図示せず)が積合されたものとなっており、電子タグは書籍の電子タグ貼装位置へは、この剥離紙を剥がして、粘着剤層を露出させ貼着を行なうこととなる。
前記した非接触式ICタグ2はICチップ2aと、そのICチップ2aと電気的に接続されているアンテナ2bから構成されている。ここでアンテナ2bはアルミニウムや銅等の金属もしくは合金の非磁性材料で構成されている。このアルミニウムや銅は安価で、エッチング等の加工性が良く、良好な特性を得るためのアンテナ2bの材料として好適である。
また、非接触式ICタグ2は、UHF帯のマイクロ波を使用する無線方式のものとされ、アンテナ2bとして形状が棒状となるダイポールアンテナを用いることで良好な通信特性を得られるため、電子タグとしての形状を細型化することができる。ICチップ2aは個別情報をROMによって構成しておくことが好ましく、このICチップ2aに固有のIDのみをROMによって構成入力しておくことで、この固有IDをネットワーク上で管理すれば、小型で安価であり、改ざん不可能なICチップ2aとすることができる。
さらに、磁気式タグ3とは、一般的に、ゲートと対応させて、万引き等の不正持出し防止を目的として使用されるもの(磁性体と半硬質磁性体を組み合せた構成、もしくは磁性体のみの構成)であれば、特に限定されるのではないが、磁性体としては、好ましくは5mOe,1kHzの励振磁界における初透磁率が1000以上の高透磁率を持つ金属材料がよい。具体的には、Ni−Feを主成分とするパーマロイ,Fe−Si合金,アモルファス合金等が挙げられ、なかでもCo−Fe−Si−B,Co−Fe−Ni−Si−Bを主成分とするアモルファス金属材料は高透磁率特性を示すことから、特に好ましい。
尚、本願における磁性体材料の形態としては、円形断面、楕円断面、多角形断面を有する線材や、細幅の矩形断面を有する薄板や薄帯のものを用いることができる。また、磁化過程において、ある特定の励磁磁界(逆磁区形成限界磁界値)において、急速に磁化反転を生じる大バルクハウゼン不連続という磁気特性を示すFe−Co−Si−Bを主成分とするアモルファス金属材料も本願発明の磁性体として好ましい材料に挙げられる。
また、半硬質磁性体としては、保磁力が10エルステッド以上500エルステッド以下のものを用いることができ、種々のFe合金やCo合金を用いることができる。なかでもFe−Co−Cr系合金は、30エルステッド以上150エルステッド以下の優れた半硬質磁気特性を示すので、本願発明に好ましい材料である。また、半硬質磁性材料としては、長さが3mm以上のものを用いれば、半硬質磁性材料が着磁した場合に磁性体材料(例えば、軟磁性体材料)に充分な失活性能を付与することができ、好ましい。
本実施例における磁気式タグ3は半硬質磁性体をセグメント3aとして配置し、そのセグメント3aに磁性体の磁気式テープ3bを接続もしくは重合させて構成してある。図では磁気式テープ3bに1つのセグメント3aを接続するものとしてあるが、このセグメント3aの数は増加することができる。
また、ベースとなるテープ材1の前記した作用パート4の両側、特に、作用パート4からテープ材1の、その作用パート4が設けられた端部の端縁までの間に剥離紙を剥がすためのエリア5が形成されているため、剥離紙を剥がす作業も難なく行なうことができ、その剥離紙を剥がしながら、テープ材1の上面側を擦り付けることで精密な貼着作業を実行できる。尚、実施例でこのエリア5の長さは20mmを想定しており、その場合、作用パート4よりテープ材1の内寄りのエリア5aは15mmの計算となる。
本実施例に係る書籍管理用電子タグは上記のように構成されている。そのため、この電子タグの貼装作業は、ベースとなるテープ材1の両端を持って、テンションを与えながら貼装位置に押し当てることができ、剥離紙をエリア5を活用して剥がし、テープ材1の上面側を押し、必要に応じてローラ部材で擦り付けることで電子タグの貼装作業を実行できる。また、ベースとなるテープ材1の長さは、対象となる書籍のサイズによって当然に異なることとなり、作用パート4の長さも、非接触式ICタグ2と磁気式タグ3の配置の仕方によって異なってくるものであって、剥離紙を剥がすためのエリア5の長さもそれに対応して異なってくる。
本実施例における書籍管理用電子タグは上記のように構成されている。本発明は当然に使用対象を書籍としているが、他にも電子タグの貼装位置が片寄せられるような商品についても、書籍と同様に対応することは可能である。
1 ベースとなるテープ材
2 非接触式ICタグ
2a ICチップ
2b アンテナ
3 磁気式タグ
3a セグメント
3b 磁気式テープ
4 作用パート
5,5a 剥離紙を剥がすためのエリア

Claims (4)

  1. ベースとなるテープ材の一方側の面に長手方向に沿って磁気式テープからなる磁気式タグを固定するとともに、個体識別情報を有するICチップと送受信アンテナから構成される非接触式ICタグを有し、他方面に剥離紙を積合した書籍管理用電子タグにおいて、前記磁気式タグと非接触式ICタグとから成る作用パートを前記ベースとなるテープ材の長手方向に沿った一方端寄りに片寄せて配置してあることを特徴とする書籍管理用電子タグ。
  2. 前記したベースとなるテープ材の前記作用パートから端縁までは、剥離紙を剥がす作業をするためのエリアを設けてあることを特徴とする請求項1に記載の書籍管理用電子タグ。
  3. 前記したベースとなるテープ材の長さは140mm〜400mmとし、剥離紙を剥がすためのエリアの長さは10mm〜40mmとしてあることを特徴とする請求項2に記載の書籍管理用電子タグ。
  4. 前記した作用パートの長さは80mm〜140mmとしてあることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の書籍管理用電子タグ。
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