JP2006293599A - Icタグ - Google Patents

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耕司 田崎
Hironobu Ishizaka
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Abstract

【課題】 対象となる物品に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ対象物に関する固有情報のセキュリティ性にも優れるICタグを提供する。
【解決手段】 無線通信用のICチップと送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた、少なくとも1個以上の突起と、前記突起を挿入かつ固定する少なくとも1個以上の開口部とを備えているICタグ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICタグに関する。
近年、ICタグを用いる非接触式個体識別システムは、物のライフサイクル全体を管理するシステムとして、製造、物流、販売、リサイクルのすべての業態で注目されている。特にUHF波やマイクロ波を用いる電波方式のICタグは、ICチップに外部アンテナを取り付けた構造で数メートルの通信距離が可能であるという特徴によって注目されており、現在、大量の商品の物流管理や製造物履歴管理、セキュリティ管理等を目的にシステムの構築が進められている。13.56MHz帯を利用する電磁誘導方式のICタグを含めて、これらを利用した実証実験はアパレル、家電、航空、出版、農業等の各業界で進められており、一部の業界ではすでに実用化が図られている。
ICタグを用いた非接触式個体識別システムで大量の商品の物流及び物品管理を実現するためには、商品の1つ1つにICタグを取り付ける必要がある。そのためには安価なICタグを大量に生産しうる技術と、ICタグを種々の形状の被着体に容易に取り付ける技術が不可欠である。
マイクロ波を用いる電波方式のICタグとしては、例えば、株式会社日立製作所と株式会社ルネサステクノロジ社によって開発されたTCP(Tape Carrier Package)型インレットを用いたものが知られている。ここでインレットとは、非接触式固体識別用のICチップを送受信アンテナに実装したものであり、ICタグの中間形態である。
その他のインレット構造として、例えば、株式会社日立製作所により、外部電極が表裏面に1個ずつ形成されたICチップ(以下、両面電極チップ)を励振スリット型ダイポールアンテナに挟み込む構造が開発されている(特許文献1参照)。励振スリットを有するダイポールアンテナ構造は、このスリットの幅及び長さを変えることで、アンテナのインピーダンスとICチップの入力インピーダンスとを整合することが可能であり、良好な通信特性を得ることができる。
特開2004−127230号公報
一方、ICタグの取り付けに関しては、種々の物品の形状や材質に適したICタグを選択し取り付ける必要がある。現状では、塩化ビニルやPET等の有機樹脂フィルムによってカード状に成形されたタグを紐などで物品に取り付けたり、紙ラベルに加工されたICタグを物品に貼り付けたりする場合が多いが、カード状のタグを紐で取り付ける場合には対象物との密着性が悪いために取り扱い方によってはタグが外れてしまう場合や、紙ラベル状のタグでは貼り付けられる面の表面形状、サイズ等に制限がある。
また、ある物品に取り付けられたICタグを別の物品に付け替えることが容易にできる場合には、固有情報の信頼性や安全性が失われる可能性に注意する必要がある。本発明は、前記に鑑みてなされたものであり、対象となる物品に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ対象物に関する固有情報のセキュリティ性にも優れるICタグを提供するものである。
すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)無線通信用のICチップと送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた、少なくとも1個以上の突起と、前記突起を挿入かつ固定する少なくとも1個以上の開口部とを備えていることを特徴とするICタグ。
(2)突起が鋸歯状に連続して形成され、かつ開口部には前記鋸歯状の突起を任意の位置で固定するための三角歯状のストッパーが形成されていることを特徴とする項(1)に記載のICタグ。
(3)前記鋸歯状の突起と前記三角歯状のストッパーがほぼ直角三角形の形状であり、かつ前記鋸歯状の突起を開口部に挿入した場合に前記鋸歯と三角歯の各々の斜辺が対向する向きに形成され、前記鋸歯の直角部が開口部への挿入方向に対し後方に位置することを特徴とする項(2)に記載のICタグ。
(4)無線通信用のICチップと送受信アンテナが接続されたインレットと、前記インレットの少なくとも一つの面を被覆し、所定の突起及び開口部を形成するタグ基材とから構成されることを特徴とする項(1)から(3)いずれかに記載のICタグ。
(5)タグ基材が有機樹脂からなることを特徴とする項(4)に記載のICタグ。
(6)有機樹脂が、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタールから選択されることを特徴とする項(5)に記載のICタグ。
本発明のICタグによれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、ICタグを無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた少なくとも1個以上の突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部によって構成することにより、ICタグを物品に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ対象物に関する固有情報のセキュリティ性にも優れるICタグを実現することができる。
本発明のICタグは、無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた少なくとも1個以上の突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部によって構成されている。以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は例として示すものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1に、本発明のICタグの第1の形態を示した。図1(a)は上面から見た概略図であり、図1(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが配置されている。ベルト状のICタグの両側面には複数個の突起40が形成されており、一方の端には任意の突起を固定するための開口部50が形成されている。開口部は突起が通過できる幅の広幅部50aと、突起が形成されていない部分のみが通過できる狭幅部50bとから形成されており、広幅部50aに突起40を通した後、所定の突起が形成されていない部分を狭幅部50bにはめ込むことでICタグをループ状に固定することができる。
図1(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の概略図を示す。本形態によれば、狭幅部50bにはめ込まれた部分を広幅部50a側にずらすことによって固定を解除することができるため、対象物へICタグの取り付け及び取り外しを何度でも繰り返す場合に好適な構造である。
図2に、本発明のICタグの第2の形態を示した。図2(a)は上面から見た概略図であり、図2(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが配置されている。ベルト状のICタグの一方の側の一方の面に複数の球状突起41が形成されており、他方の側には複数の開口部51が形成されている。開口部51は球状突起41を押し当て力を加えることで挿入でき、かつ容易に抜けない大きさにしておくことで、ICタグをループ状に固定することができる。
図2(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の概略図を示した。本形態によれば、開口部51にはめ込まれた球状突起41を抜くことによって固定を解除することができるため、対象物へICタグの取り付け及び取り外しを何度でも繰り返す場合に好適な構造である。
図3に、本発明のICタグの第3の形態を示す。図3(a)は上面から見た概略図であり、図3(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが配置されている。ベルト状のICタグの一方の面に連続した複数の鋸歯状突起42が形成されており、一方の端には開口部52が形成されている。開口部52はベルト状のタグを挿入する開口部52aとその内側に形成された三角歯状のストッパー52bから構成されている。
図3(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の断面概略図を示した。鋸歯状突起42と三角歯状のストッパー52bをほぼ直角三角形の形状にし、鋸歯状突起42を開口部に挿入した場合に、前記鋸歯(鋸歯状突起)と三角歯(三角歯状のストッパー)の各々の斜辺が対向する向きで、かつ前記鋸歯の直角部が開口部52への挿入方向に対し後方に位置する方向に形成しておけば、ループ状にしたICタグを締め付ける方向には容易に突起を進められるが、引き抜く方向には進むことができない。すなわち、ICタグを一度対象物へ取り付けた後はICタグを切断することなく取り外すことができないため、対象物に関する固有情報のセキュリティ管理が必要な場合に特に好適な構造である。
図4に、本発明のICタグの第4の形態を示した。図4(a)は上面から見た概略図であり、図4(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが配置されている。ベルト状のICタグの一方の面に連続した複数の鋸歯状突起43が形成されており、一方の端には開口部53が形成されている。開口部53はベルト状のタグを挿入する開口部53aと、三角歯状のストッパー53bと、ストッパー支持部53cと、ストッパー解除用爪53dから構成されている。ICタグをループ状に固定する方法は第3の形態と同様であり、ループ状にしたICタグを締め付ける方向には容易に突起を進められるが、引き抜く方向には進むことができない。固定を解除する際には、ストッパー解除用爪53dを図4(b)に示したA方向に押すことによって、ストッパー支持部53cを支点に三角歯状のストッパー53bがB方向に動き、固定が解除できる。またストッパー解除用爪53dを折り取ることによって、固定の解除をできないようにすることができる。すなわち、対象物へICタグの取り付け及び取り外しを何度でも繰り返せると同時に、必要に応じて対象物に関する固有情報のセキュリティ管理をする場合に好適な構造である。
図5に、本発明のICタグの第5の形態を示した。図5(a)は上面から見た概略図であり、図5(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが配置されている。ICタグの一方の先端には円錐状突起44が形成されており、他方の端には円筒状の開口部54が形成されている。円筒状の開口部54は円錐状突起44を押し当て力を加えることで挿入でき、かつ容易に抜けない大きさにしておくことで、ICタグをループ状に固定することができる。
図5(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の断面概略図を示した。円錐状突起44を円筒状の開口部54に挿入すると引き抜く方向には進むことができない。すなわち、ICタグを一度対象物へ取り付けた後はICタグを切断することなく取り外すことができないため、対象物に関する固有情報のセキュリティ管理が必要な場合に好適な構造である。
図6に、本発明のICタグの第6の形態を示した。ICタグは必要に応じてその形状を自由に設計することができる。すなわち、図6(a)はICチップ11もしくは送受信アンテナ21がICタグの幅よりも大きい場合の例であり、図6(b)は表示ラベル60を貼り付けてICタグが有する以外の固有情報を表示する場合の例である。
図6は、本発明の第1の形態に示した、ICタグの両側面に複数の突起と一方の端に開口部を設けた場合の例であるが、ICタグを固定するための突起および開口部は、それ以外に第2から第5に示したような形状でもよく、さらにこれらの例に限定されるものではない。
本発明のICタグは、無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた少なくとも1個以上の突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部によって構成されたものであり、導電性材料からなる送受信アンテナに突起及び開口部が形成されたものであってもよい。また、ICチップと送受信アンテナとを電気的に接続したインレットと呼ばれるICタグの中間形態を作製した後に、タグ基材によってインレットを被覆し、かつ所定の突起及び開口部を形成したものであってもよい。
タグ基材としては、ループ状に固定するための柔軟性と、強度を有することから有機樹脂が望ましい。有機樹脂としては、特に、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール等の有機樹脂は、上記の条件を満足するために好適な材料である。
ICタグの成型方法は、ICチップ及び送受信アンテナが接続されたインレットが先に挿入されたICタグ基材をプレス用金型を用いて所定の形状に打ち抜いてもよく、またインレットを成型用金型に挿入した状態で樹脂を流し込み硬化するインサート成型法を用いてもよく、またこれらの方法に限定されるものでもない。
本発明の実施の形態を図1から図6を用いて説明したように、ICタグを無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた少なくとも1個以上の突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部によって構成することにより、ICタグを物品に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ対象物に関する固有情報のセキュリティ性にも優れるICタグを実現することができる。
以下、本発明の好適な実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお以下、送受信アンテナは、アンテナと略す。
(実施例1)
実施例1を、図7を用いて説明する。まず、図7(a)に示すような、ICチップ100を、アルミニウム箔をエッチング加工したアンテナ200に実装したインレットを準備した。アンテナには励振スリット210を形成し、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図った。
図7(b)は、図7(a)のA−A’に沿った断面図である。ICチップの2つの外部電極は励振スリットを跨いで右側と左側に各々接続されている。アンテナはポリエチレンテレフタレート(PET)からなるベース基材A220に支持されている。また、ICチップとアンテナとの空隙は封止樹脂300によって封止され、電気的絶縁性と強度を確保している。
次に、本発明の第3の形態として図3を用いて説明した、連続した鋸歯状の突起と、三角歯状のストッパーを有する開口部と、さらにインレットを埋め込むための凹み部を形成したベルト状のナイロン樹脂(ポリアミド系樹脂)からなるタグ基材を準備した。図7(c)には、開口部520aと三角歯状のストッパー520bと凹み部600とが形成されている部分を示した。なお、鋸歯状の突起は図中で省略した右側に形成されている。
次に、図7(d)に示すように、タグ基材の凹み部600にインレットを置いた。次に、図7(e)に示すように、インレットの上に、タグの表面がほぼ平坦になるようにシリコン樹脂700を用いて注型加工した。以上の工程にて、ICタグを得た。
(実施例2)
実施例2を、図8を用いて説明する。
まず、図8(a)に示すような、2つの外部電極が対向する各々の面に形成されたICチップ110を、アルミニウム箔をエッチング加工したアンテナ200に実装したインレットを準備した。アンテナには励振スリット210を形成し、ICチップとアンテナとのインピーダンスを図った。
図8(b)は、図8(a)のB−B’に沿った断面図である。ICチップは励振スリットの右側に配置されており、チップの下面に形成された外部電極を介してアンテナに接続されている。ICチップの上面に形成された外部電極はアルミニウム箔からなる短絡板230によって励振スリット210の左側のアンテナに接続されている。ICチップとアンテナ及び短絡板、アンテナと短絡板との接続は異方導電接着剤800を用いて電気的に接続すると同時に、アンテナと短絡板との空隙を封止し、電気的絶縁性と強度を確保している。また、アンテナ及び短絡板は各々ポリエチレンテレフタレート(PET)からなるベース基材A220及びベース基材B240に支持されている。次に、実施例1と同様な工程でインレットをタグ基材に埋め込み、図8(c)に示すようにシリコン樹脂700で注型加工し、ICタグを得た。
(実施例3)
実施例3を、図9を用いて説明する。
まず、図9(a)に示すように、長尺のポリエチレンテレフタレート(PET)からなるベース基材A220の上に、アルミニウム箔をエッチング加工して、励振スリットを有するアンテナ200を連続して形成した。
次に、図9(b)に示すように、アンテナの所定の位置に異方導電接着剤を介してICチップ100を接続し、インレットを作製した。次に、図9(c)に示すように、インレットの表裏面に、タグ基材としてポリエチレンテレフタレート(PET)とポリエステル系接着剤からなる2層構造の長尺のフィルム900を、接着剤がインレット側になる向きでラミネートし、前記の構成で真空プレス機を用いて130℃、0.3MPa条件で30秒間保持し、接着剤層を溶融することで各々の基材を一括して接着し、インレットを内蔵した長尺の基材810を作製した。なお、積層された後の基材の総厚みは約300μmである。
次に、図9(d)に示すように、インレットを内蔵した長尺の基材810の所定の位置に、打ち抜き加工によって開口部500を形成した。なお、開口部500は突起が形成された部分を挿入する広幅部500aと突起部を固定するための狭幅部500bからなる。次に、図9(e)に示すように、インレットを内蔵した長尺の基材810の所定の位置に、打ち抜き加工によって突起400を形成すると同時に個片化し、第1の形態として説明したICタグを得た。
本発明のICタグインレットによれば、次のような効果を得ることができた。すなわち、ICタグを無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた少なくとも1個以上の突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部によって構成することにより、ICタグを物品に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ対象物に関する固有情報のセキュリティ性にも優れるICタグを実現することができた。
(a)は、本発明のICタグの第1の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、本発明のICタグの第1の形態の一例を示す断面図であり、(c)は、本発明のICタグの第1の形態の使用時の構造を示す概略図である。 (a)は、本発明のICタグの第2の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、本発明のICタグの第2の形態の一例を示す断面図であり、(c)は、本発明のICタグの第2の形態の使用時の構造を示す概略図である。 (a)は、本発明のICタグの第3の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、本発明のICタグの第3の形態の一例を示す断面図であり、(c)は、本発明のICタグの第3の形態の使用時の構造を示す概略図である。 (a)は、本発明のICタグの第4の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、本発明のICタグの第4の形態の一例を示す断面図である。 (a)は、本発明のICタグの第5の形態の一例を示す平面図であり、(b)は、本発明のICタグの第5の形態の一例を示す断面図であり、(c)は、本発明のICタグの第5の形態の使用時の構造を示す概略図である。 本発明のICタグの第2の形態の使用時の構造を示す概略図である。 (a)は、実施例1に用いたインレットの構造を示す平面図であり、(b)は、(a)のA−A’に沿った断面を示す図であり、(c)〜(e)は、実施例1の工程を説明する図である。 (a)は、実施例2に用いたインレットの構造を示す平面図であり、(b)は、(a)のB−B’に沿った断面を示す図であり、(c)は、実施例2の工程を説明する図である。 (a)〜(e)は、実施例3の工程を説明する図である。
符号の説明
10、11:ICチップ
20、21:送受信アンテナ
40:突起
41:球状突起
42、43:鋸歯状突起
44:円錐状突起
50、51、52、53、54:開口部
50a:広幅部
50b:狭幅部
52a、53a:開口部
52b、53b:ストッパー
53c:ストッパー支持部
53d:ストッパー解除用爪
60:表示ラベル
100,110:ICチップ
200:アンテナ
210:励振スリット
220:ベース基材A
230:短絡板
240:ベース基材B
300:封止樹脂
400:突起
500:開口部
500a:広幅部
500b:狭幅部
520a:開口部
520b:ストッパー
600:凹み部
700:シリコン樹脂(注型樹脂)
800:異方導電接着剤
810:インレットを内蔵した長尺の基材
900:2層構造の長尺のフィルム
A:ストッパー解除用爪が動く方向
B:三角歯状のストッパーが動く方向


Claims (6)

  1. 無線通信用のICチップと送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために所定の位置に設けられた、少なくとも1個以上の突起と、前記突起を挿入かつ固定する少なくとも1個以上の開口部とを備えていることを特徴とするICタグ。
  2. 突起が鋸歯状に連続して形成され、かつ開口部には前記鋸歯状の突起を任意の位置で固定するための三角歯状のストッパーが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のICタグ。
  3. 前記鋸歯状の突起と前記三角歯状のストッパーがほぼ直角三角形の形状であり、かつ前記鋸歯状の突起を開口部に挿入した場合に前記鋸歯と三角歯の各々の斜辺が対向する向きに形成され、前記鋸歯の直角部が開口部への挿入方向に対し後方に位置することを特徴とする請求項2に記載のICタグ。
  4. 無線通信用のICチップと送受信アンテナが接続されたインレットと、前記インレットの少なくとも一つの面を被覆し、所定の突起及び開口部を形成するタグ基材とから構成されることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のICタグ。
  5. タグ基材が有機樹脂からなることを特徴とする請求項4に記載のICタグ。
  6. 有機樹脂が、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタールから選択されることを特徴とする請求項5に記載のICタグ。

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