JP2008009537A - Icタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】対象となる被着体に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ被着体が金属または金属を含むものであっても優れた通信性を有するICタグを提供する。
【解決手段】無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを封入したバンド状のICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために設けられた、少なくとも1個以上の固定用突起と、前記突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び前記送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に1個以上の突出部を備えていることを特徴とするICタグ。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICチップを搭載した非接触式個体識別装置に関して、安価で生産性に優れるICタグに関する。
近年、ICタグを用いる非接触式個体識別システムは、物のライフサイクル全体を管理するシステムとして、製造、物流、販売、リサイクルのすべての業態で注目されている。特にUHF波やマイクロ波を用いる電波方式のICタグは、ICチップに外部アンテナを取り付けた構造で数メートルの通信距離が可能であるという特徴によって注目されており、現在、大量の商品の物流管理や製造物履歴管理、セキュリティ管理等を目的にシステムの構築が進められている。
13.56MHz帯を利用した電磁誘導方式のICタグを含めて、これらを利用した実証実験はアパレル、家電、航空、出版、農業等の各業界で進められており、アパレル等の一部の業界ではすでに実用化が図られている。
ICタグを用いた非接触式個体識別システムで大量の商品の物流及び物品管理を実現するためには、商品の1つ1つにICタグを取り付ける必要がある。そのためには安価なICタグを大量に生産する技術と、ICタグを種々の形状のものに容易に取り付ける技術が不可欠である。
ICタグの取り付けに関しては、種々の物品の形状や材質に適したICタグを選択し取り付ける必要があり、その中で、棒または取っ手状のものに巻きつける用途や、ひも状のものを何本も纏めて束ねる用途に対し、本発明者らによって先に出願された「特願2005−111956」が提案されている。
しかしながら、被着体が金属棒や金属ワイヤを束ねたものである場合、ICタグがそれらの被着体に密着すると、ICタグが被着体と静電結合する等の電磁気的な影響が生じ、通信性能が著しく低下する場合がある。
本発明は、前記に鑑みてなされたものであり、対象となる被着体に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ被着体が金属または金属を含むものであっても優れた通信性を有するICタグを提供するものである。
すなわち、本発明は以下の通りである。
第1に、無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを封入したバンド状のICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために設けられた、少なくとも1個以上の固定用突起と、前記突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び前記送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に1個以上の突出部を備えていることを特徴とするICタグ。
第2に、無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを封入したバンド状のICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために設けられた、連続した鋸歯状の固定用突起と、前記鋸歯状の突起に係合する爪状のストッパーが形成された開口部と、前記ICチップ及び前記送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に1個以上の突出部を備えていることを特徴とするICタグ。
第3に、第1ないし第2に記載のICタグにおいて、前記突出部が1mm以上の高さであることを特徴とするICタグ。
第4に、第1から第3に記載のICタグにおいて、前記突出部が前記ICタグの長手方向に対し、ほぼ直角方向に畝状に形成されていることを特徴とするICタグ。
第5に、第1から第3に記載のICタグにおいて、前記突出部が半球状の突起であることを特徴とするICタグ。
第6に、第1から第5に記載のICタグにおいて、タグ材料が有機樹脂からなり、前記有機樹脂は、塩化ビニル樹脂、ナイロン(ポリアミド系樹脂)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール、エラストマー樹脂から選択されることを特徴とするICタグ。
本発明のICタグによれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために設けられた少なくとも1個以上の固定用突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に形成された突出部によってバンド状のICタグを構成することにより、対象となる被着体に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ被着体が金属または金属を含むものであっても優れた通信性を有するICタグを実現できる。
本発明のICタグは、無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために設けられた少なくとも1個以上の固定用突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に形成された1個以上の突出部によって構成されている。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は例として示すものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1に、本発明のICタグの第1の形態を示す。図1(a)は上面から見た概略図であり、図1(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが封入されている。
バンド状のICタグの両側面には複数個の固定用突起40が形成されており、一方の端には任意の突起を固定するための開口部50が形成されている。開口部は突起が通過できる幅の広幅部50a部と、突起が形成されていない部分のみが通過できる狭幅部50bとから形成されており、広幅部に突起部を通した後、所定の突起が形成されていない部分を狭幅部にはめ込むことでICタグをループ状に固定することができる。
ICタグが封入されている部分の少なくとも一方の表面には、ICタグを被着体にループ状に巻き付けて固定した際にICタグと被着体との密着を防止するための突出部60が形成されている。
図1(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の概略図を示す。本形態によれば、突出部が被着体70に対向するようにループ状に固定することにより、ICタグとの間に空間ができるために、被着体が金属であっても、ICタグとの間の電気的な結合を抑制し、通信特性が低下するのを防止することができる。
図2に、本発明のICタグの第2の形態を示す。図2(a)は上面から見た概略図であり、図2(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが封入されている。バンド状のICタグの一方の側の一方の面に複数の球状の固定用突起41が形成されており、他方の側には複数の開口部51が形成されている。開口部は球状の固定用突起を押し当て力を加えることで挿入でき、かつ容易に抜けない大きさにしておくことで、ICタグをループ状に固定することができる。
ICタグが封入されている部分の少なくとも一方の表面には、ICタグを被着体にループ状に巻き付けて固定した際にICタグと被着体との密着を防止するための突出部60が形成されている。
図2(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の概略図を示す。本形態によれば、第1の形態と同様に、突出部が被着体70に対向するようにループ状に固定することにより、ICタグとの間に空間ができるために、被着体が金属であっても、ICタグとの間の電気的な結合を抑制し、通信特性が低下するのを防止することができる。
図3に、本発明のICタグの第3の形態を示す。図3(a)は上面から見た概略図であり、図3(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが封入されている。バンド状のICタグの一方の面に連続した複数の鋸歯状の固定用突起42が形成されており、一方の端には開口部52が形成されている。開口部はバンド状のタグを挿入する開口部52aとその内側に形成された爪状のストッパー52bから構成されている。
ICタグが封入されている部分の、ループ状にロックした際に内側となる面には、ICタグを被着体に固定した際にICタグと被着体との密着を防止するための突出部60が形成されている。
図3(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の断面概略図を示す。本形態によれば、第1の形態及び第2の形態と同様に、突出部が被着体70に対向するようにループ状に固定することにより、ICタグとの間に空間ができるために、被着体が金属であっても、ICタグとの間の電気的な結合を抑制し、通信特性が低下するのを防止することができる。
また、鋸歯状の固定用突起と爪状のストッパーにより固定することで、ループ状にしたICタグを締め付ける方向には容易に突起を進められるが、引き抜く方向には進むことができないため、ICタグを一度対象物へ取り付けた後はICタグを切断することなく取り外すことができない、セキュリティ性の高いICタグが得られる。
図4に、本発明のICタグの第4の形態を示す。図4(a)は上面から見た概略図であり、図4(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが封入されている。バンド状のICタグの一方の面に連続した複数の鋸歯状の固定用突起43が形成されており、一方の端には開口部53が形成されている。開口部はバンド状のタグを挿入する開口部53aと、爪状のストッパー53bと、ストッパーの支持部53cと、ストッパー解除用爪53dから構成されている。
ICタグが封入されている部分の、ループ状にロックした際に内側となる面に、ICタグを固定した際にICタグと被着体との密着を防止するための突出部60が形成されている。
ICタグをループ状に固定する方法は第3の形態と同様であり、ループ状にしたICタグを締め付ける方向には容易に突起を進められるが、引き抜く方向には進むことができない。固定を解除する際には、ストッパー解除用爪を図4(b)に示した[1]方向に押すことによって、ストッパーの支持部を支点に爪状のストッパーが[2]方向に動き、固定が解除できる。ストッパー解除用爪を折り取ることによって、固定の解除をできないようにすることができる。
本形態によれば、第1の形態から第3の形態と同様に、突出部が被着体側に対向するようにループ状に固定することにより、ICタグとの間に空間ができるために、被着体が金属であっても、ICタグとの間の電気的な結合を抑制し、通信特性が低下するのを防止することができる。
図5に、本発明のICタグの第5の形態を示す。図5(a)は上面から見た概略図であり、図5(b)はその断面図である。本形態のICタグの内部には、ICチップ10とICチップが電気的に接続された送受信アンテナ20とが封入されている。ICタグの一方の先端には円錐状の固定用突起44が形成されており、他方の端には円筒状の開口部54が形成されている。円筒状の開口部は円錐状の固定用突起を押し当て力を加えることで挿入でき、かつ容易に抜けない大きさにしておくことで、ICタグをループ状に固定することができる。
ICタグが封入されている部分の少なくとも一方の表面には、ICタグを被着体にループ状に巻き付けて固定した際にICタグと被着体との密着を防止するための突出部60が形成されている。
図5(c)に、本形態をループ状に固定して使用する場合の断面概略図を示す。本形態によれば、第1の形態から第4の形態と同様に、突出部が被着体70に対向するようにループ状に固定することにより、ICタグとの間に空間ができるために、被着体が金属であっても、ICタグとの間の電気的な結合を抑制し、通信特性が低下するのを防止することができる。
また、円錐状の突起を円筒状の開口部に挿入すると引き抜く方向には進むことができないため、ICタグを一度対象物へ取り付けた後はICタグを切断することなく取り外すことができない、セキュリティ性の高いICタグが得られる。
本発明のICタグに形成する固定用突起の高さは、好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは1mm以上である。図6に、ICタグを金属棒に巻きつけた場合の、突出部の高さと通信距離の関係を示す。
このときのICタグ形態は前述の第3の形態に説明したバンド形状であり、使用したICチップは(株)日立製作所製ミューチップ、送受信アンテナは長さが40mmで幅が2.5mmの励振スリット型ダイポールアンテナである。また、読み取り機は、八木アンテナ製据え置き型リーダMRJ300と、セコニック(株)製ハンディ型リーダR001Mの2種類である。
図6から、突出部の高さを1mm以上にすると、いずれの読み取り機を用いた場合でも、読み取り距離が3cm以上得られ、安定した読み取りが可能である。すなわち、突出部は高さが1mm以上であることが好ましい。
本発明のICタグに使用されるタグ材料としては、ループ状に固定するための柔軟性と、強度を有することが望ましい。塩化ビニル樹脂、ナイロン(ポリアミド系樹脂)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール等の有機樹脂は、上記の条件を満足するために好適な材料であり、特にナイロン(ポリアミド系樹脂)は、柔軟性、強度、低価格のICタグを実現する上で好ましい。
本発明の実施の形態を図1から図6を用いて説明したように、無線通信用のICチップと、送受信アンテナと、ICタグをループ状に固定するために設けられた少なくとも1個以上の固定用突起と、突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に形成された1個以上の突出部によって構成することにより、対象となる被着体に対しループ状に巻きつけて容易に固定することができ、かつ被着体が金属または金属を含むものであっても優れた通信性を有するICタグを実現できる。
以下、本発明の好適な実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
実施例1を、図7を用いて説明する。
まず、図7(a)に示すような、ICチップ100と、アルミニウム箔をエッチング加工したアンテナ200に実装したインレットを準備した。使用したICチップは、(株)日立製作所製のミューチップである。アンテナには励振スリット210を形成し、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図っている。
図7(b)は、図7(a)のA−A‘に沿った断面図である。ICチップの2つの外部電極は励振スリットを跨いで右側と左側に各々接続されている。接続材料には、異方導電接着剤300(日立化成工業(株)製 AC−2052P−45)を使用した。アンテナはポリエチレンテレフタレート(PET)からなるベース基材220に支持されている。
次に、本発明の第3の形態として図3を用いて説明した、連続した鋸歯状の突起と、爪状のストッパーを有する開口部を形成したバンド状のナイロン樹脂からなるタグ基材を準備した。図7(c)には、開口部520aと爪状のストッパー520bとインレットを埋め込むための凹み部600とが形成されている部分を示した。なお、鋸歯状の突起は図中で省略した右側に形成されている。
次に、図7(d)に示すように、タグ基材の凹み部にインレットを置いた。
次に、図7(e)に示すように、インレットの上から、ナイロン樹脂を金型を用いて射出成形し、インレットを封入すると同時に、高さ1mmの畝状の突出部700を形成した。
以上の工程にて、ICタグを得た。
<実施例2>
実施例2を、図8を用いて説明する。
まず、図8(a)に示すような、2つの外部電極が対向する各々の面に形成されたICチップ110を、アルミニウム箔をエッチング加工したアンテナ200に実装したインレットを準備した。使用したICチップは、(株)日立製作所製のミューチップである。アンテナには励振スリット210が形成し、ICチップとアンテナとのインピーダンスを図っている。
図8(b)は、図8(a)のB−B‘に沿った断面図である。ICチップは励振スリットの右側に配置されており、チップの下面に形成された外部電極を介してアンテナに接続されている。チップの上面に形成された外部電極はアルミニウム箔からなる短絡板230によって励振スリットの左側のアンテナに接続されている。ICチップとアンテナ及び短絡板、アンテナと短絡板との接続は異方導電接着剤(日立化成工業(株)製 AC−2052P−45)300を用いて電気的に接続すると同時に、アンテナと短絡板との空隙を封止し、電気的絶縁性と強度を確保している。また、アンテナ及び短絡板は各々ポリエチレンテレフタレート(PET)からなるベース基材220及び240に支持されている。
次に、実施例1と同様な工程でインレットをタグ基材に封入すると同時に突出部700を形成し、図8(c)に示すICタグを得た。
(a)は本発明のICタグの第1の形態の一例を示す平面図である。(b)は本発明のICタグの第1の形態の一例を示す断面図である。(c)は本発明のICタグの第1の形態の使用時の構造を示す断面図である。 (a)は本発明のICタグの第2の形態の一例を示す平面図である。(b)は本発明のICタグの第2の形態の一例を示す断面図である。(c)は本発明のICタグの第2の形態の使用時の構造を示す断面図である。 (a)は本発明のICタグの第3の形態の一例を示す平面図である。(b)は本発明のICタグの第3の形態の一例を示す断面図である。(c)は本発明のICタグの第3の形態の使用時の構造を示す断面図である。 (a)は本発明のICタグの第4の形態の一例を示す平面図である。(b)は本発明のICタグの第4の形態の一例を示す断面図である。 (a)は本発明のICタグの第5の形態の一例を示す平面図である。(b)は本発明のICタグの第5の形態の一例を示す断面図である。(c)は本発明のICタグの第5の形態の使用時の構造を示す断面図である。 本発明のICタグの突出部の高さと読み取り距離の関係を示す図である。 (a)は実施例1に用いたインレットの構造を示す平面図である。(b)は(a)のA−A‘に沿った断面を示す図である。(c)〜(e)は実施例1の工程を説明する図である。 (a)は実施例2に用いたインレットの構造を示す平面図である。(b)は(a)のB−B‘に沿った断面を示す図である。(c)は実施例2の工程を説明する図である。
符号の説明
10、11:ICチップ
20:アンテナ
40:固定用突起
41:球状の固定用突起
42、43:鋸歯状の固定用突起
44:円錐状の固定用突起
50、51、52、53、54:開口部
50a:広幅部
50b:狭幅部
52a、53a:開口部
52b、53b:ストッパー
53c:ストッパーの支持部
53d:ストッパー解除用爪
60:突出部
70:被着体
100、110:ICチップ
200:アンテナ
210:励振スリット
220、240:ベース基材
230:短絡板
300:異方導電接着剤
500:開口部
520a:開口部
520b:ストッパー
600:凹み部
700:畝状の突出部

Claims (6)

  1. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを封入したバンド状のICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために設けられた、少なくとも1個以上の固定用突起と、前記突起を挿入固定する少なくとも1個以上の開口部と、前記ICチップ及び前記送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に1個以上の突出部を備えていることを特徴とするICタグ。
  2. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを封入したバンド状のICタグにおいて、前記ICタグをループ状に固定するために設けられた、連続した鋸歯状の固定用突起と、前記鋸歯状の突起に係合する爪状のストッパーが形成された開口部と、前記ICチップ及び前記送受信アンテナの封入部の少なくとも一方の面に1個以上の突出部を備えていることを特徴とするICタグ。
  3. 請求項1ないし請求項2に記載のICタグにおいて、前記突出部が1mm以上の高さであることを特徴とするICタグ。
  4. 請求項1から請求項3に記載のICタグにおいて、前記突出部が前記ICタグの長手方向に対し、ほぼ直角方向に畝状に形成されていることを特徴とするICタグ。
  5. 請求項1から請求項3に記載のICタグにおいて、前記突出部が半球状の突起であることを特徴とするICタグ。
  6. 請求項1から請求項5に記載のICタグにおいて、タグ材料が有機樹脂からなり、前記有機樹脂は、塩化ビニル樹脂、ナイロン(ポリアミド系樹脂)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール、エラストマー樹脂から選択されることを特徴とするICタグ。
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