JPH0592869U - Idタグ - Google Patents

Idタグ

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JPH0592869U
JPH0592869U JP3462692U JP3462692U JPH0592869U JP H0592869 U JPH0592869 U JP H0592869U JP 3462692 U JP3462692 U JP 3462692U JP 3462692 U JP3462692 U JP 3462692U JP H0592869 U JPH0592869 U JP H0592869U
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JP
Japan
Prior art keywords
tag
band
electronic circuit
information
laundry
Prior art date
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Pending
Application number
JP3462692U
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English (en)
Inventor
祐治 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP3462692U priority Critical patent/JPH0592869U/ja
Publication of JPH0592869U publication Critical patent/JPH0592869U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣服などへの取り付け・取り外しが可能なI
Dタグを提供して、例えばクリーニング業界における洗
濯物の管理システムの無人化をはかることを所期の目的
とする。 【構成】 非接触信号電装器群および電子部品群を実装
した電子回路と、この電子回路を保持するためのバンド
を備えており、そのバンドはポリアミド系樹脂等で作製
され、バックルによって両端部の繋ぎ合わせ、もしくは
切離しが自在な構造としている。このような構造とする
ことによって、物品へのタグ取り付けに、接着剤等が不
要となる結果、所期の目的を達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クリーニング業界において、衣服等の洗濯物を管理するのに用いる タグに関する。
【0002】
【従来の技術】
クリーニング業界では、紙製のタグを洗濯物に取り付けることで、その管理を 行っており、このタグとしては、従来、必要な情報をあらかじめ印刷したものが 使用されている。また、最近では、バーコード化した情報が印刷されたタグが使 われはじめてきている。
【0003】 さらに、近年のプリンタ機能の目覚ましい進歩に基づき、あらかじめ印刷した タグを用いる方法から、必要な情報を店頭で即座に印刷する方法への移行も検討 されつつある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、洗濯物をバーコードを用いて管理するといった技術の導入により、 情報の読み取りエラーが発生する確率が、目視で情報を読み取っていた場合に対 して大幅に減少するという効果をもたらした。しかしながら、情報読み取りの完 全自動化等を達成するには、いくつかの問題点が残されているのが現状である。
【0005】 すなわち、洗濯物に取り付けたバーコードタグは、洗濯のプロセスにおいて、 折れ曲がったりする可能性が非常に高いこと、また、洗濯物の形状は多種・多様 であるので、その取り付け位置が洗濯物ごとに異なるといった特異性があり、こ のため、タグ情報の読み取りの際には、タグの折れ曲がりを直したり、さらに、 バーコードリーダを、タグの取り付け位置まで接近させるなどの手作業が必要と なり、このことが、完全自動読み取りを実現化する上での大きな障害となってい る。
【0006】 ここで、物体認識の自動化技術の一つの手法として、無線通信とメモリ機能を 有し、リーダ,ライタからの無線による指令コードによって内部メモリがアクセ スされる構造の、いわゆるIDタグを用いた技術が実用化されつつあるが、この ようなIDタグは、現状では、形状がカード状や円柱状で、しかも物品等に接着 剤で貼着する構造のものしか存在しておらず、そのようなIDタグを、洗濯物の 情報認識に利用するとことは、現段階では困難である。
【0007】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的とすることろは、 洗濯物などの物品への取り付け・取り外しが可能の構造のIDタグを提供するこ とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明 すると、本考案は、非接触信号の伝送用の機能部品13,14ならびに情報の書 き込み・読み出し用の機能部品11,12などが実装された電子回路1と、この 電子回路1を保持するバンド2を備えている。そして、バンド2には、長手方向 の一端側と他端側との繋ぎ合わせ、もしくはその切離しを自在に行うための部材 (バックル)3が設けられていることによって特徴づけられる。
【0009】
【作用】
タグ取り付けは、例えば図3に示すように、衣服Cのボタン穴Hにバンド2の 一端側を差し込み、その先端部をバックル3に引っ掛けるといった作業を行うだ けで、接着剤等を用いることなく簡単に行うことができる。また、この装着状態 からバンド2の一端側をバックル3から抜き取ることで、衣服からの取り外しも 可能となる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 図1は本考案実施例の構成図で、(a) および(b) は、それぞれ、中央縦断面図 および外観斜視図を示す。
【0011】 まず、本考案実施例のIDタグの電子回路1の概略構成を、図2を参照しつつ 説明する。 このIDタグの電子回路1は、非接触信号伝送器として、受信アンテナ13と 送信アンテナ14を備えている。また、電子部品として、主制御部11とデータ メモリ12、ならびに受信信号を復調して主制御部11に導く復調器15,その 主制御部11からの信号を発振器17の周波数に基づいて変調して送信アンテナ 14へと導く変調/増幅器16,主制御部11の出力段に設けられた SP/PS変換 器11aを備えており、さらに各機能部品への電力供給用のバッテリ18を備え ている。以上の構成の電子回路1は、一般的なIDタグに用いられる電子回路と 同等な構成で、その全体が例えばエポキシ樹脂,ポイリミド樹脂あるいはセラミ ック材料など、電子回路で一般的に使用されるモールディング材でモールドされ ている。
【0012】 さて、本考案実施例では、図2に示した構造の電子回路1を、図1に示すよう に、可撓性材料製のバンド2の内部に埋め込んでいる。このバンド2は、その一 端部に結束用のバックル3が装着されたもので、一般に利用されている電線など の結束用のバンドと同様な構造のものである。また、その外形寸法は、全長Lが 160mm,幅wが10mmおよびバックルの幅Wが15mm程度である。
【0013】 次に、本考案実施例を、クリーニング店舗における洗濯物の管理システムに適 用した場合の使用例を説明する。 まず、店頭で預かった衣服に、図1に示した構造のIDタグ10をその場で取 り付ける。この取り付けは、例えば図3に示すように、衣服Cのボタン穴Hに、 ベルト2を差し込み、次いで、その先端をバックル3に差し入れて掛け合わせる ことによって行う。
【0014】 この取り付け作業を行った後に、IDタグ10に、客名,店名,預け入れ日時 ならびに伝票番号等を書き込む。この書き込み作業は、無線で行われるので、情 報書き込み用のライタ等を衣服に接近させる必要はない。また、その情報の書き 込みは、通常、1秒以内で完了する。
【0015】 この後、預かった衣服等は、クリーニング工場に運送されて所定のクリーニン グ処理が施されるわけであるが、その入荷から出荷までの一連の工程における物 流の管理は、取り付けられたIDタグ10を用いて行われる。さらに、出荷時に は、IDタグ10から客名等の情報を読み取って、その情報をプリンタでラベル に印刷して、そのラベルをクリーニング後の衣服の包装材に貼着する。そして、 クリーニング工場から出荷され、店頭に戻ってきた時点で、衣服からIDタグ1 0を取り外して、そのタグを次の洗濯物に再び使用する。
【0016】 ここで、電子回路1を保持するバンドとしては、図1に示した構造のほか、例 えば図4(a) ,(b) に示すように、球形の掛かり部42a・・42aが一定のピッ チで設けらたバンド部42と、その掛かり部42aを引っ掛けるバックル43に よって構成されるもの、あるいは図5(a) ,(b) に示すように、鋸刃状の掛かり 部52a・・52aが形成されたバンド部52とバックル53によって構成される ものなど、包装用分野あるいは電装分野等において一般に利用されている他の同 等の機構の結束用バンドと代替できることは勿論である。
【0017】 また、バンドの材質としては、可撓性を有する材料であれば特に限定されない が、洗濯物の管理を目的とする場合には、ドライクリーニング処理に耐え得る材 料を使用する必要があり、さらに耐久性および耐熱性などを考慮すると、ナイロ ン6あるいはナイロン66等に代表されるポリアミド系樹脂を用いることが好ま しい。さらに、バンド全体の外形寸法は、使用勝手および強度面に照らして、全 長が50〜200mm,幅が 3〜20mm, 最大厚さが 2〜10mm程度が好ましい。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、非接触信号伝送器群および電子部品群 が実装された電子回路を、ポリアミド系樹脂などで作製したバンドに装着した構 造としたので、物品への取り付けに接着剤が不要となり、例えば洗濯物などへの タグ取り付けが可能となる。これにより、従来のバーコードを利用した洗濯物管 理システムでは、そのコード読み取り時に人手がどうしても必要であったが、こ れを解消することが可能となり、その管理システムの無人化が実現可能となる。
【0019】 しかも、一度取り付けたタグを物体から容易に取り外すことができるので、タ グのリサイクル(回収・再使用)が可能となり、これによって、タグコストの低 減化をはかることができるとともに、消耗品が無くなってバーコードタグに対し て省資源化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の構成を示す部分断面図
【図2】本考案実施例の電子回路1の構成図
【図3】本考案実施例の使用例を説明する図
【図4】本考案の変形例を説明する図
【図5】本考案の変形例を説明する図
【符号の説明】
10・・・・IDタグ 1・・・・電子回路 2・・・・バンド(ポリアミド系樹脂) 3・・・・バックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 9/00 101 A 7130−3E G09F 3/00 M 7028−5G 3/14 Z 7028−5G // D06H 1/04

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触信号を用いて、被識別物体の識別
    情報もしくは被管理物体の管理情報などの情報の書き込
    みと、その読み出しとが可能な機能を有するタグであっ
    て、上記非接触信号の伝送用の機能部品ならびに上記情
    報の書き込み・読み出し用の機能部品が実装された電子
    回路と、この電子回路を保持するバンドを備えていると
    ともに、このバンドには、長手方向の一端側と他端側と
    の繋ぎ合わせ、もしくはその切離しを自在に行うための
    部材が設けられていることを特徴とするIDタグ。
JP3462692U 1992-05-25 1992-05-25 Idタグ Pending JPH0592869U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3462692U JPH0592869U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 Idタグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3462692U JPH0592869U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 Idタグ

Publications (1)

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JPH0592869U true JPH0592869U (ja) 1993-12-17

Family

ID=12419607

Family Applications (1)

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JP3462692U Pending JPH0592869U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 Idタグ

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