JP2014202770A5 - - Google Patents
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Description
従来から、小型表示パネルを観察するための接眼光学系が提案されている。このような接眼光学系として、物体側(表示パネル側)から像側(観察側)に順に、正レンズ、負レンズ、および、正レンズの3枚のレンズで構成された接眼光学系が知られている。
本発明の一側面としての接眼光学系は、物体側から観察側へ順に、正の屈折力を有する第1のレンズ、負の屈折力を有し、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2のレンズ、正の屈折力を有する第3のレンズから構成される接眼光学系であって、前記第2のレンズの焦点距離をf2、前記第1のレンズと前記第2のレンズの光軸上の間隔をd12、前記第2のレンズと前記第3のレンズの光軸上の間隔をd23、前記第1のレンズの観察側のレンズ面の近軸曲率半径をr12、前記第2のレンズの物体側のレンズ面の近軸曲率半径をr21とするとき、所定の条件式を満たす。
対角長が10mm〜15mmの小型の表示パネルを30度以上の視野角で拡大観察するには、強い正の屈折力を有する接眼光学系が必要である。このような接眼光学系に対して、像面湾曲や歪曲収差などの諸収差を適切に補正することは困難である。このような像面湾曲や歪曲収差などの諸収差の影響により、パネル周辺像の光学性能は低下する。また、各レンズには、強い正の屈折力および負の屈折力が必要である。このため、各レンズの平行方向のズレまたは各レンズの傾斜により生じる視度ズレ、すなわち偏芯敏感度が大きくなる傾向にある。そこで、像面湾曲、歪曲収差、および、偏芯敏感度を改善する(低減する)ため、本実施形態の接眼光学系は、物体側から射出側(観察側)に順に、第1のレンズL1、第2のレンズL2、および、第3のレンズL3から構成される。第1のレンズL1は、正の屈折力を有するレンズからなる。第2のレンズL2は、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなる。第3のレンズL3は、正の屈折力を有するレンズからなる。
各収差図および偏芯敏感度を示す図においては、ファインダー視度が−1ディオプター(標準視度)である場合を示している。また、各レンズ構成を示す断面図において、左側が物体側(液晶表示素子LCD側)、右側が射出側(観察側)である。
各実施例の接眼光学系は、物体側から射出側(観察側)に順に、第1のレンズL1、第2のレンズL2、および、第3のレンズL3を備えて構成される。第1のレンズL1は、正の屈折力を有する単レンズである。第2のレンズL2は、負の屈折力を有し、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の単レンズである。第3のレンズL3は、正の屈折力を有する単レンズである。また、液晶表示素子LCDの表示パネル面(接眼光学系の物体側)には、カバーガラスC0が設けられている。接眼光学系の射出側(観察側)には、射出窓部材C4が設けられている。各断面図において、EPはアイポイント(仮想絞り)である。また、ri(i=1〜11)は焦点面を基準として物体側からi番目の面の近軸曲率半径、di(i=1〜10)は物体側からi番目の面とi+1番目の面との間の軸上面間隔である。各収差図において、d、Fはそれぞれd線、F線である。ΔM、ΔSは、それぞれメリディオナル像面、サジタル像面である。
−0.47<(d12+d23)/f2<−0.38 …(1a)
また、各実施例の接眼光学系において、第1のレンズL1の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr12、第2のレンズL2の物体側の面の近軸曲率半径をr21とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(2)を満たす。
また、各実施例の接眼光学系において、第1のレンズL1の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr12、第2のレンズL2の物体側の面の近軸曲率半径をr21とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(2)を満たす。
−5.8<(r21+r12)/(r21−r12)<−4.5 …(2a)
また、各実施例の接眼光学系において、第2のレンズL2の物体側の面の近軸曲率半径をr21、第2のレンズL2の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr22とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(3)を満たすことが好ましい。
また、各実施例の接眼光学系において、第2のレンズL2の物体側の面の近軸曲率半径をr21、第2のレンズL2の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr22とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(3)を満たすことが好ましい。
1.1<(r22+r21)/(r22−r21)<1.95 …(3a)
また、各実施例の接眼光学系において、第1のレンズL1の物体側の面の近軸曲率半径をr11、第1のレンズL1の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr12とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(4)を満たすことが好ましい。
また、各実施例の接眼光学系において、第1のレンズL1の物体側の面の近軸曲率半径をr11、第1のレンズL1の射出側(観察側)の面の近軸曲率半径をr12とする。このとき、各実施例の接眼光学系は、以下の条件式(4)を満たすことが好ましい。
Claims (8)
- 物体側から観察側へ順に配置された、正の屈折力を有する第1のレンズ、負の屈折力を有し、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2のレンズ、正の屈折力を有する第3のレンズから構成される接眼光学系であって、
前記第2のレンズの焦点距離をf2、前記第1のレンズと前記第2のレンズの光軸上の間隔をd12、前記第2のレンズと前記第3のレンズの光軸上の間隔をd23、前記第1のレンズの観察側のレンズ面の近軸曲率半径をr12、前記第2のレンズの物体側のレンズ面の近軸曲率半径をr21とするとき、
−0.50<(d12+d23)/f2<−0.30
−6.1<(r21+r12)/(r21−r12)<−4.0
なる条件式を満たすことを特徴とする接眼光学系。 - 前記第2のレンズの物体側のレンズ面の近軸曲率半径をr21、前記第2のレンズの観察側のレンズ面の近軸曲率半径をr22とするとき、
1.0<(r22+r21)/(r22−r21)<2.0
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。 - 前記第1のレンズの物体側のレンズ面の近軸曲率半径をr11、前記第1のレンズの観察側のレンズ面の近軸曲率半径をr12とするとき、
−1.6<(r12+r11)/(r12−r11)<−0.8
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の接眼光学系。 - 前記第1のレンズの焦点距離をf1、全系の焦点距離をfとするとき、
0.8<f1/f<1.2
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の接眼光学系。 - 前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、および、前記第3のレンズはいずれも単レンズであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接眼光学系。
- 視度調節に際して前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、前記第3のレンズは一体的に移動すること特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の接眼光学系。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の接眼光学系と、該接眼光学系の物体側に配置された表示素子を有することを特徴とする電子ビューファインダ。
- 請求項7に記載の電子ビューファインダと、該電子ビューファインダで表示される物体像に相当する像を形成する撮影光学系と、該像を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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Family Applications (1)
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