JP2014202010A - 作業機械の燃料給油ホース格納構造 - Google Patents

作業機械の燃料給油ホース格納構造 Download PDF

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木村 庄吾
Shogo Kimura
庄吾 木村
真嗣 小堀
Shinji Kobori
真嗣 小堀
貴裕 島田
Takahiro Shimada
貴裕 島田
天野 浩二
Koji Amano
浩二 天野
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Abstract

【課題】専用の格納室を設けることなく燃料給油ホースを格納することができる作業機械の燃料給油ホース格納構造の提供。【解決手段】本発明に係る作業機械の燃料給油ホース格納構造は、旋回体1と、この旋回体1に搭載される燃料タンク12と、この燃料タンク12に燃料を供給する燃料給油ホース14を有する例えばミニショベルに設けられ、燃料給油ホース14が格納される所定箇所が、旋回体2上に設けられるエンジン室9の側部に形成され、エンジン室9内の機器、例えば油圧ポンプのメンテナンス時に活用される開口部13から成っている。メンテナンス時以外にあっては、エンジン室9のメンテナンス用の開口部13はメンテナンス扉10によって閉じられる。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料タンクに燃料を供給する燃料給油ホースを所定箇所に格納する油圧ショベル等の作業機械の燃料給油ホース格納構造に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、油圧ショベルの車体を形成する旋回体に、燃料給油ホースを格納する専用の格納室を設け、この格納室内において複数回巻き回した燃料給油ホースをフックによって保持させる構成としてある。
国際公開第WO 2009/104755号パンフレット
上述した従来技術は、旋回体上に燃料給油ホースを格納する専用の格納室を設けることから、燃料給油ホースを格納するための相応の大きさの設置空間を旋回体上に設けることが必要になる。したがって、作業機械が小型機械、例えばミニショベルなどにあっては、上述した設置空間の確保が難しいことから、上述した従来技術の適用が困難な場合が多い。
なお、従来技術にあっては、燃料給油ホースを複数回巻き回すようにしてフックで保持させるようにしてあるが、燃料給油ホースは一般に曲げ剛性が大きいことから、巻き回す際に多大の労力を必要とする。このために格納室への格納作業が煩雑になり、この格納作業の能率の向上を見込み難い。また、複数回巻き回した燃料給油ホースは、自身の弾性により外方に向って広がりやすい、つまり拡開しやすい傾向となる。この際の拡開力が燃料給油ホースのフック部分に常時与えられる。これによりフック部分の耐久性が低下しやすい問題もある。
本発明は、上述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、専用の格納室を設けることなく燃料給油ホースを格納することができる作業機械の燃料給油ホース格納構造を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、車体と、この車体に取り付けられた作業装置と、上記車体に搭載される燃料タンクと、上記燃料タンクに燃料を給油する燃料給油ホースとを有する作業機械に設けられ、上記燃料給油ホースを所定箇所に格納するようにした作業機械の燃料給油ホース格納構造において、上記燃料給油ホースが格納される上記所定箇所は、上記車体に形成され、上記車体に搭載される機器のメンテナンス時に活用される開口部から成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、車体に搭載される機器のメンテナンス時に使用される従来ではデッドスペースを形成していた開口部を、燃料給油ホースを格納する領域として活用することから、車体上に専用の格納室を設けることなく、燃料給油ホースを格納させることができる。
また本発明は、上記発明において、上記燃料給油ホースを、上記開口部において保持する保持部を備えたことを特徴としている。このように構成した本発明は、燃料給油ホースを保持部によって安定して車体上に保持させることができる。
また本発明は、上記発明において、上記燃料給油ホースの少なくとも一部が上記開口部の周縁に沿うように、上記保持部に上記燃料給油ホースを保持させたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、開口部の周縁に沿って燃料給油ホースを延設させ、燃料給油ホースを少ない巻き回し回数で保持部に保持させることができる。これにより燃料給油ホースの格納作業における労力を軽減できる。また、保持部に保持された燃料給油ホースの外方に広がる力、すなわち拡開力を小さく抑えることができる。
また本発明は、上記発明において、上記保持部は、上記燃料給油ホースの上部を保持する上部保持部と、上記燃料給油ホースの上記開口部の周縁に沿う中間部の動きを規制する中間保持部と、上記燃料タンク側に接続される端部の反対側に位置する上記燃料給油ホースの端部を保持する端部保持部とを含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、上部保持部と、中間部保持部と、端部保持部とによって、燃料給油ホースをより安定した状態で開口部において保持させることができる。
また本発明は、上記発明において、上記作業機械が、上記車体を構成する旋回体と、この旋回体に設けられるエンジン室とを有するミニショベルから成り、上記開口部が、上記エンジン室の側部に形成され、上記エンジン室内に配置される上記機器のメンテナンス時に活用される開口部から成り、上記エンジン室の床の上記開口部付近に、上記燃料給油ホースの下部が収納される凹部を有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、エンジン室の側部に形成される開口部はエンジン室内の機器のメンテナンスを可能とする比較的大きな開口面積を有するものとなり得るので、燃料給油ホースに対する大きな格納領域を確保でき、燃料給油ホースの巻き回し回数を1回とすることもできる。仮に巻き回し回数を1回とした場合には、曲げ剛性による影響を少なくして燃料給油ホースを開口部に格納させることができる。これにより、開口部に格納された燃料給油ホースの外方に広がる力、すなわち拡開力を小さく抑えることができる。また本発明は、燃料給油ホースの下部がエンジン室の床の開口部付近に形成された凹部に収納されるので、当該作業機械で実施される作業に伴う揺れ等の動きを少なくして安定した状態で燃料給油ホースを格納させることができる。
本発明に係る作業機械の燃料給油ホースの格納構造は、燃料給油ホースが格納される所定箇所が、車体に形成され、車体に搭載される機器のメンテナンス時に活用される開口部から成ることから、従来におけるような専用の格納室を設けることなく燃料給油ホースを格納することができる。これにより本発明は、燃料給油ホースの格納に際して設置空間に制約を受けやすいミニショベル等の小型機械にも容易に適用させることができる。
本発明に係る燃料給油ホース格納構造の一実施形態が備えられる作業機械の一例として挙げたミニショベルを示す側面図である。 図1に示すミニショベルに備えられる本発明に係る燃料給油ホース格納構造の一実施形態を示す図である。 図2に示す本実施形態を上方から見た斜視図である。 本実施形態の下方部分をエンジン室内側から見た図である。 図2に示す状態から燃料給油ホースを除いた状態を示す図である。 本実施形態に備えられる燃料給油ホースの上部保持部の配置形態を示す図である。 本実施形態に備えられる燃料給油ホースの上部保持部、及び燃料給油ホースの中間保持部をエンジン室の内部側から見た図である。 本実施形態に備えられる燃料給油ホースの端部保持部付近の状態を上方から見た斜視図である。 本実施形態に備えられる燃料給油ホースの上部保持部を示す平面図で、(a)図は斜視図、(b)図は平面図、(c)図は正面図、(d)図は側面図である。 本実施形態に備えられる燃料給油ホースの中間保持部を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は側面図、(c)図は斜視図、(d)図は裏面図である。 本実施形態に備えられる端部保持部を示す図で、(a)図は斜視図、(b)図は平面図、(c)図は側面図である。
以下、本発明に係る作業機械の燃料給油ホース格納構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る燃料給油ホース格納構造が備えられる作業機械、例えばミニショベルは、図1に示すように、走行体1と、この走行体1上に配置される旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可能に設けられ、土砂の掘削作業を行う作業装置3とを備えている。走行体1と旋回体2とによって車体が構成されている。作業装置3は、旋回体2に取り付けられるブーム4と、このブーム4の先端に取り付けられるアーム5と、このアーム5の先端に取り付けられるバケット6とを含んでいる。
旋回体2上には運転室7が配置され、後側位置には重量バランスを確保するカウンタウェイト8を備えている。運転室7とカウンタウェイト8との間には、図示しないエンジン、油圧ポンプ、ラジエータ等の熱交換器などが収納されるエンジン室9を設置してある。エンジン室9の側部には、開閉可能なメンテナンス扉10を取り付けてある。エンジン室9内のメンテナンス扉10に近い側には、油圧ポンプが配置され、メンテナンス扉10に対して油圧ポンプよりも遠い側には、油圧ポンプを駆動するエンジンが配置され、さらにメンテナンス扉10に対してエンジンよりも遠い側には、外部から吸い込まれる風によってエンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ等の熱交換器が配置されている。
このようなミニショベルに備えられる本実施形態に備えられる燃料給油ホースが格納される所定箇所は、車体、例えば旋回体2に形成され、旋回体2に搭載される機器のメンテナンス時に活用される開口部から成っている。
例えば図2−4に示すように、本実施形態は、上述した機器のメンテナンスに際し活用される開口部が、エンジン室9の側部に形成され、エンジン室9に配置される油圧ポンプ等の機器のメンテナンス時に活用される開口部13から成っている。この開口部13に上述した燃料給油ホース14を例えば1回巻き回して格納させた構成にしてある。メンテナンスの必要がないときなどにあっては、開口部13は上述したメンテナンス扉10によって閉じられる。
図2は、カウンタウェイト8、メンテナンス扉10、旋回体2の外装カバー等を除いて示した図であるが、この図2に示すように、エンジン室9に隣接した前側位置には作動油タンク11を配置してあり、この作動油タンク11のさらに前側位置には、燃料給油ホース14によって燃料が供給される燃料タンク12を配置してある。
また本実施形態は、燃料給油ホース14を、開口部13において保持する保持部を備えている。また、燃料給油ホース14の少なくとも一部を、開口部13の周縁に沿うように保持部に保持させてある。
上述した保持部は、図2−4に示すように、燃料給油ホース14の上部14aを保持する上部保持部20と、燃料給油ホース14の開口部13の周縁に沿う中間部14bの動きを規制する中間保持部21と、燃料タンク12側に格納される端部の反対側に位置する燃料給油ホース14の端部14cを保持する端部保持部22とを含んでいる。
また、図3に示すように、エンジン室9の床の開口部13付近に、燃料給油ホース14の下部14dが収納される凹部23を設けてある。
燃料給油ホース14の端部14cは、端部保持部22に対して容易に差し込み、抜き取りが自在となっている。この端部14cの反対側に位置する燃料給油ホース14の端部は、燃料を燃料タンク12に供給する燃料ポンプに接続されている。
図5−8は、燃料給油ホース14を除いて示した図であるが、エンジン室9には、図示しないエンジンを支持するエンジンマウント30を設けてある。また、後部位置には、上述したカウンタウェイト8が取り付けられる取り付け部31を設けてある。エンジン室9のカウンタウェイト8側の位置には、壁面を形成し剛性を有する仕切り板32を設けてある。
上述した保持部を構成する上部保持部20は、図6,7にも示すように、仕切り板32に固定したブラケット33に取り付けてある。保持部を構成する中間保持部21は、図7に示すように、仕切り板32に取り付けてある。保持部を構成する端部保持部22は、図8に示すように、旋回体2のフレームに固定してある。
図9に示すように、上部保持部20は、L字状に形成され、上述したブラケット33に固定される取り付け部材20aと、この取付け部材20aに例えば溶接され、それぞれ鉛直面に沿うように立設形成されて燃料給油ホース14の上部14aを保持する一対のU字状の係合部材20bとから成っている。一対の係合部材20bは、鋭角を形成するように互いに開かれている。これにより、燃料給油ホース14の上部14aを、損傷を生じるような力をほとんど与えることなく安定して保持させることができる。取付部材20aには、上部保持部20をブラケット33に取り付けるための図示しないボルトが挿入される一対の穴20a1を設けてあり、これらの穴20a1の裏面側の対応位置に、ボルトが螺合する一対のナット20a2を溶接してある。
図10に示すように、中間保持部21は、仕切り板32に取り付けられる取り付け部材21aと、この取り付け部材21aに例えば溶接され、水平面に沿うように形成される係合部材21bとから成っている。取り付け部材21aには、中間保持部21を仕切り板32に取り付けるための図示しないボルトが螺合する一対のナット21cを溶接してある。
図11に示すように、端部保持部22は、旋回体2のフレームに取り付けられる取り付け部材22aと、この取り付け部材22に例えば溶接され、上方に向かうように傾斜状に配置されて燃料給油ホース14の端部14cが挿入される円筒状の挿入部材22bとから成っている。例えば燃料給油ホース14の端部14cは、挿入部材22bに対し、挿入、離脱が容易に可能となっている。
このように構成した本実施形態にあって、燃料タンク12への燃料の供給時には、例えば燃料給油ホース14の端部14cを端部保持部22の挿入部材22bから抜き取り、燃料給油ホース14の上部14aが上部保持部20の係合部材20bから外され、中間部14bが中間保持部21の規制部材21bから取り出され、下部14dがエンジン室9の床の凹部23から取り出され、端部14cとは反対側に位置する燃料給油ホース14の端部から燃料が注入される。この際に燃料ポンプを駆動させることにより、燃料給油ホース14に導かれた燃料が燃料タンク12へ供給される。
燃料タンク12への燃料の供給後は、例えば燃料給油ホース14の下部20dがエンジン室9の床の凹部23に収納され、上部14aが上部保持部20の係合部材20bに掛けられ、中間部14bが中間保持部21の規制部材21b内に納められ、燃料給油ホース14の端部14cが端部保持部22の挿入部材22bに挿入される。
本実施形態によれば、車体に搭載される機器、例えば旋回体2上に設けられるエンジン室9に収納される油圧ポンプ等のメンテナンス時に使用され、従来はデッドスペースを形成していた開口部13を、燃料給油ホース14を格納する領域として活用することから、旋回体2上に専用の格納室を設けることなく、燃料給油ホース14を格納させることができる。これにより本実施形態は、燃料給油ホース14の格納に際して設置空間に制約を受けやすい当該ミニショベル等の小型機械にも容易に適用させることができる。
また本実施形態は、燃料給油ホース14を開口部13において保持する保持部を備えたことから、燃料給油ホース14を保持部によって安定して旋回体2上に保持させることができる。
この場合に本実施形態は、保持部が、燃料給油ホース14の上部14aを保持する上部保持部20と、燃料給油ホース14の中間部14bの動きを規制する中間保持部21と、燃料タンク12側に接続される端部の反対側に位置する燃料給油ホース14の端部14cを保持する端部保持部22とを含むことから、これらの上部保持部20と、中間保持部21と、端部保持部22とによって、燃料給油ホース14をより安定した状態で開口部13において保持させることができる。
また本実施形態は、燃料給油ホース14の少なくとも一部が開口部13の周縁に沿うように保持部に、燃料給油ホース14を保持させたことから、開口部13の周縁に沿って燃料給油ホース14を延設させ、この燃料給油ホース14を少ない巻き回し回数で保持部に保持させることができる。これにより燃料給油ホース14の格納作業の能率を向上させることができる。また、保持部に保持させた燃料給油ホース14の外方に広がる力、すなわち拡開力を小さく抑えることができ、保持部に与える負荷を軽減し、この保持部の耐久性を向上させることができる。
また本実施形態は、エンジン室9の側部に形成される開口部13は、エンジン室9の機器のメンテナンスを可能とする比較的大きな開口面積を有するものとなり得るので、燃料給油ホース14に対する大きな格納領域を確保でき、燃料給油ホース14の巻き回し回数を図2に示すように、例えば1回とすることができる。このように巻き回し回数を1回とした場合には、曲げ剛性による影響を少なくして燃料給油ホース14を開口部13に格納させることができる。これにより、開口部13に格納された燃料給油ホース14の外方に広がる力、すなわち拡開力を小さく抑えることができ、保持部の耐久性を確実に向上させることができる。
また本実施形態は、燃料給油ホース14の下部14dがエンジン室9の床の開口部13付近に形成された凹部23に収納されるので、当該ミニショベルで実施される作業に伴う揺れ等の動きを少ない安定した状態で燃料給油ホース14を格納させることができる。
また本実施形態は、燃料給油ホース14を開口部13に格納してあり、すなわちエンジン室9に収納されるエンジンから遠いメンテナンス扉10付近に燃料給油ホース14を格納してあることから、燃料給油ホース14に対するエンジンにおいて発生する高温の熱の影響を少なく抑えることができ、燃料給油ホース14の耐久性の確保に貢献する。
また本実施形態は、燃料給油ホース14の少なくとも一部を開口部13の周縁に沿うように、燃料給油ホース14をエンジン室9の開口部13に格納するようにしたことから、燃料給油ホース14を開口部13に格納した状態にあっても、燃料給油ホース14の内方に形成される比較的大きな開口から、エンジン室9の油圧ポンプ等の機器のメンテナンスを実施することができる。すなわち、開口部13に燃料給油ホース14を格納した状態でエンジン室9内の機器のメンテナンスを行うことができる。
また本実施形態は、高い剛性を確保し得る仕切り板32にブラケット33を介して上部保持部20によって燃料給油ホース14の上部14aを保持させ、仕切り板32に取り付けた中間保持部21によって燃料給油ホース14の中間部14bの動きを規制するようにしてあることから、この点でも安定した状態で燃料給油ホース14を格納することができる。
なお、上記実施形態では、エンジン室9に収納される油圧ポンプが配置される側の開口部13を、燃料給油ホース14を格納させる所定箇所に構成したが、本発明は、このように構成することには限られない。例えば、エンジン室9のラジエータ側に、ラジエータ等の機器をメンテナンスする開口部を設け、その開口部を燃料給油ホース14を格納させる所定箇所に構成してもよい。
このように構成したものも、上記実施形態と同様にメンテナンス用の開口部を有効活用して燃料給油ホース14を格納でき、上記実施形態と同等の作用効果が得られる。また、エンジンから遠いラジエータ側に燃料給油ホース14を格納することから、燃料給油ホース14に対するエンジンにおいて発生する高温の熱の影響を少なく抑えることができ、燃料給油ホース14の耐久性の確保に貢献する。また特に、このようにラジエータ側に形成されるメンテナンス用の開口部を燃料給油ホース14を格納する所定箇所とした場合、上記実施形態と同様に、格納した燃料給油ホースの内方に形成される開口を大きく保つことができるので、その開口によってラジエータ等の熱交換器を冷却するに十分な風量の冷却風の通路を確保することができる。
1 走行体
2 旋回体
3 作業装置
9 エンジン室
10 メンテナンス扉
12 燃料タンク
13 開口部
14 燃料給油ホース
14a 上部
14b 中間部
14c 端部
14d 下部
20 上部保持部
20a 取り付け部材
20a1 穴
20a2 ナット
20b 係合部材
21 中間保持部
21a 取り付け部材
21b 規制部材
21c ナット
22 端部保持部
22a 取り付け部材
22b 挿入部材
23 凹部
32 仕切り板
33 ブラケット

Claims (5)

  1. 車体と、この車体に取り付けられた作業装置と、上記車体に搭載される燃料タンクと、上記燃料タンクに燃料を給油する燃料給油ホースとを有する作業機械に設けられ、上記燃料給油ホースを所定箇所に格納するようにした作業機械の燃料給油ホース格納構造において、
    上記燃料給油ホースが格納される上記所定箇所は、上記車体に形成され、上記車体に搭載される機器のメンテナンス時に活用される開口部から成ることを特徴とする作業機械の燃料給油ホース格納構造。
  2. 請求項1に記載の作業機械の燃料給油ホース格納構造において、
    上記燃料給油ホースを、上記開口部において保持する保持部を備えたことを特徴とする作業機械の燃料給油ホース格納構造。
  3. 請求項2に記載の作業機械の燃料給油ホース格納構造において、
    上記燃料給油ホースの少なくとも一部が上記開口部の周縁に沿うように、上記保持部に上記燃料給油ホースを保持させたことを特徴とする作業機械の燃料給油ホース格納構造。
  4. 請求項3に記載の作業機械の燃料給油ホース格納構造において、
    上記保持部は、上記燃料給油ホースの上部を保持する上部保持部と、上記燃料給油ホースの上記開口部の周縁に沿う中間部の動きを規制する中間保持部と、上記燃料タンク側に接続される端部の反対側に位置する上記燃料給油ホースの端部を保持する端部保持部とを含むことを特徴とする作業機械の燃料給油ホース格納構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機械の燃料給油ホース格納構造において、
    上記作業機械が、上記車体を構成する旋回体と、この旋回体に設けられるエンジン室とを有するミニショベルから成り、
    上記開口部が、上記エンジン室の側部に形成され、上記エンジン室内に配置される上記機器のメンテナンス時に活用される開口部から成り、
    上記エンジン室の床の上記開口部付近に、上記燃料給油ホースの下部が収納される凹部を有することを特徴とする作業機械の燃料給油ホース格納構造。
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