JP2014200250A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液透過性層と、液不透過性層と、上記液透過性層及び上記液不透過性層の間に設けられた吸収体とを備えた吸収性物品であって、前記吸収体が、複数の吸収コア部分から成る吸収コアと、前記複数の吸収コア部分を固定するための基材シートとを含み、前記複数の吸収コア部分が、互いに離間して前記基材シートに固定されており、前記吸収コアが、セルロース系吸水性繊維と、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物をモノマー成分として含む熱可塑性樹脂繊維とを含有し、そして前記熱可塑性樹脂繊維が、前記吸水性繊維及び/又は他の熱可塑性樹脂繊維と連結していることを特徴とする吸収性物品。
【選択図】図1
Description
本発明の吸収性物品は、複数の吸収コア部分から成る吸収コアと、上記複数の吸収コア部分を固定するための基材シートとを含み、そして上記複数の吸収コア部分は、互いに離間して基材シートに固定されている。
連結により、吸収コアの強度(特に、液体吸収後の湿潤時強度)が向上する。連結の例としては、例えば、(i)熱可塑性樹脂繊維間の熱融着、(ii)熱可塑性樹脂繊維−吸水性繊維間の熱融着、(iii)熱可塑性樹脂繊維間、吸水性繊維間又は熱可塑性樹脂繊維−吸水性繊維間の水素結合等が挙げられる。なお、吸収コアが、熱可塑性樹脂繊維及び吸水性繊維以外のその他の繊維を含む場合、熱可塑性樹脂繊維及び/又は吸水性繊維は、その他の繊維と連結していてもよい。
D(g/cm3)=B(g/m2)/T(mm)×10-3
[式中、D、B及びTは、それぞれ、吸収コアの密度、坪量及び厚みを表す。]
吸収コア部分が30mm×30mm以上のサイズを有する場合には、吸収コア部分から30mm×30mmの試験片を3枚切り出し、標準状態(温度23±2℃,相対湿度50±5%)における各試験片の質量を直示天秤(例えば、研精工業株式会社製 電子天秤HF−300)で測定し、3つの測定値の平均値から算出した吸収コアの単位面積当たりの質量(g/m2)を、吸収コアの坪量とする。
なお、吸収コアの坪量の測定に関し、上記で特に規定しない測定条件については、ISO 9073−1又はJIS L 1913 6.2に記載の測定条件を採用する。
厚み計(例えば、株式会社大栄科学精器製作所製 FS−60DS,測定面44mm(直径),測定圧3g/cm2)により、標準状態(温度23±2℃,相対湿度50±5%)における吸収コアの異なる5つの部位(厚み計FS−60DSを使用する場合、各部位の直径は44mm)を定圧3g/cm2で加圧し、各部位における加圧10秒後の厚みを測定し、5つの測定値の平均値を、吸収コアの厚みとする。
また、上記坪量が約40g/m2未満であると、吸収コアの強度(特に、液体吸収後の湿潤時強度)が低下する傾向があり、そして上記坪量が約900g/m2を越えると、吸収コアの強度(特に、乾燥時強度)が高く、着用感に劣る傾向がある。
なお、以下、最大荷重時伸長率を、単に、伸長率と称する場合がある。
また、基材シートは、吸収性物品の長手方向において、上記範囲の伸長率を有してもよい。
(1)20℃60%RHの恒温恒湿室に引張試験機を準備する。
なお、上記引張試験機として、島津製作所製,AG−1kNIを用いる。
(2)試料を150mm×25mmのサイズの試料片にカットする。
なお、長辺(150mm)方向が、伸長率を測定する方向である。
なお、つかみ間隔L0は、100mmとする。
(4)荷重が最大の点におけるつかみ間隔:L1(mm)を読み取り、以下の式に従って、伸長率(%)を測定する。
伸長率(%)=100×[L1(mm)−L0(mm)]/L0(mm)
(5)測定を計5回繰り返し、その平均値を採用する。
なお、上記溶媒としては、異物を溶解させるが、基材シートを溶解しないものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、トルエン等の芳香族系溶媒が挙げられる。
また、複数の吸収コア部分は、吸収コアの液不透過性層側、吸収コアの液透過性層側、又は吸収コアの液不透過性層側及び液透過性層側の両方で基材シートに固定される。
(1)安田精機製作所社製のNo.311ガーレー式柔軟度試験機を20℃の65%RHの恒温恒湿室に準備する。
(3)測定試料を、イオン交換水中に、それが自重で沈下するまで浸漬するか、又は1時間以上水中に浸漬する。
上記2回の剛軟度の測定値の平均値を、第1セットの剛軟度として採用する。
(5)第1セット(計2回)の手順を、同一の測定試料で計10セット繰り返し、第1セット目の剛軟度と、第10セット目の剛軟度とを算出する。
ガーレ剛軟度保持率(%)
=100×第10セットの剛軟度(mN)/第1セットの剛軟度(mN)
に従って算出する。
なお、ガーレ剛軟度保持率が100%に近いほど、湿潤時において吸収性物品の剛性が低下しにくいことを意味する。
測定試料を可動アームのチャックに取り付け、左又は右に規定の速さで回転させて、測定試料の下端が振子から離れた時の目盛を読み取り、剛軟度S(mN)を以下の式に基づいて算出する。
[式中、Rは目盛板の読みであり、D1,D2,D3は振子支点からおもり取付位置までの距離(25.4mm(1in.),50.8mm(2in.),101.6mm(4in.))であり、W1,W2,W3はD1,D2,D3の孔に取り付けたおもりの質量(g)であり、Lはサンプル片の長さ(mm)であり、bはサンプル片の幅(mm)である。]
なお、測定は、KES(Kawabata’s Evaluation System for Fabrics)に基づいて実施し、以下に記載されていない条件については、「風合いの評価の標準化と解析(第2版)」(川端季雄著,社団法人日本繊維機械学会,風合計量と規格化研究委員会発行,1980年)に記載の測定条件を採用する。
吸収コアを、20mm×10mm(MD方向×CD方向)のサイズにカットし、試料を準備する。
(2)試験機器として、カトーテック(株)社製KES−FB2−AUTO−Aを準備する。
(4)試料を、イオン交換水中にそれが自重で沈下するまで浸漬させるか、又は1時間以上、水中に浸漬することにより、湿潤条件下の曲げ剛性を測定するための試料を調整する。
なお、測定は、温度23±2℃、相対湿度50±5%の室内で実施する。
試料を、そのMD方向に対して垂直に曲がるように試験機器に取り付け(クランプ間隔1cm)、曲率K=−2.5〜+2.5cm-1の範囲で、変形速度0.5cm-1/秒の等速度曲率の純曲げを実施し、サンプル単位長さ当りの曲げモーメントM(gf・cm/cm)を計測し、M−K曲線を作成する。M−K曲線における曲率K=0.5〜1.5の傾斜と曲率K=−0.5〜−1.5の傾斜の平均値を、サンプルの縦方向の曲げ剛性B1(gf・cm2/cm)とする。
B1とB2の平均値を算出し、試料の曲げ剛性B(N・m2/m)とする。
なお、本明細書では、湿潤条件下の試料の曲げ剛性を、BW(N・m2/m)と表記し、そして乾燥条件下の曲げ剛性を、BD(N・m2/m)と表記する。
曲げ剛性保持率(%)=100×BW/BD
に従って算出する。
以下、生理用ナプキンを例として、本発明の吸収性物品の実施形態を説明する。
第1実施形態に係る生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、液透過性のトップシート2と、液不透過性のバックシート3と、トップシート2及びバックシート3の間に設けられた吸収体4と、一対のサイドシート5a,5bとを備える。吸収体4は、複数の吸収コア部分9から成る吸収コア8と、基材シート10とを含む。複数の吸収コア部分9は、互いに離間して、固定部15を介して、基材シート10に固定されている。
図1では、複数の吸収コア部分9は、千鳥状に配置されている。図2に示されるように、複数の吸収コア部分9は、バックシート3側に配置される基材シート10に、バックシート3側で、固定部15を介して固定されている。
また、固定部15は、粘着部13a,13b,14と同様であり、上述の粘着剤と同様のものにより形成されうる。
また、基材シート10は、伸縮性を有することができ、伸縮性を有する基材シートとしては、例えば、特開2008−248460号に記載される伸縮性不織布が挙げられる。
第2実施形態では、トップシート2とバックシート3との間に、吸収コア8に代えて、吸水性繊維及び熱可塑性樹脂繊維を含有する混合材料に高圧水蒸気を噴射して高密度化することにより得られた吸収コア8'(図示せず)が設けられている。なお、吸収コア8'の構成は、高圧水蒸気の噴射を利用して密度調整されている点を除き、吸収コア8の構成と同一であり、必要がある場合を除き、説明を省略する。
第3実施形態に係る生理用ナプキンでは、複数の吸収コア部分が、長手方向(Y軸方向)と平行且つ幅方向(X軸方向)と平行に配置されている。
以下、第3実施形態に係る生理用ナプキンについて説明するが、第3実施形態に係る生理用ナプキンでは、吸収コア部分の配列を除いて第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同一であるため、同一部分の説明は省略する。
第4実施形態に係る生理用ナプキンでは、複数の吸収コア部分が、サイズの異なる2種の吸収コア部分を含む。
以下、第4実施形態に係る生理用ナプキンについて説明するが、第4実施形態に係る生理用ナプキンでは、吸収コア部分のサイズを除いて第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同一であるため、同一部分の説明は省略する。
なお、図4では、説明のため、トップシート及びサイドシートが省略されている。
第5実施形態に係る生理用ナプキンでは、複数の吸収コア部分が、密度の異なる2種の吸収コア部分を含む。
以下、第5実施形態に係る生理用ナプキンについて説明するが、第5実施形態に係る生理用ナプキンでは、吸収コア部分の密度を除いて第1実施形態に係る生理用ナプキン1と同一であるため、同一部分の説明は省略する。
なお、図4では、説明のため、トップシート及びサイドシートが省略されている。
例えば、図6に示されるように、吸収コア部分9が、トップシート2側の面に複数の畝部41及び溝部42を有することができる。
なお、図6は、図1のII−II線における端面図に相当する。
例えば、図7に示されるように、吸収コア部分9が、バックシート3側の面に複数の畝部43及び溝部44を有することができる。
なお、図7は、図1のII−II線における端面図に相当する。
[第1工程(I)]
機械方向MDへ回転するサクションドラム151の周面151aには、吸収コア材料を詰める型として凹部153が周方向に所要のピッチで形成されている。サクションドラム151が回転して凹部153が材料供給部152へ進入すると、サクション部156が凹部に作用し、材料供給部152から供給された吸収コア材料は凹部153に真空吸引される。
なお、キャリアシート150は、後に吸収コアの基材シートを形成する。
このような構成を有することにより、カッター等の切断手段を用いることなく、複数の吸収コア部分を簡易に製造することができる。
キャリアシート150上に転写された層状材料224は、サクションドラム151の周面151aから離れて機械方向MDへ走行する。キャリアシート150には、未圧縮の状態にある層状材料224が機械方向MDにおいて間欠的に並んでいる。加熱部103は、層状材料224の上面に対して、加熱部104は、層状材料224の下面に対して、135℃に加熱された空気を風速5m/秒で吹き付ける。これにより、層状材料224中に含まれる熱可塑性樹脂繊維が溶融し、熱可塑性樹脂繊維同士、熱可塑性樹脂繊維−パルプ、熱可塑性樹脂繊維−高吸水性ポリマー粒子が結合(熱融着)した層状材料225が形成される。層状材料224に対して吹き付けられる加熱空気の条件(温度、風速、加熱時間)は、生産速度等に応じて適宜に制御される。
一対を成すように上下に配置されている通気性のメッシュコンベアベルト171,172を、キャリアシート150上の層状材料225を圧縮しつつ機械方向MDへ走行させる。平行走行部175における上下方向dの寸法(メッシュコンベアベルト171,172間の距離)は、機械方向MDへ回転する上流側上ロール176と上流側下ロール177との間隙、及び下流側上ロール178と下流側下ロール179との間隙を調整することによって所要の値に設定されており、層状材料225はメッシュコンベアベアベルト171,172によって所要の厚さにまで圧縮される。図7において水平に延びる平行走行部175には、メッシュコンベアベルト171,172を挟んで対向するように蒸気噴射部173と蒸気サクション部174とが配置されている。
第4工程は、一般的な生理用ナプキンを製造する工程の例である。一対のロール300,301は第3工程で得られた吸収体226を所定の形状に切り抜く工程である。ロール302からトップシートが供給され、高圧搾部低圧搾部を有する加熱エンボス303,304でシールされ、トップシートと吸収体226が一体化される。その後、バックシート305が供給され、吸収体226がトップシートとバックシートに挟まれた状態で製品周縁部を加熱エンボスによりシールする工程306,307を通過し、最後に工程308,309により製品形状に切り取られる。
例えば、第1工程において、単一の凹部から形成された層状材料224を、粘着剤が塗工されていないキャリアシート150に転写し、第2工程及び第3工程を経た後、第4工程の前に、所望の吸収コア部分にカットし、キャリアシート上の所望の位置に接着剤を用いて固定することができる。
(1)吸収コア材料No.1〜No.5の調製
パルプ(ウエアーハウザー社製,NB416)と熱融着性複合繊維A(以下「複合繊維A」という)とを、5:5(No.1)、6.5:3.5(No.2)、8:2(No.3)、9:1(No.4)、10:0(No.5)の質量比で混綿し、吸収体材料No.1〜No.5(坪量200g/m2)を調製した。
吸収コアNo.1〜No.5を、20mm×10mm(長手方向×幅方向)のサイズにカットし、粘着剤を塗工した伸縮性不織布の上に、図1に示されるように、長手方向ピッチ及び幅方向ピッチを、それぞれ、2mm及び2mmとして千鳥状に配置し、吸収体No.1〜No.5を製造した。
粘着剤を塗工したバックシートの上に、吸収体No.1〜No.10のいずれかを積み重ね、その上に粘着剤を間に挟んでセカンドシートを積層し、そしてその上に粘着剤を間に挟んでトップシートを積み重ねることにより、吸収性物品No.1〜No.10を製造した。
バックシートは、坪量25g/m2の低密度ポリエチレン(LDPE)と、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)とを主成分とするフィルムであった。
吸収性物品No.1〜10のガーレ剛軟度及びガーレ剛軟度保持率を、本明細書に規定の方法に従って測定した。結果を、併せて表1に示す。
複合繊維Aを含む吸収性物品は、吸収コア部分を千鳥状に配置したもの(吸収性物品No.1〜4)、及び平行に配置したもの(吸収性物品No.6〜9)の両方とも、ガーレ剛軟度(10回目)及びガーレ剛軟度保持率が高い。
なお、千鳥状に配置された吸収コア部分を含む吸収性物品(吸収性物品No.1〜4)が、平行に配置したもの(吸収性物品No.6〜9)よりも高い剛性を有する理由は、千鳥状に配置された吸収コア部分を含む吸収性物品が、その全体に延びる折軸を有しないためである。
吸収性物品No.1〜5の湿潤条件下の試料の曲げ剛性(BW)、乾燥条件下の曲げ剛性(BD)、及び曲げ剛性保持率(100×BW/BD)を、本明細書に規定の方法に従って測定した。結果を、下記表2に示す。
複合繊維Aを含む吸収性物品No.1〜4は、高い湿潤条件下の試料の曲げ剛性(BW)と、曲げ剛性保持率(100×BW/BD)とを有する。
以上より、本発明の吸収性物品は、乾燥時のみならず、湿潤時においても、その剛性を保持できることは明らかである。
以下、吸収コアが、複数の吸収コア部分を含む例ではないが、吸収コアそのものの性能を評価するために、以下の実施例2〜実施例4を行った。
(1)吸収コア材料A(A1〜A7)の調製
パルプ(ウエアーハウザー社製,NB416)と熱融着性複合繊維A(以下「複合繊維A」という)とを、9:1(A1)、8:2(A2)、6.5:3.5(A3)、5:5(A4)、3.5:6.5(A5)、2:8(A6)、0:10(A7)の質量比で混綿し、吸収コア材料A1〜A7(坪量200g/m2)を調製した。
パルプ(ウエアーハウザー社製,NB416)と熱融着性複合繊維B(以下「複合繊維B」という)とを、9:1(B1)、8.5:1.5(B2)、8:2(B3)、6.5:3.5(B4)、5:5(B5)、3.5:6.5(B6)、2:8(B7)、0:10(B8)、10:0(B9)の質量比で混綿し、吸収コア材料B1〜B9(坪量200g/m2)を調製した。
吸収コア材料A1〜A7,B1〜B9を、一般的なスルーエアー法によってボンディングし、複合繊維A,Bを加熱融着し、吸収コアサンプルA1〜A7,B1〜B9を調製した。この際、加熱温度は135℃、風量は5m/秒、加熱時間は20秒に設定した。
[乾燥時の最大引張強度(N/25mm)]
標準時(温度20℃,湿度60%)のサンプル片(長さ150mm×幅25mm,5個)を、引張試験機(島津製作所,AG−1kNI)につかみ間隔100mmで取り付け、100mm/分の引張速度でサンプル片が切断されるまで荷重(最大点荷重)を加え、サンプル片の長さ方向(MD方向)における幅25mmあたりの最大引張強度を測定した。
サンプル片(長さ150mm×幅25mm)をイオン交換水中にそれが自重で沈下するまで浸漬した後、又はサンプル片を1時間以上水中に沈めた後、上記と同様に、サンプル片の長さ方向(MD方向)における幅25mmあたりの最大引張強度を測定した(ISO 9073−3,JIS L 1913 6.3)。
なお、他の実施例における乾燥時及び湿潤時の最大引張強度の測定も、上記と同様にして実施した。
吸収コアサンプルの密度は、次式に基づいて算出した。
D(g/cm3)=B(g/m2)/T(mm)×10-3
[式中、D、B及びTは、それぞれ、吸収コアサンプルの密度、坪量及び厚みを表す。]
吸収コアサンプルから100mm×100mmの試験片を3枚切り出し、標準状態(温度23±2℃,相対湿度50±5%)における各試験片の質量を直示天秤(研精工業株式会社製 電子天秤HF−300)で測定し、3つの測定値の平均値から算出した吸収コアサンプルの単位面積当たりの質量(g/m2)を、吸収コアサンプルの坪量とした。
なお、吸収コアサンプルの坪量の測定に関し、上記で特に規定しない測定条件については、ISO 9073−1又はJIS L 1913 6.2に記載の測定条件を採用した。
厚み計(株式会社大栄科学精器製作所製 FS−60DS,測定面44mm(直径),測定圧3g/cm2)により、標準状態(温度23±2℃,相対湿度50±5%)における吸収コアサンプルの異なる5つの部位(各部位の直径は44mm)を定圧3g/cm2で加圧し、各部位における加圧10秒後の厚みを測定し、5つの測定値の平均値を、吸収コアサンプルの厚みとした。
なお、他の実施例における吸収コアサンプルの坪量、厚み及び密度の測定も、上記と同様にして実施した。
測定結果を表3に示す。
吸収コアサンプルAにおいて、パルプに対する複合繊維Aの混合比(質量比)が1/9未満であると、湿潤時の最大引張強度が2N/25mm未満となると予想される。従って、湿潤時の強度を考慮すると、吸収コアサンプルAでは、強度保持の観点から、パルプに対する複合繊維Aの混合比(質量比)が1/9以上であることが好ましい。
(1)吸収コアサンプルC(C1〜C7),D(D1〜D9)の製造
キャリアシート(UCKN社製,ティッシュ坪量:14g/m2)に吸収コア材料A1〜A7(実施例2参照)を載置し、一般的なスルーエアー法によってボンディングし、複合繊維Aを加熱融着(加熱温度:135℃,風量:5m/秒,加熱時間:20秒)した後、スチームジェット(SJ)ベルトプレス機にて密度を約0.08g/cm3(0.0793〜0.0817g/cm3)に調整し、吸収コアサンプルC1〜C7(120mm×120mm,各3枚)を製造した。
吸収コア材料B1〜B9(実施例2参照)を使用して同様に吸収コアサンプルD1〜D9(120mm×120mm,各3枚)を製造した。
図10(a)に示すように、SJベルトプレス機9は、メッシュコンベアベルト91a,91bと、蒸気ノズル92と、サクションボックス93とを備えており、互いに対向する蒸気ノズル92及びサクションボックス93の間に、一対のメッシュコンベアベルト91a,91bで挟持された吸収コアを搬送し、蒸気ノズル92より吸収コアに向かって高圧水蒸気を噴出し、吸収コアを圧縮する。吸収コアを通過した水蒸気はサクションボックス93で吸引されて排気される。吸収コアの厚みの調整は、一対のメッシュコンベアベルト91a,91bの間隔の調整により可能である。
各吸収コアサンプル片に、表面シート(商品名ソフィ はだおもいの表面シートを使用)を載せ、その上に穴あきアクリル板(中央に40mm×10mmの穴、200mm(長さ)×100mm(幅))を重ねた。オートビュレット(柴田化学器械工業(株),マルチドジマットE725−1型)を使用して、アクリル板の穴に向けて、人工経血(イオン交換水1Lに対して、グリセリン80g,カルボキシメチルセルロースナトリウム8g,塩化ナトリウム10g,炭酸水素ナトリウム4g,赤色102号8g、赤色2号2g,黄色5号2gを加えて十分に攪拌したものを使用)を90ml/分で3mlを注入した。注入開始後、アクリル板の穴に滞留する人工経血が無くなるまでの時間を浸透時間(秒)、注入開始後、表面シート内から人工経血が無くなるまでの時間をハケ時間(秒)とした。
各吸収コアサンプル片の乾燥時及び湿潤時の最大引張強度を実施例2と同様に測定した。
測定結果を表5に示す。
実施例3において、密度を約0.08g/cm3(0.0793〜0.0817g/cm3)に固定した系において、強度及び吸収性の観点から、パルプと複合繊維Aの混合比(質量比)の最適範囲を検討した。
本実施例では、吸収性の観点から、密度の最適範囲を検討した。
測定結果を表6に示す。
パルプと複合繊維Aとの混合比(質量比)が9:1〜5:5の範囲にあり、吸収コアの密度が0.06〜0.14g/cm3の範囲にある場合に、特に高い液ハケ性能(具体的には、人工経血3cc滴下後の液ハケ時間が90秒以内)が得られた。
[J1]
液透過性層と、液不透過性層と、上記液透過性層及び上記液不透過性層の間に設けられた吸収体とを備えた吸収性物品であって、
上記吸収体が、複数の吸収コア部分から成る吸収コアと、上記複数の吸収コア部分を固定するための基材シートとを含み、
上記複数の吸収コア部分が、互いに離間して上記基材シートに固定されており、
上記吸収コアが、セルロース系吸水性繊維と、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物をモノマー成分として含む熱可塑性樹脂繊維とを含有し、そして
上記熱可塑性樹脂繊維が、上記吸水性繊維及び/又は他の熱可塑性樹脂繊維と連結している、
ことを特徴とする、上記吸収性物品。
上記吸収コアにおいて、上記吸水性繊維の、上記熱可塑性樹脂繊維に対する質量比が、1.0〜9.0である、J1に記載の吸収性物品。
[J3]
上記吸収コアが、0.06〜0.14g/cm3の密度を有する、J1又はJ2に記載の吸収性物品。
上記吸収コアが、40〜900g/m2の坪量を有する、J1〜J3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
[J5]
上記基材シートが、10〜100%の最大荷重時伸長率を有する、J1〜J4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記吸収性物品が、湿潤条件下でガーレ剛軟度を計10セット測定した場合に、170〜400mNのガーレ剛軟度(第10セット)を有し、そして77〜100%のガーレ剛軟度保持率を有し、ここで、上記ガーレ剛軟度保持率が、次の式:
ガーレ剛軟度保持率(%)
=100×第10セットのガーレ剛軟度/第1セットのガーレ剛軟度
により規定される、
J1〜J5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記吸収コア部分が、20〜40%の、湿潤条件下の曲げ剛性の、乾燥条件下の曲げ剛性に対する比率を有する、J1〜J6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記複数の吸収コア部分が、上記吸収性物品の平面方向において、千鳥状に配置されているか、又は上記吸収性物品の長手方向及び/若しくは幅方向と平行に配置されている、J1〜J7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
[J9]
上記吸収コアが、上記セルロース系吸水性繊維及び上記熱可塑性樹脂繊維を含有する混合材料に高圧水蒸気を噴射して高密度化することにより得られた、J1〜J8のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記高圧水蒸気の温度が、上記熱可塑性樹脂繊維の融点未満である、J9に記載の吸収性物品。
[J11]
上記熱可塑性樹脂繊維が、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物を含むビニルモノマーをポリオレフィンにグラフト重合することにより生成した変性ポリオレフィンであるか、あるいは上記変性ポリオレフィンと他の樹脂との混合ポリマーを鞘成分とし、上記変性ポリオレフィンよりも融点が高い樹脂を芯成分とする芯鞘型複合繊維である、J1〜J10のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物が、マレイン酸又はその誘導体、無水マレイン酸又はその誘導体、あるいはそれらの混合物である、J1〜J11のいずれか一項に記載の吸収性物品。
[J13]
高吸水性材料を含有する、J1〜J12のいずれか一項に記載の吸収性物品。
上記吸収コアの上記液透過性層側の面及び/又は上記液不透過性層側の面に畝溝構造が形成されている、J1〜J13のいずれか一項に記載の吸収性物品。
[J15]
上記液透過性層側の面に形成された畝溝構造が上記吸収性物品の長手方向に延びており、上記液不透過性層側の面に形成された畝溝構造が上記吸収性物品の短手方向に延びている、J14記載の吸収性物品。
上記吸収コアの繊維密度が、上記液透過性層側の面及び/又は上記液不透過性層側の面に向けて高くなっている、J1〜J15のいずれか一項に記載の吸収性物品。
2 トップシート(液透過性シート)
3 バックシート(液不透過性シート)
4 吸収体
5a,5b サイドシート
6 本体部
7a,7b ウイング部
8 吸収コア
9 吸収コア部分
10 基材シート
11a,11b,12a,12b シール部
13a,13b,14 粘着部
15 固定部
41,43 畝部
42,44 溝部
Claims (16)
- 液透過性層と、液不透過性層と、前記液透過性層及び前記液不透過性層の間に設けられた吸収体とを備えた吸収性物品であって、
前記吸収体が、複数の吸収コア部分から成る吸収コアと、前記複数の吸収コア部分を固定するための基材シートとを含み、
前記複数の吸収コア部分が、互いに離間して前記基材シートに固定されており、
前記吸収コアが、セルロース系吸水性繊維と、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物をモノマー成分として含む熱可塑性樹脂繊維とを含有し、そして
前記熱可塑性樹脂繊維が、前記吸水性繊維及び/又は他の熱可塑性樹脂繊維と連結している、
ことを特徴とする、前記吸収性物品。 - 前記吸収コアにおいて、前記吸水性繊維の、前記熱可塑性樹脂繊維に対する質量比が、1.0〜9.0である、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記吸収コアが、0.06〜0.14g/cm3の密度を有する、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記吸収コアが、40〜900g/m2の坪量を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記基材シートが、10〜100%の最大荷重時伸長率を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品が、湿潤条件下でガーレ剛軟度を計10セット測定した場合に、170〜400mNのガーレ剛軟度(第10セット)を有し、そして77〜100%のガーレ剛軟度保持率を有し、ここで、前記ガーレ剛軟度保持率が、次の式:
ガーレ剛軟度保持率(%)
=100×第10セットのガーレ剛軟度/第1セットのガーレ剛軟度
により規定される、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収コア部分が、20〜40%の、湿潤条件下の曲げ剛性の、乾燥条件下の曲げ剛性に対する比率を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記複数の吸収コア部分が、前記吸収性物品の平面方向において、千鳥状に配置されているか、又は前記吸収性物品の長手方向及び/若しくは幅方向と平行に配置されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収コアが、前記セルロース系吸水性繊維及び前記熱可塑性樹脂繊維を含有する混合材料に高圧水蒸気を噴射して高密度化することにより得られた、請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記高圧水蒸気の温度が、前記熱可塑性樹脂繊維の融点未満である、請求項9に記載の吸収性物品。
- 前記熱可塑性樹脂繊維が、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物を含むビニルモノマーをポリオレフィンにグラフト重合することにより生成した変性ポリオレフィンであるか、あるいは前記変性ポリオレフィンと他の樹脂との混合ポリマーを鞘成分とし、前記変性ポリオレフィンよりも融点が高い樹脂を芯成分とする芯鞘型複合繊維である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物又はそれらの混合物が、マレイン酸又はその誘導体、無水マレイン酸又はその誘導体、あるいはそれらの混合物である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 高吸水性材料を含有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収コアの前記液透過性層側の面及び/又は前記液不透過性層側の面に畝溝構造が形成されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記液透過性層側の面に形成された畝溝構造が前記吸収性物品の長手方向に延びており、前記液不透過性層側の面に形成された畝溝構造が前記吸収性物品の短手方向に延びている、請求項14記載の吸収性物品。
- 前記吸収コアの繊維密度が、前記液透過性層側の面及び/又は前記液不透過性層側の面に向けて高くなっている、請求項1〜15のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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