JP2016189823A - 吸収体 - Google Patents

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Abstract

【課題】多量の排尿が行われた場合にも高吸収性ポリマー粒子のゲルブロッキングを抑制し、装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高め、尿漏れを防止する吸収体を提供する。【解決手段】上側シートの内外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、平面視において下側シートの内外面に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、平面視において中間層に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成することにより解決される。【選択図】図8

Description

本発明は、吸収体に関するものであり、特に、使い捨ておむつに使用される吸収体に関するものである。
従来、吸収体は、パルプ繊維で形成されるもの、パルプ繊維に高吸収性ポリマー粒子を混合して形成されるもの等が知られている。
吸収体を形成する高吸収性ポリマー粒子の膨潤を防止して高吸収性ポリマー粒子によって高い吸収性能を得るために、高吸収性ポリマー粒子を湿潤状態で脆弱部を有する紙によって被覆する構造が知られている。(特許文献1)
また、装着者による使用時における感触やドライ感を高めるために、パルプ繊維で形成を積層する構造が知られている。(特許文献2)
特開2013―39804号公報 特開2008―119860号公報
しかし、特許文献1に開示された構造においては、吸収体のある特定部位に高吸収性ポリマー粒子が集中しているので、高吸収性ポリマー粒子のゲルブロッキングにより吸収性能が低減する恐れがあった。また、特許文献2に開示された構造においては、装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高める一定の効果があるものの多量の排尿が行われた場合には、全ての排尿を吸収することができないことから、尿漏れを起こす恐れがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、多量の排尿が行われた場合にも高吸収性ポリマー粒子のゲルブロッキングを抑制し、装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高め、尿漏れを防止する吸収体を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、装着者の身体側面に位置する不織布シートから形成された上側シートと、装着者の反身体側面に位置する不織布シートから形成された下側シートと、前記上側シートと下側シートに設けられるパルプ繊維から形成された中間層を備える吸収体において、
前記上側シートの内外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
平面視において前記下側シートの内外面に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
平面視において前記中間層に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成したことを特徴とする吸収体である。
請求項2に係る発明は、装着者の身体側面に位置する不織布シートから形成された上側シートと、装着者の反身体側面に位置する不織布シートから形成された下側シートと、前記上側シートと下側シートに設けられるパルプ繊維から形成された中間層を備える吸収体において、
前記上側シートの外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
平面視において前記下側シートの内面に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
平面視において前記中間層に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成したことを特徴とする吸収体である。
請求項3に係る発明は、平面視において前記高吸収性ポリマー粒子群と隣接する高吸収性ポリマー粒子群を7〜12mmの間隔を隔てて形成した請求項1又は2記載の吸収体である。
請求項4に係る発明は、平面視において前記高吸収性ポリマー粒子群の直径を3〜5mmに形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収体である。
請求項5に係る発明は、前記下側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度を、前記上側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度よりも速く形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収体である。
請求項6に係る発明は、前記中間層の繊維密度を、身体側面から反身体面側に向かうに従って高く形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収体である。
請求項1記載の発明によれば、上側シートの内外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、平面視において下側シートの内外面に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成しているので、高吸収性ポリマー粒子群を形成する高吸収性ポリマー粒子のゲルブロッキングを抑制することができる。また、平面視において中間層に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成しているので、上側シートと下側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群を中間層の空隙部に配置して吸収体の厚みを薄くすることができ、高吸収性ポリマー粒子群の異物感も低減することができる。さらに、上側シートに浸透した排尿を中間層によって下側シートにすばやく移送して装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高め、尿漏れを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、上側シートの外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、平面視において下側シートの内面に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成しているので、高吸収性ポリマー粒子群を形成する高吸収性ポリマー粒子のゲルブロッキングを抑制することができる。また、平面視において中間層に、高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成しているので、上側シートと下側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群を中間層の空隙部に配置して吸収体の厚みを薄くすることができ、高吸収性ポリマー粒子群の異物感も低減することができる。
さらに、上側シートに浸透した排尿を中間層によって下側シートにすばやく移送して装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高め、尿漏れを防止することができ、上側シートと下側シートによって吸収体を包装する包装シートを代替えすることができ部品点数を削減し、製造工程も簡易にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、平面視において高吸収性ポリマー粒子群と隣接する高吸収性ポリマー粒子群を7〜12mmの間隔を隔てて形成しているので、高吸収性ポリマー粒子群と隣接して設けられた高吸収性ポリマー粒子群が膨潤した際の相互に干渉することがなく、高吸収性ポリマー粒子群の吸収性能の低下を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3記載のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、平面視において高吸収性ポリマー粒子群の直径を3〜5mmに形成しているので、装着者が高吸収性ポリマー粒子群に起因する異物感を感じることを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4記載のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、下側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度を、上側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度よりも速く形成しているので、ゲルブロッキングをさらに抑制することができ、多くの排尿を吸収しても尿漏れをさらに防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5記載のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、中間層の繊維密度を、身体側面から反身体面側に向かうに従って高く形成しているので、上側シートに浸透した排尿を中間層によって下側シートにさらにすばやく移送して装着者の身体側面に位置する吸収体のドライ感を高めることができる。
パンツタイプ使い捨ておむつの斜視図である。 パンツタイプ使い捨ておむつを展開した内面平面図である。 パンツタイプ使い捨ておむつを展開した外面平面図である。 図2の3−3断面図である。 図2の4−4断面図である。 図2の5−5断面図である。 第1実施形態の吸収体を展開した内面平面図である。 図7のA−A断面図である。 吸収体を形成する上側シートの(a)は上面、(b)は下面、中間層の(c)上面、(d)は下面、下側シートの(e)は上面、(f)は下面である。 第2実施形態の吸収体を展開した内面平面図である。 図10のA−A断面図である。 吸収体を形成する上側シートの(a)は上面、(b)は下面、中間層の(c)上面、(d)は下面、下側シートの(e)は上面、(f)は下面である。 上側シートの第1製造方法を説明する(a)は平面図、(b)は側面図である。 上側シートの第2製造方法を説明する(a)は平面図、(b)は側面図である。 吸収体の製造方法を説明する(a)は平面図、(b)は側面図である。 ける平面図である。
本発明の吸収体56の位置付けの理解を容易にするために、先ずパンツタイプ使い捨ておむつ100について添付図面を参照して詳説する。
図1に示すように、パンツタイプ使い捨ておむつ100は、製品の外面をなす外装体12と、外装体12の内面に貼り付けられた内装体200とから形成されている。
<内装体>
図2に示すように、内装体200は、平面視において長方形に形成されているが、任意の形状にすることもできる。なお、本明細書において「前後方向」とは、腹側と背側を結ぶ方向を言い、「幅方向」とは、前後方向と直交する方向を言い、「上下方向」とは、パンツタイプ使い捨ておむつ100の装着状態において胴回り方向と直交する方向を言うものとする。
図4に示すように、内装体200は、身体側となる表面シート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えている。また、表面シート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、表面シート30と吸収要素50との間には、中間シート40が設けられ、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側は、身体側に起立する立体ギャザー60が設けられている。なお、図4等の点模様部分は各構成部材を接合する接合部分を示しており、ホットメルト接着剤などのベタ、ビード、カーテン、サミットまたはスパイラル塗布などにより形成されるものである。
(表面シート)
表面シート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法である。
(中間シート)
中間シート40は、表面シート30と同様の素材や、スパンレース、スパンボンド、SMS、パルプ不織布、パルプとレーヨンとの混合シート、ポイントボンド又はクレープ紙を例示できる。特にエアスルー不織布が嵩高であるため好ましい。エアスルー不織布には芯鞘構造の複合繊維を用いるのが好ましく、この場合芯に用いる樹脂はポリプロピレン(PP)でも良いが剛性の高いポリエステル(PET)が好ましい。目付けは20〜80g/m2が好ましく、25〜60g/m2がより好ましい。不織布の原料繊維の太さは2.2〜10dtexであるのが好ましい。不織布を嵩高にするために、原料繊維の全部又は一部の混合繊維として、芯が中央にない偏芯の繊維や中空の繊維、偏芯且つ中空の繊維を用いるのも好ましい。なお、目付けとは、次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、20倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。また、中間シート40は、必須の部材ではなく省略する事もできる。
(液不透過性シート)
液不透過性シート11は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。このほかにも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
(立体ギャザー)
立体ギャザー60は、内装体200の前後方向長さに等しい長さを有する帯状のギャザーシート62を幅方向に折り返して二つに折り重ねるとともに、折り返し部分及びその近傍のシート間に、細長状弾性伸縮部材63を長手方向に沿って伸長状態で、幅方向に間隔をあけて複数本固定してなるものである。立体ギャザー60のうち幅方向において折り返し部分と反対側の端部は内装体200の側縁部の裏面に固定された取付部分65とされ、この取付部分65以外の部分は取付部分65から突出する突出部分66とされている。なお、立体ギャザー60の折り返しの形状等は、特に制限はなく他の折り返し形状にすることもできる。
ギャザーシート62は、スパンボンド不織布(SS、SSS等)やSMS不織布(SMS、SSMMS等)、メルトブロー不織布等の柔軟で均一性・隠蔽性に優れた不織布に、必要に応じてシリコンなどにより撥水処理を施したものを好適に用いることができ、繊維目付けは10〜30g/m2程度とするのが好ましい。細長状弾性伸縮部材63としては糸ゴム等を用いることができる。スパンデックス糸ゴムを用いる場合は、太さは470〜1240dtexが好ましく、620〜940dtexがより好ましい。固定時の伸長率は、150〜350%が好ましく、200〜300%がより好ましい。なお、ギャザーシート62は、特に制限はなく他の不織布を使用することもできる。
立体ギャザー60の自由部分に設けられる細長状弾性伸縮部材63の本数は2〜6本が好ましく、3〜5本がより好ましい。配置間隔は3〜10mmが適当である。このように構成すると、細長状弾性伸縮部材63を配置した範囲で肌に対して面で当たりやすくなる。先端側だけでなく付け根側にも細長状弾性伸縮部材63を配置しても良い。
(吸収体)
吸収要素50は、吸収体56と、吸収体56を包む包装シート58とから形成されている。図7〜9に示すように、第1実施形態の吸収体56は、合成繊維不織布、パルプ繊維不織布、紙等からなる上側シート20と合成繊維不織布、パルプ繊維不織布、紙等からなる下側シート22の間に、パルプ繊維からなる中間層21を挟持して形成されている。
上側シート20の身体側面である上面(請求項における「内面」)と反身体側面である下面(請求項における「外面」)には、上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群24が粘着されている。同様に、下側シート22の身体側面である上面(請求項における「内面」)と反身体側面である下面(請求項における「外面」)には、上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群24が粘着されている。なお、上側シート20の上下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と下側シート22の上下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24は、平面視において同一位置に設けられている。中間層21には、上側シート20の上下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と下側シート22の上下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と対向する部位に空隙部25が形成されている。
これにより、排尿時に生じる高吸収性ポリマー粒子群24のゲルブロッキングが抑制され、多量の排尿を高吸収性ポリマー粒子群24で吸収することができる。また、上側シート20を通過した排尿を中間層21で素早く吸収することができる。さらに、中間層21の緩衝機能により高吸収性ポリマー粒子群24に起因するざらざら感触を低減することもできる。
平面視における高吸収性ポリマー粒子群24は、円形状に形成されている。これにより、三角形状等の矩形形状に形成した場合に比較して、エッジ部分がないことから装着者の肌に外傷を与えることを防止できる。また、円形状に形成された高吸収性ポリマー粒子群24の直径を3〜5mmに形成するのが好適である。直径が3mm未満の場合は、上側シート20の上下面、下側シート22の上下面への高吸収性ポリマー粒子群24の粘着が困難になる。一方、直径が5mm超の場合には、高吸収性ポリマー粒子群24によって装着者が異物感を抱く恐れがある。
平面視において高吸収性ポリマー粒子群24と隣接する高吸収性ポリマー粒子群24の間隔を7〜12mmに形成するのが好適である。間隔が7mm未満の場合は、排尿を吸収して膨潤した高吸収性ポリマー粒子群24と隣接する高吸収性ポリマー粒子群24が相互に干渉してゲルブロッキングを引き起こす恐れがある。一方、間隔が12mm超の場合には、高吸収性ポリマー粒子群24と隣接する高吸収性ポリマー粒子群24の間を多くの排尿が通過して高吸収性ポリマー粒子群24による高い吸収性能を発揮できなくなる恐れがある。図7等に示すように、例えば、高吸収性ポリマー粒子群24と幅方向で隣接する高吸収性ポリマー粒子群24を1/2間隔ずらして形成することで高吸収性ポリマー粒子群24の密度を高めることができる。
また、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24のゲルブロッキングをさらに抑制するために、下側シート22の高吸収性ポリマー粒子群24を形成する高吸収性ポリマー粒子を、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24を形成する高吸収性ポリマー粒子よりも高い吸水速度を持つ高吸収性ポリマー粒子で形成するのが好適である。これにより、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24のゲルブロッキングがさらに抑制されると共に、中間層21や下側シート22に浸透した排尿の上側シート20への逆戻り現象を防止することができる。なお、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子の吸水速度は遅いが、他の吸収性能については用途別に任意に選択することができる。
高吸収性ポリマー粒子群24を形成する高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。
図7〜9においては、中間層21の空隙部25の内周部を高吸収性ポリマー粒子群24の外周部に対して隣接して設けた形態を図示している。しかし、空隙部25の内周部を高吸収性ポリマー粒子群24の外周部に一致させて設けるのが最も好適であり、空隙部25の内周部の一部が吸収性ポリマー粒子群24の外周部と重ね合わせて設けてもよい。
また、中間層21の身体側面である上面に浸透した排尿を中間層21の反身体側面である下面方向に移動させるために、中間層21の上面から下面に向かうに従ってパルプ密度を高めるのが好適である。これにより、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24を通過して中間層21の上面に浸透した排尿を、吸水速度が速いパルプ繊維からなる中間層21によって下側シート22の高吸収性ポリマー粒子群24に迅速に移動させて上側シート20の上面を通って外部に漏れる排尿を防止すると共に、中間層21に浸透した排尿の上側シート20への逆戻り現象を防止することができる。
一度の排尿量が多い大人用の使い捨ておむつに使用する場合には、上側シート20、中間層21、下側シート22、中間層21、上側シート20の様に、積層枚数を増加すればよい。
次に、第2実施形態の吸収体56について説明する。なお、第1実施形態の吸収体56と同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
図10〜12に示すように、上側シート20の反身体側面である下面には、上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群24が粘着されている。同様に、下側シート22の身体側面である上面には、上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群24が粘着されている。なお、上側シート20の下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と下側シート22の上面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24は、平面視において同一位置に設けられている。中間層21には、上側シート20の下面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と下側シート22の上面に設けられた高吸収性ポリマー粒子群24と対向する部位に空隙部25が形成されている。
これにより、第1実施形態の吸収体56と同様に、多量の排尿を高吸収性ポリマー粒子群24で吸収し、上側シート20を通過した排尿を中間層21で素早く吸収し、高吸収性ポリマー粒子群24に起因するざらざら感触を低減することもできる。また、第2実施形態の吸収体56においては、上側シート20の上面と下側シート22の下面に高吸収性ポリマー粒子群24が設けられていないため、上側シート20と下側シート22を包装シート58として使用することにより、吸収体56の部材点数を削減してより薄い吸収体56を製造することができる。
(包装シート)
包装シート58は、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
<外装体>
外装体12は、図3に示すように、股間部から腹側に延在する前身頃Fを構成する部分と、股間部から背側に延在する後身頃Bを構成する部分とを有し、これら前身頃Fの両側部と後身頃Bの両側部とを接合することのよって、図1に示すように、装着者の胴を通すためのウエスト開口部WOと、脚を通すための左右一対の脚開口部LOが形成される。なお、外装体12は、特に制限はなく前身頃Fを構成する部分と後身頃Bを構成する部分を別体にすることもできる。
図5,6に示すように、外装体12は、二枚の第1シート材12Sと第2シート12Hを接合して形成されている。内側に位置する第2シート材12Hはウエスト開口部WOの縁までしか延在していないが、外側に位置する第1シート材12Sは第2シート材12Hのウエスト側の縁を回り込んでその内側に折り返されている。また、第1シート材12Sと第2シート12Hの間には、ウエスト縁部Wに配置されるウエスト縁部弾性伸縮部材17と、ウエスト下部Uに配置されるウエスト下部弾性伸縮部材15と、前身頃F及び後身頃Bの中間部Lに配置される中間部弾性伸縮部材16が固定されている。
ウエスト縁部弾性伸縮部材17は、ウエスト開口部WOの近傍部位に、幅方向全体にわたり連続するように、上下方向に所定の間隔を隔てて、かつ所定の伸長率で幅方向に沿って伸長された状態で固定されている。ウエスト縁部弾性伸縮部材17は、太さ155〜1880dtex、特に470〜1240dtex程度(合成ゴムの場合。天然ゴムの場合には断面積0.05〜1.5mm2、特に0.1〜1.0mm2程度)の糸ゴムを、4〜12mmの間隔で3〜22本程度、それぞれ伸長率150〜400%、特に220〜320%程度で固定するのが好ましい。なお、ウエスト縁部弾性伸縮部材17における内装体200側に配置された数本のウエスト縁部弾性伸縮部材17を内装体200と重ねて配置することもできる。
ウエスト下部弾性伸縮部材15は、内装体200と重なる幅方向中央部を除いて、幅方向両側の各部位に、幅方向全体にわたり連続するように、上下方向に所定の間隔を隔てて、かつ所定の伸長率で幅方向に沿って伸長された状態で固定されている。また、ウエスト下部弾性伸縮部材15としては、太さ155〜1880dtex、特に470〜1240dtex程度(合成ゴムの場合。天然ゴムの場合には断面積0.05〜1.5mm2、特に0.1〜1.0mm2程度)の糸ゴムを、1〜15mm、特に3〜8mmの間隔で5〜30本程度、それぞれ伸長率200〜350%、特に240〜300%程度で固定するのが好ましい。
中間部弾性伸縮部材16は、内装体200と重なる幅方向中央部を除いて、その幅方向両側の各部位に、幅方向全体にわたり連続するように、上下方向に所定の間隔を隔てて、かつ所定の伸長率で幅方向に沿って伸長された状態で固定されている。また、中間部弾性伸縮部材16としては、太さ155〜1880dtex、特に470〜1240dtex程度(合成ゴムの場合。天然ゴムの場合には断面積0.05〜1.5mm2、特に0.1〜1.0mm2程度)の糸ゴムを、5〜40mm、特に5〜20mmの間隔で2〜10本程度、それぞれ伸長率150〜300%、特に180〜260%で固定するのが好ましい。
<高吸収性ポリマー粒子群の製造方法>
次に、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24の第1製造方法について説明する。なお、下側シート22の高吸収性ポリマー粒子群24の製造方法も同一製造方法であるので説明を省略する。
図13に示すように、高吸収性ポリマー粒子群24の第1製造方法は、ホットメルトが塗布された上側シート20を貯留室71内に貯留された高吸収性ポリマー粒子内を通過させて、上側シート20の上下面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成する方法である。
第1工程において、上側シート20の上下面には、塗布装置70よって上下方向と幅方向に所定の間隔を隔ててホットメルトが塗布される。なお、第1工程は、上側シート20を貯留室71に搬送する前に行われる。
第2工程において、ホットメルトが塗布された上側シート20を貯留室71内に貯留された高吸収性ポリマー粒子内を通過させて、ホットメルトが塗布された部位に高吸収性ポリマー粒子を粘着させて、上側シート20の上下面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成する。また、符号72は、上側シート20を貯留室71に案内する案内ロールを示し、符号73は、ホットメルトに粘着された高吸収性ポリマー粒子をホットメルト側に向かって押圧する圧ロールを示している。
図13においては、側面視において案内ロール72,72を同一高さに設けているが、案内ロール72,72の相対高さを変えて、上側シート20を搬送方向の下流側に後下がり搬送させたり、後上がり搬送することができ、また、上側シート20を縦姿勢で搬送することもできる。これにより、上側シート20のホットメルトが塗布されていない部位に付着した余分な高吸収性ポリマー粒子を効率よく落下させることができる。また、貯留室71の出口近傍において上側シート20から落下する高吸収性ポリマー粒子を回収して再使用するために、貯留室71の出口の下側に回収室74を設けるのが好適である。
次に、上側シート20の高吸収性ポリマー粒子群24の第2製造方法について説明する。なお、第1製造方法と同一部品には、同一符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、高吸収性ポリマー粒子群24の第2製造方法は、ホットメルトが塗布された上側シート20を貯留室71の上側を通過させ、上側シート20の上側に設けられた負圧発生器75により貯留室71内に貯留された高吸収性ポリマー粒子を吸い上げて、上側シート20の上下面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成する方法である。
第1工程において、上側シート20の上面には、塗布装置70よって上下方向と幅方向に所定の間隔を隔ててホットメルトが塗布される。なお、第1工程は、上側シート20を貯留室71の上側に搬送する前に行われる。
第2工程において、上面にホットメルトが塗布された上側シート20を貯留室71の上側を通過させ、上側シート20の上側に設けられた負圧発生器75により貯留室71内に貯留された高吸収性ポリマー粒子を吸い上げて、上側シート20の上面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成する。
第3工程において、上側シート20の下面には、塗布装置70よって上下方向と幅方向に所定の間隔を隔ててホットメルトが塗布される。なお、第3工程は、上側シート20を貯留室71の上側に搬送する前に行われる。
第4工程において、下面にホットメルトが塗布された上側シート20を貯留室71の上側を通過させ、上側シート20の上側に設けられた負圧発生器75により貯留室71内に貯留された高吸収性ポリマー粒子を吸い上げて、上側シート20の下面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成する。これにより、上側シート20に塗布されたホットメルトの貯留室71への混入を防止でき、上側シート20の上下面に上下方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子群24を形成することができる。
<吸収体の製造方法>
次に、上側シート20と、中間層21と、下側シート22から形成される吸収体56の製造方法について説明する。
図15に示すように、吸収体56の製造方法は、積繊ドラム80に巻回された上側シート20の下面に、積繊ドラム80の上側に設けられた噴出装置81からパルプ繊維を上載し、上側シート20の下面に上載なパルプ繊維を均しローラ83で除去して、上側シート20の下面上に中間層21を形成した後、中間層21の下面を下側シート22の上面に上載して吸収体56を形成する方法である。
第1工程において、上下面に高吸収性ポリマー粒子群24が形成された第1シート20の上面を積繊ドラム80の外周部に巻回する。なお、符号84は、第1シート20を積繊ドラム80に案内する案内ロールである。
第2工程において、積繊ドラム80に巻回された上側シート20の下面に、積繊ドラム80の上側に設けられた噴出装置81からパルプ繊維を上側シート20の下面に向かって噴出して、上側シート20の下面上に所定の厚みのパルプ繊維を上載する。
第3工程において、積繊ドラム80と対向して設けられた均しロール83により、第1シート20の下面の高吸収性ポリマー粒子群24上に上載された余分なパルプ繊維を除去して、第1シート20の下面上に所定の厚みを有する中間層21を形成する。
第4工程において、上下面に高吸収性ポリマー粒子群24が形成された第2シート22の上面を積繊ドラム80の外周部に巻回して、中間層21の下面を下側シート22の上面に上載して吸収体56を形成する。
第5工程において、積繊ドラム80の下流側において、案内ロール84を介して吸収体56を包みこむ包装シート58が吸収体56の下側シート22の下面に搬入される。
<明細書中の用語の説明>
・「伸長率」は自然長を100%としたときの値を意味する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、20倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
本発明は、パンツタイプ使い捨ておむつ、テープタイプ使い捨ておむつ等の吸収体に使用できるものである。
20 上側シート
21 中間層
22 下側シート
24 高吸収性ポリマー粒子群
25 空隙部

Claims (6)

  1. 装着者の身体側面に位置する不織布シートから形成された上側シートと、装着者の反身体側面に位置する不織布シートから形成された下側シートと、前記上側シートと下側シートに設けられるパルプ繊維から形成された中間層を備える吸収体において、
    前記上側シートの内外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
    平面視において前記下側シートの内外面に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
    平面視において前記中間層に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成したことを特徴とする吸収体。
  2. 装着者の身体側面に位置する不織布シートから形成された上側シートと、装着者の反身体側面に位置する不織布シートから形成された下側シートと、前記上側シートと下側シートに設けられるパルプ繊維から形成された中間層を備える吸収体において、
    前記上側シートの外面に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
    平面視において前記下側シートの内面に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に高吸収性ポリマー粒子からなる高吸収性ポリマー粒子群を形成し、
    平面視において前記中間層に、前記高吸収性ポリマー粒子群と同一位置に空隙部を形成したことを特徴とする吸収体。
  3. 平面視において前記高吸収性ポリマー粒子群と隣接する高吸収性ポリマー粒子群を7〜12mmの間隔を隔てて形成した請求項1又は2記載の吸収体。
  4. 平面視において前記高吸収性ポリマー粒子群の直径を3〜5mmに形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収体。
  5. 前記下側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度を、前記上側シートに形成された高吸収性ポリマー粒子群の吸水速度よりも速く形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収体。
  6. 前記中間層の繊維密度を、身体側面から反身体面側に向かうに従って高く形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収体。
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