JP2014199797A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気容量や電解液の注液性を低下させることなく、異物の移動を効果的に阻止する。
【解決手段】電池1は、ケーシング4からそれぞれ外部に露出する露出部を有する正極外部端子13及び負極外部端子14と、外部端子13及び14にそれぞれ接続される正極集電体18及び負極集電体19と、いずれも帯状の負極27、正極26及びセパレータ28からなり、負極27と正極26との間にセパレータ28を配置し、セパレータ28に対して正極26と負極27とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で巻回してなり、正極26が正極集電体18に接続され、負極27が負極集電体19に接続される電極体7を備える。ケーシング4内の正極集電体18側と負極集電体19側との間で延びる細長い隙間51が形成されている。隙間51の正極側が閉鎖部材9により閉鎖されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、蓄電素子に関する。
特許文献1に開示された蓄電素子は、電極体の両側に位置する各集電タブを覆う絶縁カバーを備える。特許文献2に開示された蓄電素子は、電極体とケーシングの間隙に挿入された発泡樹脂シートを備える。
しかしながら、特許文献1の絶縁カバーは樹脂成形品であるので、ある程度の厚みが必要である。そのため、絶縁カバーを設けることで、電極体のサイズが制約され、電気容量が小さくなる。また、絶縁カバーは集電タブの全体を覆っているため、ケーシングの内部に電解液を注入する際の注液性(注液し易さ)が損なわれる。特許文献2の発泡樹脂シートは、電極体の下方側の全体に配置されている。このため、電極体の下部とケーシングの底面との間に隙間が形成されず、注液性が損なわれる。
特開2012−43564号公報 特開2002−231297号公報
本発明は、蓄電素子の電気容量や電解液の注液性を低下させることなく、電池ケース内の異物の移動を効果的に阻止することを課題とする。
本発明は、ケーシングと、前記ケーシングからそれぞれ外部に露出する露出部を有する正極外部端子及び負極外部端子と、前記ケーシングの内部に配置され、前記正極外部端子及び前記負極外部端子にそれぞれ接続される正極集電体及び負極集電体と、いずれも帯状の正極、負極、及びセパレータを備え、前記正極と前記負極との間にセパレータを配置し、前記セパレータに対して前記正極と前記負極とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で巻回してなり、前記ケーシングの内部に配置され、前記正極が前記正極集電体に接続され、前記負極が前記負極集電体に接続されている、隣接して配置された複数の電極体と、隣接して配置された2つの前記電極体と前記ケーシングの底部との間に前記正極集電体側と前記負極集電体側との間で延びるように画定され、前記正極集電体側と前記負極集電体側とを連通させる隙間と、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材とを備えたことを特徴とする蓄電素子を提供する。
具体的には、前記閉鎖部材は前記隙間の前記正極集電体側に配置されている。前記閉鎖部材、隣接して配置された2つの前記電極体、前記ケーシングの前記底部、及び前記閉鎖部材によって、前記負極集電体側が開口する一方、前記正極集電体側が閉鎖された筒状空間が画定されている。
ケーシング内の隙間の正極側を閉鎖部材で閉鎖することにより、電解液の注液性を低下させることなくケーシング内の異物の移動を効果的に防止できる。また、閉鎖部材は電極体とケーシングの底部との間に形成される隙間を配置するものであるので、閉鎖部材を採用することで電極体を小型化する必要はなく、電気容量も低下しない。
本発明によれば、電極体の湾曲面とケーシングの底面との間に形成される隙間を閉鎖する閉鎖部材を設けるようにしたので、最も断面積が大きくて負極側から小片が流動しやすい領域を介しての小片の流動を防止し、この小片が電極体内に侵入することを確実に防止することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る非水電解質二次電池の斜視図。 図1から電池容器を取り外した状態を示す分解斜視図。 図1に示す非水電解質二次電池の分解斜視図。 図1に示す非水電解質二次電池の分解斜視図。 図1に示す非水電解質二次電池の断面図。 図1に示す非水電解質二次電池の断面図。 (a)は閉鎖片の側面図、(b)はその側面図。 閉鎖片と正極及び負極の位置関係を示す模式図。 (a)、(b)、及び(c)は非水電解質二次電池を横向きにして取り付ける際の、電解液及び銅片の状態を示す概略正面図。 (a)本発明の第2実施形態に係る非水電解質二次電池が備える閉鎖片を示す正面図、(b)はその側面図。 第2実施形態に係る非水電解質二次電池の部分拡大図。 (a)は第2実施形態の変形例に係る閉鎖片を示す正面図、(b)はその側面図。 本発明の第3実施形態に係る非水電解質二次電池を示す分解斜視図。 本発明の第4実施形態に係る非水電解質二次電池を示す分解斜視図。 (a)は電極体の作成途中(シート状部材を挿入した状態)の側面図、(b)は電極体を厚さ方向から押し潰した状態の正面図、(c)は(b)の側面図である。 本発明の第5実施形態に係る非水電解質二次電池の断面図。 図16のXVII-XVII線での部分拡大断面図。 図16のXVIII-XVIII線での部分拡大断面図。 図16のXIX-XIX線での部分拡大断面図。 本発明の第6実施形態に係る非水電解質二次電池の断面図。 図20のXXI-XXI線での部分拡大断面図。 本発明の第7実施形態に係る非水電解質二次電池の断面図。 図22のXXIII-XXIII線での部分拡大断面図。 図22のXXIV-XXIV線での部分拡大断面図。 図22のXXV-XXV線での部分拡大断面図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る非水電解質二次電池(以下、単に電池1と記載する。)を示す。この電池1は、電池容器2と蓋体3とで構成されるケーシング4と、蓋体3から露出する露出面を有する外部端子5と、ケーシング4の内部に配置され、外部端子5に電気的に接続される集電体6と、ケーシング4の内部に配置され、集電体6に電気的に接続される電極体7とを備える。
電池容器2は、上面が開口する略直方体形状で、アルミニウムやアルミニウム合金等で構成されている。
図3に示すように、蓋体3は、平面視矩形状の長尺な金属製の板状である。蓋体3の中央部には上面側から段付きとなる略楕円形状の開口部10が形成されている。この開口部10には金属製の安全弁11が、押えリング12によって装着されている。安全弁11には、略H字状の薄肉部が形成されている。薄肉部は、内圧が異常に上昇した場合に裂け、内部を減圧する。
また、蓋体3には、開口部10から両端側に向かって、順次、貫通孔3a、及び、逃がし凹部3bがそれぞれ形成されている。貫通孔3aには、後述する補助端子16が挿通し、接続端子15と集電体6とを連結する。逃がし凹部3bには、後述する第1パッキン24の凹部24bにより形成された下方側に突出した部分(凸部)が配置される。なお、蓋体3の一部には、図示しないが、ケーシング4内に電解液を注入するための小径の注液孔が形成されている。注液孔は注液後に栓体によって閉鎖される。
外部端子5は、正極外部端子13と負極外部端子14からなる。正極外部端子13は、接続端子15、補助端子16、及び、接続ボルト17で構成されている。負極外部端子14は接続端子15及び接続ボルト17で構成されている。これらは全てアルミニウム、アルミニウム合金等の導電性材料製である。正極側の接続端子15は、板状で、補助端子16の軸部が挿通する貫通孔15aと、接続ボルト17のボルト部17aが螺合されるネジ孔15bとが形成されている。負極側の接続端子15は、同じく板状で、ネジ孔15bが形成されているが、下面から突起15c(後述する軸部16bに相当する。)が形成されている点で正極側の接続端子15と相違する。補助端子16は、接続端子15と、後述する集電体6とを電気的に接続するためのものである。接続ボルト17は、ボルト部17aと、その下端部の鍔部17bとを備える。
集電体6は、アルミニウム、アルミニウム合金等からなる正極集電体18と、銅、銅合金等からなる負極集電体19とからなる。これら集電体6はいずれも、長尺な金属製板材をプレス加工することにより、接続受部20と、その両側部からそれぞれ延びる脚部21と形成されている。各接続受部20には、貫通孔20aと開口部22とが形成されている。正極集電体18の接続受部20の貫通孔20aには、上面側から補助端子16の軸部16bが接合される。負極集電体19の接続受部20の貫通孔20aには、上面側から接続端子15の突起15cが接合される。また、各接続受部20には矩形状の開口部22が形成されている。
脚部21は、接続受部20の一縁部から90度捩った状態で、直交する方向に延び、電極体7の両端面に沿って配置される。そして、脚部21は電極体7の正極26又は負極27に、クリップ23を介して接続される。
外部端子5と蓋体3との間に第1パッキン24が配置され、蓋体3と集電体6との間に第2パッキン25がそれぞれ配置されている。これらのパッキン24,25には、貫通孔24a,25aと凹部24b,25bとがそれぞれ形成されている。パッキン24の外縁部の4箇所には貫通孔24cが形成され、そこにはステンレス製のボール(図示せず)がそれぞれ配置される。
電極体7は、正極26と、負極27と、多孔性の樹脂フィルムからなり正極26と負極27の間に配置されるセパレータ28とを備えている。正極26、負極27及びセパレータ28はいずれも帯状で、セパレータ28に対して正極26と負極27とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で、巻芯29の周囲に巻回されて扁平状となっている。巻芯29には、例えば、ポリエチレンシート等が使用されている。図8を併せて参照すると、正極26は、本実施形態ではアルミニウム系の材料からなる正極金属箔41と、正極金属箔41の両面に形成された正極活物質層42とを備える。また、負極27は、本実施形態では銅系の材料からなる負極金属箔43と、負極金属箔43の両面に形成された負極活物質層44とを備える。
図3に示すように、厚み(X)方向に押し潰された電極体7は、2つ一組で厚み(X)方向に並設された状態で、結束シート32が巻き付けられて一体化される。言い換えれば、隣接する電極体7は結束シート32によって結束される。また、この状態では、電極体7の両端側にセパレータ28がはみ出し、さらにセパレータ28から正極26と負極27がそれぞれはみ出している。はみ出した正極26及び負極27の各2箇所には、クリップ23を介して正極集電体18及び負極集電体19の両脚部21がそれぞれ接続される。本実施形態では、正極26と正極集電体18はそれぞれ超音波溶接によりクリップ23に接続され、負極27と負極集電体19もそれぞれ超音波溶接によりクリップ23に接続されている。
図2に示すように、電極体7の両端側下端部は、集電体18,19と共に保護シート33A,33Bによって覆われている。保護シート33は絶縁性を有する材料からなる。また、保護シート33A,33Bは、耐熱性に優れた材料からなるフィルム状の構成であるのが好ましい。耐熱性に優れた材料とすることにより、電極体7からの熱による変形等の不具合を発生させることがない。また、フィルム状とすることにより、占有スペースを抑制して、電極体7が小さくなることを防止することができる。ここでは、保護シート33A,33Bとして、片面に接着材が塗布されたアクリルテープを使用している。但し、保護シート33A,33Bは、耐熱性に優れていればよく、接着材や粘着剤が塗布されている必要はない。この場合、別途、保護シート33A,33Bを粘着テープ等で貼着すればよい。
電極体7は、クリップ23を介して接続された各集電体6が電池容器2の長手方向(Y方向)の両端部にそれぞれ位置するようにして、電池容器2の幅(短手)方向(X方向)に2列で、電池容器2に収容される。
図2及び図4から理解されるように、電極体7、正極及び負極の集電体18,19のうち電極体7に接続され部分(クリップ23を含む)、及び保護シート33A,33Bの全体が絶縁シート8で覆われる。絶縁シート8は電池容器2の内周面の全体(底壁及び側壁の内周面全体)に配置されている。
結束シート32で巻き付けられて互いに隣接して配置された2つの電極体7は、図6に最も明瞭に示すように、蓋体3と向かい合う部分(図6において上端側)と、電池容器2の底部2aと絶縁シート8を介して向かい合う部分(図6において下端側)の外側面が凸状の湾曲面である。詳細には、これらの部分の外側面は側面視で概ね円弧状又は低平率の楕円弧状である。図5も併せて参照すると、2つの電極体7の絶縁シート8を介して電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、電池容器2の底部2aとによって、電池容器2内の正極集電体18側(図5において電池容器2内の右側壁側)と負極集電体19側(図5において電池容器2内の左側壁側)との間で延びる細長い隙間51が形成されている。この隙間51は電池容器24内の底部2a付近の左右両端(正極集電体18側と負極集電体19側)を互いに連通させている。
隙間51の正極集電体18側(図5において隙間51の中央よりも右側)に閉鎖片(閉鎖部材)9を配置することで、隙間51を閉鎖している。閉鎖片9による閉鎖により、隙間51は両端開口ではなく一端(負極集電体19側)が開口して他端(正極集電体18側)が閉じた筒状空間52とされている。つまり、この筒状空間52は、互いに隣接して配置された2つの電極体7の電池容器2の底部2aと絶縁シート8を介して向かい合う部分、電池容器2の底部2a、及び閉鎖片9により画定されている。
閉鎖片9は発泡ポリエチレン等の弾性を有する材料からなることが好ましい。図7を併せて参照すると、閉鎖片9は、底部9aと、一対の側壁部9b,9cと、底部9a及び側壁部9b,9cの隙間51(筒状空間52)が延びる方向の両端である一対の端部9d,9e(本実施形態では平坦面)を備える。底部9aが電池容器2の底部に対して絶縁シート8を介して密接し、側壁部9b,9cが電極体7の電池容器2の底部と向かい合う部分の外側面と密接することで、閉鎖片9による隙間51の閉鎖が達成されている。本実施形態では、底部9aの底面は平坦面であり絶縁シート8を介して電池容器2の底部2aに配置される。側壁部9b,9cは基端側が底部9aにつながっている。これらの側壁部9b,9cは先端側に向けて互いに接近し、尖った最先端部9gを構成している。個々の側壁部9b,9cの基端側(底部9a)側は平坦面であるが、最先端部9g側の部分9b’,9c’は、凹状に湾曲する湾曲面を構成している。この閉鎖片9の側壁部9b,9cの形状は、電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分の外側面が凸状の湾曲面と適合するように形成されている。特に、側壁部9b,9cの最先端部9g側の部分9b’,9c’は発泡体体積が小さく、閉鎖片9の他の部分と比較して剛性が著しく低いので、電極体7の底部の形状に沿って変形しにくい。本実施形態では、側壁部9b,9cの最先端部9g側の部分9b’,9c’を電極体7の底部に配置する前から予め電極体7の底部と適合した湾曲形状としておくことで、いったん閉鎖片9を電極体7の底部に配置すれば、最先端部9g側の部分9b’,9c’も確実に電極体7の底部にならうようにしている。一方、閉鎖片9の側壁部9b,9cのうち最先端部9g側の部分9b’,9c’を除く部分(閉鎖片9の側壁部9b,9cのうち底部9a側の部分)は、十分な発泡体体積があるので、電極体7の底部に配置すれば、弾性的に変形することで確実に電極体7の底部にならう。以上のように、側壁部9b,9cの形状設定により、電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分に対する閉鎖片9の密着性を高めている。なお、最先端部9g側の部分9b’,9c’のみでなく、側壁部9b,9c全体を凹状に湾曲させてもよい。
後述するように、閉鎖片9は隣接して配置された電極体7間に押し込むことにより、隙間51の正極集電体18側に配置され、側壁部9b,9cはそれぞれこの位置で電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分の外側面と密接する。一方、図8を参照すると、電極体7の正極集電体18側の端部には正極活物質層42の端部42aと、負極活物質層44の端部44aとが存在している。本実施形態では、閉鎖片9から電極体7に加わる力で正極及び負極活物質層42,44の端部42a,44aに負担がかかり、セパレータ28を破り短絡するのを防止するため、閉鎖片9の正極集電体18側の端部9dの位置を設定している。
図8を参照すると、負極活物質層44の端部44aは正極活物質層42の端部よりも正極集電体18側(図8において右側)に位置している。閉鎖片9の端部9dは負極活物質層44の正極集電体18側の端部44aよりも負極集電体19側(図8において左側)に位置している。この位置設定により、閉鎖片9を電極体7間に押し込む際に作用する力で、負極活物質層44の端部44aに負担がかかり、セパレータ28を破り短絡するのを防止できる。また、閉鎖片9の端部9dは正極活物質層42の正極集電体18側の端部42aよりも負極集電体19側に位置している。この位置設定により、閉鎖片9を電極体7間に押し込む際に作用する力で、正極活物質層42の端部42aに負担がかかり、セパレータ28を破り短絡するのを防止できる。なお、閉鎖片9は結束シート32を干渉しないように配置されている。つまり、閉鎖片9の負極集電体19側の端部9eは結束シート32よりも正極集電体18側(図8において右側)に設定している。
次に、前記構成の電池1の製造方法について説明する。
まず、帯状の正極26、負極27及びセパレータ28を搬送し、図示しない回転体に装着した巻芯29に巻き取り、扁平状とする。このとき、セパレータ28に対して正極26と負極27とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせる。これにより、一端側に正極26がはみ出し、他端側に負極27がはみ出す。
次いで、押し潰された扁平状となった筒状体を厚み(X)方向に並設し、これらの外周に結束シート32を巻き付けて一体化する。
また、蓋体3の両端側上面に第1パッキン24をそれぞれ配置する。各第1パッキン24の上面には、その凹部24bに接続ボルト17の鍔部17bを配置し、さらにその上方に接続端子15を配置する。接続ボルト17のボルト部17aは、接続端子15の貫通孔15bを貫通して上方に突出する。一方、蓋体3の両端側下面に第2パッキン25を介して集電体6をそれぞれ配置する。そして、補助端子16により接続端子15と集電体6とを接続し、第1パッキン24、蓋体3、及び、第2パッキン25を挟持する。
集電体6等を一体化された蓋体3と電極体7とは、集電体6の脚部21と電極体7の負極27又は正極26とをクリップ23を介して超音波溶接することにより接続する。
次に、結束シート32により隣接して配置された2つの電極体7間の図8を参照した位置に閉鎖片9を押し込んで装着する。具体的には、側壁部9b,9cの先端側を2つの電極体7間の空間に挿入し、側壁部9b,9cをそれぞれ電極体7の外周面に押し付ける。閉鎖片9を発泡ポリエチレン等の弾性を有する材料で形成した場合、閉鎖片9の弾性変形により電極体7の外側面に閉鎖片9の側壁部9b,9cが確実に圧接される。
その後、電池容器2内に絶縁シート8を配置した後、電池容器2内に電極体7を挿入する。電池容器2の底部2aに対して絶縁シート8を介して閉鎖片9の底部9aが押圧されて密接する。また、閉鎖片9が高さ方向に圧縮されることで、閉鎖片9の側壁部9b,9cは電極体7の外周面に対してさらに押圧されて密接する。その結果、電池容器2内への電極体7の収容が完了した時点では、2つの電極体7の絶縁シート8を介して電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、電池容器2の底部2aとによって形成される細長い隙間51は閉鎖片9によって正極集電体18側が閉鎖される。言い換えれば、電池容器2内への電極体7の収容が完了した時点で、電池容器2内部の底部2a側には負極集電体19側が開口して正極集電体18が閉じた筒状空間52が形成される。
続いて、電池容器2の上方開口部を蓋体3で閉鎖して溶接等で封止した後、蓋体3に形成した注液孔から電池容器2内に電解液が注入される。電解液注入後、注液孔を封止することにより電池1が完成する。閉鎖片9は、隙間51の正極集電体18側にのみ配置されている。従って、両極側に設ける場合や、電極体7の(負極側から正極側の)下面全体を覆う場合とは異なり、閉鎖片9によって電解液の流れの円滑性が著しく損なわれることがない。つまり、閉鎖片9を設けたことで、電解液の注液性は損なわれない。
ところで、電池1を形成する際、負極集電体19の脚部21と電極体7の負極27のセパレータ28からのはみ出し部分とが超音波溶接により接続されている。このため、銅箔である負極27から微小な銅片34が脱落する恐れがある。脱落した銅片34は、電池1内の余剰の電解液(電極体7に保持されずに流動可能な電解液)を流動し、正極側に至る恐れがある。特に、銅片34は、図9(a)から(c)に示すように、電池をマイナス側が上方側(プラス側が下方側)となるように電池1を回転させた場合に移動する可能性が高い。
銅片34がアルミ製の正極側に付着すると、付着した銅は正極電位の影響を受けて電解液中に溶出する。溶出した銅イオンが負極に到達すると、その表面で析出する。そして、析出量が大きくなると、セパレータ28を突き破って正極側に至ることがあり、微小短絡回路が形成される。この結果、微小短絡回路に電流が流れて局所的に発熱し、セパレータを溶融させて微小な貫通孔が形成されるので、電池の容量低下が大きくなり、電池に所望の性能を発揮させることができなくなる。なお、正極側で小片(アルミ片)が発生して負極側に移動したとしても、アルミ片には酸化被膜が形成されているので、負極上に付着しても溶出することなく、電池の容量低下にはつながらない。
銅片34を正極側に運ぶ電解液の流動ルートとしては、図6に示す6通りのルート、すなわちルートA,A’,B,C,D,Eが考えられる。ルートAは本実施形態における隙間51である。ルートA’は個々の電極体7のうち電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、電池容器2の底部2aと、電池容器2の側壁とのより画定される隙間である。次に、ルートB,Cは電極体7の中心に形成された隙間である。ルートDは隣接する2つの電極体7の蓋体3と向かい合う部分(図6において電極体7の上端側)と、蓋体3の内側面とにより画定される隙間である。
図9(a)〜(c)に示すように、本実施形態では隙間51の正極側を閉鎖片9で閉鎖して筒状空間52を形成することで、以下の点で銅片34の移動を防止できる。
第1に、負極側での溶接時に発生した銅片34が隙間51の負極側の開口から正極側に向けて移動したとしても、閉鎖片9で銅片34の移動は阻止される。つまり、隙間51(ルートA)を通る負極側からの銅片34の移動は、閉鎖片9までの移動は許容されるが、閉鎖片9を超えてさらに正極側に向かう移動は阻止される。
第2に、特に図9(a)(c)に示すように、正極外部端子13が下側で負極外部端子14が上側となる横倒しの姿勢で電池1が配置されている場合、隙間51(筒状空間52)に進入した銅片34は電解液中を沈んで閉鎖片9(電池1がこの姿勢にあるときは筒状空間52の底とみなされる)に達している。そして、閉鎖片9(筒状空間52の底)に達した銅片34が閉鎖片9の負極側の開口(電池1がこの姿勢にあるときは筒状空間52の上端)から向け出ることはない。つまり、隙間51(筒状空間52)に銅片34が拘束される。いったん隙間(筒状空間52)に拘束された銅片34は、図6を参照して説明した他のルートA’〜Eを通って正極側に移動することはない。
以上のように、本実施形態の電池1では、電池容器2内の隙間51の正極側を閉鎖片9で閉鎖することにより、電解液の注液性を低下させることなく電池容器2内の銅片34の移動を効果的に防止できる。また、閉鎖片9は電極体7と電池容器2の底部2aとの間に形成される隙間51に配置するものであるので、閉鎖片9を採用することで電極体7を小型化する必要はなく、電気容量も低下しない。
(第2実施形態)
図10は本発明の第2実施形態に係る電池1が備える閉鎖片9を示す。本実施形態の電池1の構造は、閉鎖片9を除いて第1実施形態と同様である。本実施形態における閉鎖片9は側壁部9b,9cの先端側に接着材層53を備える。図11に概念的に示すように、接着材層53は隣接して配置された2つの電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分の外側面に密着する。そのため、接着材層53を設けることで、閉鎖片9によってより確実に隙間51を閉鎖できる。また、電池1の製造時に2つの隣接する電極体7間の所定の位置にいったん閉鎖片9を押し込めば、接着材層53により電極体7に対する閉鎖片9の位置が保持される。この点で、接着材層53を設けることで電池1の製造容易性が向上する。
図12に示す変形例のように、閉鎖片9の側壁9b,9cの先端部に窪んだ溝部9fを設け、この溝部9fに接着材層53を設けてもよい。この構成により、閉鎖片9に対して接着材層53がより安定して保持される。
(第3実施形態)
図13に示す本発明の第3実施形態に係る電池1は、第1実施形態と同様の閉鎖片9に加え、隣接して配置された個々の電極体7のうち電池容器2の底部2aに向かい合う部分と、電池容器2の底部2aと、電池容器2の側壁とにより画定される隙間54(図6を参照して説明したルートA’)を閉鎖するための閉鎖片55を備える。ルートA(隙間51)に加えて隙間54を閉鎖することで、銅片の正極側への移動を防止する効果がさらに向上する。
(第4実施形態)
図14及び図15に示す本発明の第4実施形態に係る電池1は、第1実施形態と同様の閉鎖片9に加え、個々の電極体7に形成された中心孔30を閉鎖するシート状部材31を備える。電極体7の中心孔30(図6を参照して説明したルートB,C)をシート状部材31で閉鎖することで、銅片の正極側への移動を防止する効果がさらに向上する。
図15に示すように、シート状部材31は、電極体7の中心孔30、すなわち扁平状に巻回されることにより形成された(Z方向に)縦長の孔に挿入される。シート状部材31は、発泡ポリエチレン等で構成されており、可撓性を有する。従って、このシート状部材31を電極体7の中心孔30に挿入する際には、波形に変形させることができ、その両端部を電極体7の中心孔30の両端部に当接させることができる。電極体7を厚み方向(X方向)に押し潰すことにより、シート状部材31は、偏ることなく、スリット状に変形する中心孔30の形状変化に追随してスムーズに伸長する。そして、シート状部材31は、正極26のセパレータ28からはみ出した部分に沿って、変形後の中心孔30を閉鎖する。つまり、シート状部材31の長さは、変形後の中心孔30の長さと一致する。
また、前記シート状部材31は、発砲ポリエチレン等で構成する場合、独立気泡(独立した穴の構造)の部材を用いることも可能であるが、電解液の浸透性から、連続気泡(連続した隙間が形成された構造)の部材を用いるのが好ましい。隙間の大きさに起因して、独立気泡の部材は後述する小片だけではなく電解液の移動を阻止する一方、連続気泡の部材であれば、小片の移動を阻止するが、電解液の移動は可能であるためである。
本実施形態に係る電池1の製造時には、形成された扁平状の筒状体の中心孔30に、正極側からシート状部材31を挿入する。シート状部材31は波形に屈曲させた状態で挿入し、その両端部を縦長の中心孔30の両端側にそれぞれ当接させる。続いて、筒状体を両側から押し潰す。これにより、中心孔30はさらに縦長のスリット状となり、シート状部材31はその形状変化に合わせてフラット状となる。この結果、スリット状となった中心孔30は、筒状体の一端側からはみ出した正極26に沿う位置で、シート状部材31によって完全に閉鎖される。
前述のように、シート状部材31を、予め波形に形成している場合、剛性が高められているので、中心孔30内へとスムーズに挿入することができる。この場合、シート状部材31の波形は、中心線を挟んで山型の突出部分を同数とすることにより、中心孔30に挿入した状態でバランス良く位置決めすることができる。
(第5実施形態)
図16は本発明の第5実施形態に係る電池1を示す。絶縁シート8は電極体7の底部側と密接している。絶縁シート8の電極体7の底部側を覆う部分と電池容器2の底部2aとの間には、隙間60が設けられている。図17を併せて参照すると、2つの電極体7と、2つの電極体7に巻き付けられてこれらを結束している結束シート32(絶縁シート8よりも内側に位置する)とによって、正極集電体18と負極集電体19の対向する方向(図16において電池容器2内の左右方向)に延びる両端開口の細長い隙間61が形成されている。具体的には、2つの電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、結束シート32とによって隙間61が画定されている。また、図18を併せて参照すると、2つの電極体7の両端には、これらの電極体7と、電極体7の両端側下端部を集電体18,19と共に覆う保護シート33A,33B(絶縁シート8よりも内側に位置する)とによって、両端開口の短い隙間62A,62Bがそれぞれ形成されている。具体的には、2つの電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、保護シート33A,33Bとによって隙間62A,62Bが画定されている。これらの隙間62A,62Bは隙間61と概ね直線的に配置されており、隙間61と互いに連通している。言い換えれば、互いに連通する隙間61,62A,62Bは、第1実施形態の隙間51と同様の1つの両端開口の細長い隙間63を構成している。
図19を併せて参照すると、隙間63の一部を閉鎖する閉鎖片9が隙間63の正極集電体18側(図6において隙間63の中央よりも右側)に配置されている。具体的には、閉鎖片9は電極体7と結束シート32とのよって画定される隙間61の正極集電体18側の位置に配置されている。隙間61に閉鎖片9を配置することで、隙間61は両端開口ではなく一端(負極集電体19側)が開口して他端(正極集電体18側)が閉じた筒状空間64とされている。つまり、筒状空間64は、電極体7と保護シート33Bにより画定される負極集電体19側の隙間62Bと、電極体7と結束シート32により画定される隙間61のうち閉鎖片9よりも負極集電体19側の領域とにより構成されている。
閉鎖片9は第1実施形態と同様の構造、形状、及び材質を有する(例えば図7参照)。閉鎖片9は、第2実施形態と同様の構造、形状、及び材質を有していもよい(例えば図10及び図12参照)。
閉鎖片9は、隙間63の正極集電体18側にのみ配置されているので、電池容器2内に電解液を注入する際に電解液の流れの円滑性が著しく損なわれることはない。一方、負極集電体19の脚部21と電極体7の負極27を超音波溶接時に発生する微小な銅片(例えば図9の符号34参照)は、電解液を流動して隙間63に進入すると、閉鎖片9までは移動可能であるが、閉鎖片9よりも正極側には移動できない。つまり、隙間63の正極側を閉鎖片9で閉鎖して筒状空間64とすることで、微小な銅片が正極側に移動するのを効果的に防止できる。また、閉鎖片9は電極体7、結束シート32、及び保護シート33A,33Bにより画定される隙間63に配置されるので、閉鎖片9を採用することで電極体7を小型化する必要はなく、電気容量も低下しない。
第5実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
(第6実施形態)
図20及び図21に示す本発明の第6実施形態に係る電池1は閉鎖片9で隙間63を閉鎖する位置が第5実施形態と異なる。図20及び図21において第5実施形態(図16から図19)と同一の要素には同一の符号を付している。
第5実施形態では閉鎖片9は、隙間63を構成する隙間61,62A,62Bのうち、隙間61に配置している。これに対して、本実施形態では、隙間61よりも正極側に位置する隙間62Aに閉鎖片9を配置している。つまり、本実施形態では、2つの電極体7の電池容器2の底部2aと対向する部分と正極側の保護シート33Aにより画定される隙間62Aに閉鎖片9を配置している。
閉鎖片9は、隙間63の正極集電体18側にのみ配置されているので、電池容器2内での電解液の流れの円滑性が著しく損なわれない。一方、隙間63の正極側を閉鎖片9で閉鎖して筒状空間64とすることで、微小な銅片が正極側に移動するのを効果的に防止できる。また、閉鎖片9を採用することで電極体7を小型化する必要はなく、電気容量も低下しない。
第6実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
(第7実施形態)
図22から図25は本発明の第7実施形態に係る電池1を示す。本実施形態の電池1は保護シート33A,33Bを備えていない点が第5実施形態と異なる。図22から図25において第5実施形態(図16から図19)と同一の要素には同一の符号を付している。
図23を参照すると、2つの電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分と、結束シート32とによって正極集電体18と負極集電体19の対向するに延びる隙間71が画定され、結束シート32の外側をさらに絶縁シート8が覆っている。また、図24に示すように、2の電極体7の両端では、電極体7の電池容器2の底部2aと向かい合う部分と絶縁シート8とによって、両端開口の短い隙間72A,72Bがそれぞれ画定されている。具体的には、2つの電極体7の電池容器2の底部2aに向かい合う部分と、絶縁シート8とによって隙間72A,72Bが画定されている。これらの隙間72A,72Bは隙間71と概ね直線的に配置されており、隙間71と互いに連通している。言い換えれば、互いに連通する隙間71,72A,72Bが1のつ両端開口の隙間73を構成している。
図25を併せて参照すると、隙間73の一部を閉鎖する閉鎖片9が隙間73の正極集電体18側に配置されている。具体的には、閉鎖片9は電極体7の正極集電体18側の部分と絶縁シート8とによって画定される隙間72Aに配置されている。隙間72Aに閉鎖片9を配置することで、隙間73は一端(負極集電体19側)が開口して他端(正極集電体18側)が閉じた筒状空間74とされている。
閉鎖片9は、隙間73の正極集電体18側にのみ配置されているので、電池容器2内での電解液の流れの円滑性が著しく損なわれない。一方、隙間73の正極側を閉鎖片9で閉鎖して筒状空間74とすることで、微小な銅片が正極側に移動するのを効果的に防止できる。また、閉鎖片9を採用することで電極体7を小型化する必要はなく、電気容量も低下しない。
第7実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、電極体7の両端面に保護シート33A,33Bを貼着するようにしたが、保護シート33A,33Bのうちのいずれかで電極体7の一端面のみを覆ってもよい。この場合、正極側の保護シート33A、負極側の保護シート33Bのいずれを設けてもよい。正極側の保護シート33Aを設けることで、直接、電極体7への銅片34の流入を阻止することができる点で好ましい。また、保護シート33A,33Bは、少なくとも電極体7の下端部を覆うことができればよいが、電解液を注液する際、電極体7の中心孔30内へと進入させることができる範囲で抑える必要がある。また、保護シート33A,33Bの上端縁が電極体7と電池容器2との間の電解液の水位よりも上方に位置するように構成するのが好ましい。
また、前記実施形態では、電極体7を幅方向に2列で設けた構成の蓄電素子について説明したが、1列や3列以上であっても、前記本発明に係る保護シート33A,33Bと同様の保護シートを備えた構成を採用することが可能である。
また、前記実施形態では、蓄電素子の一例として非水電解質二次電池を例に挙げて説明したが、鉛蓄電池等の種々の電池1のほか、キャパシタ等にも採用することができる。
また、前記実施形態では、別々の部材である絶縁シート8と閉鎖片9を一体化した構成にしてもよい。
1…電池
2…電池容器
2a…底部
3…蓋体
4…ケーシング
5…外部端子
6…集電体
7…電極体
8…絶縁シート
9a、9b…閉鎖片(閉鎖部材)
9a…底部
9b,9c…側壁部
9b‘,9c’…部分
9d,9e…端部
9f…溝部
9g…最先端部
10…開口部
11…安全弁
12…押えリング
13…正極外部端子
14…負極外部端子
15…接続端子
16…補助端子
17…接続ボルト
18…正極集電体
19…負極集電体
20…接続受部
21…脚部
22…開口部
23…クリップ
24…第1パッキン
25…第2パッキン
26…正極
27…負極
28…セパレータ
29…巻取シート
30…中心孔
31…シート状部材(閉鎖要素)
32…結束シート
33…保護シート
34…銅片
41…正極金属箔
42…正極活物質層
42a…端部
43…負極金属箔
44…負極活物質層
44a…負極活物質
51…隙間
52…筒状空間
53…接着材層
54…隙間
55…閉鎖片
61,62A,62B,63,71,72A,72B,73…隙間 64,74…筒状空間

Claims (14)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシングからそれぞれ外部に露出する露出部を有する正極外部端子及び負極外部端子と、
    前記ケーシングの内部に配置され、前記正極外部端子及び前記負極外部端子にそれぞれ接続される正極集電体及び負極集電体と、
    いずれも帯状の正極、負極、及びセパレータを備え、前記正極と前記負極との間にセパレータを配置し、前記セパレータに対して前記正極と前記負極とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらせた状態で巻回してなり、前記ケーシングの内部に配置され、前記正極が前記正極集電体に接続され、前記負極が前記負極集電体に接続されている、隣接して配置された複数の電極体と、
    隣接して配置された2つの前記電極体と前記ケーシングの底部との間に前記正極集電体側と前記負極集電体側との間で延びるように画定され、前記正極集電体側と前記負極集電体側とを連通させる隙間と、
    前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する閉鎖部材と
    を備えたことを特徴とする蓄電素子。
  2. 前記閉鎖部材は前記隙間の前記正極集電体側に配置されている、請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記隙間の前記負極集電体側が開口する一方、前記隙間の前記正極集電体側が前記閉鎖部材で閉鎖されることによって筒状空間が画定されている、請求項2に記載の蓄電素子。
  4. 前記閉鎖部材は、
    前記ケーシングの前記底部側に配置される底部と、
    隣接して配置された2つの前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う部分の外側面に当接する一対の側壁部と、
    前記底部及び前記側壁部の両端の一対の端部と
    を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記電極体の前記ケーシングの底部と向かい合う部分の外側面は凸状の湾曲面であり、
    前記閉鎖部材の前記側壁部は前記湾曲面に沿った形状である、請求項4に記載の蓄電素子。
  6. 前記閉鎖部材の弾性変形により、前記電極体の前記外側面に前記閉鎖部材の前記側壁部が圧接されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  7. 前記閉鎖部材は前記一対の側壁部の先端に設けられ、隣接して配置された2つの前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う外側面に密着する接着材層をさらに備える、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  8. 前記隙間は隣接して配置された前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う部分と、前記ケーシングの前記底部とによって画定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  9. 前記正極は、正極金属箔と、前記正極金属箔に設けられた正極活物質層とを備え、
    前記負極は、負極金属箔と、前記負極金属箔に設けられた負極活物質層とを備え、
    前記閉鎖部材の前記正極集電体側の前記端部は、前記負極活物質層の前記正極集電体側の端部よりも前記負極集電体側に位置している、請求項8に記載の蓄電素子。
  10. 前記閉鎖部材の前記正極集電体側の前記端部は、前記正極活物質層の前記正極集電体側の前記端部よりも前記負極集電体側に位置している、請求項9に記載の蓄電素子。
  11. 前記正極金属箔はアルミニウム系の材料からなり、前記負極金属箔は銅系の材料からなる、請求項9又は請求項10に記載の蓄電素子。
  12. 隣接して配置された複数の前記電極体を結束する結束シートをさらに備え、
    前記隙間は、隣接して配置された前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う部分と、前記結束シートとによって画定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  13. 電極体の正極側の端面の少なくとも下端部を含む一部を覆う保護シートを備え、
    前記隙間の一部が、隣接して配置された前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う部分と、前記保護シートによって画定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  14. 隣接して配置された複数の前記電極体を覆う絶縁シートをさらに備え、
    前記隙間は、隣接して配置された前記電極体の前記ケーシングの前記底部と向かい合う部分と、前記絶縁シートとによって画定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の蓄電素子。
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