JP2014198614A - 回転式塵芥収集車 - Google Patents

回転式塵芥収集車 Download PDF

Info

Publication number
JP2014198614A
JP2014198614A JP2013074367A JP2013074367A JP2014198614A JP 2014198614 A JP2014198614 A JP 2014198614A JP 2013074367 A JP2013074367 A JP 2013074367A JP 2013074367 A JP2013074367 A JP 2013074367A JP 2014198614 A JP2014198614 A JP 2014198614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
rear door
control means
rotary
output control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013074367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6170706B2 (ja
Inventor
聡 清原
Satoshi Kiyohara
聡 清原
良爾 赤羽
Ryoji Akaha
良爾 赤羽
憲彦 相田
Norihiko Aida
憲彦 相田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morita Holdings Corp
Original Assignee
Morita Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morita Holdings Corp filed Critical Morita Holdings Corp
Priority to JP2013074367A priority Critical patent/JP6170706B2/ja
Publication of JP2014198614A publication Critical patent/JP2014198614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6170706B2 publication Critical patent/JP6170706B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】作業効率を低下させることなく、安全性の高い回転式塵芥収集車を提供することを目的とし、後部扉が全開でない場合にも配慮した安全性を確保することができる回転式塵芥収集車を提供すること。【解決手段】本発明の回転式塵芥収集車1は、塵芥を収容する収容箱10と、収容箱10の後方開口部11に連通させて装着する投入箱20とを有し、投入箱20に、フロント面20Fとリア面20Rとの間で揺動する押し込み板31と、押し込み板31より下方において回転32a軸を中心にして回転する回転板32とを備え、投入箱20に投入される塵芥を収容箱10に導き、回転板32の位置を検出する位置検出手段41と、位置検出手段41で検出した回転板32の位置に応じて出力する出力制御手段43と、出力制御手段43からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段44とを備えたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、塵芥を収容する収容箱と、収容箱の後方開口部に連通させて装着する投入箱とを有し、投入箱に、フロント面とリア面との間で揺動する押し込み板と、押し込み板より下方において回転軸を中心にして回転する回転板とを備え、投入箱に投入される塵芥を収容箱に導く回転式塵芥収集車に関する。
回転式塵芥収集車は、投入箱に投入される塵芥を収容箱に導くために、投入箱に押し込み板と回転板とを備えている。
回転板は、塵芥投入口近くを動作軌跡としているため、不注意により人身事故が発生するおそれがある。
従って、安全性の高い回転式塵芥収集車が望まれており、投入箱内の危険領域に作業者の体の一部が入ったことを検出する進入検出装置を備え、進入検出装置が塵芥投入箱内の危険領域に作業者の体の一部が入ったことを検出して掻込部材を停止させるものが提案されている(特許文献1)。
特開2007−204276号公報
特許文献1では、掻込部材の停止による作業性の低下を解決するために、進入検出装置からの検出だけでなく、掻込部材位置検出部によって掻込部材が所定の危険位置にあることを検出した時に、掻込部材を停止させている。
しかし、作業に慣れた作業者にとっては、掻込部材の停止や再起動の操作は煩わしく、作業効率が低下してしまう。
特に、後部扉を全開とし、塵芥投入口が大きく開いている場合には、掻き込み部材の動作状態を視認できるため、安全性が問題となることは少ない。
一方、後部扉が一部開状態とする場合には、塵芥投入口が全開時と比べて小さく、掻き込み部材の動作状態を視認しにくいため、安全性が問題となる。
本発明は、作業効率を低下させることなく、安全性の高い回転式塵芥収集車を提供することを目的とし、後部扉が全開でない場合にも配慮した安全性を確保することができる回転式塵芥収集車を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の回転式塵芥収集車は、塵芥を収容する収容箱と、前記収容箱の後方開口部に連通させて装着する投入箱とを有し、前記投入箱に、フロント面とリア面との間で揺動する押し込み板と、前記押し込み板より下方において回転軸を中心にして回転する回転板とを備え、前記投入箱に投入される前記塵芥を前記収容箱に導く回転式塵芥収集車であって、前記回転板の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段で検出した前記回転板の前記位置に応じて出力する出力制御手段と、前記出力制御手段からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の回転式塵芥収集車において、前記投入箱の前記リア面には、前記塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、前記後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、前記開閉検出手段によって、前記後部扉が全開状態であることを検出した時には前記出力制御手段からの出力を行わず、前記後部扉が一部開状態であることを検出した時に前記出力制御手段からの出力を行うことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の回転式塵芥収集車において、前記投入箱の前記リア面には、前記塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、前記後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、前記開閉検出手段によって、前記後部扉が全開状態であることを検出した時と、前記後部扉が一部開状態であることを検出した時とで、前記出力制御手段からの出力を異ならせたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の回転式塵芥収集車において、前記開閉検出手段によって前記後部扉が全閉状態であることを検出すると、前記出力制御手段からの出力を行わないことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車において、前記注意喚起手段として光源を用い、前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、前記光源では、前記第1の出力による発光色と、前記第2の出力による発光色とを異ならせたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車において、前記注意喚起手段として光源を用い、前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、前記光源では、前記第1の出力による発光パターンと、前記第2の出力による発光パターンとを異ならせたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項5又は請求項6に記載の回転式塵芥収集車において、前記光源を前記投入箱内に設け、前記光源の光軸を、前記投入箱を形成する側壁に向けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項7に記載の回転式塵芥収集車において、前記側壁を反射板としたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車において、前記注意喚起手段として音源を用い、前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、前記音源では、前記第1の出力による音量と、前記第2の出力による音量とを異ならせたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車において、前記注意喚起手段として音源を用い、前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、前記音源では、前記第1の出力による音声の種類と、前記第2の出力による音声の種類とを異ならせたことを特徴とする。
本発明の回転式塵芥収集車によれば、注意喚起手段による注意喚起により、視認しにくい状態でも作業の安全性を高めることができ、特に一部開状態における回転板の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
本発明の一実施例による回転式塵芥収集車の構成図 同塵芥収集車の投入箱を示す要部構成図 同塵芥収集車において後部扉を全開状態とした投入箱の要部構成図 同塵芥収集車において後部扉を一部開状態とした投入箱の要部構成図 同塵芥収集車において後部扉を全閉状態とした投入箱の要部構成図
本発明の第1の実施の形態による回転式塵芥収集車は、塵芥を収容する収容箱と、収容箱の後方開口部に連通させて装着する投入箱とを有し、投入箱に、フロント面とリア面との間で揺動する押し込み板と、押し込み板より下方において回転軸を中心にして回転する回転板とを備え、投入箱に投入される塵芥を収容箱に導く回転式塵芥収集車であって、回転板の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段で検出した回転板の位置に応じて出力する出力制御手段と、出力制御手段からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段と
を備えたものである。本実施の形態によれば、注意喚起手段による注意喚起により、後部扉が全開状態である通常の視認状態はもとより、視認しにくい状態でも作業の安全性を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による回転式塵芥収集車において、投入箱のリア面には、塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、開閉検出手段によって、後部扉が全開状態であることを検出した時には出力制御手段からの出力を行わず、後部扉が一部開状態であることを検出した時に出力制御手段からの出力を行うものである。本実施の形態によれば、後部扉が一部開状態の時だけ注意喚起を行うことで、後部扉が全開でなく、回転板の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態による回転式塵芥収集車において、投入箱のリア面には、塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、開閉検出手段によって、後部扉が全開状態であることを検出した時と、後部扉が一部開状態であることを検出した時とで、出力制御手段からの出力を異ならせたものである。本実施の形態によれば、後部扉が全開状態と一部開状態とで注意喚起を異ならせることで、特に一部開状態における回転板の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2又は第3の実施の形態による回転式塵芥収集車において、開閉検出手段によって後部扉が全閉状態であることを検出すると、出力制御手段からの出力を行わないものである。本実施の形態によれば、不要な場合の出力を無くすことで、必要な場合の注意喚起機能を高めることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、注意喚起手段として光源を用い、出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、光源では、第1の出力による発光色と、第2の出力による発光色とを異ならせたものである。本実施の形態によれば、発光色の違いによって注意喚起機能を高めることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第4の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、注意喚起手段として光源を用い、出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、光源では、第1の出力による発光パターンと、第2の出力による発光パターンとを異ならせたものである。本実施の形態によれば、発光パターンの違いによって注意喚起機能を高めることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第5又は第6の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、光源を投入箱内に設け、光源の光軸を、投入箱を形成する側壁に向けたものである。本実施の形態によれば、側壁で光源を反射させることで、塵芥を包む包装袋の量や色の影響を受けにくいため、注意喚起機能を損なうことがない。
本発明の第8の実施の形態は、第7の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、側壁を反射板としたものである。本実施の形態によれば、側壁を反射板とすることで、安定した注意喚起を行うことができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1から第4の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、注意喚起手段として音源を用い、出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、音源では、第1の出力による音量と、第2の出力による音量とを異ならせたものである。本実施の形態によれば、音量の違いによって注意喚起機能を高めることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第1から第4の実施の形態による回転式塵芥収集車であって、注意喚起手段として音源を用い、出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、音源では、第1の出力による音声の種類と、第2の出力による音声の種類とを異ならせたものである。本実施の形態によれば、音声の違いによって注意喚起機能を高めることができる。
以下本発明の一実施例による回転式塵芥収集車について説明する。
図1は本実施例による回転式塵芥収集車の構成図、図2は同塵芥収集車の投入箱を示す要部構成図、図3は同塵芥収集車において後部扉を全開状態とした投入箱の要部構成図、図4は同塵芥収集車において後部扉を一部開状態とした投入箱の要部構成図、図5は同塵芥収集車において後部扉を全閉状態とした投入箱の要部構成図である。
本実施例による回転式塵芥収集車1は、塵芥を収容する収容箱10と、収容箱10の後方開口部11に連通させて装着する投入箱20とを有している。
投入箱20は、収容箱10の後方開口部11に対向するフロント面20Fと、後部扉21を有するリア面20Rと、一対の側壁22とで囲まれる空間23S内に、押し込み板31と回転板32とを備えている。
押し込み板31は、フロント面20Fとリア面20Rとの間で揺動し、回転板32は押し込み板31より下方において回転軸32aを中心にして回転する。回転板32の下方は底面20Bで閉塞されている。
図2を用いて本実施例による回転式塵芥収集車1の構成を説明する。
本実施例による回転式塵芥収集車1は、回転板32の位置を検出する位置検出手段41と、後部扉21の動作状態を検出する開閉検出手段42と、位置検出手段41で検出した回転板32の位置と開閉検出手段42で検出した後部扉21の動作状態に応じて出力する出力制御手段43と、出力制御手段43からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段44とを備えている。
図2では、注意喚起手段44として光源44a、44b、44cを用いた場合を示している。
光源44aは投入箱20の空間23S内に設け、光軸を塵芥投入口24に向けている。光源44bはリア面20Rの空間23S側に設け、光軸を底面20Bに向けている。光源44cは、リア面20Rの外側に設け、光軸を車輌後方、すなわち作業者に向けている。
光源44b、44cは、特に後部扉21の下部に設けることが好ましい。
次に、図2を用いて本実施例による回転式塵芥収集車1の押し込み板31と回転板32との動作について説明する。
投入箱20のリア面20Rには塵芥を投入する塵芥投入口24を有し、後部扉21を上方へ引き上げることで、塵芥投入口24が開かれる。図2では、塵芥投入口24が一部開状態であることを示している。
押し込み板31は、下端部31aが回転軸32aの上方近傍とフロント面20Fとの間で揺動する。
回転板32は、その先端32bがリア面20Rから底面20Bに沿ってフロント面20F側に移動し、その後リア面20Rに戻るように回転する。
塵芥投入口24から投入された塵芥は、回転板32によって、底面20Bに沿ってフロント面20F側へ移動し、フロント面20Fで所定の高さまで持ち上げられる。
回転板32が塵芥をフロント面20Fで所定の高さに持ち上げた状態では、押し込み板31は、下端部31aが回転軸32aの上方近傍に位置している。
そして、押し込み板31は、図示のように下端部31aをフロント面20Fに移動させることで、回転板32で持ち上げた塵芥を投入箱20から排出する。
押し込み板31の下端部31aが回転板32の軌跡範囲外へ移動した後に、回転板32は、その先端32bがリア面20Rに近接するように回転する。
一方、押し込み板31は、下端部31aが回転軸32aの上方近傍となるように揺動する。
先端32bがリア面20Rに近接した状態にある回転板32は、塵芥投入口24から投入された塵芥を、再び底面20Bに沿ってフロント面20F側へ移動する。
この動作を繰り返すことで、塵芥投入口24から投入された塵芥は投入箱20から排出され、収容箱10に収容される。
上記動作において、先端32bが塵芥投入口24の上部に近づく位置(X)から塵芥投入口24を通過した位置(Y)まで移動する第1区間(X−Y)が最も危険な状態であり、先端32bが塵芥投入口24を通過した位置(Y)からフロント面20Fに近接する位置(Z)まで移動する第2区間(Y−Z)は最も安全な状態である。また、先端32bがフロント面20Fに近接する位置(Z)から塵芥投入口24の上部に近づく位置(X)まで移動する第3区間(Z−X)が注意を要する状態である。
位置検出手段41では、例えば第1区間(X−Y)と、第2区間(Y−Z)と、第3区間(Z−X)とを検出する。
出力制御手段43は、第1区間(X−Y)では危険を知らせる第1の出力を行い、第3区間(Z−X)では安全を知らせる第2の出力を行う。第2区間(Y−Z)では、第1の出力及び第2の出力とは異なる第3の出力を行う。なお、それぞれの区間(X−Y)(Y−Z)(Z−X)毎に異なる出力を行うとして説明したが、区間の起点となる位置X、Y、Zで異なる出力を行えばよい。
注意喚起手段44として光源44a、44b、44cを用いる場合には、第1の出力による発光色と、第2の出力による発光色と、第3の出力による発光色とを異ならせる。
また、発光色を異ならせる代わりに、又は発光色を異ならせることに加えて、第1の出力による発光パターンと、第2の出力による発光パターンと、第3の出力による発光パターンとを異ならせてもよい。このように発光色や発光パターンを異ならせることで、注意喚起機能を高めることができる。
また、注意喚起手段44として光源44a、44b、44cを用いる代わりに、又は光源44a、44b、44cを用いることに加えて、注意喚起手段44として音源を用いることもできる。
注意喚起手段44として音源を用いる場合には、第1の出力による音量と、第2の出力による音量と、第3の出力による音量とを異ならせる。
また、音量を異ならせる代わりに、又は音量を異ならせることに加えて、第1の出力による音声の種類と、第2の出力による音声の種類と、第3の出力による音声の種類とを異ならせてもよい。このように音量や音声の種類を異ならせることで、注意喚起機能を高めることができる。
図3から図5を用いて後部扉21の動作状態に応じた出力制御について説明する。
図3から図5では、注意喚起手段44として光源44dを用いている。光源44dは、投入箱20内に設けており、光源44dの光軸は、投入箱20を形成する側壁22の内面に向けている。このように、側壁22で光源44dを反射させることで、塵芥を包む包装袋の量や色の影響を受けにくいため、注意喚起機能を損なうことがない。この場合には、側壁22を反射板とすることが好ましい。側壁22を反射板とすることで、安定した注意喚起を行うことができる。
光源44dは、後部扉21が全開状態である図3では照射せず、後部扉21が一部開状態である図4では照射している。すなわち、後部扉21が全開状態であることを開閉検出手段42が検出した場合には出力制御手段43は出力を行わず、後部扉21が一部開状態であることを開閉検出手段42が検出した場合には出力制御手段43は出力を行う。なお、出力制御手段43からの出力は、既に説明した通り、位置検出手段41で検出した回転板32の位置に応じて行われる。
このように、後部扉21が一部開状態の時だけ注意喚起を行うことで、後部扉21が全開でなく、回転板32の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
これに対して、開閉検出手段42によって、後部扉21が全開状態であることを検出した時と、後部扉21が一部開状態であることを検出した時とで、出力制御手段43からの出力を異ならせてもよい。後部扉21が全開状態と一部開状態とで注意喚起を異ならせることで、特に一部開状態における回転板32の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
図5に示すように、開閉検出手段42によって後部扉21が全閉状態であることを検出すると、出力制御手段43からの出力を行わない。
以上のように、回転板32の位置を検出する位置検出手段41と、位置検出手段41で検出した回転板32の位置に応じて出力する出力制御手段43と、出力制御手段43からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段44とを備えることで、視認しにくい状態でも作業の安全性を高めることができる。
特に、投入箱20のリア面20Rには、塵芥を投入する塵芥投入口24を形成する後部扉21を有し、後部扉21の動作状態を検出する開閉検出手段42を備え、開閉検出手段42によって、後部扉21が全開状態であることを検出した時には出力制御手段43からの出力を行わず、後部扉21が一部開状態であることを検出した時に出力制御手段43からの出力を行うことで、後部扉21が全開でなく、回転板32の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
また、開閉検出手段42によって、後部扉21が全開状態であることを検出した時と、後部扉21が一部開状態であることを検出した時とで、出力制御手段43からの出力を異ならせることで、特に一部開状態における回転板32の位置を視認しにくい場合の安全性を高めることができる。
本発明は、回転式塵芥収集車における作業の効率と安全性を高めることができる。
10 収容箱
20 投入箱
20F フロント面
20R リア面
21 後部扉
22 側壁
23S 空間
31 押し込み板
32 回転板
32a 回転軸
41 位置検出手段
42 開閉検出手段
43 出力制御手段
44 注意喚起手段
44a 光源
44b 光源
44c 光源
44d 光源

Claims (10)

  1. 塵芥を収容する収容箱と、前記収容箱の後方開口部に連通させて装着する投入箱とを有し、
    前記投入箱に、フロント面とリア面との間で揺動する押し込み板と、前記押し込み板より下方において回転軸を中心にして回転する回転板とを備え、
    前記投入箱に投入される前記塵芥を前記収容箱に導く回転式塵芥収集車であって、
    前記回転板の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出した前記回転板の前記位置に応じて出力する出力制御手段と、
    前記出力制御手段からの出力に応じた注意喚起を行う注意喚起手段と
    を備えたことを特徴とする回転式塵芥収集車。
  2. 前記投入箱の前記リア面には、前記塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、
    前記後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、
    前記開閉検出手段によって、前記後部扉が全開状態であることを検出した時には前記出力制御手段からの出力を行わず、前記後部扉が一部開状態であることを検出した時に前記出力制御手段からの出力を行うことを特徴とする請求項1に記載の回転式塵芥収集車。
  3. 前記投入箱の前記リア面には、前記塵芥を投入する塵芥投入口を形成する後部扉を有し、
    前記後部扉の動作状態を検出する開閉検出手段を備え、
    前記開閉検出手段によって、前記後部扉が全開状態であることを検出した時と、前記後部扉が一部開状態であることを検出した時とで、前記出力制御手段からの出力を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の回転式塵芥収集車。
  4. 前記開閉検出手段によって前記後部扉が全閉状態であることを検出すると、前記出力制御手段からの出力を行わないことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の回転式塵芥収集車。
  5. 前記注意喚起手段として光源を用い、
    前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、
    前記光源では、前記第1の出力による発光色と、前記第2の出力による発光色とを異ならせたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車。
  6. 前記注意喚起手段として光源を用い、
    前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、
    前記光源では、前記第1の出力による発光パターンと、前記第2の出力による発光パターンとを異ならせたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車。
  7. 前記光源を前記投入箱内に設け、
    前記光源の光軸を、前記投入箱を形成する側壁に向けたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の回転式塵芥収集車。
  8. 前記側壁を反射板としたことを特徴とする請求項7に記載の回転式塵芥収集車。
  9. 前記注意喚起手段として音源を用い、
    前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、
    前記音源では、前記第1の出力による音量と、前記第2の出力による音量とを異ならせたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車。
  10. 前記注意喚起手段として音源を用い、
    前記出力制御手段では、危険を知らせる第1の出力と、安全を知らせる第2の出力とを少なくとも有し、
    前記音源では、前記第1の出力による音声の種類と、前記第2の出力による音声の種類とを異ならせたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転式塵芥収集車。
JP2013074367A 2013-03-29 2013-03-29 回転式塵芥収集車 Active JP6170706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074367A JP6170706B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 回転式塵芥収集車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074367A JP6170706B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 回転式塵芥収集車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014198614A true JP2014198614A (ja) 2014-10-23
JP6170706B2 JP6170706B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=52355800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013074367A Active JP6170706B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 回転式塵芥収集車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6170706B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016216211A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社モリタホールディングス 電動塵芥車
JP2017048049A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 新明和工業株式会社 塵芥収集車
JP2017206378A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 新明和工業株式会社 塵芥収集車の塵芥投入箱
KR20190089499A (ko) * 2018-01-23 2019-07-31 주식회사 에이엠 특장 후방작업자 안전수단이 구비된 쓰레기 수거차량

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110803429B (zh) * 2019-11-12 2022-08-12 刘俊 一种可将垃圾进行整平的掀盖式垃圾收集箱

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133509U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22
JPS62259901A (ja) * 1986-05-06 1987-11-12 菅原産業株式会社 塵芥収集車積込機構の安全監視装置
JPH0318005U (ja) * 1988-05-20 1991-02-22
JPH1083492A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Toshiba Elevator Technos Kk 建物設備監視警報装置
JP2000344470A (ja) * 1999-03-31 2000-12-12 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 移動式クレーンの安全装置
JP2003201090A (ja) * 2002-01-09 2003-07-15 Tadano Ltd クレーンの警報装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133509U (ja) * 1986-02-18 1987-08-22
JPS62259901A (ja) * 1986-05-06 1987-11-12 菅原産業株式会社 塵芥収集車積込機構の安全監視装置
JPH0318005U (ja) * 1988-05-20 1991-02-22
JPH1083492A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Toshiba Elevator Technos Kk 建物設備監視警報装置
JP2000344470A (ja) * 1999-03-31 2000-12-12 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 移動式クレーンの安全装置
JP2003201090A (ja) * 2002-01-09 2003-07-15 Tadano Ltd クレーンの警報装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016216211A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社モリタホールディングス 電動塵芥車
JP2017048049A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 新明和工業株式会社 塵芥収集車
JP2017206378A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 新明和工業株式会社 塵芥収集車の塵芥投入箱
KR20190089499A (ko) * 2018-01-23 2019-07-31 주식회사 에이엠 특장 후방작업자 안전수단이 구비된 쓰레기 수거차량
KR102018498B1 (ko) 2018-01-23 2019-09-05 주식회사 에이엠 특장 후방작업자 안전수단이 구비된 쓰레기 수거차량

Also Published As

Publication number Publication date
JP6170706B2 (ja) 2017-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6170706B2 (ja) 回転式塵芥収集車
US10633830B2 (en) Safety device for a construction machine
CN103738856B (zh) 垃圾自动送料系统控制方法
EP2341204A3 (en) Locking device for a hood
JP2006021322A (ja) 自動機械システムの安全装置
CN102372234A (zh) 移动式起重机及其水平支腿的控制方法和控制装置
CN106080591A (zh) 自动防撞系统警报启闭控制方法、装置及车辆
CN107814285A (zh) 一种防止电梯轿厢意外移动的控制装置及方法
JP5613821B1 (ja) 汚泥吸引車
CN202624020U (zh) 一种自卸车防倾覆的安全保护装置
CN201872668U (zh) 开车门智能示警及解中控锁的装置
KR101797310B1 (ko) 2차 교통사고 방지용 안전 표시장치
JP3194760U (ja) 塵芥車の塵芥収容箱内火災早期検知装置
JP2006274750A (ja) 建設機械の安全装置
JP3181769U (ja) プレス機械の安全装置
CN208261835U (zh) 连铸中包行走警示装置
KR20160124444A (ko) 모니터링 기능이 부가된 지게차
AU2007100726A4 (en) Power Line Detection
CN204968524U (zh) 一种收割机保护控制系统
JP2005314059A (ja) 塵芥収集車の安全システム
CN208667003U (zh) 叉车
JP2020019319A (ja) 制動制御システム
CN203767901U (zh) 一种起重机臂头保护装置
JP2016125462A (ja) 建設機械
JP2014122098A (ja) 作業車両の架装物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6170706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250