JP2016125462A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が尿素水タンクに尿素水を給水している際に尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことを容易に確認することができる建設機械を提供する。【解決手段】建設機械は、尿素水を貯留する尿素水タンク32と、尿素水タンク32内の尿素水量を検出する尿素水量検出手段32bと、尿素水タンク32に尿素水を給水する作業者に警告を発する警告手段と、尿素水量検出手段32b及び該警告手段に接続されたコントローラ36とを備えている。コントローラ36は尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されると該警告手段を作動させる。該警告手段は、発光手段又は/及び警音を発する警音手段から構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、窒素酸化物の還元剤としての尿素水を貯留する尿素水タンクを備えた建設機械に関する。
建設車両、バス及びトラック等の車両には、駆動源としてディーゼルエンジンが多く用いられている。このディーゼルエンジンの排気ガス中には窒素酸化物(NOx)等が多く含まれており、ディーゼルエンジンを搭載する車両の多くは排出ガス規制の対象となっている。このため、ディーゼルエンジンを搭載する車両については、排気ガス中の窒素酸化物量を低減することが要求されている。
排気ガス中の窒素酸化物量を低減するための技術として、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムが知られている。尿素SCRシステムは、排気ガス中の窒素酸化物と尿素水とを還元反応させることによって、排気ガス中の窒素酸化物量を低減するものである。還元剤としての尿素水は、車両に搭載された尿素水タンクに貯留されており、尿素水吸引ポンプにより吸引され、エンジンの排気路に接続された噴射手段から排気路内に噴射される。
尿素水タンクへの尿素水の給水は、給水停止機能を有する尿素水給水機や汎用の容器等が使用されて行われる。尿素水給水機が使用されて給水が行われる場合には、その給水停止機能により尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えると給水が停止される。一方、建設現場等の尿素水給水機が設置されていない場所において、汎用の容器等が使用されて給水が行われる場合には、尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えた時に作業者自身が給水を停止する必要がある。このため、尿素水タンクの外部には、尿素水タンク内の尿素水量を作業者が目視確認することができるようにすべく、尿素水タンク内と連通した管状ゲージが配設されていることがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−154150号公報
しかしながら、尿素水は燃料と比較して所要量が少ないことから、通常、尿素水タンクは燃料タンクよりも小さく形成されており、このため車両における尿素水タンクの配設箇所によってはゲージを視認することが困難となってしまう場合がある。この場合、作業者は、尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことを確認することができず、尿素水タンクから尿素水を溢れさせてしまうおそれがある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、尿素水タンクの配設箇所によらず、作業者が尿素水タンクに尿素水を給水している際に尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことを容易に確認することができる建設機械を提供することである。
本発明によれば、上記技術的課題を解決する建設機械として、尿素水を貯留する尿素水タンクと、該尿素水タンク内の尿素水量を検出する検出手段と、該尿素水タンクに尿素水を給水する作業者に警告を発する警告手段と、該検出手段及び該警告手段に接続されたコントローラとを備え、該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警告手段を作動させる、ことを特徴とする建設機械が提供される。
好ましくは、該警告手段は発光手段から構成されている。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該発光手段を点灯させるのが好適である。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該発光手段を点滅させるのが好都合である。好ましくは、該警告手段は警音を発する警音手段から構成されている。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警音手段を連続的に鳴動させるのが好適である。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該警音手段を断続的に鳴動させるのが好都合である。好ましくは、該警告手段は発光手段及び警音を発する警音手段から構成されている。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該発光手段を点滅させ、且つ該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警音手段を鳴動させるのが好適である。該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該警音手段を断続的に鳴動させ、且つ該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該発光手段を点灯又は点滅させるのが好都合である。該コントローラは該検出手段によって検出された該尿素水タンク内の尿素水量に応じて該発光手段の点滅間隔を変更するのが好ましい。該コントローラは該検出手段によって検出された該尿素水タンク内の尿素水量に応じて該警音手段の鳴動間隔を変更するのが好適である。
本発明によって提供される建設機械においては、コントローラは尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことが検出手段によって検出されると警告手段を作動させることから、警告手段からの警告によって、作業者は尿素水タンクに尿素水を給水している際に尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことを容易に確認することができる。
本発明に従って構成された油圧ショベルの側面図。 図1に示す上部旋回体の斜視図。 図1及び図2に示すキャブの内部の斜視図。 図1に示す油圧ショベルの構成例を示した図。 コントローラ、ホーン及びホーンスイッチの接続を示す電気回路図。
以下、本発明に従って構成された建設機械の第1及び第2の実施形態について、代表的な建設機械である油圧ショベルを例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず本発明に係る建設機械の第1の実施形態について説明する。図1を参照して、全体を符号2で示す油圧ショベルは、自走可能な下部走行体4と、下部走行体4上に旋回自在に搭載された上部旋回体6と、上部旋回体6に俯仰動自在に接続された作業腕装置8とから大略構成されている。油圧ショベル2は、土砂等の掘削作業時においては、作業腕装置8が俯仰動作され、上部旋回体6が下部走行体4に対し旋回動作されることによって、土砂等の掘削作業を行うことができるようになっている。
作業腕装置8は、上部旋回体6の前側に俯仰動自在に接続されたブーム10と、ブーム10の先端側に揺動自在に接続されたアーム12と、アーム12の先端側に回動自在に接続された作業具14と、ブーム10を俯仰動させる左右一対のブームシリンダ16,16(左側のみ図示されている)と、アーム12を揺動させるアームシリンダ18と、作業具14を回動させる作業具シリンダ20とから大略構成されている。又、ブーム10の側面中央部には油圧ショベル2の前方を照明するブーム作業灯22が配設されている。
図1と共に図2を参照して説明する。上部旋回体6は骨組み構造体をなす旋回フレーム24を備え、旋回フレーム24には、駆動源をなすディーゼルエンジン26と、蓄電池収容室27と、燃料を貯留する燃料タンク28と、油圧ショベル2の作動に必要な機器や整備の際に使用される工具等が収容されている工具箱30と、尿素水を貯留する尿素水タンク32と、運転員が搭乗するキャブ34と、コントローラ36(図4参照)等が配設されている。
蓄電池収容室27には、蓄電池27aと、遮断スイッチ(図示されていない)と、作動表示灯27b(図4参照)等が配設されている。遮断スイッチは、油圧ショベル2の点検等が行われる際に電力供給を遮断するためのスイッチである。遮断スイッチがオフの場合には蓄電池27aから各機器への電力供給が遮断され、一方、遮断スイッチがオンの場合には蓄電池27aから各機器への電力供給が許容される。但し、遮断スイッチがオフの場合や後述するキースイッチ49がオフの場合においても、所定の場合には蓄電池27aから電力の供給を受けて作動する機器がある。そこで、そのような機器が作動していることが作動表示灯27bの点灯によって示される。
燃料タンク28は、適宜の鋼材から全体として直方体状に形成され、旋回フレーム24の右前側に配設されている。燃料タンク28には、その上面に給油口28aが配設されており、その前面には高さ方向中間部に、作業者が点検や整備のため上部旋回体6に乗りあがるときの足掛けとなるステップ28bが接合されている。又、燃料タンク28には燃料量を検出する燃料量検出手段28c(図4参照)が配設され、燃料量検出手段28cはレベルセンサ等から構成されている。
工具箱30は、適宜の鋼材から全体として直方体状に且つ上下方向の寸法が燃料タンク28よりも小さく形成され、燃料タンク28の前方に配設されている。工具箱30の上面は、燃料タンク28のステップ28bよりも低位置であり燃料タンク28のステップ28bと同様に作業者の足掛けとなると共に、ヒンジを介して開閉自在な蓋部30aとして形成されている。工具箱30の前面には開口30bが形成され、開口30bに面して工具箱30内には油圧ショベル2の前方を照明する旋回体作業灯38が収容されている。
尿素水タンク32は、適宜の樹脂材料又は比較的耐食性の高い鋼材、例えばステンレス鋼等、から全体として直方体状に且つ燃料タンク28及び工具箱30よりも小さく形成され、工具箱30内に収容されている。尿素水タンク32の上面は、実質上水平に延在する水平面と、この水平面から前方に向かって下方に傾斜して延在する傾斜面とを有し、傾斜面には給水口32aが配設されている。又、尿素水タンク32には尿素水量を検出する尿素水量検出手段32b(図4参照)が配設され、尿素水量検出手段32bはレベルセンサ等から構成されている。そして、尿素水タンク32は尿素水ポンプ33(図4参照)に接続されており、尿素水タンク32内の尿素水は尿素水ポンプ33により吸引され、エンジン26の排気路に接続された噴射手段(図示されていない)から排気路内に噴射される。尚、尿素水ポンプ33は、遮断スイッチがオフの場合や後述するキースイッチ49がオフの場合においても、蓄電池27aから電力供給を受けて作動する場合がある。
キャブ34は、鋼管から形成された複数の支柱40と、鋼管から形成され複数の支柱40間を連結する複数の梁42とからフレーム構造をなし、周囲側面が窓44等によって覆われており、旋回フレーム24の左前側に配設されている。キャブ34の前面上部には油圧ショベル2の前方を照明する左右一対のキャブ作業灯46が配設されている。キャブ34の上面後部には油圧ショベル2が稼働していることを示す稼働表示灯47が配設されている。尚、本明細書の説明で用いられている前後方向及び左右方向は、図1及び図2に示すキャブ34内に搭乗した運転員から見た前後方向及び左右方向である。
図3を参照して説明する。キャブ34内には、運転員が着座する座席48と、エンジン26の稼働及び停止、並びに蓄電池27aから各機器への電力供給を許容及び遮断するキースイッチ49と、ブームシリンダ16等の油圧アクチュエータを作動させるための信号を出力する複数個の操作器50と、運転員に必要な機械情報等を表示する表示器52と、キャブ34内を照明する室内灯53(図4参照)と、少なくとも1個のスイッチが配設されたスイッチパネル54等が配設されている。キースイッチ49は、例えば周知のメカニカルキースイッチから構成されることができ、オフの場合にはエンジン26が停止すると共に蓄電池27aから各機器への電力供給が遮断され、オフからオンに回動されると蓄電池27aから各機器への電力供給が許容され、更にオンからスタートに回動されるとエンジン26が稼働される、如くのものである。操作器50の1個、本実施形態においては座席48の左側に位置する操作器50、の上面にはホーン56(図4参照)を鳴動させるための信号を出力するホーンスイッチ50aが配設されている。ホーン56は、油圧ショベル2の周囲に警音を発するものであり、作業者がエンジン26を始動させる際等に油圧ショベル2の周囲にいる他の作業者に注意喚起を行う場合等に使用されるものである。又、操作器50、例えば座席48の前方に位置する一対の操作器50、が操作されると下部走行体4によって油圧ショベル2を走行させるための信号が出力されると共に、走行アラーム58(図4参照)を鳴動させるための信号が出力される。走行アラーム58は、油圧ショベル2の周囲に警音を発するものであり、油圧ショベル2が走行していることを油圧ショベル2の周囲にいる他の作業者に報知するためのものである。
表示器52には座席48に着座した運転員から視認することができる位置に画面52aが配設され、画面52aには燃料タンク28内の燃料量や尿素水タンク32内の尿素水量等の機械情報画像等が表示される。又、表示器52には画面52aの下部に複数個の入力手段52bが配設され、画面52aに表示された画像は入力手段52bからの入力に応じて変化すると共にコントローラ36からの信号等によっても変化するようになっている。更に、表示器52には、警音を発するブザー52c(図4参照)が内蔵されている。ブザー52cは、運転員に各種機器が異常状態であることや所定の部品が交換時間を経過していること等を報知するためのものである。スイッチパネル54には、ブーム作業灯22、旋回体作業灯38及びキャブ作業灯46を点灯又は消灯させるための信号を出力する作業灯スイッチ54aと、室内灯53を点灯又は消灯させるための信号を出力する室内灯スイッチ54b等が配設されている。尚、入力手段52b、作業灯スイッチ54a及び室内灯スイッチ54bは、本実施形態においては押しボタン式のスイッチから構成されているが、ダイヤル式、シーソー式、タッチパネル式又はこれらの組合せであってもよい。又、ブザー52cは表示器52内ではなく、キャブ34内の適宜の箇所に配設されていてもよい。
図4を参照して説明する。コントローラ36は、周知のマイクロプロセッサやROM,RAM等を集積したLSIデバイスや組み込み電子デバイスとして提供される電子制御装置であり、上部旋回体6の適宜の位置に配設されている。コントローラ36は、キャブ34内に配設されたキースイッチ49、操作器50、表示器52及びスイッチパネル54に電気的に接続されていると共に、燃料量検出手段28c、尿素水量検出手段32b、尿素水ポンプ33、作動表示灯27b、稼働表示灯47、ブーム作業灯22、旋回体作業灯38、キャブ作業灯46、室内灯54、ホーン56及び走行アラーム58等に電気的に接続されている。
そして、コントローラ36は、キースイッチ49が操作されることによってエンジン26が稼働されると稼働表示灯47を点灯させ、尿素水ポンプ33が作動していることを検知すると作動表示灯27bを点灯させ、作業灯スイッチ54aから各作業灯22,38,46を点灯又は消灯させるための信号が出力されると各作業灯22,38,46を点灯又は消灯させ、室内灯スイッチ54bから室内灯53を点灯又は消灯させるための信号が出力されると室内灯53を点灯又は消灯させる。又、コントローラ36は、操作器50のホーンスイッチ50aからホーン56を鳴動させるための信号が出力されるとホーン56を鳴動させ、操作器50から下部走行体4によって油圧ショベル2を走行させるための信号が出力されると走行アラーム58を鳴動させ、各機器の異常状態等を検知するとブザー52cを鳴動させる。更に、コントローラ36は、燃料量検出手段28c及び尿素水量検出手段32bによって検出された燃料量及び尿素水量を表示器52に出力する。
以上のように構成された油圧ショベル2において、尿素水タンク32に尿素水が給水され、尿素水タンク32内の尿素水量が増加していることが尿素水量検出手段32bによって検出されると、コントローラ36は、ブーム作業灯22、旋回体作業灯38及びキャブ作業灯46のうちいずれか一の作業灯又は複数の作業灯を点滅させる。作業灯の点滅間隔は、例えば尿素水タンク32内の尿素水量が尿素水タンク32の容量の70%を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されると1Hz、80%を超えたことが検出されると2Hz、のように尿素水タンク32内の尿素水量に応じてコントローラ36によって変更される。これによって、作業者は尿素水タンク32に尿素水を給水している際に尿素水タンク32内のおおよその尿素水量を認識することができる。
又、コントローラ36は、作業灯を点滅させた後、尿素水タンク32内の尿素水量が所定量、例えば尿素水タンク32の容量の90%、を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されると、ブーム作業灯22、旋回体作業灯38及びキャブ作業灯46のうちいずれか一の作業灯若しくは複数の作業灯を点灯させ、又はホーン56を連続的に若しくは断続的に鳴動させる。コントローラ36が点灯させる作業灯は、上記作業灯のうちいずれかの一の作業灯を点滅させていた場合は、その点滅させた作業灯又は/及びその他の作業灯であり、他方、複数の作業灯を点滅させていた場合は、それらの点滅させた複数の作業灯又は/及びその他の作業灯である。
このように、作業灯が点灯され又はホーン56が鳴動されることによって、作業者は尿素水タンク32に尿素水を給水している際に尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えたことを容易に確認することができる。この結果、作業者は尿素水タンク32から尿素水を溢れさせてしまうことがない。そして、コントローラ36は、尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えた後に所定時間変動しないことが尿素水量検出手段32bによって検出されると作業灯を消灯させ、且つホーン56を鳴動させた場合はホーン56の鳴動を停止させる。
次に、本発明に係る建設機械の第2の実施形態について説明する。尚、第2の実施形態においては、上述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
コントローラ36は、尿素水タンク32に尿素水が給水され、尿素水タンク32内の尿素水量が増加していることが尿素水量検出手段32bによって検出されるとホーン56を断続的に鳴動させる。ホーン56の鳴動間隔は、例えば尿素水タンク32内の尿素水量が尿素水タンク32の容量の70%を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されると1Hz、80%を超えたことが検出されると2Hz、のように尿素水タンク32内の尿素水量に応じてコントローラ36によって変更される。これによって、作業者は尿素水タンク32に尿素水を給水している際に尿素水タンク32内のおおよその尿素水量を認識することができる。
又、コントローラ36は、ホーン56を断続的に鳴動させた後、尿素水タンク32内の尿素水量が所定量、例えば尿素水タンク32の容量の90%、を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されると、ホーン56を連続的に鳴動させ、又はブーム作業灯22、旋回体作業灯38及びキャブ作業灯46のうちいずれか一の作業灯若しくは複数の作業灯を点灯若しくは点滅させる。これによって、作業者は尿素水タンク32に尿素水を給水している際に尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えたことを容易に確認することができる。この結果、作業者は尿素水タンク32から尿素水を溢れさせてしまうことがない。そして、コントローラ36は、尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えた後に所定時間変動しないことが尿素水量検出手段32bによって検出されるとホーン56の鳴動を停止させ、且つ作業灯を点灯又は点滅させた場合は作業灯を消灯させる。
上述した第1及び第2の実施形態においては、尿素水タンク32に尿素水を給水する作業者に警告を発する警告手段は、油圧ショベル2の周囲を照明するブーム作業灯22等の発光手段、又は/及び、作業者がエンジン26を始動させる際等に油圧ショベル2の周囲にいる他の作業者に注意喚起を行う場合等に使用されるホーン56、から構成されていることから、上記警告を発する専用の警告手段を要せず、このため製造コストや部品管理の点で有利である。
尚、上述した第1及び第2の実施形態は本発明の例示であり、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく種々の変更が可能である。例えば警告手段としての発光手段については、ブーム作業灯22、旋回体作業灯38及びキャブ作業灯46を例として説明を行ったが、尿素水タンク32に尿素水を給水している作業者が点灯及び点滅していることを認識することができるものであればよく、尿素水タンク32の配設箇所に応じて、例えば作動表示灯27b、稼働表示灯47又は室内灯53であってもよい。又、警告手段としての警音手段については、ホーン56を例として説明を行ったが、尿素水タンク32に尿素水を給水している作業者が鳴動していることを認識することができるものであればよく、尿素水タンク32の配設箇所に応じて、ブザー52c又は走行アラーム58であってもよい。警告手段として作動表示灯27b、稼働表示灯47若しくは室内灯53、又はブザー52c若しくは走行アラーム58が使用される場合、作業灯やホーンが警告手段として使用される場合同様、専用の警告手段を要せず、製造コストや部品管理の点で有利である。尚、上記以外の発光手段や警音手段が警告手段としても使用される場合であってもよく、警告手段を構成するための専用の発光手段や警音手段が配設されていてもよい。
発光手段の点滅の開始又は警音手段の断続的な鳴動の開始については、上述の実施形態においては尿素水タンク32内の尿素水量が増加していることが尿素水量検出手段32bによって検出されると、コントローラ36が発光手段の点滅を開始させ、又は警音手段の断続的な鳴動を開始させる構成について説明を行った。しかしながら、作業者が尿素水を給水する際に手動で、例えば表示器52の入力手段52bやスイッチパネル54に配設されたスイッチ等を操作することによって、発光手段の点滅を開始させ又は警音手段の断続的な鳴動を開始させる構成であってもよい。そして、発光手段の点滅又は警音手段の断続的な鳴動が開始した後、尿素水量検出手段32bによって検出された尿素水タンク32内の尿素水量に応じてコントローラ36が発光手段の点滅間隔を変更し、又は警音手段の鳴動間隔を変更する構成が採用され得る。
又、尿素水タンク32内の尿素水量が所定量を超えたことが尿素水量検出手段32bによって検出されたときにのみ、コントローラ36が発光手段を点灯若しくは点滅させ、又は警音手段を連続的に若しくは断続的に鳴動させる構成であってもよい。コントローラについては、1個からなる場合であってもよく、或いは複数個のコントローラが別々の箇所に配設され夫々が電気的に接続されている場合であってもよい。作業灯等の発光手段、ホーン等の警音手段については、各スイッチからコントローラに点灯若しくは消灯又は鳴動させるための信号が出力されたときにコントローラが作業灯等の発光手段、ホーン等の警音手段を点灯若しくは消灯又は鳴動させる構成について説明を行ったが、例えば図5に示すように、ホーン56がコントローラ36及びホーンスイッチ50aの夫々にリレー60,62を介して電気的に接続されていれば、各スイッチがコントローラを介して各機器に接続されていなくてもよい。
2:油圧ショベル(建設機械)
22:ブーム作業灯(発光手段)
27:蓄電池収容室
27a:蓄電池
27b:作動表示灯(発光手段)
32:尿素水タンク
32a:給水口
32b:尿素水量検出手段
36:コントローラ
38:旋回体作業灯(発光手段)
46:キャブ作業灯(発光手段)
47:稼働表示灯(発光手段)
52:表示器
52a:画面
52b:入力手段
52c:ブザー(警音手段)
53:室内灯(発光手段)
56:ホーン(警音手段)
58:走行アラーム(警音手段)

Claims (12)

  1. 尿素水を貯留する尿素水タンクと、該尿素水タンク内の尿素水量を検出する検出手段と、該尿素水タンクに尿素水を給水する作業者に警告を発する警告手段と、該検出手段及び該警告手段に接続されたコントローラとを備え、
    該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警告手段を作動させる、ことを特徴とする建設機械。
  2. 該警告手段は発光手段から構成されている、請求項1記載の建設機械。
  3. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該発光手段を点灯させる、請求項2記載の建設機械。
  4. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該発光手段を点滅させる、請求項2又は3記載の建設機械。
  5. 該警告手段は警音を発する警音手段から構成されている、請求項1記載の建設機械。
  6. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警音手段を連続的に鳴動させる、請求項5記載の建設機械。
  7. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該警音手段を断続的に鳴動させる、請求項5又は6記載の建設機械。
  8. 該警告手段は発光手段及び警音を発する警音手段から構成されている、請求項1記載の建設機械。
  9. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該発光手段を点滅させ、且つ該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該警音手段を鳴動させる、請求項8記載の建設機械。
  10. 該コントローラは該尿素水タンク内の尿素水量が増加していることが該検出手段によって検出されると該警音手段を断続的に鳴動させ、且つ該尿素水タンク内の尿素水量が該所定量を超えたことが該検出手段によって検出されると該発光手段を点灯又は点滅させる、請求項8記載の建設機械。
  11. 該コントローラは該検出手段によって検出された該尿素水タンク内の尿素水量に応じて該発光手段の点滅間隔を変更する、請求項4又は9記載の建設機械。
  12. 該コントローラは該検出手段によって検出された該尿素水タンク内の尿素水量に応じて該警音手段の鳴動間隔を変更する、請求項7又は10記載の建設機械。
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