JP2014198110A - 物品棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品棚の前側に過度の荷重がかかったとしても、前側に回転しないようにすることができる物品棚を提供する。
【解決手段】厨房装置3のシンク2に着脱自在に設置される物品棚1であって、物品が載置される物品棚本体11と、物品棚本体11の一対の左右面部に外側に向けて突設される被支持部12と、を備え、物品棚本体11は、底面16aの前側端部よりも低い位置まで設けられ、シンク2の壁21に当接して物品本体11の回転を阻止する回転止め部17を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、厨房装置のシンクに着脱自在に取付けられる物品棚に関するものである。
従来から、厨房装置のシンクにキッチン用品等を置いておくことができる物品棚が着脱自在に備えられている(例えば特許文献1参照)。
実開平2−148068号公報
ところで、特許文献1に記載されている発明では、図10に示すように、キッチン用品を収納し易く且つ取出し易くし、また掃除をし易くするために、シンク周りで使用する部材を載置する物品棚1の底が浅くなっている。そのため安定性に欠けており、作業中に物品棚1の前側に手を引っ掛けたり、物品を物品棚1の前側に置いたりすることで、過度の荷重がかかると、物品棚1が前方向に回転して転倒してしまう可能性があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、物品棚の前側に過度の荷重がかかったとしても、転倒しにくい構成の物品棚を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
厨房装置のシンクに着脱自在に設置される物品棚であって、物品が載置される物品棚本体と、前記物品棚本体の一対の左右面部に外側に向けて突設される被支持部と、を備え、前記物品棚本体は、底面の前側端部よりも低い位置まで設けられ、前記シンクの壁に当接して前記物品本体の回転を阻止する回転止め部を備えることを特徴とする。
また、前記物品棚本体の前記底面が、前方部よりも後方部の方が低く形成され、前記物品棚の後端部が回転止め部となることが好ましい。
また、前記物品棚は、後端部から、前記回転止め部が突設されることが好ましい。
本発明の物品棚は、物品棚の前側に過度の荷重がかかったとしても、転倒しにくい構成にすることができる。
第一の実施形態で物品棚と他の物品棚を第一の台面と第二の台面を備えたシンクに取付けた斜視図となっている。 第一の台面を備えた厨房装置の斜視図である。 第一の実施形態で物品棚と他の物品棚にキッチン用品を載置した側断面図である。 第一の実施形態の物品棚の斜視図である。 第一の実施形態の物品棚で、物品棚の前側端部に手を引っ掛ける等の過度の荷重がかかったときに、物品棚が回転するのを回転止め部が防止することを示した側断面図である。 第一の台面の支持部の右側縁部の前端部に物品棚の被支持部の前端部左隅部が載置されていないことを示す拡大図である。 第一の台面の支持部の右側縁部の前端部に物品棚の被支持部の前端部左隅部が載置されていないことを示す平面図である。 第二の実施形態で、物品棚と他の物品棚にキッチン用品を載置した側断面図である。 第二の実施形態の物品棚で、物品棚の前側端部に手を引っ掛ける等の過度の荷重がかかったときに、物品棚が回転するのを回転止め部が防止することを示した側断面図である。 従来の底が浅い物品棚をシンクに取付けた側断面図である。
以下、本発明の第一実施形態について図1乃至図7及び図10に基づいて説明する。
図2に示すように、キッチンに厨房装置3が設置されている。厨房装置3は、図2に示すように、少なくとも、カウンター31と、バックガード32と、シンク2と、を備えたものである。図2に示すように、キッチンの床面に収納家具4が設置され、収納家具4の上面に、カウンター31が載置されている。
図2に示すように、収納家具4は、上方に開口する上開口を有するキャビネット41で主体が構成される。なお、以下の説明においては、収納家具4の後述するバックガード32が設けられた方を後方(背方)、その反対方向を前方とし、左右方向については、前方に位置する使用者から収納家具4に向って左方、右方とする。
図2に示すように、キャビネット41は、後側の端部に位置する背板を備える。更にキャビネット41は、左右方向の端部に位置する側板41aを備える。キャビネット41は、少なくとも背板および側板41aを備えるもので、図2では更に、前側の端部に、前板41bが設けられる。
キャビネット41は、背板と、側板41aと、前板41bとで囲まれる内部空間が収納空間となり、上開口を有する。キャビネット41は、平面視矩形状に形成されている。前板41bには、開口(以下、前開口とする)が形成されており、この前開口を介して収納空間はキャビネット41の前方の空間に連通している。この前開口には、この前開口を開閉自在とする開閉体42が設けられる。開閉体42は、前開口の一部又は全部を開閉する開き扉や、前開口に引出し押込み自在に収納される引出しの前面板、等により構成される。また、キャビネット41は、前板41bを備えず前面全体に前開口が形成され、この前開口を開閉体42のみで閉塞してもよい。更に、キャビネット41は、底板を備えていてもよいし、背板や側板41aや前板41bが蹴込板43を備えていてもよい。キャビネット41と開閉体42とで、収納家具4が構成される。
図2に示すように、収納家具4の上端部には、カウンター31が載置される。カウンター31は、キャビネット41の上端部に載置され、上開口を閉塞するもので、平面視形状がキャビネット41の平面視形状と同様の矩形状をしている。カウンター31は、人工大理石で形成されるが、材質は特に限定されない。
カウンター31には、バックガード32とシンク2とが設けられるもので、更に図2に示すように、加熱調理機器5としてのコンロ51が設けられている。カウンター31の上面(以下、カウンター面とする)は、平坦面となっており、カウンター面のシンク2とコンロ51を除く部分が、調理作業領域33となっている。
図2に示すように、バックガード32は、カウンター31の後側の端部に設けられ、カウンター面より上方に突出するもので、板状をしたものである。バックガード32は、カウンター31およびシンク2と一体に成形されているが、カウンター31と一体に成形されなくてもよい。
カウンター31の左右方向の一部に、シンク2が形成される。図2では、カウンター31の右側に偏った位置にシンク2が設けられている。また図2では、カウンター31の左側に偏った位置にコンロ51が設けられている。コンロ51は、加熱源としての電磁調理器が左右方向に3口並列配置されている。なお、コンロ51の加熱源は、電磁調理器の代わりに、ガス燃焼式等のものであっても構わない。
シンク2は、図2に示すように、内部の後側に位置する後壁21、左側および右側に右壁22および左壁23、前側に位置する前壁24、底壁、からなる平面視矩形状の上方に開口した槽である。なお、後壁21と、右壁22と、左壁23と、前壁24と、を合わせて壁とする。そして、後壁21の前側を向く内側面である後面21aが、バックガード32の前側の前面24aと略面一状となるように、カウンター31に設けられるものである。シンク2の後面21aが、バックガード32の前面から若干前方に位置した略面一状となるように、シンク2とバックガード32が一体に成形されている。なお、略面一状とは、せいぜい後述する物品棚1の被支持部12が載置可能な程度の段差を介して二面(ここでは後面21aとバックガード32の前面)が連続する状態、または二面が面一である状態をいう。
そして、シンク2の後壁21のバックガード32の前面より前方に位置した部分の上面は、トレイ又は網籠等からなる物品棚1を着脱自在に支持する支持部25となっている。
また、シンク2の右壁22、左壁23、前壁24にも、支持部25が設けられる。これらの支持部25は、シンク2のカウンター31と隣接している上端部に、上述した後壁21の支持部25と同じ高さで形成される。支持部25の幅は、特に限定されない。なお、後壁21、右壁22、左壁23、前壁24の後述する台面27が設けられる部分には、支持部25が設けられなくてもよい。
シンク2の底壁の上面(以下、底面26とする)の一部に、台面27が設けられている。台面27は、シンク2の底面26の台面27以外の領域である基底面26aよりも高く、カウンター面よりも低い高さまで隆起した面である。図2においては、台面27は、シンク2の底面26において、後側の端部から前側にかけての一部で、且つ、左側の端部から右側にかけての一部の領域に形成されている。なお、台面27が設けられる領域の広さは、特に限定されない。
また台面27の前側と右側の端縁に、支持部25が設けられている。そして、シンク2の後壁21、右壁22、左壁23、前壁24、台面27の端縁に設けられる支持部25は、同じ高さで連続している。
また、シンク2の基底面26aの台面27の右側の領域(後述する補助シンク28)に、排水口29が形成されている。なお、排水口29が形成される場所は限定されない。
上述した厨房装置3においては、シンク2の台面27の右側の後面21aがバックガード32の前面と略面一状となるように、カウンター31に設けられている。これにより、シンク2の奥行(前後長さ)を長くとることができ、大きなフライパンや鍋等の調理容器やその他大きなものが、シンク2内の基底面26aに載置可能となるものである。
次に、図1では二つの台面27を備えている。第一の台面27aは、上述した台面27である。そして、これに加え、第二の台面27bを備えている。
第二の台面27bは、シンク2の底面26のうち、第一の台面27aよりも前側で、且つ、左右方向において、左側の端部から第一の台面27aの左右方向の長さよりも短い距離までの領域に形成されている。第二の台面27bは、第一の台面27aと同様に、基底面26aよりも高くカウンター面よりも低い高さまで隆起した面である。なお、第二の台面27bの高さは、第一の台面27aより高くてもよいし、第一の台面27aより低くてもよいし、第一の台面27aと同じでもよい。図1では、第二の台面27bの高さが、第一の台面27aより低く形成されている。
次に、本実施形態の物品棚1について述べる。
図1、図2、図4に示すように、物品棚1は、物品が載置される物品棚本体11と、被支持部12と、載置部18と、を備えている。物品棚1は、食器、調理器具、食材、洗剤やタワシ等の小物が載置されるもので、平面視矩形状をしたものである。物品棚1がトレイの場合には、トレイ本体の上開口の端縁よりフランジが外側に向けて形成されていて、このフランジが支持部25の上面に載置されて支持される被支持部12となる。また、物品棚1が網籠の場合には、籠本体の上開口の端縁の外側に上外枠が設けられていて、この上外枠が被支持部12となる。載置部18は、物品棚本体11の前端部に設けられている。そして、載置部18は、シンク2の台面27の右側の領域に物品棚1を設置した際、シンク2の支持部25と同じ高さになるように設けられている。
図1及び図2に示すように、シンク2において、後面21aがバックガード32の前面と略面一状となるように、後側に凸になっている部分を補助シンク28とする。補助シンク28に物品棚1が載置される状態を、所定の設置状態としている。所定の設置状態は、被支持部12が、第一の台面27aの右側の端縁の支持部25と、後壁21の端縁の支持部25と、右壁22の端縁の支持部25と、に載置されることにより、物品棚1が補助シンク28に設置されている状態のことをいうものである。このとき、平面視において補助シンク28に重なるように物品棚1が設置されている。
上記した所定の設置状態を基準として、物品棚本体11は、後側に後面部13が設けられ、後面部13の両側に隣接する一対の左右面部14が設けられ、後面部13の前側に前面部15が設けられている。また、物品棚本体11には、後面部13と、左右面部14と、前面部15と、の下端部を連結している底部16が設けられている。また、底部16の上面を底面16aとすると、物品棚1には、底面16aの前端部よりも低い位置まで設けられ、シンク2の後壁21に当接して物品棚本体11の回転を阻止する回転止め部17が備えられる。そして、左右面部14に外側に向けて突設される上述した被支持部12が設けられる。このとき、後面部13と前面部15にも外側に向けて突設される被支持部12が設けられてもよい。
被支持部12は、本実施形態では、物品棚本体11の上端部から上述したように外側に向けて突設されている。このとき、本実施形態では、被支持部12の外郭は矩形状に設けられ、その矩形状となっている被支持部12の外郭の四隅は円弧状になっている。なお、被支持部12の形状は矩形状に限定されない。
本実施形態では、所定の設置状態において、物品棚1は、図3に示すように、底部16は側面視逆L字状になっており、底面16aの前端部よりも後端部の方が低く形成されている。そして、物品棚1の前側に過度の荷重がかかり、図5の実線で示した物品棚1から図5の二点鎖線で示した物品棚1になるように、後面部13の下端部が後側に移動するように物品棚1が回転しようとする。このとき、後側の底部16がシンク2の後壁21に当接してそれ以上の回転を阻止する回転止め部17となっている。
図1では、補助シンク28の左右の幅と第二の台面27bの前後の幅を略同一にしている。図1には、補助シンク28に平面視で重なるように物品棚1が、第一の台面27aの右側の端縁の支持部25、補助シンク28の後面21aの支持部25、右壁22の端縁の支持部25、に載置されている。そして、前壁24の端縁の支持部25と、右壁22の端縁の支持部25と、物品棚1の載置部18と、で支持されている他の物品棚1がシンク2に設置されている。他の物品棚1は、図1、図3に示すように、底が浅い網状の棚となっている物品棚本体11と、物品棚本体11の上縁から外側に突出されている被支持部12と、を有している。
図1の側断面図が図3となっている。物品棚1の載置部18に他の物品棚1の被支持部12が載置されている。ここで、図3に示すように物品棚1と他の物品棚1にキッチン用品が載置されたり、また図5に示すように作業中に手を引っ掛ける等の過度の荷重が被支持部12の前端部にかかるとする。このとき、図10に示す従来の底の浅い物品棚1がシンク2に備えられていると、物品棚1が後方向に回転し転倒してしまう可能性がある。しかしながら、本実施形態のように、底面16aの前方部よりも後方部の方が低く形成され後端部を回転止め部17とすることで、物品棚1が回転しようとしても、回転止め部17が後壁21に当接するので、物品棚1が回転するのを防止することができる。また、図3に示すように、物品棚1において、底が浅い前方部に、スポンジやたわし、石鹸、あるいは、皿や茶碗など容積の小さいものを載置収納し、底が深い後方部に、まな板などの背の高く、容積の大きいものを載置収納することによって、さらに転倒防止効果が高まる。
図1と図2に示すように、シンク2の第一の台面27aの右側が後側に凸になり補助シンク28となっているシンク2で、補助シンク28の部分に物品棚1の回転止め部17とシンク2の後壁21が対向するように上記した物品棚1を載置する。このとき、被支持部12の前端部に手が引っ掛ける等の過度の荷重がかかったとすると、図10に示す従来の物品棚1が備えられていると、物品棚1が後方に回転し転倒してしまう。しかしながら、底面16aの前端部よりも後端部の方を低くし回転止め部17とすることで、物品棚1が回転しようとしても、回転止め部17が後壁21に当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
図2に示すように、シンク2に第一の台面27aのみがある場合で、物品棚1の被支持部12を第一の台面27aの前側端縁の支持部25と、シンク2の前壁24の端縁の支持部25と、の上に載置させ、回転止め部17と左壁23とが近接対向するように物品棚1を設置する。このとき、作業中に手が引っ掛る等の過度の荷重がかかり、図10に示す従来の物品棚1を備えていたとすると、物品棚1が後方向に回転し転倒してしまう。しかしながら、底面16aの前端部よりも後端部の方を低くし回転止め部17としているので、回転止め部17が左壁23と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
図1に示すように、シンク2に第一の台面27aと第二の台面27bがある場合で、物品棚1の被支持部12を第一の台面27aの前側端縁の支持部25と、シンク2の前壁24の端縁の支持部25と、の上に載置させる。そして、回転止め部17と第二の台面27bの右側の壁とが近接対向するように物品棚1を設置する。このとき、被支持部12の右側端部に作業中に手が引っ掛る等の過度の荷重がかかり、図10に示す従来の物品棚1が備えられていると、物品棚1が後方向に回転し転倒してしまう。しかしながら、底面16aの前端部よりも後端部を低くし回転止め部17としているので、回転止め部17が第二の台面27bの右側の壁と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
また、補助シンク28に設置されている物品棚1の被支持部12の前端部の左側隅部は、図6、7に示すように第一の台面27aの右側の端縁の支持部25に載置されていない。そのため、図3と図5に示すように、物品棚1と他の物品棚1にキッチン用品が載置される、また作業中に手を引っ掛ける等の過度の荷重が被支持部12の前端部にかかるとする。このとき、図10に示す従来の物品棚1では、物品棚1の後面部13が後側に移動するように物品棚1が回転し転倒してしまうことがあった。しかしながら、底面16aの前端部よりも後端部を低くし回転止め部17としているので、回転止め部17が第二の台面27bの右側の壁と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
次に、第二の実施形態について図1及び図2と図8及び図9に基づいて説明する。第二の実施形態は、第一の実施形態の変形例であり、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略する。
第二の実施形態では、底部16全面が同じ高さであり、後面部13の下側に位置する回転止め部17を備えている。回転止め部17は棒状や板状の形状をしたものが、後面部13の下端部から下方に突設されているが、回転止め部17の形状は特に限定されない。そして、物品棚1の前側に過度の荷重がかかり、図9の実線で示した物品棚1から図9の二点鎖線で示した物品棚1になるように、物品棚1が後方向に回転しようとする。そのとき、回転止め部17がシンク2の後壁21に当接してそれ以上の回転を防止している。
図8に示すように、補助シンク28に設置されている物品棚1の載置部に他の物品棚1の被支持部部12が載置されている。ここで、図8に示すように他の物品棚1と物品棚1にキッチン用品が載置される、または作業中に手を引っ掛ける等の過度の荷重が被支持部12の前端部にかかるとする。このとき、図10に示す従来の物品棚1が備えられていたとすると、物品棚1が後方向に回転し転倒してしまう。しかしながら、後面部13から下方に突設されている回転止め部17を有しているので、回転止め部17が第二の台面27bの右側の壁と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
図1と図2に示すように、シンク2の第一の台面27aの右側が後側に凸になり補助シンク28となっているシンク2で、補助シンク28の部分に物品棚1の回転止め部17とシンク2の後壁21が対向するように物品棚1を載置する。このとき、物品棚1の前側に作業中に手が引っ掛る等の過度の荷重がかかり、図10に示す従来の物品棚1が備えられていると、物品棚1が後面部13が後側に移動するように物品棚1が回転し転倒してしまう。しかしながら、物品棚1が回転しようとしても、物品棚1は底面16aの後端部から下方に突設されている回転止め部17が後壁21に当接するので、物品棚1が回転するのを防止することができる。
図2に示すように、シンク2に第一の台面27aのみがある場合で、物品棚1の被支持部12を第一の台面27aの前側端縁の支持部25と、シンク2の前壁24の端縁の支持部25と、の上に載置させる。そして、回転止め部17と左壁23とが近接対向するように物品棚1を設置する。このとき、物品棚1の右側端部に作業中の手が引っ掛る等の過度の荷重がかかり、図10に示す従来の物品棚1が備えられていると、物品棚1が後方向に回転し転倒してしまう。しかしながら、物品棚1は底面16aの後端部から下方に突設されている回転止め部17を有しているので、回転止め部17が左壁23と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
図1に示すように、シンク2に第一の台面27aと第二の台面27bがある場合で、物品棚1の被支持部12を第一の台面27aの前側端縁の支持部25と、シンク2の前壁24の端縁の支持部25と、の上に載置させる。そして、回転止め部17と第二の台面27bの右側の壁とが近接対向するように物品棚1を設置する。このとき、物品棚1の右側端部作業中に手が引っ掛る等の過度の荷重がかかり、図10に示す従来の物品棚1が備えられていると、後面部13が後側に移動するように物品棚1が回転し転倒してしまう。しかしながら、物品棚1は底面16aの後端部から下方に突設されている回転止め部17を有しているので、回転止め部17が第二の台面27bの右側の壁と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
また、補助シンク28に設置されている物品棚1の被支持部12の前端部の左側隅部は、図6に示すように第一の台面27aの右側の端縁の支持部25に載置されていない。そのため、図8と図9に示すように、物品棚1と他の物品棚1にキッチン用品が載置される、また作業中に手を引っ掛ける等の過度の荷重が被支持部12の前端部にかかるとする。このとき、図10に示す従来の物品棚1が備えられていたとすると、物品棚1の後面部13が後側に移動するように物品棚1が回転し転倒してしまうことがある。しかしながら、底面16の後端部から下方に突設される回転止め部17を有しているので、回転止め部17が第二の台面27bの右側の壁と当接し、物品棚1が回転するのを防止することができる。
1 物品棚
11 物品棚本体
12 被支持部
13 後面部
14 左右面部
15 前面部
16 底部
16a 底面
17 回転止め部
18 載置部
2 シンク
3 厨房装置
4 収納家具
5 加熱調理機器

Claims (3)

  1. 厨房装置のシンクに着脱自在の設置される物品棚であって、
    物品が載置される物品棚本体と、前記物品棚本体の一対の左右面部に外側に向けて突設される被支持部と、を備え、
    前記物品棚本体は、底面の前側端部よりも低い位置まで設けられ、前記シンクの壁に当接して前記物品本体の回転を阻止する回転止め部を備えることを特徴とする物品棚。
  2. 前記物品棚本体の前記底面が、前方部よりも後方部の方が低く形成され、前記物品棚の後端部が回転止め部となることを特徴とする請求項1記載の物品棚。
  3. 前記物品棚は、後端部から、前記回転止め部が突設されることを特徴とする請求項1記載の物品棚。
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