JP2014197581A - 蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法 - Google Patents

蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性の良い蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法を提供すること。【解決手段】リッド用基板(蓋体集合体)600は、板状をなし、平面状に配置された複数のリッド130と、隣り合うリッド130の近接する角部同士を連結する連結部630とを含み、連結部630には、貫通孔633で構成された質量低減部が設けられている。また、貫通孔633は、連結部630の中央部に設けられている。また、連結部630は、2行2列に並んだ4つのリッド130の中央部に位置し、4つのリッド130の中央部側に位置する角部同士を連結している。【選択図】図6

Description

本発明は、蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法に関するものである。
従来から、振動素子等の電子部品をパッケージに収納して構成される電子デバイスが知られている。また、このような電子デバイスは、一般的に、振動素子を搭載したベースと蓋体とをメタライズ層を介して溶接により封止することにより製造することができる。また、この製造方法において、例えば、特許文献1に記載されているような、複数の蓋体を保持している蓋体集合体を用いることで、電子デバイスの生産性が向上することが知られている。
特許文献1に記載の蓋体集合体は、マトリックス状に配列された複数の矩形をなす蓋体と、隣り合う蓋体同士を連結する複数の連結部とを有している。また、各連結部は、隣り合う蓋体の対向する辺の中央同士を連結する棒状をなしている。連結部をこのような構成とすると、連結部の数が多くなるとともに、散らばって配置されるため、連結部の切断(除去)に多くのエネルギーおよび時間がかかってしまう。また、連結部の数が多い分、その総質量も大きくなってしまい、例えば、連結部を溶融、気化によって除去する場合には、その溶融物や気化物が蓋体へ再付着する量が多くなってしまう。このような再付着が過度に起こってしまうと、その後の電子デバイスの製造工程に悪影響を及ぼしてしまう。このように、特許文献1に記載の蓋体集合体では、電子デバイスの生産性が低いという問題がある。
特開2003−163299号公報
本発明の目的は、生産性の良い蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の蓋体集合体は、平面状に配置されている複数の蓋体と、隣り合う前記蓋体の近接する角部同士を連結する連結部と、を含み、
前記連結部には、凹部または貫通孔を有する質量低減部が設けられていることを特徴とする。
これにより、連結部の数および質量を小さく抑えることができる。そのため、連結部の除去が容易となる。また、連結部の溶融物、気化物の再付着を低減することができる。そのため、優れた生産性を有する蓋体集合体となる。
[適用例2]
本発明の蓋体集合体では、前記質量低減部は、前記連結部の中央部に設けられていることが好ましい。
これにより、連結部内の質量のバラつきを低減することができ、連結部の除去がより容易となる。
[適用例3]
本発明の蓋体集合体では、前記複数の蓋体は、少なくとも2列2行以上の行列状に配置され、
前記連結部は、2行2列に並んだ4つの前記蓋体の中央部に位置し、前記4つの蓋体の前記中央部側に位置する角部同士を連結していることが好ましい。
これにより、連結部の数を低減することができ、かつ、連結部を小さくすることができる。
[適用例4]
本発明の蓋体集合体では、前記連結部は、前記4つの蓋体のうち斜め方向に位置する1組の蓋体の角部同士を連結する第1梁と、斜め方向に位置する他の1組の蓋体の角部同士を連結し、前記第1梁と交差する第2梁と、前記第1梁と前記第2梁の交差部に設けられた前記質量低減部と、を有していることが好ましい。
これにより、連結部の質量をより小さく抑えることができる。そのため、連結部の除去がより容易となる。
[適用例5]
本発明のパッケージの製造方法は、本発明の蓋体集合体の少なくとも1つの前記蓋体を、複数のベース領域を含むベース用基板の前記ベース領域に位置決めする工程と、
前記蓋体と前記ベース領域とを接合する工程と、前記連結部を切断し前記蓋体を前記蓋体集合体から分離させる工程と、
を含むことを特徴とする。
これにより、蓋体およびベースをそれぞれ集合体として供給することができるため、パッケージの生産性が向上する。また、蓋体集合体に含まれる蓋体のベース用基板への位置決めおよび接合を複数回に分けて行っているため、各蓋体の位置精度を確保することができる。そのため、パッケージの歩留まりが向上する。
[適用例6]
本発明の電子デバイスの製造方法は、本発明の蓋体集合体の少なくとも1つの前記蓋体を、電子部品が搭載された複数のベース領域を含むベース用基板の前記ベース領域に位置決めする工程と、前記蓋体と前記ベース領域とを接合する工程と、前記連結部を切断し前記蓋体を前記蓋体集合体から分離させる工程と、を含むことを特徴とする。
これにより、蓋体およびベースをそれぞれ集合体として供給することができるため、電子デバイスの生産性が向上する。また、蓋体集合体に含まれる蓋体のベース用基板への位置決めおよび接合を複数回に分けて行っているため、各蓋体の位置精度を確保することができる。そのため、電子デバイスの歩留まりが向上する。
[適用例7]
本発明の電子デバイスの製造方法では、前記分離させる工程では、前記ベース用基板の前記連結部と重なる領域には貫通孔が配置されていることが好ましい。
これにより、例えば、レーザー照射によって連結部を除去する場合には、ベース用基板に照射されてしまうレーザーの量を減らすことができ、ベース用基板への熱ダメージを低減することができる。
[適用例8]
本発明の電子デバイスの製造方法では、前記分離させる工程では、前記ベース貫通孔を負圧にした状態で、前記蓋体を分離させることが好ましい。
これにより、例えば、レーザー照射によって連結部を除去する場合には、除去時に発生する溶融物や気化物をベース貫通孔から吸引することができる。そのため、溶融物や気化物の再付着を低減することができる。
本発明の電子デバイスの製造方法で製造される電子デバイスを示す平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示す電子デバイスが有する振動素子の平面図である。 ベース用基板の平面図である。 リッド用基板の平面図である。 図5に示すリッド用基板の拡大平面図である。 図6中のB−B線断面図である。 図5に示すリッド用基板の拡大斜視図である。 図5に示すリッド用基板の拡大断面図である。 図5に示すリッド用基板の全体図である。 ベース用基板に振動素子を搭載した状態を示す平面図である。 加圧治具の断面図である。 図12に示す加圧治具の平面図である。 ステージの断面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図である。 図1に示す電子デバイスを備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 図1に示す電子デバイスを備える電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 図1に示す電子デバイスを備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。 図1に示す電子デバイスを備える移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.電子デバイス
図1は、本発明の電子デバイスの製造方法で製造される電子デバイスを示す平面図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示す電子デバイスが有する振動素子の平面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図2中の上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図1および図2に示すように、電子デバイス100は、パッケージ110と、パッケージ110内に収容された電子部品としての振動素子190とを有している。
1−1.振動素子
図3(a)、(b)に示すように、振動素子190は、平面視形状が長方形(矩形)の板状をなす圧電基板191と、圧電基板191の表面に形成された導電性の1対の導体層193、195とを有している。なお、図3(a)は、振動素子190を上方から見た平面図であり、同図(b)は、振動素子190を上方から見た透過図(平面図)である。
圧電基板191は、主として厚み滑り振動をする水晶素板である。
本実施形態では、圧電基板191としてATカットと呼ばれるカット角で切り出された水晶素板を用いている。なお、ATカットとは、水晶の結晶軸であるX軸とZ軸とを含む平面(Y面)をX軸回りにZ軸から反時計方向に約35度15分程度回転させて得られる主面(X軸とZ’軸とを含む主面)を有するように切り出すことを言う。
また、圧電基板191は、その長手方向が水晶の結晶軸であるX軸と一致している。
導体層193は、圧電基板191の上面に形成された励振電極193aと、圧電基板191の下面に形成されたボンディングパッド193bと、励振電極193aとボンディングパッド193bとを電気的に接続する配線193cとを有している。
一方、導体層195は、圧電基板191の下面に形成された励振電極195aと、圧電基板191の下面に形成されたボンディングパッド195bと、励振電極195aおよびボンディングパッド195bを電気的に接続する配線195cとを有している。
励振電極193aおよび励振電極195aは、圧電基板191を介して互いに対向して設けられ、互いにほぼ同じ形状をなしている。すなわち、圧電基板191を平面視したとき、励振電極193aおよび励振電極195aは、互いに重なるように位置し、かつ、互いの輪郭が一致するように形成されている。
また、ボンディングパッド193b、195bは、圧電基板191の下面の図3中右側の端部に互いに離間して形成されている。
このような導体層193、195は、例えば、圧電基板191上に蒸着やスパッタリング等の気相成膜法によってニッケル(Ni)またはクロム(Cr)の下地層を成膜した後、下地層の上に蒸着やスパッタリングによって金(Au)の電極層を成膜し、その後フォトリソグラフィー技法およびエッチング技法を用いて、所望の形状にパターニングすることにより形成することができる。このように、下地層を形成することにより、圧電基板191と電極層との接着性が向上し、信頼性の高い振動素子190が得られる。
なお、導体層193、195の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、下地層を省略してもよいし、導体層193、195の構成材料を上述した金属以外の導電性を有する材料(例えば、銀(Ag)、銅(Cu)、タングステン(W)、モリブテン(Mo)等の各種金属材料)としてもよい。
1−2.パッケージ
図1および図2に示すように、パッケージ110は、上面に開放する凹部121を有するベース120と、凹部121の開口を塞ぐリッド130(蓋体)とを有している。このようなパッケージ110では、リッド130により塞がれた凹部121の内側が前述した振動素子190を収納する収納空間Sとして機能する。
ベース120は、板状の基部123と、基部123の上面に設けられた枠状の側壁124とを有し、これによりベース120の上面の中央部に開放する凹部121が形成されている。
ベース120の構成材料としては、絶縁性を有していれば、特に限定されず、例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア等の酸化物系セラミックス、窒化珪素、窒化アルミ、窒化チタン等の窒化物系セラミックス、炭化珪素等の炭化物系セラミックス等の各種セラミックスなどを用いることができる。
基部123の上面には、1対の接続電極141、151が形成されている。一方、基部123の下面には、1対の外部実装電極142、152が形成されている。そして、基部123には、その厚さ方向に貫通する貫通電極143、153が形成されており、貫通電極143を介して接続電極141と外部実装電極142とが電気的に接続され、貫通電極153を介して接続電極151と外部実装電極152とが電気的に接続されている。
接続電極141、151、外部実装電極142、152および貫通電極143、153の構成材料としては、特に限定されず、例えば、金(Au)、金合金、白金(Pt)、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、銀(Ag)、銀合金、クロム(Cr)、クロム合金、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)、鉄(Fe)、チタン(Ti)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)等の金属材料を用いることができる。
また、側壁124の上面には、枠状のメタライズ層170が設けられている。このメタライズ層170は、後述するろう材131との密着性を高めるものである。これにより、ろう材131によるベース120とリッド130との接合強度を高めることができる。
メタライズ層170の構成材料としては、ろう材131との密着性を高めることができるものであれば、特に限定されないが、例えば、前述した接続電極141、151等の構成材料で挙げたような金属材料を用いることができる。
リッド130は、平板状をなしている。そして、リッド130の下面には、その縁部に沿って枠状のろう材131が設けられている。
このようなリッド130は、ろう材131とメタライズ層170との溶着によりベース120に接合されている。なお、ろう材131は、リッド130の下面全域に形成されていてもよい。
ろう材131としては、特に限定されず、例えば、金ろう、銀ろうなどを用いることができるが、銀ろうを用いるのが好ましい。また、ろう材131の融点としては、特に限定されないが、例えば、800℃以上1000℃以下程度であるのが好ましい。
また、リッド130の構成材料としては、特に限定されないが、金属材料が好適に用いられ、その中でも、ベース120の構成材料と線膨張係数が近似する金属材料を用いることが好ましい。したがって、例えば、ベース120をセラミックス基板とした場合には、リッド130の構成材料としてはコバール等の合金を用いることが好ましい。
このようなパッケージ110の収納空間Sには、前述した振動素子190が収納されている。収納空間Sに収納された振動素子190は、1対の導電性接着剤161、162を介してベース120に片持ち支持されている。
導電性接着剤161は、接続電極141とボンディングパッド193bとに接触して設けられており、これにより、接続電極141とボンディングパッド193bとを電気的に接続している。同様に、導電性接着剤162は、接続電極151とボンディングパッド195bとに接触して設けられており、これにより、接続電極151とボンディングパッド195bとを電気的に接続している。
2.電子デバイスの製造方法
次に、本発明の電子デバイスの製造方法(本発明のパッケージの製造方法)を前述した電子デバイス100の製造方法に適用した場合を一例として説明する。なお、以下に記載の製造方法は、一例であって、電子デバイス100の製造方法は、以下に記載の方法に限定されない。
図4は、ベース用基板の平面図、図5は、リッド用基板の平面図、図6は、図5に示すリッド用基板の拡大平面図、図7は、図6中のB−B線断面図、図8は、図5に示すリッド用基板の拡大斜視図、図9は、図5に示すリッド用基板の拡大断面図、図10は、図5に示すリッド用基板の全体図、図11は、ベース用基板に振動素子を搭載した状態を示す平面図、図12は、加圧治具の断面図、図13は、図12に示す加圧治具の平面図、図14は、ステージの断面図、図15ないし図21は、それぞれ、図1に示す電子デバイスの製造方法を説明するための平面図または断面図である。
電子デバイス100の製造方法は、ベース用基板200とリッド用基板600とを用意する第1工程と、ベース用基板200に振動素子190を実装する第2工程と、ベース用基板200とリッド130とを接合する第3工程と、ベース用基板200を個片化する第4工程とを有している。以下、各工程を順次詳細に説明する。
[第1工程]
まず、ベース用基板200と、リッド用基板(蓋体集合体)600とを用意する。
ベース用基板200は、図4に示すように、一方の面にマトリクス状(行列状)に配置された複数のベース領域120Aを有し、各ベース領域120Aには凹部121が形成されている。また、2行2列に並び合う4つのベース領域120Aの境界部(中央部)には、円形の貫通孔(ベース貫通孔)210が形成されている。
このベース用基板200は、第3工程において各ベース領域120Aで個片化されることにより、複数のベース120となる。なお、本実施形態では、4行×8列、計32個のベース領域120Aを有するベース用基板200について代表して説明するが、ベース領域120Aの数は、これに限定されない。
このようなベース用基板200は、例えば、セラミックス粉末(セラミックス材料)と、ガラス粉末(ガラス材料)とを用意し、これら粉末原料とバインダーとを混合した材料を成形してグリーンシートを得、このグリーンシートを焼結処理することによりセラミックス基板を得、このセラミックス基板に気相成膜法を用いてメタライズ層170を形成することにより得ることができる。また、図示しないが、外部実装電極142、152および貫通電極143、153も、それぞれ、メタライズ層170と同様にして形成することができる。
リッド用基板600は、図5に示すように、長尺な板状をなしている。また、リッド用基板600は、幅方向両側に位置し、長手方向に延在する一対のリードフレーム(支持部)610、620と、一対のリードフレーム610、620の間に位置し、リードフレーム610、620に連結支持されている複数のリッド130とを有している。複数のリッド130は、リッド用基板600の長手方向および幅方向に並ぶマトリクス状に配置されている。また、各リッド130の下面は、ベース用基板200と接合される接合面である。このようなリッド用基板600は、リッド130の配設ピッチがベース領域120Aの配設ピッチ(行ピッチおよび列ピッチ)と等しくなるように製造される。なお、本実施形態では、4列のリッド130を有するリッド用基板600について代表して説明するが、リッド130の列数としては、4列に限定されず、1〜3列であってもよいし、5列以上であってもよい。
隣り合うリッド130同士は、連結部630によって互いに連結されている。また、最もリードフレーム610側の列に含まれる各リッド130は、サイド連結部640によってリードフレーム610に連結されている。また、最もリードフレーム620側の列に含まれる各リッド130は、サイド連結部650によってリードフレーム620に連結されている。
連結部630は、図6に示すように、2列×2行に並び合う4つのリッド130(130a〜130d)の中央部に位置し、これら4つのリッド130の近接する角部同士(中央部側に位置する角部同士)を連結している。この連結部630は、斜め方向に隣り合う1組のリッド130a、130dの向かい合う角部同士を連結する棒状の第1梁631と、残りの1組のリッド130b、130cの向かい合う角部同士を連結する棒状の第2梁632とを有し、これら梁631、632が交差した略十字状をなしている。また、連結部630は、第1、第2梁631、632の交差部(連結部630の中央部)に設けられている円形の貫通孔(質量低減部)633を有している。
連結部630の構成を言い換えると、連結部630は、リッド130a、130bの間の空間に面する外縁から中央部に向けて欠損した欠損部(切り欠き)639aと、リッド130c、130dの間の空間に面する外縁から中央部に向けて欠損した欠損部(切り欠き)639bと、リッド130a、130cの間の空間に面する外縁から中央部に向けて欠損した欠損部(切り欠き)639cと、リッド130b、130dの間の空間に面する外縁から中央部に向けて欠損した欠損部(切り欠き)639dと、中央部に設けられた貫通孔633と、を有し、各欠損部639a〜639dは、それぞれ、その幅が外縁から中央に向けて漸減しているとも言える。
また、連結部630は、リッド用基板600の平面視にて、各リッド130a〜130dの角部同士を直線で結んで規定される矩形よりも、面積が小さくなっている。
このような構成とすることで、連結部630の平面的な広がりが抑えられ、かつ、連結部630の質量を小さくすることができる。そのため、後の第3工程にて、連結部630を簡単に切断(除去)することができる。また、その配置上、連結部630をレーザー照射によって除去する際に発生する熱が周囲の4つのリッド130a〜130dに伝わり難く、リッド130a〜130dが受ける熱ダメージを低減することができる。また、連結部630の質量が小さいので、その溶融物、気化物の周囲のリッド130への付着量を減らすことができる。特に、貫通孔633が連結部630の中央部に位置しているため、連結部630の質量の偏りを低減でき、連結部630の各部における溶融時間(気化時間)の差を小さくすることができる。そのため、連結部630の除去をより円滑に行うことができ、リッド130やベース用基板200への熱ダメージが低減される。
なお、連結部630の構成としては、リッド130a〜130dを連結することができれば、上記の構成に限定されない。本実施形態では、図7(a)に示すように、質量低減部が1つの貫通孔633で構成されているが、質量低減部の構成は、質量低減部が設けられていない場合と比較して連結部の質量を減らすことができればこれに限定されない。例えば、質量低減部は、図7(b)に示すように、上面に開放する1つの有底の凹部634で構成されていてもよいし、図7(c)に示すように、上面および下面に開放する2つの有底の凹部634で構成されていてもよいし、図7(d)に示すように、複数の貫通孔633で構成されていてもよい。また、質量低減部は、中央部ではなく、例えば、第1、第2梁631、632の両端部に設けられていてもよい。なお、前記中央部とは、縁部(第1、第2梁631、632の端部)を除いた領域をいい、例えば、質量低減部が連結部630の中心(重心)からずれて配置されていてもよい。
また、サイド連結部640は、最もリードフレーム610側に位置する列内で隣り合う2つのリッド130、130と、リードフレーム610との間に位置し、2つのリッド130、130の角部同士とリードフレーム610の内縁部とを連結している。サイド連結部640は、三股に分かれた略Y字状をなし、3つの脚部が一方のリッド130、他方の130およびリードフレーム610に接続されている。
同様に、サイド連結部650は、最もリードフレーム620側に位置する列内で隣り合う2つのリッド130、130と、リードフレーム620との間に位置し、2つのリッド130、130の角部同士とリードフレーム620の内縁部とを連結している。サイド連結部650は、三股に分かれた略Y字状をなし、3つの脚部が一方のリッド130、他方の130およびリードフレーム620に接続されている。
このように、各サイド連結部640、650を2つのリッド130に接続することにより、サイド連結部640、650の総数を抑えることができる。そのため、サイド連結部640、650の除去を省エネルギーおよび短時間で行うことができる。また、三股状とすることで、サイド連結部640、650の平面的な広がりが抑えられ、かつ、サイド連結部640、650の質量を小さくすることができる。そのため、後の第3工程にて、サイド連結部640、650を簡単に切断することができる。また、その配置上、サイド連結部640、650を除去する際に発生する熱が周囲のリッド130に伝わり難く、リッド130が受ける熱ダメージを低減することができる。また、サイド連結部640、650の質量が小さいので、その溶融物、気化物の周囲のリッド130への付着量を減らすことができる。
また、図8(a)に示すように、サイド連結部640は、その途中に、リッド用基板600の厚み方向(リッド130の接合面の法線方向)に延在する延在部641を有している。同様に、図8(b)に示すように、サイド連結部650は、その途中に、リッド用基板600の厚み方向(リッド130の接合面の法線方向)に延在する延在部651を有している。そのため、リードフレーム610、620は、リッド130に対して図中上側(リッド130の接合面と反対の面側)にオフセットしている。そして、図9(a)、(b)に示すように、そのオフセット量、すなわち、リッド130の下面とリードフレーム610、620の下面との離間距離Dは、リッド130の厚みtよりも大きく設定されている。
サイド連結部640、650をこのような構成とすることにより、後述するように、リードフレーム610、620が既にベース領域120Aに接合されているリッド130と接触してしまうのを防止することができる。そのため、接合済みのリッド130の破損や、これら接合するリッド130の位置ずれを防止することができる。なお、離間距離Dとしては、厚みtよりも大きければ特に限定されないが、1.5t≦D≦5tであるのが好ましい。これにより、上記効果を十分に発揮することができるとともに、サイド連結部640、650の質量の過度な増加を防止することができる。
また、延在部641、651は、それぞれ、リッド130側へ偏って位置している。そのため、リードフレーム610、620と同様に、サイド連結部640、650が既にベース領域120Aに接合されているリッド130と接触してしまうのを防止することができる。
以上、サイド連結部640、650の構成について詳細に説明したが、サイド連結部640、650の構成としては、同様の効果を発揮することができれば、上記の構成に限定されず、例えば、前述した連結部630のように三股の中央部に貫通孔が形成されていてもよい。また、リードフレーム610、620をリッド130に対してオフセットさせることができれば、延在部641、651がリッド130の法線方向に沿って延在する必要はなく、前記法線方向に対して傾斜した方向に延在していてもよい。
図5に示すように、リードフレーム610、620には、長手方向に沿って等間隔に形成された複数の貫通孔611、621が形成されている。また、複数の貫通孔611、621は、2行のリッド130に対して1つの間隔で形成されている。これら貫通孔611、621は、後述する加圧治具400とリッド用基板600との位置決めを行うのに用いられるパイロットホールである。これにより、加圧治具400とリッド用基板600との位置決めを物理的に行うことができ、当該位置決めを簡単かつ正確に行うことができる。なお、貫通孔611、621の形成間隔としては、特に限定されず、1行に1つの間隔で形成されていてもよいし、3行に1つの間隔で形成されていてもよい。また、押圧部420との位置決めを行うことができれば、貫通孔611、621に替えて有底の凹部を用いてもよい。
このようなリッド用基板600は、42アロイ、コバール等の合金(金属材料)で構成された基板の一方の面(接合面側)に、銀ろう等のろう材を層状に形成し、その後、パンチング、エッチング等によってパターニング(不要部分を除去)することによって得られる。特に、パンチングを用いることによって、他の方法と比較して安価に、かつ精度よく、リッド用基板600を得ることができる。
以上、リッド用基板600について説明した。このリッド用基板600は、図10に示すように、ロール状に巻回されたロール体となっており、一端側から巻き出されてベース用基板200に供給される。このように、ロール状にしておくことで、リッド130の破損を抑制することができるし、保管にも便利である。また、リッド用基板600の装置へのセットも容易に行うことができる。なお、リッド用基板600は、リッド130の裏面(ろう材が設けられている側の面)が内側となるように巻き取られてもよいし、外側になるように巻き取られていてもよい。
また、リッド用基板600によれば、リッド130の洗浄が容易となる。個片化されている複数のリッド130を洗浄する場合には、リッド130が細かいため取り扱いが面倒であったり、洗浄中に複数のリッド130が貼り付くおそれがあったりするが、リッド用基板600であれば、このような問題が生じず、よって、リッド130の洗浄を容易に行うことができる。
[第2工程]
次に、図11に示すように、各ベース領域120Aに振動素子190を実装する。すなわち、ベース用基板200の各凹部121内に導電性接着剤161、162により振動素子190を固定・設置する。
[第3工程]
次に、ベース用基板200とリッド130とを接合する。本工程を説明するのに先立って、本工程で用いられる加圧治具400について説明する。
図12に示すように、加圧治具400は、本体410と、本体410の下端部に設けられた押圧部420とを有している。押圧部420は、板状をなしており、その厚さ方向に貫通する5つの開口部422と、隣り合う2つの開口部422同士の間に位置し、平面部421から突出している4つの押え部423とを有している。そして、本工程では、押え部423によってリッド130をベース用基板200へ押え付け、その状態で、開口部422を介してレーザー光LLをリッド130に照射することにより、リッド130をベース用基板200に接合する。
4つの押え部423は、リッド用基板600の行方向(幅方向)に並ぶ4つのリッド130と同ピッチで配置されている。また、4つの押え部423は、それぞれ、リッド用基板600の列方向に並ぶ2つのリッド130を同時にベース用基板200に押し当てることのできる長さに設定されている。また、押え部423の幅は、凹部121の幅よりも小さく設定されている。
一方、5つの開口部422は、それぞれ、一方向に延びるスリット状をなしている。また、5つの開口部422は、それぞれ、リッド用基板600の列方向に並ぶ3つの連結部630を同時に内包することができる長さに設定されている。
つまり、押圧部420によれば、図13に示すように、リッド用基板600に含まれる2行×4列のリッド130を同時にベース用基板200に押し当てることができる。さらに、押し当てた状態では、押し当てられた各リッド130の各角部(四隅)と、押し当てられた各リッド130に連結している全ての連結部630および全てのサイド連結部640、650が、開口部422から露出している。そのため、開口部422を介してこれら各領域にレーザー光LLを照射することができる。
また、押圧部420は、押え部423および開口部422が形成されている領域の両側に位置する1対のピン425、426を有している。ピン425は、リッド用基板600の一方のリードフレーム610に形成された貫通孔611に挿入されるピンであり、ピン426は、他方のリードフレームに620に形成された貫通孔621に挿入されるピンである。これらピン425、426は、押圧部420とリッド用基板600との位置決めを行うためのピンであり、ピン425、426が貫通孔611、621に挿入されることにより、挿入された貫通孔611、621に対応する2行×4列のリッド130と押圧部420との位置決めを図13に示したように精度よく行うことができる。
以上、加圧治具400の構成について説明した。このような加圧治具400を用いた本工程は、以下の通りである。
まず、図14に示すように、ベース用基板200をステージ500上に配置する。ステージ500には、ベース用基板200を吸着するための複数の吸着孔510と、貫通孔210を負圧とする複数の吸引孔520とが設けられている。ステージ500にベース用基板200が載置された状態では、ベース用基板200によって吸着孔510が塞がれているため、吸着孔510を負圧とすることによって、ベース用基板200をステージ500に吸着(固定)することができる。一方、複数の吸引孔520は、各貫通孔210と重なるように設けられており、吸引孔520を負圧とすることによって、それに連通している貫通孔210を負圧とすることができる。
次に、図15に示すように、図示しない搬送装置(巻出装置)によってロール状のリッド用基板600を巻出し、ベース用基板200上に配置する。前述したように、リッド用基板600は、リッド130の配設ピッチがベース領域120Aの配設ピッチと等しくなるように製造されているため、各ベース領域120Aの上方に、それに対応するリッド130が正確に位置する状態となるはずである。
しかしながら、セラミックスで構成されたベース用基板200は、製造(焼成)時の収縮を制御することが非常に困難であり、ベース領域120Aの配設ピッチが設定値からずれる場合が殆どである。そのため、ベース領域120Aの配設ピッチとリッド130の配設ピッチとにずれが生じ、位置合わせの基準位置から遠ざかる程、ベース領域120Aとリッド130との位置ずれが大きくなる。具体的には、例えば、図15中の左上に位置するベース領域120Aを基準位置としてリッド用基板600との位置合わせを行った場合、このベース領域120Aから遠ざかる程、リッド130の位置ずれが大きくなり、図中右下に位置するベース領域120Aでリッド130の位置ずれが最大となる。ベース領域120Aに対するリッド130の位置ずれが大きくなると、リッド130によって凹部121を封止することができず、パッケージ110としての機能を発揮することができなくなる。
そこで、本工程は、リッド用基板600を、比較的少ない数のリッド130を含む複数の領域R1に分け、領域R1毎に、リッド130とベース用基板200との位置決め、リッド130とベース用基板200との接合、リッド130のリッド用基板600からの離脱を行う。これにより、上述したような位置ずれの問題が解消される。
領域R1に含まれるリッド130の数は、位置ずれを低減するという観点からすると少ない程好ましいが、少なくするほど生産性が低下する。したがって、領域R1には、位置ずれの最大値が許容範囲内に収まる限り、多くのリッド130が含まれているのが好ましい。本実施形態では、2行×4列、計8個のリッド130が1つの領域R1に含まれている場合について代表して説明する。製造する電子デバイス100のサイズにもよるが、ベース120の外形が2.0mm×1.6mm程度、リッド130の外形が1.9mm×1.5mm程度の場合には、位置ずれの許容範囲は、±30μmとされ、この場合には、本実施形態のように、2行×4列、計8個のリッド130を領域R1に含めることにより、位置ずれの低減と生産性の確保の両立を図ることができる。
また、本実施形態のように、1つの領域R1には、同じ行に含まれる全てのリッド130が含まれているのが好ましい。すなわち、1つの領域R1は、行単位で設定することが好ましい。これにより、同じ行に含まれる全てのリッド130を一度にベース用基板200に接合することができる。そのため、各リッド130の位置決めを精度よく行うことができる。仮に、同じ行に含まれるリッド130が別々の領域R1に含まれている場合、先にベース用基板200に接合されたリッド130がリッド用基板600から切り離されると、後にベース用基板200に接合されるリッド130が、リードフレーム610、620の一方に片持ち支持された状態となってしまい、ベース用基板200への位置決めを精度よく行えないおそれが生じる。
以下、本工程を具体的に説明する。なお、以下では、ベース領域120Aのうち、図4中の最も上側に位置している行を「1行目」とし、下側に向かって順に2行目〜4行目とする。また、図4中最も左側に位置している列を「1列目」とし、右側に向かって順に2列目〜8列目とする。
(1)
まず、1つの領域R1(R11)に含まれる8つのリッド130を、ベース用基板200の1行目の1列目〜4列目および2行目の1列目〜4列目の各ベース領域120Aに接合する。
具体的には、まず、加圧治具400によって、領域R11内の各リッド130を対応するベース領域120Aに押し当てる。この時、ピン425、426が領域R11の両側に位置する貫通孔611、621に挿入されることにより、リッド用基板600と押圧部420との位置決めが行われ、また、カメラ(図示せず)等を用いた位置制御により、押圧部420とベース用基板200との位置決めが行われる。これにより、図16に示すように、領域R11内の各リッド130と、それに対応するベース領域120Aとの位置決めが精度よく行われるとともに、領域R11内の各リッド130が押え部423によってベース用基板200に押し付けられた状態となる。
次に、領域R11内の各リッド130の各角部に向けて、開口部422を介してレーザー光LLを順に照射し、領域R11内の各リッド130を対応するベース領域120Aに接合する。これにより、各リッド130が対応するベース領域120Aに仮止めされた状態となる。レーザー溶接の際、加圧治具400で各リッド130をベース用基板200に押し付けることにより、ろう材とメタライズ層が密着し、レーザー光LLの熱が伝わり易くなるため、リッド130とベース領域120Aの接合をより確実に行うことができる。なお、説明の便宜上、図17にて、リッド130とベース領域120Aとの溶接個所を黒丸で図示している。
そして、各リッド130の仮止めを終えたら、領域R11内の各リッド130に連結している全ての連結部630およびサイド連結部640、650に向けて、開口部422を介してレーザー光LLを順に照射し、連結部630およびサイド連結部640、650を切断(除去)する。これにより、図17に示すように、領域R11内の各リッド130がリッド用基板600から切り離される。
ここで、図15および図16に示すように、各連結部630、640、650の直下には、ベース用基板200の貫通孔210が位置している。言い換えると、各連結部630、640、650の直下には、ベース用基板200が存在していない。この貫通孔210は、各連結部630、640、650に向けて照射されたレーザー光の逃げ道となり、レーザー光LLがベース用基板200に照射されたり、各連結部630、640、650の熱がベース用基板200に過度に伝わったりするのを低減することができる。そのため、ベース用基板200の熱ダメージを低減することができる。なお、この効果は、後述する(2)〜(4)の各工程でも同様に発揮される。
また、本(1)工程は、吸引孔520とこれに連通する貫通孔210を負圧とした状態で行われる。これにより、各リッド130のレーザー溶接時にメタライズ層から飛散する金属材料を貫通孔210から吸引することができる。同様に、各連結部630、640、650をレーザー照射によって除去する際に生じる各連結部630、640、650の溶融物や気化物も貫通孔210から吸引することができる。そのため、リッド130やベース用基板200への金属材料の再付着が低減され、電子デバイスの性能の低下、生産性の低下等を抑制することができる。特に、貫通孔210が各連結部630、640、650と重なるように設けられているため、上記効果がより顕著に発揮される。なお、この効果は、後述する(2)〜(4)の各工程でも同様に発揮される。
以上により、ベース用基板200の1行目の1列目〜4列目および2行目の1列目〜4列目の計8つのベース領域120Aにリッド130が仮止めされた状態となる。
(2)
次に、前記ステージを動かすなどして、ベース用基板200をずらし、前記(1)工程と同様にして、リッド用基板600の1つの領域R1(R12)に含まれるリッド130を、ベース用基板200の1行目の5列目〜8列目および2行目の5列目〜8列目の各ベース領域120Aに接合する。
具体的には、まず、加圧治具400によって、領域R12内の各リッド130を対応するベース領域120Aに押し当てる。この時、ピン425、426が領域R12の両側に位置する貫通孔611、621に挿入されることにより、リッド用基板600と押圧部420との位置決めが行われ、また、カメラ(図示せず)等を用いた位置制御により、押圧部420とベース用基板200との位置決めが行われる。これにより、図18に示すように、領域R12内の各リッド130と、それに対応するベース領域120Aとの位置決めが精度よく行われるとともに、領域R12内の各リッド130が押え部423によってベース用基板200に押し付けられた状態となる。
この状態を断面で示したのが図19(a)である。図19(a)に示すように、リードフレーム620がリッド130よりも上側にオフセットしているため、リードフレーム620が4列目のベース領域120A’に接合されたリッド130’の上方に位置し、リードフレーム620とリッド130’との接触が防止されている。そのため、リードフレーム620がリッド130’にぶつからず、リッド130’が破損せず、また、リッド130’がベース領域120A’から剥がれもしない。また、領域R12内の各リッド130と対応するベース領域120Aとの位置決めを精度よく行うことができる。
また、仮に、リードフレーム620がオフセットしていないと、図19(b)に示すように、4列目と5列目のベース領域120A’、120A”の間に、リッド130’とリードフレーム620との接触を防止するスペースS3を確保する必要がある。しかしながら、本実施形態では、リードフレーム620がオフセットしているため、スペースS3を確保する必要がなく、その分、ベース用基板200の小型化、それに伴う低コスト化を図ることができる。特に、サイド連結部650の延在部651が、4列目のベース領域120A’にはみ出していないため、ベース用基板200のさらなる小型化、それに伴うさらなる低コスト化に寄与する。
なお、本実施形態では、先に、1列目〜4列目のベース領域120Aにリッド130を接合し、その後に、5列目〜8列目のベース領域120Aにリッド130を接合するため、リードフレーム620の効果についてのみ述べているが、反対に、先に、5列目〜8列目のベース領域120Aにリッド130を接合し、その後に、1列目〜4列目のベース領域120Aにリッド130を接合する場合には、リードフレーム610が上述の機能を発揮することとなる。
次に、領域R12内の各リッド130の各角部に向けて、開口部422を介してレーザー光LLを順に照射し、各リッド130を対応するベース領域120Aに接合する。これにより、各リッド130が対応するベース領域120Aに仮止めされた状態となる。レーザー溶接の際、加圧治具400で各リッド130をベース用基板200に押し付けることにより、ろう材とメタライズ層が密着し、レーザー光LLの熱が伝わり易くなるため、リッド130とベース領域120Aの接合をより確実に行うことができる。なお、説明の便宜上、図20にて、リッド130とベース領域120Aの溶接個所を黒丸で図示している。
各リッド130の仮止めを終えたら、領域R12内の各リッド130に連結している全ての連結部630およびサイド連結部640、650に向けて、開口部422を介してレーザー光LLを順に照射し、連結部630およびサイド連結部640、650を切断(除去)する。これにより、図20に示すように、領域R12内の各リッド130がリッド用基板600から切り離される。
(3)
次に、前記ステージを動かすなどして、ベース用基板200をずらし、前記(1)工程と同様にして、リッド用基板600の1つの領域R1に含まれる8つのリッド130を、ベース用基板200の3行目の1列目〜4列目および4行目の1列目〜4列目の各ベース領域120Aに接合する。
(4)
次に、前記ステージを動かすなどして、ベース用基板200をずらし、前記(2)工程と同様にして、リッド用基板600の1つの領域R1に含まれる8つのリッド130を、ベース用基板200の3行目の5列目〜8列目および4行目の5列目〜8列目の各ベース領域120Aに接合する。
以上によって、ベース用基板200の全てのベース領域120Aにリッド130が仮止めされた状態となる。
全てのベース領域120Aにリッド130が仮止めされたベース用基板200は、別のレーザー溶接装置に運ばれ、例えば、減圧環境下で、各リッド130の外周縁の全域をベース用基板200に溶接する。これにより、各リッド130と各ベース領域120Aとがメタライズ層の全周(全域)で溶接され、気密的に封止される。
ここで、前述したように、連結部630、640、650が工夫された形状、配置であるため、これら連結部630、640、650の溶融物、気化物が周囲のリッド130へ付着し難い。そのため、リッド130上に金属付着物によるバリが形成され難く、各リッド130と各ベース領域120Aとの溶接をより確実に行うことができる。仮に、リッド130上にバリが発生してしまうと、レーザー光LLの熱が前記バリで拡散し、その直下にあるろう材に十分に伝わらず、リッド130とベース領域120Aの溶接が不十分となるおそれがある。仮に、溶融物、気化物がリッド130に付着したとしても、その量は少量であるため、レーザー溶接を阻害するまでには至らない。また、溶融物、気化物がリッド130に付着したとしても、その場所は、各連結部630、640、650の近位に位置する角部である。角部は、既に溶接されている箇所であるため、後の溶接工程には実質的に影響がない。
以上、第3工程について説明した。なお、本実施形態では、ベース用基板200へのリッド130の仮止めと、リッド130の最終的な溶接とを別々の装置で行う場合について説明したが、これに限定されず、加圧治具400を用いた溶接時に、最終的な溶接まで行ってもよい。また、レーザー光LLとしては、上記の溶接を実現することができれば、特に限定されず炭酸ガスレーザー、エキシマーレーザー、YAGレーザー等を用いることができる。また、レーザー光LLの他、例えば、放射線、電子線、レーザー、イオンビーム等の各種エネルギー線を用いてもよい。
[第4工程]
次に、図21に示すように、ベース用基板200を個片化する。これにより、16個の電子デバイス100が得られる。かかる個片化の方法は、特に限定されず、例えば、ダイシングソーやレーザーを用いて行うことができる。
以上、電子デバイス100の製造方法について説明した。このような電子デバイス100の製造方法によれば、優れた位置精度で全てのリッド130をベース用基板200に接合することができるため、優れた信頼性を有する電子デバイス100を高い歩留まりで製造することができる。
3.電子機器
次いで、図1に示す電子デバイスを適用した電子機器について、図22〜図24に基づき、詳細に説明する。
図22は、図1に示す電子デバイスを備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1000を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する電子デバイス100が内蔵されている。
図23は、図1に示す電子デバイスを適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1000が配置されている。このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器等として機能する電子デバイス100が内蔵されている。
図24は、図1に示す電子デバイスを備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、デ−タ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチルカメラ1300には、フィルター、共振器等として機能する電子デバイス100が内蔵されている。
なお、図1に示す電子デバイスを備える電子機器は、図22のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図23の携帯電話機、図24のディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等に適用することができる。
4.移動体
次いで、図1に示す電子デバイスを適用した移動体について、図25に基づき、詳細に説明する。
図25は、図1に示す電子デバイスを備える移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。自動車1500には、例えば、ジャイロセンサーとして電子デバイスが組み込まれる。この場合は、電子部品として、振動素子190に換えて角速度検出素子を用いた電子デバイス100’を用いることができる。このような電子デバイス100’によれば、車体1501の姿勢を検出することができる。電子デバイス100’の検出信号は、車体姿勢制御装置1502に供給され、車体姿勢制御装置1502は、その信号に基づいて車体1501の姿勢を検出し、検出結果に応じてサスペンションの硬軟を制御したり、個々の車輪1503のブレーキを制御したりすることができる。その他、このような姿勢制御は、二足歩行ロボットやラジコンヘリコプターで利用することができる。以上のように、各種移動体の姿勢制御の実現にあたって、電子デバイス100’が組み込まれる。
以上説明したような電子機器または移動体は、電子デバイス100または電子デバイス100’を備えるので、優れた信頼性を有する。
以上、本発明の蓋体集合体、パッケージの製造方法および電子デバイスの製造方法について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、前述した実施形態では、電子デバイスが有するパッケージをキャビティ型のベース用基板と、板状のリッドとを接合してなる構成としたが、パッケージの構成は、これに限定されない。例えば、板状のベース用基板と、キャビティ型のリッドとを接合した構成としてもよい。
また、電子デバイスが有する電子部品としては、前述した振動素子に限定されない。かかる電子部品としては、例えば、音叉型の水晶振動子、SAW共振器、角速度検出素子、加速度検出素子等であってもよい。また、電子デバイスが有するパッケージの収納空間内には、複数の電子部品が収納されていてもよい。この場合、複数の電子部品は、互いに異なっていてもよいし、互いに同じであってもよい。
また、電子デバイスが有するパッケージ内には、電子部品の駆動を制御したり、電子部品からの信号を受信したりするICチップ等が収納されていてもよい。ICチップを収納する場合には、ICチップを電子部品の隣に並設してもよいし、ICチップをケーシングの厚さ方向に電子部品と重なるように配置してもよい。
100、100’‥‥電子デバイス 110‥‥パッケージ 120‥‥ベース 120A‥‥ベース領域 121‥‥凹部 123‥‥基部 124‥‥側壁 130、130a、130b、130c、130d‥‥リッド(蓋体) 131‥‥ろう材 141‥‥接続電極 142‥‥外部実装電極 143‥‥貫通電極 151‥‥接続電極 152‥‥外部実装電極 153‥‥貫通電極 161‥‥導電性接着剤 162‥‥導電性接着剤 170‥‥メタライズ層 190‥‥振動素子(電子部品) 191‥‥圧電基板 193‥‥導体層 193a‥‥励振電極 193b‥‥ボンディングパッド 193c‥‥配線 195‥‥導体層 195a‥‥励振電極 195b‥‥ボンディングパッド 195c‥‥配線 200‥‥ベース用基板 210‥‥貫通孔 400‥‥加圧治具 410‥‥本体 420‥‥押圧部 421‥‥平面部 422‥‥開口部 423‥‥押え部 425、426‥‥ピン 500‥‥ステージ 510‥‥吸着孔 520‥‥吸引孔 600‥‥リッド用基板 610、620‥‥リードフレーム 611、621‥‥貫通孔 630‥‥連結部 631‥‥第1梁 632‥‥第2梁 633‥‥貫通孔 634‥‥凹部 639a、639b、639c、639d‥‥欠損部 640、650‥‥サイド連結部 641、651‥‥延在部 1000‥‥表示部 1100‥‥パーソナルコンピューター 1102‥‥キーボード 1104‥‥本体部 1106‥‥表示ユニット 1200‥‥携帯電話機 1202‥‥操作ボタン 1204‥‥受話口 1206‥‥送話口 1300‥‥ディジタルスチルカメラ 1302‥‥ケース 1304‥‥受光ユニット 1306‥‥シャッタボタン 1308‥‥メモリー 1312‥‥ビデオ信号出力端子 1314‥‥入出力端子 1430‥‥テレビモニター 1440‥‥パーソナルコンピューター 1500‥‥自動車 1501‥‥車体 1502‥‥車体姿勢制御装置 1503‥‥車輪 S‥‥収納空間 S3‥‥スペース R1、R11、R12‥‥領域 D‥‥離間距離 t‥‥厚み

Claims (8)

  1. 平面状に配置されている複数の蓋体と、隣り合う前記蓋体の近接する角部同士を連結する連結部と、を含み、
    前記連結部には、凹部または貫通孔を有する質量低減部が設けられていることを特徴とする蓋体集合体。
  2. 前記質量低減部は、前記連結部の中央部に設けられている請求項1に記載の蓋体集合体。
  3. 前記複数の蓋体は、少なくとも2列2行以上の行列状に配置され、
    前記連結部は、2行2列に並んだ4つの前記蓋体の中央部に位置し、前記4つの蓋体の前記中央部側に位置する角部同士を連結している請求項1または2に記載の蓋体集合体。
  4. 前記連結部は、前記4つの蓋体のうち斜め方向に位置する1組の蓋体の角部同士を連結する第1梁と、斜め方向に位置する他の1組の蓋体の角部同士を連結し、前記第1梁と交差する第2梁と、前記第1梁と前記第2梁の交差部に設けられた前記質量低減部と、を有している請求項3に記載の蓋体集合体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の蓋体集合体の少なくとも1つの前記蓋体を、複数のベース領域を含むベース用基板の前記ベース領域に位置決めする工程と、
    前記蓋体と前記ベース領域とを接合する工程と、前記連結部を切断し前記蓋体を前記蓋体集合体から分離させる工程と、
    を含むことを特徴とするパッケージの製造方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の蓋体集合体の少なくとも1つの前記蓋体を、電子部品が搭載された複数のベース領域を含むベース用基板の前記ベース領域に位置決めする工程と、前記蓋体と前記ベース領域とを接合する工程と、前記連結部を切断し前記蓋体を前記蓋体集合体から分離させる工程と、を含むことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  7. 前記分離させる工程では、前記ベース用基板の前記連結部と重なる領域には貫通孔が配置されている請求項6に記載の電子デバイスの製造方法。
  8. 前記分離させる工程では、前記ベース貫通孔を負圧にした状態で、前記蓋体を分離させる請求項7に記載の電子デバイスの製造方法。
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