JP2014193211A - ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 - Google Patents
ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014193211A JP2014193211A JP2013070328A JP2013070328A JP2014193211A JP 2014193211 A JP2014193211 A JP 2014193211A JP 2013070328 A JP2013070328 A JP 2013070328A JP 2013070328 A JP2013070328 A JP 2013070328A JP 2014193211 A JP2014193211 A JP 2014193211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- roll
- paper tube
- deodorant
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N C1CCCCC1 Chemical compound C1CCCCC1 XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sanitary Thin Papers (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
【解決手段】帯状のペーパーシートが紙管11に巻かれているロールペーパーであって、紙管11の紙管内面11Aに、消臭剤層21と、消臭剤層21を部分的に被覆する非通気性又は弱通気性のコート層22とを設けた。
【選択図】図2
Description
〔請求項1記載の発明〕
帯状のペーパーシートが紙管に巻かれているロールペーパーであって、
前記紙管内面に消臭剤層と、その消臭剤層を部分的に被覆する非通気性又は弱通気性のコート層とを有する、
ことを特徴とするロールペーパー。
前記コート層の厚みが1〜100μmである請求項1記載のロールペーパー。
前記コート層が、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルから選ばれる1種又は2種以上を混合したものである請求項1又は2記載のロールペーパー。
原反ロールから繰出された複数の紙管原紙をマンドレルシャフトに螺旋状に巻いて連続的に筒状部分を形成し、その筒状に形成された部分をロールペーパーの複数倍幅以上の幅でカットして長尺の紙管を形成する紙管形成工程と、
長尺の紙管にロールペーパーの複数倍幅以上の幅のロールペーパー原紙を巻いてログを形成する工程と、
ログを切断して個々のロールペーパーにする工程と、を有し、
前記紙管形成工程において、原反ロールから繰出された複数の紙管原紙のうち紙管内面に位置される紙管原紙をマンドレルシャフトに巻き付ける前に、その紙管内面に位置される紙管原紙の紙管内面側となる面に、消臭剤を塗工して消臭剤層を形成し、その消臭剤層上にコート剤を部分的に塗工して、非通気性又は弱通気性のコート層を部分的に形成する、ことを特徴とするロールペーパーの製造方法。
前記コート層の厚みが1〜100μmである請求項4記載のロールペーパーの製造方法。
前記コート層が、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルから選ばれる1種又は2種以上を混合したものである請求項4又は5記載のロールペーパーの製造方法。
原反ロールから紙管原紙を繰出して、消臭剤の塗工と、コート剤の塗工を行い、そのままマンドレルシャフトへの巻き付けを行なう、請求項4〜6の何れか1項に記載のロールペーパーの製造方法。
本発明に係るロールペーパー10は、図1に示すとおり、紙管11に帯状の家庭用薄葉紙であるペーパーシート12が巻かれたものである。係るロールペーパー10としては、トイレットロール、キッチンペーパーロールが例示できる。ロールペーパー10の大きさ等は、トイレットロールであれば、幅L1が100〜115mm、直径L2が100〜120mm、巻き長さ(トイレットペーパーの全長)が18〜70m、紙管内径L3が35〜50mmであるのが望ましい。この大きさであれば一般的なトイレットロール用のペーパーホルダーが利用でき、トイレットペーパーの長さも十分である。
次に、本発明の実施形態に係るロールペーパー10の製造方法例を特に図3〜図7を参照しながら説明する。ロールペーパー10の具体例としては、トイレットロールあるいはキッチンロールが挙げられるが、トイレットロールの製造方法を例として説明する。但し、本発明によるトイレットロールの製造方法は、この方法に必ずしも限定されるわけではない。
本実施形態の紙管製造工程は、図3中(A)、図4に示すように、原反ロール31A,32Aから繰出された二枚の帯状の紙管原紙31,32のうち一方の紙管原紙31の一方面に糊付けロール51により糊44を付与し、前記一方の紙管原紙31の糊付けされた面に他方の紙管原紙32を幅方向に一部重ね、前記他方の紙管原紙32の糊付け面と接しない面をマンドレルシャフト52に対向する面、すなわち紙管内面となる面にして、各紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52に螺旋状に巻き付けて連続的に筒状部分29を形成し、その筒状部分29をトイレットロールの複数倍幅以上の幅でカッター58によりカットして長尺のスパイラル紙管30(スパイラル式紙管とも称される)を形成する。このスパイラル紙管は、一方の紙管原紙31が紙管外面側、他方の紙管原紙32が紙管内面側となる態様の二層積層構造となる。なお、本実施形態では、2枚の紙管原紙31,32をスパイラル巻きしているが、3枚以上の紙管原紙をスパイラル巻きして長尺の紙管を形成してもよい。
Claims (7)
- 帯状のペーパーシートが紙管に巻かれているロールペーパーであって、
前記紙管内面に消臭剤層と、その消臭剤層を部分的に被覆する非通気性又は弱通気性のコート層とを有する、
ことを特徴とするロールペーパー。 - 前記コート層の厚みが1〜100μmである請求項1記載のロールペーパー。
- 前記コート層が、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルから選ばれる1種又は2種以上を混合したものである請求項1又は2記載のロールペーパー。
- 原反ロールから繰出された複数の紙管原紙をマンドレルシャフトに螺旋状に巻いて連続的に筒状部分を形成し、その筒状に形成された部分をロールペーパーの複数倍幅以上の幅でカットして長尺の紙管を形成する紙管形成工程と、
長尺の紙管にロールペーパーの複数倍幅以上の幅のロールペーパー原紙を巻いてログを形成する工程と、
ログを切断して個々のロールペーパーにする工程と、を有し、
前記紙管形成工程において、原反ロールから繰出された複数の紙管原紙のうち紙管内面に位置される紙管原紙をマンドレルシャフトに巻き付ける前に、その紙管内面に位置される紙管原紙の紙管内面側となる面に、消臭剤を塗工して消臭剤層を形成し、その消臭剤層上にコート剤を部分的に塗工して、非通気性又は弱通気性のコート層を部分的に形成する、ことを特徴とするロールペーパーの製造方法。 - 前記コート層の厚みが1〜100μmである請求項4記載のロールペーパーの製造方法。
- 前記コート層が、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィン、酢酸ビニルから選ばれる1種又は2種以上を混合したものである請求項4又は5記載のロールペーパーの製造方法。
- 原反ロールから紙管原紙を繰出して、消臭剤の塗工と、コート剤の塗工を行い、そのままマンドレルシャフトへの巻き付けを行なう、請求項4〜6の何れか1項に記載のロールペーパーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013070328A JP6218268B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013070328A JP6218268B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014193211A true JP2014193211A (ja) | 2014-10-09 |
JP6218268B2 JP6218268B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=51838980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013070328A Active JP6218268B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6218268B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197660U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-16 | ||
JPS6428194U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-17 | ||
JP2010173819A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Daio Paper Corp | ロールペーパーの製造方法及びロールペーパー用紙管の製造方法 |
-
2013
- 2013-03-28 JP JP2013070328A patent/JP6218268B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197660U (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-16 | ||
JPS6428194U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-17 | ||
JP2010173819A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Daio Paper Corp | ロールペーパーの製造方法及びロールペーパー用紙管の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6218268B2 (ja) | 2017-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5684874B2 (ja) | トイレットロールの製造方法及びトイレットロール | |
JP6176967B2 (ja) | ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 | |
JP6302202B2 (ja) | 端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置 | |
JP5840659B2 (ja) | トイレットロールの製造方法 | |
JP6110707B2 (ja) | 端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造装置 | |
JP6383139B2 (ja) | トイレットペーパーの製造方法及びトイレットロールの製造方法 | |
JP6170319B2 (ja) | トイレットロール及びトイレットロールの製造方法 | |
JP5755697B2 (ja) | トイレットロール | |
WO2017047385A1 (ja) | 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート | |
JP6218268B2 (ja) | ロールペーパー及びロールペーパーの製造方法 | |
JP6110709B2 (ja) | トイレットロール | |
JP2016064879A (ja) | 紙管及び当該紙管を使用したロール状シート | |
JP6213947B2 (ja) | トイレットペーパーの製造方法、トイレットロールの製造方法及びトイレットロール | |
JP6168594B2 (ja) | トイレットロールの製造方法 | |
JP6188194B2 (ja) | トイレットロールの製造方法及びトイレットロール | |
JP6116873B2 (ja) | トイレットロールの製造方法 | |
JP6176704B2 (ja) | トイレットロールの製造方法及びトイレットロール | |
JP6363142B2 (ja) | トイレットロール、及びトイレットロールを包装した製品 | |
JP6334473B2 (ja) | トイレットロール | |
JP2022188889A (ja) | 抗菌剤含有シートの製造方法および抗菌剤含有シート | |
JP6401763B2 (ja) | 紙管、ロール状シート、及び紙管の製造方法 | |
JP2016019738A5 (ja) | ||
WO2023188495A1 (ja) | トイレットロール及びトイレットロールの製造方法 | |
WO2018061329A1 (ja) | 紙管、ロール状シート、及び紙管の製造方法 | |
JP6666294B2 (ja) | トイレットロール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6218268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |