JP5684874B2 - トイレットロールの製造方法及びトイレットロール - Google Patents
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〔請求項1記載の発明〕
帯状のトイレットペーパーが紙管に巻かれたトイレットロールの製造方法であって、
ポリフェノール系消臭剤と低級アルコールとポリアミド樹脂と着色剤とを含む消臭剤含有着色剤を、紙管原紙の少なくとも一方面に塗布する工程と、
前記消臭剤含有着色剤を塗布した紙管原紙を塗布面が内周面となるようにして筒状に形成する工程と、
その筒状に形成したものに対してトイレットペーパー原紙を巻き付ける工程と、
を有することを特徴とするトイレットロールの製造方法。
前記消臭剤含有着色剤は、ポリフェノール系消臭剤25〜67重量%、低級アルコール8〜24重量%、ポリアミド樹脂1〜10重量%を含む、請求項1記載のトイレットロールの製造方法。
前記紙管原紙を筒状に形成する工程においてトイレットロールの幅の複数倍幅以上の長さの筒状にし、その筒状に形成したものに対してトイレットロールの幅の複数倍幅以上の長さトイレットペーパー原紙を巻き付けて、トイレットロールの径と同径でありかつトイレットロールの幅の複数倍幅以上のログを形成したのち、このログをトイレットロールの幅に裁断する、請求項1又は2記載のトイレットロールの製造方法。
帯状のトイレットペーパーが紙管に巻かれているトイレットロールであって、
前記紙管内周面の一部又は全部が着色され、かつ、その着色された部分にポリフェノール、ポリフェノール誘導体及びポリフェノール類似体の少なくとも一種とポリアミド樹脂とを含む、ことを特徴とするトイレットロール。
本発明の実施形態に係るトイレットロール10の製造方法例を図面を参照しながら説明する。但し、本発明によるトイレットロールの製造方法は、この方法に必ずしも限定されるわけではない。
本実施形態の紙管製造工程は、図1中(A)、図4に示すように、原反ロール31A,32Aから繰出された二枚の帯状の紙管原紙31,32のうち一方の紙管原紙31の一方面に糊付けロール51により糊を付与し、前記一方の紙管原紙31の糊付けされた面に他方の紙管原紙32を幅方向に一部重ね、前記他方の紙管原紙32の糊付け面と接しない面をマンドレルシャフト52に対向する面、すなわち紙管内面となる面にして、各紙管原紙31,32をマンドレルシャフト52に螺旋状に巻き付けて連続的に筒状部分29を形成し、その筒状部分29をトイレットロールの複数倍幅以上の幅でカッター58によりカットして長尺のスパイラル紙管30(スパイラル式紙管とも称される)を形成する。このスパイラル紙管は、一方の紙管原紙31が紙管外面側、他方の紙管原紙32が紙管内面側となる態様の二層積層構造となる。なお、本実施形態では、2枚の紙管原紙31,32をスパイラル巻きしているが、1枚又は3枚以上の紙管原紙をスパイラル巻きして長尺の紙管を形成してもよい。
他方、本実施形態では、上記の長尺紙管30の製造と平行して又はその後において、ログ製造工程(図1中(B))にて、ログ70を製造する。なお、ログ70とは、業界においての一般用語であり、最終製品であるトイレットロール10の径と同径でありかつ幅が最終製品の複数個分ある中間製品である。
以上のように、ログ70を製造したならば、このログ70を既知のログアキュームレーターX3で複数本をストックしつつ後段のログカッター設備X4へと移動させる。そして、その後に図1中(C)に示すように、既知のログカッター91でログ70を製品幅に裁断し、個々のトイレットロール10,10…とする。
上記説明の実施形態は、ログ70を仲介してトイレットロール10を形成する方法を説明したが、本発明は必ずしもログ70を形成せずにトイレットロール10を形成することもできる。
次いで、本実施形態に係るトイレットロール10について説明する。本実施形態に係るトイレットロール10は、図3に示すとおり、紙管11に帯状の家庭用薄葉紙であるトイレットペーパー12が巻かれたものである。このトイレットロール10は、上記のトイレットロール10の製造方法により製造することができる。
Claims (4)
- 帯状のトイレットペーパーが紙管に巻かれたトイレットロールの製造方法であって、
ポリフェノール系消臭剤と低級アルコールとポリアミド樹脂と着色剤とを含む消臭剤含有着色剤を、紙管原紙の少なくとも一方面に塗布する工程と、
前記消臭剤含有着色剤を塗布した紙管原紙を塗布面が内周面となるようにして筒状に形成する工程と、
その筒状に形成したものに対してトイレットペーパー原紙を巻き付ける工程と、
を有することを特徴とするトイレットロールの製造方法。 - 前記消臭剤含有着色剤は、ポリフェノール系消臭剤25〜67重量%、低級アルコール8〜24重量%、ポリアミド樹脂1〜10重量%を含む、請求項1記載のトイレットロールの製造方法。
- 前記紙管原紙を筒状に形成する工程においてトイレットロールの幅の複数倍幅以上の長さの筒状にし、その筒状に形成したものに対してトイレットロールの幅の複数倍幅以上の長さトイレットペーパー原紙を巻き付けて、トイレットロールの径と同径でありかつトイレットロールの幅の複数倍幅以上のログを形成したのち、このログをトイレットロールの幅に裁断する、請求項1又は2記載のトイレットロールの製造方法。
- 帯状のトイレットペーパーが紙管に巻かれているトイレットロールであって、
前記紙管内周面の一部又は全部が着色され、かつ、その着色された部分にポリフェノール、ポリフェノール誘導体及びポリフェノール類似体の少なくとも一種とポリアミド樹脂とを含む、ことを特徴とするトイレットロール。
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