JP2010173819A - ロールペーパーの製造方法及びロールペーパー用紙管の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内面に連続する認識記号を所定間隔毎で変化するように若しくは所定間隔で変化するように付与した長尺の紙管10を製造し、これに連続する衛生薄葉紙2の原紙を巻き付けてログを形成し、その後にログカッター70にて前記認識番号が異なる記号毎に分断されるようにしてログ11を所定間隔で裁断してロールペーパーX1とすることにより解決される。
【選択図】図1
Description
この種のロールペーパーは、帯状の二枚の板紙を一部重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻取った後にスリッターで規定長さに裁断して長尺の紙管を製造し、その後に、この長尺紙管に対して、適宜の間隔で切り取り用のミシン目線等が施された幅広の原紙をジャンボロールから繰り出して規定長さ巻付けてログを製造し、その後にログカッターにより製品幅に裁断して製造されている。
前記長尺紙管は、前記原紙幅と同等の長さであり、無駄がないようになっている。
しかしながら、ロールペーパーの製造工程は、個々のロールペーパーに裁断されるまでが一連の流れとされており、裁断後のロールペーパーの状態となってから不良が発覚することもある。そして、この場合に、ロールペーパーとなってしまった後には、ログのどの位置において不良が生じていたが確認できない。
したがって、従来、不良ロールペーパーが発見された場合には、その発見された不良ロールペーパーを含む多量の製品を、正常品も含めて出荷ラインからロットアウトする必要があった。
<請求項1記載の発明>
帯状の衛生薄葉紙が紙管に巻かれたロールペーパーの製造方法において、
二枚の帯状の板紙を短手方向を一部重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻付けて、円筒の長尺の紙管とする工程の前段で、
予め前記二枚の帯状の板紙のうち巻き取り内面となる板紙に対して、巻き取り後の紙管状態としたときに、長さ方向に一定間隔毎に変化するように、若しくは一定間隔で変化するようにして、認識記号を付与して長尺の紙管を製造し、
その後にこの長尺の紙管に対して、紙管を実質的に同幅の原紙を、ジャンボロールから繰り出すとともに巻き付けてログを形成し、
その後にこのログを、前記長尺の紙管に付与された認識記号が、それぞれ異なる記号毎に分断されるようにログカッターにて所定幅に裁断してロールペーパーとする、ことを特徴とするロールペーパーの製造方法。
本発明では、ログが裁断された後のロールペーパーから、当該ロールがログ又は原紙の幅方向のどの位置のものであったからが容易に確認できるので、不良品発見時の原因調査が容易となり、また、製品に混入した不良品のみを取り除きやすくなり、不良品混入、製造装置の事故・異常時の被害を最小限に抑えることができる。
前記認識記号は、印字、印刷。レーザーマーカー、スタンプ又は型押しによって付与する請求項1記載のロールペーパーの製造方法。
簡易に認識情報を付与できる。
前記認識記号を、紙管となったときに、100〜300mmの間隔で変化するように一定間隔で印字・印刷する請求項1又は2記載のロールペーパーの製造方法。
ロールペーパーに認識情報がより配分されるようになる。
前記認識記号が、数字、アルファベット、五十音である請求項1〜3の何れか1項に記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
認識情報の識別性に優れるようになる。
二枚の帯状の板紙を短手方向を一部重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻付けて、円筒の紙管とするロールペーパー用紙管の製造方法において、
前記二枚の帯状の板紙のうち巻き取り内面となる板紙に対して、巻き取り後の紙管状態としたときに、長さ方向に一定間隔毎に変化するように、若しくは一定間隔で変化するようにして、認識記号を付与することを特徴とするロールペーパー用紙管の製造方法。
請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
前記認識記号は、印字、印刷。レーザーマーカー、スタンプ又は型押しによって付与する請求項5記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
請求項2記載の発明と同様の作用効果を奏する。
前記認識記号を、紙管となったときに、100〜300mmの間隔で変化するように一定間隔で印字・印刷する請求項5又は6記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
前記認識記号が、数字、アルファベット、五十音である請求項5〜7の何れか1項に記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
本発明のロールペーパーX1の製造方法は、長尺の紙管10を製造する工程(A)と、ログ製造工程(B)と、裁断工程(C)を含む。
前記認識情報Pは、例えば、数字、アルファベット、五十音が挙げられるが、認識性の点で数字が好適である。図示例では数字である。
なお、認識情報Pは、必ずしも、1つのロールX1に対して1箇所でなくてもよく、2箇所入以上であってもよい。
なお、当該認識情報Pの付与のタイミング及び付与間隔は、コアワインダー40と同期を取って、コアワインダースピードより求めることができる。
Claims (8)
- 帯状の衛生薄葉紙が紙管に巻かれたロールペーパーの製造方法において、
二枚の帯状の板紙を短手方向を一部重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻付けて、円筒の長尺の紙管とする工程の前段で、
予め前記二枚の帯状の板紙のうち巻き取り内面となる板紙に対して、巻き取り後の紙管状態としたときに、長さ方向に一定間隔毎に変化するように、若しくは一定間隔で変化するようにして、認識記号を付与して長尺の紙管を製造し、
その後にこの長尺の紙管に対して、紙管を実質的に同幅の原紙を、ジャンボロールから繰り出すとともに巻き付けてログを形成し、
その後にこのログを、前記長尺の紙管に付与された認識記号が、それぞれ異なる記号毎に分断されるようにログカッターにて所定幅に裁断してロールペーパーとする、ことを特徴とするロールペーパーの製造方法。 - 前記認識記号は、印字、印刷。レーザーマーカー、スタンプ又は型押しによって付与する請求項1記載のロールペーパーの製造方法。
- 前記認識記号を、紙管となったときに、100〜300mmの間隔で変化するように一定間隔で印字・印刷する請求項1又は2記載のロールペーパーの製造方法。
- 前記認識記号が、数字、アルファベット、五十音である請求項1〜3の何れか1項に記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
- 二枚の帯状の板紙を短手方向を一部重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻付けて、円筒の紙管とするロールペーパー用紙管の製造方法において、
前記二枚の帯状の板紙のうち巻き取り内面となる板紙に対して、巻き取り後の紙管状態としたときに、長さ方向に一定間隔毎に変化するように、若しくは一定間隔で変化するようにして、認識記号を付与することを特徴とするロールペーパー用紙管の製造方法。 - 前記認識記号は、印字、印刷。レーザーマーカー、スタンプ又は型押しによって付与する請求項5記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
- 前記認識記号を、紙管となったときに、100〜300mmの間隔で変化するように一定間隔で印字・印刷する請求項5又は6記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
- 前記認識記号が、数字、アルファベット、五十音である請求項5〜7の何れか1項に記載のロールペーパー用紙管の製造方法。
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