JP2014193023A - 電線支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配電線を径間途中から切断する作業を行う場合に、断線した配電線が落下するのを防止するのに有効な電線支持具を提供する。
【解決手段】 複数の配電線からなる配電線路の隣接する少なくとも2本の配電線を支持する電線支持具1であって、前記少なくとも2本の配電線の各々を挟持することにより、各々の配電線に取り付けられる複数の電線支持部2a〜2cと、隣接する電線支持部2a〜2b、2b〜2c間を連結する連結ロッドとを備えている。配電線の切断箇所の両側にストレインロッドを取り付け、ストレインロッドにより配電線に張力を加えた際に、配電線の電柱への取付部に荷重が集中して、配電線が電柱への取付部から断線しても、その断線した配電線を電線支持具を介して隣接する配電線に支持することにより、その断線した配電線が落下するのを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電線支持具に関し、特に、間接活線工法により配電線路を径間途中から切断する作業時に、切断した配電線が落下するのを防止するのに有効な電線支持具に関する。
従来、図7に示すように、間接活線工法により配電線路21を径間途中から切断する場合に、配電線22〜24の切断箇所の両側をストレインロッド25で支持し、この状態で配電線22〜24を切断箇所から切断することにより、切断した配電線22〜24が落下するのを防止している。
ところで、ストレインロッド25により配電線22〜24を支持する場合、ストレインロッド25で配電線22〜24に張力を加えて、配電線22〜24の切断箇所付近に弛みを生じさせた状態で、配電線22〜24を切断箇所から切断しているため、配電線22〜24を電柱26に取り付けている取付部27(クランプ等)に荷重が集中し、配電線22〜24が電柱26の取付部27から断線して落下するおそれがある。このため、細心の注意を払って配電線22〜24を径間途中から切断する作業を行い、断線した配電線22〜24が落下するのを防止する必要がある。
上記のような問題に対処するために、例えば、特許文献1に記載のような技術を適用することが考えられる。
特許文献1に記載の技術は、電線ホルダーとスライドホルダーの間で配電線を挟持するように構成したものであって、各電線ホルダーとスライドホルダーとの間で三相の配電線の各々を挟持することにより、三相の配電線の相互間を保持することができるものである。
特許文献1に記載の技術(電線仮支持器)を用いて、三相の配電線相互間を保持しておくことにより、各配電線を径間途中から切断するために、各配電線の切断箇所の両側をストレインロッドで支持して、ストレインロッドにより各配電線に張力を加えて、各配電線を電柱に取り付けている取付部に荷重が集中して、各配電線が電柱の取付部から断線しても、その配電線を電線仮支持器を介して他の配電線に支持することができるので、断線した配電線が落下するようなことはない。
特開平10−164716号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、絶縁棒、絶縁棒の3箇所に固定される電線ホルダー、絶縁棒の各電線ホルダーに対応する部分にそれぞれ回動可能に設けられるスライドホルダー、絶縁棒に対して平行に設けられるとともに、各スライドホルダーのスライド溝に装着されたピンによって支持される連結ロッド、連結ロッドを絶縁棒の軸線方向に付勢するスプリング等、からなる複雑な構成のものであるため、製造に手間がかかり、製造費が高くつく。
また、隣接する電線ホルダー(スライドホルダー)間の間隔の調整ができないため、配電線間の間隔の異なる各種の配電路に適用することができない。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、製造が容易で、製造費を安く抑えることができるとともに、配電線間の間隔の異なる各種の配電路に適用することができる電線支持具を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、複数の配電線からなる配電線路の隣接する少なくとも2本の配電線を支持する電線支持具であって、前記少なくとも2本の配電線の各々を挟持することにより、各々の配電線に取り付けられる複数の電線支持部と、隣接する電線支持部間を連結する連結ロッドとを備えていることを特徴とする。
本発明の電線支持具によれば、複数の配電線の各々を電線支持部で挟持することにより、各々の配電線に電線支持部が取り付けられ、隣接する電線支持部間が連結ロッドを介して相互に連結されることになる。
従って、複数の配電線の各々を切断する作業を行う場合に、各配電線にストレインロッドにより張力を加えることにより、各配電線が電柱の取付部から断線しても、その断線した配電線を電線支持具を介して隣接する配電線に支持することができるので、その断線した配電線が落下するのを防止できる。
また、本発明において、前記連結ロッドは、伸縮可能に構成されていることしてもよい。
本発明の電線支持具によれば、連結ロッドを伸縮させることにより、隣接する電線支持部間の間隔を伸縮させることができるので、配電線間の間隔の異なる各種の配電線路に適用することができる。
また、本発明において、前記連結ロッドは、隣接する電線支持部の各々のフレームにそれぞれ連結される固定ねじと、両固定ねじ間に回転可能に螺着される可動ねじとからなり、該可動ねじを回転させることにより前記連結ロッドの全長が伸縮されることとしてもよい。
本発明の電線支持具によれば、固定ねじに対して可動ねじを一方又は他方に回転させることにより、連結ロッドの全長を伸縮させることができて、隣接する電線支持部のフレーム間の間隔を調整することができる。従って、配電線間の間隔が異なる各種の配電線路に適用することができる。
また、本発明において、前記各電線支持部は、フレームと、該フレームに進退可能に螺着される締め付けねじと、該締め付けねじの先端に設けられるとともに、前記フレームの内面との間で前記配電線を挟持する押し金具とを備えていることとしてもよい。
本発明の電線支持具によれば、各電線支持部のフレームの内面と押し金具との間に配電線を挿通させ、締め付けねじを進退させてフレームの内面と押し金具との間で配電線を挟持することにより、電線支持部が配電線に取り付けられることになる。
また、本発明において、前記各フレームは、一側が開口する略C形状をなし、該フレームの一方の端部近傍に前記締め付けねじが螺着され、該締め付けねじが該フレームの他方の端部の方向に進退可能に構成されていることとしてもよい。
本発明の電線支持具によれば、締め付けねじをフレームの他方の端部の方向に進退させることにより、フレームの内面と締め付けねじの先端の押し金具との間隔を変化させることができる。
また、本発明において、前記複数の電線支持部は、各フレームが同一方向を向くように、所定の間隔をおいて設けられていることとしてもよい。
本発明の電線支持具によれば、複数の配電線の各々に電線支持部を取り付ける場合に、各配電線の同一方向から電線支持部を取り付けることができるので、複数の配電線の各々の配電線への電線支持部の取付け作業を効率良く行うことができる。
以上、説明したように、本発明の電線支持具によれば、複数の配電線からなる配電線路を径間途中から切断する場合に、切断対象の配電線が電柱の取付部から断線しても、その断線した配電線が落下するようなことはないので、配電線路を径間途中から切断する作業を安全に行うことができる。
本発明による第1の実施の形態の電線支持具を配電線路に取り付けた状態を示した説明図である。 図1のA−A線断面図である。 配電線路を径間途中から切断する手順を示した説明図であって、配電線路に図1に示す電線支持具を取り付けた状態を示した説明図である。 配電線路を径間途中から切断する手順を示した説明図であって、配電線路に図1に示す電線支持具を取り付け、各配電線の切断箇所の両側にストレインロッドを取り付け、各配電線を切断箇所から切断した状態を示した説明図である。 本発明による第2の実施の形態の電線支持具を配電線路に取り付けた状態を示した説明図である。 本発明による第3の実施の形態の電線支持具を配電線路に取り付けた状態を示した説明図である。 従来の配電線路を径間途中から切断する方法を示した説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜4には、本発明による電線支持具の第1の実施の形態が示されている。本実施の形態の電線支持具1は、例えば、間接活線工法により配電線路21を径間途中から切断する作業に適用され、径間途中から切断した配電線22〜24が落下するのを防止するのに有効なものである。
本実施の形態の電線支持具1は、図1に示すように、所定の間隔をおいて互いに平行をなすように設けられる3つの電線支持部2a、2b、2cと、隣接する電線支持部2a〜2b、2b〜2c間をそれぞれ連結する連結ロッド8a、8bとを備えている。
電線支持部2a〜2cは、一側が開口する略C形状をなすとともに、一方の端部近傍にねじ孔4が設けられるフレーム3と、フレーム3のねじ孔4に螺着されるとともに、フレーム3の他方の端部の方向に進退可能な棒状の締め付けねじ5と、締め付けねじ5の先端にスイベルジョイント等を介して回動自在に取り付けられる押し金具6とを備え、締め付けねじ5の後端には、後述する間接活線工具7(図1に想像線で示す)が取り付け可能な操作部5aが設けられている。
なお、本実施の形態においては、3つの電線支持部2a〜2cの各々のフレーム3が同一方向を向くように、3つの電線支持部2a〜2cが所定の間隔をおいて平行に配置されている。
押し金具6の上面には、所定の曲率の曲面からなる凹部6aがフレーム3の厚み方向(紙面に直交する方向)を向くように設けられ、この凹部6aとフレーム3の内面の図中上側の曲面3aとの間で配電線22〜24が挟持されるようになっている。
押し金具6には、図2に示すように、フレーム3側の端部に係止爪6bが設けられ、この係止爪6bがフレーム3の内面に沿って設けられた係止溝3bに係止することにより、押し金具6がフレーム3の内面側で締め付けねじ5の軸線周りに回転するのが防止される。
連結ロッド8は、第1電線支持部2aのフレーム3と第2電線支持部2bのフレーム3との間を連結する第1連結ロッド8aと、第2電線支持部2bのフレーム3と第3電線支持部2cのフレーム3との間を連結する第2連結ロッド8bとを備えてる。
第1連結ロッド8aは、第1電線支持部2aのフレーム3の背部に連結される第1固定ねじ9aと、第2電線支持部2bのフレーム3の前部に連結される第2固定ねじ9bと、第1固定ねじ9aと第2固定ねじ9bとの間を連結する可動ねじ10とから構成されている。
第1固定ねじ9aには、左雄ねじ又は右雄ねじが設けられ、第2固定ねじ9bには、第1固定ねじ9aと向きが反対の右雄ねじ又は左雄ねじが設けられている。可動ねじ10の内面側の左半部及び右半部には、第1固定ねじ9a及び第2固定ねじ9bに対応するように、それぞれ雌ねじが設けられている。
第2連結ロッド8bは、第2電線支持部2bのフレーム3の背部に連結される第1固定ねじ9aと、第3電線支持部2cのフレーム3の前部に連結される第2固定ねじ9bと、第1固定ねじ9aと第2固定ねじ9bとの間を連結する可動ねじ10とから構成されている。
第1固定ねじ9aには、左雄ねじ又は右雄ねじが設けられ、第2固定ねじ9bには、第1固定ねじ9aと向きが反対の右雄ねじ又は左雄ねじが設けられている。可動ねじ10の内面側の左半部及び右半部には、第1固定ねじ9a及び第2固定ねじ9bに対応するように、それぞれ雌ねじが設けられている。
このような構成の第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bの第1固定ねじ9a、第2固定ねじ9b、及び可動ねじ10により、第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bの可動ねじ10を一方又は他方に回すことにより、第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bの全長を伸縮させることができ、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとの間隔、及び第2電線支持部2bと第3電線支持部2cとの間隔を拡縮させることができる。
なお、第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bは、上記のような構成のものに限らず、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとの間、及び第2電線支持部2bと第3電線支持部2cとの間を拡縮可能に連結できるものであればよい。
そして、上記のように構成した本実施の形態の電線支持具1を用いて、間接活線工法により複数の配電線22〜24からなる配電線路21(本実施の形態においては、三相の配電線路21)を径間途中から切断するには、まず、電線支持具1の第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bを伸縮させて、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとの間、第2電線支持部2bと第3電線支持部2cとの間を、第1配電線22と第2配電線23との間隔、第2配電線23と第3配電線24の間隔にそれぞれ合わせる。
次に、図1に示すように、第1電線支持部2aのフレーム3と押し金具6との間に第1配電線22を挿通させ、第2電線支持部2bのフレーム3と押し金具6との間に第2配電線23を挿通させ、第3電線支持部2cのフレーム3と押し金具6との間に第3配電線24を挿通させ、各締め付けねじ5の操作部5aに間接活線工具7を取り付け、間接活線工具7を介して締め付けねじ5を締め付けることにより、各フレーム3の内面と押し金具6の上面との間で第1配電線22、第2配電線23、及び第3配電線24をそれぞれ挟持し、第1電線支持部2a、第2電線支持部2b、及び第3電線支持部2cをそれぞれ第1配電線22、第2配電線23、及び第3配電線24に取り付ける。これにより、図3に示すように、第1配電線22と第2配電線23との間、第2配電線23と第3配電線24との間が電線支持具1を介して相互に保持されることになる。
なお、間接活線工具7としては、例えば、ストレートトング等が挙げられる。
次に、図4に示すように、各配電線22〜24の切断箇所の両側の配電線22〜24間にストレインロッド25をそれぞれ取り付け、ストレインロッド25により各配電線22〜24に張力を加えることにより、各配電線22〜24の切断箇所付近に弛みを生じさせ、この状態で各配電線22〜24の切断箇所を切断工具により切断する。
この場合、例えば、ストレインロッド25によって第1配電線22に張力を加えることにより、第1配電線22の電柱26への取付部27に荷重が集中し、第1配電線22が電柱26への取付部27から図中×印で示す箇所から断線したとしても、断線が生じた第1配電線22は電線支持具1を介して第2配電線23及び第3配電線24に支持されることになるので、断線が生じた第1配電線22が落下するようなことはなく、第1配電線22の切断作業を安全に行うことができる。
同様に、第2配電線23の切断作業を行う場合に、第2配電線23が電柱26への取付部27から断線しても、断線した第2配電線23は電線支持具1を介して第1配電線22及び第3配電線24に支持されることになる。また、第3配電線24の切断作業を行う場合に、第3配電線24が電柱26への取付部27から断線しても、断線した第3配電線24は電線支持具1を介して第2配電線23及び第1配電線22に支持されることになる。
上記のように構成した本実施の形態の電線支持具1にあっては、間接活線工法により配電線路21の径間途中から切断する作業を行う場合に、ストレインロッド25により配電線22〜24に張力を加えることによって配電線22〜24が電柱26への取付部27から断線しても、その断線が生じた配電線22〜24を電線支持具1を介して隣接する配電線22〜24に支持することができる。
従って、断線した配電線22〜24が落下するようなことはなく、配電線路21を径間途中から切断する作業を安全に行うことができる。
また、電線支持具1は、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとの間を第1連結ロッド8aで連結し、第2電線支持部2bと第3電線支持部2cとの間を第2連結ロッド8bで連結した簡単な構成のものであるので、容易に製造することができ、製造コストを削減することができる。
また、3つの電線支持部2a〜2cは、各々のフレーム3が同一方向を向くように所定の間隔をおいて配置されているので、配電線路21の各配電線22〜24に各電線支持部2a〜2cを取り付ける場合に、同一方向から各電線支持部2a〜2cの締め付けねじ5を締め付けることができるので、各電線支持部2a〜2cの各配電線22〜24への取付け作業を効率良く行うことができる。
また、第1連結ロッド8a及び第2連結ロッド8bを伸縮させることにより、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとの間、及び第2電線支持部2bと第3電線支持部2cとの間の間隔を調整することができるので、配電線22〜23、23〜24間の間隔の異なる各種の配電線路21の径間途中から切断する作業に適用することができる。
図5には、本発明による電線支持具の第2の実施の形態が示されている。本実施の形態の電線支持具11は、第1電線支持部2aと、第2電線支持部2bと、第1電線支持部2aのフレーム3と第2電線支持部2bのフレーム3との間を連結する連結ロッド8とを備えたものであって、その他の構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
本実施の形態の電線支持具11は、2つの電線支持部2a、2bを備えているので、例えば、単相(二相)の配電線路21を径間途中から切断する作業に適用することができる。
そして、本実施の形態の電線支持具11にあっても、前記第1の実施の形態に示すものと同様の作用効果を奏し、配電線路21の各配電線22〜23を切断する際に、各配電線22〜23が電柱26への取付部27から断線しても、その断線が生じた配電線22〜23を電線支持具11を介して隣接する配電線22〜23に支持することができるので、配電線22〜23の切断作業を安全に行うことができる。
図6には、本発明による電線支持具12の第3の実施の形態が示されている。本実施の形態の電線支持具12は、2つの電線支持部(第1電線支持部2a及び第2電線支持部2b)を左右対称となるように配置するとともに、第1電線支持部2aのフレーム3の下部と第2電線支持部2bのフレーム3の下部との間を連結ロッド8で連結したものであって、その他の構成は前記第1及び第2の実施の形態に示すものと同様である。
本実施の形態の電線支持具は、第1電線支持部2aと第2電線支持部2bとが左右対称となるように設けられているので、例えば、単相(二相)の配電線22〜23の上方から各電線支持部2a、2bを各配電線22〜23に取り付け、各締め付けねじ5の操作部5aに間接活線工具7を取り付け、間接活線工具7を介して締め付けねじ5を各配電線22〜23の内側から締め付けるような使い方ができる。
そして、本実施の形態の電線支持具12にあっても、前記第1の実施の形態及び第2実施の形態に示すものと同様の作用効果を奏する。
なお、前記各実施の形態においては、本発明による電線支持金具11〜12を配電線路21を径間途中から切断する作業に適用したが、これに限らず、切断した電線が落下するのを防止することが必要な各種の箇所に本発明の電線支持具を適用してもよい。
1 電線支持具
2 電線支持部
2a 第1電線支持部
2b 第2電線支持部
2c 第3電線支持部
3 フレーム
3a 曲面
3b 係止溝
4 ねじ孔
5 締付けねじ
5a 操作部
6 押し金具
6a 凹部
6b 係止爪
7 ハンドル
8 連結ロッド
8a 第1連結ロッド
8b 第2連結ロッド
9 固定ねじ
9a 第1固定ねじ
9b 第2固定ねじ
10 可動ねじ
11 電線支持具
12 電線支持具
21 配電線路
22 第1配電線
23 第2配電線
24 第3配電線
25 ストレインロッド
26 電柱
27 取付部

Claims (6)

  1. 複数の配電線からなる配電線路の隣接する少なくとも2本の配電線を支持する電線支持具であって、
    前記少なくとも2本の配電線の各々を挟持することにより、各々の配電線に取り付けられる複数の電線支持部と、隣接する電線支持部間を連結する連結ロッドとを備えていることを特徴とする電線支持具。
  2. 前記連結ロッドは、伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線支持具。
  3. 前記連結ロッドは、隣接する電線支持部の各々のフレームにそれぞれ連結される固定ねじと、両固定ねじ間に回転可能に螺着される可動ねじとからなり、該可動ねじを回転させることにより前記連結ロッドの全長が伸縮されることを特徴とする請求項2に記載の電線支持具。
  4. 前記各電線支持部は、フレームと、該フレームに進退可能に螺着される締め付けねじと、該締め付けねじの先端に設けられるとともに、前記フレームの内面との間で前記配電線を挟持する押し金具とを備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電線支持具。
  5. 前記各フレームは、一側が開口する略C形状をなし、該フレームの一方の端部近傍に前記締め付けねじが螺着され、該締め付けねじが該フレームの他方の端部の方向に進退可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電線支持具。
  6. 前記複数の電線支持部は、各フレームが同一方向を向くように、所定の間隔をおいて設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電線支持具。
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