JP2014189356A - 荷物管理システム、中継装置、可搬型通信端末、荷物管理システムの動作方法及びプログラム - Google Patents

荷物管理システム、中継装置、可搬型通信端末、荷物管理システムの動作方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来にない新たな手段で車両を用いて搬送される荷物を管理する。
【解決手段】荷物11に貼付され、荷物11各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグ10と、荷物11を搬送する車両に設置されるRFID読取装置20と、車両に設置され、RFID読取装置20がRFIDタグ10から読み取った読取情報を取得する中継装置30と、中継装置30から読取情報を取得し、取得した読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末40と、を有する荷物管理システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物管理システム、中継装置、可搬型通信端末、荷物管理システムの動作方法及びプログラムに関する。
特許文献1乃至7に、車両を用いて配送される荷物を管理する技術が開示されている。
特許文献1には物流情報システムが開示されている。当該物流情報システムでは、トラックに設置されたリーダライタでトラックの荷卸し時及び荷積み時に荷物に貼付された無線ICタグの情報を受信し、物流センタで管理する。また、各トラックに搭載されたGPS機能を利用して各トラックの位置情報を取得し、物流センタに送信する。これにより、トラック及び荷物の所在をほぼリアルタイムに把握できると記載されている。
特許文献2にはトラックの積荷の検品装置が開示されている。当該検品装置は、トラックに荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは指向性が高く、トラックの荷台の左右両側面及び上面のそれぞれに、前後方向に対して直角な垂直面と荷台の左右両側面及び上面とが交差して形成される線上に貼付してあるアンテナが組になっており、そのアンテナの組をトラックの荷台の前後方向に複数列配置し、上記アンテナの交信領域が互いに重なり合いながら、トラックの荷台の積荷スペースの全部をカバーしており、車載制御装置は積み込んだ荷物について位置を常に把握している。
特許文献3には荷物管理装置が開示されている。当該荷物管理装置は、荷物の搬出・搬入を管理可能に構成され、荷物を補完するコンテーナと、荷物に取り付けられ、前記荷物を特定する荷物情報が記憶される無線ICタグと、前記無線ICタグとの間で荷物情報の交信を行う無線ICタグ読取アンテナと、を有する。無線ICタグ読取アンテナは、コンテーナの搬出・搬入口を通過する荷物に向けて電磁波を放射する位置に配置されている。
特許文献4にはトラックの積卸し時の検品装置が開示されている。当該検品装置は、トラックの荷積み荷卸し口の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置と、トラックの荷積み荷卸し口に配設され車載制御装置からの検品結果情報を通知する検品情報通知装置とを有する。
特許文献5にはトラックの荷積み荷卸し口の周囲に、個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナを配設した検品装置が開示されている。
特許文献6には検品装置が開示されている。当該検品装置は、荷物の集積場所ではトラックに配設されたアンテナと無線通信コントローラとを接続し、アンテナにより受信した荷物情報とホストコンピュータから送られて小型コンピュータに蓄積された荷物情報を比較して積卸しする荷物の検品を行い、集積場所以外で荷物を積卸しする場合には作業者が目視によって荷物の検品を行う。
特許文献7には荷物の集配用の車両に設置された車載装置と、携帯端末と、荷物に貼付された無線タグとを備える集配業務システムが開示されている。車載装置は、携帯端末と直接接続の通信または近距離の無線通信を行い、無線タグと近距離の無線通信を行う第1の通信部と、外部の管理装置と無線通信を行う第2の通信部と、車両の移動状態を測定する第1の測定部と、第1の通信部を介する携帯端末との通信状態に応じて、携帯端末が車両の内部にあるか否かを示す携帯端末の状態を設定し、第1の測定部により測定された車両の移動状態と、第1の通信部を介する無線タグとの通信状態とに応じて、車両の移動状態に対応して荷物が車両の内部にあるか否かを示す荷物の状態を設定し、荷物の状態及び車両の移動状態に応じて、車両がどの集配状態にあるかを示す車両の状態を設定し、第2の通信部を介して、設定した状態の情報を管理装置に送信する車載装置制御部とを有する。
特許第4258066号 特許第4244859号 特開2008−30929号公報 特開2005−320127号公報 特開2001−19167号公報 特許第4300524号 特開2011−76404号公報
従来の技術の場合、RFIDリーダライタ以外に、RFIDリーダライタで読み取った情報をセンタに送信するために利用される通信機能を備えた専用の装置を用意する必要があった。このため、コスト増などの問題があった。特許文献1乃至7に記載の技術は、当該問題を解決可能に構成していない。
本発明は、従来にない新たな手段で車両を用いて配送される荷物を管理する技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムが提供される。
また、本発明によれば、
荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの中継装置が提供される。
また、本発明によれば、
荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの可搬型通信端末が提供される。
また、本発明によれば、
荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置される中継装置と、
可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの動作方法であって、
前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を、前記中継装置を介して前記可搬型通信端末に入力し、前記可搬型通信端末の通信機能を利用して、前記読取情報を外部機器に送信する荷物管理システムの動作方法が提供される。
また、本発明によれば、
荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの前記可搬型通信端末にインストールして用いられるプログラムであって、
コンピュータを、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する手段として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、従来にない新たな手段で車両を用いて配送される荷物を管理する技術
が実現される。
本実施形態の荷物管理システムの概念図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末と中継装置の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末から外部機器に送信される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の外部機器が管理している荷物管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態のRFID読取装置の一例を示す図である。 本実施形態の中継装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末から外部機器に送信される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末から外部機器に送信される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末から外部機器に送信される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末から外部機器に送信される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の外部機器が管理している荷物管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態の可搬型通信端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の可搬型通信端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の中継装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の中継装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の中継装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の中継装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のRFID読取装置の一例を示す図である。 本実施形態のRFID読取装置の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
なお、本実施形態の装置及びシステムは、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ装置及びシステムを出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
また、本実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
図1に、本実施形態の荷物管理システムの概念図の一例を示す。図示するように、荷物管理システムは、RFID(radio frequency identification)タグ10と、RFID読取装置20と、中継装置30と、可搬型通信端末40とを有する。
RFIDタグ10は、配送される荷物11各々に貼付される。RFIDタグ10は、荷物11各々を識別する荷物識別情報を記憶している。なお、RFIDタグ10は、荷物識別情報以外の情報をさらに記憶していてもよい。
RFID読取装置20は、荷物11を搬送する車両(例:トラック等)に設置される。例えば、車両の荷台部分に設置される。RFID読取装置20は、RFIDアンテナ21と、RFIDリーダ/ライタ(R/W)22とを有する。RFID読取装置20は、RFIDアンテナ21との位置関係が所定の位置関係になったRFIDタグ10と通信し、RFIDタグ10に記憶されている荷物識別情報を取得する。なお、当該通信により、RFIDタグ10に所定の情報を書き込んでもよい。
例えば、荷物を荷台に積み込む際、また、荷台から荷卸しする際に、作業者は、作業対象の荷物11に貼付されているRFIDタグ10と、RFID読取装置20との位置関係を所定の位置関係とし、RFID読取装置20に荷物識別情報を読み取らせる。
中継装置30は、荷物11を搬送する車両(例:トラック等)に設置される。例えば、座席(運転席、助手席等)の周辺等に設置される。中継装置30は、RFID読取装置20と有線及び/又は無線で通信できるように構成されている。そして、中継装置30は、RFID読取装置20がRFIDタグ10から読み取った読取情報(荷物識別情報等)を取得する。
可搬型通信端末40は、荷物を配送する作業者に携帯される。可搬型通信端末40はインターネットなどのネットワークを介して、外部機器と通信可能に構成されている。なお、可搬型通信端末40は、電話機能を有してもよい。可搬型通信端末40は、例えば携帯電話機である。近年、荷物を配送する作業者は、荷物配送先の顧客や、配送センタなどと連絡をとるため、配送作業中に携帯電話機を携帯している。このような携帯電話機は、インターネットなどのネットワークを介して、外部機器と通信可能に構成されている。可搬型通信端末40は、近年当然のように作業者に携帯されている携帯電話機とすることができる。
可搬型通信端末40は、中継装置30と有線及び/又は無線で通信できるように構成されている。例えば、可搬型通信端末40は、中継装置30との間の位置関係が所定の位置関係となると、中継装置30と無線で通信(近距離無線通信)し、中継装置30から読取情報を取得してもよい。または、可搬型通信端末40は、作業者の操作に基づいて有線で中継装置30と通信可能な状態になると、中継装置30と有線で通信し、中継装置30から読取情報を取得してもよい。後者の例の場合、中継装置30との接続は、可搬型通信端末(例:携帯電話機)に備えられている外部接続端子を利用することができる。
図2に、中継装置30と可搬型通信端末40の一例を示す。当該例の場合、中継装置30はクレードルとなっている。可搬型通信端末40は携帯電話機(スマートフォン)となっている。クレードルは、シガーソケットと接続して電力供給を受けるための電源ケーブルと、RFID読取装置20と接続して情報の送受信を行うためのデータケーブルとが接続されている。また、クレードルは、専用のジャケットを装着した携帯電話機(図示するジャケット実装スマホ)が装着可能になっている。そして、クレードルは、装着された携帯電話機と接続するための外部接続端子(図示するスマホジャケット接点端子)、及び、装着された携帯電話機を解放するためのリリース釦を有する。当該例の場合、クレードルに専用のジャケットを装着した携帯電話機が装着されると、クレードルと携帯電話機とが通信可能な状態となる。
作業者は、配送センタで車両内に荷物を積み込む際や、所定の届け先で車両から所定の荷物を下ろして配達する際、作業対象の荷物11に貼付されているRFIDタグ10と、RFID読取装置20との位置関係を所定の位置関係とし、RFID読取装置20に荷物識別情報を読み取らせる。この時、作業者は、可搬型通信端末40を携帯している。その後、荷物を積み込む作業や配達作業を終了し、座席に戻った作業者は、中継装置30と通信可能な状態となるように可搬型通信端末40をセットする。
中継装置30と通信可能な状態となると、可搬型通信端末40は中継装置30から読取情報を取得する。そして、取得した読取情報を、インターネット等のネットワークを介して外部機器に送信する。外部機器は、例えば、配送センタ等に設置され、複数の作業者により並行して行われている配送作業の状況を統括的に管理するユーザにより操作される。外部機器が取得した読取情報を処理する手段は、本実施形態では特段制限されない。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、広く普及している携帯電話機を利用して、荷物11に貼付されたRFIDタグ10から読み取った読取情報を、配送センタ等に設置された外部機器に送信することができる。このため、可搬型通信端末40とRFID読取装置20との間で読取情報の中継を行う中継装置30のみ用意すればよく、通信機能を備えた専用の装置を新たに用意する必要がない。結果、コスト面でメリットを得られる。また、作業者に新たな専用の装置を携帯させる必要がないので、作業効率が悪くなるなどの問題が発生することもない。
<第2の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1の実施形態の構成を基本とし、可搬型通信端末40が新たな機能を有する点で第1の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び中継装置30の構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図3に、可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、可搬型通信端末40は、取得部41と、作業者情報記憶部42と、送信部43とを有する。なお、入力受付部44と、更新部45とをさらに有してもよい。
取得部41は、中継装置30から読取情報(荷物識別情報等)を取得する。
作業者情報記憶部42は、可搬型通信端末40を使用している作業者を識別する作業者情報を記憶している。ところで、可搬型通信端末40が配送会社の所有物である場合、可搬型通信端末40が作業者と1対1で結び付く場合もあれば、複数の作業者が1つの可搬型通信端末40を使用する場合もある。可搬型通信端末40が作業者と1対1で結びついている場合、作業者情報は、可搬型通信端末40そのものの識別情報であってもよいし、可搬型通信端末40の電話番号やメールアドレス等であってもよい。一方、複数の作業者が1つの可搬型通信端末40を使用する場合、作業者情報は、作業者の氏名や、複数の作業者各々に付された識別情報等とすることができる。後者の場合、可搬型通信端末40は、可搬型通信端末40の使用を開始するタイミングで作業者に作業者情報(氏名、複数の作業者各々に付された識別情報等)の入力を求め、入力された作業者情報を作業者情報記憶部42に記憶することができる。
送信部43は、取得部41が取得した読取情報を、配送センタ等に設置されている第1の実施形態で説明した外部機器50に送信する。なお、送信部43は、読取情報を外部機器50に送信する際、その時点で作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報を取得し、読取情報に作業者情報を対応付けて外部機器50に送信する。図4に、送信部43から外部機器50に送信される情報の例が模式的に示されている。
図5に、図4に示すような情報を取得した外部機器50が保持しているテーブル(以下、荷物管理テーブル)の一例を示す。作業者情報各々には、各作業者が荷物の配送に使用している車両の識別情報(車両識別情報)と、各作業者が担当している荷物の荷物識別情報が対応付けられている。荷物識別情報は、車両内に残っているものと、配送済みのものとに分けて管理されている。車両識別情報は、配送に利用される複数の車両各々を識別するための情報である。
作業者情報と車両識別情報を対応付ける手段としては、例えば、ユーザ入力により実現してもよい。すなわち、所定の日付の作業日に、どの作業者がどの車両を利用して配送を行うかが決定した後、決定内容に従い、作業者情報と車両識別情報を対応付ける情報のユーザ入力がなされてもよい。なお、以下の実施形態でその他の手段を説明する。
外部機器50は、あらかじめ、作業者情報と車両識別情報を対応付けた荷物管理テーブルを保持しておく。そして、可搬型通信端末40から取得した荷物識別情報を利用して、荷物管理テーブル内に荷物識別情報を記録し、また、内容を更新する。
ここで、荷物管理テーブル内に荷物識別情報を記録し、また、内容を更新する処理の例について説明する。まず、外部機器50は、荷物識別情報を取得すると、その荷物識別情報がRFID読取装置20で読み取られたのは、荷物積込み時か、それとも荷卸し時かを判断する。
判断手法の一例を説明する。例えば、図6に示すように、積込み時にRFIDタグ10を読み取らせるための第1のRFIDアンテナ21Aと、荷卸し時にRFIDタグ10を読み取らせるための第2のRFIDアンテナ21Bと、を備え、いずれのRFIDアンテナ21で読み取られた荷物識別情報であるかを識別することで判断してもよい。かかる場合、RFID読取装置20から中継装置30及び可搬型通信端末40を介して外部機器50に送信される読取情報(荷物識別情報等)には、第1のRFIDアンテナ21A及び第2のRFIDアンテナ21Bのいずれで読み取られたかを示す情報が対応付けられる。なお、荷物11の移動方向(荷台の出入口から内部に向かう方向又はその逆)に基づいて判断する手法など、その他の判断手法を採用することもできる。
外部機器50は、取得した荷物識別情報がRFID読取装置20で読み取られたのは荷物積込み時か、それとも荷卸し時かを判断すると、その結果に従い、図5に示す荷物管理テーブルを更新する。すなわち、荷物積込み時に読み取られた荷物識別情報は、車両内に残っていることを示す車両内荷物識別情報の欄に記録する。荷卸し時に読み取られた荷物識別情報は、配送済みであることを示す配送済荷物識別情報の欄に記録し、車両内荷物識別情報の欄から削除する。例えばこのような荷物管理テーブルにより、荷物の配送状況が管理される。
図3に戻り、入力受付部44は、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報を更新する入力を受付ける。例えば、配送作業の途中(車両に積み込んだ荷物全ての配送を完了する前。未配送の荷物が車両内に残っている段階。)に、その配送作業が、可搬型通信端末40及び車両とともにある作業者から他の作業者に引き継がれる場合がある。このような場合、入力受付部44は、新たな作業者による配送作業が開始されるタイミングで、作業者に作業者情報(氏名、複数の作業者各々に付された識別情報等)の入力を求める。
更新部45は、入力受付部44が受付けた入力内容に従い、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報を更新する。以降、送信部43は、読取情報を外部機器50に送信する際、その時点で作業者情報記憶部42に記憶されている更新後の作業者情報を取得し、読取情報に更新後の作業者情報を対応付けて外部機器50に送信する。
また、送信部43は、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報が更新されると、そのタイミングで、更新後の作業者情報を外部機器50に送信してもよい。この時、更新後の作業者情報に更新前の作業者情報を対応付けて外部機器50に送信してもよい。外部機器50は、当該情報を取得すると、図5に示す荷物管理テーブルの作業者情報を更新後の作業者情報に変更する。以降、更新前の作業者情報に対応付けられていた車両識別情報及び荷物識別情報は、更新後の作業者情報に対応付けられる。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、作業者と荷物とを対応付けて管理することができる。結果、現在配送作業中の荷物を保持している作業者がだれであるかを即時に特定することができる。また、例えば外部機器50が、可搬型通信端末40から取得した情報(荷物識別情報と作業者情報とを対応付けた情報)を蓄積していけば、この蓄積情報を利用することで、ある荷物の荷卸し及び荷積みを行った作業者を特定することもできる。
<第3の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1及び第2の実施形態の構成を基本とし、作業者情報と車両識別情報とを対応付ける手段が第2の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40及び中継装置30について説明する。なお、RFIDタグ10及びRFID読取装置20の構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図7に、本実施形態の中継装置30の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、中継装置30は、読取情報取得部31と、読取情報記憶部32と、読取情報送信部33と、車両情報記憶部34と、車両情報送信部35とを有する。
読取情報取得部31は、RFID読取装置20から読取情報(荷物識別情報等)を取得する。読取情報記憶部32は、読取情報取得部31が取得した読取情報(荷物識別情報等)を記憶する。読取情報送信部33は、読取情報記憶部32に記憶されている読取情報(荷物識別情報等)を可搬型通信端末40に送信する。
車両情報記憶部34は、中継装置30が設置されている車両の車両識別情報を記憶する。車両情報送信部35は、車両情報記憶部34に記憶されている車両識別情報を可搬型通信端末40に送信する。
可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例は図3で示される。なお、入力受付部44及び更新部45は有さなくてもよい。
取得部41は、中継装置30から車両識別情報を取得する。送信部43は、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報と、取得部41が取得した車両識別情報とを対応付けて、外部機器50に送信する。図8に、送信部43から外部機器50に送信される情報の例が模式的に示されている。なお、送信部43は、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報が更新されると、そのタイミングで、更新後の作業者情報と取得部41が取得した車両識別情報とを対応付けて、外部機器50に送信してもよい。外部機器50は可搬型通信端末40から取得した情報を利用して、第2の実施形態で説明した荷物管理テーブルの作成及び更新を行ってもよい。
ところで、配送作業の途中(車両に積み込んだ荷物全ての配送を完了する前。未配送の荷物が車両内に残っている段階。)に、その配送作業が、車両とともにある作業者から他の作業者に引き継がれる場合がある。この時、可搬型通信端末40は引き継がれず、各作業者はそれまでに保持していたものをそのまま使用する場合がある。このような場合、作業引継ぎ後、新たな作業者が保持している可搬型通信端末40が中継装置30と通信し、車両識別情報を取得する。そして、新たな作業者が保持している可搬型通信端末40は、新たな作業者を識別する作業者情報と取得した車両識別情報とを対応付けて、外部機器50に送信する。外部機器50はこのような情報を取得すると、荷物管理テーブルを更新する。具体的には、荷物管理テーブルにおいて取得した車両識別情報に対応付けられている作業者情報を、新たに取得した新たな作業者の作業者情報に変更する。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、作業者情報と車両識別情報との対応関係の管理をより効率的にかつ確実に行うことが可能となる。
<第4の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第3の実施形態の構成を基本とし、可搬型通信端末40が読取情報に位置情報を対応付けて外部機器50に送信する点で第1乃至第3の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び中継装置30の構成は第1乃至第3の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図9に、可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、可搬型通信端末40は、取得部41と、送信部43と、位置情報取得部46とを有する。なお、作業者情報記憶部42を有してもよい。さらに、入力受付部44と、更新部45とを有してもよい。
取得部41、作業者情報記憶部42、入力受付部44及び更新部45の構成は第1乃至第3の実施形態と同様である。
位置情報取得部46は、可搬型通信端末40の現在位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部46は、例えばGPS(global positioning syste)機能を有してもよい。
送信部43は、取得部41が取得した読取情報に、位置情報取得部46が取得した位置情報を対応付けて外部機器50に送信する。図10に、送信部43から外部機器50に送信される情報の例が模式的に示されている。
例えば、位置情報取得部46は、取得部41が中継装置30から読取情報を取得すると、それをトリガにして位置情報を取得してもよい。すなわち、取得部41が中継装置30から読取情報を取得した位置を示す位置情報を取得してもよい。そして、送信部43は、第1の位置情報を取得するトリガとなった第1の読取情報に第1の位置情報を対応付けて、外部機器50に送信してもよい。なお、車両を止めて荷卸し及び/又は荷積みを行った後、車両を動かすことなくその位置で、中継装置30と可搬型通信端末40を通信可能な状態にする場合、位置情報取得部46が取得した位置情報は、荷卸し及び/又は荷積みを行った位置を示す。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、読取情報に位置情報を対応付けて管理することが可能となる。例えば外部機器50が、可搬型通信端末40から取得した情報(荷物識別情報と位置情報とを対応付けた情報)を蓄積していけば、この蓄積情報を利用することで、ある荷物の荷卸し及び荷積みを行った位置を特定することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第4の実施形態の構成を基本とし、可搬型通信端末40が読取情報に時刻情報を対応付けて外部機器50に送信する点で第1乃至第4の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び中継装置30の構成は第1乃至第4の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図11に、可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、可搬型通信端末40は、取得部41と、送信部43と、時刻報取得部47とを有する。なお、作業者情報記憶部42を有してもよい。さらに、入力受付部44と、更新部45とを有してもよい。また、作業者情報記憶部42、入力受付部44及び更新部45に代えて又は加えて、位置情報取得部46を有してもよい。
取得部41、作業者情報記憶部42、位置情報取得部46、入力受付部44及び更新部45の構成は第1乃至第4の実施形態と同様である。
時刻情報取得部47は、現在時刻を示す時刻情報を取得する。送信部43は、取得部41が取得した読取情報に、時刻情報取得部47が取得した時刻情報を対応付けて外部機器50に送信する。図12に、送信部43から外部機器50に送信される情報の例が模式的に示されている。
例えば、時刻情報取得部47は、取得部41が中継装置30から読取情報を取得すると、それをトリガにして時刻情報を取得してもよい。すなわち、取得部41が中継装置30から読取情報を取得した時刻を示す時刻情報を取得してもよい。そして、送信部43は、第1の時刻情報を取得するトリガとなった第1の読取情報に第1の時刻情報を対応付けて、外部機器50に送信してもよい。なお、車両を止めて荷卸し及び/又は荷積みを行った後、直ちに、中継装置30と可搬型通信端末40を通信可能な状態にする場合、時刻情報取得部47が取得した時刻情報は、概ね、荷卸し及び/又は荷積みを行った時刻を示す。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第4の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、読取情報に時刻情報を対応付けて管理することが可能となる。例えば外部機器50が、可搬型通信端末40から取得した情報(荷物識別情報と時刻情報とを対応付けた情報)を蓄積していけば、この蓄積情報を利用することで、ある荷物の荷卸し及び荷積みを行った大体の時刻を特定することができる。
<第6の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第5の実施形態の構成を基本とし、可搬型通信端末40が読取情報に作業者情報、位置情報及び時刻情報を対応付けて外部機器50に送信する点で第1乃至第5の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び中継装置30の構成は第1乃至第5の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図13に、可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、可搬型通信端末40は、取得部41と、作業者情報記憶部42と、送信部43と、位置情報取得部46と、時刻情報取得部47とを有する。なお、入力受付部44と、更新部45とを有してもよい。
取得部41、作業者情報記憶部42、位置情報取得部46、時刻情報取得部47、入力受付部44及び更新部45の構成は第1乃至第5の実施形態と同様である。
送信部43は、取得部41が取得した読取情報に、作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報、位置情報取得部46が取得した位置情報、及び、時刻情報取得部47が取得した時刻情報を対応付けて外部機器50に送信する。図14に、送信部43から外部機器50に送信される情報の例が模式的に示されている。
例えば、位置情報取得部46は、取得部41が中継装置30から読取情報を取得すると、それをトリガにして位置情報を取得してもよい。また、時刻情報取得部47は、取得部41が中継装置30から読取情報を取得すると、それをトリガにして時刻情報を取得してもよい。すなわち、取得部41が中継装置30から読取情報を取得した位置及び時刻を示す位置情報及び時刻情報が取得されてもよい。そして、送信部43は、第1の位置情報及び第1の時刻情報を取得するトリガとなった第1の読取情報に第1の位置情報、第1の時刻情報及びその時点で作業者情報記憶部42に記憶されている作業者情報を対応付けて、外部機器50に送信してもよい。
図15に、図14に示すような情報を取得した外部機器50が保持している荷物管理テーブルの一例を示す。作業者情報各々には、各作業者が荷物の配送に使用している車両の車両識別情報と、荷物識別情報とが対応付けられている。荷物識別情報各々には、車両に積み込まれた時刻(積込み時刻)と位置(積込み位置)が対応付けられている。また、すでに配達済みの荷物の荷物識別情報には、荷卸しされた時刻(配達時刻)と位置(配達位置)が対応付けられている。外部機器50は、可搬型通信端末40から取得した情報を利用して、荷物管理テーブル内に荷物識別情報を記録し、また、内容を更新する。取得した荷物識別情報がRFID読取装置20で読み取られたのは、荷物積込み時か、それとも荷卸し時かを判断する手法については、第2の実施形態で説明した通りである。
次に、図16のフローチャートを用いて、本実施形態の可搬型通信端末40の処理の流れの一例を説明する。
可搬型通信端末40は、中継装置30との通信が確立されているか否かの監視を継続する(S21)。通信が確立されると(S21のYes)、取得部41は中継装置30から読取情報(荷物識別情報等)を取得する(S22)。すると、それをトリガにして、位置情報取得部46が現在位置を示す位置情報を取得し、また、時刻情報取得部47が現在時刻を示す時刻情報を取得する(S23)。
その後、可搬型通信端末40は、外部機器50との通信が可能な状態である場合(S24のYes)、作業者情報記憶部42から作業者情報を取得し、S22で取得した読取情報に、作業者情報と、S23で取得した位置情報及び時刻情報を対応付けて、外部機器50に送信する(S25)。なお、S23の処理を完了後、可搬型通信端末40と外部機器50とが通信可能な状態であれば、可搬型通信端末40は自動的にS25を実行してもよいし、または、作業者の操作指示入力に従いS25を実行してもよい。
外部機器50との通信が不可能な状態である場合(S24のNo)、可搬型通信端末40はS23で取得した位置情報及び時刻情報を記憶し、外部機器50との通信が可能な状態となるまで待機する。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第5の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。
<第7の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第6の実施形態の構成を基本とし、可搬型通信端末40が外部機器50から情報を受信し、作業者に向けて出力する機能を有する点で第1乃至第6の実施形態と異なる。以下、可搬型通信端末40について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び中継装置30の構成は第1乃至第6の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図17に、可搬型通信端末40の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、可搬型通信端末40は、取得部41と、送信部43と、受信部48と、出力部49とを有する。なお、作業者情報記憶部42、入力受付部44、更新部45、位置情報取得部46及び時刻情報取得部47の中の1つまたは複数を有してもよい。
取得部41、送信部43、作業者情報記憶部42、位置情報取得部46、時刻情報取得部47、入力受付部44及び更新部45の構成は第1乃至第6の実施形態と同様である。
受信部48は、インターネットなどのネットワークを介して、外部機器50から情報を受信する。出力部49は、受信部48が受信した情報を、ディスプレイ、スピーカなどのあらゆる出力装置を介して出力する。
受信部48が外部機器50から受信する情報の内容は特段制限されないが、例えば、その時点で車両に積み込まれている荷物を識別する情報であってもよい。外部機器50は、図5や図15に示すような荷物管理テーブルを利用して、可搬型通信端末40に送信する情報を生成してもよい。
また、外部機器50は、可搬型通信端末40から取得した情報に基づいて作業者が次に行うべき作業内容を決定し、指示を送信してもよい。例えば、車両に積み込まれた複数の荷物の配送順があらかじめ決定している場合、外部機器50は、ある場所における配達を完了したことを示す情報を可搬型通信端末40から取得すると、次に配達する荷物の荷物識別情報や配達先、利用する駐車場の指定などの情報を作成し、返信してもよい。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第6の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、外部機器50から可搬型通信端末40に情報を送信し、出力させることができる。
<第8の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第7の実施形態の構成を基本とし、中継装置30の一部機能が第1乃至第7の実施形態と異なる。以下、中継装置30について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び可搬型通信端末40の構成は第1乃至第7の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図18に、中継装置30の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、中継装置30は、読取情報取得部31と、第1の読取情報記憶部32−Aと、第1の読取情報送信部33−Aと、削除部36とを有する。
読取情報取得部31は、RFID読取装置20から読取情報を取得する。第1の読取情報記憶部32−Aは、読取情報取得部31が取得した読取情報を記憶する。第1の読取情報送信部33−Aは、中継装置30と可搬型通信端末40とが通信可能な状態になると、第1の読取情報記憶部32−Aに記憶されている読取情報を可搬型通信端末40に送信する。削除部36は、第1の読取情報送信部33−Aが読取情報を可搬型通信端末40に送信すると、第1の読取情報記憶部32−Aに記憶されている読取情報を削除する。すなわち、可搬型通信端末40に送信された読取情報は削除部36により第1の読取情報記憶部32−Aから削除される。結果、第1の読取情報記憶部32−Aには、可搬型通信端末40に送信されていない読取情報のみが記憶されることとなる。
次に、図19のフローチャートを用いて、本実施形態の中継装置30の処理の流れの一例を説明する。
中継装置30は、可搬型通信端末40との通信が確立されているか否かの監視、及び、RFID読取装置20が新たな読取情報を取得していないかの監視を継続する(S11、S12、S14)。RFID読取装置20が新たな読取情報を取得すると(S12のYes)、読取情報取得部31はその読取情報を取得し、第1の読取情報記憶部32−Aに記憶する(S13)。そして、再び、可搬型通信端末40との通信が確立されているか否かの監視、及び、RFID読取装置20が新たな読取情報を取得していないかの監視を継続する(S11、S12、S14)。
可搬型通信端末40との通信が確立されると(S14のYes)、第1の読取情報送信部33−Aは、その時点で第1の読取情報記憶部32−Aに記憶されている読取情報を可搬型通信端末40に送信する(S15)。そして、削除部36は、第1の読取情報記憶部32−Aに記憶されている読取情報、すなわち、S15で可搬型通信端末40に送信された読取情報を、第1の読取情報記憶部32−Aから削除する(S16)。そして、処理を終了する指示入力を受付け、処理を終了するまで、以上の処理を繰り返す(S17)。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第7の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、中継装置30をシンプルな構成とすることができる。また、中継装置30に多くの情報を記憶させないようにすることができるので、中継装置30が備えるべき記憶容量を小さくすることができる。結果、コスト面などのメリットが得られる。
<第9の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第7の実施形態の構成を基本とし、中継装置30の一部機能が第1乃至第7の実施形態と異なる。以下、中継装置30について説明する。なお、RFIDタグ10、RFID読取装置20及び可搬型通信端末40の構成は第1乃至第7の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図20に、中継装置30の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、中継装置30は、読取情報取得部31と、第2の読取情報記憶部32−Bと、第2の読取情報送信部33−Bと、情報更新部37とを有する。
読取情報取得部31は、RFID読取装置20から読取情報を取得する。第2の読取情報記憶部32−Bは、読取情報取得部31が取得した読取情報を、可搬型通信端末40に送信済みか否かを識別可能に記憶する。第2の読取情報送信部33−Bは、中継装置30と可搬型通信端末40とが通信可能な状態になると、第2の読取情報記憶部32−Bに記憶されている読取情報の中の、可搬型通信端末40に未だ送信されていない読取情報を可搬型通信端末40に送信する。
情報更新部37は、第2の読取情報記憶部32−Bに記憶されている読取情報の中の、可搬型通信端末40に未だ送信されていない読取情報が可搬型通信端末40に送信されると、当該読取情報が可搬型通信端末40に送信済であることを示すように、第2の読取情報記憶部32−B内の情報を更新する。
次に、図21のフローチャートを用いて、本実施形態の中継装置30の処理の流れの一例を説明する。
中継装置30は、可搬型通信端末40との通信が確立されているか否かの監視、及び、RFID読取装置20が新たな読取情報を取得していないかの監視を継続する(S31、S32、S34)。RFID読取装置20が新たな読取情報を取得すると(S32のYes)、読取情報取得部31はその読取情報を取得し、第2の読取情報記憶部32−Bに記憶する(S33)。なお、新たに記憶した読取情報は、未だ可搬型通信端末40に送信されていないことを示す情報が対応付けられる。そして、再び、可搬型通信端末40との通信が確立されているか否かの監視、及び、RFID読取装置20が新たな読取情報を取得していないかの監視を継続する(S31、S32、S34)。
可搬型通信端末40との通信が確立されると(S34のYes)、第2の読取情報送信部33−Bは、その時点で第2の読取情報記憶部32−Bに記憶されている読取情報の中の、可搬型通信端末40に未だ送信されていない読取情報を可搬型通信端末40に送信する(S35)。そして、情報更新部37は、S35で可搬型通信端末40に送信された読取情報が可搬型通信端末40に送信済であることを示すように、第2の読取情報記憶部32−B内の情報を更新する(S36)。そして、処理を終了する指示入力を受付け、処理を終了するまで、以上の処理を繰り返す(S37)。
以上説明した本実施形態の荷物管理システムによれば、第1乃至第7の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。
<第10の実施形態>
本実施形態の荷物管理システムは、第1乃至第9の実施形態の構成を基本とし、RFID読取装置20の設置方法が、第1乃至第9の実施形態異なる。以下、RFID読取装置20について説明する。なお、RFIDタグ10、中継装置30及び可搬型通信端末40の構成は第1乃至第9の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
RFID読取装置20は、データ読取可能領域が車両の外部空間に位置するように設置される。図22及び図23に一例を示す。RFIDアンテナ21は、例えば、荷台の天井付近に設置される。なお、RFIDアンテナ21から放出された電波(電磁波)が届く領域であるデータ読取可能領域21Cは、車両の外部空間に位置する。なお、データ読取可能領域の一部が車両の内部にあってもよい。
RFIDアンテナ21から荷台の内部に向けて電波(電磁波)が放出されると、当該電波(電磁波)が荷台内で反射し、RFIDタグ10との通信制度が劣化する恐れがある。RFIDアンテナ21から荷台の外部に向けて電波(電磁波)が放出される本実施形態によれば、このような不都合を回避することができる。
なお、第1乃至第10に記載の可搬型通信端末40は、スマートフォンが有する機能(3G通信、音声通話、メール、アプリケーション追加等)、1次元バーコードリーダ機能、決済機能(クレジットカード、電子マネー等)、近距離無線通信でのプリンタ通信(着店ラベル、領収書、請求書、RFID等の印刷)、及び、手書き電子サイン機能の中の少なくとも1つを備えていてもよい。そして、荷物11の配送業務においてこれらの機能を利用してもよい。これらの機能を利用して行われた業務の情報は、荷物識別情報のほか、作業者情報、位置情報及び時刻情報の少なくとも1つに対応付けて、外部機器50に送信されてもよい。例えば、手書き電子サイン機能を利用して荷物の受領者からサインをもらった場合、その作業時点における位置情報及び時刻情報が取得され、荷物識別情報、サイン及び作業者情報等と対応付けて外部機器50に送信されてもよい。また、決済機能を利用して決済を行った場合、その作業時点における位置情報及び時刻情報が取得され、荷物識別情報、決済情報及び作業者情報等と対応付けて外部機器50に送信されてもよい。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システム。
2. 1に記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、
前記中継装置から前記読取情報を取得する取得手段と、
前記読取情報を前記外部機器に送信する送信手段と、
を有する荷物管理システム。
3. 2に記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、
前記可搬型通信端末を使用している作業者を識別する作業者情報を記憶している作業者情報記憶手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記読取情報に前記作業者情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
4. 3に記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、
前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する入力を受付ける入力受付手段と、
前記入力受付手段が受付けた入力内容に従い、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する更新手段と、を有し、
前記送信手段は、前記作業者情報が更新されると、更新後の前記作業者情報を前記外部機器に送信する荷物管理システム。
5. 3又は4に記載の荷物管理システムにおいて、
前記中継装置は、
設置されている前記車両を識別する車両識別情報を記憶する車両情報記憶手段と、
前記車両識別情報を前記可搬型通信端末に送信する車両情報送信手段と、
を有し、
前記可搬型通信端末の前記送信手段は、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報と、前記車両識別情報とを対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
6. 2から5のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、
現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記読取情報に前記位置情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
7. 6に記載の荷物管理システムにおいて、
前記位置情報取得手段は、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記位置情報を取得し、
前記送信手段は、第1の前記位置情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の位置情報を対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
8. 2から7のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、
現在時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記読取情報に前記時刻情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
9. 8に記載の荷物管理システムにおいて、
前記時刻情報取得手段は、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記時刻情報を取得し、
前記送信手段は、第1の前記時刻情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の時刻情報を対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
10. 1から9のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記中継装置は、
前記RFID読取装置から前記読取情報を取得する読取情報取得手段と、
前記RFID読取装置から取得した前記読取情報を記憶する第1の読取情報記憶手段と、
前記可搬型通信端末と通信可能な状態になると、前記第1の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信する第1の読取情報送信手段と、
前記第1の読取情報送信手段が前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信すると、前記第1の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報を削除する削除手段と、
を有する荷物管理システム。
11. 1から9のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記中継装置は、
前記RFID読取装置から前記読取情報を取得する読取情報取得手段と、
前記RFID読取装置から取得した前記読取情報を、前記可搬型通信端末に送信済みか否かを識別可能に記憶する第2の読取情報記憶手段と、
前記可搬型通信端末と通信可能な状態になると、前記第2の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報の中の、前記可搬型通信端末に未だ送信されていない前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信する第2の読取情報送信手段と、
を有する荷物管理システム。
12. 1から11のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
積込み時に前記RFIDタグを読み取らせるための第1のRFIDアンテナと、
荷卸し時に前記RFIDタグを読み取らせるための第2のRFIDアンテナと、を有する荷物管理システム。
13. 1から12のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記RFID読取装置は、データ読取可能領域が前記車両の外部空間に位置するように設置されている荷物管理システム。
14. 1から13のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は、前記外部機器から情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記情報を出力する出力手段と、
をさらに有し、
前記受信手段は、その時点で前記車両に積み込まれている前記荷物を識別する情報を受信する荷物管理システム。
15. 1から14のいずれかに記載の荷物管理システムにおいて、
前記可搬型通信端末は電話機能を備える荷物管理システム。
16. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの中継装置。
17. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの可搬型通信端末。
18. 17に記載の可搬型通信端末において、
前記可搬型通信端末は電話機能を備える可搬型通信端末。
19. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置される中継装置と、
可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの動作方法であって、
前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を、前記中継装置を介して前記可搬型通信端末に入力し、前記可搬型通信端末の通信機能を利用して、前記読取情報を外部機器に送信する荷物管理システムの動作方法。
20. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
可搬型通信端末と、
を有する荷物管理システムの前記可搬型通信端末にインストールして用いられるプログラムであって、
コンピュータを、
前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する手段として機能させるためのプログラム。
20−2. 20に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記中継装置から前記読取情報を取得する取得手段、
前記読取情報を前記外部機器に送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
20−3. 20−2に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記可搬型通信端末を使用している作業者を識別する作業者情報を記憶している作業者情報記憶手段として機能させ、
前記送信手段に、前記読取情報に前記作業者情報を対応付けて前記外部機器に送信させるプログラム。
20−4. 20−3に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する入力を受付ける入力受付手段、
前記入力受付手段が受付けた入力内容に従い、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する更新手段、として機能させ、
前記送信手段に、前記作業者情報が更新されると、更新後の前記作業者情報を前記外部機器に送信させるプログラム。
20−5. 20−3又は20−4に記載のプログラムにおいて、
前記中継装置は、
設置されている前記車両を識別する車両識別情報を記憶する車両情報記憶手段と、
前記車両識別情報を前記可搬型通信端末に送信する車両情報送信手段と、
を有し、
前記送信手段に、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報と、前記車両識別情報とを対応付けて、前記外部機器に送信させるプログラム。
20−6. 20−2から20−5のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段として機能させ、
前記送信手段に、前記読取情報に前記位置情報を対応付けて前記外部機器に送信させるプログラム。
20−7. 20−6に記載のプログラムにおいて、
前記位置情報取得手段に、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記位置情報を取得させ、
前記送信手段に、第1の前記位置情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の位置情報を対応付けて、前記外部機器に送信させるプログラム。
20−8. 20−2から20−7のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
現在時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得手段として機能させ、
前記送信手段に、前記読取情報に前記時刻情報を対応付けて前記外部機器に送信させるプログラム。
20−9. 20−8に記載のプログラムにおいて、
前記時刻情報取得手段に、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記時刻情報を取得させ、
前記送信手段に、第1の前記時刻情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の時刻情報を対応付けて、前記外部機器に送信させるプログラム。
20−10. 20から20−9のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記外部機器から情報を受信する受信手段、
前記受信手段が受信した前記情報を出力する出力手段、
として機能させ、
前記受信手段に、その時点で前記車両に積み込まれている前記荷物を識別する情報を受信させるプログラム。
10 RFIDタグ
11 荷物
20 RFID読取装置
21 RFIDアンテナ
21A 第1のRFIDアンテナ
21B 第2のRFIDアンテナ
21C データ読取可能領域
22 RFIDリーダ/ライタ
30 中継装置
31 読取情報取得部
32 読取情報記憶部
32−A 第1の読取情報記憶部
32−B 第2の読取情報記憶部
33 読取情報送信部
33−A 第1の読取情報送信部
33−B 第2の読取情報送信部
34 車両情報記憶部
35 車両情報送信部
37 情報更新部
40 可搬型通信端末
41 取得部
42 作業者情報記憶部
43 送信部
44 入力受付部
45 更新部
46 位置情報取得部
47 時刻情報取得部
48 受信部
49 出力部
50 外部機器

Claims (20)

  1. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
    前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
    前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
    前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
    を有する荷物管理システム。
  2. 請求項1に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、
    前記中継装置から前記読取情報を取得する取得手段と、
    前記読取情報を前記外部機器に送信する送信手段と、
    を有する荷物管理システム。
  3. 請求項2に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、
    前記可搬型通信端末を使用している作業者を識別する作業者情報を記憶している作業者情報記憶手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記読取情報に前記作業者情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  4. 請求項3に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、
    前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する入力を受付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段が受付けた入力内容に従い、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報を更新する更新手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記作業者情報が更新されると、更新後の前記作業者情報を前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  5. 請求項3又は4に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記中継装置は、
    設置されている前記車両を識別する車両識別情報を記憶する車両情報記憶手段と、
    前記車両識別情報を前記可搬型通信端末に送信する車両情報送信手段と、
    を有し、
    前記可搬型通信端末の前記送信手段は、前記作業者情報記憶手段に記憶されている前記作業者情報と、前記車両識別情報とを対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、
    現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記読取情報に前記位置情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  7. 請求項6に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記位置情報取得手段は、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記位置情報を取得し、
    前記送信手段は、第1の前記位置情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の位置情報を対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  8. 請求項2から7のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、
    現在時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記読取情報に前記時刻情報を対応付けて前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  9. 請求項8に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記時刻情報取得手段は、前記取得手段が前記中継装置から前記読取情報を取得すると、それをトリガにして前記時刻情報を取得し、
    前記送信手段は、第1の前記時刻情報を取得するトリガとなった第1の前記読取情報に前記第1の時刻情報を対応付けて、前記外部機器に送信する荷物管理システム。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記中継装置は、
    前記RFID読取装置から前記読取情報を取得する読取情報取得手段と、
    前記RFID読取装置から取得した前記読取情報を記憶する第1の読取情報記憶手段と、
    前記可搬型通信端末と通信可能な状態になると、前記第1の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信する第1の読取情報送信手段と、
    前記第1の読取情報送信手段が前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信すると、前記第1の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報を削除する削除手段と、
    を有する荷物管理システム。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記中継装置は、
    前記RFID読取装置から前記読取情報を取得する読取情報取得手段と、
    前記RFID読取装置から取得した前記読取情報を、前記可搬型通信端末に送信済みか否かを識別可能に記憶する第2の読取情報記憶手段と、
    前記可搬型通信端末と通信可能な状態になると、前記第2の読取情報記憶手段に記憶されている前記読取情報の中の、前記可搬型通信端末に未だ送信されていない前記読取情報を前記可搬型通信端末に送信する第2の読取情報送信手段と、
    を有する荷物管理システム。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    積込み時に前記RFIDタグを読み取らせるための第1のRFIDアンテナと、
    荷卸し時に前記RFIDタグを読み取らせるための第2のRFIDアンテナと、を有する荷物管理システム。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記RFID読取装置は、データ読取可能領域が前記車両の外部空間に位置するように設置されている荷物管理システム。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は、前記外部機器から情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記情報を出力する出力手段と、
    をさらに有し、
    前記受信手段は、その時点で前記車両に積み込まれている前記荷物を識別する情報を受信する荷物管理システム。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の荷物管理システムにおいて、
    前記可搬型通信端末は電話機能を備える荷物管理システム。
  16. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
    前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
    前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
    前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
    を有する荷物管理システムの中継装置。
  17. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
    前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
    前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
    前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する可搬型通信端末と、
    を有する荷物管理システムの可搬型通信端末。
  18. 請求項17に記載の可搬型通信端末において、
    前記可搬型通信端末は電話機能を備える可搬型通信端末。
  19. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
    前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
    前記車両に設置される中継装置と、
    可搬型通信端末と、
    を有する荷物管理システムの動作方法であって、
    前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を、前記中継装置を介して前記可搬型通信端末に入力し、前記可搬型通信端末の通信機能を利用して、前記読取情報を外部機器に送信する荷物管理システムの動作方法。
  20. 荷物に貼付され、前記荷物各々を識別する荷物識別情報を記憶したRFIDタグと、
    前記荷物を搬送する車両に設置されるRFID読取装置と、
    前記車両に設置され、前記RFID読取装置が前記RFIDタグから読み取った読取情報を取得する中継装置と、
    可搬型通信端末と、
    を有する荷物管理システムの前記可搬型通信端末にインストールして用いられるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記中継装置から前記読取情報を取得し、取得した前記読取情報を外部機器に送信する手段として機能させるためのプログラム。
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