JP2014187782A - 車両用無線充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘルメット以外の外部機器も充電することができる車両用無線充電装置を提供する。
【解決手段】電力を送信する送電コイル68と、送電コイル68に電力を供給する充電制御部102とを備えた車両用無線充電装置100において、送電コイル68は、自動二輪車10の収納ボックス30内部に配置され、受電コイル72が搭載されたヘルメット60、及び/又は、受電コイル74が搭載されたスマートフォン64に電力を送電する。これにより、ヘルメット60及びスマートフォン64を同時に又はどちらか一方を充電することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部機器のバッテリを無線充電する車両用無線充電装置に関する。
下記特許文献1には、ケーブル等を用いずに、電子機器、バッテリ、及び受電用コイルが内蔵されたヘルメットを無線で充電するための給電用コイルを、車両のヘルメット収納部に設けることが記載されている。これにより、ヘルメットの収納時に、ヘルメットに内蔵されたバッテリを充電することができ、バッテリが充電された状態でヘルメットを使用することができる。
特開平8−331766号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の充電装置を車両に取り付けた場合、バッテリ等を内蔵する専用のヘルメットとの組み合わせに対しては高い効果を奏するものの、ヘルメットのみの充電装置であり汎用性が低いため、更なる装置の改善が望まれている。
そこで、本発明は、ヘルメット以外の外部機器も充電することができる車両用無線充電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用無線充電装置(100)は、以下の特徴を有する。
第1の特徴;電力を送信する送電コイル(68)と、前記送電コイル(68)に電力を供給する充電制御部(102)と、を備えた車両用無線充電装置(100)において、前記送電コイル(68)は、車両(10)の収納ボックス(30)内部に配置され、受電コイル(72、74)が搭載された第1外部機器(60)及び/又は第2外部機器(64)に電力を送電する。
第2の特徴;前記送電コイル(68)は、前記第1外部機器(60)が収納される第1収納部(62)と、前記第2外部機器(64)が収納される第2収納部(66)との間に配置される。
第3の特徴;前記送電コイル(68)は、カバー部材(70)で覆われており、前記収納ボックス(30)は、前記カバー部材(70)によって前記第1収納部(62)と前記第2収納部(66)とに仕切られている。
第4の特徴;前記第1外部機器(60)と前記第2外部機器(64)とには、電力を蓄えるバッテリ(76、78)が設けられ、前記充電制御部(102)は、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)と通信する通信機能を有し、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)に搭載された前記バッテリ(76、78)の充電状態の情報を受信する。
第5の特徴;前記第1収納部(62)と前記第2収納部(66)とには、前記送電コイル(68)と前記受電コイル(72、74)との位置を略一定距離に保つ規制手段(80、84)が設けられている。
第6の特徴;前記カバー部材(70)には、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータ(88)が設けられている。
第7の特徴;前記車両(10)は、速度メータ(150)及びハンドル(20)を有し、前記速度メータ(150)又は前記ハンドル(20)に、若しくは、近傍に、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータ(152)が設けられている。
第8の特徴;前記第1外部機器(60)は、ヘルメットである。
第9の特徴;前記車両(10)は、充電制御用バッテリ(104)を有し、前記充電制御部(102)は、前記充電制御用バッテリ(104)の電力を用いて前記送電コイル(68)に電力を供給する。
第10の特徴;前記車両(10)は、駆動源(22a)と、前記駆動源(22a)の駆動力で発電する発電機(108)と、前記発電機(108)により発電された電力が充電される車両用バッテリ(106)とを有し、前記充電制御部(102)は、前記車両用バッテリ(106)の電力を前記充電制御用バッテリ(104)に充電する。
本発明の第1の特徴によれば、送電コイルは、車両の収納ボックス内部に配置され、受電コイルが搭載された第1外部機器及び第2外部機器に電力を送電するので、第1外部機器及び第2外部機器を同時に又はどちらか一方を充電することができる。
本発明の第2の特徴によれば、送電コイルは、第1外部機器が収納される第1収納部と、第2外部機器が収納される第2収納部との間に配置されるので、第1外部機器及び第2外部機器の収納場所を明確に分けつつ、第1外部機器及び第2外部機器を同時に又はどちらか一方を充電することができる。
本発明の第3の特徴によれば、送電コイルは、カバー部材で覆われており、収納ボックスは、カバー部材によって第1収納部と第2収納部とに仕切られているので、簡易な構成で第1収納部と第2収納部を形成することができ、且つ、送電コイルを保護することができる。
本発明の第4の特徴によれば、充電制御部は、第1外部機器及び第2外部機器と通信する通信機能を有し、第1外部機器及び第2外部機器に搭載されたバッテリの充電状態の情報を受信するので、充電制御部でバッテリの充電状態を認識することができる。
本発明の第5の特徴によれば、第1収納部と第2収納部とには、送電コイルと受電コイルとの位置を略一定距離に保つ規制手段が設けられているので、電力の送電効率を最適に保つことができる。
本発明の第6の特徴によれば、カバー部材には、第1外部機器及び第2外部機器のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータが設けられているので、人が外部機器の充電状態を認識することができる。
本発明の第7の特徴によれば、車両は、速度メータ及びハンドルを有し、速度メータ又はハンドルに、若しくは、近傍に、第1外部機器及び第2外部機器のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータが設けられているので、車両に乗車した状態で外部機器の充電状態を認識することができる。
本発明の第8の特徴によれば、第1外部機器は、ヘルメットであるので、ヘルメットを第1収納部に収納することができる。
本発明の第9の特徴によれば、車両は、充電制御用バッテリを有し、充電制御部は、充電制御用バッテリの電力を用いて送電コイルに電力を供給するので、車両用バッテリが搭載されていないモデルであっても、外部機器に充電することができる。
本発明の第10の特徴によれば、車両は、駆動源と、駆動源の駆動力で発電する発電機と、発電機により発電された電力が充電される車両用バッテリとを有し、充電制御部は、車両用バッテリの電力を充電制御用バッテリに充電するので、充電制御用バッテリを充電することができる。
実施の形態に係る車両用無線充電装置が搭載される自動二輪車の外観左側面図である。 図1に示す収納ボックスの要部断面図である。 送電コイルの構造を説明する図である。 ヘルメット、スマートフォン、及び車両用無線充電装置の機能ブロック図である。 図1に示すハンドルを示す平面図である。
本発明に係る車両用無線充電装置について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る車両用無線充電装置が搭載される車両の一種であるスクータ型の自動二輪車10の外観左側面図である。なお、特に指示のない限り、図1において示す矢印方向に従って、前後、上下の方向を説明し、車体に着座した運転者から見た方向に従って、左右の方向を説明する。
自動二輪車10は、車体フレーム12、ヘッドパイプ14、フロントフォーク16、前輪18、ハンドル20、パワーユニット22、後輪24、リアクッション26、及びシート28を備える。
ヘッドパイプ14は、車体フレーム12の前部に設けられ、フロントフォーク16は、ヘッドパイプ14によって回転自在に支持される。フロントフォーク16は、従動輪である前輪18は回転可能に支持する。操舵用のハンドル20は、このフロントフォーク16に連結されている。パワーユニット22は、車体フレーム12の後部に上下に揺動可能に支持され、エンジン22aと変速機22bとを有する。パワーユニット22は、駆動輪である後輪24を回転可能に支持する。リアクッション26は、パワーユニット22と車体フレーム12との間に配設され、シート28は、車体フレーム12の上部に支持されている。シート28の下方には、収納ボックス30が設けられている。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ14から車幅中央を後方に延びるダウンパイプ32と、ダウンパイプ32の下部から連接して車幅中央を後方に延びるロアフレーム34と、ロアフレーム34の後端から後ろ上方に延びる左右一対のシートフレーム36とを備えている。
車体フレーム12は、車体カバー38で覆われている。車体カバー38は、ハンドル20の中央部を覆うハンドルカバー40と、ヘッドパイプ14の前部を覆うフロントカバー42と、運転者の脚部前方を覆うレッグシールド44とを有する。また、車体カバー38は、運転者が足を乗せるステップフロア46と、ステップフロア46の外縁から下方へ延びる左右一対のフロアサイドカバー48と、フロアサイドカバー48の下縁間を覆うアンダーカバー50とを有する。更に、車体カバー38は、収納ボックス30の前方部周囲を覆うシート下部カバー52と、収納ボックス30の後方部周囲及び車体後部を覆うリアカバー54と、シート下部カバー52に連続して後方に延び、リアカバー54に連結される左右一対のサイドカバー56とを有する。
図2は、図1に示す収納ボックス30の要部断面図である。収納ボックス30は、ヘッドセット機能を有するヘルメット60(第1外部機器)が収納される第1収納部62と、電子機器の一種である携帯電話としてのスマートフォン(第2外部機器)64が収納される第2収納部66を有し、電力を無線で送信する送電コイル68をカバーする樹脂等で形成されたカバー部材70によって、第1収納部62と第2収納部66とが仕切られている。ヘルメット60及びスマートフォン64は、送電コイル68が送電した電力を受電する受電コイル72、74を有する。ヘルメット60及びスマートフォン64は、受電した電力を用いて内蔵されたバッテリ76、78を充電する(図4参照)。
第1収納部62には、送電コイル68とヘルメット60の受電コイル72との位置を一定に保つ規制手段80が設けられている。規制手段80は、ヘルメット60の下端に設けられた複数の凹部82と嵌合する凸状の形状を有するものであり、規制手段80がヘルメット60の凹部82と嵌合するように、ヘルメット60を第1収納部62に収納することで、ヘルメット60の受電コイル72と送電コイル68との距離を近接させることができる。
また、第2収納部66には、送電コイル68とスマートフォン64の受電コイル74との位置を一定に保つ規制手段84が設けられている。規制手段84は、第2収納部66に収納されたスマートフォン64を送電コイル68側に配置させるものであり、例えば樹脂等で構成されている。
このカバー部材70の上部には、バッテリ76、78の充電状態を表示するインジケータ88が設けられている。インジケータ88は、第1インジケータ88aと第2インジケータ88bとを有し、第1インジケータ88aは、バッテリ76の充電状態を表示し、第2インジケータ88bは、バッテリ78の充電状態を表示する。例えば、第1インジケータ88a、第2インジケータ88bは、バッテリ76、78が充電中の場合は、点滅し、バッテリ76、78が満充電になると、点灯する。
シート28の後部とリアカバー54とはヒンジ90によって接続されており、シート28は、該ヒンジ90を中心に前方が開放する構造を有する。リアカバー54には、シート28が開閉されたか否かを検出する開閉スイッチ92が設けられている。
図3は、送電コイル68の構造を説明する図である。送電コイル68は、コイルアレイ方式の送電コイルであり、複数のコイル68aをハニカム構造で配置したものである。このコイルアレイ方式を採用することで、この送電コイル68は、受電コイル72、74の位置を検出し、最適なコイルだけ駆動させて送電することが可能となる。
図4は、ヘルメット60、スマートフォン64、及び車両用無線充電装置100の機能ブロック図である。車両用無線充電装置100は、エンジン(駆動源)22a、送電コイル68、インジケータ88、開閉スイッチ92、充電制御部102、充電制御用バッテリ104、車両用バッテリ106、発電機108を備える。
ヘルメット60は、受電コイル72、バッテリ76、充電制御部120、制御部122、スピーカ124、及びマイク126を有する。このバッテリ76、制御部122、スピーカ124、及びマイク126は、ヘッドセット128を構成する。スマートフォン64は、受電コイル74、バッテリ78、充電制御部140、制御部142、通信部144、及び表示部146を備える。
車両用無線充電装置100の充電制御部102は、充電制御用バッテリ104の電力を用いて送電コイル68に電力(例えば、交流電力)を供給するものである。この送電コイル68に供給された電力は、ヘルメット60及びスマートフォン64の受電コイル72、74に無線で受電される。ヘルメット60の充電制御部120は、受電コイル72が受電した電力をバッテリ76に供給することで、バッテリ76を充電する。制御部122は、ヘッドセット128全体を制御するものであり、バッテリ76の電力を用いて駆動する。制御部122は、無線通信機能を有し、他の外部機器(例えば、ヘッドセット等)から受信した音声信号に基づく音声をスピーカ124から出力すると共に、マイク126が取得した音声を音声信号に変換して前記他の外部機器(例えば、ヘッドセット等)に送信する。
スマートフォン64の充電制御部140は、受電コイル74が受電した電力をバッテリ78に供給することで、バッテリ78を充電する。制御部142は、スマートフォン64全体を制御するものであり、バッテリ78の電力を用いて駆動する。通信部144は、無線通信により他のスマートフォンと通話したり、情報(e−mail等)の授受を行う。表示部146は、タッチパネル機能を有し、情報の表示を行う。
充電制御部102、120、140は、無線通信機能を有し、送電コイル68及び受電コイル72、74を介して、相互に通信を行うことができ、充電制御部102は、バッテリ76、78の充電状態の情報を受信する。例えば、充電制御部120、140は、バッテリ76、78への充電を行っている場合はその旨を、バッテリ76、78への充電が完了した場合はその旨を充電制御部102に送信する。充電制御部102は、バッテリ76及びバッテリ78の充電が完了した場合は、電力を供給する必要はないので、送電コイル68への電力供給を停止する。また、充電制御部102は、受信したバッテリ76、78の充電状態の情報に基づいてインジケータ88を駆動させる(点滅、点灯させる)。
なお、充電制御部120、140は、バッテリ76、78の残容量が少ない場合は、送電コイル68及び受電コイル72、74を介して、充電制御部102に無線で充電要求信号を出力し、充電制御部102は、充電要求があった場合に、送電コイル68への電力供給を開始してもよい。
発電機108は、駆動源であるエンジン22aの駆動力で発電し、該発電した電力を車両用バッテリ106に供給することで、車両用バッテリ106を充電する。充電制御部102は、エンジン22aが駆動している場合(エンジン回転数が所定値以上の場合)は、車両用バッテリ106の電力を充電制御用バッテリ104に充電する。エンジン22aが非駆動の場合に、車両用バッテリ106の電力を充電制御用バッテリ104に充電してしまうと、車両用バッテリ106の残容量が低下してしまい、自動二輪車10の走行に必要な電力を供給することができなくなる可能性があるからである。
このように、送電コイル68は、自動二輪車10の収納ボックス30内部に配置され、受電コイル72、74が搭載されたヘルメット60及びスマートフォン64に電力を送電するので、ヘルメット60のバッテリ76及びスマートフォン64のバッテリ78を同時に又はどちらか一方を充電することができる。
送電コイル68は、ヘルメット60が収納される第1収納部62と、スマートフォン64が収納される第2収納部66との間に配置されるので、ヘルメット60及びスマートフォン64の収納場所を明確に分けつつ、バッテリ76、78を同時に又はどちらか一方を充電することができる。
第1収納部62と第2収納部66とには、送電コイル68と受電コイル72、74との位置を略一定距離に保つ規制手段80、84が設けられているので、電力の送電効率を最適に保つことができる。
送電コイル68は、カバー部材70で覆われており、収納ボックス30は、カバー部材70によって第1収納部62と第2収納部66とに仕切られているので、簡易な構成で第1収納部62及び第2収納部66を形成することができ、且つ、送電コイル68を保護することができる。
車両用無線充電装置100の充電制御部102は、ヘルメット60及びスマートフォン64と通信する無線通信機能を有し、ヘルメット60及びスマートフォン64のバッテリ76、78の充電状態の情報を受信するので、充電制御部102でバッテリ76、78の充電状態を認識することができる。この無線通信機能は、送電コイル68と受電コイル72、74とを用いて行われてもよい。また、充電とは関係のない別の通信手段(例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)等)で行われてもよい。
カバー部材70には、ヘルメット60及びスマートフォン64の充電状態を表示する第1インジケータ88a及び第2インジケータ88bが設けられているので、運転者等の人がバッテリ76、78の充電状態を認識することができる。なお、カバー部材70に、第1インジケータ88a及び第2インジケータ88bのうち一方のみを設けるようにしてもよい。
車両用無線充電装置100の充電制御部102は、充電制御用バッテリ104を用いて送電コイル68に電力を供給するので、車両用バッテリ106が搭載されないモデルの自動二輪車10であっても、ヘルメット60及びスマートフォン64を充電することができる。
車両用バッテリ106は、エンジン22aの駆動力によって発電機108が発電した電力が充電され、車両用無線充電装置100の充電制御部102は、エンジン22aが駆動している場合に、車両用バッテリ106の電力を充電制御用バッテリ104に充電するので、充電制御用バッテリ104を充電することができ、且つ、充電制御用バッテリ104への充電によって車両用バッテリ106の電力が低下して自動二輪車10に電力を供給することができないという事態を防止することができる。
なお、図5に示すように、ハンドルカバー40に設けられた速度メータ150に、バッテリ76、78の充電状態を表示するインジケータ152を設けるようにしてもよく、左グリップ20L近傍のハンドル20にインジケータ152を設けるようにしてもよい。また、速度メータ150又はハンドル20の近傍に設けるようにしてもよい。また、インジケータ152は、充電状態だけでなく、スマートフォン64が受信するネットワークの基地局の電波強度の情報を表示してもよい。
インジケータ152は、第1インジケータ152aと第2インジケータ152bとを有し、第1インジケータ152aは、バッテリ76の充電状態を表示し、第2インジケータ152bは、バッテリ78の充電状態を表示する。第1インジケータ152a、第2インジケータ152bは、バッテリ76、78が充電中の場合は、点滅し、バッテリ76、78が満充電になると、点灯する。
このように、速度メータ150又はハンドル20に、若しくは、近傍に、ヘルメット60及びスマートフォン64の充電状態を表示する第1インジケータ152a及び第2インジケータ152bが設けられているので、自動二輪車10に乗車した状態で、運転者がバッテリ76、78の充電状態を認識することができる。なお、第1インジケータ152a及び第2インジケータ152bのうち一方のみを設けるようにしてもよい。
参照符号20Rは、ハンドル20の右グリップ20Rであり、ハンドル軸に対して回転可能であり、自動二輪車10の速度を指示するアクセルグリップである。
上記の実施の形態では、第1収納部62は、ヘルメット60を収納し、第2収納部66は、スマートフォン64を収納するようにしたが、第1収納部62及び第2収納部66は、それ以外の外部機器(例えば、ノートパソコン、タブレットパソコン、PDA、デジタルカメラ等)も充電可能に収納してもよい。収納ボックス30は、シート28の下方に設けるようにしたが、トランクボックス、パニアケース等の他の場所に設けるようにしてもよい。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定して解釈されるものではない。
10…自動二輪車 20…ハンドル
20L…左グリップ 22a…エンジン
28…シート 30…収納ボックス
60…ヘルメット 62…第1収納部
64…スマートフォン 66…第2収納部
68…送電コイル 70…カバー部材
72、74…受電コイル 76、78…バッテリ
80、84…規制手段 88、152…インジケータ
88a、152a…第1インジケータ 88b、152b…第2インジケータ
92…開閉スイッチ 100…車両用無線充電装置
102、120、140…充電制御部 104…充電制御用バッテリ
106…車両用バッテリ 108…発電機
122、142…制御部 124…スピーカ
126…マイク 128…ヘッドセット
144…通信部 146…表示部
150…速度メータ

Claims (10)

  1. 電力を送信する送電コイル(68)と、
    前記送電コイル(68)に電力を供給する充電制御部(102)と、
    を備えた車両用無線充電装置(100)において、
    前記送電コイル(68)は、車両(10)の収納ボックス(30)内部に配置され、受電コイル(72、74)が搭載された第1外部機器(60)及び/又は第2外部機器(64)に電力を送電する
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  2. 請求項1に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記送電コイル(68)は、前記第1外部機器(60)が収納される第1収納部(62)と、前記第2外部機器(64)が収納される第2収納部(66)との間に配置される
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  3. 請求項2に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記送電コイル(68)は、カバー部材(70)で覆われており、
    前記収納ボックス(30)は、前記カバー部材(70)によって前記第1収納部(62)と前記第2収納部(66)とに仕切られている
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  4. 請求項3に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記第1外部機器(60)と前記第2外部機器(64)とには、電力を蓄えるバッテリ(76、78)が設けられ、
    前記充電制御部(102)は、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)と通信する通信機能を有し、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)に搭載された前記バッテリ(76、78)の充電状態の情報を受信する
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記第1収納部(62)と前記第2収納部(66)とには、前記送電コイル(68)と前記受電コイル(72、74)との位置を略一定距離に保つ規制手段(80、84)が設けられている
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  6. 請求項4に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記カバー部材(70)には、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータ(88)が設けられている
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  7. 請求項4又は6に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記車両(10)は、速度メータ(150)及びハンドル(20)を有し、
    前記速度メータ(150)又は前記ハンドル(20)に、若しくは、近傍に、前記第1外部機器(60)及び前記第2外部機器(64)のうち少なくとも一方の充電状態を表示するインジケータ(152)が設けられている
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記第1外部機器(60)は、ヘルメットである
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記車両(10)は、充電制御用バッテリ(104)を有し、
    前記充電制御部(102)は、前記充電制御用バッテリ(104)の電力を用いて前記送電コイル(68)に電力を供給する
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
  10. 請求項9に記載の車両用無線充電装置(100)において、
    前記車両(10)は、駆動源(22a)と、前記駆動源(22a)の駆動力で発電する発電機(108)と、前記発電機(108)により発電された電力が充電される車両用バッテリ(106)とを有し、
    前記充電制御部(102)は、前記車両用バッテリ(106)の電力を前記充電制御用バッテリ(104)に充電する
    ことを特徴とする車両用無線充電装置(100)。
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