JP2014186544A - 火災感知器 - Google Patents
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Abstract
従来の火災感知器では、火災感知器の動作安定のためのコンデンサの容量を大きくすると、突入電流が増加して火災受信機が誤動作してしまうという問題があった。
【解決手段】
火災感知器30は、第1コンデンサ32と第2コンデンサ33を有し、第1コンデンサ32の充電電流を制限する第1電流制限部34と、第2コンデンサ33の充電電流を制限する第2電流制限部35と、第1コンデンサ32が所定電圧以下に低下すると第1コンデンサ32と前記第2コンデンサ33とを接続する通電部41を備える。
【選択図】図1
Description
P型火災報知設備の火災受信機は、火災感知器から火災の通知を受信すると、所定時間経過後に感知器回線の電源を一旦遮断し、通電し直すことで火災感知器を再起動させる蓄積復旧を行った後、再び火災感知器が火災信号を発したときに火災を確定するいわゆる蓄積動作を行い、湯気等の非火災の一過性の要因によって火災と誤報しないようになっている。
高機能な火災感知器では、新たな機能や複数の機能を搭載しようとするときに、高速クロックにより制御回路の動作を速くしたり、付属回路が増えたりすることにより、消費電流が大きくなることがある。そのため、火災感知器の動作を安定させるために、より大きな容量のコンデンサを搭載する必要がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る火災感知器を含む火災報知設備の一例を示す概略構成図である。
火災受信機10は、回線電源部11、受信抵抗12、状態判定部13、蓄積部14、受信機制御部15および復旧部16を備える。
回線電源部11は、図示しない商用電源から供給された交流電圧を電源電圧として例えば直流12Vに変換して、復旧部16を介して感知器回線20に通電し、感知器電源を供給する。
火災の発生を知らせる警報動作を行う。受信機制御部15は、火災の警報の他に異常や蓄積動作中を知らせる警報動作を行っても良い。
火災感知器には、煙感知器、熱感知器、炎感知器等があるが、ここでは火災時に発生する煙を検知して火災を検出する光電式煙感知器を例に説明する。
火災感知器30は、電源部31、第1コンデンサ32、第2コンデンサ33、第1電流制限部34、第2電流制限部35、充電接続部36、発光部37、受光部38、制御部39、通信部40および通電部41を備える。
充電接続部36は、電源部31と第2電流制限部35の接続をオン・オフする。なお、充電接続部36は、最初はオフしている。
通信部40は、制御部39が火災を検出したときに、感知器回線20の電圧を所定の電圧である火災電圧に低下させて、感知器回線20に平常時よりも多くの電流を流し、感知器回線20に火災信号を出力して、火災受信機10に火災が発生したことを通知する。
また、通信部40は、感知器回線20の線間電圧が所定の電圧以下に低下したときに、火災受信機10が蓄積復旧または復旧されたことを検出する。
図2に基づき火災受信機10の動作を説明する。
火災受信機10は、電源が投入されると回線電源部11により、復旧部16を介して、感知器回線20に感知器電源12Vを供給する(S101)。
感知器回線20に流れる電流は、断線時<平常時<火災時となっており、火災受信機10は、感知器回線20に流れる電流を判定することにより火災発生や断線発生を判断する。
受信抵抗12は、感知器回線20の状態監視のために、感知器回線20に流れる電流を受信抵抗により受信電圧に変換する(S102)。
図3に基づき火災感知器30の一例である光電式煙感知器の動作を説明する。
火災感知器30は、感知器回線20を介して火災受信機10から感知器電源が供給されると、電源部31で変換された内部電源が供給開始され、第1電流制限部34を介して第1コンデンサ32が充電される(S301)。充電接続部36は、第1コンデンサ32の電圧が、例えば第1コンデンサに並列に接続される制御部39や受光部38が正常に動作する起動電圧に達するまで待つ(S302)。充電接続部36は、第1コンデンサ32の電圧が起動電圧に達すると、電源部31と第2コンデンサ33を第2電流制限部を介して接続して、第2コンデンサの充電を開始し、このとき同時に制御部39は、各閾値の呼出等の火災感知器30の動作に必要なイニシャル処理を行う(S303)。
また、第1コンデンサ32と第2コンデンサ33の合計容量は、他の火災感知器30が火災を検出して感知器回線20の線間電圧を低下、または短絡させてから蓄積復旧が完了するまでの11秒間の間、第1コンデンサに並列に接続される各部が正常に動作できる電圧を確保できる容量である。
なお、S307では、電圧信号が初期電圧信号よりも所定電圧上昇したときには、散乱光の増加を生じる暗室の壁面に埃が付着していることを判定しており、少ない煙量で火災と誤判定することを防ぐことができる。また、電圧信号が初期電圧信号よりも所定電圧低下したとき、発光素子および受光素子の劣化あるいは故障を判定しており、多くの煙量となるまで火災検出できなくなり警報が遅れることや火災検出できなくなることを防ぐことができる。
なお、火災感知器30は、S308で状態が所定時間継続したときに異常を検出するため、感知器電源の供給が絶たれ制御部等がリセットしてしまうと、最初から所定時間の計時を行ない、異常の警報が遅れてしまうことになる。
通電部41は、S312で第1コンデンサ32の電圧が、切換電圧を超えている場合には、第1コンデンサと第2コンデンサの接続を切り離す(S314)。その後、S304に戻る。
また、本実施の形態に係る火災感知器30は、蓄積復旧により感知器電源の供給が所定時間絶たれたとしても動作を継続するコンデンサ容量にすることができるため、所定時間連続して動作が継続したときに状態を確定する火災感知器30の異常検出等に遅延が生じない。
また、通電部41は、ダイオードやツェナーダイオード等の整流作用がある素子により、第1コンデンサの電圧が第2コンデンサの電圧よりも低下したときに第2コンデンサから第1コンデンサに電流を供給できるようすることができる。
Claims (6)
- 火災受信機から延設された感知器回線に接続され、該感知器回線から電源供給されるとともに感知器回線の電流を増加させて火災を通知する火災感知器において、
前記火災感知器は、第1コンデンサと第2コンデンサを有し、
前記第1コンデンサの充電電流を制限する第1電流制限部と、
前記第2コンデンサの充電電流を制限する第2電流制限部と、
前記第1コンデンサが所定電圧以下に低下すると前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとを接続する通電部を備えたことを特徴とする火災感知器。 - 前記第1コンデンサが所定電圧に充電されると第2コンデンサを充電する充電接続部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
- 前記火災感知器は、発光部と受光部と制御部とを有する光電式煙感知器であり、
前記発光部は、前記第2コンデンサと並列に接続され、その他の制御部等の各部は前記第1コンデンサと並列に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知器。 - 前記第2電流制限部は、前記第1電流制限部よりも少ない電流に制限することを特徴とする請求項3に記載の火災感知器。
- 前記通電部は、前記第2コンデンサから前記第1コンデンサに電流の流れを制限する整流作用を備える素子で構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の火災感知器。
- 前記通電部は、前記第1コンデンサが充電された後に、所定電圧以下に低下したときに、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとを接続することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の火災感知器
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016192042A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 自動火災報知システムの子機、自動火災報知システムの親機、およびそれらを用いた自動火災報知システム |
JP2016194878A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | 富士電機株式会社 | 電源制御装置 |
Citations (3)
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JPS58159030U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-24 | パイオニア株式会社 | 電源装置 |
JPH03108098A (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-08 | Nohmi Bosai Ltd | 火災感知器 |
JP2010122857A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Yamatake Corp | バックアップ装置 |
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2013
- 2013-03-22 JP JP2013060958A patent/JP6175257B2/ja active Active
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