JP6045321B2 - 保護継電器 - Google Patents

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Description

この発明は、保護継電器に関し、特に保護継電器の作動履歴を報知する報知部を含む保護継電器に関する。
保護継電器は、電力系統に配設された電流変成器(CT:Current Transformer)からのCT二次電流と、継電器内部に設定される整定値とを比較し、この電流が整定値より大きいとき、系統事故を検出して動作出力することによって電力系統に配設される遮断器(CB:Circuit Breaker)を駆動して系統事故を除去する。
特開昭60−26413号公報(特許文献1)は、電磁機械表示式の動作表示器を備える保護継電器について記載している。
特開昭60−26413号公報 (第3頁右上欄、第5図)
過電流継電器には電力系統の事故電流を検出している変流器の出力から制御用の電源の電力を得ているものがあり、その場合、動作表示器には磁気反転表示器が用いられている場合がある。このような過電流継電器は、小型で比較的安価なものであり、工場内に設置される場合が多い。
動作表示器に磁気反転表示器を用いる理由は、電力系統が正常時および電力系統に事故が継続している間のみ制御電源に電力が供給されるためである。電力系統が遮断され事故が除去された後は変流器の出力がゼロとなり制御用の電源が喪失した状態となる。この状態においても動作表示を可能とするためには、作動履歴表示の保持のために継続的に電力を必要としない動作表示器を過電流継電器に採用する必要がある。
しかし、表示器として磁気反転表示器を使用した場合、保護継電器の設計品質や信頼性を確保するために特別に注意する必要がある。具体的には、磁気反転表示器はアナログ回路で構成されるため、作動電流のバラつきを抑えて設計することが困難である(設計品質)。このバラつきを抑えきれない場合は、動作表示をする際に磁気反転表示器が反転しない、または、反対に事故から復帰した際に磁気反転表示器を元の状態に戻せないといった問題が発生するので、信頼性を確保するために十分な設計検討と実験を行なう必要がある。
また、磁気反転表示器は比較的高価な部品であり、小型で比較的安価な保護継電器に搭載するためにさらに低コストな表示器が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、低コストかつ設計容易で制御電源が喪失した後も動作表示を長期間保持可能な作動履歴を報知する報知部を含む保護継電器を提供することである。
この発明に係る保護継電器は、保護対象の電力系統の状態に応じて変化する信号を受けるノード(節点)と、コンデンサと、このノードからコンデンサに向かう向きを順方向としてこのノードとコンデンサとの間に接続されるダイオードと、コンデンサに蓄電された電力を用いて作動履歴を報知する報知部と、信号が電力系統の事故を示したことに応じて導通し、コンデンサの電力を報知部に供給することによって報知部を作動させるスイッチ回路とを備える。
この発明は、ダイオードを介してノードの電圧を用いてコンデンサに充電を行なうので、ノードのピーク電圧に対応する充電量をコンデンサに充電するとともに、その後ノードの電圧が低下しても充電量を逆流させずに保持することができる。このため、充電量を多く確保できるので、コンデンサの充電量によって長時間の報知部を作動させることができる。
本発明の実施の形態の保護継電器100の外部の接続について示した図である。 保護継電器100の内部構成を示した回路図である。 事故発生前後での遮断器の動作とコンデンサ電圧の変化を説明するための動作波形図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示し、これらの説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の保護継電器100の外部の接続について示した図である。図1を参照して、保護継電器100は、電力系統106に設けられた遮断器(CB)102を制御するトリップ信号S1を発生する。保護継電器は、電力系統106に設けられた変流器(CT)104の出力によって電力系統106に過電流等の異常が生じるか否かを監視する。
トリップ信号は、直接または間接的に遮断器102を制御するために用いられる。遮断器102が作動し電力系統106が遮断されると、電流ISはゼロとなり、変流器の出力もゼロとなる。
ただし、保護継電器100は、計器用変流器104の出力から制御用の電源電圧を得ているので、電力系統106が遮断された後には、内部で発生している制御用電源電圧も喪失してしまう。したがって、電力系統106が遮断された後に保護継電器100が作動した履歴を作業者に報知することについては工夫が必要である。
図2は、保護継電器100の内部構成を示した回路図である。図2を参照して、保護継電器100は、入力端子11と、電源トランス12と、抵抗13,14,21,23と、整流回路25と、コンデンサ15とを含む。図1の計器用変流器104の出力が、保護継電器の入力端子11に接続される。
保護継電器100は、さらに、レギュレータ16と、内部回路17と、ダイオード18と、補償用コンデンサ19と、接続スイッチ20と、動作表示用の発光ダイオード22と、表示復帰ボタン24とを含む。
保護継電器100は、さらに、入力端子11に対して電源トランス12と直列に接続される系統監視トランス26と、抵抗27とを含む。抵抗27は、系統監視トランス26で検出した電流を電圧Vinに変換し内部回路17に出力する。内部回路17は、たとえば、アナログフィルタと、A/D変換器と、CPU(Central Processing Unit)と、接続スイッチ制御用インタフェースと、メモリとを含む。
なお、アナログフィルタの入力部やCPUの入出力部には、絶縁や保護のための変成器、変圧器、光スイッチ、シーケンサ、リレーなどを配置しても良い。アナログフィルタは、系統監視トランス26の出力電圧Vinからノイズ成分を除去する。A/D変換器は、アナログフィルタでノイズが除去された計測値をデジタル信号に変換してCPUに出力する。メモリは、遮断器102の遮断条件を示す各種の整定値を保持している。
CPUは、各種の指令に応じて、メモリ中の整定値を整定したり、トリップ信号S1を発生して遮断器102に遮断指令を送信したりする。
事故時は、電力系統側からの過大な電流を検出した図1の計器用変流器104の出力が、保護継電器の入力端子11から流入し、電源トランス12を介して整流回路25で整流される。整流後の電圧は、内部の電源ラインPLに入力される。
電源ラインPLの電圧は、コンデンサ15で平滑化されレギュレータ16で安定化された後に、制御用の電源電圧として内部回路17に供給される。
また、電源ラインPLの電圧は、ダイオード18を経由して、補償用コンデンサ19へ供給される。この時、内部回路17が事故判定をするまで、補償用コンデンサ19は正常時の電力系統の電流値に対応する電気エネルギーを蓄電している。
監視トランス26および抵抗27からの電圧に基づいて内部回路17が事故判定すると、接続スイッチ制御用信号S2が接続スイッチ20へ出力され、制御用信号S2の活性化をトリガーとして接続スイッチ20は入状態となる。これにより、補償用コンデンサ19に蓄積された電気エネルギーが動作表示用の発光ダイオード22に供給され、発光ダイオード22に電流が流れ、発光ダイオード22は点灯状態となる。
また、内部回路17が事故判定すると、保護継電器100は図1の遮断器102へトリップ信号S1を出力して開放指令を出すため、計器用変流器CTからの信号もゼロとなり、これに応じて内部回路17の制御電源は喪失し信号S2も途切れる。しかし、接続スイッチ20はラッチ式のスイッチであるため、発光ダイオード22は補償用コンデンサ19からの電力供給が継続する間は点灯状態を維持することが可能となる。
事故除去後に発光ダイオード22を消灯させたい場合は、表示復帰ボタン24を数秒押す。これにより補償用コンデンサ19の電気エネルギーは放電されるとともに発光ダイオード22は消灯する。このとき、電流がゼロとなることによって接続スイッチ20は切状態となる。したがって、その後電力系統が正常に戻り電源ラインPLの電圧が正常になって補償用コンデンサ19の電圧が回復しても発光ダイオード22は消灯状態を保つ。
以上、図2を用いて、保護継電器100の基本構成と動作について説明した。ここで、発光ダイオード22は、電力系統106の先の負荷に停電が発生することなどにより図1の遮断器102の作動に作業者が気付いた時に、遮断器102の作動が遮断器自身の誤作動ではなく保護継電器100が作動したことによるものであることを確認するために使用される。
しかし、作業者が保護継電器100の作動後すぐに発光ダイオード22の点灯を確認することができるとは限らない。したがって、発光ダイオード22の点灯はなるべく長時間可能(たとえば1週間以上)であることが望ましい。
そのためには、なるべく多くの電気エネルギーを補償用コンデンサ19に蓄積しておく必要がある。そこで、本実施の形態では、レギュレータ16の出力に補償用コンデンサ19を接続するのではなく、事故電流によりピーク値を示す電源ラインPLに逆流防止ダイオード18を介して補償用コンデンサ19を接続している。
図3は、事故発生前後での遮断器の動作とコンデンサ電圧の変化を説明するための動作波形図である。図2、図3を参照して、時刻t1までは、電力系統の計器用変流器104で検出されトランス12に入力される電流は所定値(たとえば5A(アンペア))に安定しており、これに対応する電圧(たとえば10V)が補償用コンデンサ19および平滑コンデンサ15に印加されている。
時刻t1において短絡等により過電流が発生し時刻t1〜t3の間はアークの発生などにより事故電流が流れる。内部回路17は、事故電流を検出して動作時間(たとえば50ms)後の時刻t2にトリップ信号S1を活性化させる。そしてトリップ信号S1の活性化履歴を示すために、サイリスタ制御信号S2を活性化させる。サイリスタ制御信号S2の活性化に応じて、発光ダイオード(LED)22は消灯状態(OFF)から点灯状態(ON)に遷移する。
また、トリップ信号S1の活性化に応じて、図1の遮断器102が作動し、時刻t3において電力系統106は遮断される。
本実施の形態による発光ダイオード22などの動作報知部においては、保護継電器100内部に搭載されている補償用コンデンサ19を事故時のピーク電圧によって蓄電し、このコンデンサの電力を使用して事故により制御電源が喪失している間も動作表示LED(発光ダイオード22)を点灯させる。
時刻t1〜t3における事故発生時の系統検出電流はピーク値(たとえば200A)を示し、これは電源ラインPLにもピーク電圧(たとえば50V)を発生させる。コンデンサ15および19は、このピーク電圧でチャージされる。
コンデンサに蓄電される電気エネルギーWはW=(CV2/2)で表わされる。したがって、健常時の10Vでチャージするよりもピーク時の50Vでチャージしたほうがおよそ25倍の電気エネルギーを補償用コンデンサ19に取り込むことができる。これは、長時間点灯時間を確保するのに有利である。また、発光ダイオード22にその分消費電力が大きく輝度の高いものを採用することも可能となる。
補償用コンデンサ19と動作表示用の発光ダイオード22とは接続スイッチ20を介して接続されており、事故時は内部回路17の内部のマイクロコンピュータによりこの接続スイッチ20を入とする。
時刻t1〜t3における事故時のマイクロコンピュータは、事故発生中は電力系統側からの事故電流により保護継電器の制御電源へ電力が供給されているため、稼働状態である。
しかし、時刻t2においてが、マイコンが事故を判定し、保護継電器が遮断器へ開放指令(トリップ信号S1の活性化)を出すことにより事故が除去されると、電力系統側からの事故電流による保護継電器の制御電源に対する電力供給が喪失されるため、時刻t3以降コンデンサ15の電圧が低下し、レギュレータ16から電源が供給されなくなるので内部回路17中のマイクロコンピュータは停止する。
従来、磁気反転表示器を使用していた保護継電器と同等の機能を達成するには、時刻t3以降マイクロコンピュータが停止状態においても保護継電器は動作表示を継続しなければならない。
このため、補償用コンデンサ19と動作表示用の発光ダイオード22を接続する接続スイッチ20はラッチ式のもの(例えばサイリスタ等)を採用する。つまり接続スイッチ20は、一度トリガー信号によって導通するとトリガー信号が消えても導通し続ける。たとえば、サイリスタの場合には、スイッチを流れる電流が一度ゼロになると導通状態から非導通状態に戻る。
なお、事故の除去が確認された場合は発光ダイオード22を消灯させなければならないが、これに関しては保護継電器100の正面に表示復帰ボタン24を設けて対応可能とする。時刻t4においては、表示復帰ボタン24が導通され、コンデンサ19の電圧がゼロに低下するとともに、発光ダイオード22が消灯する(LEDがONからOFFに変化)。
たとえば、接続スイッチ20にサイリスタを採用した場合、表示復帰ボタン24を押下すると、補償用コンデンサ19からサイリスタへ電流が流れなくなるため、発光ダイオード22は消灯する。この時、補償用コンデンサ19にいくらかの電力が充電されていたとしてもサイリスタには内部回路17からの信号S2が入力されないため、一旦消灯した発光ダイオード22が再点灯することはない。
なお、本実施の形態は、保護継電器が過電流保護継電器である場合を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、本実施の形態の報知部は、従来、電力系統側の電力を制御電源とし動作表示器を磁気反転表示器としていたすべての保護継電器に適用することができる。
本実施の形態の動作報知部においては、動作表示器として磁気反転表示器の替わりに発光ダイオードを使用する。発光ダイオードやコンデンサ等から構成される簡素な回路とすることにより、設計品質および信頼性を向上させることができる。また、その他の効果としては、回路を構成する部材を一般的なものとすることにより、部材改廃時の対応も容易となる。
最後に再び図1〜3を参照して本実施の形態について総括する。保護継電器100は、保護対象の電力系統106の状態に応じて変化する信号を受けるノード(電源ラインPL、以下ノードPLともいう)と、コンデンサ19と、ノードPLからコンデンサ19に向かう向きを順方向としてノードPLとコンデンサ19との間に接続されるダイオード18と、コンデンサ19に蓄電された電力を用いて作動履歴を報知する報知部(発光ダイオード22)と、信号が電力系統の事故を示したことに応じて導通し、コンデンサ19の電力を報知部に供給することによって報知部を作動させる接続スイッチ20とを備える。
これにより、コンデンサ19に充電された電気エネルギーが逆流することなく、報知部に供給される。
好ましくは、図3に示すように、ノードPLの電圧(コンデンサ15の電圧)は、電力系統が正常に動作している場合に第1電圧(たとえば10V)を示し、電力系統に事故が発生した場合は第1電圧よりも高い第2電圧(たとえば50V)を示し、コンデンサ19は、電力系統に事故が発生した場合に、ダイオード18を介して第2電圧に対応する蓄電量を蓄積する。これにより、健常時よりも多くの電気エネルギーをコンデンサ19に取り込めるので、報知部を長時間作動させることが可能となる。
より好ましくは、ノードPLの電圧から動作電源電圧を得て、電力系統に事故が発生したことに応じて接続スイッチ20を作動させるトリガー信号(信号S2)と電力系統を遮断する遮断器に対するトリップ信号S1とを出力する内部回路17をさらに備える。ノードPLの電圧は、遮断器102が作動すると時刻t3以降に示すように電圧が低下する。
さらに好ましくは、接続スイッチ20は、トリガー信号S2に応じて導通状態に変化するサイリスタを含む。保護継電器100は、報知部の作動を停止させるために作業者の操作に応じてコンデンサ19を放電させる抵抗23および表示復帰ボタン24を含む放電回路をさらに備える。
さらに好ましくは、保護継電器100は、電力系統106の電流を検出した交流信号を受ける入力端子11と、交流信号を整流した直流電圧をノードPLに供給する整流回路25とをさらに備える。
さらに好ましくは、保護継電器100は、ノードPLと整流回路25との間に設けられるトランス12と、整流回路25が出力する直流電圧を安定化させて内部回路17に動作電源電圧を出力するレギュレータ16とをさらに備える。レギュレータ16の手前のノードPLからコンデンサ19に電圧を取り込むので事故電流のピークに対応する電圧を用いてコンデンサ19に充電を行なうことができる。
好ましくは、報知部は、コンデンサ19から電力の供給を受ける発光ダイオード22を含む。なお、報知部としては、コンデンサ19の電力を受けて状態を維持するものであれば、発光ダイオードに限らず、液晶文字表示板、発音ブザーなどを使用しても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 入力端子、12 電源トランス、13,14,21,23 抵抗、15 コンデンサ、16 レギュレータ、17 内部回路、18 逆流防止ダイオード、19 補償用コンデンサ、20 接続スイッチ、22 発光ダイオード、24 表示復帰ボタン、25 整流回路、100 保護継電器、102,CB 遮断器、104 計器用変流器、106 電力系統、PL 電源ライン、S1,S2 信号。

Claims (4)

  1. 保護対象の電力系統から交流電圧を一次側に受けるトランスを備え、前記トランスは、第1のトランスと、前記第1のトランスと一次側の巻線が直列に接続され、二次側の巻線が前記第1のトランスと分割された第2のトランスとを含み、
    前記第1のトランスの二次側巻線から得られる電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路が出力する直流電圧を安定化させる電源回路と、
    前記整流回路によって整流され、前記電源回路に送られる電圧を受けるノードと、
    コンデンサと、
    前記ノードから前記コンデンサに向かう向きを順方向として前記ノードと前記コンデンサとの間に接続されるダイオードと、
    前記コンデンサに蓄電された電力を用いて作動履歴を報知する報知部と、
    記コンデンサの電力を前記報知部に供給することによって前記報知部を作動させるスイッチ回路と
    前記電源回路の出力から動作電源電圧を得て動作するとともに、前記第2のトランスの二次側の巻線の電圧の変化に応じて、前記スイッチ回路を作動させるトリガー信号と前記電力系統を遮断する遮断器に対するトリップ信号とを出力する制御回路をさらに備え、
    前記ノードの電圧は、前記遮断器が作動すると電圧が低下する、保護継電器。
  2. 前記ノードの電圧は、前記電力系統が正常に動作している場合に第1電圧を示し、前記電力系統に事故が発生した場合は前記第1電圧よりも高い第2電圧を示し、
    前記コンデンサは、前記電力系統に事故が発生した場合に、前記ダイオードを介して前記第2電圧に対応する蓄電量を蓄積する、請求項1に記載の保護継電器。
  3. 前記スイッチ回路は、前記トリガー信号に応じて導通状態に変化するサイリスタを含み、
    前記報知部の作動を停止させるために作業者の操作に応じて前記コンデンサを放電させる放電回路をさらに備える、請求項1に記載の保護継電器。
  4. 前記報知部は、前記コンデンサから電力の供給を受ける発光ダイオードを含む、請求項1に記載の保護継電器。
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