JP2014185694A - 回転促進装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】厚さ方向に並んで配置され、それぞれの軸線を中心として回転可能に設けられた板状の回転体24,26と、複数の貫通孔24c,26cにそれぞれ回転可能に挿通された1組の支持部48b,48dと、端部同士を連結する折曲部48cと、1組の取付部48a,48eと、を有するクランク状の複数の連結部材48と、質量体38,40の重心位置が回転体24,26の重心位置に対してこれら回転体24,26の回転力が増す方向に偏るように、それぞれ設けられた質量体38,40と、を備え、回転体26は、貫通孔24c,26cが互いに同じ高さ位置となるように、回転体24と連動して回転すると共に、換気扇装置のファンに回転を伝達するように設けられ、回転体26の回転力がファンに伝達されることによりファンの回転力を促進する。
【選択図】図4
Description
厚さ方向が水平方向で、水平方向に伸びる軸線が互いに同一高さ位置で、互いの軸線が軸線方向に対して垂直方向にずれるように、厚さ方向に並んで配置され、それぞれの軸線を中心として回転可能に設けられた板状の2枚の回転体と、
前記2枚の回転体の半径外側方向に離れ、それぞれの軸心を中心として互いに同じ位置に形成された複数の貫通孔にそれぞれ回転可能に挿通された1組の支持部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向するそれぞれの面の間に位置する端部同士を連結する折曲部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向する側とは反対側に位置する端部から前記2枚の回転体の軸線に対して垂直方向、且つ、水平同一方向に伸びる1組の取付部と、を有するクランク状の複数の連結部材と、
前記複数の連結部材の取付部における、前記支持部の端部側とは反対側の長さ方向端部に、質量体の重心位置が前記2枚の回転体の重心位置に対してこれら2枚の回転体の回転力が増す方向に偏るように、それぞれ設けられた前記質量体と、を備え、
前記2枚の回転体の一方は、前記2枚の回転体に形成された複数の貫通孔が互いに同じ高さ位置となるように、前記2枚の回転体の他方と連動して回転すると共に、他の回転装置の被回転体に回転を伝達するように設けられ、
前記一方の回転体の回転力が前記被回転体に伝達されることにより前記被回転体の回転力を促進するようにした
ことを特徴とするものである。
前記複数の質量体の重量を付加するように取り付けられた付加質量体を備えることを特徴とするものである。
厚さ方向が水平方向で、水平方向に伸びる軸線が互いに同一高さ位置で、互いの軸線が軸線方向に対して垂直方向にずれるように、厚さ方向に並んで配置され、それぞれの軸線を中心として回転可能に設けられた板状の2枚の回転体と、
前記2枚の回転体の半径外側方向に離れ、それぞれの軸心を中心として互いに同じ位置に形成された複数の貫通孔にそれぞれ回転可能に挿通された1組の支持部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向するそれぞれの面の間に位置する端部同士を連結する折曲部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向する側とは反対側に位置する端部から前記2枚の回転体の軸線に対して垂直方向、且つ、水平同一方向に伸びる1組の取付部と、を有するクランク状の複数の連結部材と、
前記複数の連結部材の取付部における、前記支持部の端部側とは反対側の長さ方向端部に、質量体の重心位置が前記2枚の回転体の重心位置に対してこれら2枚の回転体の回転力が増す方向に偏るように、それぞれ設けられた前記質量体と、を備え、
前記2枚の回転体の一方は、前記2枚の回転体に形成された複数の貫通孔が互いに同じ高さ位置となるように、前記2枚の回転体の他方と連動して回転すると共に、他の回転装置の被回転体に回転を伝達するように設けられ、
前記一方の回転体の回転力が前記被回転体に伝達されることにより前記被回転体の回転力を促進することにより、
構造が簡単であり、製作費の高額化を防止することができると共に、被回転体の回転に使用するエネルギーを少なくして、そのエネルギーの消費にかかる費用を低減させることができる。
そのため、支持台46に水平に固定された支持軸42に対して、回転体24,26が回転自在に支持されている。
このため、外側貫通孔24cに支持部48bが挿通され、外側貫通孔26cに支持部48dが挿通され、折曲部48cが支持部48b、48dの端部同士を結ぶように形成(図4,6参照)されている連結部材48は、外側貫通孔24c,26cと同一高さ位置に設けられている。
すなわち、質量体38は取付部48aの図2中上側端部に接合され、質量体40は取付部48eの図2中上側端部に接合されている。
また、連結部材47,49の図2中左右方向に対して外側の長さ部分が、支持ブッシュ52,53を介して重量リング43,44の嵌合孔43a,44a(図5参照)にそれぞれ挿通されている。
そして、回転体24の回転力は、連結部材48を介して連結された回転体26に伝達され、回転体26は回転体24に連動して同じ回転速度で回転する。
そして、サイクロイド歯車60が回転することにより、換気扇装置65のファン61(被回転体)を駆動する回転伝達軸67に回転力を伝達させることができる。
24,26 回転体
24a,26a 軸貫通孔
24c,26c 外側貫通孔
38,40 質量体
38a,40a 嵌合孔
38C,40C 回転中心
42 支持軸
42a,42c 支持部
42b 折曲部
43,44 重量リング
43a,44a 嵌合孔
46 支持台
46a 底板部
46b 立設部
46c 貫通孔
47,48,49 連結部材
48a,48e 取付部
48b,48d, 支持部
48c 折曲部
51 駆動装置
52,53,54,56,57,58 支持ブッシュ
60 サイクロイド歯車
60a 歯
61 ファン
65 換気扇装置
67 回転伝達軸
69 駆動モータ
70 回転駆動構造
F 押し付け力
P ピン
板状であり、その厚さ方向が水平方向に配置され、軸心からそれぞれ半径外側方向に同一距離離れて互いに円周方向に間隔をおいて離れた位置を中心とする複数の貫通孔が形成され、水平方向に伸びる軸線を中心として回転可能に設けられた第1回転体と、
板状であり、その厚さ方向が水平方向に配置され、水平方向に伸びる軸線が前記第1回転体の軸線と同じ高さ位置かつ前記第1回転体の軸線から軸線方向に対して垂直方向にずれるように、前記第1回転体と互いの厚さ方向に並んで配置され、軸心からそれぞれ半径外側方向に同一距離離れて互いに円周方向に間隔をおいて離れた位置を中心とする複数の貫通孔が形成され、前記軸線を中心として回転可能に設けられた第2回転体と、
長さ方向に対して直角に4回折れ曲がってクランク状に形成された複数の連結部材と、
前記複数の連結部材それぞれの一端部に一つずつ設けられた第1質量体と、
前記複数の連結部材それぞれの他端部に一つずつ設けられた第2質量体とを備え、
前記連結部材は、
前記第1回転体の貫通孔に回転可能に挿通された第1支持部と、
前記第2回転体の貫通孔に回転可能に挿通された第2支持部と、
前記第1支持部の前記第2回転体側に突出した端部と前記第2支持部の前記第1回転体側に突出した端部を連結する折曲部と、
前記第1支持部の前記第2回転体側とは反対側の端部から直角に折れ曲がり、前記第2回転体の軸線が前記第1回転体の軸線からずれた方向に伸びた第1取付部と、
前記第2支持部の前記第1回転体側とは反対側の端部から直角に折れ曲がり、前記第1取付部が伸びた方向と同じ方向に伸びた第2取付部とを有し、
前記第1取付部の前記第1支持部の端部側とは反対側の端部に前記第1質量体が固定され、
前記第2取付部の前記第2支持部の端部側とは反対側の端部に前記第2質量体が固定され、
前記第1回転体が駆動装置により回転すると、前記第2回転体は前記複数の連結部材を介して前記第1回転体の回転に連動して回転し、前記第2回転体の回転は他の回転装置の被回転体に伝達されることを特徴とするものである。
前記第1質量体のそれぞれが回転自在に取り付けられた環状の第1質量リングと、
前記第2質量体のそれぞれが回転自在に取り付けられた環状の第2質量リングと
を備えたことを特徴とするものである。
Claims (2)
- 厚さ方向が水平方向で、水平方向に伸びる軸線が互いに同一高さ位置で、互いの軸線が軸線方向に対して垂直方向にずれるように、厚さ方向に並んで配置され、それぞれの軸線を中心として回転可能に設けられた板状の2枚の回転体と、
前記2枚の回転体の半径外側方向に離れ、それぞれの軸心を中心として互いに同じ位置に形成された複数の貫通孔にそれぞれ回転可能に挿通された1組の支持部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向するそれぞれの面の間に位置する端部同士を連結する折曲部と、前記1組の支持部における前記2枚の回転体が対向する側とは反対側に位置する端部から前記2枚の回転体の軸線に対して垂直方向、且つ、水平同一方向に伸びる1組の取付部と、を有するクランク状の複数の連結部材と、
前記複数の連結部材の取付部における、前記支持部の端部側とは反対側の長さ方向端部に、質量体の重心位置が前記2枚の回転体の重心位置に対してこれら2枚の回転体の回転力が増す方向に偏るように、それぞれ設けられた前記質量体と、を備え、
前記2枚の回転体の一方は、前記2枚の回転体に形成された複数の貫通孔が互いに同じ高さ位置となるように、前記2枚の回転体の他方と連動して回転すると共に、他の回転装置の被回転体に回転を伝達するように設けられ、
前記一方の回転体の回転力が前記被回転体に伝達されることにより前記被回転体の回転力を促進するようにしたことを特徴とする回転促進装置。 - 前記複数の質量体の重量を付加するように取り付けられた付加質量体を備えることを特徴とする請求項1に記載の回転促進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013060971A JP5750470B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 回転伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014185694A true JP2014185694A (ja) | 2014-10-02 |
JP5750470B2 JP5750470B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013060971A Expired - Fee Related JP5750470B2 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 回転伝達装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5750470B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106801731A (zh) * | 2015-11-25 | 2017-06-06 | 徐夫子 | 电动引擎装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440948A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-31 | Fumio Nakayama | Method of obtaining power by descending pressure of heavy weight attached to driving wheel |
JPH0458068A (ja) * | 1990-06-27 | 1992-02-25 | Takashi Nosaka | 重力回転機関とその発電装置 |
-
2013
- 2013-03-22 JP JP2013060971A patent/JP5750470B2/ja not_active Expired - Fee Related
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