JP2014185530A - ブローバイガス還流構造 - Google Patents

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次雄 竹川
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良 寺田
Yoshiaki Maki
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Abstract

【課題】配管構造が簡単でありながらブローバイガスを吸気通路に良好に還流することのできるブローバイガス還流構造を提供する。
【解決手段】エンジン燃焼室から漏出するブローバイガスを吸気レゾネータ6内を介して吸気通路7側に還流するブローバイガス還流構造であって、吸気レゾネータ6のレゾネータ室S内に、導入管5から導入されたブローバイガスを吸気通路7側に誘導可能な誘導通路11を形成する誘導部材10aを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還流構造に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、エンジン燃焼室から漏出するブローバイガスを、ロッカーカバー内に設けたオイルセパレータから吸気レゾネータ内を介して、スロットルバルブ下流の吸気通路に還流するものがある。
この構造では、吸気レゾネータをブローバイガス還流通路として利用することにより、ブローバイガスを吸気通路に還流するために必要な外部配管が短く、配管構造も簡単なものとなっている。
実開昭63−73518号公報
しかるに、吸気レゾネータにおいては内部に充満された空気は殆ど入れ替わらないため、上記特許文献1に開示されている構造では、ブローバイガスが吸気レゾネータ内に拡散すると、ブローバイガスが吸気通路側に良好に還流されない場合が生ずるという問題点があった。
本発明は、配管構造が簡単でありながらブローバイガスを吸気通路に良好に還流することのできるブローバイガス還流構造の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、エンジン燃焼室から漏出するブローバイガスを吸気レゾネータ内を介して吸気通路に還流するブローバイガス還流構造であって、
前記吸気レゾネータ内に形成され、前記吸気レゾネータ内に導入されたブローバイガスを前記吸気通路側に誘導する誘導通路を備える
ことを要旨とする。
本発明のブローバイガス還流構造では、ブローバイガスが吸気レゾネータ内に入りにくく、吸気レゾネータ内でブローバイガスが拡散するのを抑制することができる。この結果、配管構造が簡単でありながらブローバイガスを吸気通路に良好に還流することができる。
また、本発明のブローバイガス還流構造において、前記吸気レゾネータ内には誘導部材を備えるとともにレゾネータ室が形成され、
前記誘導通路は、前記レゾネータ室の内壁と前記誘導部材との間に形成される空間であるものとすることもできる。
こうすれば、構造が簡易なものとなる。
また、本発明のブローバイガス還流構造において、前記誘導通路は、前記吸気レゾネータ内に形成される閉通路であるものとすることもできる。
こうすれば、より確実に吸気通路側にブローバイガスを誘導できるものとなる。
また、本発明のブローバイガス還流構造において、前記誘導部材は、前記吸気レゾネータ内に設けられた壁部であるものとすることもできる。
こうすれば、構造が簡易なものとなる。
また、本発明の誘導通路を備えたブローバイガス還流構造において、前記吸気レゾネータ室と前記吸気通路との間には接続通路が形成され、
前記誘導通路は、ブローバイガスが前記吸気レゾネータ内に導入される導入部から前記接続通路近傍に向かうに伴い通路断面積が拡大するよう形成されているものとすることもできる。
こうすれば、効果的に吸気通路側にブローバイガスを誘導できるものとなる。
また、誘導通路の通路断面積が拡大する構造のブローバイガス還流構造において、前記誘導通路は、型成形による型抜きに必要な抜き勾配により通路断面積が拡大するよう形成されているものとすることもできる。
こうすれば、より確実に吸気通路側にブローバイガスを誘導できるものとなる。
エンジンの斜視構成図である。 エンジンにおける吸気レゾネータ周辺の拡大斜視図である。 図2のX−X線断面図である。 図3のY−Y線断面図である。 図4のZ−Z線断面拡大図である。 別例を示す図4に対応させたY−Y線断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、エンジンの斜視図であり、エンジン1は、シリンダヘッド2上にロッカーカバー3が設けられており、このロッカーカバー3内には、エンジンの燃焼室から漏出するブローバイガス中のオイル成分を分離できる気液分離室が形成されている。
ロッカーカバー3内の気液分離室を通りオイルが分離されたブローバイガスは、ブローバイガス還流通路管4から導入管5を通り吸気レゾネータ6内に導入され、吸気レゾネータ6の下方のコレクター7内を通り、ブローバイガスが吸気通路を構成する吸気マニフォールド8内に還流されるように構成されている。
図2は、吸気レゾネータ6周辺の拡大斜視図であり、図3は、図2のX−X線断面図である。また図4は、図3のY−Y線断面図であり、更に図5は、図4のZ−Z線断面拡大図である。
吸気レゾネータ6は、吸気脈動を抑えて充填効率をアップするために設けられ、更には共鳴管として吸気音を消すために設けられているものであり、内部にはレゾネータ室Sが形成されており、レゾネータ室Sの内壁6aから外側へ突出してブローバイガスの導入部を構成する導入管5が形成されている。この導入管5には、前述したブローバイガス還流通路管4が接続されるものである。
図3に示すように、導入管5の噴出口5aから噴出されるブローバイガスが当る壁部10aが、吸気レゾネータ6の天井6bから下向きにレゾネータ室S内に形成されている。
図4に示すように、壁部10aの両側に、吸気レゾネータ6の内壁6a側へ向かって延びる壁部10bと壁部10cが形成され、壁部10a,壁部10b,壁部10cと吸気レゾネータ6の内壁6aで囲まれた誘導通路11が形成されている。即ち、レゾネータ室S内に閉通路である誘導通路11が噴出口5aから下向きに形成されている。
この誘導通路11の下方には、コレクター7から上方へ突出した接続通路7aが配置されている。即ち、コレクター7の突出した接続通路7a上に吸気レゾネータ6が設置されている。なお、コレクター7の下流側は、吸気通路を構成する吸気マニフォールド8に連通されている。
なお、壁部10a,10b,10cと内壁6aで囲まれた下向きの誘導通路11は、図5の断面拡大図で示すように、コレクター7の接続通路7aに向かって徐々に通路断面積が拡大するように形成されている。即ち、上方から下側に向かって徐々に誘導通路11の通路断面積が拡大するように、壁部10a,10b,10cの内面に、下方側へ拡径状に傾斜する抜き勾配P,P,Pが形成されている。
この抜き勾配P,P,Pは吸気レゾネータ6を型成形する際の型抜きに必要な抜き勾配でもあり、成形と同時にこのような下向きに拡径する抜き勾配Pが形成されるものである。
このようなブローバイガスの還流構造では、エンジン燃焼室から漏出するブローバイガスは、ロッカーカバー3内に設けられている気液分離室を通過してオイル成分が分離されて、ブローバイガス還流通路管4を通り、導入管5の噴出口5aから吸気レゾネータ6内に噴出されるが、噴出されたブローバイガスは誘導部材である壁部10a,10b,10cに当り、誘導通路11を通り下向きに誘導されて、コレクター7の接続通路7aに流れ込み、コレクター7から吸気通路を構成する吸気マニフォールド8に良好に還流されるものである。
このように吸気レゾネータ6内に壁部10a,10b,10cを設けて誘導通路11を形成させたものであるため、ブローバイガスは良好にコレクター7側へ誘導されてゆき、レゾネータ室S内にはブローバイガスが入りにくくなり、これにより、ブローバイガスがレゾネータ室S内に拡散するのを良好に抑制することができるものとなる。
また、ブローバイガスが、誘導部材である壁部10a,10b,10cに当ることにより、ブローバイガス中のオイル成分を液化させて気液分離することができ、液化させたオイルを下方のコレクター7内に落とし込むことができるものとなる。
また、抜き勾配Pが形成されて誘導通路11は下向きに徐々に通路断面積が拡大しているため、ブローバイガスの流れが阻害されることがなく、コレクター7側に効果的にブローバイガスを誘導することができ、確実にブローバイガスを吸気マニフォールド8に還流することができるものとなる。
次に、図6で示すものは別例であり、図4に対応したY−Y線断面を示すものである。
図6では、誘導部材である壁部10aは図4のものとほぼ同様なものであるが、左右側の壁部10b,10cは、吸気レゾネータ6の内壁6aまで延びておらず、内壁6aとの間に隙間が形成されており、また、壁部10b,10cは、導入管5の噴出口5a側に向かって通路断面積が拡大するように傾斜状に形成されており、導入管5の噴出口5aから吸気レゾネータ6内に噴出されるブローバイガスを壁部10aと壁部10b,10cで確実に受け止めて、この壁部10a,10b,10c内に形成される誘導通路11を通して確実にブローバイガスをコレクター7側へ誘導できるように構成されている。
図6では、誘導通路11は閉通路ではないが、導入管5から吸気レゾネータ6内に噴出されるブローバイガスを受け止めて下方のコレクター7側へ良好に誘導することができ、ブローバイガスを吸気マニフォールド8に良好に還流させることができるものとなる。
このような構造においても、レゾネータ室S内にはブローバイガスが入りにくくなり、レゾネータ室S内でブローバイガスが拡散するのを抑制できるものとなる。
更には、壁部10a,10b,10cにブローバイガスが当る時に、ブローバイガス中のオイル成分を液化させて、下方のコレクター7内にオイル成分を落とし込むことができるものとなる。
1 エンジン
2 シリンダヘッド
3 ロッカーカバー
4 ブローバイガス還流通路管
5 導入管(導入部)
5a 噴出口
6 吸気レゾネータ
6a 内壁
6b 天井
7 コレクター
7a 接続通路
8 吸気マニフォールド
10a,10b,10c 壁部(誘導部材)
11 誘導通路
S レゾネータ室
P 抜き勾配

Claims (6)

  1. エンジン燃焼室から漏出するブローバイガスを吸気レゾネータ内を介して吸気通路に還流するブローバイガス還流構造であって、
    前記吸気レゾネータ内に形成され、前記吸気レゾネータ内に導入されたブローバイガスを前記吸気通路側に誘導する誘導通路を備える
    ことを特徴とするブローバイガス還流構造。
  2. 前記吸気レゾネータ内には誘導部材を備えるとともにレゾネータ室が形成され、
    前記誘導通路は、前記レゾネータ室の内壁と前記誘導部材との間に形成される空間である
    請求項1に記載のブローバイガス還流構造。
  3. 前記誘導通路は、前記吸気レゾネータ内に形成される閉通路である
    請求項1または請求項2に記載のブローバイガス還流構造。
  4. 前記誘導部材は、前記吸気レゾネータ内に設けられた壁部である
    請求項2または請求項3に記載のブローバイガス還流構造。
  5. 前記吸気レゾネータ室と前記吸気通路との間には接続通路が形成され、
    前記誘導通路は、ブローバイガスが前記吸気レゾネータ内に導入される導入部から前記接続通路近傍に向かうに伴い通路断面積が拡大するよう形成されている
    請求項2ないし請求項4いずれかに記載のブローバイガス還流構造。
  6. 前記誘導通路は、型成形による型抜きに必要な抜き勾配により通路断面積が拡大するよう形成されている
    請求項5に記載のブローバイガス還流構造。
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