JP2014185007A - プロフィル付きベルト及びベルト搬送装置 - Google Patents

プロフィル付きベルト及びベルト搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プロフィルが損傷した場合に、ベルトを取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に補修、交換することが可能なプロフィル付きベルト及びベルト搬送装置を提供する。
【解決手段】ベルト本体2の背面21にプロフィル4を有するプロフィル付きベルト1において、プロフィル4は、ベルト本体21の背面に突設されたプロフィルベース41と、プロフィルベース41を被覆するように着脱可能に装着されるプロフィルカバー42とに分割されていると共に、プロフィルカバー42に熱収縮チューブ43が被覆され、該熱収縮チューブ43が収縮することによって、プロフィルカバー42がプロフィルベース41に対して固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はプロフィル付きベルト及びベルト搬送装置に関し、詳しくは、使用時にプロフィルが脱落することなく、プロフィルの固定状態を維持することができると共に、プロフィルが損傷した場合には、ベルトをプーリーから取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に交換することが可能なプロフィル付きベルト及びこれを有するベルト搬送装置に関する。
板状物や棒状物等の搬送物品を搬送する搬送装置として、ベルト本体の背面にプロフィルが設けられたプロフィル付きベルトをプーリー間に架け渡したベルト搬送装置が知られている。このベルト搬送装置は、プーリーを回転させることによってプロフィル付きベルトを回転駆動させ、このプロフィル付きベルト上に載置された搬送物品を搬送する。
プロフィルは、アタッチメント、突起等とも呼ばれ、ベルト本体の背面から突出する突起状に設けられている。プロフィル付きベルトは、その上に載置される搬送物品をプロフィルによって仕切ったり、搬送物品をプロフィルによって押したりしながら搬送する。
従来、このプロフィルを、ベルト本体の背面に突設される板状支持部と、この板状支持部に対して射出成形されることによって着脱不能に固定される突起部材とによって構成したプロフィル付きベルトが知られている(特許文献1、2)。
ところで、このようなプロフィルは、使用時に搬送物品と繰り返し接触することにより、長期使用によって傷付いたり、欠損したりするおそれがある。プロフィルが損傷したベルトを使用し続けると、搬送物品の搬送状態が乱れる等のトラブルを引き起こすおそれがあり、最悪の場合、ラインをストップさせてしまう問題があることから、損傷したプロフィルは早期に補修、交換される必要がある。
しかし、特許文献1、2記載のように、突起部材を板状支持部に対して着脱不能に固定することによって構成されたプロフィルでは、プロフィルのみを交換することはできないため、ベルト毎交換せざるを得ず、補修費用が高くなる問題がある。
このため、従来、突起部材にウレタン樹脂等の弾性材料を使用し、この突起部材を板状支持部に対して弾性的に凹凸係合させて取り付けることによって、突起部材が着脱可能となるように構成したプロフィル付きベルトが提案されている(特許文献3)。
特開2001−106318号公報 特開2002−87566号公報 特開2005−145568号公報
特許文献3記載の技術によれば、プロフィルが損傷等した場合、ベルト全体をプーリーから取り外す必要なく、専ら突起部材のみを取り外して現場で交換することができ、また、搬送物品と直に接触する突起部材が弾性材であることから、搬送物品と衝突して負荷が掛かった場合でも、突起部材が弾性変形することによって、突起部材及び搬送物品の双方に大きなダメージを受け難くすることができると考えられる。
しかしながら、プロフィルを構成する突起部材は、板状支持部に対して弾性的に凹凸係合するだけで取り付けられるようにしているため、長期使用によって突起部材の弾性が低下することによって弾性的な係合状態が緩くなり、突起部材が使用中に不意に脱落してしまうおそれがあるという問題があった。
また、突起部材に使用されるウレタン樹脂等の弾性材は、一般にグリップ力(摩擦力)が大きいため、搬送物品と接触した際、滑りが悪くて引っ掛かりが生じたり、擦れが生じたりすることによって、突起部材の損傷を早めてしまうという問題もある。
このような搬送物品との引っ掛かりや擦れの発生に対処するべく、突起部材を比較的硬質な低摩擦係数を有する材質で形成すると、板状支持部との弾性的な係合を行うことが不可又は困難となり、仮に係合できたとしても、搬送物品との接触による負荷を弾性的に吸収することができないために、負荷の大きさによっては、突起部材と板状支持部との係合状態が解除され易くなり、この場合も使用中に突起部材が不意に脱落してしまう問題がある。
そこで、本発明は、使用時にプロフィルが脱落することなく、長期に亘ってプロフィルの固定状態を維持することができると共に、プロフィルが損傷した場合には、ベルトをプーリーから取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に交換することが可能なプロフィル付きベルトを提供することを課題とする。
また、本発明は、使用時にプロフィル付きベルトからプロフィルが脱落することなく、長期に亘ってプロフィルの固定状態を維持することができると共に、プロフィルが損傷した場合には、ベルトをプーリーから取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に交換することが可能なプロフィル付きベルトを有するベルト搬送装置を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.ベルト本体の背面にプロフィルを有するプロフィル付きベルトにおいて、
前記プロフィルは、前記ベルト本体の背面に突設されたプロフィルベースと、前記プロフィルベースを被覆するように着脱可能に装着されるプロフィルカバーとに分割されていると共に、前記プロフィルカバーに熱収縮チューブが被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーが前記プロフィルベースに対して固定されていることを特徴とするプロフィル付きベルト。
2.前記熱収縮チューブは、PFA、PTFE、FEP、ETFEの中から選ばれるフッ素樹脂からなることを特徴とする前記1記載のプロフィル付きベルト。
3.前記熱収縮チューブの内面に、前記プロフィルカバーに対する密着性を向上させるための表面処理が施されていることを特徴とする前記1又は2記載のプロフィル付きベルト。
4.前記プロフィルカバーは、前記プロフィルベースに対して側方のみから凹凸係合するように構成された係合溝を有し、該係合溝に前記プロフィルベースを側方からスライドさせて係合させることにより、該プロフィルベースに対して上方への移動が不可となるように装着されており、
前記熱収縮チューブは、前記プロフィルベースに装着された前記プロフィルカバーの側面全周に亘って被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーを前記プロフィルベースに対して側方への移動が不可となるように固定していることを特徴とする前記1、2又は3記載のプロフィル付きベルト。
5.前記プロフィルベースに前記プロフィルカバーが装着された状態で、前記プロフィルカバーの側面から前記プロフィルベースに亘って凹設された凹部を有し、
前記凹部を被覆するように、前記プロフィルカバーの側面全周に亘って前記熱収縮チューブが被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーが前記プロフィルベースに対して上方及び側方への移動が不可となるように固定されていることを特徴とする前記1、2又は3記載のプロフィル付きベルト。
6.前記プロフィルベースは、前記ベルト本体の背面に融着されていることを特徴とする前記1〜5のいずれかに記載のプロフィル付きベルト。
7.前記1〜6のいずれかに記載のプロフィル付きベルトをプーリーに架け渡してなることを特徴とするベルト搬送装置。
本発明によれば、使用時にプロフィルが脱落することなく、長期に亘ってプロフィルの固定状態を維持することができると共に、プロフィルが損傷した場合には、ベルトをプーリーから取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に交換することが可能なプロフィル付きベルトを提供することができる。
また、本発明によれば、使用時にプロフィル付きベルトからプロフィルが脱落することなく、長期に亘ってプロフィルの固定状態を維持することができると共に、プロフィルが損傷した場合には、ベルトをプーリーから取り外す必要なく、現場でプロフィルのみを容易に交換することが可能なプロフィル付きベルトを有するベルト搬送装置を提供することができる。
(a)は本発明に係るプロフィル付きベルトの第1の実施形態を示す正面図、(b)はその側面図 図1に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルベースにプロフィルカバーを装着する様子を説明する分解斜視図 図1に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルカバーに熱収縮チューブを被覆する様子を説明する分解斜視図 (a)は本発明に係るプロフィル付きベルトの第2の実施形態を示す正面図、(b)はその側面図 図4に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルベースにプロフィルカバーを装着する様子を説明する分解斜視図 図4に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルカバーに熱収縮チューブを被覆する様子を説明する分解斜視図 (a)は本発明に係るプロフィル付きベルトの第3の実施形態を示す正面図、(b)はその側面図 本発明に係るプロフィル付きベルトを用いたベルト搬送装置の一例を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図3は、本発明に係るプロフィル付きベルトの第1の実施形態を示している。図1(a)はプロフィル付きベルトの正面図、(b)はその側面図、図2は、図1に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルベースにプロフィルカバーを装着する様子を説明する分解斜視図、図3は、図1に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルカバーに熱収縮チューブを被覆する様子を説明する分解斜視図である。
このプロフィル付きベルト1Aは、ベルト長さ方向(図1(b)における左右方向)に亘って帯状に延びる所定幅のベルト本体2と、ベルト本体2の一方の面に突設された複数の歯部3とを有する歯付きベルトによって構成されている。
ベルト本体2及び歯部3は、この種のベルトに一般に使用される弾性材を用いて形成することができる。この弾性材としてはウレタン樹脂を好ましく使用することができる。
歯部3は、ベルト長さ方向に沿って等間隔で配置され、ベルト本体2と一体に形成されている。
ベルト本体2内には、複数本の心線22が埋設されている。各心線22は、ベルト長さ方向に沿って延び、互いに平行で等間隔となるように並列している。各心線22は、一般に撚線からなり、スチールやステンレス等の金属線の他、アラミド繊維、ガラス繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維等の化学繊維を使用することができる。
ベルト本体2の歯部3が突設された面とは反対側の面である背面21には、複数のプロフィル4が、ベルト長さ方向に亘って等間隔となる所定ピッチで突設されている。各プロフィル4は、ベルト本体2の背面21から板状の小突起として突設されるプロフィルベース41と、このプロフィルベース41に対して被覆するように着脱可能に装着されるプロフィルカバー42との2つの部品に分割されている。
プロフィルベース41は、ベルト幅方向がベルト本体2の幅よりもやや幅狭状で、ベルト長さ方向に薄い板状に形成されており、ベルト長さ方向に配置される両側面には、それぞれベルト幅方向に沿って一直線状に延びる凹溝411が形成されている。
プロフィルベース41の突設部位は、図1(b)に示すように、ベルト本体2の歯部3の突設部位に対応する背面21側の部位に位置している。この位置にプロフィルベース41を突設すれば、歯部3、3間のベルト本体2の屈曲性にほとんど影響を与えることがない。このため、このプロフィル付きベルト1がベルト搬送装置のプーリーに巻き付けられた際の巻き付き性の低下を防ぐことができる。
このようなベルト本体2のプーリーへの巻き付き性の低下を更に抑えるため、図1(b)に示すように、プロフィルベース41がベルト本体2の背面21と接している下端のベルト長さ方向に沿う厚みW1が、歯部3のベルト長さ方向に沿う幅W2以下の領域に納まるようにプロフィルベース41を突設することがより好ましい。
プロフィルベース41は一般に合成樹脂によって形成されるが、その材質は、ベルト本体2と同材質であってもよいし、異材質であってもよい。プロフィルベース41の突設部位でベルト本体2の剛性が部分的に高くなってしまうことを避け、更にプロフィル4が搬送物品と衝突した時に弾性変形してダメージを少なくする目的では、ベルト本体2の硬度以下の硬度を有する材質の合成樹脂を使用することが好ましい。その硬度の一例を挙げれば、ショア硬度A55〜92のものを使用することができる。本実施形態では、プロフィルベース41の材質として、ベルト本体2と同様にウレタン樹脂を用いるようにした。
プロフィルベース41をベルト本体2と同材質とする場合、プロフィルベース41は、ベルト本体2の成形時に、その背面21に一体に成形するようにしてもよいし、ベルト本体2と別体に形成したプロフィルベース41を、ベルト本体2の成形後に、その背面21に接合するようにしてもよい。後者の場合、ベルト本体2及び歯部3の成形を、既存の成形型をそのまま使用して行うことができる。
プロフィルベース41をベルト本体2と異材質とする場合は、ベルト本体2と別体に形成したプロフィルベース41を、ベルト本体2の成形後に、その背面21に接合する方法が採られる。
ベルト本体2と別体に形成されたプロフィルベース41をベルト本体2の背面21に接合する方法は、接着剤を用いた接合、融着による接合等が挙げられるが、特に融着によって行うことが好ましい。融着は、一般に熱融着や高周波融着を採用することができる。
なお、高周波融着を行う場合、ベルト本体2に埋設される心線22には、高周波の印加時に心線22の周囲の樹脂まで溶けてしまうことを防ぐため、金属線や炭素繊維線以外の非導体の材質の心線を使用することが好ましい。
プロフィルカバー42は、プロフィルベース41のベルト長さ方向に配置される両側面から上面にかけて、プロフィルベース41を被覆することができる大きさ及び形状に形成されている。
このプロフィルカバー42には、図2に示すように、ベルト幅方向に亘って、プロフィルベース41の側面形状と合致する形状に形成された係合溝421が形成されている。この係合溝421は、プロフィルカバー42の両側面と下面に開放しており、図3に示すように、プロフィルベース41にプロフィルカバー42が装着された状態で、この係合溝421が開放している両側面にプロフィルベース41の側面を露出させている。この係合溝421の内面には、プロフィルベース41の凹溝411と凹凸係合する2つの凸条部422が、ベルト幅方向に沿い、且つ、互いに対向するように突設されている。
これによりプロフィルカバー42は、プロフィルベース41に対して側方のみから、係合溝421の凸条部422がプロフィルベース41の凹溝411と凹凸係合し、その凹凸係合状態で、プロフィルベース41に対して挟み付けて被覆するように装着されている。プロフィルカバー42は、係合溝421の凸条部422が、ベルト幅方向に沿って形成されたプロフィルベース41の凹溝411と凹凸係合しているため、ベルト本体2の背面21に対して垂直方向である上方への移動が不可とされ、装着された状態で上方に抜け出すことはない。
プロフィルカバー42の材質は、プロフィルベース41やベルト本体2と同材質とすることができる。また、プロフィルベース41とは別部品であることを利用して、異材質とすることもできる。
プロフィルカバー42が搬送物品と衝突した時のダメージを少なくする目的では、柔軟で弾性を有するプロフィルカバー42となるように、プロフィルカバー42の硬度がプロフィルベース41の硬度以下となるような低硬度の合成樹脂を使用することが好ましい。例えば本実施形態の場合、プロフィルベース41の硬度以下となる低硬度のウレタン樹脂を使用することができる。
また、プロフィルカバー42の耐久性や搬送物品と接触した際の滑り性を向上させる目的では、滑りが良く硬質なプロフィルカバー42となるように、プロフィルカバー42の硬度がプロフィルベース41の硬度よりも高くなるものを使用することが好ましい。例えばウレタン樹脂を用いる場合、ショア硬度A70〜98の範囲でプロフィルベース41の硬度よりも高い硬度を有するものを使用することができる。
プロフィルカバー42の材質をプロフィルベース41と異材質とする場合、ロックウェル硬度R50〜130のプラスチックを用いることによって、プロフィルカバー42の耐久性や搬送物品と接触した際の滑り性を向上させることもできる。このようなプラスチックとしては、例えばアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ABS樹脂等が挙げられる。
プロフィルカバー42には、プロフィルベース41に装着された状態で、その側面全周に亘って環状の熱収縮チューブ43が被覆されている。
熱収縮チューブ43は、所定温度の熱が掛けられて収縮することによって、プロフィルカバー42の両側面の係合溝421から露出するプロフィルベース41の露出部位を含むプロフィルカバー42の側面全周を締め付けるように密着している。プロフィルカバー42は、この収縮状態で密着した熱収縮チューブ43によって、プロフィルベース41に対して側方への移動が阻止されている。従って、プロフィルカバー42は、上述したように係合溝421による凹凸係合によって上方への移動が不可とされていることと相俟って、プロフィルベース41に対して上方及び側方への移動が不可とされて固定された状態とされている。
また、熱収縮チューブ43はプラスチックフィルム又はプラスチックシートによってチューブ状に形成されたものであるため、カッター等の適宜の切断工具によって容易に切除することができる。これにより、プロフィルカバー42のプロフィルベース41に対する固定状態を簡単に解除することができる。従って、プロフィルカバー42は、この熱収縮チューブ43によってプロフィルベース41に対して着脱可能に固定されたものとなる。
なお、プロフィルカバー42は、この熱収縮チューブ43によってプロフィルベース41に対して固定されるが、プロフィルカバー42の下面は、ベルト本体2の背面21に対して固定されていない。このため、プロフィルカバー42がベルト本体2の屈曲動作に影響を与えるおそれはない。
プロフィルカバー41の下面は、ベルト本体2の背面21に接していてもよいし、図1に示すように、背面21から離間していてもよい。背面21から離間していると、プロフィルカバー42を側方からスライドさせてプロフィルベース41に装着する際、背面21と摺擦することによる抵抗がなくなるため、それだけ装着が容易となる。また、プロフィルベース41やプロフィルカバー42の高さ方向の成形誤差があっても、プロフィルカバー42の下面と背面21との間の離間距離によって吸収することもできる。
以上のようにプロフィルカバー42に更に熱収縮チューブ43が被覆されているため、プロフィルカバー43の材質と熱収縮チューブ43の材質を適宜選択することができ、それぞれの材質の選択の自由度が高いという利点がある。
すなわち、この熱収縮チューブ43は、搬送物品の搬送時に搬送物品と直に接触するため、搬送物品の引っ掛かりや擦れの発生を低減させたい場合には、この熱収縮チューブ43として摩擦係数が小さいものを使用することができる。これにより、搬送物品の引っ掛かりや擦れに起因するプロフィル4の損傷や搬送物品の位置ずれ等の発生を防止することができる。
また、このように熱収縮チューブ43に摩擦係数が小さいものを使用することによって搬送物品の引っ掛かりや擦れの発生を防止できながらも、プロフィルベース41やプロフィルカバー42に低硬度の材質を使用して、プロフィル付きベルト1Aのプーリーに対する巻き付き性を向上させたり、搬送物品がプロフィル4に衝突した際に弾性変形して衝撃を緩和させたりすることも可能となる。これにより、引っ掛かりや擦れの低減と、巻き付き性向上や衝撃緩和との相反する課題を同時に解決することができる。
熱収縮チューブ43の摩擦係数の値としては、動摩擦係数(JIS K7125準拠)の値で、0.40以下、好ましくは0.30以下、より好ましくは0.20以下、特に好ましくは0.15以下とすることである。
このような摩擦係数が小さい熱収縮チューブ43の材質としては、フッ素樹脂が好ましい。フッ素樹脂としては、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)の中から選ばれるフッ素樹脂を使用することが好ましい。これらは摩擦係数が低く、また、市販品の熱収縮チューブとして容易に入手可能である。
熱収縮チューブ43の内面には、収縮した際にプロフィルカバー42に対する密着性を向上させるための表面処理が施されていることが好ましい。表面処理により、熱収縮チューブ43の内面が粗面とされる。これにより、収縮した熱収縮チューブ43をプロフィルカバー42に対して強固に密着させることができ、収縮後の熱収縮チューブ43のずれの発生を抑制することができる。このような表面処理は、熱収縮チューブ43としてフッ素樹脂を使用する場合に特に好適である。
表面処理は適宜公知の処理を採用することができる。例えば、金属ナトリウム処理、プラズマ処理等が挙げられる。
熱収縮チューブ43の厚みは、耐久性及び作業性を考慮して、30μm〜500μmとすることが好ましい。
熱収縮チューブ43には、搬送物品の種類に応じて適宜の機能を持たせることもできる。例えば、このプロフィル付きベルト1Aを静電気の発生を嫌う半導体製造用途に使用する場合、静電気防止特性(帯電防止特性)を有するものを使用することによって、半導体製造用途に適したプロフィル付きベルト1Aを簡単に構成することができる。
次に、このプロフィル付きベルト1Aにプロフィル4を構成する方法について、図2、図3を用いて説明する。
予めベルト本体2の背面21に突設されたプロフィルベース41に対し、係合溝421の凸条部422がプロフィルベース41の凹溝411と合致するように、プロフィルカバー42をプロフィルベース41の側方(ベルト幅方向)からスライドさせて係合させる(図2)。
次いで、プロフィルベース41に装着されたプロフィルカバー42の上方から、収縮前の熱収縮チューブ43を、プロフィルカバー42の側面全周に亘って取り囲むように被覆させる(図3)。
その後、ドライヤーを用いて熱収縮チューブ43に所定温度の熱風を吹きかけて収縮させると、熱収縮チューブ43は、係合溝421から露出するプロフィルベース41の露出部位を含むプロフィルカバー42の側面全周を締め付けるように密着する。この熱収縮チューブ43の収縮により、プロフィルカバー42はプロフィルベース41に対して固定された状態とされる。
そして、使用時において、プロフィルカバー42に対して上方に向けた力が作用しても、係合溝421の凸条部422がプロフィルベース41の凹溝411と凹凸係合し、上方への移動が阻止されているため、プロフィルベース41から抜け外れてしまうことはない。また、プロフィルカバー42に対して側方に向けた力が作用しても、収縮した熱収縮チューブ43によって側方への移動が阻止されているため、抜け外れてしまうことはない。
従って、プロフィルカバー42は、プロフィルベース41に対して長期に亘って固定された状態を維持することができ、使用時に不意に脱落してしまうようなことはない。
以上のようにしてベルト本体2の背面21にプロフィル4を構成する一連の作業は、プロフィルベース41に対して側方からプロフィルカバー42をスライドさせて係合、装着し、熱収縮チューブ43を被覆してこれを収縮させるだけで済む。このため、補修、交換が必要なプロフィルカバー42のみに対して個別に現場で補修、交換作業を行うことができる。
また、搬送物品と直に接触する部位を専ら熱収縮チューブ43とすることができるため、損傷等による補修、交換作業は、ほとんどの場合、熱収縮チューブ43のみの補修、交換で済む。この作業は、カッター等を用いて熱収縮チューブ43を切除し、新たな熱収縮チューブ43を被覆して収縮させるだけで完了するため、極めて容易に行うことができる。
しかも、プロフィルカバー42自体が損傷等しても、同様にカッター等を用いて熱収縮チューブ43を切除し、プロフィルカバー42を側方にスライドさせてプロフィルベース41から離脱させた後、そのプロフィルベース41に新たなプロフィルカバー42を上記同様にして装着し、熱収縮チューブ43を密着させるだけでよいため、プロフィルカバー42の交換作業も極めて容易に行うことができる。
これらの補修、交換のための作業は、プロフィル付きベルト1Aをプーリーに巻き掛けた状態のまま行うことができるため、プロフィル付きベルト1A全体をプーリーから取り外す必要は全くない。
(第2の実施形態)
図4〜図6は、本発明に係るプロフィル付きベルトの第2の実施形態を示している。図4(a)はプロフィル付きベルトの正面図、(b)はその側面図、図5は、図4に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルベースにプロフィルカバーを装着する様子を説明する分解斜視図、図6は、図4に示すプロフィル付きベルトにおいてプロフィルカバーに熱収縮チューブを被覆する様子を説明する分解斜視図である。図1〜図3と同一符号の部位は同一構成の部位であるため、それらの詳細な説明は省略する。
この実施形態におけるプロフィル付きベルト1Bは、プロフィルカバー42がプロフィルベース41に対して上方からも着脱可能に装着させることができるように構成されたものである。
このプロフィルベース41は、ベルト幅方向に配置される両側面に、それぞれプロフィルベース41の厚み方向全体に亘る凹部412が凹設されている。従って、プロフィルベース41をベルト長さ方向から見た場合、この凹部412の部位において部分的に幅狭となっている。これによってプロフィルベース41には、凹部412の上部と下部にそれぞれ段部412a、412bが連設されている。
一方、このプロフィルベース41に装着されるプロフィルカバー42は、図5に示すように、ベルト幅方向に亘って、プロフィルベース41の側面形状と合致する形状に形成された係合溝421が形成されている。この係合溝421は、凸部422を有していないこと以外は図2に示されるプロフィルカバー42の係合溝421と同様のものである。
プロフィルカバー42のベルト幅方向に配置される両側面には、それぞれプロフィルカバー42の厚み方向全体に亘り、プロフィルベース41の凹部412と同一形状で形成された凹部423が凹設されている。従って、プロフィルカバー42をベルト長さ方向から見た場合、プロフィルベース41と同様に、この凹部423の部位において部分的に幅狭となっている。これによってプロフィルカバー42には、凹部423の上部と下部にそれぞれ段部423a、423bが連設されている。
このプロフィルカバー42の凹部423は、プロフィルベース41に装着された時、プロフィルベース41の凹部412の位置及び形状と合致するように形成されている。このため、プロフィル4は、プロフィルベース41にプロフィルカバー42が装着された状態で、プロフィルベース41の凹部412とプロフィルカバー42の凹部423とが合致することによって、図4、図6に示すように、プロフィルカバー42の両側面からプロフィルベース41に亘って凹設された形態となる凹部4aを有している。
熱収縮チューブ43は、この凹部4aを被覆して収縮している。すなわち、熱収縮チューブ43は、プロフィルカバー42の側面の係合溝421から露出するプロフィルベース41の露出部位を含む側面全周を取り囲み、且つ、プロフィルベース41の凹部412内とプロフィルカバー42の凹部423内とに亘って巻き付くように被覆して収縮している。
次に、このプロフィル付きベルト1Bにおいてプロフィル4を構成する方法について、図5、図6を用いて説明する。
予めベルト本体2の背面21に突設されたプロフィルベース41の上方から、係合溝421内にプロフィルベース41を挟み込むようにプロフィルカバー42を被せて装着する(図5)。
このとき、プロフィルベース41の各凹部412とプロフィルカバー42の各凹部423とは合致した状態とされ、これによってプロフィル4の両側面に凹部4a、4aがそれぞれ形成される。
次いで、プロフィルベース41に装着されたプロフィルカバー42の上方から、収縮前の熱収縮チューブ43を、プロフィルカバー42の側面全周に亘って取り囲むように被せ、凹部4a、4aを熱収縮チューブ43で被覆するようにする(図6)。
その後、ドライヤーを用いて熱収縮チューブ43に所定温度の熱風を吹きかけ、熱収縮チューブ43を収縮させると、熱収縮チューブ43は、係合溝421から露出するプロフィルベース41の露出部位を含むプロフィルカバー42の側面全周に対して締め付けるように密着する。収縮した熱収縮チューブ43は、プロフィル4の凹部4a、4a内に納まってプロフィルベース41とプロフィルカバー42の両者を共に締め付けるので、プロフィルカバー42はプロフィルベース41に対して固定した状態とされる。
そして、使用時において、プロフィルカバー42に対して上方に向けた力が作用した場合、プロフィルカバー42の凹部423の下部の段部423bが、収縮状態の熱収縮チューブ43を上方に持ち上げようとするが、熱収縮チューブ43はプロフィルベース41の凹部412の上部の段部412aに衝突して引っ掛かり、これによって上方への移動が阻止されるため、プロフィルベース41から抜け外れてしまうことはない。また、プロフィルカバー42に対して側方に向けた力が作用しても、収縮した熱収縮チューブ43によって側方への移動が阻止されるため、抜け外れてしまうことはない。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果が得られる。しかも、プロフィルカバー42は、プロフィルベース41に対して上方からも装着できるため、このプロファイル付きベルト1Bは、ベルト本体2の側方に作業スペースを確保できないような環境下で使用される場合に好適である。
(第3の実施形態)
図7は本発明に係るプロフィル付きベルトの第3の実施形態を示しており、(a)は正面図、(b)はその側面図である。図1〜図3と同一符号の部位は同一構成の部位であるため、それらの詳細な説明は省略する。
このプロフィル付きベルト1Cには、ベルト本体2の背面21に被覆材5が設けられている。この被覆材5は、搬送物品がベルト本体2の背面21に載置された際に、ベルト本体2の背面21を保護し、また、搬送物品との摩擦を低減するために、プロフィルベース41が突設されている部位を除いて設けられている。
被覆材5の摩擦係数は、動摩擦係数(JIS K7125準拠)の値で、0.40以下、好ましくは0.30以下、より好ましくは0.20以下、特に好ましくは0.15以下とすることである。
このような被覆材5としては、PFA、PTFE、FEP、ETFE、6ナイロン、66ナイロンのいずれかによって形成されたシート又は布を用いることができる。
被覆材5は、ベルト本体2の成形後に背面21に対して設けるようにしてもよいし、ベルト本体2の成形時に一体成形するようにしてもよい。
プロフィルベース41をベルト本体2とは別体に形成した後、ベルト本体2の背面21に融着等によって設ける場合は、まず、ベルト本体2の背面21に被覆材5を形成した後、プロフィルベース41を突設させる部位のみを、適宜の機械工具を用いて後加工によって取り除くことで背面21を露出させ、その後、プロフィルベース41を設ければよい。
被覆材5には、熱収縮チューブ43と同様に、搬送物品の種類に応じて適宜の機能を持たせることもできる。例えば、このプロフィル付きベルト1Cを静電気の発生を嫌う半導体製造用途に使用する場合、搬送物品を載置することにより直接接触する被覆材5として静電気防止特性(帯電防止特性)を有するものを使用することによって、半導体製造用途に適した被覆材5付きのプロフィル付きベルト1Cを簡単に構成することができる。
ここではプロフィル4が第1の実施形態で示した構造のものを例示しているが、第2の実施形態で示したプロフィル4を使用したものであってもよいことはもちろんである。
(ベルト搬送装置)
以上説明した各実施形態のプロフィル付きベルト1A、1B、1Cは、図8に示すように、プーリー101、101間に亘って架け渡されることによってベルト搬送装置100を構成する。ここではプーリー101、101間に架け渡されたプロフィル付きベルト1A、1B、1Cを2組使用し、これらを所定の間隔をおいて並列させて同方向に向けて同期駆動することによって板状長尺物200を搬送するようにしている。
各板状搬送物200は、各プロフィル付きベルト1A、1B、1C上に固定されているプロフィル4、4間に仕切られるように載置され、このプロフィル4によって押されながら搬送される。
そして、長期使用等によってプロフィル4に損傷等が生じて補修、交換が必要となった場合、プロフィル付きベルト1A、1B、1Cをプーリー101、101から取り外すことなく、対象となるプロフィル4のみに対して、上述したように現場で容易に交換作業を行うことができる。
(その他の実施形態)
以上の説明したプロフィル付きベルト1A、1B、1Cは、歯部3を有する歯付きベルトを例示したが、歯部3は必ずしも設けられていなくてもよい。
また、一つのプロフィル付きベルト1A、1B、1Cに突設されるプロフィル4の数は1つ以上あればよく、目的に応じて適宜設定することができる。
更に、図1〜図3に示されるプロフィルベース41に形成された凹溝411は、プロフィルベース41におけるベルト長さ方向に配置される両側面に形成されるものに限らず、少なくとも一方の側面のみに形成されていてもよい。この場合、プロフィルカバー42の凸部422も、凹溝411に合わせて係合溝421内に一つだけ形成すればよい。
図1〜図3に示されるプロフィルベース41には凹溝411を設けるようにしたが、この凹溝411を設けることに代えて凸条部を設けるようにしてもよく、また、凹溝411と凸条部とを並設するようにしてもよい。この場合、プロフィルカバー42の係合溝421内には、凸条部422に代えて、又は加えて、プロフィルベース41の凸条部に対応するように凹溝を設けるようにすればよい。また、凸条部は、図示したようにベルト幅方向に延びるように形成するものに限らず、突起状に形成された単なる凸部であってもよい。
また、図4〜図6に示されるプロフィル4の凹部4aも、ベルト幅方向に配置される両側面に形成されるものに限らず、プロフィルカバー42の上方への移動に伴い熱収縮チューブ43の上方への移動を、プロフィルベース41に形成される段部で阻止し得るように、プロフィル4の少なくとも一側面に形成されていればよい。
1A、1B、1C:プロフィル付きベルト
2:ベルト本体
21:背面
22:心線
3:歯部
4:プロフィル
4a:凹部
41:プロフィルベース
411:凹溝
412:凹部
412a、412b:段部
42:プロフィルカバー
421:係合溝
422:凸条部
423:凹部
423a、423b:段部
43:熱収縮チューブ
5:被覆材
100:ベルト搬送装置
101:プーリー
200:板状長尺物

Claims (7)

  1. ベルト本体の背面にプロフィルを有するプロフィル付きベルトにおいて、
    前記プロフィルは、前記ベルト本体の背面に突設されたプロフィルベースと、前記プロフィルベースを被覆するように着脱可能に装着されるプロフィルカバーとに分割されていると共に、前記プロフィルカバーに熱収縮チューブが被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーが前記プロフィルベースに対して固定されていることを特徴とするプロフィル付きベルト。
  2. 前記熱収縮チューブは、PFA、PTFE、FEP、ETFEの中から選ばれるフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1記載のプロフィル付きベルト。
  3. 前記熱収縮チューブの内面に、前記プロフィルカバーに対する密着性を向上させるための表面処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載のプロフィル付きベルト。
  4. 前記プロフィルカバーは、前記プロフィルベースに対して側方のみから凹凸係合するように構成された係合溝を有し、該係合溝に前記プロフィルベースを側方からスライドさせて係合させることにより、該プロフィルベースに対して上方への移動が不可となるように装着されており、
    前記熱収縮チューブは、前記プロフィルベースに装着された前記プロフィルカバーの側面全周に亘って被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーを前記プロフィルベースに対して側方への移動が不可となるように固定していることを特徴とする請求項1、2又は3記載のプロフィル付きベルト。
  5. 前記プロフィルベースに前記プロフィルカバーが装着された状態で、前記プロフィルカバーの側面から前記プロフィルベースに亘って凹設された凹部を有し、
    前記凹部を被覆するように、前記プロフィルカバーの側面全周に亘って前記熱収縮チューブが被覆され、該熱収縮チューブが収縮することによって、前記プロフィルカバーが前記プロフィルベースに対して上方及び側方への移動が不可となるように固定されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のプロフィル付きベルト。
  6. 前記プロフィルベースは、前記ベルト本体の背面に融着されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプロフィル付きベルト。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のプロフィル付きベルトをプーリーに架け渡してなることを特徴とするベルト搬送装置。
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