JP2014184866A - ウインドスロッブ低減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でウインド開口部が開放させた際に発生するウインドスロッブが低減し得る車体側部構造を提供する。
【解決手段】ウインドガラス28によって開閉するウインド開口部26とパーティションガラス29によって閉止されるパーティション開口部27とを分離隔てるパーティションサッシュ30の車内側に、パーティションサッシュ30に重畳する収納位置とパーティションサッシュ30から車室内方向に突出する作動位置との間で移動可能に配置されたフラップ41を設ける。パーティションサッシュ30及びフラップ41の広範囲に走行風が当接して渦流の圧力が減少し、ウインド開口部26の開放時に発生するウインドスロッブが低減される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウインドガラスの昇降により開閉されるウインド開口部の開放時に発生するウインドスロッブを低減するウインドスロッブ低減装置に関する。
一般に自動車の車体側部には、フロントサイドドア及びリヤサイドドアが設けられる。リヤサイドドアは、例えば特許文献1に開示されるようにドア本体の上方に設けたウインドフレームによって囲まれた開口部を、パーティションサッシュによって車体前後に仕切り、前側のリヤウインド開口部と後側のパーティション開口部が形成される。前側のリヤウインド開口部は昇降するウインドガラスによって開閉され、後側のパーティション開口部は固定窓ガラスであるパーティションガラスによって閉止される。
このような車両において、リヤウインド開口部を開放した状態で、所定速度の範囲で走行すると、リヤウインド開口部の後方において走行風が車幅方向に振動し、この空気の振動を加振源としてウインドスロッブが発生する。即ち、走行によりリヤウインド開口部の前端側で発生した剥離渦が後方に移動し、リヤウインド開口部の後端に配置されたパーティションサッシュに衝突して発生する圧力変動による周波数成分がサイドウインド開口部の前端側にフィードバックし、再び同一周波数の剥離渦を発生させる。このフィードバックによる特定周波数の圧力変動に起因するキャビティートーンが車室内の共鳴周波数と連成することにより、音圧レベルが急増してウインドスロッブが発生する。
このウインドスロッブを低減する装置の一例として特許文献2がある。このウインドスロッブ低減装置は、ウインドガラスの昇降により開閉するリヤウインド開口部の車両前端側でかつウインドガラスの車内側に上下方向に延在する軸線回りに回動可能なディフレクタを設け、リヤウインド開口部が開いた際にディフレクタを車外側に変位させることで、リヤウインド開口部に沿って車体後方に流れる空気流をディフレクタにより車室外側に偏向させて、パーティションサッシュに当たる空気流の低減を図る。
また、特許文献3のウインドスロッブ低減装置は、Bピラーの内部にブロアとダクトとを備える送風装置を配設し、ブロアから送出された風を車室内から車室外へ吹き出させることで、リヤウインド開口部の開放時にリヤウインド開口部の外側に沿って流れる気流が偏向され、リヤウインド開口部の後端となるパーティションサッシュに当たる風量を低減させる。
特開2002−160527号公報 特開2008−195107号公報 特開2008−174128号公報
上記特許文献2のウインドスロッブ低減装置では、リヤウインド開口部の前端側に回転可能なディフレクタを設け、リヤウインド開口部が開いた際にディフレクタを車外側に変位させてリヤウインド開口部に沿って車体後方に流れる空気流を車室外方に偏向させることから、大きなディフレクタを要すると共に構成が複雑になり、コストの増大が懸念される。また、ディフレクタを車外側に突出させた際に走行風による風切り音の発生が懸念される。
特許文献3のウインドスロッブ低減装置では、Bピラーの内部にブロア及びダクトを備えた送風装置を配置し、リヤウインド開口部の開放時にブロアからの送風をリヤウインド開口部から外方に吹き出させることから、構造及び制御が複雑になると共にコストの増大が懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、簡単な構成でウインド開口部を開放させた際に発生するウインドスロッブを低減するウインドスロッブ低減装置を提供することにある。
前記目的を達成する請求項1に記載のウインドスロッブ低減装置は、昇降するウインドガラスによって開閉するウインド開口部の後方に配置されて前記ウインド開口部とパーティションガラスによって閉止されるパーティション開口部とを分離隔てるパーティションサッシュの車室内側に、前記パーティションサッシュに重畳する収納位置と前記パーティションサッシュから車室内方向に突出する作動位置との間で移動可能に配置されたフラップと、前記ウインド開口部が予め設定された所定開度以上に開放された際に前記フラップを作動位置に移動するフラップ駆動機構とを備えたことを特徴する。
これによると、ウインド開口部が所定開度以上で開放された際にフラップが作動位置に移動し、車体側部に沿って流れる走行風が、後方に移動してウインド開口部の後方において車幅方向に振動してパーティションサッシュ及びフラップの広範囲に衝突する。ここで、パーティションサッシュ及びフラップの広範囲に衝突して渦流の圧力が減衰され、渦流の圧力変動による周波数が車室内空間の共鳴周波数から離れる。これにより、ウインド開口部の開放時に発生するウインドスロッブが低減される。また、ウインド開口部が閉じていてウインドスロッブが発生しない場合には、フラップが収納位置に保持されて車室内空間が確保される。フラップがパーティションサッシュの車室内側に配置されることから、車体外観に影響することなく、かつ風切り音等の発生も防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1のウインドスロッブ装置において、前記パーティションサッシュの延在方向となる上下方向に延在する軸線まわりに前記収納位置と作動位置との間で回動することを特徴とする。
これによると、フラップを上下方に延在する軸回りに回動する簡単な構成でフラップが収納位置と作動位置に移動できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のウインドスロッブ装置において、前記フラップは、前記パーティションサッシュの延在方向に延在する長形であることを特徴とする。
これによると、フラップをパーティションサッシュの延在方向に延在する長形とすることで、フラップの幅の増大を抑制してフラップの風受面積が確保でき、作動位置における車室内に突出するフラップの突出量が低減できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3にいずれか1項に記載のウインドスロッブ装において、更に、予め設定された所定走行速度以上で前記フラップを作動位置に移動せしめることを特徴とする。
これによると、車速が所定速度より低速で走行して、発生するウインドスロッブが乗員にとって気にならないレベルの場合には、フラップが収納位置に保持されて車室内空間は確保される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4にいずれか1項に記載のウインドスロッブ装置において、更に、当該ウインド開口部を除く他のウインド開口部が予め設定された所定開度以上に開放された際に、前記フラップが収納位置に保持されることを特徴とする。
これによると、当該ウインド開口部を除く他のウインド開口部が所定開度以上に開放されて車室の気密性が低下して、発生するウインドスロッブが乗員にとって気にならないレベルの場合には、フラップは収納位置に保持されて車室内空間は確保される。
本発明によると、ウインド開口部が所定開度以上に開放された際に、フラップが作動位置に移動し、車体側部に沿って流れたた走行風が、後方に移動してウインド開口部の後方においてパーティションサッシュ及びフラップの広範囲に衝突する。ここで、パーティションサッシュ及びフラップの広範囲に衝突して渦流が減衰して圧力が減少してウインド開口部の開放時に発生するウインドスロッブが低減される。また、ウインド開口部が閉じていてウインドスロッブが発生しない場合には、フラップが収納位置に保持されて車室内空間は確保される。
実施の形態に係るウインドスロッブ低減装置を備える自動車の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 ウインドスロッブ低減装置の制御系の概略を示すブロック図である。 ウインドスロッブ低減装置の制御方法を説明するフローチャートである。
以下、図1乃至図4を参照してウインドスロッブ低減装置の一実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態におけるウインドスロッブ低減装置を備える自動車の平面図、図2はウインドスロッブ低減装置の概要を示す図1のA−A線断面図、図3はウインドスロッブ低減装置の制御系の概略を示すブロック図、図4はウインドスロッブ低減装置の制御方法を説明するフローチャートである。なお、図1及び図2における矢印Fは車体前方方向を示す。
図1に示すように車体本体1の左右側面には、車室下部に沿って前後方向に延在する図示しないサイドシルと、車室上部に沿って前後方向に延在するサイドレール2と、上下方向に延在してサイドシルの前端とサイドレール2の前端とを連結するAピラー3と、上下方向に延在してサイドシルの後端とサイドレール2の後端を連結するCピラー4とを有している。これら、Aピラー3とCピラー4との間において上下方向に延在してサイドシルとサイドレール2とを連結するBピラー5を備える。
このAピラー3とBピラー5との間及びBピラー5とCピラー4との間に車体側部に開口するフロントサイドドア開口部及びリヤサイドドア開口部が形成され、フロントサイドドア開口部及びリヤサイドドア開口部を開閉するフロントサイドドア10及びリヤサイドドア20を有する。
フロントサイドドア10は、Aピラー3に上下2個のヒンジによって前部が揺動自在に支持されるドア本体11と、ドア本体11の前部上端からAピラー3に沿って上方に延在するフロントウインドフレーム前部及びドア本体11の後部上端からBピラー5に沿って上方に延在するフロントウインドフレーム後部を有する略コ字状に折曲形成されるフロントウインドフレーム12を有し、フロントウインドフレーム12によってフロントウインド開口部15が形成される。ドア本体11内に設けられたウインドレギュレータによって昇降するウインドガラス16によってフロントウインド開口部15を開閉する。
リヤサイドドア20は、Bピラー5に上下2個のヒンジによって前部が揺動自在に支持されるドア本体21を有する。ドア本体21の前部上端からBピラー5に沿って上方に延在するリヤウインドフレーム前部23及びドア本体11の後部上端からCピラー4に沿って前方に傾斜して上方に延在するリヤウインドフレーム後部24を有する略コ字状のリヤウインドフレーム22が設けられる。このリヤウインドフレーム22によって形成される開口部を、パーティションサッシュ30によって車体前後に仕切り、前側の開口部となるリヤサイドフレーム前部23とパーティションサッシュ30との間のリヤウインド開口部26及びパーティションサッシュ30とリヤウインドフレーム後部24によって形成される後側の開口部となるパーティション開口部27とに区画する。
リヤウインド開口部26は、ドア本体21内に収容されてウインドレギュレータによりウインドガラス28の昇降により開閉される。一方、パーティション開口部27は固定窓ガラスであるパーティションガラス29によって閉止される。
また、図2に示すように、リヤウインドフレーム前部23には、ウインドガラス28の前端部とリヤウインドフレーム前部23との間を摺動可能にシールする断面コ字状のガラスラン25が嵌着される。また、パーティションサッシュ30の前面部31には、ウインドガラス28の後端部とパーティションサッシュ30との間を摺動可能にシールする断面コ字状のガラスラン35が嵌着される。
また、図2に示すようにBピラー5は、車室外側に配置される断面ハット状のピラーアウタパネル5Aと車室内側に配置されるピラーインナパネル5Bと、ピラーアウタパネル5Aとピラーインナパネル5Bとの間に挟持状態で配置される断面ハット状のピラーリンホース5Cとによって閉断面構造に形成され、Bピラー5の車室内側に樹脂製のピラートリム6が配置される。
Bピラー5の前端フランジ及び後端フランジには、Bピラー5とフロントウインドフレーム12との間及びリヤウインドフレーム前部23との間をシールするウエザーストリップ7a、7bが弾性的に嵌着される。
なお、フロントウインドフレーム後部には、ウエザーストリップ8がBピラー5の外側に面して装着されており、Bピラー5とフロントウインドフレーム後部との間を弾性的にシールするウエザーストリップ8によってシールされる。また、リヤウインドフレーム前部23にはウエザーストリップ9がBピラー5の外面に面して装着されており、Bピラー5とリヤウインドフレーム前部23との間がウエザーストリップ9によってシールされる。
次に、ウインドスロッブ低減装置40について説明する。なお、ウインドスロッブ装置40は、車両の左右に配置されるが、構成は左右共通であるため、右側を例に説明する。
図2に示すように、ウインドスロッブ低減装置40は、リヤウインド開口部26の後端側でかつウインドガラス28より車室内側となるパーティションサッシュ30の車内側面32に回動可能に配設されるフラップ41を有する。フラップ41は、パーティションサッシュ30の延在方向となる上下方向を長手方向とする長形の矩形状に形成される。
フラップ41は、パーティションサッシュ30に沿って上下方向に延在する軸線aを有する図示しないシャフトを介してパーティションサッシュ30の車内側面32に基端42が支持される。フラップ41は、先端43が車幅方向内側となり車室内方向に突出する図2に示す作動位置と、パーティションサッシュ30の車内側面32に重畳する図2に仮想線で示す収納位置との間で軸線aの回りに回動する。
このフラップ41は、図2に示す作動位置において風受面となる側面44がパーティションサッシュ30の前面31の車内側端部に連続して車体前方方向に対面する。ここで、フラップ41がパーティションサッシュ30の延在方向に延在する長形とすることで、フラップ41の基端42から先端43までの幅の増大を抑制してもフラップ41の風圧面積が確保でき、作動位置における車室内に突出するフラップ41の突出量の低減ができる。
また、ウインドスロッブ低減装置40は、図3にブロック図を示すように電動モータ等のアクチュエータ45、このアクチュエータ45とフラップ41との間に介在してフラップ41を収納位置と作動位置に駆動するフラップ駆動機構46、車速を検出する車速センサ47、左右のフロントウインド開口部15の開度を検出するフロントウインド開度センサ48a、48b、右側のリヤサイドドア20のリヤウインド開口部26の開度を検出するリヤウインド開度センサ49a、左側のリヤサイドドア20のリヤウインド開口部24の開度を検出するリヤウインド開度センサ49b、アクチュエータ45を制御する制御装置50を備える。
車速センサ47、フロントウインド開度センサ48a、48b、リヤウインド開度センサ49a、49bは、検出信号を制御装置50へ出力し、制御装置50は、受信した検出信号に応じてアクチュエータ45を制御する。
以下、制御装置50によるフラップ41の制御について図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両1に搭載されたエンジンの始動後、処理ルーチンが開始され、ステップS1へ移行する。ステップS1では、車速センサ47から出力された検出信号に基づいて、車速が予め設定された所定速度(例えば、60km/h)以上であるか否かが判定される。ステップS1で肯定判定(YES)された場合にはステップS2に移行する。
ステップS2では、リヤウインド開度センサ49aから出力された検出信号に基づいて、右側のリヤウインド開口部26が予め設定された所定開度以上(例えば、70%以上)開いているか否かが判定される。ステップS2で肯定判定(YES)された場合にはステップS3に移行する。
ステップS3では、フロントウインド開度センサ48a、48b及びリヤウインド開度センサ49bから出力された検出信号に基づき、左右のフロントウインド開口部15及び左側のリヤウインド開口部26、即ち右側のリヤウインド開口部26以外のウインド開口部が所定開度以上(例えば、10%以上)開いているか否かが判定される。ステップS3で否定判定(NO)された場合はステップS4に移行する。ステップS4では、アクチュエータ45が駆動されてフラップ41が収納位置から作動位置へ回動する。
一方、ステップS1で否定判定(NO)された場合、ステップS2で否定判定(NO)された場合、及びステップS3で肯定判定(YES)された場合の少なくとも1つでも該当するときにはステップS5においてフラップ41は収納位置に保持される。
なお、ステップS1における設定される所定速度、ステップS2における設定される所定開度、ステップS3における設定された所定開度等は、予め、実験やシミュレーション等の結果に基づいて設定することが好ましい。
以上のように構成されたウインドスロッブ低減装置40の作用及び効果について説明する。
左右のフロントサイドドア10のウインドガラス16が上昇してフロントウインド開口部15が全閉で、かつ左右のリヤサイドドア20のウインドガラス28が上昇してリヤウインド開口部26が全閉状態で走行する際には、走行風が閉じられたフロントサイドドア10もウインドガラス16及びリヤサイドドア20のウインドガラス28の外面に沿って円滑に流れる。
一方、所定速度で走行中に、片側、例えば右のリヤサイドドア20のウインドガラス28が下降してリヤウインド開口部26が所定開度以上開放されときには、フラップ41が収納位置から図2に示す作動位置に回動し、フラップ41の風受面となる側面44がドアパーティションサッシュ30の前面31に連続して車体前方方向に対面するように車室内側に突出する。
このため、フロントサイドドア10のウインドガラス16に沿って流れた走行風が、開放されたリヤサイドウインド開口部26の前端に位置するBピラー5付近において剥離渦流となり、渦流が後方に移動してリヤウインド開口部26の後方において車幅方向に振動してパーティションサッシュ30及びフラップ41の広範囲に衝突する。ここで、パーティションサッシュ30及びフラップ41を含む広範囲に衝突して渦流の圧力が減衰され、渦流の圧力変動による周波数が車室内空間の共鳴周波数から離れる。これにより、リヤウインド開口部26の開放時に発生するウインドスロッブが低減される。
また、フロントウインド開口部15やリヤウインド開口部26が所定以上開放されて車室の気密性が低下している場合、或いは車速が所定速度以下で、発生するウインドスロッブが乗員にとって気にならないレベルの場合や、リヤウインド開口部25が閉じていてウインドスロッブが発生しない場合には、フラップ41は収納位置に保持されて車室内空間は確保される。
また、フラップ41は、走行風の圧力を減少させるに十分な大きさでよく、比較的コンパクトに形成できると共に、フラップ41がパーティションサッシュ30の車室内側に配置されることから、車体外観に影響することなく、かつ風切り音等の発生も防止できる。
なお、上記実施の形態ではリヤサイドドア20のパーティション30にフラップ41を設けた場合を例に説明したが、他のウインド開口部に配置されるパーティションサッシュにフラップを設けることもできる。
1 車体本体
3 Aピラー
4 Cピラー
5 Bピラー
10 フロントサイドドア
11 ドア本体
12 フロントウインドフレーム
15 フロントウインド開口部
16 ウインドガラス
20 リヤサイドドア
21 ドア本体
22 リヤウインドフレーム
26 リヤウインド開口部
27 パーティション開口部
28 ウインドガラス
29 パーティションガラス(固定ガラス)
30 パーティションサッシュ
40 ウインドスロッブ低減装置
41 フラップ
44 側面(風受面)
45 アクチュエータ
46 フラップ駆動機構
47 車速センサ
48a、48b フロントウインド開度センサ
49a、49b リヤウインド開度センサ
50 制御装置

Claims (5)

  1. 昇降するウインドガラスによって開閉するウインド開口部の後方に配置されて前記ウインド開口部とパーティションガラスによって閉止されるパーティション開口部とを分離隔てるパーティションサッシュの車室内側に、前記パーティションサッシュに重畳する収納位置と前記パーティションサッシュから車室内方向に突出する作動位置との間で移動可能に配置されたフラップと、
    前記ウインド開口部が予め設定された所定開度以上に開放された際に前記フラップを作動位置に移動するフラップ駆動機構とを備えたことを特徴するウインドスロップ装置。
  2. 前記フラップは、前記パーティションサッシュの延在方向となる上下方向に延在する軸線まわりに前記収納位置と作動位置との間で回動することを特徴とする請求項1に記載のウインドスロッブ装置。
  3. 前記フラップは、前記パーティションサッシュの延在方向に延在する長形であることを特徴とする請求項1または2に記載のウインドスロッブ装置。
  4. 更に、予め設定された所定走行速度以上で前記フラップを作動位置に移動せしめることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のウインドスロッブ装置。
  5. 更に、当該ウインド開口部を除く他のウインド開口部が予め設定された所定開度以上に開放された際に、前記フラップが収納位置に保持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のウインドスロップ装置。
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