JP2014182581A - 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者情報管理装置は、店舗に設置されたATM1のカード挿入口5に設けられたカメラ6でカード画像を取得し、カード画像を取得した場合に、店舗に設置されたカメラ4で利用者を追跡して、利用者の行動履歴を特定し、カード画像と行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する。利用者情報管理装置は、利用者が再びATM1を利用した場合、カード画像を検索して、検索されたカード画像に関連付けて記憶された行動履歴に基づき、提供するクーポン等を決定する。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、ATMで得られた情報に応じて、店舗で利用できるクーポン(割引情報)等を発行して、利用者に店舗商品の購入等を促すことについて記載されている。
この発明は、店舗に設置されたATMの利用者のその後の店舗における行動履歴を管理可能とし、次回来店時以降のその利用者に対するサービス向上を図ることを目的とする。
店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得部と、
前記カード画像取得部がカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得部と、
前記利用者画像取得部が取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定部と、
前記カード画像取得部が取得したカード画像と、前記行動履歴特定部が特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶部と
を備えることを特徴とする。
前記カード画像取得部がカード画像を取得したカードに印字された文字である印字文字を特定する文字特定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記文字特定部が特定した印字文字を、前記カード画像と前記行動履歴とに関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記カード画像取得部が取得したカード画像を、前記行動履歴記憶部が記憶したカード画像から検索するカード画像検索部と、
前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する提供情報検索部と、
前記提供情報検索部が検索した提供情報を前記ATMに設置された出力装置から出力する提供情報出力部と
を備えることを特徴とする。
ことを特徴とする。
前記提供情報検索部は、前記カードの発行元の支店に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
ことを特徴とする。
前記行動履歴記憶部は、前記割引情報が利用された場合には、前記カード画像と、利用された割引情報とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記印字文字に基づき、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像が示すカードの利用者と、前記カード画像取得部が取得したカード画像が示すカードの利用者とが、同一の利用者であるか否かを判定する利用者判定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記利用者判定部が同一の利用者であると判定した場合には、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像と、前記カード画像取得部が取得したカード画像とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記行動履歴記憶部は、前記決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で読み取られたカードのカード画像を、前記ATMのカード挿入口に設けられた画像取得装置で読み取られたカードのカード画像と関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係るコンビニエンスストア等の店舗内を示す図である。
店舗内には、ATM1、商品が陳列された複数の陳列棚2、レジ3、複数のカメラ4(画像取得装置)等が設置されている。また、ATM1のカード挿入口5には、挿入されたカードの表面の画像(以下、カード画像)を取得するカメラ6が設置され、ATM1の付近には利用者へクーポン等を提供する提供装置7(出力装置)が設置されている。
ATM1を利用する場合には、利用者は、出入口8から店舗内へ入り、まずATM1を利用してから、購入したい商品が陳列されている陳列棚2で商品を取り、レジ3で精算して、出入口8から店外へ出るのが一般的である。しかし、ATM1を利用するだけで、商品を購入せず店外へ出る場合もある。いずれにしても、ATM1を利用する場合には、利用者は店内へ入ると、まずATM1を利用するのが一般的である。
なお、ATM1を利用しない場合には、購入したい商品が陳列されている陳列棚2で商品を取り、レジ3で精算して、出入口8から店外へ出る。
実施の形態1に係る利用者情報管理装置10は、店舗内に設置されたATM1を利用者が利用する場合、ATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像をカメラ6により取得する。また、この際、利用者情報管理装置10は、ATM1の利用者の顔画像(利用者画像)をATM1の付近に設置されたカメラ4によって取得する。
ATM1の利用後、利用者情報管理装置10は、利用者画像に基づき他のカメラ4によって利用者を追跡し、その利用者の行動履歴を取得する。ここでの行動履歴には、例えば、利用者が辿った経路や、利用者が所定時間以上前にいた陳列棚2の識別情報等が含まれる。その後、利用者がレジ3で精算を行った場合に、利用者情報管理装置10は、購入された商品を行動履歴として取得する。利用者情報管理装置10は、カード画像と、利用者画像と、行動履歴とを関連付けて記憶する。
そして、利用者が再び来店し、ATM1で同じカードを利用した場合、利用者情報管理装置10は、利用されたカードのカード画像と関連付けられて記憶された行動履歴に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
利用者の過去の行動履歴に基づき選定されたクーポンを提供するため、利用者がクーポンを利用する可能性が高い。その結果、ATM1の利用者が店舗の商品を購入する可能性を高くすることができる。
利用者情報管理装置10は、レジ3、カメラ4、カメラ6、提供装置7とネットワークを介して接続されている。
利用者情報管理装置10は、カード画像取得部11、利用者画像取得部12、行動履歴特定部13、行動履歴記憶部14、カード画像検索部15、提供情報記憶部16、提供情報検索部17、提供情報出力部18を備える。
なお、カード画像取得部11は、銀行名、支店番号、口座番号、口座名義人の名称等が印字されたカードの表面の画像だけでなく、口座名義人のサイン等が記載されたカードの裏面の画像もカード画像として取得してもよい。つまり、カード画像取得部11は、カードの表裏の両面の画像をカード画像として取得してもよい。
また、行動履歴特定部13は、利用者がレジ3で精算を行った場合に、購入された商品を利用者の行動履歴として特定する。なお、行動履歴特定部13は、購入された商品の情報をレジ3から取得する。
図3は、行動履歴記憶部14が記憶する情報の例を示す図である。図3では、カード画像毎に、利用者画像と、行動履歴とが記憶されている。
図4は、提供情報記憶部16が記憶する情報の例を示す図である。図4では、行動履歴が示す利用者の嗜好区分毎に、提供情報としてクーポンが記憶されている。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S11)。
すると、カード画像検索部15は、S11で取得されたカード画像を、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像から検索する(S12)。S12でカード画像が検索されたか否かを判定する(S13)。カード画像が検索された場合(S13でYES)、処理をS14へ進め、カードが検索されない場合(S13でNO)、処理をS16へ進める。
その結果、次回来店時以降に、その利用者が同じカードを使用した場合に、その利用者に対して適切なクーポンを提供する等、サービス向上を図ることができる。また、適切なクーポンを提供するため、利用者がクーポンを利用する可能性が高い。その結果、ATM1の利用者が店舗の商品を購入する可能性を高くすることができる。
例えば、ATM1が設置された店舗がある商店街で利用できるクーポン等を利用者に提供した場合、商店街のどの店舗でクーポンが利用されたかを行動履歴として管理してもよい。
通常、カードには、情報が暗号化された状態で記憶されており、ATM1で読み取られた情報は復号され利用される。ATM1で読み取られた情報は銀行の情報であるため、復号された情報を店舗が取得することは難しい。しかし、暗号化されたままの状態であれば、店舗側がその情報の内容を知ることはできないため、取得が許可される可能性もある。
なお、暗号化されたままの情報をそのまま識別情報とするのではなく、その情報のハッシュ値を識別情報としてもよい。
提供情報検索部17は、店舗内の陳列棚2とその間の通路とをメッシュ化し、どの陳列棚2にどの商品があるかをデータベース化しておき、利用者が通ったメッシュや、利用者が長くいたメッシュから、利用者がどの商品に興味があるかを特定し、利用者の嗜好を特定できる。そして、提供情報検索部17は、利用者の嗜好に合ったクーポン等を検索することができる。
あるいは、行動履歴記憶部14は、頻繁に来店する利用者の情報を素早く検索できるようにするため、所定の期間来店が確認されない利用者のデータについては、別テーブル等へ移動させてもよい。そして、カード画像検索部15が検索する際、通常使用しているテーブルでカード画像が検索されない場合にのみ、別テーブル等を検索するようにしてもよい。
一方、カード画像検索部15は、取得したカード画像が記憶したカード画像から検索されなかった場合、利用者が新規の顧客であるとして、レジ3へ通知してもよい。これにより、レジ3で対応する店員が、例えば店舗の会員へ勧誘する等の適切なサービスを行うことが可能である。
実施の形態2では、同一の利用者がATM1で複数のカードを利用する場合について説明する。
実施の形態2では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
利用者は複数のカードを有しており、今回来店した際に使用するカードが以前来店した際に使用したカードと異なる場合がある。この場合、実施の形態1で説明した方法では、今回来店した際に取得したカード画像から、以前来店した際に取得したカード画像を特定できず、以前来店した際に記憶した行動履歴を用いたサービスを利用者に提供できない。
そして、利用者情報管理装置10は、利用者が再び来店し、ATM1で異なるカードを利用した場合、読み取った印字文字に含まれる口座名義人の文字列を、以前に読み取ったカード文字情報に含まれる口座名義人の文字列から検索する。そして、検索されたカード文字情報と関連付けられて記憶された行動履歴に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
これにより、今回来店した際に使用するカードが以前来店した際に使用したカードと異なる場合であっても、以前来店した際に記憶した行動履歴を用いたサービスを利用者に提供できる。
図6に示す利用者情報管理装置10は、図2に示す利用者情報管理装置10が備える機能に加え、文字特定部19、利用者判定部20を備える。
なお、行動履歴記憶部14は、文字特定部19が特定した印字文字を、カード画像等と関連付けて記憶する。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S21)。文字特定部19は、S21でカード画像が取得されたカードに印字された印字文字を読み取る(S22)。
すると、カード画像検索部15は、S21で取得されたカード画像を、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像から検索する(S23)。S23でカード画像が検索されたか否かを判定する(S24)。カードが検索されない場合(S24でNO)、処理をS25へ進め、カード画像が検索された場合(S24でYES)、処理をS27へ進める。
実施の形態3では、使用されたカードに応じたサービス提供について説明する。より具体的には、実施の形態3では、使用されたカードに印字された銀行名、支店名に応じたサービス提供について説明する。
実施の形態3では、実施の形態2と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態2で説明した通り、カード画像の取得時に、カードの表面に印字された印字文字を読み取る。印字文字には、銀行名、支店名、口座名義人等の情報が含まれている。
実施の形態3に係る利用者情報管理装置10は、ATM1でカードを利用した場合、読み取った印字文字に含まれる銀行名、支店名の文字列を特定し、そのカードの発行元の支店を特定する。そして、特定した支店に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。例えば、遠い支店のカードであれば、旅行者等であることが考えられるため、旅行者に合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
これにより、適切なサービスを利用者に提供できる。
但し、提供情報記憶部16は、行動履歴及び銀行の支店毎に、クーポン等の提供情報を記憶する記憶装置である。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S41)。文字特定部19は、S41でカード画像が取得されたカードに印字された印字文字を読み取る(S42)。そして、文字特定部19は、印字文字のうち、銀行名と支店名とから、そのカードの発行元の支店を特定する(S43)。
特に、出張先、旅行先では、現金が必要となり、ATM1を利用する可能性も高い。そして、出張先、旅行先では、通常とは異なる商品が必要となる場合も多く、多少割高でも購入する場合も多い。そのため、支店に基づき適切なクーポン等を提供することにより、売上を向上させることも可能となる。
利用者毎に、時間帯、季節、日付毎に、購入する商品の傾向を分析して、適切な提供情報を検索するようにしてもよい。
実施の形態4では、レジ3でのデビットカードの利用について説明する。
実施の形態4では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図9に示す店舗内には、レジ3の付近にデビットカードを読み取るためのカード読取装置9が設置されており、カード読取装置9の付近に、カード読取装置9にかざされたデビットカードの表面のカード画像を読み取るカメラ6が設置されている。
実施の形態4に係る利用者情報管理装置10は、利用者がレジ3で精算を行う際、デビットカードを使用した場合、カード読取装置9の付近に設置されたカメラ6により、デビットカードのカード画像を取得する。そして、利用者情報管理装置10は、ATM1で取得したカード画像と、利用者画像と、行動履歴とともに、レジ3で取得したデビットカードのカード画像を関連付けて記憶する。
ATM1で利用されたカードと、レジ3で利用されたデビットカードとが異なるカードである場合もある。この場合、後に、デビットカードをATM1で利用する場合に、適切なクーポン等の提供が可能となる。
S68までの処理は、図5に示すS18までの処理と同じである。
行動履歴記憶部14は、S61で取得されたカード画像と、S66で取得された利用者画像と、S67やS68で特定された利用者の行動履歴と、S69で取得されたカード画像とを関連付けて記憶する(S70)。
図11に示すように、利用者情報管理装置10は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920(固定ディスク装置)の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。磁気ディスク装置920は、所定の固定ディスクインタフェースを介して接続される。
ファイル群924には、上記の説明において「行動履歴記憶部14」、「提供情報記憶部16」等に記憶される情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「データベース」の各項目として記憶される。「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組合せ、さらには、ファームウェアとの組合せで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
Claims (9)
- 店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得部と、
前記カード画像取得部がカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得部と、
前記利用者画像取得部が取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定部と、
前記カード画像取得部が取得したカード画像と、前記行動履歴特定部が特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶部と
を備えることを特徴とする利用者情報管理装置。 - 前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記カード画像取得部がカード画像を取得したカードに印字された文字である印字文字を特定する文字特定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記文字特定部が特定した印字文字を、前記カード画像と前記行動履歴とに関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の利用者情報管理装置。 - 前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記カード画像取得部が取得したカード画像を、前記行動履歴記憶部が記憶したカード画像から検索するカード画像検索部と、
前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する提供情報検索部と、
前記提供情報検索部が検索した提供情報を前記ATMに設置された出力装置から出力する提供情報出力部と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の利用者情報管理装置。 - 前記提供情報検索部は、前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴と印字文字とに基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
ことを特徴とする請求項3に記載の利用者情報管理装置。 - 前記文字特定部は、前記印字文字から前記カードの発行元の支店を特定し、
前記提供情報検索部は、前記カードの発行元の支店に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
ことを特徴とする請求項4に記載の利用者情報管理装置。 - 前記提供情報は、特定の商品の割引情報であり、
前記行動履歴記憶部は、前記割引情報が利用された場合には、前記カード画像と、利用された割引情報とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載の利用者情報管理装置。 - 前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記印字文字に基づき、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像が示すカードの利用者と、前記カード画像取得部が取得したカード画像が示すカードの利用者とが、同一の利用者であるか否かを判定する利用者判定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記利用者判定部が同一の利用者であると判定した場合には、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像と、前記カード画像取得部が取得したカード画像とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項2に記載の利用者情報管理装置。 - 前記カード画像取得部は、レジに設置された決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で、前記決済用カード読取装置で読み取られたカードの画像であるカード画像を取得し、
前記行動履歴記憶部は、前記決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で読み取られたカードのカード画像を、前記ATMのカード挿入口に設けられた画像取得装置で読み取られたカードのカード画像と関連付けて記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の利用者情報管理装置。 - 店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得処理と、
前記カード画像取得処理でカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得処理と、
前記利用者画像取得処理で取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定処理と、
前記カード画像取得処理で取得したカード画像と、前記行動履歴特定処理で特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする利用者情報管理プログラム。
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