JP2014182581A - 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム - Google Patents

利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014182581A
JP2014182581A JP2013056546A JP2013056546A JP2014182581A JP 2014182581 A JP2014182581 A JP 2014182581A JP 2013056546 A JP2013056546 A JP 2013056546A JP 2013056546 A JP2013056546 A JP 2013056546A JP 2014182581 A JP2014182581 A JP 2014182581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
user
image
action history
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013056546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5563119B1 (ja
Inventor
Shunsuke Yamamoto
俊輔 山本
Nobuyuki Kobayashi
信行 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority to JP2013056546A priority Critical patent/JP5563119B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5563119B1 publication Critical patent/JP5563119B1/ja
Publication of JP2014182581A publication Critical patent/JP2014182581A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】店舗に設置されたATMの利用者のその後の店舗における行動履歴を管理可能とし、次回来店時以降のその利用者に対するサービス向上を図ることを目的とする。
【解決手段】利用者情報管理装置は、店舗に設置されたATM1のカード挿入口5に設けられたカメラ6でカード画像を取得し、カード画像を取得した場合に、店舗に設置されたカメラ4で利用者を追跡して、利用者の行動履歴を特定し、カード画像と行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する。利用者情報管理装置は、利用者が再びATM1を利用した場合、カード画像を検索して、検索されたカード画像に関連付けて記憶された行動履歴に基づき、提供するクーポン等を決定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)の利用者の店舗における行動履歴を管理し、サービス向上を図るための技術に関する。
コンビニエンスストア等の店舗には銀行のATMが設置されていることが多い。ATMでは、利用者のキャッシュカード(以下、カード)の情報を読み取り、銀行のサーバと通信することにより、利用者の年齢、性別、住所、預金残高等の情報を得ることができる。
特許文献1には、ATMで得られた情報に応じて、店舗で利用できるクーポン(割引情報)等を発行して、利用者に店舗商品の購入等を促すことについて記載されている。
特開2009−053991号公報
しかし、ATMで読み取られたカードの情報や、銀行のサーバと通信することにより得られた情報は、あくまで銀行が利用する情報であり、コンビニエンスストア等の店舗が取得できる情報ではない。そのため、ATMで得られたカードの情報や、銀行のサーバと通信することにより得られた情報に応じて、クーポン等を発行することは困難であった。
この発明は、店舗に設置されたATMの利用者のその後の店舗における行動履歴を管理可能とし、次回来店時以降のその利用者に対するサービス向上を図ることを目的とする。
この発明に係る利用者情報管理装置は、
店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得部と、
前記カード画像取得部がカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得部と、
前記利用者画像取得部が取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定部と、
前記カード画像取得部が取得したカード画像と、前記行動履歴特定部が特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶部と
を備えることを特徴とする。
前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記カード画像取得部がカード画像を取得したカードに印字された文字である印字文字を特定する文字特定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記文字特定部が特定した印字文字を、前記カード画像と前記行動履歴とに関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記カード画像取得部が取得したカード画像を、前記行動履歴記憶部が記憶したカード画像から検索するカード画像検索部と、
前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する提供情報検索部と、
前記提供情報検索部が検索した提供情報を前記ATMに設置された出力装置から出力する提供情報出力部と
を備えることを特徴とする。
前記提供情報検索部は、前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴と印字文字とに基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
ことを特徴とする。
前記文字特定部は、前記印字文字から前記カードの発行元の支店を特定し、
前記提供情報検索部は、前記カードの発行元の支店に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
ことを特徴とする。
前記提供情報は、特定の商品の割引情報であり、
前記行動履歴記憶部は、前記割引情報が利用された場合には、前記カード画像と、利用された割引情報とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記利用者情報管理装置は、さらに、
前記印字文字に基づき、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像が示すカードの利用者と、前記カード画像取得部が取得したカード画像が示すカードの利用者とが、同一の利用者であるか否かを判定する利用者判定部
を備え、
前記行動履歴記憶部は、前記利用者判定部が同一の利用者であると判定した場合には、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像と、前記カード画像取得部が取得したカード画像とを関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
前記カード画像取得部は、レジに設置された決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で、前記決済用カード読取装置で読み取られたカードの画像であるカード画像を取得し、
前記行動履歴記憶部は、前記決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で読み取られたカードのカード画像を、前記ATMのカード挿入口に設けられた画像取得装置で読み取られたカードのカード画像と関連付けて記憶する
ことを特徴とする。
この発明に係る利用者情報管理装置は、ATMのカード挿入口に設けられた画像取得装置で、挿入されたカードのカード画像を取得し、取得したカード画像と利用者のその後の行動履歴とを関連付けて管理する。そのため、ATMで読み取られたカードの情報や、銀行のサーバと通信することにより得られた情報を利用することなく、ATMの利用者と、その利用者の店舗での行動履歴とを関連付けて管理することができる。その結果、次回来店時以降に、その利用者が同じカードを使用した場合に、その利用者に対して適切なクーポンを提供する等、サービス向上を図ることができる。
実施の形態1に係るコンビニエンスストア等の店舗内を示す図。 実施の形態1に係る利用者情報管理装置10の構成図。 行動履歴記憶部14が記憶する情報の例を示す図。 提供情報記憶部16が記憶する情報の例を示す図。 実施の形態1に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の構成図。 実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャート。 実施の形態3に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャート。 実施の形態4に係るコンビニエンスストア等の店舗内を示す図。 実施の形態4に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャート。 上記実施の形態に係る利用者情報管理装置10のハードウェア構成の一例を示す図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るコンビニエンスストア等の店舗内を示す図である。
店舗内には、ATM1、商品が陳列された複数の陳列棚2、レジ3、複数のカメラ4(画像取得装置)等が設置されている。また、ATM1のカード挿入口5には、挿入されたカードの表面の画像(以下、カード画像)を取得するカメラ6が設置され、ATM1の付近には利用者へクーポン等を提供する提供装置7(出力装置)が設置されている。
ATM1を利用する場合には、利用者は、出入口8から店舗内へ入り、まずATM1を利用してから、購入したい商品が陳列されている陳列棚2で商品を取り、レジ3で精算して、出入口8から店外へ出るのが一般的である。しかし、ATM1を利用するだけで、商品を購入せず店外へ出る場合もある。いずれにしても、ATM1を利用する場合には、利用者は店内へ入ると、まずATM1を利用するのが一般的である。
なお、ATM1を利用しない場合には、購入したい商品が陳列されている陳列棚2で商品を取り、レジ3で精算して、出入口8から店外へ出る。
実施の形態1に係る利用者情報管理装置10の機能の概要について説明する。
実施の形態1に係る利用者情報管理装置10は、店舗内に設置されたATM1を利用者が利用する場合、ATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像をカメラ6により取得する。また、この際、利用者情報管理装置10は、ATM1の利用者の顔画像(利用者画像)をATM1の付近に設置されたカメラ4によって取得する。
ATM1の利用後、利用者情報管理装置10は、利用者画像に基づき他のカメラ4によって利用者を追跡し、その利用者の行動履歴を取得する。ここでの行動履歴には、例えば、利用者が辿った経路や、利用者が所定時間以上前にいた陳列棚2の識別情報等が含まれる。その後、利用者がレジ3で精算を行った場合に、利用者情報管理装置10は、購入された商品を行動履歴として取得する。利用者情報管理装置10は、カード画像と、利用者画像と、行動履歴とを関連付けて記憶する。
そして、利用者が再び来店し、ATM1で同じカードを利用した場合、利用者情報管理装置10は、利用されたカードのカード画像と関連付けられて記憶された行動履歴に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
利用者の過去の行動履歴に基づき選定されたクーポンを提供するため、利用者がクーポンを利用する可能性が高い。その結果、ATM1の利用者が店舗の商品を購入する可能性を高くすることができる。
図2は、実施の形態1に係る利用者情報管理装置10の構成図である。
利用者情報管理装置10は、レジ3、カメラ4、カメラ6、提供装置7とネットワークを介して接続されている。
利用者情報管理装置10は、カード画像取得部11、利用者画像取得部12、行動履歴特定部13、行動履歴記憶部14、カード画像検索部15、提供情報記憶部16、提供情報検索部17、提供情報出力部18を備える。
カード画像取得部11は、ATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像をカメラ6により取得する。
なお、カード画像取得部11は、銀行名、支店番号、口座番号、口座名義人の名称等が印字されたカードの表面の画像だけでなく、口座名義人のサイン等が記載されたカードの裏面の画像もカード画像として取得してもよい。つまり、カード画像取得部11は、カードの表裏の両面の画像をカード画像として取得してもよい。
利用者画像取得部12は、カード画像取得部11がカード画像を取得したカードの利用者の画像である利用者画像をATM1の付近に設置されたカメラ4により取得する。
行動履歴特定部13は、処理装置により、利用者画像取得部12が取得した利用者画像に基づき、店舗に複数設置されたカメラ4で利用者を追跡して、利用者が辿った経路や、利用者が所定時間以上前にいた陳列棚2の識別情報等を示す利用者の行動履歴を特定する。
また、行動履歴特定部13は、利用者がレジ3で精算を行った場合に、購入された商品を利用者の行動履歴として特定する。なお、行動履歴特定部13は、購入された商品の情報をレジ3から取得する。
行動履歴記憶部14は、カード画像取得部11が取得したカード画像と、利用者画像取得部12が取得した利用者画像と、行動履歴特定部13が取得した利用者の行動履歴とを関連付けて記憶する記憶装置である。
図3は、行動履歴記憶部14が記憶する情報の例を示す図である。図3では、カード画像毎に、利用者画像と、行動履歴とが記憶されている。
カード画像検索部15は、処理装置により、カード画像取得部11が取得したカード画像を、既に行動履歴記憶部14が記憶したカード画像から検索する。具体的には、カード画像検索部15は、一般的な画像の類似判定処理により、カード画像取得部11が取得したカード画像との類似度が同一のカードであるとみなせる程度のカード画像を、行動履歴記憶部14が記憶したカード画像から検索する。
提供情報記憶部16は、行動履歴毎に、クーポン等の提供情報を記憶する記憶装置である。
図4は、提供情報記憶部16が記憶する情報の例を示す図である。図4では、行動履歴が示す利用者の嗜好区分毎に、提供情報としてクーポンが記憶されている。
提供情報検索部17は、カード画像取得部11が取得したカード画像を行動履歴記憶部14が記憶したカード画像からカード画像検索部15が検索した場合には、検索されたカード画像に関連付けられた行動履歴に対応するクーポン等の提供情報を提供情報記憶部16から検索する。
提供情報出力部18は、提供情報検索部17が検索した提供情報を、提供装置7から出力して利用者へ提供する。提供情報は、例えば、紙に印刷して提供されてもよいし、表示装置に二次元コードを表示して利用者に携帯端末からアクセスさせて提供されてもよい。
図5は、実施の形態1に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャートである。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S11)。
すると、カード画像検索部15は、S11で取得されたカード画像を、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像から検索する(S12)。S12でカード画像が検索されたか否かを判定する(S13)。カード画像が検索された場合(S13でYES)、処理をS14へ進め、カードが検索されない場合(S13でNO)、処理をS16へ進める。
提供情報検索部17は、検索されたカード画像に関連付けて行動履歴記憶部14に記憶された行動履歴に対応するクーポン等の提供情報を提供情報記憶部16から検索する(S14)。そして、提供情報出力部18は、S14で検索された提供情報を提供装置7から出力して利用者へ提供する(S15)。
利用者画像取得部12は、ATM1付近に設置されたカメラ4により、利用者画像を取得する(S16)。行動履歴特定部13は、S16で取得された利用者画像に基づき、店舗に複数設置されたカメラ4で利用者を追跡して、利用者が辿った経路や、利用者が所定時間以上前にいた陳列棚2の識別情報等を示す利用者の行動履歴を特定する(S17)。また、行動履歴特定部13は、利用者が商品を購入した場合には、利用者がレジ3で精算を行った場合に、購入された商品を示す利用者の行動履歴として特定する(S18)。
行動履歴記憶部14は、S11で取得されたカード画像と、S16で取得された利用者画像と、S17やS18で特定された利用者の行動履歴とを関連付けて記憶する(S19)。
以上のように、実施の形態1に係る利用者情報管理装置10は、ATM1のカード挿入口5に設けられたカメラ6で、挿入されたカードのカード画像を取得し、取得したカード画像と利用者のその後の行動履歴とを関連付けて管理する。そのため、ATM1で読み取られたカードの情報や、銀行のサーバと通信することにより得られた情報を利用することなく、ATM1の利用者と、その利用者の店舗での行動履歴とを関連付けて管理することができる。
その結果、次回来店時以降に、その利用者が同じカードを使用した場合に、その利用者に対して適切なクーポンを提供する等、サービス向上を図ることができる。また、適切なクーポンを提供するため、利用者がクーポンを利用する可能性が高い。その結果、ATM1の利用者が店舗の商品を購入する可能性を高くすることができる。
また、実施の形態1に係る利用者情報管理装置10は、既存のATM1にカメラ6や提供装置7等を追加することで実現できる。つまり、ATM1を改修する必要がない。そのため、費用を抑えつつ導入することが可能である。
なお、図5のS18で行動履歴特定部13は、図5のS15で提供したクーポン等を利用して商品が購入された場合、利用されたクーポン等についても利用者の行動履歴に含めるようにしてもよい。
また、上記説明では、店舗内だけの利用者の行動履歴を管理するようにしたが、店舗外での利用者の行動履歴も管理できるようにしてもよい。例えば、図5のS15で提供したクーポンが他の店舗等で利用された場合に、その情報を他の店舗のレジ3から取得するようにしてもよい。
例えば、ATM1が設置された店舗がある商店街で利用できるクーポン等を利用者に提供した場合、商店街のどの店舗でクーポンが利用されたかを行動履歴として管理してもよい。
また、カード画像取得部11は、カード画像を取得するとともに、ATM1がカードから読み取られた情報を暗号化されたままの状態で取得し、そのカードの識別情報として利用してもよい。この暗号化されたままの情報を識別情報として利用することで、例えば、図5のS12でカード画像検索部15が取得したカード画像を、既に記憶されたカード画像から検索する際に、より効率的かつ的確に検索することができる。つまり、カード画像の検索にとともに、あるいは、カード画像の検索に代えて、識別情報の検索も行うことで、より効率的かつ的確に検索することができる。
通常、カードには、情報が暗号化された状態で記憶されており、ATM1で読み取られた情報は復号され利用される。ATM1で読み取られた情報は銀行の情報であるため、復号された情報を店舗が取得することは難しい。しかし、暗号化されたままの状態であれば、店舗側がその情報の内容を知ることはできないため、取得が許可される可能性もある。
なお、暗号化されたままの情報をそのまま識別情報とするのではなく、その情報のハッシュ値を識別情報としてもよい。
また、図5のS12でカード画像検索部15は、カード画像の検索とともに、カードを挿入した利用者の利用者画像を、記憶された利用者画像から検索してもよい。これにより、より的確に検索を行うことができる。
また、上記説明では、利用者が辿った経路や、利用者が所定時間以上前にいた陳列棚2の識別情報等を行動履歴とするとした。そして、提供情報検索部17は、行動履歴に対応するクーポン等の提供情報を検索するとした。
提供情報検索部17は、店舗内の陳列棚2とその間の通路とをメッシュ化し、どの陳列棚2にどの商品があるかをデータベース化しておき、利用者が通ったメッシュや、利用者が長くいたメッシュから、利用者がどの商品に興味があるかを特定し、利用者の嗜好を特定できる。そして、提供情報検索部17は、利用者の嗜好に合ったクーポン等を検索することができる。
また、行動履歴記憶部14は、膨大なデータを蓄積することになるため、所定の期間来店が確認されない利用者のデータについては削除してもよい。
あるいは、行動履歴記憶部14は、頻繁に来店する利用者の情報を素早く検索できるようにするため、所定の期間来店が確認されない利用者のデータについては、別テーブル等へ移動させてもよい。そして、カード画像検索部15が検索する際、通常使用しているテーブルでカード画像が検索されない場合にのみ、別テーブル等を検索するようにしてもよい。
また、カード画像検索部15は、取得したカード画像が記憶したカード画像から検索された場合、利用者が何度もその店舗を利用する上顧客であるとして、レジ3へ通知してもよい。これにより、レジ3で対応する店員が適切なサービスを行うことが可能である。
一方、カード画像検索部15は、取得したカード画像が記憶したカード画像から検索されなかった場合、利用者が新規の顧客であるとして、レジ3へ通知してもよい。これにより、レジ3で対応する店員が、例えば店舗の会員へ勧誘する等の適切なサービスを行うことが可能である。
また、カード画像検索部15は、検索されたカード画像に関連付けて記憶された利用者画像と、カードを挿入した利用者の利用者画像とが類似しない場合、カードの不正使用である可能性があることをレジ3等へ通知してもよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、同一の利用者がATM1で複数のカードを利用する場合について説明する。
実施の形態2では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の機能の概要について説明する。
利用者は複数のカードを有しており、今回来店した際に使用するカードが以前来店した際に使用したカードと異なる場合がある。この場合、実施の形態1で説明した方法では、今回来店した際に取得したカード画像から、以前来店した際に取得したカード画像を特定できず、以前来店した際に記憶した行動履歴を用いたサービスを利用者に提供できない。
そこで、実施の形態2に係る利用者情報管理装置10は、カード画像の取得時に、カードの表面に印字された印字文字を読み取り記憶しておく。印字文字には、銀行名(銀行番号)、支店名(支店番号)、口座名義人等の情報が含まれており、それぞれどの情報であるかも文字の種別(数字であるか、アルファベットや漢字であるか等)や、桁数や、文字の位置等から容易に特定可能である。
そして、利用者情報管理装置10は、利用者が再び来店し、ATM1で異なるカードを利用した場合、読み取った印字文字に含まれる口座名義人の文字列を、以前に読み取ったカード文字情報に含まれる口座名義人の文字列から検索する。そして、検索されたカード文字情報と関連付けられて記憶された行動履歴に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
これにより、今回来店した際に使用するカードが以前来店した際に使用したカードと異なる場合であっても、以前来店した際に記憶した行動履歴を用いたサービスを利用者に提供できる。
図6は、実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の構成図である。
図6に示す利用者情報管理装置10は、図2に示す利用者情報管理装置10が備える機能に加え、文字特定部19、利用者判定部20を備える。
文字特定部19は、処理装置により、カード画像取得部11が取得したカード画像に印字された文字である印字文字を特定する。例えば、文字特定部19は、いわゆる光学文字認識技術により、印字文字を特定する。文字特定部19は、各印字文字が銀行番号、支店番号、口座名義人等のどの情報であるかも特定する。
なお、行動履歴記憶部14は、文字特定部19が特定した印字文字を、カード画像等と関連付けて記憶する。
利用者判定部20は、文字特定部19が特定した印字文字のうち口座名義人の文字列を、以前に行動履歴記憶部14が記憶した口座名義人の文字列から検索する。
図7は、実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャートである。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S21)。文字特定部19は、S21でカード画像が取得されたカードに印字された印字文字を読み取る(S22)。
すると、カード画像検索部15は、S21で取得されたカード画像を、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像から検索する(S23)。S23でカード画像が検索されたか否かを判定する(S24)。カードが検索されない場合(S24でNO)、処理をS25へ進め、カード画像が検索された場合(S24でYES)、処理をS27へ進める。
利用者判定部20は、S22で読み取られた印字文字のうち口座名義人の文字列を、以前に行動履歴記憶部14が記憶した口座名義人の文字列から検索する(S25)。利用者判定部20は、S25で口座名義人が検索されたか否かを判定する(S26)。口座名義人が検索された場合(S26でYES)、処理をS27へ進め、口座名義人が検索されない場合(S26でNO)、処理をS29へ進める。
提供情報検索部17は、S21で検索されたカード画像又はS22で読み取られた印字文字に関連付けて行動履歴記憶部14に記憶された行動履歴に対応するクーポン等の提供情報を提供情報記憶部16から検索する(S27)。そして、提供情報出力部18は、S24で検索された提供情報を提供装置7から出力して利用者へ提供する(S28)。
S29以降の処理は、図5に示すS16以降の処理と同じである。但し、S32では、行動履歴記憶部14は、S22で読み取られた口座名義人等の印字文字もカード画像等と関連付けて記憶する。
以上のように、実施の形態2に係る利用者情報管理装置10は、今回来店した際に使用するカードが以前来店した際に使用したカードと異なる場合に、カードに印字された口座名義人の文字列から、同一の利用者のカードであるか否かを判定する。これにより、同一の利用者が異なるカードを使用した場合であっても、以前の行動履歴に基づき、利用者に対して適切なクーポンを提供する等、サービス向上を図ることができる。
なお、利用者判定部20は、口座名義人の文字列検索された場合、利用者画像取得部12が取得した利用者画像と、その印字文字と関連付けて記憶された利用者画像とを比較して、類似度を計算して、同一の利用者であるか否かを判定してもよい。そして、同一の利用者であると判定された場合に、その利用者の過去の行動履歴に基づきクーポン等を提供してもよい。これにより、同一の利用者であることをより正確に特定できる。
実施の形態3.
実施の形態3では、使用されたカードに応じたサービス提供について説明する。より具体的には、実施の形態3では、使用されたカードに印字された銀行名、支店名に応じたサービス提供について説明する。
実施の形態3では、実施の形態2と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態3に係る利用者情報管理装置10の機能の概要について説明する。
実施の形態2で説明した通り、カード画像の取得時に、カードの表面に印字された印字文字を読み取る。印字文字には、銀行名、支店名、口座名義人等の情報が含まれている。
実施の形態3に係る利用者情報管理装置10は、ATM1でカードを利用した場合、読み取った印字文字に含まれる銀行名、支店名の文字列を特定し、そのカードの発行元の支店を特定する。そして、特定した支店に基づき、利用者のニーズに合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。例えば、遠い支店のカードであれば、旅行者等であることが考えられるため、旅行者に合った商品のクーポン等を提供装置7から利用者へ提供する。
これにより、適切なサービスを利用者に提供できる。
実施の形態3に係る利用者情報管理装置10の構成は、図6に示す実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の構成と同じである。
但し、提供情報記憶部16は、行動履歴及び銀行の支店毎に、クーポン等の提供情報を記憶する記憶装置である。
図8は、実施の形態3に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャートである。
まず、利用者が入店してATM1を利用すると、カード画像取得部11がATM1のカード挿入口5へ挿入されたカードのカード画像を取得する(S41)。文字特定部19は、S41でカード画像が取得されたカードに印字された印字文字を読み取る(S42)。そして、文字特定部19は、印字文字のうち、銀行名と支店名とから、そのカードの発行元の支店を特定する(S43)。
S44からS47の処理は、図7に示すS23からS26の処理と同じである。
続いて、提供情報検索部17は、S43で特定された支店と、検索されたカード画像に関連付けて行動履歴記憶部14に記憶された行動履歴とに対応するクーポン等の提供情報を提供情報記憶部16から検索する(S48)。そして、提供情報出力部18は、S46で検索された提供情報を提供装置7から出力して利用者へ提供する(S49)。
S50以降の処理は、図7に示すS29以降の処理と同じである。
以上のように、実施の形態3に係る利用者情報管理装置10は、カードの発行元の支店を特定することにより、より適切なサービスの提供が可能となる。
特に、出張先、旅行先では、現金が必要となり、ATM1を利用する可能性も高い。そして、出張先、旅行先では、通常とは異なる商品が必要となる場合も多く、多少割高でも購入する場合も多い。そのため、支店に基づき適切なクーポン等を提供することにより、売上を向上させることも可能となる。
なお、行動履歴特定部13は、カメラ4により得られた利用者画像から、利用者の服装を特定し、支店と服装とから利用者の状況を判定して、判定した状況に応じた提供情報を検索してもよい。例えば、支店が遠く、かつ、服装がスーツや作業着であれば、出張と判定し、支店が遠く、かつ、服装がカジュアルであれば、旅行と判定するようにしてもよい。
また、合わせて、ATM1を利用した時間帯や季節等を考慮して、提供情報を検索してもよい。また、例えば、給与振込日等の日付を考慮して、提供情報を検索してもよい。
利用者毎に、時間帯、季節、日付毎に、購入する商品の傾向を分析して、適切な提供情報を検索するようにしてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4では、レジ3でのデビットカードの利用について説明する。
実施の形態4では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図9は、実施の形態4に係るコンビニエンスストア等の店舗内を示す図である。
図9に示す店舗内には、レジ3の付近にデビットカードを読み取るためのカード読取装置9が設置されており、カード読取装置9の付近に、カード読取装置9にかざされたデビットカードの表面のカード画像を読み取るカメラ6が設置されている。
実施の形態4に係る利用者情報管理装置10の機能の概要について説明する。
実施の形態4に係る利用者情報管理装置10は、利用者がレジ3で精算を行う際、デビットカードを使用した場合、カード読取装置9の付近に設置されたカメラ6により、デビットカードのカード画像を取得する。そして、利用者情報管理装置10は、ATM1で取得したカード画像と、利用者画像と、行動履歴とともに、レジ3で取得したデビットカードのカード画像を関連付けて記憶する。
ATM1で利用されたカードと、レジ3で利用されたデビットカードとが異なるカードである場合もある。この場合、後に、デビットカードをATM1で利用する場合に、適切なクーポン等の提供が可能となる。
実施の形態4に係る利用者情報管理装置10の構成は、図2に示す実施の形態2に係る利用者情報管理装置10の構成と同じである。
図10は、実施の形態4に係る利用者情報管理装置10の動作を示すフローチャートである。
S68までの処理は、図5に示すS18までの処理と同じである。
利用者がデビットカードで商品を購入した場合には、カード画像取得部11は、レジ3付近に設置されたカメラ6により、カード読取装置9にかざされたデビットカードのカード画像を取得する(S69)。
行動履歴記憶部14は、S61で取得されたカード画像と、S66で取得された利用者画像と、S67やS68で特定された利用者の行動履歴と、S69で取得されたカード画像とを関連付けて記憶する(S70)。
なお、S62では、カード画像検索部15は、S61で取得されたカード画像を、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像から検索する。ここで、行動履歴記憶部14に記憶されたカード画像には、以前にS61で取得されたカード画像(ATM1で利用されたカード画像)だけでなく、以前にS69で取得されたカード画像(レジ3で利用されたカード画像)も含む。
以上のように、実施の形態4に係る利用者情報管理装置10は、デビットカードで商品が購入された場合に、デビットカードのカード画像も合わせて管理する。そのため、ATM1で利用したカードとデビットカードとが異なる場合、2つのカードの情報を対応付けて管理することが可能となる。その結果、次回来店時以降に、利用者を特定できる可能性が高くなり、適切なクーポン等を提供できる可能性が高くなる。
なお、上記説明では、ATM1でクーポン等の提供情報を提供するとした。しかし、ATM1に加え、あるいは、ATM1に代えて、レジ3でもクーポン等の提供情報を提供してもよい。この場合、ATM1を利用しなかったが、デビットカードで商品を購入した場合に、利用者にクーポン等の提供が可能となり、再来店を促すことができる。
また、上記説明では、デビットカードで商品を購入した場合について説明した。しかし、電子マネーやクレジットカードにより商品を購入した場合にも、同様に電子マネーのカードの表面やクレジットカードの表面のカード画像を利用してもよい。
また、デビットカードの裏面の手書きサインの画像をカード画像として取得してもよい(表面がわからない場合に、個人を特定できる)。
なお、上述した各実施の形態は、内容が矛盾しない範囲において組み合わせることが可能である。
図11は、上記実施の形態に係る利用者情報管理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図11に示すように、利用者情報管理装置10は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920(固定ディスク装置)の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。磁気ディスク装置920は、所定の固定ディスクインタフェースを介して接続される。
磁気ディスク装置920又はROM913などには、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
プログラム群923には、上記の説明において「カード画像取得部11」、「利用者画像取得部12」、「行動履歴特定部13」、「カード画像検索部15」、「提供情報検索部17」、「提供情報出力部18」、「文字特定部19」、「利用者判定部20」等として説明した機能を実行するソフトウェアやプログラムやその他のプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、上記の説明において「行動履歴記憶部14」、「提供情報記憶部16」等に記憶される情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「データベース」の各項目として記憶される。「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明におけるフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、その他光ディスク等の記録媒体やICチップに記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体や電波によりオンライン伝送される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組合せ、さらには、ファームウェアとの組合せで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
1 ATM、2 陳列棚、3 レジ、4 カメラ、5 カード挿入口、6 カメラ、7 提供装置、8 出入口、9 カード読取装置、10 利用者情報管理装置、11 カード画像取得部、12 利用者画像取得部、13 行動履歴特定部、14 行動履歴記憶部、15 カード画像検索部、16 提供情報記憶部、17 提供情報検索部、18 提供情報出力部、19 文字特定部、20 利用者判定部。

Claims (9)

  1. 店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得部と、
    前記カード画像取得部がカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得部と、
    前記利用者画像取得部が取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定部と、
    前記カード画像取得部が取得したカード画像と、前記行動履歴特定部が特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶部と
    を備えることを特徴とする利用者情報管理装置。
  2. 前記利用者情報管理装置は、さらに、
    前記カード画像取得部がカード画像を取得したカードに印字された文字である印字文字を特定する文字特定部
    を備え、
    前記行動履歴記憶部は、前記文字特定部が特定した印字文字を、前記カード画像と前記行動履歴とに関連付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の利用者情報管理装置。
  3. 前記利用者情報管理装置は、さらに、
    前記カード画像取得部が取得したカード画像を、前記行動履歴記憶部が記憶したカード画像から検索するカード画像検索部と、
    前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する提供情報検索部と、
    前記提供情報検索部が検索した提供情報を前記ATMに設置された出力装置から出力する提供情報出力部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の利用者情報管理装置。
  4. 前記提供情報検索部は、前記カード画像検索部が検索したカード画像に関連付けられた行動履歴と印字文字とに基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
    ことを特徴とする請求項3に記載の利用者情報管理装置。
  5. 前記文字特定部は、前記印字文字から前記カードの発行元の支店を特定し、
    前記提供情報検索部は、前記カードの発行元の支店に基づき、前記利用者へ提供する提供情報を検索する
    ことを特徴とする請求項4に記載の利用者情報管理装置。
  6. 前記提供情報は、特定の商品の割引情報であり、
    前記行動履歴記憶部は、前記割引情報が利用された場合には、前記カード画像と、利用された割引情報とを関連付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項3に記載の利用者情報管理装置。
  7. 前記利用者情報管理装置は、さらに、
    前記印字文字に基づき、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像が示すカードの利用者と、前記カード画像取得部が取得したカード画像が示すカードの利用者とが、同一の利用者であるか否かを判定する利用者判定部
    を備え、
    前記行動履歴記憶部は、前記利用者判定部が同一の利用者であると判定した場合には、前記行動履歴記憶部が既に記憶しているカード画像と、前記カード画像取得部が取得したカード画像とを関連付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の利用者情報管理装置。
  8. 前記カード画像取得部は、レジに設置された決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で、前記決済用カード読取装置で読み取られたカードの画像であるカード画像を取得し、
    前記行動履歴記憶部は、前記決済用カード読取装置の付近に設置された画像取得装置で読み取られたカードのカード画像を、前記ATMのカード挿入口に設けられた画像取得装置で読み取られたカードのカード画像と関連付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の利用者情報管理装置。
  9. 店舗に設置されたATM(Automated Teller Machine)のカード挿入口に設けられた画像取得装置で、前記カード挿入口に挿入されたカードの画像であるカード画像を取得するカード画像取得処理と、
    前記カード画像取得処理でカード画像を取得した場合に、前記店舗に設置された画像取得装置で、前記カードを前記カード挿入口に挿入した利用者の画像である利用者画像を取得する利用者画像取得処理と、
    前記利用者画像取得処理で取得した利用者画像に基づき、前記店舗に設置された画像取得装置で前記利用者を追跡して、前記利用者の行動履歴を特定する行動履歴特定処理と、
    前記カード画像取得処理で取得したカード画像と、前記行動履歴特定処理で特定した行動履歴とを関連付けて記憶装置に記憶する行動履歴記憶処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする利用者情報管理プログラム。
JP2013056546A 2013-03-19 2013-03-19 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム Expired - Fee Related JP5563119B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056546A JP5563119B1 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056546A JP5563119B1 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5563119B1 JP5563119B1 (ja) 2014-07-30
JP2014182581A true JP2014182581A (ja) 2014-09-29

Family

ID=51417046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013056546A Expired - Fee Related JP5563119B1 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5563119B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212704A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 富士通株式会社 情報提供システムおよび情報提供方法
JP7315048B1 (ja) 2022-02-21 2023-07-26 富士通株式会社 配信プログラム、配信方法および情報処理装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001101349A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Olympus Optical Co Ltd 処理システムおよびカードシステム
JP2002032571A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Fujitsu Systems Construction Ltd 金融機関の店舗及びatmの監視装置
JP2009053991A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及びそれを用いた自動取引システム
JP5260233B2 (ja) * 2008-10-29 2013-08-14 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム
JP5383596B2 (ja) * 2010-06-15 2014-01-08 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引システム,自動取引装置,及び取引可否判定方法
JP5771455B2 (ja) * 2011-06-23 2015-09-02 株式会社日立システムズ 情報処理システム、行動情報の管理方法、およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212704A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 富士通株式会社 情報提供システムおよび情報提供方法
JP7315048B1 (ja) 2022-02-21 2023-07-26 富士通株式会社 配信プログラム、配信方法および情報処理装置
JP2023121668A (ja) * 2022-02-21 2023-08-31 富士通株式会社 配信プログラム、配信方法および情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5563119B1 (ja) 2014-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102049999B1 (ko) 쇼핑 서비스를 제공하는 사용자 단말 장치, 이를 포함하는 쇼핑 시스템 및 그 서비스 방법
US8412624B2 (en) Multiple financial account transaction processing
US9123040B2 (en) Systems and methods for encoded alias based transactions
CN107533701B (zh) 在令牌化支付交易中奖励消费者的方法和系统
JP2008129787A (ja) 自動取引システムおよび自動取引装置
JP2009075745A (ja) Posシステムのためのpos端末及び処理サーバ
US20120296722A1 (en) Methods and system to perform wireless financial transactions
CA2968557A1 (en) Retail checkout systems and methods
US20150371339A1 (en) E-mailed receipt grab and storage for consumer tracking of expenditures
JP5448368B2 (ja) サーバシステム及びデータ処理方法
US20240119496A1 (en) Database management for stored value mediums
US20210304212A1 (en) Payment system, management server, payment terminal, and method of controlling a payment terminal
KR100378879B1 (ko) 실세계 상품 쇼핑에 의한 인터넷 상의 상품 구매 방법
JP5563119B1 (ja) 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム
JP4778944B2 (ja) ポイント付与サービスシステム
US20220277293A1 (en) Modifying a user interface to make a card associated with an entity available at a relevant time
JP5433947B2 (ja) 電子財布システム及び決済処理方法
JP2009054025A (ja) 電子マネー決済システムのための決済端末及び処理サーバ
JP5993717B2 (ja) 広告提供システム
US20180308156A1 (en) Server device and service method
JP7189390B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7209888B1 (ja) プログラム、および方法
JP4325427B2 (ja) 営業店システム
JP7457197B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2011107790A (ja) ポイント集約装置、ポイント集約システム及びポイント集約方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5563119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees