JP2014181863A - 熱交換型反応器及び吸着式ヒートポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱交換流体が流通する第1流路と、作動流体が流通する第2流路と、第2流路内に配置されており、第1流路を流通する熱交換流体との間で熱交換する伝熱面、及び作動流体が流通する方向に所定の間隔を有して二次元配列され、作動流体が流れ込む複数の凹形状を有するとともに、作動流体が吸着されるときに放熱し作動流体が脱離するときに蓄熱する吸着材、及び軸心方向が前記伝熱面と交差する向きに配された繊維状の熱伝導性材料を含有する吸着材成形体と、を備えた熱交換型反応器である。
【選択図】図2
Description
(1)粒子径が数μmと小さいため、単粒子の吸着速度が速い。
(2)層内の蒸気移動抵抗が高いため、塗布厚みを200μm程度にすることで蒸気移動抵抗を低減する。
(3)塗布厚みが200μm程度であることで、伝熱抵抗が低い。
熱交換型反応器において、吸着材と熱交換流体との間の熱伝導性が重要であり、例えば熱交換流体からの熱が吸着材成形体に伝播する場合、熱交換流体と熱交換する吸着材成形体の伝熱面から吸着材成形体中への伝熱方向と、熱の拡散方向(熱交換流体の流れ方向)と、が互いに交差する向きにあることで、伝熱距離と拡散距離とを独立に最適化することが可能になるとの知見である。
第2流路内を流通する熱交換流体との間で熱交換する伝熱面を有する吸着材成形体が、作動流体の流通面において、作動流体が流通する方向に所定の間隔(好ましくは均等な間隔)を有して凹形状が二次元配列されており、かつ軸心方向が吸着材成形体の伝熱面と交差する向きに繊維状の熱伝導性材料が含有された状態にあることで、作動流体は凹形状に流れ込むことで吸着材中に拡散された状態となって、作動媒体の吸着材との吸脱着反応が良好に進行し、この反応で生じる吸発熱は、伝熱面と吸着材との間を橋渡す役割を担う繊維状の熱伝導性材料によって伝播される。これにより、作動媒体の吸着材中における拡散が良好になると同時に、吸着材と熱交換流体との熱伝導性が良好になって、作動媒体の吸着反応速度及び脱着反応速度が向上する。結果、単位体積当たりの吸着材量を増やしつつ、吸着質の吸脱着速度を最大化することが可能になる。
出力向上には吸着材の密度が高いことが望まれるが、同時に吸着材を構成する吸着材粒子の平均一次粒子径が小さくなる。そして平均一次粒子径が10μm以下の小粒径では、吸脱着時の反応速度は速くなる。そのため、吸着材成形体における作動流体の拡散性を高めることが有意義である。すなわち、吸着材成形体を、作動流体の流通面において二次元に所定の間隔(好ましくは均等な間隔)を有して凹形状が配列されるとともに軸心方向が吸着材成形体の伝熱面と交差する向きに繊維状の熱伝導性材料が含有された状態にすることによる効果は、平均一次粒子径が10μm以下である場合により効果的に奏される。
一般に多孔質状の成形体では、全体体積に対して固体の占める割合は2〜3割程度であることが多いが、本発明では、出力向上の観点から成形体全体積に占める吸着材の体積は高いことが望ましい。本発明における壁厚が50μm以上であることは、吸着材成形体に存在する孔又は穴等の体積比率が低く、孔同士(又は穴同士)等の間隔が広く、吸着材の体積比率が大きいことを示している。また、上限が500μmであることは、作動流体が流通する流通面における孔又は穴の比率が少なくなり過ぎず、作動流体の拡散性、吸脱着反応性をある程度維持できるように、孔間又は穴間等が広過ぎない範囲にあることを示している。
上記と同様の理由から、断面形状は、真円又は正多角形が好ましく、より好ましい形状は正四角形又は正六角形である。
ここで、「80個数%以上の熱伝導性材料は、軸心の方向が伝熱面に対して70°以上である」ことは、吸着材成形体に含まれる大部分(80個数%以上)の繊維状の熱伝導性材料の軸心の方向が、伝熱面に対して略垂直(70°以上)となるように、ある程度揃っていることを意味している。
これにより、熱交換流体と吸着材成形体の内部との熱交換効率がより向上するので、吸脱着反応の反応速度がより向上する。
更に、熱伝導性材料の軸心の方向がランダムである場合と比較して、吸着材成形体を作製する際のスプリングバックを抑制できるので、吸着材成形体中における吸着材の密度をより向上させることができる。スプリングバックとは、吸着材成形体を成形する際、加圧により一旦減少した吸着材成形体の体積が、圧を開放したときに戻る現象をいう。
第2の発明は、吸着材成形体における吸着質の吸脱着反応の反応速度が高い熱交換型反応器を設けて構成されていることで、反応速度が低下した場合の熱のロスが抑制されており、結果、熱の利用効率に優れている。
本発明の吸着式ヒートポンプの第1実施形態を図1〜図6を参照して説明する。本実施形態では、吸着器の吸着材としてゼオライトを用い、吸着器に供給される熱交換流体として水(液体)を、作動流体(吸着質)として水蒸気(水)を用いた吸着式ヒートポンプ(以下、単に「ヒートポンプ」ともいう。)を例に説明する。
なお、吸着式ヒートポンプの作動原理の詳細については、例えば、「伝熱 Journal of the Heat Transfer Society of Japan Vol.45,No.192」(社団法人日本伝熱学会、2006年7月)の第20ページ〜第21ページを参照することができる。
熱交換型反応器20は、図2に示すように、筐体21と、筐体21に第1流路として設けられ、熱交換流体が流通する複数の熱媒流路24と、筐体21に設けられ、熱媒流路間に配置された第2流路をなす複数の反応室22と、各反応室の内部に配設された吸着材成形体26と、を設けて構成されている。
ここで、天面及び底面は、各反応室内の、反応室及び熱媒流路が交互に並ぶ方向を法線とする2つの内壁面(すなわち、各反応室内の、熱媒流路24が隣接する内壁面及びその対向面)である。
例えば、熱媒流路24に加熱された熱媒が供給されたときには、ゼオライト板26A、26Bの伝熱面Sで熱交換され、ゼオライト板26A、26B(吸着材)が加熱されると、ゼオライトに吸着されている水蒸気が脱離し、加熱時に供された熱量分の水蒸気を蒸発凝縮器40に送ることができる。吸着材が用いられることにより、水蒸気の吸着(固定化)及び脱離に要する熱量を小さく抑えることができ、低エネルギーでも水蒸気の着脱が容易に行なえる。
ゼオライト板26A、26Bは、互いに同じ構造に構成されており、水蒸気が流通する流路を形成している各面(流通面)には、それぞれ複数の穴13が二次元に配列されている。本実施形態では、図5のように、断面円形の円筒状の穴が設けられており、この穴はゼオライト板の流通面と反対側の表面(裏面)へは貫通せずに、図3のように厚みz分の吸着材を残して裏面が閉塞された凹形状となっている。
壁厚が50μm以上であることで、吸着材成形体に存在する穴(又は孔)の体積比率が低く抑えられ、穴(又は孔)同士の間隔を広く保って吸着材の体積比率が大きく維持するのに有利である。また、壁厚が500μm以下であることで、水蒸気等の作動流体が流通する流通面における穴(又は孔)の比率が少なくなり過ぎず、作動流体の拡散性、吸脱着反応性をある程度維持することができる。
本実施形態のように、流通面とその反対面とが貫通していない穴を設けることで、流通面から反対面へ貫通する孔を設けた場合に比べて、吸着材の体積比率が大きくなるので、作動流体の吸脱着量がより向上し、出力向上の点で有利である。
吸着材成形体は、作動流体が吸着されるときに放熱し作動流体が脱離するときに蓄熱する吸着材と、軸心方向が成形体の伝熱面と交差する向きに配された繊維状の熱伝導性材料と、を少なくとも含有し、必要に応じて、更にバインダー等の他の成分を用いて構成される。
吸着材としては、本実施形態で用いたゼオライトのように、多孔体を用いることができる。多孔体としては、吸着(好ましくは物理吸着)による水蒸気等の流体の固定化及び脱離の反応性をより向上させる観点から、細孔径が10nm以下の孔を有する多孔体が好ましい。細孔径の下限は、製造適性等の観点から、0.5nmが好ましい。多孔体としては、前記同様の観点から、平均1次粒子径が50μm以下の1次粒子が凝集して得られた1次粒子凝集体である多孔体が好ましい。平均1次粒子径の下限は、製造適性等の観点から1μmが好ましい。
前記シリカゲルとしては、BET法による比表面積が100m2/g以上1500m2/g以下(より好ましくは、300m2/g以上1000m2/g以下)であるシリカゲルが好ましい。
前記活性炭としては、BET法による比表面積が800m2/g以上4000m2/g以下(より好ましくは、1000m2/g以上2000m2/g以下)である活性炭が好ましい。
前記メソポーラスシリカとしては、BET法による比表面積が500m2/g以上1500m2/g以下(より好ましくは、700m2/g以上1300m2/g以下)であるメソポーラスシリカが好ましい。
中でも、吸着材の平均一次粒子径は、1μm以上10μm以下がより好ましい。
吸着材を成形体にして利用する場合、吸着材と共にバインダーを含有することができる。バインダーを含むことで、成形体の形状がより維持され易くなるので、吸着による熱媒の固定化及び脱離の反応性がより向上する。バインダーとしては、水溶性バインダーが好ましい。水溶性バインダーとしては、ポリビニルアルコール、トリメチルセルロース等が挙げられる。
また、吸着材及びバインダーに加えて、必要に応じて、他の成分を含有していてもよい。他の成分の例として、カーボンファイバーや金属繊維等の熱伝導性無機材料等が挙げられる。
吸着材成形体は、繊維状の熱伝導性材料の少なくとも一種を、その軸心方向が吸着材成形体の伝熱面に対して交差するように含有している。
この点に関して、繊維状の熱伝導性材料を、その軸心の方向が吸着材成形体の伝熱面に対して交差するように吸着材成形体中に含有させることで、この熱伝導性材料を介して、吸着材成形体の内部と熱媒体(本実施形態では熱媒体M1)との間の熱交換が効率良く行なわれる。このようにして熱交換が行なわれることにより、吸着時には吸着材成形体の内部から熱交換流体に吸着熱が効率良く放出され、脱離(脱着)時には熱交換流体から吸着材成形体の内部に脱離(脱着)熱が効率よく供給される。
これにより、吸着熱及び脱着熱で吸脱着反応の進行が阻害される問題が軽減され、吸着材成形体における吸着質の吸脱着反応の反応速度が向上する。
金属繊維としては、アルミニウム繊維、銅繊維等が挙げられる。
また、炭素繊維の中でも、特に好ましくは、アスペクト比が10〜500で、繊維長が10μm〜500μm(より好ましくは100μm〜300μm)の炭素繊維である。
但し、前記熱交換の効率をより向上させ、吸脱着反応の反応速度をより向上させる観点からは、前記吸着材成形体の好ましい形態は、前記繊維状の熱伝導性材料として、軸心の方向が前記伝熱面に対して45°以上である繊維状の熱伝導性材料を少なくとも含む形態である。この形態の吸着材成形体には、軸心の方向が前記伝熱面に対して45°未満である繊維状の熱伝導性材料が含まれていてもよい(例えば、繊維状の熱伝導性材料の軸心の方向が伝熱面に対してランダムな方向となっている場合等)。
ここで、繊維状の熱伝導性材料の軸心の方向が伝熱面に対して45°以上であるとは、
軸心の方向と伝熱面とのなす角のうち、最小の角度が45°以上であることを意味する(下記の「70°以上」や「80°以上」の意味についても同様である)。
更に、この態様では、熱伝導性材料の軸心方向がランダムである場合と比較して、吸着材成形体を作製する際のスプリングバックを抑制できるので、吸着材成形体中における吸着材の密度をより向上させることができ、反応速度を更に向上させることができる。
なお、軸心方向と伝熱面とのなす角は、理想的には90°(垂直)であるが、熱交換効率への影響を加味すれば、90°である場合とは、必ずしも正確に垂直をなす場合のみである必要はなく、一見して90°(垂直)と捉えられる略垂直である場合も含まれる。
吸着材成形体は、従来公知の方法で作製(成形)することが可能であり、特に方法が制限されるものではない。吸着材成形体の作製方法の例として、吸着材及び繊維状の熱伝導性材料を含む混合物(例えばスラリー)を調製し、この混合物を加圧成形、押出成形等の公知の成形手段により成形する方法等が挙げられる。
また、成形後に凹形状を形成する場合、成形体の所望の位置の吸着材を、フライス等を用いて機械的に取り除くことで、凹状の穴や孔を形成してもよい。
ここで、「熱伝導性材料の軸心の方向が押出方向と略平行」とは、熱伝導性材料の軸心方向と押出方向とのなす角が30°以下(好ましくは20°以下)であることをさす。
前記第2の方法は、まず押出成形により、熱伝導性材料の軸心方向が押出成形時の押出方向と略平行な方向に揃っている平板状の成形体を複数作製し、得られた複数の平板状の成形体を重ね合わせて接着して柱状の成形体を得、得られた柱状の成形体を押出成形時の押出方向に対して垂直な複数の平面で切断することにより、平板状の成形体として吸着材成形体を得る方法である。
熱交換型反応器20内の複数の熱媒流路24は、ヘッダ部材29Aにより気密状態を保って熱媒体配管27Aと連通されるとともに、ヘッダ部材29Bにより気密状態を保って熱媒体配管27Bと連通されている。このように、熱媒体配管27A及び熱媒体配管27Bを介して連通されていることで、熱交換型反応器20内の熱媒流路24と吸着式ヒートポンプ100の外部(熱利用対象)との間で熱媒体M1を流通することができる。
本発明の吸着式ヒートポンプの第2実施形態について、図7を参照して説明する。
本実施形態は、上記の第1実施形態における穴13を配列した吸着材成形体を、穴53を配列した吸着材成形体に代えて構成されている。
なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明の吸着式ヒートポンプの第2実施形態について、図8を参照して説明する。
本実施形態は、上記の第1実施形態の反応室の天面及び底面にそれぞれ取り付けた2枚の板状のゼオライト板(吸着材成形体)を、ゼオライト板を重ねた積層体に代えて構成されている。
なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
−1.吸着材成形体aの作製−
吸着材として粉末状のゼオライト(平均一次粒子径:3μm、BET法による比表面積:1000m2/g)60〜80質量部と、バインダーとしてセピオライト(粘土鉱物)20質量部と、繊維状の熱伝導性材料としてカーボンファイバー(CF)(ミルド品(日本グラファイトファイバー(株)製のXN−100);繊維長:200μm、繊維径:10μm、アスペクト比:20)20〜40質量部と、水100質量部と、を混合し、スラリーを得た。
次に、7枚の平板状の成形体を、厚さ方向に重なるように接着剤(カルボキシメチルセルロース(CMC))によって接着し、柱状の成形体を得た。
得られた柱状の成形体を、押出成形における押出方向(7枚の重層方向と直交する方向)に対して垂直な複数の平面で切断し、厚さ3mmの平板状の成形体を得た。その後、この成形体に対し、CNC加工機によって機械的に断面円形(直径:300μm)で厚み方向と平行な孔を、図5〜図6に示すように二次元方向に千鳥状に配列して形成した。このとき、壁厚xを下記表1に示す数値に設定して孔を形成した。また、本実施例では、厚み分の成形体を取り除くことで、厚み方向に貫通した複数の孔が形成されている。
続いて、平板状の成形体の一辺を削ってサイズを調整し、20mm×20mm×厚さ1.5mmのサイズの板状の吸着材成形体a(x=300μm),b(x=300μm),c(x=400μm)を作製した。吸着材成形体aにおいて、20mm×20mmの面を伝熱面とした。
吸着材成形体を形成しているゼオライトの充填密度、及び吸着材成形体の全体に対する含有比は、下記表1に示す通りである。また、CFの含有比率は、吸着材成形体の全体に対して、20〜40体積%とした。
ここで、吸着材成形体の開口率は、下記式で求められる。図9に吸着材成形体におけるx/y値と開口率(気孔率)との関係を示す。図9に示すように、壁厚xと孔又は穴の断面径yとにより、開口率≦10%も達成することができる。
開口率(%)=100−{成形体の密度/成形体が無孔の場合の密度×100}
吸着材成形体a,b,cを用い、図2〜図3に示すように構成された熱交換型反応器を作製した。具体的には、次の通りである。すなわち、反応室22を2室有する筐体(材質:SUS304)20を用意し、この反応室の各々の天面及び底面に、上記で作製した吸着材成形体a,b,cをそれぞれの伝熱面を接触させて取り付けた。
上記で作製した熱交換型反応器を用い、図11に示す吸着式ヒートポンプと同様に構成された実験機を準備した。この実験機では、熱交換型反応器の容積を10mLとし、タンク140の容積を2500mLとした。
準備段階として、バルブV1を開いた状態で、熱交換型反応器20の熱媒流路24に、液温95℃、流量1000mL/minの水(熱媒体M1)を流通させて、反応室22内の吸着材成形体a,b又はcに吸着している水蒸気を脱離(脱着)させ、タンク140に輸送した。このとき、水蒸気の輸送によるタンク140内の圧力変化を観測して、変化がほぼ無くなった時点でバルブV1を閉じた。
測定結果を図12に示す。
実施例2において、厚さ3mmの平板状の成形体に孔を形成しなかった以外は吸着材成形体bと同様にして比較用の吸着材成形体dを用意し、吸着材成形体bをこの吸着材成形体dに代えたこと以外は、実施例2と同様にして、熱交換型反応器を作製し、さらに測定を行なった。
吸着速度の測定結果を、実施例1〜3の結果と合わせて図12に示す。
また、実施例1〜3に示されるように、孔と孔との間隔を表す成形体の壁厚が400μmから300μmへ薄くなると、吸着速度が良好になる傾向がみられた。壁厚が薄くなると開口率が増すため、吸着材量を保持し吸着量を確保し難くなる。したがって、壁厚と吸着材量とのバランスをみて、所望に応じた壁厚及び吸着材量を選択することが望ましい。
11・・・吸着材
13・・・穴、孔(凹形状)
20・・・熱交換型反応器
21・・・筐体
22・・・反応室
24・・・熱媒流路
26,26A,26B・・・吸着材成形体
34・・・支持基材
40・・・蒸発凝縮器
140・・・タンク
100・・・吸着式ヒートポンプ
M1・・・熱媒体
S・・・伝熱面
Claims (16)
- 熱交換流体が流通する第1流路と、
作動流体が流通する第2流路と、
前記第2流路内に配置されており、前記第1流路を流通する熱交換流体との間で熱交換する伝熱面、及び前記作動流体が流通する方向に所定の間隔を有して二次元配列され、前記作動流体が流れ込む複数の凹形状を有するとともに、作動流体が吸着されるときに放熱し作動流体が脱離するときに蓄熱する吸着材、及び軸心方向が前記伝熱面と交差する向きに配された繊維状の熱伝導性材料を含有する吸着材成形体と、
を備えた熱交換型反応器。 - 前記吸着材は、平均一次粒子径が10μm以下の吸着材粒子である請求項1に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体の、凹形状の深さ方向における厚みが、500μm以上である請求項1又は請求項2に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体に有する凹形状間の最短の間隔が、50μm以上500μm以下である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体における凹形状の比率が、吸着材成形体の全体に対して、体積比で5%以上20%未満である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記作動流体が、水である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体の凹形状の深さ方向と直交する断面径は、内接円の直径又は内接楕円の長径で10μm以上300μm以下である請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体の凹形状の深さ方向と直交する断面形状が、円形又は多角形である請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記断面形状が、四角形又は六角形である請求項8に記載の熱交換型反応器。
- 前記熱伝導性材料は、軸心の方向が前記伝熱面に対して45°以上である請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材成形体中の前記熱伝導性材料のうちの80個数%以上は、軸心の方向が、前記伝熱面に対して70°以上である請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記熱伝導性材料は、アスペクト比が10以上である請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記熱伝導性材料が、無機材料である請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記熱伝導性材料が、炭素繊維である請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 前記吸着材が、活性炭、メソポーラスシリカ、ゼオライト、シリカゲル、及び粘土鉱物より選択される少なくとも1種である請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の熱交換型反応器。
- 請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の熱交換型反応器を備えた吸着式ヒートポンプ。
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