JP2014181479A - 窓シャッターの縦枠の防火構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
窓シャッターの縦枠の防火性能を向上させる。
【解決手段】
窓装置の室外側に設置した窓シャッターの縦枠の防火構造であって、窓シャッターのガイドレール下地枠2と前記窓装置の縦枠13は互いに対向する面部を備えており、前記面部間には高さ方向に延びる空隙Sが形成されており、空隙Sには高さ方向に亘って熱膨張耐火部材15が設けてある。
【選択図】図6

Description

本発明は、窓シャッターの縦枠の防火構造に関するものである。
窓シャッター装置は、窓装置の室外側の空間を開閉するように建物の外壁Wに取り付けられており、シャッターにより窓開口部が閉鎖された状態では、左右の金属製のガイドレール内に金属製のシャッターカーテンの幅方向両端部が受け入れられると共に、シャッターカーテン下端の金属製の座板が金属製の下枠に対して、室内外方向に直線的な貫通隙間を形成しないような態様で接触ないし近接した状態であり、本来的に所定の防火性能が備わっている。
しかしながら、より長い避難時間を確保し、また、延焼をなるべく食い止めるためには、耐火性能がより長い時間維持されることが望ましい。本発明者等は、窓シャッターによって閉鎖された窓開口部の側方部位(縦枠)の防火性能を向上させることで、窓シャッターの防火性能を向上させることを考えた。
特許文献1には、耐火断熱材を備えた複合サッシにおける防火構造が開示されているが、窓シャッターについては一切開示されていない。
特開2004−169453
本発明は、窓シャッターの縦枠の防火性能を向上させることを目的とするものである。
本発明が採用した技術手段は、
窓装置の室外側に設置した窓シャッターの縦枠の防火構造であって、
前記窓シャッターの縦枠と前記窓装置の縦枠は互いに対向する面部を備えており、前記面部間には高さ方向に延びる空隙が形成されており、前記空隙には高さ方向に亘って熱膨張耐火部材が設けてある、
窓シャッターの縦枠の防火構造、である。
1つの態様では、前記窓装置の縦枠及び前記窓シャッターの縦枠は、窓シャッター全閉時において、室外空間に面する部位と、シャッターカーテンで閉鎖された開口部に面する部位と、を備え、
前記互いに対向する面部は、前記室外空間と前記開口部との間に位置しており、
前記面部のいずれか一方あるいは両方には、当該面部間の空隙の部分を全高に亘って塞ぐ突片を形成することで窓シャッター全閉時に前記室外空間と前記開口部間の連通を規制し、
前記面部間には前記突片間に位置して高さ方向に延びる空隙が形成されており、前記空隙には高さ方向に亘って前記熱膨張耐火部材が設けてある。
本発明では、窓シャッターの縦枠と窓装置の縦枠との間に高さ方向に亘って熱膨張耐火部材が設けてあるので、室外側あるいは室内側で火災が発生した場合に、熱の影響で窓シャッターの縦枠および/あるいは窓装置の縦枠が変形して、対向面間に隙間が生じたとしても、火災時の熱によって膨張した熱膨張耐火部材がかかる隙間を塞ぐことで、防火上不利な隙間が発生することを防止する。
窓シャッター装置の概略正面図及び側面図である。 窓シャッター装置の縦断面図である。 窓シャッター装置の横断面図である。 図3の部分拡大図である。 窓シャッター装置(開口部開放時)の下方部位を示す部分縦断面である。 窓シャッターの縦枠(ガイドレール+ガイドレール下地枠)と窓装置の縦枠を示す断面図である。 図6の状態から縦枠が変形すると共に熱膨張耐火部材が発泡した状態を示す図(螺子は省略)である。 熱膨張耐火部材を備えていない窓シャッターの縦枠と窓装置の縦枠が変形した状態を示す図(螺子は省略)である。
図1において、左図は窓シャッター装置を室外側から見た正面図、右図は窓シャッター装置の側面図である。図2は、窓シャッター装置の縦断面図であり、建物の窓開口部に設置した窓装置の室外側に窓シャッター装置が設けてある。窓シャッター装置は、窓開口部の上方に位置して、外壁Wに持ち出し状に取り付けられたシャッターケース1と、窓開口部の幅方向両側に位置して窓装置のサッシ枠(後述する縦枠13)に対して持ち出し状に取り付けられた左右のガイドレール下地枠2と、左右のガイドレール下地枠2に支持された左右のガイドレール3と、シャッターケース1内に設けた巻取シャフト4と、上端が巻取シャフト4に連結されており、巻取シャフト4に巻き取られ/繰り出されることで、幅方向両端部がガイドレール3に案内されながら昇降して窓開口部の室外側部位を開閉するシャッターカーテン5と、窓開口部の下方に位置して、窓装置のサッシ枠(後述する下枠12)に持ち出し状に取り付けられた下枠(水切板)6と、を備えている。なお、本明細書において、「室外側」、「室内側」という表現は、実際の室外側、室内側を意味することに加えて、構成要素の相対的な位置を特定する場合にも用いられることに留意されたい。
ガイドレール3は、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、側辺30と、側辺30に対して室外側に位置する側辺31と、底辺32と、から平面視略コ字状の形状を有している。対向する側辺30、31間にシャッターカーテン5の幅方向両端部を受け入れて上下方向に案内するガイド溝が形成されている。ガイドレール3は開口全高に対応する高さを備えており、下枠6の上辺60からシャッターケース1に達するまで垂直状に延びている。ガイドレール3の上端部位は拡開状に形成されており、シャッターケース1の下方部位内に延出している。図6に示すように、ガイドレール3の側辺30から室内側に向かって取付片33が延出形成されており、側辺31の底側は底辺32を越えて延出しており、延出部の先端を室内側に折り曲げてなる折曲辺310には、取付片34が形成されている。
ガイドレール下地枠2は、アルミ型材から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材であり、開口全高に対応する高さを備えており、下枠6の上辺60からシャッターケース1に達するまで垂直状に延びている。図6に示すように、ガイドレール下地枠2は、室内側見付辺20と、室内側見付辺20の一端(開口部Bに近い側)から室内側見付辺20に対して垂直状に延びる室内側見込辺21と、室内側見付辺20の他端(開口部Bから遠い側)から室内側見付辺20に対して垂直状に延びる室外側見込辺22と、を備えている。室内側見込辺21は開口部Bに面しており、室外側見込辺22は室外空間Aに面している。
室内側見込辺21、室外側見込辺22の先端部位には、ガイドレール3の取付片33、34に対して装着される取付片23、24が形成されており、ガイドレール3の取付片33、34をそれぞれガイドレール下地枠2の取付片23、24に取り付けることで、ガイドレール下地枠2の先端側にガイドレール3が取り付けられる。図示の態様では、ガイドレール3の取付片34をガイドレール下地枠2の取付片24に開口部B側からスライド係止させた状態で、ガイドレール3の取付片33とガイドレール下地枠2の取付片23とを面同士で当接させて重ね合わせて螺子35で固定している。
図4、図6に示すように、ガイドレール3の内部空間には、内壁に沿って補強板材7が設けてあり、アルミ型材から形成されているガイドレール3の耐火性能を向上させている。補強板材7は、アルミニウムよりも融点が高い金属板、例えば、スチール鋼板から形成されており、窓開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材である。図4に示すように、ガイドレール3の側辺30の内面には、内部空間の開口側に位置して、高さ方向に延びる難燃性の熱膨張耐火部材8が収容される。
図1に示すように、シャッターカーテン5は、所定高さを備え、開口部幅方向に延びる長尺板状のスラット50を、高さ方向に互いに回動可能に連結することで形成されている。シャッターカーテン5の上端は巻取シャフト4に連結されており、シャッターカーテン5の下端部位には座板51が設けてある。図2において、上側の座板51は窓開口部全開時、下側の座板51は窓開口部全閉時の高さ位置をそれぞれ示している。窓開口部全開時では、シャッターカーテン5は巻取シャフト4に巻き取られた状態にある。座板51の室外側に設けたストッパ52が開口部上方のまぐさ部52Aに当接する。窓開口部全閉時では、座板51の下端が下枠6の凹部600の底辺62に当接する(図2参照)。スラット50は、長さ方向両端部がガイドレール3の内部空間内まで延びるような幅寸法を有しており、シャッターカーテン5の昇降時及び窓開口部全閉時には、スラット50の幅方向両端部位は、ガイドレール3の内部空間内に受け入れられている。
図2に示すように、座板51は、窓開口部の幅方向に延びる長尺状かつ垂直状の板状部510を備え、板状部510の上端には直上のスラット50の下端に係合する係合部511が一体形成され、板状部510の下端部位は室内側に湾曲されて当接部512が形成されている。座板51の板状部510の下半部には、板状部510の幅方向に延びる室内側片513が形成されている。室内側片513は、室内側面部から室内側へ向かって水平状に延びる第1片と、第1片の先端から垂下する第2片と、から側面視L形状を備えている。図4に示すように、室内側片513の長さ方向(座板51の長さ方向)両端部位は、ガイドレール3の内部空間内に受け入れられるように切り欠かれている。板状部510の室内側面部には、室内側片513の下方に位置して、ポケット部が形成されている。1つの態様では、ポケット部には、座板51の長さ方向に延びる難燃性の熱膨張耐火部材(図示せず)が収容されている。シャッター全閉時には、座板51の長さ方向端部から突出するラッチ53が、ガイドレール3の底側に設けたラッチ掛り54に係止することでロック状態となる。
窓シャッターの下枠6は、開口部の幅方向に水平状に延びる長尺枠体であって、窓開口部の全幅を越えてガイドレール下地枠2及びガイドレール3の下方にまで延びている。図5に示すように、下枠6は、水切り面を形成する上辺60を備えた中空状の室内側部位と、中空状の室内側部位に対して室外側に形成された凹部600と、を有している。凹部600は、シャッターカーテン5の昇降経路の直下に位置しており、窓開口部の全幅を越えてガイドレール3の下方にまで達している。図2に示すように、凹部600には、窓開口部全閉状態においてシャッターカーテン5の下端の座板51の下方部位が受け入れられる。
下枠6は、室外側に向かって緩やかに下向き傾斜状に延びる上辺60と、上辺60の先端から垂下する室内側垂直辺61と、室内側垂直辺61の下端から室外側に向かって緩やかに下向き傾斜状に延びる底辺62と、底辺62の室外側先端から垂直状に立ち上がる室外側垂直辺63と、室内側垂直辺61の下端から室内側に向かって水平状に延びる下辺64と、上辺60及び下辺64の室内側端部を連結する後辺65と、後辺65から室内側へ延出形成した装着片66と、を備えている。室内側垂直辺61と室外側垂直辺63との間の空間の上方は開放状となっており、室外側垂直辺63と、室内側垂直辺61と、底辺62と、から凹部600が形成されている。上辺60、室内側垂直辺61、下辺64、後辺65から中空状の室内側部位が形成されている。室外側垂直辺63の立ち上がり寸法は、室内側垂直辺61の立ち上がり寸法よりも大きく、すなわち、室内側中空部の上辺60の高さ位置は、室外側垂直辺63の上端の高さ位置よりも低い位置にある。図2、図5に示すように、ガイドレール下地枠2及びガイドレール3の下端は、室外側垂直辺63の上端よりも下方に延びており、上辺60にまで達している。
下枠6には、補強板材9が設けてある。補強板材9は、アルミニウムよりも融点が高い金属板、例えば、スチール鋼板から形成されている。本実施形態では、補強板材9は、下枠6の長さ方向(開口幅方向)に亘って、間隔を存して複数個配置されているが、下枠6の長さ全体に亘って補強板材を設けてもよい。
図5に示すように、補強板材9は、下枠6の底辺62、下辺64の下面に沿って下枠6の見込方向(室内外方向)に水平に延びる底辺90と、底辺90の室外側端部から下枠6の室外側垂直辺63に沿って立ち上がり状に垂直に延び、室外側垂直辺の室内側に位置する室外側垂直辺91と、底辺90の室内側端部から下枠6の後辺65の下側の垂直部分に沿って立ち上がり状に延びる室内側垂直辺92と、からなる。室外側垂直辺91の高さ寸法は、室内側垂直辺92の高さ寸法よりも大きい。補強板材9の底辺90の室内側半部は、下枠6の下辺64の下面に当接している。室内側垂直辺92には螺子93のための孔が形成されており、室内側垂直辺92は、下枠6の後辺65の下側の垂直部分の室内側面に当接し、螺子93によって連結されている。図3に示すように、下枠6の長さ方向両端部には、下枠6の側面形状に対応する形状を備えたカバー10が装着されている。
窓装置は上枠11、下枠12、左右の縦枠13からなる四周状のサッシ枠を備えている。窓装置の縦枠13は、窓開口部の左右端部に位置して、窓開口部の高さ方向に延びるように設けてある。本実施形態では、縦枠13の上下端は、それぞれ窓装置の四周状のサッシ枠の上端、下端にまで達しており、ガイドレール下地枠2とほぼ同じ高さを備えている。
図6に示すように、縦枠13は、室外側見付辺130と、室内側見付辺131と、室外側見込辺132と、室内側見込辺133と、から断面視略方形状に形成された中空部材である。なお、縦枠13の断面形状は限定されず、また、中実部材でもよい。ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20の室内側面には、高さ方向に延びる突片25が突成されている。図示の態様では、突片25は、室内側見付辺20の幅方向両端部(室内側見込辺21、室外側見込辺22の延長部位)及び中央部位2ヶ所で合計4個突成されている。
ガイドレール下地枠2は、室内側見付辺20を窓装置の縦枠13の室外側見付辺130に対向させて、突片25の先端面を縦枠13の室外側見付辺130に当接させた状態で、室内側見付辺20と室外側見付辺130とを高さ方向に間隔を存して複数本の螺子14で連結することで、窓装置の縦枠13に取り付けられている。図示の態様では、図4に示すように、螺子14は、中間の突片25間に位置して設けてある。
図6に示すように、ガイドレール下地枠2が窓装置の縦枠13に取り付けられた状態において、ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20の面と窓装置の縦枠13の室内側見付辺130の面は、突片25を介して当接することによって離間対向しており、突片25間には高さ方向に延びる空隙Sが形成されている。図示の態様では、高さ方向に延びる3つの空隙Sが形成されている。なお、突片25の数や空隙Sの数は図示の態様に限定されない。
3つの空隙Sにおいて、室外空間A側に位置する室外側に寄った部位(室外空間A側の突片25に近接して)には、難燃性ないし不燃性の熱膨張耐火部材15が設けてある。なお、熱膨張耐火部材15を設ける位置は、図示の態様に限定されず、図示の位置よりも室内側に寄った部位に熱膨張耐火部材15を配置してもよい。熱膨張耐火部材15は、ガイドレール下地枠2及び縦枠13の長さ方向(開口高方向)に延びる長尺状の板体ないしシート体である。図示の態様では、熱膨張耐火部材15はガイドレール下地枠2の室内側見付辺20に接着されている。熱膨張耐火部材15は、例えば、温度が150℃〜250℃の温度に加熱されることで発泡して膨張する部材である。熱膨張耐火部材15としては、例えば、積水化学工業株式会社のフィブロック(登録商標)を用いることができる。なお、熱膨張耐火部材15は縦枠13の室外側見付辺130に接着してもよく、あるいは、単にガイドレール下地枠2の室内側見付辺20の面と窓装置の縦枠13の室内側見付辺130の面との間に配置するものでもよい。また、本実施形態では、窓シャッターのガイドレール下地枠2と窓装置の縦枠13はほぼ同じ高さ寸法を備えており、上端・下端の高さ位置も略同じであるが、ガイドレール下地枠2の下方部位が、窓装置の縦枠13の下端を越えて下方に延びるような納まりの場合に、熱膨張耐火部材15の下方部位が、ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20の下方部位と、窓装置の下枠12の室外側見付辺と、の間に位置するものでもよい。
図6に示すように、ガイドレール下地枠2及び窓装置の縦枠13は、窓シャッター全閉時において、室外空間Aに面する部位(室外側見込辺22、室外側見込辺132)と、シャッターカーテン5で閉鎖された開口部Bに面する部位(室内側見込辺21、室内側見込辺133)と、を備えている。互いに対向する室内側見付辺20と室外側見付辺130の対向面は、室外空間Aと開口部Bとを接続するように延びており、前記対向面のいずれか一方あるいは両方には、当該面部間の空隙を全高に亘って塞ぐ突片25が形成されており、窓シャッター全閉時に室外空間Aと開口部Bとの間の連通を規制している。突片25間には、高さ方向に延びる隙間Sが形成されており、隙間Sには高さ方向に亘って熱膨張耐火部材15が設けてある。
室外側あるいは室内側で火災が発生した場合に、熱の影響でガイドレール下地枠2および/あるいは窓装置の縦枠13が変形して(特に、ガイドレール下地枠2と窓装置のサッシ枠の変形状況が異なるような場合)、ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20と、窓装置の縦枠13の室外側見付辺130と、の間に防火上不利な隙間が生じる場合がある(図8参照)。本実施形態では、ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20と、窓装置の縦枠13の室外側見付辺130と、の間に高さ方向に亘って熱膨張耐火部材15を設けたことで、火災時の熱で、ガイドレール下地枠2の室内側見付辺20および/あるいは窓装置の縦枠13の室外側見付辺130が、これらの間に隙間が形成されるほどに変形した場合であっても、火災時の熱によって膨張した熱膨張耐火部材15´がかかる隙間を塞ぐことで、室外空間Aと開口部Bとの間の連通が防止される。
図2に示すように、下枠6は、ガイドレール下地枠2の下端部位および窓装置の下枠12に連結されている。窓装置の下枠12には、下枠6の装着片66の被係止部120が形成されており、下枠6の装着片66を窓装置の下枠12の被係止部120に係止させた状態で螺子16によって、装着片66と窓装置の下枠12を連結する。なお、窓シャッター装置の下枠6の要素と窓装置の下枠12の要素を係止ないし係合させることなく、当接させて螺子で連結してもよい。
図4、図5に示すように、下枠6は、ガイドレール下地枠2の下端部位に固定された連結板材17を介して、ガイドレール下地枠2の下端部位に連結されている。連結板材17は、垂直片170と水平片171とから側面視L形状を備えており、垂直片170を介してガイドレール下地枠2の室内側見付辺20の内面にリベット172で固定されている。連結板材17の水平辺171は、下枠6の上辺60に近接して室外側に延びており、連結板材17の水平辺171は、螺子18によって、下枠6の上辺60の長さ方向両端部の孔、下辺64の長さ方向両端部の孔、を挿通し、下枠6の長さ方向両端部に配置された補強板材9の底辺90の螺子孔に固定される。下枠6(上辺60、下辺64)の長さ方向両端部を、補強板材9(底辺90)と共に、連結板材17によりガイドレール下地枠2の下端部位に連結することで、下枠6の熱変形(例えば、熱変形して室外側へ垂れること)を防止する。
2 ガイドレール下地枠
20 室内側見付辺
21 室内側見込辺
22 室外側見込辺
25 突片
3 ガイドレール
13 窓装置の縦枠
130 室外側見付辺
132 室外側見込辺
133 室内側見込辺
15 熱膨張耐火部材

Claims (2)

  1. 窓装置の室外側に設置した窓シャッターの縦枠の防火構造であって、
    前記窓シャッターの縦枠と前記窓装置の縦枠は互いに対向する面部を備えており、前記面部間には高さ方向に延びる空隙が形成されており、前記空隙には高さ方向に亘って熱膨張耐火部材が設けてある、
    窓シャッターの縦枠の防火構造。
  2. 前記窓装置の縦枠及び前記窓シャッターの縦枠は、窓シャッター全閉時において、室外空間に面する部位と、シャッターカーテンで閉鎖された開口部に面する部位と、を備え、
    前記互いに対向する面部は、前記室外空間と前記開口部との間に位置しており、
    前記面部のいずれか一方あるいは両方には、当該面部間の空隙の部分を全高に亘って塞ぐ突片を形成することで窓シャッター全閉時に前記室外空間と前記開口部間の連通を規制し、
    前記面部間には前記突片間に位置して高さ方向に延びる空隙が形成されており、前記空隙には高さ方向に亘って前記熱膨張耐火部材が設けてある、
    請求項1に記載の窓シャッターの縦枠の防火構造。
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