JP2014180665A - 液体吐出シリンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、昇温状態において動作の構造的完全性を維持するように構成される吐出シリンジを提供することである。
【解決手段】吐出シリンジが、第1の端部14と、第2の端部16と、内部リザーバー18とを有するバレル12を備える。ピストン20が、リザーバー内に摺動可能に配置され、バレルの第1の端部の近くの内部リザーバーの容積を増減するように可動である。バレル、ピストン又は吐出先端部22のうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、昇温状態において吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、包括的には液体材料を吐出する分野に関し、より詳細には、液体材料を吐出するシリンジに関する。
多くの産業において、種々のタイプのディスペンサーが、組立プロセス中に接着剤、コンフォーマルコーティング材料、半田ペースト、半田フラックス、及び他の同様の材料等の液体を基材上に載せるのに用いられている。1つのタイプの液体ディスペンサーは、吐出される液体材料の供給源を保持するバレルリザーバーを画定するディスペンサー本体を有するシリンジ型ディスペンサーである。吐出先端部が、一方の端部においてシリンジに連結されており、またリザーバーと流体連結している。リザーバー内に配置されるピストンは、リザーバー内で可動であり、それによって、リザーバー内の液体を加圧し、また少量の液体を吐出先端部から基材上へ吐出する。
多くの産業用途では、液体を非常に正確な量でかつ正確な場所に吐出することが求められる。このために、液体ディスペンサーは、リザーバー内でピストンを制御可能かつ予測可能な方法で移動させるアクチュエーターを備える。例えば、空気圧式アクチュエーターが、当該技術分野において知られており、ピストンへ印加される圧縮空気を用いてピストンを移動させて液体をディスペンサーから吐出する。当業者は、リニアアクチュエーター等の他のタイプのアクチュエーターを、リザーバー内でのピストンの移動を制御するのに用いることができると認識するであろう。正確な吐出が求められない他の用途では、ピストンは、手動プロセスによって動かすことができる。
いくつかの用途において、吐出される液体は、約150℃又は更にそれよりも高い温度に加熱されなければならない。例えば、ポリウレタン接着剤(PUR)等のホットメルトタイプの接着剤を吐出することは、通常、接着剤を約150℃又はそれよりも高い温度に加熱するとともに、その接着剤が所望の基材へ吐出されるまでその接着剤をその温度に維持することを必要とする。そのような液体を吐出するのに用いられるシリンジ型ディスペンサーがポリマー材料から成る場合、昇温状態はシリンジ部材の完全性又は性能に影響を与え、ディスペンサーの効力を制限する場合がある。従来のシリンジ型ディスペンサーに関するこれらの欠点及び他の欠点を克服するシリンジ型ディスペンサーが必要とされている。
1つの態様によれば、吐出シリンジが、第1の端部及び第2の端部と、内部リザーバーとを有するバレルを備える。ピストンをリザーバー内に摺動可能に配置することができ、このピストンは、バレルの第1の端部における容積を増減させるように、リザーバー内の第1の位置と第2の位置との間で可動である。吐出シリンジは、バレルの第1の端部の付近に吐出先端部を更に備えることができる。吐出先端部は、液体材料を基材に吐出するための、上記リザーバーと流体連通する出口を有する。バレル、ピストン又は吐出先端部のうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、約150℃を上回る温度において吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成る。
ピストンは第1の端部及び第2の端部を有することができ、第1の端部は、ピストンの中心軸に沿って延びる細長い頂部を有する概ね半球形状の表面形状部を有することができる。この表面形状部は、ピストンが第1の端部に向かう方向に移動すると、バレルの第1の端部から流体を吐出するのを促進する。吐出シリンジは、ピストンがバレルの第1の端部と完全に係合されると、空気の閉じ込めを低減又は除去し、シリンジに残された材料の量を最小限に抑える。
ピストンは、ピストンの第1の端部と第2の端部との間に位置する、円周方向に延びるワイパーシールを備えることもできる。ピストンは、半球形状面において画定される1つ又は複数の流体通路を更に備えることもできる。流体通路は、ピストンの第1の端部と第2の端部との間に延び、内部リザーバーがバレルの第1の端部から満たされると、第1のワイパーの下にある空気の蓄積を低減するのに役に立つ。ピストンは、液体を第1の容積部内に保持しながら、気体を第1の容積部から排出することを可能にするように構成することができる。1つの実施形態において、ピストンの少なくとも一部は、液体を保持しながら、気体を第1の容積部から排出するのを促進するようにテクスチャード加工されている。
シリンジバレルは、内部リザーバー内で半径方向内方に延びるリッジ(出っ張り部)を備えることができる。ピストンをバレルの第1の端部と係合させるようにピストンが第1の端部に向かって移動すると、リッジはワイパーシールに係合する。ワイパーシールとリッジとの係合は、液体材料をワイパーの下から押し出し(squeezes)、そして、ピストンがバレルの第1の端部まで移動すると、その係合によってリザーバーに残っている液体材料を最小限にする。
アダプターは、吐出シリンジを加圧空気源に連結するのに用いることができる。アダプターは、シリンジバレルへの連結に用いる第1の端部と、加圧空気源への連結に用いる第2の端部とを備えることができる。アダプターの第1の端部における第1のハブ及び第2のハブはバレルの耳に係合して、アダプターをバレルに固定する。吐出シリンジの使用時に耳の撓みが低減されるか又はなくなるように、バレルの耳は、耳の円周方向の長さに比べて短い半径方向の大きさ(extents:長さ)を有することができる。第1のハブ及び第2のハブがバレルの耳に係合するとき、アダプターは、バレルの開放端部に係合するのに用いる、アダプターの第1の端部から延びるシールを更に備えることができる。
シリンジバレルを加圧空気源に連結するのにアダプターが用いられない場合では、端部キャップをシリンジバレルで用いることができる。
先端部キャップをシリンジバレルの第1の端部における雄ルアーコネクタに固定することができる。先端部キャップは、スカートを有する端壁と、端壁から軸方向外方に延びる環状ブーツとを備えることができる。ブーツは、雄ルアーコネクタをブーツとスカートとの間で摩擦把持する空間を画定するようにスカート内で同心円状に位置決めされる。
別の態様において、シリンジの部材のうちの少なくとも1つの部材の少なくとも一部は、昇温状態においてシリンジの構造的完全性を維持するように選択される材料から成ることができる。例えば、シリンジバレル、ピストン又はルアーカップリングのうちの1つ若しくは複数は、昇温状態におけるシリンジの構造的完全性を維持することが可能である材料から成ることができる。さらに、先端部キャップ、又は、シリンジバレルを加圧空気源に連結するのに用いる端部キャップ若しくはアダプターのうちの1つ若しくは複数は、昇温状態におけるシリンジの構造的完全性を維持することができる材料から成ることができる。
これらの特徴、目的及び利点、並びに他の特徴、目的及び利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を考慮すると、当業者にはより容易に明らかとなるであろう。
例示的な吐出シリンジの斜視図である。 図1の吐出シリンジの分解斜視図である。 図1の吐出シリンジのバレルの側部立面図である。 線3A―3Aに沿って切り取られた、図3のシリンジバレルの拡大断面図である。 図3のシリンジバレルの代替的な実施形態の拡大断面図である。 図3のシリンジバレルとともに用いられる例示的な端部キャップの斜視図である。 線4A−4Aに沿って切り取られた、図4の端部キャップの断面図である。 図3のシリンジバレルとともに用いられる例示的な先端部キャップの斜視図である。 図3のシリンジバレル上の図5の先端部キャップを示す断面図である。 図3のシリンジバレルとともに用いられる、図1及び図2において示されるような例示的なアダプターの側部立面図である。 線6A−6Aに沿って切り取られた、図6のアダプターの断面図である。 シリンジバレルの第1の端部における、図1のシリンジのピストンを示す断面図である。
本明細書に組み込まれるとともに本明細書の一部をなす添付の図面は、例示的な実施形態を示し、また上記に示される概要、及び以下に示される詳細な説明とともに、本発明の原理を説明する役割を果たす。
図1、図2、図3、図3A及び図3Bは、例示的な液体吐出シリンジ10を示す。シリンジ10は、概ね細長いシリンジバレル12を備え、液体材料を該シリンジバレル12から吐出する第1の端部14と、第1の端部14とは反対側にある第2の端部16とを有する。バレル12は、第1の端部14から吐出される液体材料を収容する内部リザーバー18(図3)を画定する。ピストン20が、内部リザーバー18内に摺動可能に配置されており、内部リザーバー18内で第1の端部14と第2の端部16との間で摺動可能に可動であり、それによって、ピストン20が第1の端部14に向かう方向に移動するにつれて第1の端部14から液体材料を吐出する。吐出先端部22が、内部リザーバー18と連通するようにバレル12の第1の端部14に取り外し可能に連結され、その結果、液体材料を吐出先端部22の出口24から吐出することができる。
図示の実施形態では、バレル12の第1の端部14は雄ルアーコネクタ26を備える。雄ルアーコネクタ26は、吐出先端部22に設けられる、対応する雌ルアー28を受け入れるようになっており、それによって、吐出先端部22は、図3、図3A、及び図3Bに示されているように、バレル12の第1の端部14に連結することができる。雄ルアーコネクタ26は、雄接続先端部29とカラー30とを有する。カラー30は、吐出先端部22をカラー30に固定する雌ねじ山31を有する。バレル12の第2の端部16は、比較的大きな直径の開口部70を有し、端部キャップ110又はアダプター80を固定するのに用いる半径方向外方に延びるフランジ、すなわち「耳」74、76を有する。端部キャップ110又はアダプター80は、バレル12の第2の端部16を加圧空気源36(図1)等のアクチュエーターに連結するのを容易にする。
多くの異なるピストンを用いることができるが、1つのピストン20の例が示される。図2及び図7を参照すると、例示的なピストン20が示されている。ピストン20は、液体材料をバレル12の第1の端部14を通じて吐出先端部22内へ押し込むように構成される第1の端部32を備える。ピストン20の第1の端部32は、バレル12の第1の端部14と嵌合して液体材料を吐出先端部22内へ押し込む。ピストン20の第1の端部32と反対側にある第2の端部34は、加圧空気源36(図1)等のアクチュエーターの影響を受けるように曝されており、それによって、ピストン20は、バレル12の第2の端部16からバレル12の第1の端部14に向かう方向に作動することができる。少なくとも1つの第1の円周方向ワイパー40が、バレル12の内壁にシール係合するように、ピストン20の半球形状面38から半径方向外方に延びる。ワイパー40は、ピストン20の本体の周りで円周方向に延びるフランジすなわちスカートの形態とすることができ、半球形状面38に対する段差41を形成する。段差41は、内部リザーバー18内にもたらされるデッドボリュームを最小限に抑えるには重要であるものと考えられる。第2のワイパー42をピストン20の第2の端部34の近くに設けることができ、しかも、第2のワイパー42をバレル12の内面にシール係合するように第1のワイパー40と概ね同じように形成することができる。
ピストン20の表面としての、少なくとも第1のワイパー40及び第2のワイパー42の付近及び任意選択的には第1のワイパー40と第2のワイパー42との間の領域43は、液体材料が内部リザーバー18から流出するのを防止しながら、内部リザーバー18内に閉じ込められている空気等の気体材料の微小な通気(micro-venting)を促進するように構成することができる。例えば、第1のワイパー40、第2のワイパー42、及び/又は領域43は、内部リザーバー18からの気体材料の通過を許すものの、内部リザーバー18内に液体材料が保持されるように、肌理を有するように加工される(textured)。代替的には、ピストン20のいくつか又は全ては、気体材料を内部リザーバー18から排出するのを促進するように、気体に対しては透過性であるが、液体に対しては非透過性である材料から形成することができる。様々な他の方法を用いて、液体材料が流出するのを防止しながら気体材料を内部リザーバー18から排出するのを促進することができると理解されるであろう。領域43は、材料の剪断力(shear)及び圧力を最小限に抑えるように、また第1のワイパーと第2のワイパーとの間の気体の閉じ込めを最小限に抑えるように、凹形状部を有することもできる。
引き続き図2及び図7を参照すると、ピストン20の第1の端部32は、概ね半球形状の面38を画定する、半径方向の滑らかな形状部を有する。概ね半球形状の面38は、ピストン20が、液体材料を先端部22から吐出するようにバレル12の第1の端部14に向かって移動するにつれて圧力を液体材料全体にわたってより均一に分散させ、液体材料の剪断力を最小限に抑える。図示の実施形態では、ピストン20の頂部44が、ピストン20の第1の端部32の先端部を形成する。頂部44が半球形面38から外方に延び、それによって、ピストン20がバレル12の第2の端部14と係合すると、頂部44が雄ルアー26の一部内へ下方に延びることができるように、頂部44を、ピストン20の中心軸45に沿って細長にすることができる。細長い頂部44は湾曲領域44aを含む。湾曲領域44aは、半球形状面38からの滑らかな移行部を提供し、例えば弾丸ノーズ(bullet-nose)形状を形成する。ピストン20のこの細長い頂部44は、吐出先端部22を通じて液体材料を吐出するのに役に立ち、ディスペンサー10内に保持される液体材料の不使用分(waste)を最小限に抑える。
ピストン20は、ピストン20の半球形状面38において頂部44と第1のワイパー40との間に画定される流路46を更に含むことができる。流路46は、ピストン20の外面38内に形成されるチャネルによって画定することもでき、又はピストン20の第1の端部32に配置される外方に延びるリブ又は表面(図示せず)によって画定することもできる。図示の実施形態では、流路46は、ピストン20の第1の端部32内に形成されるチャネルであり、ほぼ.003インチ〜.005インチの深さである。
バレルリザーバー18がバレル12の第1の端部14から充填されると、液体材料は、流路46に沿ってピストン20の頂部44から第1のワイパー40に向かって方向付けられる。流路46に沿った液体材料の移動は、閉じ込められた空気を第1のワイパー40に向かって押し出す。空気は第1のワイパー40を通過することができる。しかしながら、ワイパー40は、液体材料が通過するのを防止する。このようにして、第1のワイパー40の下にある空気の蓄積が低減又は除去される。
図3A及び図3Bに示される実施形態では、シリンジバレル12の第1の端部14及び吐出先端部22がより詳細に示されている。バレル12は、液体材料の剪断力を最小限に抑えるため及び、充填動作及び/又は吐出動作の間にバレルリザーバー18内での空気溜りの形成を低減又は除去するための吐出先端部22の構成と協働する。このために、バレル12の第1の端部14は、ピストン20の第1の端部32の半球形状面38に対応する、滑らかに湾曲した形状部48を備える。1つの実施形態において、湾曲形状部48は、約5/32インチ〜約3/16インチ又はそれ以上の範囲の半径を有することができる。吐出先端部22の入口54内への滑らかな移行となるように、湾曲形状部48は、液体材料をバレル12の第1の端部14における出口通路50及び出口オリフィス52を通るように方向付けるのに役に立つ。出口通路50の内径は、液体材料がバレル12から吐出先端部22内へ吐出される際に液体材料の剪断力を最小限に抑えるようにテーパー状にすることができる。図3Aに示されている実施形態では、シリンジバレル12の出口オリフィス52は、比較的先端が丸い(blunt)形状を有する。代替的には、バレル12の出口オリフィス52aは、図3Bに示されているように、バレル12の第1の端部14と吐出先端部22との間に滑らかな移行部を提供するように、吐出先端部の入口54の内部に向かって徐々に外方に広がることができる。吐出先端部の入口54の内部は、吐出先端部22内の空気の閉じ込めを最小限に抑えるように、また吐出先端部22の入口54と出口通路56との間に概ね滑らかな移行部を提供するように、概ね円錐台形状の側壁すなわち「弾丸ノーズ」形状の側壁を有することができる。
引き続き図3Aを参照すると、シリンジバレル12の出口通路50は、吐出先端部22の入口54に形成される円周方向溝60を覆って延びる。この溝60すなわち「ストリッパーリング」は、成形プロセス中の吐出先端部22内に形成される。この溝60すなわち「ストリッパーリング」は、取り外し可能なコア部材の一方の半体が、成形された先端部22から取り外される場合、そのコアの他方の半体において吐出先端部22を保持するのに役に立つ。先端部22は続いてコア部材から取り出され、ストリッパーリング60が吐出先端部22の入口通路内にとどまる。
シリンジバレル12の第1の端部14は、ピストンがバレル12の第1の端部14の内面に係合すると、ピストンの第1のワイパー40に係合するようになっている内部リッジ(出っ張り部)62を更に有する。内部リッジ62が第1のワイパー40に係合すると、ワイパー40の下の液体材料がワイパー40から更に押し出され、それによって、液体材料の無駄を低減する。図示の実施形態では、バレル12には、内部リッジ62が、対応する半径方向外方に延びるリッジ64をバレル12の外面にもたらすように均一な壁厚が設けられ、シリンジバレル12の第1の端部14に特徴的な外観を与える。
引き続き図2及び図3を参照すると、シリンジバレル12の第2の端部16は、比較的大きな直径の開口部70を有し、半径方向外方に延びるフランジ72を有する。以下でより詳細に記載されるように、シリンジ10をアクチュエーターに連結するのに用いる端部キャップ110又はアダプター80を固定するのを容易にするために、対向して配置される一対のタブすなわち耳74、76が、フランジ72から半径方向外方に互いに反対方向に延びる。耳74、76の半径方向に延びる長さは概して、使用時の耳74、76の撓みを最小限に抑えるように、従来のシリンジの耳よりも小さい。この撓みは、ピストン20をバレル12の第1の端部14に向かう方向に移動させるように圧力パルスがシリンジ10に印加されると、液体材料の吐出量のばらつきを引き起こす可能性がある。耳74、76の経時的に繰り返される撓みによってバレル12の材料が疲労し、それによって、耳74、76の屈曲、液体材料の吐出量のばらつきを更に高める可能性がある。有利には、図示の実施形態のシリンジ10における耳74、76の長さを短縮することによって、耳74、76の撓みが低減し、それによって、シリンジ10から吐出される液体材料の量の一貫性が向上する。図示の実施形態では、各耳74、76は、以下でより詳細に記載されるように、半径方向外方に延びる回り止めすなわちバンプ78を更に有する。そして、バンプ78は、バレル12の第2の端部16に連結することができる端部キャップ110又はアダプター80との確実な係合をもたらすように、耳74、76の外周に形成される。
図6及び図6Aは、例示的なアダプター80を示し、アダプター80は、シリンジ10を加圧空気源36等のアクチュエーターに連結するのを容易にするために、シリンジバレル12の第2の端部16に連結されるように構成されている。図示の実施形態では、アダプター80は、バレル12の第2の端部16に連結するようになっている第1の端部82と、加圧空気源36と連通する導管(図示せず)に連結するようになっている第2の端部84とを備える。アダプターの第2の端部84は、導管を第2の端部84に固定するのを容易にする、返し86を備えることができる。アダプター80の第1の端部82は、バレル12の第2の端部16における第1の耳74及び第2の耳76にバヨネット式で係合する、対向して配置されている第1のハブ88及び第2のハブ90を備える。各ハブ88、90は、半径方向に延びるリム92と、リム92から離間している端壁94と、リム92と端壁94との間に延びる、円周方向に延びる側壁96とによって画定される。端壁94は、アダプター80が耳74、76をアダプターのそれぞれのハブ88、90内に受け入れるように捻られると、アダプター80をバレル12の第2の端部16にぴったりと引き付けるようにリム92に向かう方向に傾斜している内面98(図6A)を有する。
引き続き図6及び図6Aを参照し、かつ図2を参照すると、アダプター80の第1の端部82は、中央に位置する円筒形のボス102上に配置されるシール100を更に有する。円筒形のボス102は、端壁94から第2の端部84とは反対側の方向に突出する。半径方向外方に延びるフランジ104が、シール100を円筒形のボス102上に保持する。図示の実施形態では、シール100はOリングであるが、様々な他のタイプのシール機構を代替的に用いることができることが理解されるであろう。シールは、シリンジバレル12に取り付けられると、シリンジバレル12の内面に係合するように、シリンジバレル12の第2の端部16内で軸方向に延びる。シール100をシリンジバレル12の内面と完全に係合させるために、アダプター80は、アダプター80のハブ88、90内でシリンジバレル12の耳74、76を受け入れるように回転させられなければならない。耳74、76がアダプター80のハブ88、90内に受け入れられると、端壁94の傾斜面98はシール100をバレル12の第2の端部16に引き込み、シール100はシリンジバレル12の内面にシール係合する。
アダプター80のハブ88、90内に耳74、76を受け入れるためにアダプター80を捻る前に、空気はリザーバー18の内部からシール100を通って流出することができる。耳74、76がアダプター80のハブ88、90内に完全に位置決めされると、耳74、76に形成されている回り止め78が、アダプター80の側壁96内に形成されている対応するスロット79(図6A)に係合して、バレル12の耳74、76に対するアダプター80のスナップ嵌めをもたらす。それによってアダプター80がバレル12の第2の端部16上に完全に係止されていることが確実に示される。図示の実施形態では、スロット79は、端壁94を貫通して形成されている開口79aによって形成され、側壁96内へ延びる。
シール100は、シリンジバレルの第2の端部16において開口部70に隣接して形成されている面取り部106(図3)に係合する。開口部70における面取り部106の位置は、シール100がシリンジバレル12内へ延びすぎないことを確実にし、それによって、アダプター80がシリンジバレル12上に正確に着座及び係止されているか否かを示す。アダプター80が正確に着座及び係止されていない場合、アダプター80は、面取り部106とのシール100の係合が浅いため、シリンジバレル12の第2の端部16から容易にずり落ちる(slip off:外れる)。
図4及び図4Aは、アダプター80の代わりに、シリンジバレル12の第2の端部16に固定される、端部キャップ110を示す。端部キャップ110は、環状縁部112と、縁部112から概ね半径方向外方に延びる、対向して配置される第1のフランジ114及び第2のフランジ116とを有する。アダプター80のハブ88、90と同様の、対向して配置される第1の係合タブ118及び第2の係合タブ120が、バレル12の耳74、76に係合するように縁部112の底部側面から延びる。各係合タブ118、120は、縁部112に対して垂直に延びる側壁122と、縁部112に対して平行に延びる端壁124とから構成されている。それによって、端壁124、縁部112、及び側壁122は、シリンジバレル12の第2の端部16に設けられる第1の耳74及び第2の耳76を受け入れるようになっており、概ね円周方向に延びるスロットを画定する。
端部キャップ110は、同心円状の第1の側壁132及び第2の側壁134と端壁136とによって画定される、概ね帽子型の中央部分130を更に含む。第1の側壁132は、縁部112から軸方向に延び、第1の側壁132と第2の側壁134との間に延びる弧状の端部138によって第2の側壁134に接合されている。端壁136は、第2の側壁134の第2の端部上に設けられ、端部キャップを閉鎖する。端部キャップ110の中央部分130は、縁部112が撓むことを可能にし、それによって、シリンジバレル12の第2の端部を端部キャップ110によって閉鎖するのを容易にする。概ね円周方向に延びるシールビード140は、シリンジバレル12の内面との端部キャップ110のシール係合を提供するように、中央部分130の第1の側壁132に配置される。細長いステム142が端壁136の中央に配置され、端壁136から下方に延びる。ステム142は、製造中の端壁136の形成を容易にする。端部キャップ110を用いてバレル12の第2の端部をシールするには、第1のタブ118をバレル12の第2の端部における第1の耳74と係合させ、第2のタブ120を、第2のタブ120が第2の耳76を覆って柔軟に延びるように中央部分130を圧迫しながら、第2の耳76を覆ってパチっと締めるように下方に旋回させる。
図5及び図5Aは、シリンジ10とともに用いることができる例示的な先端部キャップ150を示す。先端部キャップ150は、シリンジバレル12の第1の端部14における雄ルアー26の上に嵌るように構成される。図示の実施形態では、先端部キャップ150は概ね円形の端壁152を含むが、端壁152は様々な他の形状を有することができることが理解されるであろう。端壁152は、フルート、ローブ、又はシリンジバレル12への先端部キャップ150の取付け又はシリンジバレル12からの先端部キャップ150の取外し中に先端部キャップ150を把持するのを容易にするように端壁152の外周の周りに配置される他の特徴部を有することができる。概ね円筒形のスカート154が、端壁152から延びており、雄ルアー26のカラー30に受け入れられるサイズになっている。概ね円筒形のブーツ156も端壁152から延びており、雄ルアー26の雄接続先端部29とカラー30との間に受け入れられるようにスカート154内で同心円状に位置している。スカート154及びブーツ156は、先端部キャップ150がシリンジバレル12の第1の端部14上に保持されるように、雄ルアー26上で摩擦嵌めをもたらすサイズ及び寸法になっている。先端部キャップ150がシリンジバレル12の雄ルアー26上にしっかりと着座すると、端壁152の内側に配置されている隆起した中央ビード160が、シリンジバレル12の第1の端部14における出口オリフィス52にシール係合する。
先端部キャップ150は、ブーツ156上に設けられているとともに雄ルアー26のねじ山に係合するサイズになっている、1つ又は複数の円周方向に延びるリブ又はねじ山158を更に有することができる。先端部キャップ150をシリンジバレル12の第1の端部14上へ軸方向に押圧することができるように、リブ158が構成されており、それによって、リブ158が雄ルアー26のねじ山31の上を乗り越えるので、ブーツ156は半径方向内方に変形する。代替的には、雄ルアー26のねじ山の上で先端部キャップ150を前進させるように先端部キャップ150を捻ることによって、先端部キャップ150は、シリンジバレル12の第1の端部14上に配置することができる。先端部キャップ150を捻ることによって、先端部キャップ150は、シリンジバレル12の第1の端部14から取り外すことができる。
本発明の原理の別の態様によれば、吐出シリンジの部材の少なくとも一つ又は吐出シリンジの複数の構成部材の少なくとも一つが、昇温状態において意図されたとおりに動作するように、吐出シリンジの構造的完全性を維持するように選択された材料で構成できる。したがって、吐出シリンジは、限定されないが、高い温度に加熱することを必要とするホットメルト接着剤等の液体材料を吐出するのに使用することができる。非限定的な例として、本発明の原理による吐出シリンジは、例えば、最高約150℃までの昇温状態において、ポリウレタンホットメルト接着剤(PUR)を吐出するのに使用することができる。別の実施形態では、最高約200℃までの昇温状態において、構造的完全性を維持するように材料が選択される。さらに別の実施形態では、約200℃を上回る昇温状態において、構造的完全性を維持するように材料が選択される。吐出シリンジの部材のうちの1つ又は複数、例えばバレル、ピストン又はルアーカップリングは、昇温状態において構造的完全性を維持する材料から形成されているため、これらの部材は、シリンジの構造的完全性が損なわれる程度まで軟化することはなく、それによって、圧力下での漏れ又は破裂等の問題が回避される。
1つの実施形態において、吐出シリンジ10の部材のうちの1つ又は複数は、高温耐性がある樹脂製とすることができる。例えば、部材のうちの1つ又は複数、例えばバレル12、ピストン20、吐出先端部22又はルアーコネクタ26は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、又は、吐出シリンジ10の意図された動作に悪影響を与えることがないように、昇温状態において部材の構造的完全性を維持するのに適している任意の他の材料から成ることができる。さらに、吐出シリンジ10の様々な他の部材、例えば、先端部キャップ150、アダプター80、端部キャップ110、又は吐出シリンジの任意の他の部材、又は吐出シリンジとともに使用可能な任意の部材は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、又は、昇温状態において部材の構造的完全性を維持するのに適している任意の他の材料から成ることができる。材料は、使用時の材料の特徴又は性能を向上させる添加剤を更に含むことができる。例えば、材料は、材料の強度を高める、限定されないがガラス繊維等の強化用繊維を含む複合材料とすることができる。材料は強化用繊維を含むものとして本明細書に記載されているが、他の強化材によって形成された複合材料を代替的に用いることができることが理解されるであろう。
別の態様において、吐出シリンジ10の部材のうちの1つ又は複数は、所望に応じて、炎又は紫外線(UV)に対する材料の耐性を高める添加剤を含む材料から成ることができる。さらに、吐出シリンジ10の種々の他の部材、例えばアダプター80、端部キャップ110又は先端部キャップ150も、吐出シリンジ10の意図される動作に悪影響を与えないように、上記で論じたような添加剤を含め、昇温状態において構造的完全性を維持する材料から成ることもできる。
本発明をその種々の例示的な実施形態の記載によって説明し、これらの実施形態をかなり詳細に記載したが、それらの実施形態は添付の特許請求の範囲の範囲をそのような詳細に制限するか又はいかようにも限定することは意図しない。本明細書において論じられた種々の特徴は、単独で又は任意の組合せで用いることができる。更なる利点及び変更形態が当業者には容易に明らかとなるであろう。したがって、本発明は、そのより広範な態様では、図示及び記載される特定の詳細、代表的な装置及び方法、並びに例示的な例に限定されない。したがって、包括的な発明の概念の範囲から逸脱することなく、そのような詳細から逸脱することができる。

Claims (20)

  1. 吐出シリンジであって、
    第1の端部及び第2の端部を有するとともに内部リザーバーを内部に画定するバレルと、
    前記バレルの前記第1の端部の付近にある吐出先端部であって、前記リザーバーと流体連通する出口を有する、吐出先端部と、
    を備え、
    前記バレル又は前記吐出先端部のうちの少なくとも一方の少なくとも一部は、約150℃を上回る温度において前記吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成る、吐出シリンジ。
  2. 前記材料は耐熱樹脂を含む、請求項1に記載の吐出シリンジ。
  3. 前記材料はポリブチレンテレフタレートを含む、請求項2に記載の吐出シリンジ。
  4. 前記材料は、繊維強化材を更に含む複合材料である、請求項2に記載の吐出シリンジ。
  5. 前記バレルを加圧流体源に連結するのに用いる、前記バレルの前記第2の端部に選択的に取り外し可能に連結されるアダプターを更に備える、請求項1に記載の吐出シリンジ。
  6. 前記内部リザーバー内に摺動可能に配置されるピストンを更に備える、請求項1に記載の吐出シリンジ。
  7. 前記ピストンはポリブチレンテレフタレートから成る、請求項6に記載の吐出シリンジ。
  8. 前記内部リザーバー内に配置されるホットメルト接着剤を更に含む、請求項6に記載の吐出シリンジ。
  9. 吐出シリンジであって、
    第1の端部及び第2の端部を有するとともに内部リザーバーを内部に画定するバレルと、
    前記リザーバー内に摺動可能に配置され、前記バレルの前記第1の端部の付近の前記内部リザーバーの容積を増減させるピストンと、
    吐出先端部を受け入れるために適合された前記バレルの前記第1の端部におけるルアーカップリングと、
    を備え、
    前記ピストンは、第1の端部及び第2の端部を有し、前記第1の端部は、前記ピストンが前記バレルの前記第1の端部に向かって移動すると、前記バレルの前記第1の端部から流体を吐出するように、前記ピストンの中心軸に沿って延びる細長い頂部を有する概ね半球形状の表面形状部を有し、
    前記ルアーカップリングは、出口オリフィスと、前記出口オリフィスと前記リザーバーとの間で流体連通する、出口通路とを有し、
    前記出口通路は、前記出口通路の軸方向長さに沿ってテーパー状になり、
    前記バレル、前記ピストン、又は前記ルアーカップリングのうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、約150℃を上回る温度において前記吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成る、吐出シリンジ。
  10. 前記材料は耐熱樹脂を含む、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  11. 前記材料はポリブチレンテレフタレートを含む、請求項10に記載の吐出シリンジ。
  12. 前記材料は、繊維強化材を更に含む複合材料である、請求項10に記載の吐出シリンジ。
  13. 前記バレルを加圧流体源に連結するのに用いる、前記バレルの前記第2の端部に選択的に取り外し可能に連結されるアダプターを更に備える、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  14. 前記バレルをシールするのに用いる、前記バレルの前記第2の端部に選択的に取り外し可能に連結される端部キャップを更に備える、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  15. 前記バレルの前記第1の端部における前記ルアーカップリングに選択的に取り外し可能に連結される先端部キャップであって、前記先端部キャップが前記ルアーカップリング上にしっかりと着座すると、前記ルアーカップリングの前記出口オリフィスにシール係合する、先端部キャップを更に備える、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  16. 前記バレルは、前記内部リザーバーを画定する少なくとも1つの側壁を含む細長い筒状の本体を更に備え、
    前記側壁は、前記内部リザーバー内で前記第1の端部の付近にあり、かつ前記ピストンの前記半球形状の表面形状部と相補的である半球形状部分を更に画定する、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  17. 前記バレルは、前記内部リザーバー内で前記半球形状部分に隣接している、半径方向内方に延びるリッジを更に備え、
    前記側壁は、前記リッジの付近で実質的に均一な厚さを有し、
    前記半径方向内方に延びるリッジの位置は、対応する半径方向外方に延びるリッジによって前記本体の外部から目に見えるとする、請求項16に記載の吐出シリンジ。
  18. 前記内部リザーバー内に配置されるホットメルト接着剤を更に含む、請求項9に記載の吐出シリンジ。
  19. ホットメルト接着剤を吐出する方法であって、
    第1の端部及び第2の端部を有するとともに内部リザーバーを内部に画定し、少なくとも一部が約150℃を上回る温度において吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成るバレルと、
    前記バレルの前記第1の端部の付近にあり、少なくとも一部が約150℃を上回る温度において吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成る吐出先端部と、
    前記内部リザーバーと流体連通する出口と、
    前記内部リザーバー内に摺動可能に配置されるピストンと、
    から構成される吐出シリンジの内部リザーバー内に配置されるホットメルト接着剤を液化するために、吐出シリンジを加熱することと、
    前記ホットメルト接着剤を前記出口から吐出するために前記ピストンを前記吐出先端部に向かう方向に移動させることと、
    を含む、方法。
  20. 前記吐出シリンジは、
    前記バレルの前記第1の端部において、前記吐出先端部を受け入れるように適合されたルアーカップリングを更に備え、
    前記ルアーカップリングは、出口オリフィスと、前記出口オリフィスと前記リザーバーとの間で流体連通する出口通路とを有し、前記出口通路は前記出口通路の軸方向長さに沿ってテーパー状になり、
    前記ピストンは、第1の端部及び第2の端部を有し、前記第1の端部は、前記ピストンが前記バレルの前記第1の端部に向かって移動すると、前記バレルの前記第1の端部から流体を吐出するように、前記ピストンの中心軸に沿って延びる細長い頂部を有する概ね半球形状の表面形状部を有し、
    前記バレル、前記ピストン、又は前記ルアーカップリングのうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、約150℃を上回る温度において前記吐出シリンジの動作の構造的完全性を維持するように選択される材料から成る、請求項19に記載の方法。
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