JP2014180449A - 内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法 - Google Patents

内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、組立てが容易で、分岐部材の安価な取付け構造を具備した内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法を提供することである。
【解決手段】挿入部2の基端側の円筒部材29内の分岐部材31は、第1の通路31aの構成壁部34aと、第2の通路31bの構成壁部34bと、円筒部材29に着脱可能に連結される連結部34cとを有する。円筒部材29は、分岐部材31の第2の通路31bの構成壁部34bを挿通する開口部30と、この開口部30に連通されるガイド溝部36とを有する。ガイド溝部36に分岐部材31の軸方向の移動を規制する第1の規制部37と、分岐部材31の軸回りの回転を規制する第2の規制部38とを設け、連結部34cに軸方向と直交する方向に移動して第1の規制部37と係合する第1の係合部39と、第2の規制部38に対して、軸方向に移動して係合する第2の係合部40とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作部のケーシング内に配設された筒状部材と、処置具挿通用チャンネルと操作部の処置具挿入口と吸引通路との間を連結する連結用の分岐部材とを備えた内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法に関する。
特許文献1には、内視鏡のチャンネルの基端側に処置具挿入孔と吸引通路に分岐する金属製の分岐部材が設けられている構成の内視鏡が示されている。また、操作部のケーシング内には、操作部の内部への挿通部材の保護及び保形性等の観点から金属で形成される筒状部材が配設されている。そして、従来の分岐部材は、ねじ部材によりこの筒状部材に固定されている。
特開平11−47083号公報
特許文献1のような従来の内視鏡では、金属製の分岐部材は切削加工で管路が形成されているとともに、金属製の分岐部材を筒状部材に固定するために分岐部材にねじ穴を追加で機械加工する必要があるので、部品単価が高くなる。さらに、内視鏡の製造時には分岐部材を筒状部材にねじ部材によってねじ締めする作業等が必要なため、組み付け作業に時間がかかり、組立て費用が高くなっている。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、組立てが容易で、分岐部材の安価な取付け構造を具備した内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法を提供することにある。
本発明の一局面の態様は、挿入部の基端側に設けられた筒状部材の内部に前記筒状部材の軸方向に開通する第1の通路および前記筒状部材の軸方向以外の方向に開通する第2の通路との連通部を有する分岐部材が配置され、前記分岐部材は、前記第1の通路の構成壁部と、前記第2の通路の構成壁部と、前記筒状部材に着脱可能に連結される連結部とを有し、前記筒状部材は、前記分岐部材の前記第2の通路の構成壁部を挿通する開口部と、この開口部に連通され、前記分岐部材の前記連結部を前記筒状部材の軸方向に移動可能にガイドするガイド溝部とを有し、前記ガイド溝部に前記分岐部材の軸方向の移動を規制する第1の規制部と、前記分岐部材の軸回りの回転を規制する第2の規制部とを設け、前記連結部に前記軸方向と直交する方向に移動して前記第1の規制部と係合する第1の係合部と、前記第2の規制部に対して、軸方向に移動して係合する第2の係合部とを備えた内視鏡である。
好ましくは、前記挿入部は、基端側にカバー部材が設けられ、前記筒状部材を前記カバー部材で被覆することにより、前記第1の係合部の前記軸方向と直交する方向への移動を規制する移動規制手段を設けている。
好ましくは、前記第2の係合部は、前記第1の通路の構成壁部の周壁部に前記筒状部材の軸方向に沿って延設された2つの係合溝間に形成された直線状の縦壁部によって形成され、前記第1の係合部は、前記2つの係合溝の外側壁部の両側部にそれぞれ前記2つの係合溝側に向けて突出された内向きの係合凸部によって形成されている。
好ましくは、前記分岐部材は、金属粉末射出成形によって一体成形されている。
本発明の他の局面の態様は、挿入部の基端側に設けられた筒状部材の内部に前記筒状部材の軸方向に開通する第1の通路および前記筒状部材の軸方向以外の方向に開通する第2の通路との連通部を有する分岐部材を組み付ける内視鏡の分岐部材組み付け方法であって、前記筒状部材に設けられた開口部に前記分岐部材の前記第2の通路の構成壁部を挿通する工程と、前記分岐部材に設けられた連結部を前記筒状部材のガイド溝部に沿って前記筒状部材の軸方向に移動させる工程と、前記連結部の第1の係合部を前記軸方向と直交する方向に移動して前記ガイド溝部の第1の規制部に係合させて前記分岐部材の軸方向の移動を規制する工程と、前記連結部の第2の係合部と前記第2の規制部との係合によって前記分岐部材の軸回りの回転を規制する工程と、を備えた内視鏡の分岐部材組み付け方法である。
好ましくは、前記挿入部の基端側にカバー部材を装着して前記筒状部材を前記カバー部材で被覆することで前記第1の係合部の前記軸方向と直交する方向への移動を規制する工程を備える。
本発明によれば、組立てが容易で、分岐部材の安価な取付け構造を具備した内視鏡とその内視鏡の分岐部材組み付け方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態の内視鏡の全体の概略構成を示す斜視図。 第1の実施の形態の内視鏡の操作部内の円筒部材と分岐部材との連結部分を示す要部の縦断面図。 第1の実施の形態の内視鏡の円筒部材を示す平面図。 図3のIV−IV線断面図。 第1の実施の形態の内視鏡の分岐部材を示す斜視図。 第1の実施の形態の内視鏡の分岐部材を示す平面図。 第1の実施の形態の内視鏡の分岐部材を示す側面図。 第1の実施の形態の内視鏡の円筒部材と分岐部材との組み付け状態を示す要部の縦断面図。 (A)は図8の9A−9A線断面図、(B)は図8の9B−9B線断面図。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1乃至図9(A),(B)は、本発明の第1の実施の形態を示す。図1は本実施の形態の内視鏡1の全体の概略構成を示す図である。図示のごとく、内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルコード4とから構成される。挿入部2は、細長い可撓管部5と、湾曲部6と、先端硬質部7とが設けられている。挿入部2は、ポリウレタン等の樹脂で被覆されるとともに、後端部分は操作部3に接続され、その接続部は折れ止め部材(カバー部材)8により保護されている。
また、湾曲部6は、軟らかい弾性体で被覆されている。この湾曲部6の先端には先端硬質部7が設けられており、この先端面には図示しない観察光学系、撮像素子、照明光学系、送気送水ノズル、鉗子口出口などが設けられている。
操作部3には、吸引を行う際に使用する吸引制御装置9、送気送水を行う際に操作する送気送水バルブ10、さらに撮像素子から出力された映像信号を処理するためのリモートスイッチ11が取り付けられている。さらに操作部3には、樹脂製の上下アングルノブ12aおよび左右アングルノブ12bが取り付けられている。上下アングルノブ12aを操作することによって湾曲部6を上下方向に、また左右アングルノブ12bを操作することによって湾曲部6を左右方向に湾曲させることができる。なお、湾曲部6を湾曲固定状態に保ったり、湾曲固定状態を開放するときに使用する樹脂製のFEレバー13a、13bも取り付けられている。
操作部3に接続されたユニバーサルコード4はポリウレタン等の樹脂で被覆されており、その先端にはコネクタ14が取り付けられている。コネクタ14には高周波漏れ電流を焼灼電源に戻すためのSクチガネ15と、図示されていない送水タンクに接続して送水を行うための金属製の送水口金16と、図示されていない吸引ポンプが接続される金属製の吸引口金17と、複数の電気接点18と、ライトガイドの端部19と、送気を行うための金属製の送気管20などが設けられている。コネクタ14のライトガイドの端部19を図示しない光源装置のコネクタ受けに接続することによって先端硬質部の照明光学系から照明光が照射される。さらにコネクタ14の側面には、電気コネクタ部21が設けられており、この部分に図示しない接続コードを接続して図示しないビデオプロセッサと接続することで、撮像素子から出力された電気信号を図示しないモニタ上に映像として映し出せる。
内視鏡1の操作部3の下部には内視鏡1を把持するためのポリサルフォンなどの硬い樹脂で形成されたグリップ22が設けられている。さらに、グリップ22と挿入部2の折れ止め部材8との間には図2で示される連結部22aが設けられている。この連結部22aには鉗子等の処置具を挿通させるための鉗子口23が設けられている。鉗子口23にはシリコンゴムなどの弾性体で形成される鉗子栓24が取り付けられる構造になっている。
また、連結部22aには、主筒部22a1とこの主筒部22a1から挿入部2の軸方向に対して斜め後方に向けて突出された分岐筒部22a2とが設けられている。分岐筒部22a2内には、処置具を導入する略筒状のチャンネル口金(処置具挿入口体)25が配置されている。このチャンネル口金25の外端部に前記鉗子口23が形成されている。チャンネル口金25の外周にはOリング26,27を嵌め込み、このOリング26,27により分岐筒部22a2とチャンネル口金25の間をシールする。チャンネル口金25の組み付け位置はキー状のピン部材28により定められるようになっている。
内視鏡1のグリップ22および連結部22aの内部には、図示しないアングル操作用ワイヤー、送気用チャンネル、送水用チャンネル、撮像素子からの出力信号伝達用の電気ケーブルなどの内装物が組み込まれている。グリップ22および連結部22aの内部にはこれら内装物の保護と他の部材の保持などを目的としたアルミニウム合金製の円筒部材(筒状部材)29が設けられている。図3に示すように円筒部材29には長方形の開口部である円筒部材開口部30が設けられる。この円筒部材29は、グリップ22の内部に設けられた図示しない金属製の固定用フレームに金属製の継ぎ板とネジで固定されている。
また、円筒部材29の内部には、分岐部材31が配置されている。この分岐部材31は、円筒部材29の軸方向に開通する第1の通路31aと、円筒部材29の軸方向以外の方向に開通する第2の通路31bと、これら第1の通路31aと第2の通路31bとの連通部31cとを有する。そして、この分岐部材31の内部には、第1の通路31aと、第2の通路31bと、連通部31cとによって三股状に分岐したほぼY字状の3つの分岐通路が形成されている。ここで、第1の通路31aの先端側には、第1の連結孔であるチャンネル孔31a1、第1の通路31aの基端側には、第2の連結孔である吸引孔31a2がそれぞれ形成されている。さらに、第2の通路31bの先端には第3の連結孔である導入孔31a3が形成されている。
第1の通路31aの先端側のチャンネル孔31a1には、挿入部2内に配設された処置具挿通チャンネル32のチャンネルチューブの基端部が連結されている。第1の通路31aの基端側の吸引孔31a2には、吸引通路33の吸引パイプの先端部が接続されている。この吸引パイプは操作部3およびユニバーサルコード4内を通してコネクタ14側に延出され、吸引口金17に接続されている。
また、分岐部材31は、金属材料で形成された一体のブロック部材(分岐部材本体)34を有し、例えば、MIM(メタルインジェクションモールディング:金属粉末射出成形)によって一体成形されている。このブロック部材34は、第1の通路31aの構成壁部34aと、第2の通路31bの構成壁部34bと、円筒部材29に着脱可能に連結される後述する連結部34cとを有する。ここで、分岐部材31の第2の通路31bの構成壁部34bは、円筒部材29の開口部30から外部側に突出されている。この第2の通路31bの先端の導入孔31a3には、チャンネル口金25の基端部が連結される。
円筒部材29には、円筒部材開口部30の前縁に図3、図4に示すように円筒の外周面の一部を内側に圧潰して形成された矩形状の平面部35が形成されている。この平面部35には、分岐部材31の連結部34cを円筒部材29の軸方向に移動可能にガイドするガイド溝部36が形成されている。このガイド溝部36は、円筒部材開口部30の前縁に連通されている。
また、ガイド溝部36には、円筒部材29の軸方向に沿って延設された細幅の第1溝部36aと、この第1溝部36aの基端部に連結され、第1溝部36aよりも太い幅の第2溝部36bとが形成されている。さらに、第2溝部36bには、この第2溝部36bの両側に突出する凹部36cが形成されている。そして、第2溝部36bの凹部36cによって分岐部材31の軸方向の移動を規制する第1の規制部37が形成されている。さらに、第1溝部36aによって分岐部材31の軸回りの回転を規制する第2の規制部38が形成されている。
また、分岐部材31の連結部34cは、円筒部材29の軸方向と直交する方向に移動して第1の規制部37と係合する第1の係合部39と、第2の規制部38に対して、軸方向に移動して係合する第2の係合部40とを備えている。第2の係合部40は、図5に示すように第1の通路31aの構成壁部34aの周壁部に円筒部材29の軸方向に沿って延設された2つの係合溝41a,41b間に形成された直線状の縦壁部42によって形成されている。また、分岐部材31の連結部34cは、図6に示すように2つの係合溝41a,41bの外側壁部41a1,41b1の両側部にそれぞれ外側に突出する2つの外側突出部41a2,41b2が形成されている。これらの外側突出部41a2,41b2の内面に2つの係合溝41a,41b側に向けて突出された内向きの係合凸部41a3,41b3が形成されている。これらの係合凸部41a3,41b3によって第1の係合部39が形成されている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の内視鏡1の製造時に、挿入部2の基端側に延設される円筒部材29に分岐部材31を組み付ける作業時には、次の分岐部材組み付け方法が実施される。まず、円筒部材29の内部に分岐部材31を挿入し、円筒部材29の内部から円筒部材29の円筒部材開口部30に分岐部材31の第2の通路31bの構成壁部34bを挿通する第1の工程が行なわれる。その後、分岐部材31の連結部34cを円筒部材29のガイド溝部36に沿って円筒部材29の軸方向に移動させる第2の工程が行なわれる。
このとき、分岐部材31の連結部34cの2つの係合溝41a,41b間に形成された直線状の縦壁部42が先端部から円筒部材29のガイド溝部36の第1溝部36aに挿入される。この状態で、分岐部材31の縦壁部42を第1溝部36aに沿って円筒部材29の前方側に移動させる。そして、縦壁部42が第1溝部36aの先端まで移動した時点で、2つの外側突出部41a2,41b2が第2溝部36bの凹部36cと対応する位置まで移動する。この時点で、連結部34cの第1の係合部39を円筒部材29の軸方向と直交する方向に移動してガイド溝部36の第1の規制部37に係合させる。これにより、分岐部材31の軸方向の移動を規制する第3の工程が行なわれる。
このとき、分岐部材31の連結部34cの第2の係合部40と円筒部材29の第2の規制部38との係合によって分岐部材31の軸回りの回転を規制する第4の工程が行なわれる。これにより、分岐部材31の連結部34cを円筒部材29に組み付ける作業が完了する。
その後、図2、図8、図9(A),(B)に示すように挿入部2の基端側に折れ止め部材8を装着して円筒部材29を折れ止め部材8で被覆することで、第1の係合部39の軸方向と直交する方向への移動を折れ止め部材8によって規制する第5の工程が行なわれる。
(効果)
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡1では、円筒部材29に開口部30に連通させるガイド溝部36を設け、分岐部材31に円筒部材29に着脱可能に連結される連結部34cを設けている。そして、ガイド溝部36に分岐部材31の軸方向の移動を規制する第1の規制部37と、分岐部材31の軸回りの回転を規制する第2の規制部38とを設け、連結部34cに軸方向と直交する方向に移動して第1の規制部37と係合する第1の係合部39と、第2の規制部38に対して、軸方向に移動して係合する第2の係合部40とを設ける。これにより、円筒部材29に分岐部材31を組み付ける作業時には、円筒部材29の内部で、分岐部材31をガイド溝部36に沿って円筒部材29の軸方向の移動させて第2の規制部38に対して、軸方向に移動して第2の係合部40を係合させる動作と、連結部34cを軸方向と直交する方向に移動して第1の係合部39を第1の規制部37に係合させる動作とによって円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。したがって、従来のように分岐部材31にねじ穴を機械加工し、この分岐部材31を円筒部材29にねじ部材によってねじ締めするなどの追加の作業が不要になるので、従来に比べて円筒部材29に分岐部材31を組み付ける組立て作業が容易となる。さらに、分岐部材31は、例えば、MIM(メタルインジェクション:射出成形粉末冶金)によってブロック部材34を一体成形することができるので、分岐部材31のコスト低下を図ることができる。これにより、組立てが容易で、分岐部材31の安価な取付け構造を具備した内視鏡1を提供することができる。
さらに、分岐部材31の連結部34cを円筒部材29に組み付けたのち、挿入部2の基端側に折れ止め部材8を装着して円筒部材29を折れ止め部材8で被覆することで、第1の係合部39の軸方向と直交する方向への移動を折れ止め部材8によって規制することができる。そのため、内視鏡1の組立てに必要な折れ止め部材8の組み付けによって第1の係合部39の軸方向と直交する方向への移動を規制する機能を兼用させることができるので、第1の係合部39の軸方向と直交する方向への移動を規制する機能を独立の部品によって行なう場合に比べて内視鏡1の組立が一層、容易となり、組立費用の削減が可能となる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
2…挿入部、29…円筒部材(筒状部材)、30…円筒部材開口部、31a…第1の通路、31b…第2の通路、31c…連通部、31…分岐部材、34a…第1の通路構成壁部、34b…第2の通路構成壁部、34c…連結部、36…ガイド溝部、37…第1の規制部、38…第2の規制部、39…第1の係合部、40…第2の係合部。

Claims (6)

  1. 挿入部の基端側に設けられた筒状部材の内部に前記筒状部材の軸方向に開通する第1の通路および前記筒状部材の軸方向以外の方向に開通する第2の通路との連通部を有する分岐部材が配置され、
    前記分岐部材は、前記第1の通路の構成壁部と、前記第2の通路の構成壁部と、前記筒状部材に着脱可能に連結される連結部とを有し、
    前記筒状部材は、前記分岐部材の前記第2の通路の構成壁部を挿通する開口部と、この開口部に連通され、前記分岐部材の前記連結部を前記筒状部材の軸方向に移動可能にガイドするガイド溝部とを有し、
    前記ガイド溝部に前記分岐部材の軸方向の移動を規制する第1の規制部と、前記分岐部材の軸回りの回転を規制する第2の規制部とを設け、
    前記連結部に前記軸方向と直交する方向に移動して前記第1の規制部と係合する第1の係合部と、前記第2の規制部に対して、軸方向に移動して係合する第2の係合部とを備えた内視鏡。
  2. 前記挿入部は、基端側にカバー部材が設けられ、
    前記筒状部材を前記カバー部材で被覆することにより、前記第1の係合部の前記軸方向と直交する方向への移動を規制する移動規制手段を設けた請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第2の係合部は、前記第1の通路の構成壁部の周壁部に前記筒状部材の軸方向に沿って延設された2つの係合溝間に形成された直線状の縦壁部によって形成され、
    前記第1の係合部は、前記2つの係合溝の外側壁部の両側部にそれぞれ前記2つの係合溝側に向けて突出された内向きの係合凸部によって形成されている請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記分岐部材は、金属粉末射出成形によって一体成形されている請求項1に記載の内視鏡。
  5. 挿入部の基端側に設けられた筒状部材の内部に前記筒状部材の軸方向に開通する第1の通路および前記筒状部材の軸方向以外の方向に開通する第2の通路との連通部を有する分岐部材を組み付ける内視鏡の分岐部材組み付け方法であって、
    前記筒状部材に設けられた開口部に前記分岐部材の前記第2の通路の構成壁部を挿通する工程と、
    前記分岐部材に設けられた連結部を前記筒状部材のガイド溝部に沿って前記筒状部材の軸方向に移動させる工程と、
    前記連結部の第1の係合部を前記軸方向と直交する方向に移動して前記ガイド溝部の第1の規制部に係合させて前記分岐部材の軸方向の移動を規制する工程と、
    前記連結部の第2の係合部と前記第2の規制部との係合によって前記分岐部材の軸回りの回転を規制する工程と、を備えた内視鏡の分岐部材組み付け方法。
  6. 前記挿入部の基端側にカバー部材を装着して前記筒状部材を前記カバー部材で被覆することで前記第1の係合部の前記軸方向と直交する方向への移動を規制する工程を備えた内視鏡の分岐部材組み付け方法。
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