JP2014179813A - 通信システム、通信端末、および端末プログラム - Google Patents

通信システム、通信端末、および端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】他の通信端末との間で通信を行う通信端末の利用を支援し、利用者の利便性を向上させること。
【解決手段】通信回線を介して複数の通信端末5が通信を行う通信システム1は、通信端末5に内蔵される機器または通信端末5と接続された機器の状態を診断する診断部と、診断結果データを通信端末5毎に管理する管理部と、通信端末5の診断結果データに基づいて、通信端末5の利用法を判定する判定部と、判定部により判定された利用法に基づく情報を、通信端末5に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、通信端末、および端末プログラムに関する。
従来から、通信接続される通信端末の情報(例えば故障情報等)をネットワーク経由で収集し、管理する技術が知られている。例えば、特許文献1には、OA機器の診断結果の解析効率を高める目的で、OA機器の遠隔診断を行って遠隔診断結果をHTTP経由で収集し、Webブラウザを介して閲覧できるようにした遠隔集中管理システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術は、あくまでも遠隔集中管理システムを運用する管理者がOA機器を管理するために遠隔診断結果を収集するものであり、遠隔診断結果をOA機器の利用者に提示することは目的としていないことから、例えば複数の通信端末間で通信を行う場合において通信相手となる他の通信端末の状態を把握するため等に活用することは困難であった。そのため、他の通信端末との通信において不具合が生じた場合には、管理者を介した利用者間の問い合わせや、利用者同士が直接連絡する等の必要が生じ、手間であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他の通信端末との間で通信を行う通信端末の利用を支援し、利用者の利便性を向上させることができる通信システム、通信端末、および端末プログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる通信システムは、通信回線を介して複数の通信端末が通信を行う通信システムであって、前記通信端末に内蔵される機器または前記通信端末と接続された機器の状態を診断する診断部と、診断結果データを前記通信端末毎に管理する管理部と、前記通信端末の診断結果データに基づいて、前記通信端末の利用法を判定する判定部と、前記判定部により判定された利用法に基づく情報を、前記通信端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、互いに通信を行う通信端末の現時点での各々の状態に応じて通信端末の利用法を判定し、利用法例として利用者に提示することができる。したがって、他の通信端末との間で通信を行う通信端末の利用を支援し、利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、通信システムの全体構成例を示す図である。 図2は、サーバおよび通信端末の概略構成例を示すブロック図である。 図3は、サーバおよび通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 図4は、機器診断処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 図5は、診断結果データのデータ構成例を示す図である。 図6は、他の診断結果データのデータ構成例を示す図である。 図7は、端末別診断結果テーブルのデータ構成例を示す図である。 図8は、変形例における診断結果データのデータ構成例を示す図である。 図9は、変形例における他の診断結果データのデータ構成例を示す図である。 図10は、用途判定テーブルのデータ構成例を示す図である。 図11は、利用法の判定原理を説明する図である。 図12は、サーバおよび通信端末の他の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、お知らせ画面の一例を示す図である。 図14は、詳細画面の一例を示す図である。 図15は、変形例における通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 図16は、変形例における通信端末の処理手順を示すフローチャートである。 図17は、変形例における詳細画面の一例を示す図である。 図18は、通信端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の通信システム、通信端末、および端末プログラムを実施するための形態について説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の通信システム1の全体構成例を示す図である。また、図2は、通信システム1を構成するサーバ3および通信端末5の概略構成例を示すブロック図である。図1および図2に示すように、通信システム1は、サーバ3と、通信端末5と、管理DB7とを含み、サーバ3と通信端末5とが通信回線Nを介して通信接続されて構成される。通信回線Nは、例えばLANやインターネット、電話回線網、専用線網、イントラネット等の各種通信網である。なお、図1および図2中では1つの通信端末5を図示しているが、実際には、1つ以上の通信端末5がサーバ3と通信接続される。
本実施の形態では、ビデオ会議に参加する拠点に設置されたビデオ会議端末間で映像データや音声データを送受することによりビデオ会議を行うビデオ会議システムに通信システム1を適用し、通信端末5としてビデオ会議端末を想定した場合を例示する。
この通信システム1では、図1に示すように、通信端末5から診断結果データがサーバ3にアップロードされ(D11)、サーバ3からは、お知らせデータと対象端末の診断結果データとが配信データとして通信端末5にダウンロードされる(D13)。管理DB7は、前述の診断結果データや別途利用者全体に向けて用意されるお知らせデータを蓄積しており、サーバ3によって随時これらのデータの書き込みまたは読み出しが行われる(D15)。また、サーバ3では、管理者による管理DB7の参照や後述する配信設定等のためのデータの入出力が行われる(D17)。すなわち、管理者は、Webブラウザ等を介して管理DB7に蓄積される通信端末5毎の診断結果データを閲覧したり、配信設定等のための操作を行う。管理者には、サーバ3の管理者、通信端末5の利用者、通信システム1を含むシステム全体の管理者が含まれる。
サーバ3は、図2に示すように、主な機能部として、管理部31と、配信部33とを備える。また、サーバ3は、その他にも、操作部(入力部)や表示部、記録部等の必要な構成を備えている。
管理部31は、通信端末5からアップロードされた診断結果データを管理DB7に書き込んで管理する。
配信部33は、通信端末5毎に配信設定を行う処理、管理DB7に蓄積された診断結果データやお知らせデータを読み出し、配信設定に従って配信データを作成する処理、通信回線Nを介して配信データを通信端末5に送信する処理等を行う。
一方、通信端末5は、利用者側、例えば、ビデオ会議を行う拠点の会議室等に設置される。通信端末5は、複数(図2では2つ)の機器10(10−1,2)を有する。
本実施の形態のように通信端末5としてビデオ会議端末を想定している場合、通信端末5はビデオ会議に必要な機器を有している必要があり、これらの機器は、通信端末5に内蔵され、または通信端末5と接続される。ビデオ会議に必要な機器としては、通信端末5に内蔵され、または通信端末5と接続されるマイクやスピーカー、カメラ、ディスプレイ等が挙げられる。以下、通信端末5に内蔵されている機器および接続されている機器を包括して、通信端末5が有する機器10と呼ぶ。
また、通信端末5は、主な機能部として、診断部としての自己診断部51と、判定部および表示処理部としての利用法提案部53と、送信部および受信部としての通信部55とを備える。また、通信端末5は、その他にも、操作部(入力部)や表示部、記録部等の必要な構成を備えている。なお、通信端末5のハードウェア構成については後述する(図18を参照)。
自己診断部51は、通信端末5が有する機器10を診断するためのものであり、診断した機器10毎の状態(正常/異常)に基づいて診断結果データを作成し、通信部55および通信回線Nを介してサーバ3にアップロードする。
利用法提案部53は、自己診断部51が作成した診断結果データや通信回線Nおよび通信部55を介してサーバ3からダウンロードした配信データ等に基づいて、お知らせおよび利用法例を示す情報を表示部に表示する処理を行う。
通信部55は、サーバ3との間でデータを送受するためのものであり、モデムやTA、通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。
次に、通信システム1においてサーバ3および通信端末5が行う処理の流れについて説明する。本実施の形態では、通信システム1は、個々の通信端末5が実施した自己診断の結果を管理するとともに、利用者に対するお知らせの提示および利用法例の提案を行う。
先ず、自己診断結果の管理について説明する。図3は、そのためのサーバ3および通信端末5の処理手順を示すフローチャートである。図3に示すように、通信端末5では、自己診断部51が、図3中左側の自己診断の実施手順に従って通信端末5が有する機器10を診断する。この自己診断の実施は、例えば、通信端末5の起動時等の所定の実施タイミングで行われる。すなわち、自己診断部51は先ず、機器診断処理を行う(ステップS11)。図4は、機器診断処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
この機器診断処理では、自己診断部51は、通信端末5が有する機器10を順次診断対象とし、機器10毎にループAの処理を実行する(ステップS311〜ステップS329)。すなわち、ループAでは、自己診断部51は先ず、診断対象の機器10の接続確認を行う(ステップS313)。そして、自己診断部51は、該当する機器10の接続が確認できない場合は、異常ありとして(ステップS315:Yes)、ステップS327に移行する。
接続が確認でき、異常がない場合には(ステップS315:No)、自己診断部51は、続いて、診断対象の機器10の応答確認を行う(ステップS317)。そして、自己診断部51は、該当する機器の応答が確認できない場合は、異常ありとして(ステップS319:Yes)、ステップS327に移行する。
応答が確認でき、異常がない場合には(ステップS319:No)、自己診断部51は、続いて、診断対象の機器10に自己診断機能を実施させる(ステップS321)。従来から、自己診断機能を備えた機器が知られている。ステップS321では、診断対象の機器10が自己診断機能を備えている場合に、これを実施させる。そして、機器10による自己診断機能の実施によって異常があった場合には(ステップS323:Yes)、ステップS327に移行する。異常がなければ(ステップS323:No)、ステップS325に移行する。なお、診断対象の機器10が自己診断機能を備えていない場合には、自己診断部51は、ステップS321,ステップS323の処理は行わずにステップS325に移行すればよい。
そして、ステップS325では、自己診断部51は、診断対象の機器10を正常とし、該当する機器10についてのループAの処理を終える。一方、ステップS327では、自己診断部51は、診断対象の機器10を異常とし、該当する機器10についてのループAの処理を終える。
例えば、診断対象の機器10が、USB(Universal Serial Bus)を用いて通信端末5に接続されたUSBスピーカーであったとする。この場合、自己診断部51は、ステップS313の処理として先ず、OSが認識しているUSB機器一覧の取得要求をOSに依頼することによりUSB機器一覧を取得する。そして、自己診断部51は、取得したUSB機器一覧からスピーカーを検索し、存在する場合に接続確認とする一方、存在しなければ異常とする。また、自己診断部51は、ステップS317の処理として、初期化処理等のUSBスピーカーの動作環境を設定するための処理の終了を待機し、正常に終了した場合に応答確認とする一方、正常終了しない場合は異常とする。
以上のようにして通信端末5が有する全ての機器10についてループAの処理を行ったならば、自己診断部51は、ステップS325またはステップS327において正常または異常とした通信端末5が有する機器10毎の状態(自己診断結果)を設定した診断結果データを作成し(ステップS331)。その後、図3のステップS11にリターンしてステップS13に移行する。
図5および図6は、診断結果データのデータ構成例を示す図である。図5では、端末名が「会議室A」の通信端末5で作成された診断結果データを示し、図6では、端末名が「端末B」の通信端末5で作成された診断結果データを示している。図5および図6に示すように、診断結果データには、機器10毎の自己診断結果(正常:○/異常:×)が設定される。なお、この診断結果データは、通信端末5が有する機器10の各々が正常なのか異常なのかの設定を少なくとも含めばよいが、異常の機器10について異常の内容を含めてもよい。
そして、図3のステップS13では、自己診断部51は、図4のステップS331で作成した診断結果データを通信端末5の識別情報とともにサーバ3にアップロードする。識別情報としては、端末名の他、自端末に対して固有に割り当てられた端末ID等を用いることができる。なお、作成された診断結果データは、自端末の記録部にも記録される。
一方、サーバ3では、通信端末5からアップロードされた診断結果データを受信したならば(ステップS21:Yes)、管理部31が、受信した診断結果データを受信日時とともに管理DB7に書き込み、端末別診断結果テーブルとして管理する(ステップS23)。
図7は、端末別診断結果テーブルのデータ構成例を示す図である。図7に示すように、診断結果テーブルには、通信端末5からアップロードされた診断結果データが端末名および受信日時と対応付けられて蓄積される。この診断結果テーブルの1レコード分が、該当する端末名の通信端末5から該当する受信日時にアップロードされた診断結果データ(図5,図6)に相当する。
このように端末別診断結果テーブルによって通信端末5からアップロードされた診断結果データを管理することによれば、例えば、端末名をキーとしてレコードを抽出することによって、最新の受信日時における該当する通信端末5の機器10の自己診断結果を知ることができる。また、異常の機器10が存在する場合に、その異常がいつから継続しているのか等の特定も可能である。例えば、図7において会議室Aに着目すると、該当する通信端末5では、内蔵マイクが2013年1月6日14時35分の時点では正常であったが、その後の2013年1月7日17時25分の時点では異常であったことがわかる。
ここで、自己診断は、通信端末5に内蔵も接続もされていない機器について実施することはできないが、通信端末5が有しているべき機器に関する情報を予め設定しておけば、該当する機器が内蔵も接続もされていない場合を異常とする診断結果データを作成できる。例えば、本実施の形態では通信端末5としてビデオ会議端末を想定しているが、通信端末5がディスプレイやプロジェクタ等の映像出力機器を内蔵していない場合には、映像出力機器が接続されていなければビデオ会議端末としては利用できない。このような場合に、映像出力機器を有しているべき機器として設定しておき、有しているべき機器毎に自己診断結果を設定した診断結果データを作成すればよい。これによれば、例えば通信端末5が映像出力機器を有していない場合(接続確認ができない場合)を異常とした診断結果データを作成できる。
なお、通信端末5が有しているべき機器の設定およびその状態の判定は、サーバ3側で行うこととしてもよい。例えば、管理部31は、有しているべきとして設定されている機器の自己診断結果が通信端末5からアップロードされた診断結果データに含まれない場合に、その状態を異常として診断結果データに追加し、その上で管理DB7に書き込んで管理する。
また、通信端末5からアップロードされる診断結果データの蓄積形式は、図7に示した端末別診断結果テーブルに限定されるものではない。すなわち、診断結果データの蓄積形式は、通信端末5毎に診断結果データを記録しておくことができ、後から必要な情報を抽出可能な構成であればよい。
また、ここでは、通信端末5において自己診断部51が自己診断を実施し、機器10毎に正常または異常を設定した診断結果データを作成することとしたが、診断結果データの内容は適宜変更してよい。
例えば、自己診断結果が異常の機器があったとしても、所定の機能を実現するのには問題ない場合もある。具体的には、通信端末5は、ビデオ会議端末としての用途(利用形態)においては、音声および映像の入出力が可能であればよい。そこで、通信端末5の機能に関する情報を予め設定しておくようにしてもよい。
この場合には、自己診断部51は、作成部として、機能毎に正常/異常を設定した診断結果データを作成する。具体的には、自己診断部51は、通信端末5がその用途に必須の機能を実現し得る同種の機器を複数有する場合には、少なくとも1つが正常であればその機能を正常として診断結果データを作成する。例えば、音声入力機能が必須の場合に、仮に通信端末5において故障したマイクが内蔵または接続されていたとしても、正常なマイクが内蔵または接続されていればよい。通信端末5が内蔵カメラと外部カメラを有している場合や、内蔵スピーカーとヘッドホンとを有している場合等も同様である。
図8および図9は、この場合の診断結果データのデータ構成例を示す図であり、通信端末5の機能として映像入力、映像出力、音声入力、音声出力を例示している。具体的には、図8では、図5に示した機器10毎の自己診断結果から作成した診断結果データを示している。図5に示すように、会議室Aでは、内蔵マイクの自己診断結果が異常ではあるが、外部マイクが正常であるために音声入力機能を実現できる。この場合は、図8に示すように、音声入力を正常とする診断結果データが作成される。また、図9では、図6に示した機器10毎の自己診断結果から作成した診断結果データを示している。図6に示すように、端末Bでは、内蔵マイクの自己診断結果が異常であり、外部マイクは接続されていない。この場合は、図9に示すように、音声入力機能を異常とする診断結果データが作成される。
なお、通信端末5で実現可能な機能の判定は、サーバ3側で行うこととしてもよい。例えば、通信端末5は、機器10毎に自己診断結果を設定した診断結果データ(図5,図6)を作成し、サーバ3にアップロードする。一方、サーバ3では、管理部31が、受信した機器毎の診断結果データを機能毎の正常/異常を設定した診断結果データに変換し(図8,図9)、その上で管理DB7に書き込んで管理する。
このようにして診断結果データを作成すれば、個々の通信端末5で実現可能な機能を診断結果データから判定できる。また、これによれば、自己診断結果が異常の機器があったとしても、通信端末5が所定の用途に利用できる状況にあれば通信端末5全体としては正常とする判定等も可能となる。例えば、図8に示す会議室Aでは音声および映像の入出力が可能であるためビデオ会議に利用できるが、図9に示す端末Bでは音声の入力ができないため、ビデオ会議には利用できないことが判定できる。
次に、利用者に対するお知らせの提示および利用法例の提案について説明する。先ず、そのためにサーバ3および通信端末5が行う処理の概要について説明する。このお知らせの提示および利用法例の提案にあたり、サーバ3では、配信部33が、個々の通信端末5に向けたお知らせデータを対象端末の診断結果データとともに配信データとして通信端末5に送信する。
ここで、お知らせデータは、他端末情報を必要としない利用者全体に向けて用意されるお知らせデータと、他端末情報を必要とする対象端末に関するお知らせデータとを含み、通信端末5において解釈可能であって表示部に表示可能なフォーマットで記述された表示画面データとして用意され、または作成される。
利用者全体に向けて用意されるお知らせデータは、例えば、システムのアップデート情報、サービスの停止予定等の情報、過去の障害の発生についての情報、新商品の案内情報、サービスを利用する上でのTIPS、サービスの利用状況情報(例えば従量課金であれば指定金額到達等)、管理者からのメッセージ等を内容とする文字データや画像データ、映像データ、音声データ等で構成され、管理DB7に蓄積される。なお、この利用者全体に向けて用意されるお知らせデータは、管理DB7ではなくサーバ3自体が有する記録部に記録する構成としてもよいし、サーバ3と通信接続が可能な別のサーバに蓄積しておく構成としてもよい。
一方、対象端末に関するお知らせデータは、該当する他の通信端末5の自己診断結果等を報知するためのものであり、管理DB7に端末別診断結果テーブルとして蓄積される診断結果データを用いて配信部33によって作成される。例えば、対象端末に関するお知らせデータは、対象端末において異常の機器(故障機器)についてその原因(故障内容)や異常が発生した時期(故障日時)等を内容とする。
実際に配信データにどのお知らせデータを含めるのかや、どの通信端末5を対象端末とするのかは、予め配信設定として通信端末5毎に設定しておく。この配信設定は、利用者に提示するお知らせの項目に関する設定と、対象端末の設定とを含む。お知らせの項目に関する設定では、配信データに含めるお知らせデータの種別を通信端末5毎に指定する。例えば、サービス停止予定の情報は含め、新商品の案内情報は含めないといったことである。一方、対象端末の設定では、対象端末とする他の通信端末5を通信端末5毎に指定する。例えば、予定されているビデオ会議の参加拠点に従い、各参加拠点の通信端末5毎に通信相手(ビデオ会議の相手先)の通信端末5を対象端末に指定するといったことである。なお、この配信設定は例えば管理者が行うが、利用者が行う構成としてもよい。
また、通信端末5では、利用者に利用法例を提案するために、利用法提案部53が、サーバ3から配信データとしてダウンロードした対象端末の診断結果データを用いて現時点で可能な自端末の利用法を判定する。ここで、利用法例の判定原理について説明する。例えば、利用法提案部53は、予め記録部に記録された用途判定テーブルを用い、自端末および対象端末で実現可能な用途を特定する。図10は、用途判定テーブルのデータ構成例を示す図である。
図10に示すように、用途判定テーブルは、通信端末5の用途毎に必須の機能が設定されたデータテーブルである。例えば、ビデオ会議であれば、映像入力、映像出力、音声入力、および音声出力の各機能が必須である。これに対し、講演に聴講者として参加する場合や、音声会議に参加する場合は映像入力機能は必須ではないため、例えば映像入力機能が異常の通信端末5では、ビデオ会議は行えないものの、講演(聴講者)や音声会議は行える。したがって、このような場合には、利用法例として、講演(聴講者)の用途や音声会議の用途を提案し得る。ただし、実際には、講演(聴講者)や音声会議の参加者となるためには、講演者となる他の通信端末5や、音声会議の相手先となる他の通信端末5において該当する用途に必須の機能が実現可能となっている必要がある。そのため、利用法提案部53は、利用法の判定に際し、配信データとしてサーバ3からダウンロードした対象端末の診断結果データを併せて用いる。
ここで、自端末の端末名が「端末B」であり、対象端末の端末名が「会議室A」であって、各通信端末5において図11に示す機能が実現可能であったとする。図11中のレコードL11は、サーバ3からダウンロードした対象端末(会議室A)の診断結果データに相当する。また、レコードL13は、自端末(端末B)が直前の起動時等に実施した自己診断で得られ、記録部に記録された診断結果データに相当する。
この場合には、利用法提案部53は、用途判定テーブルに従い、レコードL11の診断結果データから、対象端末である会議室Aで実現可能な用途を講演(聴講者)および音声会議として特定する。また、利用法提案部53は、レコードL13の診断結果データから、自端末である端末Bで実現可能な用途を講演(聴講者)として特定する。その後、利用法提案部53は、特定した双方の用途を照らし合わせて提案可能な利用法を判定する。本例では、端末Bは音声会議に利用できず、端末Bおよび会議室Aの双方が講演(講演者)に利用できないことから、可能な利用法はないと判定する。これによれば、対象端末の状態との組合せでは不可能な利用法については除外し、現時点で対象端末との間で確実に行える利用法例を利用者に提案することができる。
なお、別の場合として、図11において端末Bの音声入力機能が正常の場合であれば、端末Bで実現可能な用途は、ビデオ会議、講演(講演者)、講演(聴講者)、および音声会議として特定されることとなる。この場合には、利用法提案部53は、会議室Aとの音声会議、および会議室Aを聴講者とする講演の2つを端末Bにおいて可能な利用法として判定する。
利用法提案部53は、以上のようにして判定した可能な利用法を利用法例とし、サーバ3から配信データとしてダウンロードした対象端末に関するお知らせデータに利用法例を示す情報を含めて表示部に表示する。これにより、利用者にお知らせが提示され、利用法例の提案を示す情報が表示される。
なお、現時点では不可能な利用法であっても、未接続の外部機器を接続することによって可能となる利用法があれば、その旨を含めて利用法例を提案することも可能である。この場合には、自端末に接続可能な外部機器の種類に関する情報を予め設定しておく。そして、利用法提案部53は、検知部として、前述の設定に従って自端末において未接続の外部機器を検知し、検知した未接続の外部機器を接続することによって可能となる利用法を判定する。同様に、通信相手となり得る他の通信端末5についても接続可能な外部機器の種類に関する情報を予め設定しておくようにしてもよい。この場合には、利用法提案部53は、対象端末において未接続の外部機器を検知し、検知した未接続の外部機器を対象端末が接続することで可能となる利用法を判定する。
例えば、自端末において接続可能な外部機器の種類に関する情報が設定されている場合であって、図11に示すように端末Bにおいて音声入力機能のみが異常の場合に、端末Bにおいて接続可能な外部機器としてマイクが設定されていたとする。仮に端末Bにマイクを接続し、音声入力機能が正常となれば、端末Bで実現可能な用途は、ビデオ会議、講演(講演者)、講演(聴講者)、および音声会議として特定されることとなる。結果、会議室Aとの音声会議、および会議室Aを聴講者とする講演の2つが可能な利用法として判定される。そこで、利用法提案部53は、このような場合に、自端末において未接続のマイクを接続することによって会議室Aとの音声会議、および会議室Aを聴講者とする講演の2つが可能となる旨を可能な利用法例を示す情報とともに表示部に表示し、利用者に提案するようにしてもよい。
一方、対象端末において接続可能な外部機器の種類に関する情報が設定されている場合であって、図11に示すように会議室Aにおいて映像入力機能のみが異常の場合に、会議室Aにおいて接続可能な外部機器としてカメラが設定されていたとする。仮に会議室Aにカメラを接続し、映像入力機能が正常となれば、会議室Aで実現可能な用途は、ビデオ会議、講演(講演者)、講演(聴講者)、および音声会議として特定されることとなる。結果、会議室Aを講演者とする講演が可能な利用法として判定される。そこで、利用法提案部53は、このような場合に、対象端末において未接続のカメラを接続することによって会議室Aを講演者とする講演が可能となる旨を可能な利用法例を示す情報とともに表示部に表示し、利用者に提案するようにしてもよい。
なお、利用法提案部53は、自端末において未接続の外部機器を接続することで可能となる利用法、および対象端末において未接続の外部機器を接続することで可能となる利用法の両方を判定するようにしてもよい。この場合には、両方について判定された可能となる利用法例を示す情報を、可能な利用法例を示す情報とともに表示部に表示すればよい。
これによれば、通信端末5において機器の状態が異常なのではなく、単に未接続である場合には、該当する機器が接続された場合の利用法例をも利用者に提案することができる。したがって、利用法例の提案の幅を広げることができる。
また、以上説明した利用法提案部53が行う処理は、通信端末5ではなくサーバ3が行う構成としてもよい。この場合には、サーバ3は、判定した利用法を利用法例とし、対象端末に関するお知らせデータに利用法例を示す情報を含めて通信端末5に送信する。本変形例では、通信端末5は利用法提案部53を備える必要がなく、サーバ3から対象端末に関するお知らせデータとして送信される表示画面データを表示部に表示するだけでよい。この場合において、サーバ3が通信端末5において未接続の外部機器を検知する場合には、通信端末毎に各通信端末が接続可能な外部機器の種類に関する情報を予め設定しておけばよい。
図12は、通信システム1が利用者にお知らせを提示し、利用法例を提案するためのサーバ3および通信端末5の処理手順を示す図である。図12に示すように、先ず、通信端末5が、お知らせの送信要求をサーバに通知する(ステップS41)。
そして、サーバ3では、通信端末5からのお知らせの送信要求を受信すると(ステップS51:Yes)、配信部33が、該当する通信端末5についての配信設定に従い、管理DB7を参照して他端末情報を必要としない上記した利用者全体に向けて用意されるお知らせデータを取得するとともに(ステップS53)、対象端末の診断結果データを取得する(ステップS55)。
具体的には、ステップS53では、配信部33は、該当する通信端末5についての利用者に提示するお知らせの項目に関する設定に従い、管理DB7に蓄積されているお知らせデータの中から、配信データに含めるお知らせデータを抽出する。一方、ステップS55では、配信部33は、対象端末の設定に従い、管理DB7の端末別診断結果テーブルに蓄積されている対象端末の診断結果データを抽出する。また、この対象端末の診断結果データの抽出時において、配信部33は、対象端末に関するお知らせデータを上記した要領で作成する。
なお、抽出する診断結果データは、対象端末の端末名が対応付けられたレコードの全部であってもよいし、その中から必要なもののみを抽出することとしてもよい。また、ステップS53の処理とステップS55の処理とは並行して行ってもよいし、ステップS55の処理を先に、ステップS53の処理を後に行う処理手順としてもよい。
そして、配信部33は、ステップS53で取得した利用者全体向けのお知らせデータとステップS55で作成した対象端末に関するお知らせデータとをお知らせデータとし、ステップS55で取得した対象端末の診断結果データとともに配信データとして該当する通信端末5に送信する(ステップS57)。なお、ステップS53で取得した利用者全体向けのお知らせデータについては、配信データに含めるにあたり特に加工する必要はない。
一方、通信端末5では、以上のようにしてサーバ3から送信された配信データのダウンロードを完了すると(ステップS43:Yes)、利用法提案部53が、現時点で可能な自端末の利用法を上記した要領で判定する(ステップS45)。そして、利用法提案部53は、ステップS45で可能と判定した利用法を利用法例とし、お知らせとともに利用法例を示す情報を表示部に表示処理する(ステップS47)。
ステップS47では、利用法提案部53は、対象端末に関するお知らせデータに利用法例を示す情報を追加した上で、利用者全体向けのお知らせデータとともにお知らせ画面やこのお知らせ画面から遷移可能な詳細画面を表示部に表示する。図13は、お知らせ画面の一例を示す図である。お知らせ画面には、サーバ3からダウンロードしたお知らせデータ、すなわち、利用者全体に向けたお知らせデータや対象端末に関するお知らせデータ等を内容とするお知らせの件名が選択可能に並べて表示される。なお、図13に示すお知らせ画面は一例であって、例えば対象端末に関するお知らせデータのみを表示させたり、あるいはこれを表示させないようにしてもよい。例えば、予めお知らせの表示のさせ方に関する表示設定を行っておくことで実現できる。この表示設定は、管理者が例えばサーバ3側で行う構成としてもよいし、利用者が通信端末5側で行う構成としてもよい。
このお知らせ画面においてお知らせの件名を選択操作すると、その詳細情報が表示される。例えば、最上段のファームウェアアップデートのお知らせI11の詳細情報は利用者全体に向けたお知らせデータに相当し、このお知らせI11をクリックすると、アップデートが可能なファームウェアについてアップデートの期日やアップデートの内容等が表示される。
一方、中段のお知らせI13の詳細情報は、利用法例を示す情報が追加された対象端末に関するお知らせデータに相当する。図14は、お知らせI13をクリックした場合に表示される詳細画面例を示す図である。詳細画面には、対象端末である会議室Aの故障機器やその故障日時、故障内容等が表示され、図14では、会議室Aにおいてカメラ故障が8/22の15:24以降に発生したことを内容としている。また、この詳細画面には、併せて利用法例を示す情報が表示される。ここで、図14に示す利用法例2は、未接続の外部機器を接続することで可能となる利用法例を示す情報であり、外部カメラの接続を要する旨が併せて明記されている。その他、詳細画面には、適宜管理者の連絡先等を含めてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信端末5で実施された自己診断の診断結果データをサーバ3において通信端末5毎に管理することができる。そして、サーバ3は、通信端末5からお知らせの送信要求が通知された際に、対象端末の診断結果データを配信データに含めて該当する通信端末5に送信することができる。一方、通信端末5では、サーバ3から送信された対象端末の診断結果データを用いて現時点で可能な自端末の利用法を判定し、可能な利用法を利用法例としてこの利用法例を示す情報を対象端末における機器の状態(診断結果データ)とともに表示部に表示することができる。よって、現時点での自端末の利用法例を利用者に提案することができる。これによれば、利用者が通信端末5の利用法を自分で考える必要がない。また、利用者が自ら考えたのでは利用法を思いつかない場合もあり、そのような場合であっても、自端末の利用法例を適切に利用者に提案することができる。加えて、対象端末の機器が異常なために当初予定していた用途で自端末を利用できない場合であっても、事前連絡を必要とせずにその旨を知ることができるので、管理者や利用者の手間とならない。したがって、他の通信端末との間で通信を行う通信端末の利用を支援し、利用者の利便性を向上させることができる。
例えば、通信システム1が適用されるビデオ会議システムにおいて、端末名が「端末B」の通信端末5を利用者Xが操作し、端末名が「会議室A」の通信端末5との間でビデオ会議を行う場合であって、会議室Aにおいてカメラが故障していた場合を考える。この場合、端末Bの利用者Xは会議室Aの映像を見ることはできないが、従来のビデオ会議システムでは、利用者Xが会議室Aのカメラ故障を事前に知るためには、会議室Aの利用者や管理者がその旨を利用者Xに別途連絡する必要があった。これに対し、本実施の形態の通信システム1によれば、この別途必要であった連絡がなくても、図13のお知らせ画面や図14の詳細画面を閲覧することで、利用者Xは、始めから音声会議のつもりで会議に臨むことができる。あるいは、利用者Xは、会議室Aの利用者に故障機器のない別の通信端末を使用してもらうように事前に依頼することができる。
なお、上記した実施の形態では、通信端末5は、起動時を実施タイミングとして自己診断を実施することとした。これに対し、自己診断の実施タイミングは、起動時以外のタイミングであってもよい。例えば、実施指示を管理者が手動で、あるいはサーバ3側からプログラムにより自動的に通信端末5に指示する構成としてもよい。この場合には、通信端末5は、サーバ3からの実施指示の通知に応答して自己診断を実施する。また、通信端末5において利用者による実施指示操作を受け付け、この実施指示操作に応じて自己診断を実施するようにしてもよい。
あるいは、予め起動時以外の別のタイミングを実施タイミングとして設定しておき、自己診断を実施することとしてもよい。例えば、配信データのダウンロードと並行して自己診断を実施することとしてもよい。図15は、この場合の通信端末5の処理手順を示すフローチャートである。なお、図15において、図12と同様の処理工程には同一の符号を付して説明は省略する。
本変形例では、図15に示すように、通信端末5は、お知らせの送信要求をサーバ3に通知する(ステップS41)のと同時に、自己診断部51が自己診断の実施を開始する(ステップS611)。なお、図15ではサーバ3の処理手順は示していないが、サーバ3は、ステップS41の通知に応答して図12に示して説明したステップS51〜ステップS57の処理を行う。また、図15のステップS611で開始する自己診断の実施は、図3に示した処理手順に従ってサーバ3および通信端末5が処理を行うことで実現できる。
その後、通信端末5は、ステップS611で開始した自己診断の実施を完了し、配信データのダウンロードを完了するとまで待機する(ステップS613:No)。そして、これらを完了すると(ステップS613:Yes)、ステップS45に移行する。本変形例では、ステップS45において利用法提案部53が可能な利用法を判定する際、直前に実施した自端末の自己診断結果に応じた利用法例の提案が可能となる。
また、通信端末5からサーバ3への配信データの配信タイミング、およびお知らせ画面や詳細画面等の表示タイミングについても、自己診断の実施タイミングと同様に適宜設定あるいは指示する構成としてよい。
また、上記した実施の形態では、自端末の診断結果データと併せて対象端末の診断結果データを用いることで自端末において可能な利用法を判定し、利用法例を提案する場合について説明した。これに対し、自端末の診断結果データのみから判定できる自端末単独で可能な利用法を判定し、利用法例として提案するようにしてもよい。例えば、通信不良等によって通信回線Nを介した通信が行えず、対象端末の診断結果データをサーバ3からダウンロードできない場合等に適用できる。ただし、通信回線Nを介した通信が行える場合であっても、例えば通信端末5を自端末単独での用途で利用したい場合等もあり、そのような場合においても適用できる。
図16は、この場合の通信端末5の処理手順を示すフローチャートである。図16に示すように、通信端末5は、先ず、サーバ3との間で通信を確立するための処理を行い、通信回線Nを介した通信の可否を判定する(ステップS71)。通信が確立でき、通信回線Nを介した通信が可能であれば、ステップS73に移行して通信可能時処理を行う。この通信可能時処理は、例えば、図15に示した処理である。
一方、サーバ3との間で通信が確立できず、通信回線Nを介した通信が不可の場合にはステップS75に移行し、自己診断部51が自己診断を実施する。図3に示した処理手順に従ってサーバ3および通信端末5が処理を行うことで実現できる。
続いて、利用法提案部53が、ステップS75で実施した自己診断で得られた診断結果データを用い、現時点で自端末単独で可能な利用法を判定する(ステップS77)。例えば、単独用途判定テーブルとして、自端末単独で行える用途に必須の機能が設定されたデータテーブルを予め記録部に記録しておく。そして、利用法提案部53は、単独用途判定テーブルに従い、ステップS75で得られた診断結果データから自端末で実現可能な用途を特定し、特定した用途を自端末単独で可能な利用法と判定する。
そして、利用法提案部53は、ステップS77で可能と判定した利用法を利用法例とし、お知らせとともに利用法例を示す情報を表示部に表示処理する(ステップS79)。例えば、利用法提案部53は、ステップS75で得られた診断結果データを用いて自端末の自己診断結果を報知するための自端末に関するお知らせデータを作成する。自端末に関するお知らせデータは、自端末において異常の機器(故障機器)についてその原因(故障内容)や異常が発生した時期(故障日時)等を内容とする。そして、利用法提案部53は、ステップS77で可能と判定した利用法を利用法例とし、この利用法例を示す情報を自端末に関するお知らせデータに追加して表示画面データ(詳細画面)を作成して、表示部に表示する。
図17は、本変形例における詳細画面の一例を示す図である。この場合の詳細画面には、自端末の故障機器やその故障日時、故障内容等とともに自端末単独での利用法例を示す情報が表示される。例えば、通信端末5としてビデオ会議端末を想定している場合、通信回線Nを介した通信が不可の場合にはビデオ会議を行うことはできない。このような場合であっても、図17に示す映像録画のように、自端末において正常な機器あるいは機能の組合せによっては自端末単独で実現可能な用途も存在する。本変形例によれば、例えば通信回線Nを介した通信が行えず、サーバ3との通信が確立できずに対象端末の診断結果データが受信できない場合であっても、自端末が自端末単独で可能な利用法を判定し、利用法例として利用者に提案することができる。
また、上記した実施の形態では、通信端末5としてビデオ会議端末を想定し、通信システム1をビデオ会議システムに適用した場合について説明したが、適用対象はこれに限定されるものではなく、通信端末が有する機器の状態を通信端末毎に管理する場合に広く適用が可能である。
また、上記した実施の形態においてサーバ3が行うこととして説明した処理を通信端末5が行う構成としてもよいし、通信端末5が行うこととして説明した処理をサーバ3が行う構成としてもよい。また、上記した実施の形態において説明したサーバ3と通信端末5とが通信接続されるシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば、通信システムを構成するサーバは複数台としてもよく、各サーバが行う処理の分担も特に限定されない。
ここで、以上説明した通信端末5を実現するためのハードウェア構成例について図18を参照して説明する。図18に示すように、通信端末5は、通信端末5全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、端末プログラム等の通信端末5を動作させるための各種プログラムを記録したROM(Read Only Memory)102と、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103と、各種データを記録するフラッシュメモリ104と、CPU101の制御に従ってフラッシュメモリ104に対する各種データの書き込みまたは読み出しを制御するSSD(Solid State Drive)105と、フラッシュメモリ等のメディア106に対するデータの書き込みまたは読み出しを制御するメディアドライブ107と、各種操作入力を行うための操作ボタン108と、通信端末5の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109と、通信回線Nを介して外部(例えばサーバ3)との間でデータを送受するためのネットワークI/F(Interface)111とを備える。
また、通信端末5は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112と、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113と、音声を入力する内蔵型のマイク114と、音声を出力する内蔵型のスピーカー115と、CPU101の制御に従ってマイク114およびスピーカー115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116と、CPU101の制御に従って外付け(通信端末5に接続された)ディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117と、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118と、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110とを備えている。
ディスプレイ120は、液晶や有機ELによって構成された表示装置である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって外部カメラ、外部マイク、外部スピーカー等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。
メディア106は、通信端末5に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御に従ってデータの書き込みまたは読み出しを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
なお、図18に示すハードウェア構成は一例であって、通信端末5が図18に示す全ての構成を備えている必要はない。例えば、通信端末5に期待される機能においてカメラ112やマイク114等が不要であったとする。この場合には、通信端末5は、これらを除いたハードウェア構成としてよい。また、図18では外付けのディスプレイ120を示したが、内蔵型のディスプレイを備えたハードウェア構成としてもよい。例えば、通信端末5は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータ、スマートフォン、タブレット型端末等を適宜利用することができる。
また、サーバ3のハードウェア構成については図示しないが、CPU等の演算装置、主記録装置、サーバプログラム等のサーバ3を動作させるための各種プログラムを記録したROM、ハードディスクや各種記録媒体等の記録装置、通信装置、表示装置や印刷装置等の出力装置、入力装置、各部を接続し、あるいは外部入力を接続するインターフェース装置等を備えた公知のハードウェア構成のコンピュータ等で実現できる。
また、前述のようなハードウェア構成のサーバ3や通信端末5が実行するサーバプログラムおよび端末プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(例えば通信端末5のメディア106)に記録されて提供される構成としてもよい。記録媒体としては、例えば、CD−ROMやフレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等を用いることができる。あるいは、サーバプログラムおよび端末プログラムを、インターネット等の通信回線に接続されたコンピュータ上に格納し、通信回線を介してダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、サーバプログラムおよび端末プログラムを、インターネット等の通信回線を介して提供または配布するように構成してもよい。
ここで、端末プログラムは、図2に示した各機能部を含むモジュール構成となっており、CPU101がROM102から端末プログラムを読み出して実行することによって自己診断部51や利用法提案部53が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
ただし、図2に示した各機能部をソフトウェア(サーバプログラムや端末プログラム)の実装により実現する場合に限らず、例えば、図2に示した各機能部の一部又は全部をハードウェアの実装により実現してもよい。
1 通信システム
3 サーバ
31 管理部
33 配信部
5 通信端末
51 自己診断部
53 利用法提案部
55 通信部
10(10−1,2) 機器
7 管理DB
N 通信回線
特開2003−348249号公報

Claims (8)

  1. 通信回線を介して複数の通信端末が通信を行う通信システムであって、
    前記通信端末に内蔵される機器または前記通信端末と接続された機器の状態を診断する診断部と、
    診断結果データを前記通信端末毎に管理する管理部と、
    前記通信端末の診断結果データに基づいて、前記通信端末の利用法を判定する判定部と、
    前記判定部により判定された利用法に基づく情報を、前記通信端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記複数の通信端末には、第一の通信端末と、該第一の通信端末の通信相手となる第二の通信端末と、が少なくとも含まれ、
    前記判定部は、前記第一の通信端末が有する正常な機器によって実現可能な前記第一の通信端末の用途を特定するとともに、前記第二の通信端末が有する正常な機器によって実現可能な前記第二の通信端末の用途を特定し、前記第一の通信端末および前記第二の通信端末の各々で実現可能な用途の組合せから前記可能な利用法を判定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記複数の通信端末には、第一の通信端末と、該第一の通信端末の通信相手となる第二の通信端末と、が少なくとも含まれ、
    前記診断部による診断結果に基づいて、機能が同種の機器のうちの少なくとも1つが正常の場合に該機能を正常とし、機能が同種の機器の全てが異常の場合に該機能を異常として前記診断結果データを作成する作成部を備え、
    前記判定部は、前記第一の通信端末が有する正常な機能によって実現可能な前記第一の通信端末の用途を特定するとともに、前記第二の通信端末が有する正常な機能によって実現可能な前記第二の通信端末の用途を特定し、前記第一の通信端末および前記第二の通信端末の各々で実現可能な用途の組合せから前記可能な利用法を判定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 予め前記通信端末に接続可能として設定された外部機器の種類に基づいて、前記診断結果データに従って前記通信端末において未接続の外部機器を検知する検知部を備え、
    前記判定部は、前記検知部により検知された未接続の外部機器を接続することによって可能となる利用法を判定し、
    前記表示処理部は、前記判定部により可能と判定された利用法に基づく情報を表示する処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 通信端末毎の診断結果データを管理するサーバと通信回線を介して通信接続される通信端末であって、
    自端末に内蔵される機器または自端末と接続された機器の状態を診断する診断部と、
    前記診断部による診断結果データを前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから送信された前記通信端末の診断結果データを受信する受信部と、
    前記診断部による診断結果データと、前記受信部により受信された前記通信端末の診断結果データとに基づいて、自端末の利用法を判定する判定部と、
    前記判定部により判定された利用法に基づく情報を、前記通信端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  6. 前記判定部は、前記通信回線を介した通信が行えない場合に、前記診断部による診断結果データに基づいて自端末単独で可能な利用法を判定し、
    前記表示処理部は、前記判定部により判定された自端末単独で可能な利用法に基づく情報を、自端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理することを特徴とする請求項5に記載の通信端末。
  7. サーバで実行されるサーバプログラムと、通信端末とが通信回線を介して接続可能に構成された通信システムであって、
    前記サーバプログラムは、
    前記通信端末から送信された診断結果データを前記通信端末毎に管理する管理部、
    前記通信端末に対し、前記管理部によって管理される前記通信端末の診断結果データを配信する配信部、
    として前記サーバを機能させ、
    前記通信端末は、
    自端末に内蔵される機器または自端末と接続された機器の状態を診断する診断部と、
    前記診断部による診断結果データを前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから送信された前記通信端末の診断結果データを受信する受信部と、
    前記診断部による診断結果データと、前記受信部により受信された前記通信端末の診断結果データとに基づいて、自端末の利用法を判定する判定部と、
    前記判定部により判定された利用法に基づく情報を、前記通信端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  8. 通信端末毎の診断結果データを管理するサーバと通信回線を介して通信接続される通信端末を、
    自端末に内蔵される機器または自端末と接続された機器の状態を診断する診断部、
    前記診断部による診断結果データを通信回線を介して前記サーバに送信する送信部、
    前記サーバから送信された前記通信端末の診断結果データを受信する受信部、
    前記診断部による診断結果データと、前記受信部により受信された前記通信端末の診断結果データとに基づいて、自端末の利用法を判定する判定部、
    前記判定部により判定された利用法に基づく情報を、前記通信端末に対して診断された機器の状態とともに表示部に表示処理する表示処理部、
    として機能させることを特徴とする端末プログラム。
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