JP2014179698A - プロジェクタ及びプロジェクタの制御方法、並びに、その制御方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】投影対象物とプロジェクタとの相対的な位置関係が変化したときの補正と、投影対象物の形状に対応する補正とを実施することができるプロジェクタ又はプロジェクタの制御方法を提供すること。
【解決手段】投影画像を投影対象物に投影する投影手段と、投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像した撮像画像を用いて補正パラメータを算出する算出手段と、補正パラメータを用いて投影画像を補正する補正手段とを有し、算出手段は撮像画像に基づいて、補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、補正手段は歪みパラメータを用いて投影対象物の形状に対応する補正をし、動きパラメータを用いて投影手段又は投影対象物の移動に対応する補正をする。
【選択図】図4
【解決手段】投影画像を投影対象物に投影する投影手段と、投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像した撮像画像を用いて補正パラメータを算出する算出手段と、補正パラメータを用いて投影画像を補正する補正手段とを有し、算出手段は撮像画像に基づいて、補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、補正手段は歪みパラメータを用いて投影対象物の形状に対応する補正をし、動きパラメータを用いて投影手段又は投影対象物の移動に対応する補正をする。
【選択図】図4
Description
本発明は、プロジェクタ及びプロジェクタの制御方法に関する。
プロジェクタは、画像(投影画像)をスクリーン等の投影対象物に投影する装置である。プロジェクタには、画像を投影する際に投影対象物までの距離を測定し、その距離に基づいて投影する画像のフォーカスを調整するものがある。また、プロジェクタには、投影した画像を撮像し、撮像した画像(撮像画像)に基づいてフォーカスなどを調整するものがある。
特許文献1には、光学投影装置(プロジェクタ)の位置が変化した場合(例えば手ぶれの場合)であっても、スクリーン(投影対象物)における投影像(投影画像)の位置ずれを補正し、安定的に映像(投影画像)を投影する技術を開示している。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、撮像画像の全体を補正するため、例えば投影対象物の外形によって撮像画像に局所的な歪みがある場合に、手ぶれ(位置ずれ)を補正することができない場合がある。また、特許文献1には、投影対象物とプロジェクタとの相対的な位置関係が変化したときの補正と、投影対象物の形状(の歪み)に対応する補正とを同時に行う技術の記載がない。
本発明は、このような事情の下に為され、投影対象物とプロジェクタとの相対的な位置関係が変化したときの補正と、投影対象物の形状に対応する補正とを実施することができるプロジェクタ又はプロジェクタの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一の態様によれば、投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタであって、前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影手段と、前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出手段と、前記算出手段が算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正手段とを有し、前記算出手段は、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、前記補正手段は、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をする、ことを特徴とするプロジェクタが提供される。
本発明の他の態様によれば、投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタの制御方法であって、前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影ステップと、撮像手段を用いて、前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像ステップと、撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出ステップと、算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正ステップとを含み、前記算出ステップは、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、前記補正ステップは、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、次いで、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をし、前記投影ステップは、補正された前記投影画像を投影する、ことを特徴とするプロジェクタの制御方法が提供される。また、本発明のその他の態様によれば、前記制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであってもよい。また、本発明のその他の態様によれば、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明に係るプロジェクタ又はプロジェクタの制御方法によれば、投影対象物とプロジェクタとの相対的な位置関係が変化したときの補正と、投影対象物の形状に対応する補正とを実施することができる。
投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて投影画像を補正するプロジェクタを用いて、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。本発明は、以後に説明するプロジェクタ以外でも、投影撮影装置、投影装置、投射装置、撮像装置及びその他画像を投影し、投影した画像を撮像するもの(装置、機器、ユニットシステムなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。
ここで、画像とは、静止画、動画、映像などを含む。画像を投影するとは、投射、投写、映写、照射などを含む。画像を撮像するとは、撮影、取得などを含む。また、投影対象物には、スクリーン、壁、及び、ホワイトボート、建物の外壁などの外形表面、並びに、移動する物体の表面で画像を投影することができるものを含む。
なお、以後の説明において、添付の全図面の記載の同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタを用いて、下記に示す順序で本発明を説明する。
1.プロジェクタ、並びに、投影動作及び撮像動作
2.第一の実施形態
3.第二の実施形態
4.プログラム及び記録媒体
5.実施例(実施例1乃至実施例4)
[プロジェクタ、並びに、投影動作及び撮像動作]
図1乃至図4を用いて、本発明に係るプロジェクタ100を説明する。
2.第一の実施形態
3.第二の実施形態
4.プログラム及び記録媒体
5.実施例(実施例1乃至実施例4)
[プロジェクタ、並びに、投影動作及び撮像動作]
図1乃至図4を用いて、本発明に係るプロジェクタ100を説明する。
図1(a)及び図1(b)は、本発明に係るプロジェクタ100の一例を示す前面の概略外観図及び背面の概略外観図である。図2は、プロジェクタ100の投影動作の一例を説明する説明図である。図3(a)は、プロジェクタ100(後述する算出手段14)が補正パラメータを算出する動作の一例を説明する説明図である。図3(b)は、プロジェクタ100(後述する補正手段15)が投影画像を補正する動作の一例を説明する説明図である。図4は、プロジェクタ100が補正した投影画像(補正画像)を投影する動作の一例を説明する説明図である。
図1(a)に示すように、プロジェクタ100は、プロジェクタ100の前面に、投影画像を投影する投影部100PJと、投影画像を投影された領域を撮像する撮像部100CMと、を有する。また、図1(b)に示すように、プロジェクタ100は、プロジェクタ100の背面に、ユーザーが所望の動作の実施タイミングを入力する開始ボタン100Baと、ユーザーが所望の動作を設定する設定ボタン100Bbと、ユーザーが所望の情報を選択する選択ボタン100Bcと、を有する。
なお、本発明を用いることができるプロジェクタの外観等は図1に示すものに限定されるものではない。例えば後述する図15に示すプロジェクタ110(実施例1)又はその他投影部及び撮像部を有する外観等であればよい。
図2に示すように、プロジェクタ100は、スクリーン等(以下、「投影対象物」という。)に画像を投影する。プロジェクタ100は、例えばユーザーが開始ボタン100Baを押下したときに、画像を投影することを開始する。図2では、プロジェクタ100は、投影部100PJ(図1(a))を用いて、投影領域Rng−PJに画像を投影している。
また、図2では、プロジェクタ100は、撮像部100CM(図1(a))を用いて、撮像領域Rng−CM(投影された領域)を撮像している。プロジェクタ100は、例えばユーザーが開始ボタン100Ba(図1(b))を押下したときに、画像を撮像することを開始する。
更に、図2では、プロジェクタ100は、投影画像を投影させる領域として、投影対象領域Rng−Tgを選択することができる。プロジェクタ100は、例えばユーザーによって選択ボタン100Bc(図1(b))を用いて投影対象領域Rng−Tgの大きさ及び位置を選択され、設定ボタン100Bb(図1(b))を用いて投影対象領域Rng−Tgを設定される。
図3(a)に示すように、プロジェクタ100は、撮像部100CM(図1)を用いて撮像領域Rng−CM(図2)を撮像した場合に、例えば図に示す撮像画像Img−CMを撮像する。すなわち、撮像部100CMは、投影対象物の形状(例えば外形)に対応して変形される撮像画像Img−CMを撮像する。このとき、プロジェクタ100(後述する算出手段14)は、撮像画像Img−CMが撮像画像Img−CMrとなるように、補正パラメータ(後述する射影変換行列H)を算出する。
図3(b)に示すように、プロジェクタ100(後述する補正手段15)は、算出した補正パラメータ(射影変換行列H)を用いて、投影画像Img−PJを補正して、補正画像Img−RVを新たに生成する。プロジェクタ100は、例えばユーザーが開始ボタン100Ba(図1(a))を押下したときに補正パラメータ(後述する射影変換行列H)を算出し、ユーザーが開始ボタン100Baを更に押下したときに補正した補正画像Img−RVを投影してもよい。
図4に示すように、プロジェクタ100は、投影画像Img−PJとして、新たに生成した補正画像Img−RVを用いる。すなわち、プロジェクタ100は、補正画像Img−RVを投影することによって、投影対象物の形状に対応する変形を相殺する投影画像Img−PJを投影する。
以後に、本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成、機能及び動作を具体的に説明する。
[第一の実施形態]
[プロジェクタの構成]
図5を用いて、本発明の第一の実施形態のプロジェクタ100の構成を説明する。ここで、図5は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の構成の一例を説明する概略構成図である。
[プロジェクタの構成]
図5を用いて、本発明の第一の実施形態のプロジェクタ100の構成を説明する。ここで、図5は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の構成の一例を説明する概略構成図である。
図5に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、プロジェクタ100の動作を制御する制御手段10と、投影画像Img−PJを生成する画像生成手段11と、生成した投影画像Img−PJを投影する投影手段12と、を有する。また、プロジェクタ100は、撮像領域Rng−CM(図2)を撮像する撮像手段13と、補正パラメータを算出する算出手段14と、投影画像Img−PJを補正する補正手段15と、を有する。更に、プロジェクタ100は、プロジェクタ100外部と情報の入出力を行う入出力手段16と、プロジェクタ100の動作に関する情報を記憶する記憶手段17と、を含んでもよい。
プロジェクタ100は、画像生成手段11を用いて、入出力手段16によって入力された情報に基づいて、投影画像Img−PJを生成する。また、プロジェクタ100は、本実施形態では、投影手段12を用いて、生成した投影画像Img−PJを投影対象物に投影する。更に、プロジェクタ100は、撮像手段13を用いて、投影画像Img−PJが投影された投影対象物を含む撮像領域Rng−CM(図2)を撮像する。
本実施形態に係るプロジェクタ100は、算出手段14を用いて、撮像手段13が撮像した撮像画像Img−CMに基づいて、補正パラメータ(後述する歪みパラメータ、動きパラメータ)を算出する。また、本実施形態に係るプロジェクタ100は、補正手段15を用いて、算出手段14が算出した補正パラメータに基づいて、補正画像Img−RVを生成する。更に、本実施形態に係るプロジェクタ100は、投影手段12を用いて、補正画像Img−RVを投影画像Img−PJとして投影する。これにより、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、投影対象物とプロジェクタとの相対的な位置関係が変化したときの補正と、投影対象物の形状に対応する補正とを実施することができる。
制御手段10は、プロジェクタ100の各構成に動作を指示し、各構成の動作を制御する手段である。制御手段10は、例えば画像生成手段11等の動作を制御する。また、制御手段10は、(例えば記憶手段17に)予め記憶されているプログラム(制御プログラム、アプリケーション等)を用いて、プロジェクタ100の動作を制御することができる。更に、制御手段10は、入出力手段16(操作部16P)から入力された情報等に基づいて、プロジェクタ100の動作を制御してもよい。また、制御手段10は、入出力手段16(操作部16Pなど)を用いて、プロジェクタ100に関する情報(動作情報、処理情報、補正情報、撮像画像など)を出力してもよい。
画像生成手段11は、投影する画像を生成する手段である。画像生成手段11は、入出力手段16(投影画像取得手段16M)から入力された情報等に基づいて、投影画像Img−PJを生成する。また、画像生成手段11は、例えば画像補正時(又は動作校正時)にパターンを投影する場合には、入出力手段16から入力された情報等に基づいて、パターン画像を生成してもよい。
投影手段12は、画像を投影する手段である。投影手段12は、生成した投影画像Img−PJを投影対象物に投影する。また、投影手段12は、例えば画像補正時(又は動作校正時)にパターンを投影する場合には、画像生成手段11が生成したパターン画像を投影してもよい。投影手段12は、光源、レンズ、投影光加工部、投影画像格納部等を含む。
撮像手段13は、撮像画像(撮像データ)を撮像(取得)する手段である。撮像手段13は、撮像領域Rng−CM(図2)の像を撮像素子(イメージセンサ)に結像し、撮像素子の画素出力信号を撮像データ(撮像画像Img−CM)として取得する。撮像手段13は、本実施形態では、撮像するタイミングが異なる複数の撮像画像Img−CMを撮像する。また、撮像手段13は、ステレオカメラを用いる。
ここで、ステレオカメラとは、2つの撮像レンズ及び2つの撮像素子を備え、投影対象物を2つの撮像レンズで同時に撮影するものである。なお、撮像レンズとは、投影対象物の像を撮像素子に入射するものである。撮像素子とは、複数の受光素子(画素)が格子状に配列された受光面を有し、撮像レンズを通して入射された投影対象物を含む領域の像をその受光面上に結像するものである。撮像素子には、固体撮像素子、有機撮像素子等を用いることができる。
算出手段14は、補正パラメータを算出する手段である。算出手段14は、撮像手段13が撮像した複数の撮像画像を用いて、投影された領域に関する三次元データを算出する。また、算出手段14は、算出した三次元データを用いて、補正パラメータを算出する。
具体的には、算出手段14は、ステレオカメラ(撮像手段13)が同時に撮像した2つの撮像画像Img−CMを用いて、三角測量の原理に基づいて、プロジェクタ100から投影対象物までの距離及び投影対象物の形状(以下、「三次元データ」という。)を算出する。
また、算出手段14は、算出した三次元データを用いて、補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出する。ここで、算出手段14は、撮像した複数の撮像画像のうちの一つの撮像画像を用いて、歪みパラメータを算出する。また、算出手段14は、撮像した複数の撮像画像のうちの二つの撮像画像を用いて、動きパラメータを算出する。すなわち、算出手段14は、投影対象物と撮像手段13との相対的な位置関係が変化した場合に、相対的な位置関係が変化する前の一の撮像画像と、相対的な位置関係が変化した後の他の撮像画像とを用いて、動きパラメータを算出する。また、算出手段14は、算出した動きパラメータを用いて、歪みパラメータを更新する。
ここで、歪みパラメータとは、投影対象物の形状に対応する補正(拡大縮小及び台形補正などの画像処理、以下、「歪み補正」という。)をするためのパラメータである。すなわち、プロジェクタ100は、歪みパラメータを用いて、投影対象物(スクリーンなど)が歪んでいる場合、投影対象物と撮像手段13(プロジェクタ100)とが正対していない場合などに投影した画像がユーザーから見える歪みを補正する。
動きパラメータとは、投影手段12及び/又は投影対象物の移動に対応する補正(平行移動及び回転などの画像処理、以下、「動き補正」という。)をするためのパラメータである。すなわち、プロジェクタ100は、動きパラメータを用いて、投影対象物及び/又は撮像手段13(プロジェクタ100)が移動したときに、ユーザーから見える投影する画像の動きを補正する。プロジェクタ100は、動きパラメータを用いて、例えば撮像手段13(プロジェクタ100)が手ぶれしたときに、ユーザーから見える投影する画像の動きを例えば停止させる。
補正パラメータ(歪みパラメータ、動きパラメータ)は後述する[プロジェクタの機能]で説明する。
補正手段15は、投影する画像を補正する手段である。補正手段15は、補正パラメータを用いて、投影画像Img−PJを補正する。
具体的には、補正手段15は、算出手段14が算出した歪みパラメータを用いて、投影対象物の歪み補正をする。また、補正手段15は、算出手段14が算出した動きパラメータを用いて、投影手段12及び/又は投影対象物の動き補正をする。補正手段15が補正パラメータ(歪みパラメータ、動きパラメータ)を用いて補正する動作は後述する[画像を投影する動作]で説明する。
入出力手段16は、プロジェクタ100外部と情報(例えば電気信号)の入出力を行う手段である。入出力手段16は、本実施形態では、操作部16P及び投影画像取得手段16Mを含む。操作部16Pは、ユーザーが操作する操作パネル(ユーザーインターフェース)である。操作部16Pは、プロジェクタ100を使用するユーザーによる投影及び撮像の条件の入力、並びに、ユーザーに対して動作条件及び動作状態の情報の出力などを行う。投影画像取得手段16Mは、外部のPC等から投影する画像に関するデータ等を入力する手段(コンピュータインタフェース)である。
記憶手段17は、プロジェクタ100の動作に関する情報を記憶する手段である。記憶手段17は、プロジェクタ100の動作中及び待機時などの処理状態に関する情報(投影画像、撮像画像など)等を記憶する。記憶手段17には、公知の技術を用いることができる。
[プロジェクタの機能]
図6を用いて、本発明の第一の実施形態のプロジェクタ100の機能を説明する。ここで、図6は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の機能の一例を説明する機能ブロック図である。
図6を用いて、本発明の第一の実施形態のプロジェクタ100の機能を説明する。ここで、図6は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の機能の一例を説明する機能ブロック図である。
図6に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、ブロックB01において、ユーザーによる入出力手段16(操作部16P等)の動作指示の入力によって、「画像の投影に関する情報(投影する画像に関する情報及び投影の開始に関する情報など)」を取得する。このとき、入出力手段16(プロジェクタ100)は、取得した「画像の投影に関する情報」を制御手段10に出力する。
制御手段10は、ブロックB02において、入力された「画像の投影に関する情報」に基づいて、「画像生成指示」を画像生成手段11に出力する。また、制御手段10は、入力された「画像の投影に関する情報」に基づいて、「投影指示」を投影手段12に出力する。更に、制御手段10は、入力された「画像の投影に関する情報」に基づいて、「撮像指示」を撮像手段13に出力する。
本実施形態に係る制御手段10は、後述する算出手段14が算出した「算出データ(例えば三次元データ)」に基づいて、歪み補正及び/又は動き補正を実施するか否かを判断する。歪み補正及び/又は動き補正を実施すると判断した場合には、制御手段10は、後述する画像形成手段11及び補正手段15に「補正指示(不図示)」を出力する。
画像生成手段11は、ブロックB03において、入力された「画像生成指示」に基づいて、入出力手段16が取得した「画像の投影に関する情報(投影する画像に関する情報)」を用いて、画像データ(投影画像Img−PJ)を生成する。また、画像生成手段11は、生成した「画像データ(投影画像Img−PJ)」を投影手段12に出力する。
本実施形態に係る画像生成手段11は、制御手段10(ブロックB02)から「補正指示(不図示)」を入力された場合に、後述する補正手段15(ブロックB07)に生成した「画像データ(投影画像Img−PJ)」を投影手段12に出力する。また、画像生成手段11は、生成した「画像データ(投影画像Img−PJ)」に替えて、補正手段15から入力される「補正データ(補正画像Img−RV)」を投影手段12に出力する。
投影手段12は、ブロックB04において、入力された「投影指示」に基づいて、画像生成手段11から入力された「画像データ(投影画像Img−PJ)」を投影する。
本実施形態に係る投影手段12は、画像生成手段11等が制御手段10(ブロックB02)から「補正指示(不図示)」を入力された場合に、画像生成手段11から入力される「補正データ(補正画像Img−RV)」を投影する。
撮像手段13は、ブロックB05において、入力された「撮像指示」に基づいて、投影領域Rng−CM(図2)の「撮像データ(撮像画像Img−CM)」を取得(撮像)する。また、撮像手段13は、取得(撮像)した「撮像データ(撮像画像Img−CM)」を算出手段14に出力する。ここで、撮像手段13は、ステレオカメラによって、投影対象物を含む領域の像を撮像し、2つの撮像データを取得する。
算出手段14は、ブロックB06において、入力された2つの「撮像データ」に基づいて、投影対象物の外形表面上の複数の位置(以下、「特徴点」という。)に対応する「算出データ(三次元データ)」を算出する。また、算出手段14は、「算出データ(三次元データ)」を制御手段10に出力する。ここで、「算出データ(三次元データ)」とは、プロジェクタ100(撮像手段13)から投影対象物(対応点)までの距離に関するデータである。
本実施形態に係る算出手段14は、制御手段10(ブロックB02)から「補正指示(不図示)」を入力された場合に、補正パラメータ(歪みパラメータ、動きパラメータ)を算出する。また、算出手段14は、算出した補正パラメータを後述する補正手段15(ブロックB07)に出力する。
図7に、プロジェクタが投影した投影画像の歪みの一例を説明する説明図を示す。図7(a)は、短焦点(又は、超短焦点)のプロジェクタが投影対象物Scrに投影画像を投影している例を示す。図7(b)は、短焦点(又は、超短焦点)のプロジェクタが投影対象物Scrに投影した投影画像を投影対象物Scrと正対して撮像した撮像画像の例を示す。図7(c)は、通常の焦点(又は、焦点距離)でプロジェクタが投影対象物Scrに投影画像を投影している例を示す。図7(d)は、通常の焦点(又は、焦点距離)でプロジェクタが投影対象物Scrに投影した投影画像を投影対象物Scrと正対して撮像した撮像画像の例を示す。
図7(a)に示すように、短焦点のプロジェクタでは、投影対象物の投影面に投影光(投影画像)L1、L2、L3を照射(投影)する場合に、投影対象物の投影面の形状(歪み)によって、投影光L2が反射光L2raで反射する。すなわち、短焦点のプロジェクタでは、投影対象物の投影面の形状(歪み)によって、投影光L2の反射位置がずれて、反射光L2raではなく、反射光L2rで反射する。これにより、図7(b)に示すように、短焦点のプロジェクタでは、投影対象物Scrと正対した位置で、(例えば視覚者が)撮像画像Img−CMの局所的な部分がL2raからL2rに歪む。なお、プロジェクタでは、特に短焦点の場合に投影光の入射角が小さくなるため、投影面のわずかな歪みでも反射位置のずれ(画像の歪み)が大きくなる。
本実施形態に係るプロジェクタ100は、算出手段14を用いて、補正パラメータとして、撮像画像Img−CMの局所的な部分の歪みを相殺する歪みパラメータを算出する。すなわち、算出手段14は、撮像される図7(b)の歪みL2rをL2raとなるように変形する歪みパラメータを算出する。
一方、図7(c)に示すように、通常の焦点距離のプロジェクタでは、投影対象物の投影面に投影光(投影画像)La、Lb、Lcを照射(投影)する場合に、反射光Lar、Lbr、Lcrで反射する。すなわち、通常のプロジェクタでは、図7(d)に示すように、投影対象物の投影面の形状(歪み)の影響をあまり受けない。
先ず、算出手段14(プロジェクタ100)は、歪みパラメータを算出するために、投影対象物を含む撮像領域Rng−CMの三次元形状を求める。ここで、算出手段14は、撮像領域Rng−CMの中心位置を三次元座標(以下、「プロジェクタ座標」という。)の原点として、撮像領域Rng−CMの夫々の位置の三次元座標を算出する。算出手段14は、本実施形態では、撮像領域Rng−CMを複数の微小領域(例えば画素、メッシュなど)に分割して、微小領域毎に三次元座標(及び補正パラメータ)を算出する。
また、算出手段14は、予め記憶手段17(後述)に記憶されているプロジェクタ100の内部パラメータ(アスペクト比、焦点距離、キーストーンなど)、及び、投影対象物に対する外部パラメータ(姿勢、位置など)を更に用いて、三次元座標を算出してもよい。なお、プロジェクタ100の投影光が円形の場合には、円形の中心位置を三次元座標の原点としてもよい。
本実施形態に係る算出手段14は、歪みパラメータ(補正パラメータ)として、撮像領域Rng−CMの法線方向(又は、視聴するユーザーの方向)に対応する射影変換行列Hを算出する。射影変換行列Hは、次式で示すように、8つの係数(h1乃至h8)で定義することができる。
次に、算出手段14(プロジェクタ100)は、動きパラメータを算出するために、撮像手段13から入力された「撮像データ(撮像画像Img−CM)」の画像中に含まれる特徴点を抽出する。ここで、特徴点を抽出する動作の例は後述する[特徴点を抽出する動作の例]で説明する。
本実施形態に係る算出手段14は、投影対象物と撮像手段13(プロジェクタ100)との相対的な位置関係が変化した場合に、変化前後の「撮像データ(撮像画像)」を用いて、動きパラメータを算出する。算出手段14は、相対的な位置関係が変化する前の「一の撮像データ(一の撮像画像Img−CM、例えば参照用画像)」と、相対的な位置関係が変化した後の「他の撮像データ(他の撮像画像Img−CM、例えば検知用画像)」とを用いて、動きパラメータを算出する。すなわち、算出手段14は、抽出した特徴点をマッチングすることで、相対的な位置関係の変化に対応した微小領域(画素、メッシュ)の動きを表す行列Pmを算出する。また、算出手段14は、相対的な位置関係の変化前後に、「撮像データ(撮像画像Img−CMの全体)」に対して行列Pmを1つ算出する。
ここで、行列Pmは、回転行列R(3×3行列)、並進ベクトルt(3次元)で表すことができる。算出手段14は、自由度が回転(3次元)及び並進(3次元)の6次元であるため、3点の対応点(特徴点のマッチング)で行列Pmを算出することができる。なお、算出手段14は、4点以上の対応点(特徴点のマッチング)を用いて、最小二乗法などにより行列Pmの算出精度を向上してもよい。
図8に、補正パラメータ(動きパラメータ)の一例を説明する説明図を示す。図8では、プロジェクタ100A及びカメラ100B(及び仮想カメラ100C)が投影対象物Scraに画像を投影しているときのプロジェクタ100A又はカメラ100Bの移動を示す。
図8に示すように、投影手段12と撮像手段13とが一体になったプロジェクタ100A及びカメラ100Bでは、プロジェクタ100A又はカメラ100Bの位置が変わると、透視投影行列Pp又はPcだけ変位する。このため、mpとMとの関係及びmcとMとの関係は、それぞれの透視投影行列Pp及びPcの積で表される。また、仮想カメラ100Cも同様に、mc'とMとの関係は、透視投影行列Pc'の積で表される。
すなわち、相対的な位置関係の変化した後のmprが、mpとMとの関係を満たすように、行列Pm(動きパラメータ)を算出する。あるいは、相対的な位置関係の変化した後のmcrが、mcとMとの関係を満たすように、行列Pm(動きパラメータ)を算出する。
図6に戻って、補正手段15は、ブロックB07において、制御手段10(ブロックB02)から入力された「補正指示(不図示)」に基づいて、画像生成手段11(ブロックB03)から入力された「画像データ」を補正する。ここで、補正手段15は、算出手段14(ブロックB06)から入力された「算出データ(補正パラメータ)」を用いて、投影画像Img−PJを画像処理(補正)する。また、補正手段15は、補正した「補正データ(補正画像Img−RV)」を画像生成手段11に出力する。
本実施形態に係る補正手段15は、制御手段10からの「補正指示」が歪み補正に関する指示の場合に、算出手段14が算出した歪みパラメータ(射影変換行列H)を用いて、投影画像Img−PJを画像処理(補正)する。また、補正手段15は、「補正指示」が動き補正に関する指示の場合に、算出手段14が算出した動きパラメータ(行列Pm)を用いて歪みパラメータ(射影変換行列H)を更新し、更新した歪みパラメータを用いて投影画像Img−PJを画像処理(補正)する。
[画像を投影する動作]
図9及ぶ図10を用いて、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100が画像(投影画像、補正画像)を投影する動作を説明する。ここで、図9は、本実施形態に係るプロジェクタ100の動作(投影動作)の一例を説明するフローチャート図である。図10は、プロジェクタ100の動作(歪みパラメータの算出及び更新)の一例を説明するフローチャート図である。
図9及ぶ図10を用いて、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100が画像(投影画像、補正画像)を投影する動作を説明する。ここで、図9は、本実施形態に係るプロジェクタ100の動作(投影動作)の一例を説明するフローチャート図である。図10は、プロジェクタ100の動作(歪みパラメータの算出及び更新)の一例を説明するフローチャート図である。
本実施形態に係るプロジェクタ100は、先ず、画像投影時に、図9のステップS901乃至ステップS913を実施する。ここで、プロジェクタ100は、図10のステップS1001乃至ステップS1005を予め実施しておいて、歪みパラメータ(補正パラメータ)を算出している。以後に、図9及び図10を具体的に説明する。
図9に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、ステップS901において、投影部100PJ(図1)を用いて、投影画像Img−PJを投影対象物を含む投影領域Rng−PJ(図2)に投影している(投影ステップ)。このとき、プロジェクタ100は、ユーザーによって開始ボタン(校正ボタン)100Ba(図1(b))を押下され、撮像部100CM(図1)によって撮像画像Img−CMを取得する(撮像ステップ)。また、プロジェクタ100は、ユーザーによって選択ボタン100Bc(図1(b))を押下され、且つ、設定ボタン100Bb(図1(b))を押下されて投影対象領域Rng−Tg(図2)を選択される。ここで、投影対象領域Rng−Tgの座標はプロジェクタ座標で算出される。
その後、プロジェクタ100は、ステップS902に進む。
ステップS902において、プロジェクタ100は、制御手段10(図5)を用いて、補正パラメータの再読み込みのタイミングか否かを判断する。ここで、制御手段10は、例えば所定の時間を経過している場合に、補正パラメータの再読み込みのタイミングであると判断してもよい。また、制御手段10は、ユーザーによって開始ボタン(校正ボタン)100Baを押下された場合に、補正パラメータの再読み込みのタイミングであると判断してもよい。
なお、所定の時間は、プロジェクタ100の仕様又は使用状況に応じた時間とすることができる。また、所定の時間は、実験又は計算で予め定められる時間としてもよい。
補正パラメータの再読み込みのタイミングであると判断した場合には、プロジェクタ100は、ステップS903に進む。それ以外の場合には、プロジェクタ100は、ステップS904に進む。
ステップS903において、プロジェクタ100は、制御手段10を用いて、補正パラメータの再読み込みを実施する。ここで、制御手段10は、記憶手段17(図5)に記憶している補正パラメータを読み込む。その後、プロジェクタ100は、ステップS904に進む。
また、本実施形態に係るプロジェクタ100は、ステップS903において、図10に示す補正パラメータ(歪みパラメータ)の更新(算出)を実施してもよい(算出ステップ)。
具体的には、プロジェクタ100は、ステップS1001において、ユーザーによって選択ボタン100Bcを押下され、且つ、設定ボタン100Bbを押下されて投影対象領域Rng−Tgを選択される。次いで、プロジェクタ100は、ステップS1002において、投影部100PJを用いて、校正用のパターン光を照射する。このとき、プロジェクタ100は、撮像部100CMを用いて、校正用のパターン光を含む領域を撮像する。
次に、プロジェクタ100は、ステップS1004において、算出手段14を用いて、校正用のパターン光を含む領域を撮像した撮像画像に基づいて、歪みパラメータを算出する(算出ステップ)。また、プロジェクタ100は、ステップS1005において、記憶手段17を用いて、算出した歪みパラメータで上書き保存(更新)する。
その後、プロジェクタ100は、図9のステップS903に戻る。
次に、図9のステップS904において、プロジェクタ100は、補正手段15(図5)を用いて、投影画像Img−PJを補正する(補正ステップ)。ここで、補正手段15は、歪みパラメータ(補正パラメータ)を用いて、投影画像Img−PJを画像処理(補正)し、補正画像Img−RVを生成する。また、補正手段15は、生成した補正画像Img−RVを投影手段12に出力する。
その後、プロジェクタ100は、ステップS904に進む。
ステップS905において、プロジェクタ100は、投影手段12(図5)を用いて、投影画像Img−PJを投影する(投影ステップ)。ここで、投影手段12は、ステップS904で補正した補正画像Img−RVを投影画像Img−PJとして投影する。
投影開始後、プロジェクタ100は、ステップS906に進む。
ステップS906において、プロジェクタ100は、制御手段10を用いて、撮像タイミングか否かを判断する。ここで、制御手段10は、投影対象物と撮像手段との相対的な位置関係が変化した場合に、撮像タイミングであると判断することができる。また、制御手段10は、ユーザーによって開始ボタン(校正ボタン)100Baを押下された場合に、撮像タイミングであると判断してもよい。
撮像タイミングであると判断した場合には、プロジェクタ100は、ステップS907に進む。それ以外の場合には、プロジェクタ100は、ステップS913に進む。
なお、ステップS907からステップS912において、プロジェクタ100は、並列処理でサブルーチンSub_Aを実施してもよい。この場合には、プロジェクタ100は、新たに処理スレッドを立ち上げ、サブルーチンSub_Aの処理を終了したときに、その処理スレッドを消滅する。
次に、ステップS907において、プロジェクタ100は、撮像手段13(図5)を用いて、投影対象物を含む投影領域Rng−PJを撮像する(撮像ステップ)。また、撮像手段13は、撮像した撮像画像Img−CMを算出手段14(図5)に出力する。
その後、プロジェクタ100は、ステップS908に進む。
ステップS908において、プロジェクタ100は、算出手段14を用いて、対応点(特徴点)を抽出する(算出ステップ)。ここで、算出手段14は、以前に撮像した撮像画像Img−CMの特徴点に対応する特徴点(以下、「対応点」という。)を抽出する。
その後、プロジェクタ100は、ステップS909に進む。
ステップS909において、プロジェクタ100は、算出手段14を用いて、動き量を算出する(算出ステップ)。ここで、算出手段14は、ステップS908で抽出した対応点を用いて、プロジェクタ100と投影対象物の相対的な位置関係の変化量を算出する。
その後、プロジェクタ100は、ステップS910に進む。
ステップS910において、プロジェクタ100は、記憶手段17を用いて、参照用情報を更新する。ここで、記憶手段17は、ステップS907で撮像した撮像画像Img−CM及びステップS908で抽出した特徴点(対応点)を参照用情報として更新される。
その後、プロジェクタ100は、ステップS911に進む。
ステップS911において、プロジェクタ100は、算出手段14を用いて、動きパラメータを算出する(算出ステップ)。また、プロジェクタ100は、算出手段14が算出した動きパラメータを記憶手段17で記憶(更新)する。ここで、算出手段14は、ステップS909で算出した変化量を用いて、動きパラメータを算出することができる。
その後、プロジェクタ100は、ステップS912に進む。
ステップS912において、プロジェクタ100は、算出手段14を用いて、補正パラメータを更新する(算出ステップ)。ここで、算出手段14は、ステップS912で算出した動きパラメータを用いて、歪みパラメータを更新する。
その後、プロジェクタ100は、ステップS913に進む。
ステップS913において、プロジェクタ100は、制御手段10を用いて、画像を投影する動作を終了するか否かを判断する。ここで、制御手段10は、入出力手段16によって入力された情報に基づいて、画像を投影する動作を終了するか否かを判断してもよい。
画像を投影する動作を終了すると判断した場合には、プロジェクタ100は、図中のENDに進み、画像を投影する動作を終了する。それ以外の場合には、プロジェクタ100は、ステップS901に戻る。
[特徴点を抽出する動作の例]
図11乃至図13を用いて、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100が特徴点を抽出する動作を説明する。
図11乃至図13を用いて、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100が特徴点を抽出する動作を説明する。
ここで、図11は、本実施形態に係るプロジェクタ100の特徴点を抽出する動作の一例を説明する説明図である。図11(a)は、相対的な位置関係が変化する前の特徴点を示す。図11(b)は、相対的な位置関係が変化した後の特徴点を示す。図12は、プロジェクタ100がパターンを投影する動作の一例を説明する説明図である。図13は、プロジェクタ100がパターンを投影したときの撮像画像Img−CMの一例を説明する説明図である。
図11(a)に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、相対的な位置関係が変化する前の特徴点を予め抽出している。すなわち、プロジェクタ100は、参照用画像Img−CMrにおける特徴点を抽出している。図11(a)では、プロジェクタ100は、投影対象物(スクリーン)外の物体も撮像する。プロジェクタ100は、例えば壁の模様や壁に取り付けられたスイッチ、掛け時計、飾られた賞状や絵画などを含む領域を撮像する。
ここで、プロジェクタ100は、投影対象物Scrに対応する領域内の特徴点を抽出してもよい。また、プロジェクタ100は、投影対象物Scrに対応する領域外の特徴点を抽出してもよい。更に、プロジェクタ100は、ユーザーによって選択されたマッチング除外領域Rng−To以外の領域の特徴点を抽出してもよい。
図11(b)に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、相対的な位置関係が変化した後の特徴点を抽出する。すなわち、プロジェクタ100は、検知用画像Img−CMoにおける特徴点を抽出する。次いで、プロジェクタ100は、図11(a)で抽出した特徴点と図11(b)で抽出した特徴点とをマッチング(ペアリング)する。プロジェクタ100は、例えば図11(a)及び図11(b)に示すようにf1乃至f6のマッチングを実施する。
ここで、プロジェクタ100は、掛け時計の特徴点(f4、f5)がマッチング除外領域Rng−To以外となっているため、対象外としてもよい。また、プロジェクタ100は、表彰状の左端が撮像画像Img−CMoに含まれないため、対象外としてもよい。
なお、プロジェクタ100は、算出手段14では3点の対応点(特徴点のマッチング)で行列Pmを算出するため、3点の特徴点のマッチングだけを実施してもよい。また、プロジェクタ100は、好ましくは投影する枠の外、さらに好ましくは投影可能領域を超えた広い範囲で特徴点のマッチングを実施するとよい。これにより、プロジェクタ100は、動き補正(例えば手ぶれ)の精度を向上することができる。
更に、プロジェクタ100は、投影する時間(又は、写真を撮る時間)、動き補正の内容(例えば手ぶれの許容範囲など)に対応して、特徴点のマッチングの実施内容を定めてもよい。また、プロジェクタ100は、対応点を求める際に、画素値のピーク位置の代わりにSIFT、SURFなどの手法を用いて、対応関係を見出してもよい。
以上により、本実施形態に係るプロジェクタ100が特徴点を抽出する動作を終了する。すなわち、算出手段14が動きパラメータを算出するために必要な特徴点を抽出する動作を終了する。
一方、図12及び図13に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ100は、パターン光を照射して特徴点を抽出してもよい。なお、図12及び図13では円形のパターン光を照射した例を示すが、本発明に用いることができるパターン光は円形に限定されるものではない。すなわち、特徴点を抽出することができる形状、濃淡、色彩などのパターン光であれば、いずれのパターン光も用いることができる。
図12に示すように、プロジェクタ100は、投影対象物Scrを含む投影領域Rng−PJに、円形のパターン光を照射する。また、プロジェクタ100は、円形のパターン光を照射された撮像領域Rng−CM(図13のImg−CMr)を撮像する。これにより、プロジェクタ100は、パターン光の円形のいずれかを選択して、特徴点(対応点)を抽出することができる。
以上より、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100によれば、プロジェクタ100を手持ちで投影した場合に発生する投影画像のゆれ(手ぶれ)を画像処理で補正することができる。また、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、投影対象物が移動する場合も含めて対応できるので、移動する物体に投影画像を投影することができる。更に、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、単に投影画像を移動(シフト)するだけでなく、歪み補正も同時に行うことができる。
また、本発明の第一の実施形態に係るプロジェクタ100によれば、撮像手段(カメラ)で撮った撮像画像から投影対象物(と同じ動きをするもの)を抽出することができる。また、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、投影対象物(と同じ動きをするもの)を抽出することができるので、移動する投影対象物の位置に投影画像の位置を合わせる(フィッティング)することができる。更に、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、撮像手段(カメラ)の動きを表す動きパラメータを更新し、動きパラメータを用いて歪みパラメータも更新することができる。プロジェクタ100は、例えば1/30秒から1/60秒の範囲内の時間間隔で、補正パラメータ(歪みパラメータ及び/又は動きパラメータ)を更新してもよい。
[第二の実施形態]
[プロジェクタの構成]及び[プロジェクタの機能]
図5乃至図8に、本発明の第二の実施形態のプロジェクタの一例を示す。本実施形態に係るプロジェクタの構成及び機能は、第一の実施形態のプロジェクタ100の構成及び機能と基本的に同様のため、説明を省略する。
[プロジェクタの構成]及び[プロジェクタの機能]
図5乃至図8に、本発明の第二の実施形態のプロジェクタの一例を示す。本実施形態に係るプロジェクタの構成及び機能は、第一の実施形態のプロジェクタ100の構成及び機能と基本的に同様のため、説明を省略する。
[画像を投影する動作]
図14を用いて、本実施形態に係るプロジェクタが画像(投影画像、補正画像)を投影する動作を説明する。ここで、図14は、本実施形態に係るプロジェクタの動作(投影動作)の一例を説明するフローチャート図である。
図14を用いて、本実施形態に係るプロジェクタが画像(投影画像、補正画像)を投影する動作を説明する。ここで、図14は、本実施形態に係るプロジェクタの動作(投影動作)の一例を説明するフローチャート図である。
本実施形態に係るプロジェクタは、第一の実施形態のプロジェクタ100の動作と比較して、投影面の変形情報の更新のタイミングを判断(図14のステップS1407)する点で異なる。以後に、図14を用いて、具体的に説明する。
図14に示すように、本実施形態に係るプロジェクタは、ステップS1401乃至ステップS1406において、第一の実施形態のプロジェクタ100の動作のステップS901乃至ステップS906(図9)と同様の動作を実施する。その後、プロジェクタは、ステップS1407に進む。
なお、本実施形態に係るプロジェクタは、並列処理でサブルーチンSub_B(ステップS1408からステップS1413)及びサブルーチンSub_C(ステップS1414からステップS1417)を実施してもよい。この場合には、プロジェクタは、新たに処理スレッドを立ち上げ、サブルーチンSub_B又はサブルーチンSub_Cの処理を終了したときに、その処理スレッドを消滅する。
次に、ステップS1407において、プロジェクタは、本実施形態では、投影面の変形情報の更新のタイミングを判断する。すなわち、プロジェクタは、サブルーチンSub_Bで動きパラメータを更新するのか、又は、サブルーチンSub_Cで歪みパラメータを更新するのかを選択する。ここで、プロジェクタは、所定の時間間隔で投影面の変形情報の更新する設定の場合に、所定の時間を経過しているか否かで投影面の変形情報の更新のタイミングであるか否かを判断することができる。また、プロジェクタは、投影面の変形情報として撮像画像Img−CM(撮像手段13)を用いて算出される三次元データ(算出手段14)に基づいて、動きパラメータを更新するのか、又は、歪みパラメータを更新するのかを選択してもよい。プロジェクタは、例えば投影対象物がスクリーンであり、スクリーンが風などで揺らぐ場合に、歪みパラメータを更新してもよい。
投影面の変形情報の更新のタイミングでない(動きパラメータを更新する)と判断した場合には、プロジェクタは、ステップS1408に進む。それ以外の場合には、プロジェクタは、ステップS1414に進む。
ステップS1408乃至ステップS1413において、プロジェクタは、第一の実施形態のプロジェクタ100の動作のステップS907乃至ステップS912(図9)と同様の動作を実施する。すなわち、プロジェクタは、動きパラメータ(補正パラメータ)を更新する。その後、プロジェクタは、ステップS1418に進む。
一方、ステップS1414乃至ステップS1417において、プロジェクタは、第一の実施形態のプロジェクタ100の動作のステップS1002乃至ステップS1005(図10)と同様の動作を実施する。すなわち、プロジェクタは、歪みパラメータ(補正パラメータ)を更新する。その後、プロジェクタは、ステップS1418に進む。
ステップS1418において、プロジェクタは、制御手段10を用いて、画像を投影する動作を終了するか否かを判断する。ここで、制御手段10は、入出力手段16によって入力された情報に基づいて、画像を投影する動作を終了するか否かを判断してもよい。
画像を投影する動作を終了すると判断した場合には、プロジェクタは、図中のENDに進み、画像を投影する動作を終了する。それ以外の場合には、プロジェクタは、ステップS1401に戻る。
以上より、本発明の第二の実施形態に係るプロジェクタによれば、第一の実施形態に係るプロジェクタ100と同様の効果を得ることができる。
[プログラム、及び、プログラムを記録した記録媒体]
本発明のプログラムPrは、投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタの制御方法において、前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影ステップと、撮像手段を用いて、前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像ステップと、撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出ステップと、算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正ステップとを含み、前記算出ステップは、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、前記補正ステップは、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、次いで、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をし、前記投影ステップは、補正された前記投影画像を投影する、ことを特徴とするプロジェクタの制御方法を実行する。また、前記算出ステップは、前記投影対象物と前記撮像手段との相対的な位置関係が変化した場合に、前記相対的な位置関係が変化する前の一の撮像画像と前記相対的な位置関係が変化した後の他の撮像画像とを用いて前記動きパラメータを算出し、算出した前記動きパラメータを用いて前記歪みパラメータを更新し、前記補正ステップは、更新した前記歪みパラメータを用いて、前記投影画像を補正する、ことを特徴とするプロジェクタの制御方法を実行するものであってもよい。これらによれば、本発明の実施形態に係るプロジェクタ100、110と同等の効果が得られる。
本発明のプログラムPrは、投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタの制御方法において、前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影ステップと、撮像手段を用いて、前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像ステップと、撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出ステップと、算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正ステップとを含み、前記算出ステップは、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、前記補正ステップは、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、次いで、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をし、前記投影ステップは、補正された前記投影画像を投影する、ことを特徴とするプロジェクタの制御方法を実行する。また、前記算出ステップは、前記投影対象物と前記撮像手段との相対的な位置関係が変化した場合に、前記相対的な位置関係が変化する前の一の撮像画像と前記相対的な位置関係が変化した後の他の撮像画像とを用いて前記動きパラメータを算出し、算出した前記動きパラメータを用いて前記歪みパラメータを更新し、前記補正ステップは、更新した前記歪みパラメータを用いて、前記投影画像を補正する、ことを特徴とするプロジェクタの制御方法を実行するものであってもよい。これらによれば、本発明の実施形態に係るプロジェクタ100、110と同等の効果が得られる。
また、本発明は、上記プログラムPrを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体Mdとしてもよい。上記プログラムPrを記録した記録媒体Mdは、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disk−ROM)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)及びその他コンピュータ読み取り可能な媒体、並びに、フラッシュメモリ、RAM、ROM等の半導体メモリ、メモリカード、HDD(Hard Disc Drive)及びその他コンピュータ読み取り可能なものを用いることができる。
なお、上記プログラムPrを記録した記録媒体Mdには、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリに一時的に保持しているものも含むものとする。ここで、ネットワークとは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を含む。また、揮発性メモリとは、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。更に、記録媒体Mdに記録された上記プログラムPrには、コンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで機能を実現する所謂差分ファイルであってもよい。
実施例に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1に係るプロジェクタ110を用いて、本発明を説明する。
本発明の実施例1に係るプロジェクタ110を用いて、本発明を説明する。
[プロジェクタの外観]
図15(a)及び図15(b)に、本実施例に係るプロジェクタ110の外観を示す。ここで、図15(a)及び図15(b)は、プロジェクタ110の一例を示す前面の概略外観図及び背面の概略外観図である。
図15(a)及び図15(b)に、本実施例に係るプロジェクタ110の外観を示す。ここで、図15(a)及び図15(b)は、プロジェクタ110の一例を示す前面の概略外観図及び背面の概略外観図である。
図15(a)及び図15(b)に示すように、本実施例に係るプロジェクタ110は、投影部100PJ(図5の投影手段12)と撮像部100CM(図5の撮像手段13)とが一体の装置でない。また、投影部100PJは、投影時及び撮像時に、投影部100PJに撮像部100CMを取り付けて使用される。すなわち、本実施例に係るプロジェクタ110は、投影部100PJを備え、脱着可能の撮像部100CMを利用する構成である。
なお、本発明に用いることができるプロジェクタは、図6に示す機能を夫々備える複数の装置を有線及び/又は無線で相互に接続したプロジェクタシステムであってもよい。プロジェクタシステムは、例えば投影部100PJ(図5の投影手段12)の機能を備える投影装置及び撮像部100CM(図5の撮像手段13)の機能を備える撮像装置を含むシステムであってもよい。更に、プロジェクタシステムは、通信手段により有線及び/又は無線で相互に通信することができるシステム(例えばクラウドコンピューティングなど)を利用するシステムであってもよい。
[プロジェクタの構成]、[プロジェクタの機能]及び[画像を投影する動作]
本実施例に係るプロジェクタ110の構成等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の構成等と同様のため、説明を省略する。
本実施例に係るプロジェクタ110の構成等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の構成等と同様のため、説明を省略する。
以上より、本発明の実施例1に係るプロジェクタ110によれば、第一の実施形態に係るプロジェクタ100と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の実施例1に係るプロジェクタ110によれば、外部装置(撮像装置、画像処理装置など)を用いることにより、プロジェクタにおける処理量を低減でき、プロジェクタを小型化、軽量化、及び、簡素化することができる。
更に、本発明の実施例1に係るプロジェクタ110によれば、PC等の撮像部を利用することができる。例えばプロジェクタ110を用いて発表等する場合では、発表時に使用するPC等を利用することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
本発明の実施例2に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
[プロジェクタの外観]、[プロジェクタの構成]及び[プロジェクタの機能]
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
[画像を投影する動作]
図16に、本実施例に係るプロジェクタが画像を投影する動作を示す。ここで、図16は、本実施例に係るプロジェクタの手ぶれの動作の一例を説明する説明図である。
図16に、本実施例に係るプロジェクタが画像を投影する動作を示す。ここで、図16は、本実施例に係るプロジェクタの手ぶれの動作の一例を説明する説明図である。
図16に示すように、本実施例に係るプロジェクタは、ユーザーPsnによって保持され、任意の表面に投影画像Img−Bを投影される。このとき、プロジェクタでは、ユーザーPsnの手ぶれによって、投影している投影画像Img−Bが移動する(例えば、ぶれる)場合がある。
本実施例に係るプロジェクタは、画像投影時に、先ず、ユーザーPsnによって選択ボタン100Bc(図1)を押下され、且つ、設定ボタン100Bb(図1)を押下されて投影対象領域Rng−Tg(図2)を設定される。次に、プロジェクタは、投影対象領域Rng−Tgに投影画像Img−PJを投影するため、算出手段14を用いて投影画像Img−PJを変形(拡大縮小及び台形補正など)する補正パラメータ(歪みパラメータ)を算出する。次いで、プロジェクタは、算出した補正パラメータを用いて、投影画像Img−PJを補正(変形)する。また、プロジェクタは、補正した投影画像Img−PJを投影する。すなわち、プロジェクタは、投影対象領域Rng−Tgに投影画像Img−PJを投影する。
また、本実施例に係るプロジェクタは、画像投影時且つ手ぶれ時に、投影対象領域Rng−Tgに投影画像Img−PJを投影するため、算出手段14を用いて投影画像Img−PJを移動(回転、平行移動)する補正パラメータ(動きパラメータ)を算出する。次いで、プロジェクタは、算出した補正パラメータを用いて、投影画像Img−PJを補正(移動)する。また、プロジェクタは、補正した投影画像Img−PJを投影する。すなわち、プロジェクタは、手ぶれが発生しても、それをキャンセルする画像処理により、一定の位置(投影対象領域Rng−Tg)に画像(映像など)を投影し続けることができる。また、プロジェクタは、投影対象位置(投影対象領域Rng−Tgの外形表面)が歪んでいても、補正パラメータ(歪みパラメータ及び動きパラメータ)を用いて、リアルタイムで投影画像Img−PJを補正し、歪みのない状態で投影し続けることができる。
以上より、本発明の実施例2に係るプロジェクタによれば、第一の実施形態に係るプロジェクタ100と同様の効果を得ることができる。
[実施例3]
本発明の実施例3に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
本発明の実施例3に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
[プロジェクタの外観]、[プロジェクタの構成]及び[プロジェクタの機能]
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
[画像を投影する動作]
図17に、本実施例に係るプロジェクタが画像を投影する動作を示す。ここで、図17は、本実施例に係るプロジェクタの投影動作(移動対象物に投影する動作)の一例を説明する説明図である。
図17に、本実施例に係るプロジェクタが画像を投影する動作を示す。ここで、図17は、本実施例に係るプロジェクタの投影動作(移動対象物に投影する動作)の一例を説明する説明図である。
図17に示すように、本実施例に係るプロジェクタは、移動対象物(投影対象物)TGが動いた場合でも、これに追随して投影し続けることができる。ここで、移動対象物とは、例えば自動車、バス、飛行機などがある。
具体的には、本実施例に係るプロジェクタは、先ず、ユーザーによって投影のタイミングを入力される。このとき、プロジェクタは、図17(a)に示すように、投影時に一瞬だけ投影を停止して、投影対象物(移動対象物)TGを撮像する。ここで、一瞬とは、例えば100分の1秒とする。これにより、プロジェクタは、人間の目にはほとんど目立たない動作(一瞬だけ投影を停止する動作)で、投影対象物(移動対象物)TGの像(形状)を撮像(取得)することができる。
また、本実施例に係るプロジェクタは、算出手段14(図5)を用いて、撮像した結果に基づいて、投影対象物(移動対象物)TGの特徴点を抽出する。更に、プロジェクタは、投影対象物(移動対象物)TGに対応する領域に投影対象領域Rng−Tgを設定する。
次に、本実施例に係るプロジェクタは、図17(b)に示すように、投影対象物(移動対象物)TGに投影画像Img−PJを投影する。次いで、プロジェクタは、図17(c)に示すように、所定の時間間隔で投影対象物(移動対象物)TGを上記同様に撮像し、特徴点をマッチングすることによって投影対象物(移動対象物)TGの動き量(移動量)を算出する。また、プロジェクタは、算出手段14を用いて、算出した動き量に基づいて動きパラメータ(補正パラメータ)を算出する。
更に、本実施例に係るプロジェクタは、算出した補正パラメータを用いて投影画像をリアルタイムで補正する。その後、プロジェクタは、図17(d)に示すように、投影手段12を用いて補正した投影画像を投影対象領域Rng−Tgに投影する。
以上より、本発明の実施例3に係るプロジェクタによれば、第一の実施形態に係るプロジェクタ100と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の実施例3に係るプロジェクタによれば、投影するプロジェクタのみならず、投影対象物の動きにも追随できるため、移動物体(動物体など)に投影することも可能になる。更に、本実施例に係るプロジェクタによれば、撮像した撮像画像の中で背景そのものが変化した場合、又は、撮像手段との位置関係が変化した場合でも、投影対象物だけを把握して追従することができる。これにより、本実施例に係るプロジェクタによれば、動く物体に対しても、その相対位置が変わることなく投影することができる。また、本実施例に係るプロジェクタによれば、投影対象領域Rng−Tgが撮像領域Rng−CMの範囲外になったときに、投影画像の投影を中止することができる。
[実施例4]
本発明の実施例4に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
本発明の実施例4に係るプロジェクタを用いて、本発明を説明する。
[プロジェクタの外観]、[プロジェクタの構成]及び[プロジェクタの機能]
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
本実施例に係るプロジェクタの外観等は、第一の実施形態に係るプロジェクタ100の外観等と同様のため、説明を省略する。
[補正パラメータを更新する動作]
図18及び図19を用いて、本実施例に係るプロジェクタが補正パラメータを更新する動作を説明する。ここで、図18は、プロジェクタの動作の一例を説明するフローチャート図である。図19は、プロジェクタが投影する動作の一例を説明する説明図である。
図18及び図19を用いて、本実施例に係るプロジェクタが補正パラメータを更新する動作を説明する。ここで、図18は、プロジェクタの動作の一例を説明するフローチャート図である。図19は、プロジェクタが投影する動作の一例を説明する説明図である。
図19に示すように、本実施例に係るプロジェクタは、ステップS1901において、ユーザーによって投影部100PJ(図1)から投影画像Img−PJを投影対象物を含む投影領域Rng−PJ(図2)に投影している。このとき、プロジェクタは、ユーザーによって開始ボタン(校正ボタン)100Baを押下され、撮像部100CM(図1)によって撮像画像Img−CMを取得する。また、プロジェクタは、ユーザーによって選択ボタン100Bc(図1)を押下され、且つ、設定ボタン100Bb(図1)を押下されて投影対象領域Rng−Tg(図2)を選択される。
その後、プロジェクタは、ステップS1902に進む。
ステップS1902において、本実施例に係るプロジェクタは、制御手段10(図5)を用いて、投影手段12が赤色の光を投影するタイミングを検出する。
具体的には、本実施例に係るプロジェクタは、DLP方式で投影画像を投影している場合に、図19に示すように、カラーホイールCWを回転させて、時分割で赤、緑、青の色の光を夫々投影している。制御手段10(プロジェクタ)は、投影手段12(図5)が赤色の光を投影するタイミングを検出する。
その後、プロジェクタは、ステップS1903に進む。
ステップS1903において、本実施例に係るプロジェクタは、投影手段12を用いて、赤色の光を投影する。このとき、プロジェクタは、ステップS1904において、撮像手段13を用いて、赤色の光を投影された撮像領域Rng−CM(図2)を撮像し、撮像画像Img−CMrを取得する。その後、プロジェクタは、ステップS1905に進む。
ステップS1905において、本実施例に係るプロジェクタは、算出手段14を用いて、撮像した撮像画像Img−CMrから赤色成分を抽出する。その後、プロジェクタは、ステップS1906に進む。
ステップS1906において、本実施例に係るプロジェクタは、算出手段14を用いて、抽出した赤色成分に基づいて、補正パラメータ(歪みパラメータ)を算出する。また、プロジェクタは、算出した補正パラメータを用いて、補正パラメータを更新する。その後、プロジェクタは、図中のENDに進み、補正パラメータを更新する動作を終了する。
以上より、本発明の実施例4に係るプロジェクタによれば、第一の実施形態に係るプロジェクタ100と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の実施例4に係るプロジェクタによれば、投影画像(コンテンツなど)の投影を一瞬中断するが、赤色の光の投影時に投影画像の代わりにパターン光を投影する。これにより、本実施例に係るプロジェクタによれば、投影画像の投影時間がカラーホイールCWの回転数に基づいて100分の1秒程度になるので、ユーザーからは違和感なしにパターン光を投影することができる。また、本実施例に係るプロジェクタによれば、青、緑の成分は同一の投影画像(コンテンツフレーム)を投影するので、色味は変わるがその瞬間の投影画像(コンテンツ情報)はある程度視認できる。このため、本実施例に係るプロジェクタによれば、断続感を少なくすることができる。
更に、本発明の実施例4に係るプロジェクタによれば、投影されるパターンの色が既知であるため、パターンの抽出精度を向上することができる。つまり、本実施例に係るプロジェクタによれば、撮影後の写真から赤色成分だけを取り出すことで、パターン以外のノイズが重畳していた場合でも、青色や緑色の成分を多く含む色のノイズを容易に除外することができる。
以上のとおり、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明は上述した実施形態及び実施例に制限されるものではない。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に照らし、種々に変形又は変更することが可能である。
100,110 : プロジェクタ(投影装置、撮像装置など)
100PJ : 投影部
100CM : 撮像部
100Ba : 開始ボタン(校正ボタン)
100Bb : 設定ボタン
100Bc : 選択ボタン
10 : 制御手段
11 : 画像生成手段
12 : 投影手段
13 : 撮像手段
14 : 算出手段
15 : 補正手段
16 : 入出力手段
17 : 記憶手段
Pr : プログラム
Md : プログラムを記録した記録媒体
Img−CM : 撮像画像
Img−PJ : 投影画像
Img−RV : 補正画像
100PJ : 投影部
100CM : 撮像部
100Ba : 開始ボタン(校正ボタン)
100Bb : 設定ボタン
100Bc : 選択ボタン
10 : 制御手段
11 : 画像生成手段
12 : 投影手段
13 : 撮像手段
14 : 算出手段
15 : 補正手段
16 : 入出力手段
17 : 記憶手段
Pr : プログラム
Md : プログラムを記録した記録媒体
Img−CM : 撮像画像
Img−PJ : 投影画像
Img−RV : 補正画像
Claims (10)
- 投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタであって、
前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影手段と、
前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出手段と、
前記算出手段が算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正手段と
を有し、
前記算出手段は、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、
前記補正手段は、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をする、
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記撮像手段は、撮像するタイミングが異なる複数の前記撮像画像を撮像し、
前記算出手段は、撮像した複数の前記撮像画像のうちの一つの撮像画像を用いて前記歪みパラメータを算出し、撮像した複数の前記撮像画像のうちの二つの撮像画像を用いて前記動きパラメータを算出する、
ことを特徴とする、請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記算出手段は、前記投影対象物と前記撮像手段との相対的な位置関係が変化した場合に、前記相対的な位置関係が変化する前の一の撮像画像と、前記相対的な位置関係が変化した後の他の撮像画像とを用いて前記動きパラメータを算出し、算出した前記動きパラメータを用いて前記歪みパラメータを更新し、
前記補正手段は、更新した前記歪みパラメータを用いて、前記投影画像を補正し、
前記投影手段は、補正した前記投影画像を投影する、
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタ。 - 前記算出手段は、撮像した前記撮像画像に含まれる特徴点を抽出し、抽出した前記特徴点を用いて前記動きパラメータを算出する、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。 - 前記補正手段は、前記投影対象物が移動する場合に、前記算出手段が抽出した前記特徴点を用いて移動している該投影対象物の所定の位置を特定し、前記補正パラメータを用いて前記所定の位置に前記投影画像が投影されるように該投影画像を補正する、
ことを特徴とする、請求項4に記載のプロジェクタ。 - 前記撮像手段は、前記投影手段が前記投影画像を赤色、青色及び緑色の光に分割して投影する場合で、前記算出手段が前記特徴点を抽出するときに、赤色、青色又は緑色の画像のいずれか一つの画像を撮像し、
前記算出手段は、前記撮像手段が撮像した画像に基づいて、前記特徴点を抽出する、
ことを特徴とする、請求項4又は請求項5に記載のプロジェクタ。 - 投影画像が投影されている投影対象物を撮像し、撮像した撮像画像を用いて前記投影画像を補正するプロジェクタの制御方法であって、
前記投影画像を前記投影対象物に投影する投影ステップと、
撮像手段を用いて、前記投影対象物を含む投影された領域を撮像する撮像ステップと、
撮像した前記撮像画像を用いて、前記投影された領域に関する三次元データを算出し、算出した前記三次元データを用いて補正パラメータを算出する算出ステップと、
算出した前記補正パラメータを用いて、前記投影画像を補正する補正ステップと
を含み、
前記算出ステップは、撮像した前記撮像画像に基づいて、前記補正パラメータとして、歪みパラメータと動きパラメータとを算出し、
前記補正ステップは、算出した前記歪みパラメータを用いて前記投影対象物の形状に対応する補正をし、次いで、算出した前記動きパラメータを用いて前記投影手段及び/又は前記投影対象物の移動に対応する補正をし、
前記投影ステップは、補正された前記投影画像を投影する、
ことを特徴とするプロジェクタの制御方法。 - 前記算出ステップは、前記投影対象物と前記撮像手段との相対的な位置関係が変化した場合に、前記相対的な位置関係が変化する前の一の撮像画像と前記相対的な位置関係が変化した後の他の撮像画像とを用いて前記動きパラメータを算出し、算出した前記動きパラメータを用いて前記歪みパラメータを更新し、
前記補正ステップは、更新した前記歪みパラメータを用いて、前記投影画像を補正する、
ことを特徴とする、請求項7に記載のプロジェクタの制御方法。 - 請求項7又は請求項8に記載のプロジェクタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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