JP2014178222A - レーダ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接近する複数の移動物標の航跡を容易に峻別できるとともに、各移動物標の正確な挙動に関する情報を得ることのできるレーダ表示装置を提供する。
【解決手段】自船と各移動物標との最接近位置、自船の進行方向と各移動物標の進行方向とが交差する交差位置、又は、自船と各移動物標とが衝突する衝突位置のいずれかの位置を算出する位置算出部38と、自船及び各移動物標の最接近位置間の距離、自船若しくは各移動物標の現在位置と自船若しくは各移動物標の最接近位置との距離、自船若しくは各移動物標が交差位置を横切る時の各移動物標若しくは自船の位置と交差位置との距離、又は、自船若しくは各移動物標の現在位置と交差位置若しくは衝突位置との距離を算出し、距離の遠近を判定する判定部40と、各航跡を距離の近い順又は遠い順に表示部32に表示させる制御を行う表示制御部30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置に関する。
船舶等の安全な運行を担保し衝突等を回避するためには、自船の周囲に存在する他船(移動物標)を検出し、これを捕捉追尾して航跡を表示させることが望ましい。自船のオペレータは、表示された他船の航跡を確認することにより、例えば、他船が自船に接近しているか否かを判断し、事前に適切な回避措置等を講じることができる。このような機能は、ARPA(Automatic Radar Plotting Aid)として知られている。
図7Aは、航跡を表示した従来のPPI(Plan Position Indicator)表示によるレーダ画像100の説明図である(特許文献1参照)。このレーダ画像100には、中心の自船102に対して、2隻の他船104、106の航跡104a、106aが表示されている。なお、各航跡104a、106aの長さは、所定時間における他船104、106の移動距離を表している。
特開2000−75016号公報
この場合、他船104の航跡104aと他船106の航跡106aとが接近していると、レーダ画像100上に表示された他船104と他船106とを峻別して、それぞれの動きを正しく把握できないおそれがある。例えば、他船104、106の航跡104a、106aは、図7Bに示す点線の航跡104bと、実線の航跡106bとである可能性もある。従って、接近している複数の他船104、106の航跡104a、106aがレーダ画像100に同時に表示されると、他船104、106の動きを正しく把握できないおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、接近する複数の移動物標の航跡を容易に峻別できるとともに、各移動物標の挙動に関する正確な情報を得ることのできるレーダ表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係るレーダ表示装置は、受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、前記レーダエコーを受信する受信部と、前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、前記航跡データに基づき、自船と前記各移動物標とが最接近する前記自船及び前記各移動物標の最接近位置、前記自船の進行方向と前記各移動物標の進行方向とが交差する交差位置、又は、前記自船と前記各移動物標とが衝突する衝突位置のいずれかの位置を算出する位置算出部と、前記自船及び前記各移動物標の前記最接近位置間の距離、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置と前記自船若しくは前記各移動物標の前記最接近位置との距離、前記自船若しくは前記各移動物標が前記交差位置を横切る時の前記各移動物標若しくは前記自船の位置と前記交差位置との距離、又は、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置と前記交差位置若しくは前記衝突位置との距離を算出し、前記距離の遠近を判定する判定部と、前記各航跡を前記距離の近い順又は遠い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るレーダ表示装置は、受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、前記レーダエコーを受信する受信部と、前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、前記航跡データに基づき、自船と前記各移動物標とが最接近する前記自船及び前記各移動物標の最接近位置、前記自船の進行方向と前記各移動物標の進行方向とが交差する交差位置、又は、前記自船と前記各移動物標とが衝突する衝突位置のいずれかの位置を算出する位置算出部と、前記自船及び前記各移動物標の前記最接近位置までの移動時間、前記自船若しくは前記各移動物標が前記交差位置を横切る時の前記各移動物標若しくは前記自船の位置から前記交差位置までの移動時間、又は、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置から前記交差位置若しくは前記衝突位置までの移動時間を算出し、前記移動時間の長短を判定する判定部と、前記各航跡を前記移動時間の短い順又は長い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るレーダ表示装置は、受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、前記レーダエコーを受信する受信部と、前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、自船の現在位置から前記各移動物標の現在位置までの距離を算出し、前記距離の遠近を判定する判定部と、前記各航跡を前記距離の近い順又は遠い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、を備えることを特徴とする。
前記レーダ表示装置において、前記表示制御部は、前記各移動物標の前記各航跡を、前記航跡データの前記時刻の古い順又は新しい順に前記表示部に表示させることを特徴とする。
前記レーダ表示装置において、前記表示制御部は、前記各移動物標の前記各航跡を、前記航跡データの前記時刻に基づく一定時間間隔で前記表示部に表示させることを特徴とする。
前記レーダ表示装置において、前記表示制御部は、前記航跡データに基づいて1つの前記移動物標の前記航跡を一度に前記表示部に表示させた後、前記航跡データに基づいて次の前記移動物標の前記航跡を一度に前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
本発明のレーダ表示装置では、自船と移動物標とが最接近する最接近位置、自船と移動物標との進行方向が交差する交差位置、又は、自船と移動物標とが衝突する衝突位置に対して、自船又は移動物標からの距離の近い順又は遠い順に各航跡を表示させる。また、本発明のレーダ表示装置では、前記最接近位置、前記交差位置又は前記衝突位置に対して、自船又は移動物標からの移動時間の短い順又は長い順に各航跡を表示させる。また、本発明のレーダ表示装置では、自船の現在位置から移動物標の現在位置までの距離の近い順又は遠い順に各航跡を表示させる。
このようにして航跡を表示させることにより、接近した各移動物標の航跡を容易に峻別することができる。また、複数の移動物標の航跡を峻別できることから、各移動物標の挙動に関する正確な情報を得ることができる。
また、各航跡を航跡データの時刻の古い順又は新しい順に表示させることにより、移動物標の移動方向を容易に把握することができる。
さらに、各航跡を航跡データの時刻に基づく一定時間間隔で表示させることにより、移動物標の移動速度及びその変化を把握することができる。
さらにまた、1つの移動物標の航跡を一度に表示させた後、次の移動物標の航跡を一度に表示させることにより、接近した移動物標を容易に峻別することができる。
本発明の実施形態であるレーダ表示装置の構成ブロック図である。 図1に示すレーダ表示装置の処理フローチャートである。 図1に示すレーダ表示装置における自船及び他船の最接近位置、交差位置及び衝突位置の説明図である。 図4A〜図4Dは、表示形式1による航跡の説明図である。 図5A〜図5Dは、表示形式2による航跡の説明図である。 図6A及び図6Bは、表示形式3による航跡の説明図である。 図7Aは、従来のレーダ画像の説明図、図7Bは、図7Aのレーダ画像から推定した航跡の一例の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<構成の説明>
図1は、本発明の実施形態であるレーダ表示装置10の構成ブロック図である。
レーダ表示装置10は、レーダ信号を送信し、その反射信号であるレーダエコーを受信して航跡等を表示させ、自船及び他船(移動物標)の移動方向、移動速度、自船と他船との距離、移動時間等を把握することのできる装置である。レーダ表示装置10は、アンテナ12、送受信部14、A/D変換部16、信号処理部18、座標変換部20、レーダエコー記憶部22、航跡データ処理部24、GPS受信部26、航跡表示設定部28、表示制御部30及び表示部32を備える。
送受信部14(受信部)は、アンテナ12を介してレーダ信号の送信及びレーダエコーの受信を行う通信部である。A/D変換部16は、受信したアナログ信号であるレーダエコーをデジタル信号に変換する変換部である。信号処理部18は、レーダエコーに含まれる海面反射、陸地反射、雨雪の反射等による不要なエコー(クラッタ)の除去を含む信号処理を行う処理部である。座標変換部20は、デジタル信号に変換された極座標形式のレーダエコーを直交座標形式のレーダエコーに変換する変換部である。レーダエコー記憶部22は、直交座標形式に変換されたレーダエコーを記憶する記憶部である。航跡データ処理部24は、レーダエコーに基づき、自船及び他船の航跡データの処理を行う処理部である。GPS受信部26は、GPS(Global Positioning System)衛星から自船の位置情報及び時刻情報を得るための衛星信号を受信する受信部である。航跡表示設定部28は、表示部32に表示させる航跡の表示条件である判定基準及び表示形式を設定するための設定部である。表示制御部30は、レーダエコー記憶部22に記憶されたレーダエコーに基づくレーダ画像を表示部32に表示させる制御部である。また、表示制御部30は、航跡表示設定部28により設定された表示条件に従い、航跡データ処理部24により処理された自船及び他船の航跡を表示部32に表示させる制御部である。
航跡データ処理部24は、航跡データ生成部34、航跡データ記憶部36、位置算出部38及び判定部40を備える。
航跡データ生成部34は、送受信部14が所定時間間隔で受信したレーダエコーに基づいて他船のレーダエコーを判別し、他船の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する。また、航跡データ生成部34は、GPS受信部26が受信した衛星信号に基づき、自船の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する。航跡データ記憶部26は、航跡データ生成部34により生成された自船及び他船の航跡データを記憶する記憶部である。
位置算出部38は、航跡データに基づき、航跡表示設定部28により設定された判定基準に従い、最接近位置、交差位置又は衝突位置を算出する算出部である。最接近位置は、自船と他船とが最接近する時の自船及び他船の予測位置である。交差位置は、自船の進行方向と他船の進行方向とが交差する予測位置である。衝突位置は、自船と他船とが衝突する予測位置である。
判定部40は、航跡表示設定部28により設定された判定基準1〜15に従い、自船と他船との関係を判定する。判定基準1は、自船及び他船の最接近位置間の距離である。判定基準2は、自船の現在位置と、他船に最接近する自船の最接近位置との距離である。判定基準3は、自船の現在位置と他船の最接近位置との距離である。判定基準4は、他船の現在位置と他船の最接近位置との距離である。判定基準5は、他船の現在位置と、他船に最接近する自船の最接近位置との距離である。判定基準6は、他船が交差位置を横切る時の自船の位置と交差位置との距離である。判定基準7は、自船が交差位置を横切る時の他船の位置と交差位置との距離である。判定基準8は、自船の現在位置と交差位置又は衝突位置との距離である。判定基準9は、他船の現在位置と交差位置又は衝突位置との距離である。判定基準10は、自船の現在位置から他船の現在位置までの距離である。判定基準11は、自船及び他船の最接近位置までの移動時間である。判定基準12は、他船が交差位置を横切る時の自船の位置から交差位置までの自船の移動時間である。判定基準13は、自船が交差位置を横切る時の他船の位置から交差位置までの他船の移動時間である。判定基準14は、自船の現在位置から交差位置又は衝突位置までの自船の移動時間である。判定基準15は、他船の現在位置から交差位置又は衝突位置までの他船の移動時間である。
<処理の説明>
次に、以上のように構成されるレーダ表示装置10の処理について説明する。図2は、図1に示すレーダ表示装置10の処理フローチャートである。図3は、図1に示すレーダ表示装置10における自船及び他船の最接近位置、交差位置及び衝突位置の説明図である。なお、以下の説明では、自船D0に接近する2隻の他船Dn(nは1又は2)のレーダエコーが受信されるものとする。
送受信部14で生成されたレーダ信号は、水平方向に回転するアンテナ12から無線送信される(ステップS1)。他船Dnにより反射されたレーダエコーは、アンテナ12を介して送受信部14により受信される(ステップS2)。
受信されたレーダエコーは、A/D変換部16に供給され、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変換されたレーダエコーは、信号処理部17により海面反射等の不要なエコー(クラッタ)が除去された後、座標変換部18において、極座標形式であるレーダエコーから直交座標形式のレーダエコーに変換される(ステップS3)。直交座標形式に変換されたレーダエコーは、レーダエコー記憶部20に記憶される(ステップS4)。
レーダエコー記憶部20に記憶されたレーダエコーは、航跡データ処理部24の航跡データ生成部34に供給され、航跡データの生成処理が行われる(ステップS5)。
すなわち、航跡データ生成部34は、アンテナ12の回転周期に基づく所定時間間隔で受信したレーダエコーから他船Dn毎にレーダエコーを判別する。他船Dnは、例えば、レーダエコーの受信方向、レーダエコーの信号強度、レーダエコーにより形成される他船Dnの大きさ等を解析して判別することができる。航跡データ生成部34は、判別された他船Dnのレーダエコーの各受信時刻における位置を航跡データとして生成する。また、航跡データ生成部34は、GPS受信機24により受信した衛星信号に基づき、自船D0の各時刻における各位置を自船D0の航跡データとして生成する。航跡データ生成部34により生成された自船D0及び他船Dnの航跡データは、航跡データ記憶部36に記憶される(ステップS6)。
そこで、オペレータは、航跡表示設定部28を用いて、表示部32に表示させる航跡の順番を判定するための判定基準を設定する(ステップS7)。航跡データ処理部24の位置算出部38及び判定部40は、設定された判定基準1〜15のいずれかに従い、航跡の表示順を判定する。
<判定基準1〜5>
判定基準1は、最接近位置P01、Pn1間の距離である。判定基準2は、自船D0の現在位置P00と各他船Dnに最接近する自船D0の最接近位置P01との距離である。判定基準3は、自船D0の現在位置P00と各他船Dnの最接近位置Pn1との距離である。判定基準4は、各他船Dnの現在位置Pn0と各他船Dnの最接近位置Pn1との距離である。判定基準5は、各他船Dnの現在位置Pn0と各他船Dnに最接近する自船D0の最接近位置P01との距離である。判定基準1〜5のいずれかが設定されると、位置算出部38は、自船D0と他船Dnとが最接近する最接近位置P01、Pn1を算出する(ステップS8)。最接近位置P01、Pn1は、自船D0の現在位置P00及び移動速度ベクトルV0と、他船Dnの現在位置Pn0及び移動速度ベクトルVnとから求めることができる。移動速度ベクトルV0、Vnは、移動方向及び移動速度を成分とするベクトルであり、航跡データに基づき、自船D0及び他船Dnの2地点における時刻及び位置から求められる。判定部40は、設定された判定基準1〜5に従い、当該距離の遠近を判定する(ステップS9)。
<判定基準6〜9>
判定基準6は、他船Dnが交差位置Pcを横切る時の自船D0の位置P02と交差位置Pcとの距離である。判定基準7は、自船D0が交差位置Pcを横切る時の他船Dnの位置Pn2と交差位置Pcとの距離である。判定基準8は、自船D0の現在位置P00と交差位置又は衝突位置Pcとの距離である。判定基準9は、他船Dnの現在位置Pn0と交差位置又は衝突位置Pcとの距離である。判定基準6〜9のいずれかが設定されると、位置算出部38は、自船D0と他船Dnの交差位置又は衝突位置Pcを算出する(ステップS8)。交差位置又は衝突位置Pcは、自船D0の現在位置P00及び移動速度ベクトルV0と、他船Dnの現在位置Pn0及び移動速度ベクトルVnとから求めることができる。判定部40は、設定された判定基準6〜9に従い、当該距離の遠近を判定する(ステップS9)。
<判定基準10>
判定基準10は、自船D0の現在位置P00から他船Dnの現在位置Pn0までの距離である。判定基準10が設定されると、航跡データ処理部24は、位置算出部38による現在位置の算出処理(ステップS8)をスキップする。自船D0の現在位置P00及び他船Dnの現在位置Pn0は、航跡データ生成部34により既に生成されているためである。判定部40は、設定された判定基準10に従い、前記距離の遠近を判定する(ステップS9)。
<判定基準11>
判定基準11は、自船D0及び他船Dnの最接近位置P01、Pn1までの移動時間である。判定基準11が設定されると、位置算出部38は、自船D0と他船Dnとが最接近する最接近位置P01、Pn1を算出する(ステップS8)。判定部40は、自船D0及び他船Dnの最接近位置P01、Pn1までの移動時間を算出し、設定された判定基準11に従い、前記移動時間の長短を判定する(ステップS9)。最接近位置P01、Pn1までの移動時間は、自船D0の移動速度ベクトルV0又は他船Dnの移動速度ベクトルVnから求めることができる。
<判定基準12〜15>
判定基準12は、他船Dnが交差位置Pcを横切る時の自船D0の位置P02から交差位置までの自船D0の移動時間である。判定基準13は、自船D0が交差位置Pcを横切る時の他船Dnの位置Pn2から交差位置までの他船Dnの移動時間である。判定基準14は、自船D0の現在位置P00から交差位置又は衝突位置Pcまでの自船D0の移動時間である。判定基準15は、他船Dnの現在位置Pn0から交差位置又は衝突位置Pcまでの他船Dnの移動時間である。判定基準12〜15のいずれかが設定されると、位置算出部38は、自船D0と他船Dnの交差位置又は衝突位置Pcを算出する(ステップS8)。判定部40は、設定された判定基準12〜15に従い、当該移動時間の長短を判定する(ステップS9)。
次に、オペレータは、航跡表示設定部28を用いて、表示部32に表示させる航跡の表示形式を設定する(ステップS10)。表示制御部30は、表示形式が設定されると、ステップS9で判定された距離の近い順若しくは遠い順、又は、移動時間の短い順若しくは長い順に他船Dnの航跡データを選択する。そして、表示制御部30は、選択された自船D0及び各他船Dnの航跡を、指定された表示形式1〜3のいずれかに従って表示部32に表示させる(ステップS11)。
<表示形式1>
図4A〜図4Dは、表示形式1による航跡の説明図である。表示形式1は、自船D0及び他船Dnの航跡をドットで表示する「ドット表示」である。
表示制御部30は、レーダエコー記憶部22から他船Dnの現在位置を読み出し、自船D0の現在位置とともに他船Dnの現在位置を表示部32に表示させる(図4A)。
次に、表示制御部30は、判定部40により判定された表示順に従い、他船Dnの航跡データを航跡データ記憶部36から読み出す。この場合、判定部40による判定結果に基づき、他船D1の航跡データが他船D2の航跡データよりも先に表示されるものとする。読み出された航跡データは、航跡データの位置情報及び時刻情報に対応する各位置に、予め設定した一定時間間隔及び表示数(この場合、5個)のドット42a〜42e及び44a〜44eで表示部32に表示される(図4B)。また、自船D0及び他船D1の現在位置から最も離れているドット42a、44aは、他のドット42b〜42e及び44b〜44eよりも輝度の高いハイライト表示とする。
表示制御部30は、ドット42a、44aをハイライト表示させてから一定時間が経過すると、自船D0及び他船D1の移動方向に隣接する次のドット42b、44bをハイライト表示させる(図4C)。
表示制御部30は、時刻順に各ドット42a〜42e及び44a〜44eをハイライト表示させる処理を繰り返す。最後に自船D0及び他船D1の現在位置がハイライト表示されると(図4D)、表示制御部30は、他船D2の航跡データを航跡データ記憶部36から読み出す。読み出された他船D2の航跡データは、他船D1の場合と同様に、予め設定した一定時間間隔及び表示数のドット46a〜46eで表示部32に表示される(図4D)。そして、他船D2の現在位置から最も離れているドット46aから現在位置に向かって各ドット46a〜46eを順次ハイライト表示させる。
以上のようにして、他船D1の航跡をドット表示させた後、他船D2の航跡を表示させることにより、接近している他船D1、D2の航跡を容易に峻別することができる。従って、他船D1、D2の航跡を誤認識することがなく、他船D1、D2の挙動に関する正確な情報を得ることができる。また、各航跡は、一定時間間隔のドット42a〜42e、44a〜44e、46a〜46eで表示されているため、ドット間隔から自船D0及び他船D1、D2の移動速度及びその変化を容易に把握することができる。さらに、ドット42a〜42e、44a〜44e、46a〜46eを移動方向に順次ハイライト表示させることにより、自船D0及び他船D1、D2の移動方向及び移動速度を容易に把握することができる。
<表示形式2>
図5A〜図5Dは表示形式2による航跡の説明図である。表示形式2は、自船D0及び他船D1、D2の航跡を連続線で表示する「連続線表示」である。
表示制御部30は、図4Aの場合と同様に、自船D0及び他船D1、D2の現在位置を表示部32に表示させる(図5A)。次いで、表示制御部30は、自船D0及び他船D1の各航跡を、現在位置から最も離れた地点より連続線の航跡部分48a及び50aとして表示部32に表示させる(図5B)。
次に、表示制御部30は、航跡部分48a及び50aを、図5Cに示すように、現在位置に向かい、自船D0及び他船D1の移動速度に従って徐々に延ばして行く(航跡部分48b、50b)。なお、移動速度は、航跡データの位置情報及び時刻情報から算出することができる。
航跡部分48b、50bが自船D0及び他船D1、D2の現在位置に到達すると(図5D、航跡部分48c、50c)、表示制御部30は、他船D2の航跡データを航跡データ記憶部36から読み出し、現在位置から最も離れた地点から、他船D2の航跡を航跡部分52aとして表示部32に表示させる。そして、同様にして、航跡部分52aを他船D2の現在位置に向かって徐々に延ばして行く。
以上のようにして航跡を連続線表示させることにより、接近している他船D1、D2の航跡を峻別できるとともに、他船D1、D2の移動速度及び移動方向を容易に把握することができる。
<表示形式3>
図6A及び図6Bは、表示形式3による航跡の説明図である。表示形式3は、自船D0及び他船D1、D2のそれぞれの航跡を一度に表示させる「全体表示」である。
この表示形式3では、表示制御部30は、先ず、自船D0の航跡54の全体、及び、先に表示させる他船D1の航跡56の全体を表示部32に一度に表示させる(図6A)。次いで、表示制御部30は、航跡54及び56を表示させて所定時間経過した後、他船D1に次いで他船D2の航跡58の全体を表示部32に一度に表示させる(図6B)。
この場合、他船D1の航跡56の全体が表示された後、他船D2の航跡58の全体が表示されるため、接近している航跡56及び58を容易に峻別し、且つ、他船D1、D2の移動方向を速やかに把握することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
例えば、図4A〜図4Dに示すドット表示では、ドット42a〜42e、44a〜44e、46a〜46eを一度に表示させた後、ハイライト表示されるドットの位置を現在位置に向かって時刻順に移動させるようにしている。これに対して、例えば、ハイライト表示のドット42aのみを表示させ、次いで、ドット42aの輝度を下げ、隣接するドット42bをハイライト表示させ、さらにドット42bの輝度を下げドット42cをハイライト表示させることを繰り返す表示形態とすることもできる。
また、表示形式としては、自船、移動物標を峻別することができるのであれば、上述した表示形式1〜3に限定されるものではない。
例えば、自船D0の航跡と他船D1、D2の航跡とを、ドット表示と連続線表示との組み合わせ、連続線表示と全体表示との組み合わせ、又は、ドット表示と連続線表示との組み合わせで表示させてもよい。また、他船D1、D2間においても同様に、ドット表示、連続線表示及び全体表示から選択した2つの組み合わせで表示してもよい。
さらに、他船D1、D2の航跡を表示する順番は、自船D0に近い順としているが、自船D0から遠い順に航跡を表示することも可能である。
10…レーダ表示装置
12…アンテナ
14…送受信部
16…A/D変換部
18…信号処理部
20…座標変換部
22…レーダエコー記憶部
24…航跡データ処理部
26…GPS受信部
28…航跡表示設定部
30…表示制御部
32…表示部
34…航跡データ生成部
36…航跡データ記憶部
38…位置算出部
40…判定部
42a〜42e、44a〜44e、46a〜46e…ドット
48a、48b、50a、50b、52a…航跡部分
48c、50c、54、56、58…航跡

Claims (6)

  1. 受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、
    前記レーダエコーを受信する受信部と、
    前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、
    前記航跡データに基づき、自船と前記各移動物標とが最接近する前記自船及び前記各移動物標の最接近位置、前記自船の進行方向と前記各移動物標の進行方向とが交差する交差位置、又は、前記自船と前記各移動物標とが衝突する衝突位置のいずれかの位置を算出する位置算出部と、
    前記自船及び前記各移動物標の前記最接近位置間の距離、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置と前記自船若しくは前記各移動物標の前記最接近位置との距離、前記自船若しくは前記各移動物標が前記交差位置を横切る時の前記各移動物標若しくは前記自船の位置と前記交差位置との距離、又は、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置と前記交差位置若しくは前記衝突位置との距離を算出し、前記距離の遠近を判定する判定部と、
    前記各航跡を前記距離の近い順又は遠い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、
    を備えることを特徴とするレーダ表示装置。
  2. 受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、
    前記レーダエコーを受信する受信部と、
    前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、
    前記航跡データに基づき、自船と前記各移動物標とが最接近する前記自船及び前記各移動物標の最接近位置、前記自船の進行方向と前記各移動物標の進行方向とが交差する交差位置、又は、前記自船と前記各移動物標とが衝突する衝突位置のいずれかの位置を算出する位置算出部と、
    前記自船及び前記各移動物標の前記最接近位置までの移動時間、前記自船若しくは前記各移動物標が前記交差位置を横切る時の前記各移動物標若しくは前記自船の位置から前記交差位置までの移動時間、又は、前記自船若しくは前記各移動物標の現在位置から前記交差位置若しくは前記衝突位置までの移動時間を算出し、前記移動時間の長短を判定する判定部と、
    前記各航跡を前記移動時間の短い順又は長い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、
    を備えることを特徴とするレーダ表示装置。
  3. 受信したレーダエコーに基づき、複数の移動物標の航跡を表示部に表示させるレーダ表示装置において、
    前記レーダエコーを受信する受信部と、
    前記レーダエコーに基づき、前記各移動物標の各時刻における各位置を示す航跡データを生成する航跡データ生成部と、
    自船の現在位置から前記各移動物標の現在位置までの距離を算出し、前記距離の遠近を判定する判定部と、
    前記各航跡を前記距離の近い順又は遠い順に前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、
    を備えることを特徴とするレーダ表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーダ表示装置において、
    前記表示制御部は、前記各移動物標の前記各航跡を、前記航跡データの前記時刻の古い順又は新しい順に前記表示部に表示させることを特徴とするレーダ表示装置。
  5. 請求項4記載のレーダ表示装置において、
    前記表示制御部は、前記各移動物標の前記各航跡を、前記航跡データの前記時刻に基づく一定時間間隔で前記表示部に表示させることを特徴とするレーダ表示装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーダ表示装置において、
    前記表示制御部は、前記航跡データに基づいて1つの前記移動物標の前記航跡を一度に前記表示部に表示させた後、前記航跡データに基づいて次の前記移動物標の前記航跡を一度に前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とするレーダ表示装置。
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