JP2014175093A - 電動車両用給電コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動車両の充電口に接続された給電コネクタや給電ケーブルに体を引っ掛けるなどしたときの不具合を防止あるいは緩和できる給電コネクタを提供する。
【解決手段】給電コネクタ13は、給電用カプラ15を備えたコネクタ本体16と、グリップ部材18と、コネクタ本体16に配置されたロックレバー17と、グリップ部材18に配置された操作部材19とを有している。ロックレバー17は、第1の軸31を中心に、ロック位置とロック解除位置とにわたって回動する。グリップ部材18は、コネクタ本体16に対して第2の軸32を中心に回動可能である。ロックレバー17と操作部材19との間に可動接続部60が設けられている。可動接続部60は、ロックレバー17と操作部材19とを第2の軸32を中心に相対回転可能に接続し、かつ、操作部材19がロック解除方向に操作されたときの動きをロックレバー17に伝えることによりロックレバー17をロック解除位置に移動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気自動車やハイブリッド車両等の電動車両のバッテリに充電する際などに使用される電動車両用給電コネクタに関する。
電気自動車やハイブリッド車両等の電動車両は、駆動用バッテリが消費されたときに、車両外部の電源からバッテリに充電する必要がある。このため電動車両には充電の際に使用する受電側コネクタが設けられている。車両外部の電源(例えば家庭用商用電源)側には、電源に接続された給電コードと、該給電コードの先端に配置された給電コネクタなどが設けられている。充電時に、この給電コネクタを前記車両の充電口に配置された受電コネクタに接続することにより、電源から供給される電力が電動車両のバッテリに供給される。
従来の給電コネクタは、例えば特許文献1あるいは特許文献2に記載されているように、グリップ部を有するケースに、給電用カプラを有するコネクタ本体を設け、このコネクタ本体を車両の受電側コネクタに着脱可能に接続するように構成されている。そしてこの給電コネクタは、充電中に車両の受電側コネクタから不用意に外れてしまうことを防ぐためのロックレバーを備えているのが通例である。
特開2012−174643号公報 特開平07−263086号公報
前記給電コネクタは、充電中に車両の受電側コネクタから簡単に外れることがないように、受電側コネクタに対して確実に嵌合させる構成となっている。しかも特許文献1,2等に記載されている従来の給電コネクタは、コネクタ本体が受電側コネクタから不用意に抜けることを防ぐためにロックレバーを備えている。充電中は、給電コネクタから車両外部の電源装置に向かって給電ケーブルが延びている。しかも給電コネクタが車両の外側に突出した状態となっている。
このため充電中の車両の脇を通る人や動物、物などが誤って給電ケーブルに引っ掛ったり、給電コネクタに体をぶつけてしまったりする可能性がある。このような予期しない外力が作用したときに、車両の充電口に差し込まれている給電コネクタや受電側コネクタに過剰な力が加わって損傷の原因となったり、給電ケーブルや給電コネクタに触れた人が何らかのダメージを受けたりする原因となることが考えられる。
従って本発明の目的は、給電ケーブルや給電コネクタに体が触れるなどしたときに生じる不具合を防止あるいは軽減できる電動車両用給電コネクタを提供することにある。
本発明の1つの実施形態は、給電用カプラを備えたコネクタ本体と、該コネクタ本体に第1の軸を中心に回動可能に設けられたロックレバーと、第2の軸によって前記コネクタ本体と接続され前記コネクタ本体に対して前記第2の軸を中心に回動可能なグリップ部材と、該グリップ部材に配置された操作部材と、該操作部材と前記ロックレバーとの間の可動接続部とを有している。前記ロックレバーは、電動車両の充電口に対して係脱可能な爪部を有し、かつ、該爪部が前記充電口に係合するロック位置と、係合を解除するロック解除位置とにわたって回動する。前記可動接続部は、前記操作部材と前記ロックレバーとを互いに前記第2の軸を中心に相対回転可能に接続するとともに、前記操作部材が操作されたときに該操作部材の動きを前記ロックレバーに伝えることにより前記ロックレバーを前記ロック解除位置に移動させる。
前記可動接続部の一例は、前記ロックレバーの端部に形成された第1嵌合部と、前記操作部材の端部に形成され前記第1嵌合部が挿入される第2嵌合部とを有し、これら第1嵌合部と第2嵌合部に前記第2の軸が挿通するスリットが形成され、該スリットに挿入された前記第2の軸を中心に前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とを相対回転可能としている。この実施形態において、前記コネクタ本体と前記グリップ部材とを中立位置に保持するセンタリング手段をさらに備えていてもよい。また本発明の1つの実施形態では、前記コネクタ本体が前記電動車両の充電口に接続された状態において、前記第2の軸が該電動車両の上下方向に延び、前記グリップ部材が前記コネクタ本体に対して前記第2の軸を中心に該電動車両の前後方向に回動可能である。
他の実施形態では、前記操作部材が第3の軸によって前記グリップ部材に回動可能に取付けられ、前記可動接続部が、前記操作部材の端部に形成された押圧部と、前記ロックレバーの端部に形成され前記押圧部が当接する力伝達部とを有していてもよい。
本発明の電動車両用給電コネクタによれば、電動車両の充電口に接続された給電コネクタや給電ケーブルに誤って体を触れるなどして給電コネクタや受電側コネクタ等に外力が加わったときに生じる不具合を防止あるいは軽減することができる。
電動車両と電源装置の一例を示す斜視図。 第1の実施形態に係る給電コネクタの側面図。 図2に示された給電コネクタを電動車両の充電口に接続した状態を上方から見た平面図。 図3中のF4−F4線に沿う給電コネクタの断面図。 図2に示された給電コネクタのロックレバーがロック解除位置に移動した状態の断面図。 図2に示された給電コネクタのコネクタ本体とグリップ部材の分解斜視図。 図2に示された給電コネクタのロックレバーと操作部材の分解斜視図。 第2の実施形態に係るロックレバーと操作部材の分解斜視図。 第3の実施形態に係る給電コネクタの断面図。 図9に示された給電コネクタのロックレバーがロック解除位置に移動した状態の断面図。
以下に、第1の実施形態に係る電動車両用給電コネクタについて、図1から図7を参照して説明する。
図1は、電動車両10と、電動車両10の駆動用バッテリに充電するための電源装置11の一例を示している。電動車両10は、電動モータのみによって走行する電気自動車でもよいし、電動モータとエンジン(内燃機関)とを併用するハイブリッド車両であってもよい。図1に示す矢印Xが電動車両10の前後方向、矢印Yが上下方向である。
電源装置11は給電ケーブル12を有し、給電ケーブル12の先端に本実施形態に係る給電コネクタ13が設けられている。給電コネクタ13は、電動車両10の充電口14に着脱可能に接続される。電源装置11の一例は、200V等の商用電源から供給される電力を、給電ケーブル12と給電コネクタ13と充電口14とを介して、電動車両10の駆動用バッテリに供給する。
図2は、給電コネクタ13の側面図である。図3は、充電口14に接続された給電コネクタ13を電動車両10の上方から見た平面図、図4と図5はそれぞれ給電コネクタ13の断面図である。この給電コネクタ13は、筒状の給電用カプラ15を備えたコネクタ本体16と、コネクタ本体16に配置されたロックレバー17と、グリップ部材18と、グリップ部材18に配置された操作部材19などを含んでいる。グリップ部材18には、給電コネクタ13を扱う作業者が手で把持することができる形状のグリップ部18aが形成されている。操作部材19には、この作業者が手指で操作することができる形状の操作部19aが形成されている。
図3から図5の左側に、電動車両10に設けられた充電口14と、充電口14に配置された受電側コネクタ20が示されている。ロックレバー17は、受電側コネクタ20の受け部21に対して係脱可能な爪部17aを有している。図2に示されるようにロックレバー17は、爪部17aが受電側コネクタ20の受け部21(図4,図5参照)に係合するロック位置(実線P1で示す)と、受け部21に対する係合を解除するロック解除位置(2点鎖線P2で示す)とにわたって、矢印R1方向に移動することができる。
ロックレバー17は、コネクタ本体16に設けられた第1の軸31を中心に、上下方向(図2に矢印R1で示す方向)に回動可能に支持されている。図3に示すように第1の軸31は電動車両10の前後方向Xに延びている。この明細書で言う前後方向Xとは、重力と直角な方向(水平面)に対して上下に角度をなして傾いていることも含む概念である。すなわち「第1の軸31が前後方向Xに延びている」とは、要するに第1の軸31の両端31a,31bのうちの一方が電動車両10の前側に位置し、他方が電動車両10の後側に位置することを意味する。
グリップ部材18は、第2の軸32によってコネクタ本体16と接続されている。第2の軸32は電動車両10の上下方向Yに延びている。この明細書で言う上下方向Yとは、重力の方向(鉛直面)に対して角度をなして傾いていることも含む概念である。すなわち「第2の軸32が上下方向Yに延びている」とは、要するに第2の軸32の一端32aが上側に位置し、他端32bが下側に位置することを意味する。このように第2の軸32によってコネクタ本体16に接続されたグリップ部材18は、第2の軸32を中心に、図3に矢印R2で示す方向、すなわち電動車両10の前後方向Xに回動することができる。
図4と図5は、それぞれ給電コネクタ13の縦断面図である。図4は、ロックレバー17の爪部17aが前記ロック位置に移動し、受電側コネクタ20の受け部21に係合した状態を示している。図5は、ロックレバー17の爪部17aが前記ロック解除位置に移動することによって、受け部21から離脱した状態を示している。
図4に示すように給電用カプラ15の内側には、受電側コネクタ20の受電端子に接続される給電端子40が配置されている。給電端子40は、給電ケーブル12の導電コード12aに接続されている。導電コード12aは、グリップ部材18とコネクタ本体16の内側を通って給電用カプラ15の給電端子40に接続されている。
図6は、コネクタ本体16とグリップ部材18を分解して示す斜視図である。前記したようにコネクタ本体16とグリップ部材18とは、第2の軸32によって互いに回動可能に接続されている。第2の軸32は、この給電コネクタ13が電動車両10の充電口14に接続された状態において、該車両10の上下方向に延びている。つまり本実施形態の給電コネクタ13は、充電口14に接続された状態において、第1の軸31が電動車両10の前後方向Xに延び、第2の軸32が電動車両10の上下方向Yに延びている。給電コネクタ13の背面側(操作部材19が設けられている側)から見て、第1の軸31と第2の軸32とが互いに90°の関係(実質的に直角)をなしている。このためグリップ部材18は、コネクタ本体16に対して、第2の軸32を中心に電動車両10の前後方向に回動することができる。
図6に示されるようにコネクタ本体16の後部すなわちグリップ部材18に近い側の端部には、グリップ部材18を第2の軸32を中心に回動自在に支持するための支持部16a,16bが形成されている。この支持部16a,16bには、第2の軸32を挿入する孔50が形成されている。グリップ部材18には、前記支持部16a,16bに重なる腕部18b,18cが形成されている。腕部18b,18cに、第2の軸32を挿入する孔51が形成されている。
コネクタ本体16とグリップ部材18には、センタリング手段55の一例である凸部56と凹部57が形成されている。図3に実線で示すようにグリップ部材18がコネクタ本体16に対して真っ直ぐな状態(中立位置)のとき、凸部56と凹部57とが互いに嵌合することにより、コネクタ本体16に対するグリップ部材18の中立位置が保持される。センタリング手段55の他の例として、コネクタ本体16とグリップ部材18との一方に配置したボール等の係合部材と、他方に形成された凹部と、前記係合部材を前記凹部に向かって付勢するばねなどからなるストップ機構(いわゆるクリック・ストップ機構)が採用されてもよい。該ストップ機構は、コネクタ本体16とグリップ部材18とが互いに中立位置にあるときに、前記係合部材が前記ばねの弾力によって前記凹部に嵌合するように構成される。
図7は、ロックレバー17と操作部材19とを分解して示す斜視図である。ロックレバー17は、第1の軸31によってコネクタ本体16に取付けられていて、第1の軸31を中心に、図4に示すロック位置と、図5に示すロック解除位置とに回動することができるようになっている。ロックレバー17の長手方向の中間部には、第1の軸31を挿入するための孔17c(図7に示す)が形成されている。
またこのロックレバー17の先端には、受電側コネクタ20の受け部21に引っ掛かることができる爪部17aと、受電側コネクタ20に差し込む際にロックレバー17がロック解除方向に移動することを案内する斜面17bとが形成されている。
ロックレバー17の後端すなわち操作部材19に近い側の端部と、操作部材19の前端すなわちロックレバー17に近い側の端部との間に、可動接続部60が形成されている。可動接続部60は、ロックレバー17と操作部材19とを互いに第2の軸32を中心に相対回転可能に接続する機能と、操作部材19がロック解除方向に操作されたときに操作部材19の動きをロックレバー17に伝えることによりロックレバー17をロック解除位置に移動させる機能とを有している。
図7に示された可動接続部60の一例は、ロックレバー17の端部に形成された第1嵌合部61と、操作部材19の端部に形成された第2嵌合部62とを有している。第2嵌合部62は第1嵌合部61に挿入される。これら第1嵌合部61と第2嵌合部62に、第2の軸32が挿通するスリット63,64が形成されている。一方のスリット63は、ロックレバー17の後端17dにロックレバー17の長手方向(第1の軸31と直角な方向)に沿って形成されている。他方のスリット64は、操作部材19の延長部19bに、延長部19bの長手方向(第1の軸31と直角な方向)に沿って形成されている。
第1嵌合部61が第2嵌合部62に挿入された状態において、第1嵌合部61と第2嵌合部62は第2の軸32を中心に相対回転可能である。このように第2の軸32を中心に操作部材19とロックレバー17とが互いに回転可能であるのに対して、第1の軸31を中心として回転させる方向の力に対しては、第1嵌合部61と第2嵌合部62とが重なっていることにより、操作部材19とロックレバー17とが同じ方向に移動することができる。
図4と図5に示すように、グリップ部材18の内部には、ロックレバー17をロック位置に向かって付勢するロック用ばね70と、ロックレバー17がロック位置にあるか否かを検出するためのマイクロスイッチ等のスイッチ71が配置されている。このスイッチ71は、電動車両10内に配置された表示部あるいは電源装置11の表示部などに電気的に接続され、ロックレバー17がロック位置に操作されると表示部を点灯させるようになっている。
以下に、電動車両10に充電する操作の一例について説明する。給電コネクタ13を電動車両10の充電口14に向かって近付け、給電用カプラ15を受電側コネクタ20に挿入する。その挿入の途中で、ロックレバー17の先端の斜面17bが受電側コネクタ20の受け部21の縁に接することにより、ロックレバー17の爪部17aがロック解除方向に移動する。
給電コネクタ13をさらに充電口14の奥まで挿入すると、ロックレバー17の爪部17aが受電側コネクタ20の受け部21の後側に入り込んだ瞬間に、ロックレバー17がロック用ばね70の弾力によってロック位置に向かって移動することにより、図4に示すように爪部17aが受け部21に引っ掛かるとともに、ロックレバー17がロック位置に保持される。このときスイッチ71が作動することにより、電動車両10内の表示部あるいは電源装置11の表示部などに給電コネクタの接続が完了して充電を開始できる状態となったことが表示される。この状態のもとで、電源装置11から供給される電力を給電ケーブル12と給電コネクタ13を介して受電側コネクタ20に供給することにより、電動車両10のバッテリに充電することができる。
充電中に電動車両10の脇を人が通るなどして給電ケーブル12や給電コネクタ13に体の一部が触れることが想定される。その場合、図3に2点鎖線M1あるいはM2で示すように、外力が加わった方向にグリップ部材18が第2の軸32を中心に首を振るように車両10の側面に向かって回動することにより、給電ケーブル12や給電コネクタ13に加わった外力を逃がすことができる。よって、給電ケーブル12や給電コネクタ13に触れてしまった人がダメージを受けたり、給電コネクタ13や受電側コネクタ20に過剰な外力が加わって損傷の原因となるといった不具合を防止あるいは軽減することができる。
充電が終了し、給電コネクタ13を充電口14から外すには、図5に示すように、操作部材19の操作部19aを手指Fによって矢印A方向に移動させる。そうすると、操作部材19とロックレバー17とが第1の軸31を中心にロック解除方向に移動し、爪部17aが受電側コネクタ20の受け部21から外れるため、給電用カプラ15を受電側コネクタ20から引き抜くことができるようになる。
図8は、第2の実施形態に係るロックレバー17´と操作部材19´を示している。ロックレバー17´の後端17dには、長孔形状のスリット63´を備えた第1嵌合部61が形成されている。長孔形状のスリット63´は、第1の実施形態のスリット63(図7に示す)と同様に、ロックレバー17´の長手方向に形成されている。操作部材19´の延長部19bには、長孔形状のスリット64´を備えた第2嵌合部62が形成されている。
このスリット64´は、図7のスリット64と同様に、延長部19bの長手方向に形成されている。そして第1嵌合部61が第2嵌合部62に挿入され、かつ、スリット63´,64´に第2の軸32が挿入されることにより、ロックレバー17´と操作部材19´とが第2の軸32を中心に互いに相対回転することができる。それ以外の構成と作用は第1の実施形態のロックレバー17および操作部材19と共通であるため、第1の実施形態と共通の符号を付して説明を省略する。
図9と図10とは、それぞれ第3の実施形態に係る給電コネクタ13Aを示している。図9はロックレバー17がロック位置にある状態を示し、図10はロックレバー17がロック解除位置に移動した状態を示している。この実施形態の操作部材19は、第3の軸80によってグリップ部材18に回動可能に取付けられている。操作部材19は第3の軸80を中心に上下方向に回動する。第3の軸80は第1の軸31と平行である。可動接続部60は、操作部材19の端部に形成された凸形状の押圧部81と、ロックレバー17の後端17dに形成された力伝達部82とを有し、押圧部81を力伝達部82に当接させるようになっている。
操作部材19がロック解除方向(図10に矢印Bで示す方向)に操作されると、操作部材19の延長部19bが矢印Cで示す方向に回動降下することにより、ロックレバー17がロック解除位置に向かって移動する。それ以外の構成と作用は、図2から図7に示された第1の実施形態と共通であるため、両者に共通の符号を付して説明を省略する。
このように構成された給電コネクタ13Aも、第1の実施形態の給電コネクタ13と同様に、グリップ部材18が第2の軸32を中心に回動することができるため、給電ケーブル12やグリップ部材18に体を引っ掛けるなどの予期しない外力が加わったときに、グリップ部材18が車体に沿う方向に回動することによって、過剰な外力が給電コネクタ13Aや受電側コネクタ20に加わることを回避できる。
なお本発明を実施するに当たって、コネクタ本体やグリップ部材、ロックレバーおよび操作部材、第1の軸、第2の軸などの形状や構成等の具体的態様をはじめとして、給電コネクタを構成する要素の具体的な形状や材料、デザイン、配置等の態様を種々に変更して実施できることは言うまでもない。また本発明の給電コネクタは、電動車両のバッテリに蓄電された電力を車両外部の電気機器のための電源(例えば家庭用電源)として供給する場合に用いることもできる。
10…電動車両、11…電源装置、12…給電ケーブル、13,13A…給電コネクタ、14…充電口、15…給電用カプラ、16…コネクタ本体、17,17´…ロックレバー、18…グリップ部材、19,19´……操作部材、20…受電側コネクタ、21…受け部、31…第1の軸、32…第2の軸、55…センタリング手段、60…可動接続部、61…第1嵌合部、62…第2嵌合部、70…ロック用ばね、80…第3の軸、81…押圧部、82…力伝達部。

Claims (5)

  1. 給電用カプラを備えたコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に第1の軸を中心に回動可能に設けられ、電動車両の充電口に対して係脱可能な爪部を有しかつ該爪部が前記充電口に係合するロック位置と係合を解除するロック解除位置とにわたって回動するロックレバーと、
    第2の軸によって前記コネクタ本体と接続され、前記コネクタ本体に対して前記第2の軸を中心に回動可能なグリップ部材と、
    前記グリップ部材に配置された操作部材と、
    前記操作部材と前記ロックレバーとを互いに前記第2の軸を中心に相対回転可能に接続するとともに、前記操作部材が操作されたときに該操作部材の動きを前記ロックレバーに伝えることにより前記ロックレバーを前記ロック解除位置に移動させる可動接続部と、
    を具備したことを特徴とする電動車両用給電コネクタ。
  2. 前記可動接続部は、前記ロックレバーの端部に形成された第1嵌合部と、前記操作部材の端部に形成され前記第1嵌合部が挿入される第2嵌合部とを有し、これら第1嵌合部と第2嵌合部に前記第2の軸が挿通するスリットが形成され、該スリットに挿入された前記第2の軸を中心に前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とを相対回転可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電動車両用給電コネクタ。
  3. 前記コネクタ本体と前記グリップ部材とを中立位置に保持するセンタリング手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両用給電コネクタ。
  4. 前記コネクタ本体が前記電動車両の充電口に接続された状態において、前記第2の軸が該電動車両の上下方向に延び、前記グリップ部材が前記コネクタ本体に対して前記第2の軸を中心に該電動車両の前後方向に回動可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電動車両用給電コネクタ。
  5. 前記操作部材が第3の軸によって前記グリップ部材に回動可能に取付けられ、前記可動接続部が、前記操作部材の端部に形成された押圧部と、前記ロックレバーの端部に形成され前記押圧部が当接する力伝達部とを有したことを特徴とする請求項1に記載の電動車両用給電コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015065124A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 三菱自動車エンジニアリング株式会社 電動車両用の給電コネクタ
WO2017208799A1 (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 住友電装株式会社 充電用コネクタ

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