JP6318541B2 - 充電口構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の充電口構造に関する。
従来、電力を用いて走行する電動車などでは、車両の外装部に充電口を設け、この充電口から外部電源を供給することにより、車両内のバッテリの充電をおこなうようにしている(たとえば、下記特許文献1参照)。より詳細には、ユーザは充電口内に設けられた受電用コネクタに電力供給装置の給電用コネクタを接続し、バッテリが所望の充電率となるまで外部電源を供給する。充電が終了すると、ユーザは充電口から給電用コネクタを取り外し、車両が走行可能な状態となる。
特開2011−126441号公報
車両への充電中は、充電口に給電用コネクタが接続された状態にあり、この状態で車両が移動すると、給電用コネクタが破損する可能性がある。このため、車両側では充電口に給電用コネクタが接続されたか否かを検知して、給電用コネクタが接続されている間は車両の始動をさせないようにしている。しかしながら、給電用コネクタが半嵌合状態の場合、給電用コネクタが充電口に接続されていることが正しく検知することができない。この結果、給電用コネクタを接続した状態のまま車両を移動させてしまう可能性があり、給電用コネクタおよび受電用コネクタを破損させる可能性がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、給電用コネクタが充電口に接続された状態で車両を移動させた場合にも給電用コネクタおよび受電用コネクタの破損を防止することができる充電口構造を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる充電口構造は、車両に搭載されたバッテリに電力を供給する電力供給装置の給電用コネクタが接続される受電用コネクタを車両に備える車両の充電口構造であって、前記車両の外装パネルに、蓋によって開閉される開口部が設けられ、前記開口部の内部に、前記受電用コネクタと前記受電用コネクタを揺動可能に支持する支持機構が設けられており、当該支持機構は、前記受電用コネクタを所定の揺動角度で係止するよう構成され、前記支持機構は、前記開口部に露出される前記受電用コネクタの端面が前記開口部に対して正面を向くように付勢する付勢部材を含んで構成されている、ことを特徴とする。
請求項2の発明にかかる充電口構造は、前記支持機構は、前記車両の車体側で支持された車体側係止部材と、前記受電用コネクタ側に取着されたコネクタ側係止部材とを有し、前記車体側係止部材と前記コネクタ側係止部材とには、噛合可能な歯部がそれぞれ設けられており、双方の歯部が噛合して前記受電用コネクタの揺動状態が保持される、ことを特徴とする。
請求項3の発明にかかる充電口構造は、前記コネクタ側係止部材が円筒面を有するとともに、前記車体側係止部材が前記円筒面と係合する円弧部を有し、前記円筒面と前記円弧部とに前記歯部がそれぞれ形成されている、ことを特徴とする。
請求項4の発明にかかる充電口構造は、前記支持機構は、前記車両の車体と、前記車体側係止部材との間に介装され、前記車体側係止部材を前記コネクタ側係止部材に付勢する付勢部材を有する、ことを特徴とする。
請求項5の発明にかかる充電口構造は、前記開口部の内部に、前記受電用コネクタの揺動限界位置を規制するストッパが設けられている、ことを特徴とする。
発明によれば、給電用コネクタと受電用コネクタとが半嵌合状態となり、車両側で給電用コネクタが接続されていることが検知できずに車両が移動した場合でも、給電用コネクタおよび受電用コネクタの破損を防止、または破損の程度を低減することができる
発明によれば、外力がない状態では受電用コネクタの端面を常時一定の方向(開口部に対して正面)に向けさせることができ、充電時における作業性を向上させることができる
実施の形態1にかかる充電口構造を採用した充電システム10の構成図である。 車両120の充電口121の拡大図である。 受電用コネクタ140の側面図である。 受電用コネクタ140の側面図である。 受電用コネクタ140の他の実施の形態である。 実施の形態2にかかる充電口構造を採用した充電システム10の構成図である。 車両120の充電口121の拡大図である。 受電用コネクタ140の側面図で、支持機構1420の別実施例の説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる充電口構造の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる充電口構造を採用した充電システム10の構成図である。
本実施の形態は、受電用コネクタ140を備える車両120の充電口構造であり、この充電口構造には、受電用コネクタ140を揺動可能に支持する支持機構1420が設けられている。受電用コネクタ140には、車両120に搭載されたバッテリBに電力を供給する電力供給装置110の給電用コネクタ113が着脱可能に接続される。
本実施の形態では、受電用コネクタ140は、車両120の側部(車幅方向の端部)に備えられ、支持機構1420は、受電用コネクタ140を車両120の前後方向に揺動可能に支持する。
実施の形態にかかる充電システム10は、電力供給装置(充電器)110および車両120によって構成される。車両120は、バッテリB内の電力によってモーターを回転させて駆動する電気自動車またはプラグインハイブリット車を含む電動車である。また、電力供給装置110は、車両120に電力を供給して車両120のバッテリを充電する。
電力供給装置110は、本体部111、充電ケーブル112、給電用コネクタ113を含んで構成される。本体部111には、電力供給装置110の動作を制御する制御部(充電コントローラ)や、電力供給装置110の充電状態や充電設定、操作画面などが表示されるユーザインターフェースなどが設けられている。本体部111からは充電ケーブル112が伸びており、充電ケーブル112の先端には、給電用コネクタ113が設けられている。給電用コネクタ113の先端には、車両側の受電用コネクタ140の受電側結合面142に接続される給電側結合面114が設けられている。給電側結合面114には、車両120に対して電力を供給する電力供給用インターフェースの他、車両120とデータの授受をおこなうデータ用インターフェースが設けられている。
車両120の側部(車幅方向の端部)には、充電口121が設けられている。充電口121は、受電側結合面142を有する受電用コネクタ140と、受電用コネクタ140の支持機構を含んで構成されている。充電口121は、リアサイドパネル(外装パネル)120Aに形成された開口部122の内部に設けられ、開口部122は蓋123により開閉される。
蓋123は開口部122の上部縁または下部縁に開閉可能に設けられている。このように蓋123を配置すると、給電用コネクタ113と受電用コネクタ140とが半嵌合状態で車両120が移動した場合に、給電用コネクタ113が蓋123に当たる可能性が低くなり、給電用コネクタ113の破損を防止し、または破損の程度を低減する上で有利となる。
車両120の充電時には、給電用コネクタ113が開口部122に挿入され、給電用コネクタ113の給電側結合面114と受電用コネクタ140の受電側結合面142とが接触して電力の授受をおこなう。受電用コネクタ140の受電側結合面142には、電力供給装置110からの受給をうける電力受給用インターフェースの他、電力供給装置110とデータの授受をおこなうデータ用インターフェースが設けられている。
ここで、受電用コネクタ140と給電用コネクタ113とが接続されると、車両120が走行(移動)できないように走行機構がロックされる。これは、給電用コネクタ113が接続された状態で車両120が移動すると、給電用コネクタ113が充電口121から脱落し、破損する可能性があるためである。受電用コネクタ140と給電用コネクタ113とが接続されたか否かは、上述した電力受給用インターフェースまたはデータ用インターフェースの少なくともいずれかに信号が入力されたか否かによって検知する。
また、車両120の充電が開始されると、受電用コネクタ140と給電用コネクタ113との間でロック(たとえば電磁式ロックなど)がかかるように構成されている。これは、車両120の充電には高圧電流が用いられるため、給電用コネクタ113が開口部122(受電用コネクタ140)から離脱すると(コネクタ抜け)感電などの可能性があるためである。
図2は、車両120の充電口121の拡大図である。
なお、図2〜図5では蓋123の図示は省略している。
充電口121の開口部122内には、パネル130で区画された凹部1220が形成されている。凹部1220の底部に位置するパネル130の箇所には開口部132が形成されており、受電用コネクタ140は開口部132から凹部1220内に突出している。
受電用コネクタ140は、上下方向に延在する支軸1412で支持されている。
図3は、受電用コネクタ140の側面図である。
なお、図3では電力受給用インターフェースおよびデータ用インターフェースから延びる電力線および信号線は図示を省略している。
本実施の形態では、受電用コネクタ140は、その先端に受電側結合面142が設けられた円柱状の本体部1402を備えている。
本体部1402は、給電用コネクタ113の規格に合わせてサイズや形状が決定される。
支軸1412は、本体部1402の基端の両側にそれぞれ突設されている。各支軸1412は、車体側で支持された軸受部1412Aにより回転可能に支持されている。より詳細には、支軸1412は上下方向に延在し、本体部1402が車両の前後方向に揺動可能に支持されている。したがって、受電用コネクタ140を車両の前後方向に揺動可能に支持する支持機構1420が、支軸1412と軸受部1412Aとにより構成されている。
さらに、本実施の形態では、充電時における作業性を向上させるため、支持機構1420は、本体部1402の所定の揺動角度毎に本体部1402に係合して本体部1402の揺動状態を保持するように構成されている。言い換えると、支持機構1420は、受電用コネクタ140の所定の揺動角度毎に受電用コネクタ140側に係止し受電用コネクタ113の揺動状態を保持するように構成されている。さらに言い換えると、支持機構は、所定値以上の外力が受電用コネクタ140に作用した場合に受電用コネクタ140の車両の前後方向の揺動を許容するように構成されている。
すなわち、支持機構1420は、支軸1412と軸受部1412Aに加え、本体部1402の下端に取着されたコネクタ側係止部材1406と、コネクタ側係止部材1406に離間接近する方向に移動可能に車体側で支持された車体側係止部材1502とを含んで構成されている。
コネクタ側係止部材1406は、下方に凸状の円筒面に形成された複数の歯部1406Aを備えている。複数の歯部1406Aは支軸1412を中心とする円周上に位置している。
車体側係止部材1502は、コネクタ側係止部材1406の歯部1406Aに噛合可能な歯部1504Aを有する円弧部1504と、円弧部1504から突設された軸部1506と、円弧部1504が複数の歯部1406Aに対して離間接近する方向に移動できるように軸部1506を移動可能に支持する軸受部1508と、円弧部1504を複数の歯部1406Aに接近する方向に付勢する付勢部材1510とを含んで構成されている。
さらに本実施の形態では、本体部1402に当接し本体部1402の揺動限界位置、すなわち受電用コネクタ140の揺動限界位置を規制するストッパ1410が設けられている。このようなストッパ1410を設けると、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が搖動した際、ストッパ1410により受電用コネクタ140の揺動が急激に停止するため、その際の衝撃により給電用コネクタ113が受電用コネクタ140からより外れ易くなり、給電用コネクタ113の破損を防止し、または破損の程度を低減する上で有利となる。
本実施の形態にかかる充電口構造の作用について説明する。
通常時は、付勢部材1510により車体側係止部材1502の円弧部1504がコネクタ側係止部材1406に押し当てられ、双方の歯部1406A,1504Aが噛合し、受電用コネクタ140の揺動状態が保持される。
一方、受電用コネクタ140に車両120の前後方向への所定値以上の外力が加わった場合、コネクタ側係止部材1406の歯部1406Aと車体側係止部材1502の歯部1504Aを介して付勢部材1510の弾性力に抗して車体側係止部材1502を下方に押し下げ、受電用コネクタ140およびコネクタ側係止部材1406が車両の前後方向に揺動する。
受電用コネクタ140およびコネクタ側係止部材1406は外力に応じて揺動した後、付勢部材1510の弾性力により車体側係止部材1502が上方に移動する。そして、コネクタ側係止部材1406の歯部1406Aと車体側係止部材1502の歯部1504Aとが噛合し、受電用コネクタ140の揺動後の揺動状態が保持される。
したがって、給電用コネクタ113と受電用コネクタ140とが半嵌合状態で、車両120側で給電用コネクタ113が接続されていることが検知できずに車両120が前方に移動した場合、図4の矢印Aに示すように、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が後方に揺動し、受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きになる。そのため、給電用コネクタ113が受電用コネクタ140から外れ、無理な応力を受けることによる給電用コネクタ113および受電用コネクタ140の破損を防止、または破損の程度を低減することができる。また、車両120が後方に移動した場合、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が前方に揺動し、受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きになり、給電用コネクタ113および受電用コネクタ140の破損を防止、または破損の程度を低減することができる。
なお、図5に示すように、支持機構1420は、開口部122に露出される受電用コネクタ140の端面(受電側結合部142)が開口部122に対して正面に向くように付勢する付勢部材を含んで構成されているようにしてもよい。ここで受電用コネクタ140の端面が開口部122に対して正面に向くとは、受電用コネクタ140の端面の向いた方向が開口部122に対してほぼ垂直となる状態である。言い換えると、支持機構1420は、受電用コネクタ140の端面(受電側結合部142)が開口部122の中央に位置するように付勢する付勢部材を含んで構成されているようにしてもよい。
図5では、付勢部材として捩じりコイルばね160を用いている。詳細には、捩じりコイルばね160のコイル部160Aを支軸1412に巻装し、捩じりコイルばね160の直線状端部160Bをコネクタ側係止部材1406と車体側係止部材1502とにそれぞれ係止部材164を介して取着したものである。
そして、捩じりコイルばね160の中立位置で、受電用コネクタ140の端面(受電側結合部142)が開口部122に対して正面に向くように配置されている。
したがって、受電用コネクタ140に車両120の前後方向への外力が加わり、受電用コネクタ140が車両120の前後方向に揺動したとしても、当該外力がなくなれば捩じりコイルばね160の弾性力により、受電用コネクタ140の端面(受電側結合部142)が開口部122に対して正面に向いた位置に復帰する。
このような構成により、外力がない状態では受電用コネクタ140の端面を常時一定の方向(開口部122に対して正面)に向けさせることができ、充電時における作業性を向上させることができる。
なお、受電用コネクタ140を揺動可能に支持する支持機構は実施の形態の構造に限定されず、例えば、所定の摩擦力を持って支軸を回転可能に支持し所定値以上の外力が受電用コネクタ140に作用した場合に受電用コネクタ140の揺動を許容する支持機構など、従来公知の様々な支持機構を採用することができる。
(実施の形態2)
以下の説明で実施の形態1と同様の箇所には同じ符号を付し詳細な説明を省略する。
実施の形態2では、受電用コネクタ140が車両120の前部または後部に備えられている点と、支持機構1420が受電用コネクタ140を車両の上下方向に揺動可能に支持している点が実施の形態1と異なっている。
図6に示すように、車両120の後部に、充電口121が設けられている。充電口121は、リアパネル(外装パネル)120Bに形成された開口部122の内部に設けられ、開口部122は蓋123により開閉される。
蓋123は開口部122の左右側部(車幅方向の側部)の縁に開閉可能に設けられている。このように蓋123を配置すると、給電用コネクタ113と受電用コネクタ140とが半嵌合状態で車両120が移動した場合に、給電用コネクタ113が蓋123に当たる可能性が低くなり、給電用コネクタ113の破損を防止し、または破損の程度を低減する上で有利となる。
図7に示すように、受電用コネクタ140は、左右方向(車幅方向)に延在する支軸1412に支持されており、各支軸1412は、車体側で支持された軸受部1412Aにより回転可能に支持されている。したがって、受電用コネクタ140は車両の上下方向に揺動可能となる。
本実施の形態にかかる充電口構造の作用について説明する。
給電用コネクタ113と受電用コネクタ140とが半嵌合状態で、車両120側で給電用コネクタ113が接続されていることが検知できずに車両120が前方に移動した場合、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が上方に揺動し、受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きになる。そのため、給電用コネクタ113が受電用コネクタ140から外れ、無理な応力を受けることによる給電用コネクタ113および受電用コネクタ140の破損を防止、または破損の程度を低減することができる。
図6に示すように、本実施の形態のように、充電ケーブル112が本体部111に接続された箇所112Aが、受電用コネクタ140よりも高い箇所に位置している場合には、車両120が前方に移動した場合、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が上方に揺動し、受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きになる。また、充電ケーブル112が本体部111に接続された箇所112Aが、受電用コネクタ140よりも低い箇所に位置している場合には、車両120が前方に移動した場合、車両の移動に追従して受電用コネクタ140が下方に揺動し、受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きになる。
次に、図8を参照して支持機構1420の別実施例について説明する。
充電口121は、車両120の外装パネル120Cに形成された開口部122の内部に設けられている。
受電用コネクタ140(受電側結合面142)は、車両120の外側に向けられた中心軸Lを有している。
支持機構1420は、受電用コネクタ140を、中心軸Lの回りの360度の範囲で何れの方向にも揺動可能に支持している。
本実施の形態では、本体部1402の基部は球面軸受を介して支持されている。詳細に説明すると、本体部1402の端部に、球面軸受を構成する内輪1520が取着され、この内輪1520は、球面軸受を構成する外輪1522により支持され、外輪1522は車体側に取着されたブラケット1524により支持されている。しがたって、支持機構1420は、受電用コネクタ140を、球面軸受の中心点Oと中心として、中心軸Lの回りの360度の範囲で何れの方向にも揺動可能に支持している。
さらに、支持機構1420は、開口部122に露出される受電用コネクタ140の端面(受電側結合部142)が開口部122に対して正面に向くように付勢する付勢部材を含んで構成されている。付勢部材は、本体部1402の端部あるいは内輪1520と、車体側またはブラケット1524とにわたって設けられた引張コイルスプリング1526により構成されている。
このような支持機構1420を用いると、受電用コネクタ140が備えられる箇所が車両120のどこであっても、また、バッテリBの充電時に電力供給装置110と車両120とがどのような位置関係であっても、給電用コネクタ113と受電用コネクタ140とが半嵌合状態で、車両120側で給電用コネクタ113が接続されていることが検知できずに車両120が前方に移動した場合、受電用コネクタ140は開口部122内において何れの方向にも揺動可能に支持されているため、車両120の移動に追従して受電用コネクタ140が給電用コネクタ113に対して外れ易い向きに揺動する。そのため、給電用コネクタ113が受電用コネクタ140から外れ、無理な応力を受けることによる給電用コネクタ113および受電用コネクタ140の破損を防止、または破損の程度を低減する上で有利となる。
なお、電動車の仕様により、あるいは、電動車の車種によって、充電口121は、開口部122や凹部1220、蓋123を備えていない場合もあり、そのような場合にも本発明は無論適用される。
10……充電システム、110……電力供給装置、111……本体部、112……充電ケーブル、113……給電用コネクタ、114……給電側結合面、120……車両、121……充電口、122……開口部、123……蓋、130……パネル、132……開口部、140……受電用コネクタ、142……受電側結合面、1402……本体部、1406……コネクタ側係止部材、1406A……歯部、1410……ストッパ、1412……支軸、1412A……軸受部、1420……支持機構、1502……車体側係止部材、1504……円弧部、1504A……歯部、1506……軸部、1508……軸受部、1510……付勢部材、B……バッテリ。

Claims (5)

  1. 車両に搭載されたバッテリに電力を供給する電力供給装置の給電用コネクタが接続される受電用コネクタを車両に備える車両の充電口構造であって、
    前記車両の外装パネルに、蓋によって開閉される開口部が設けられ、
    前記開口部の内部に、前記受電用コネクタと前記受電用コネクタを揺動可能に支持する支持機構が設けられており、当該支持機構は、前記受電用コネクタを所定の揺動角度で係止するよう構成され
    前記支持機構は、前記開口部に露出される前記受電用コネクタの端面が前記開口部に対して正面を向くように付勢する付勢部材を含んで構成されている、
    ことを特徴とする車両の充電口構造。
  2. 前記支持機構は、前記車両の車体側で支持された車体側係止部材と、前記受電用コネクタ側に取着されたコネクタ側係止部材とを有し、
    前記車体側係止部材と前記コネクタ側係止部材とには、噛合可能な歯部がそれぞれ設けられており、双方の歯部が噛合して前記受電用コネクタの揺動状態が保持される、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の充電口構造。
  3. 前記コネクタ側係止部材が円筒面を有するとともに、前記車体側係止部材が前記円筒面と係合する円弧部を有し、前記円筒面と前記円弧部とに前記歯部がそれぞれ形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の車両の充電口構造。
  4. 前記支持機構は、前記車両の車体と、前記車体側係止部材との間に介装され、前記車体側係止部材を前記コネクタ側係止部材に付勢する付勢部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の充電口構造。
  5. 前記開口部の内部に、前記受電用コネクタの揺動限界位置を規制するストッパが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の車両の充電口構造。
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