JP2009289548A - 充電装置の取付構造および車両 - Google Patents

充電装置の取付構造および車両 Download PDF

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Abstract

【課題】車両側コネクタのフランジ部を小型化することが可能な充電装置の取付構造および該構造を備えた車両を提供する。
【解決手段】充電装置の取付構造は、車両本体上に設けられ、充電用のケーブルが接続される充電装置の取付構造である。当該取付構造は、インレット10と、押さえ板50とを含む。インレット10は、ケーブルの端部に設けられた給電コネクタが挿入される充電口10Dと、充電口10Dの周囲に位置し車両本体110に当接するフランジ部10Bとを有する。押さえ板50は、車両本体との間でインレット10のフランジ部10Bを挟持するように設けられる。ボルト40は、フランジ部10Bよりも外周側に位置する領域で押さえ板50を車両本体に固定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、充電装置の取付構造および車両に関し、特に、車両本体に設けられ、充電用コネクタが接続される充電装置の取付構造およびそれを備えた車両に関する。
特開平7−29639号公報(特許文献1)には、案内筒部の外周面上に矩形のフランジ部を設けた電気自動車充電用コネクタが記載されている。ここで、フランジ部には、固定ボルト挿通用の孔部が形成されている。
特開平7−29639号公報
特許文献1のコネクタでは、案内筒部の外周面とボルト孔との間に、コネクタを車両に組付ける際に用いる取付用工具が入る隙間が必要である。したがって、ボルト孔と案内筒部との間に一定の距離を取る必要があり、フランジ部の小型化が制限される。この結果、車両側コネクタが大型化し、デザイン性が損なわれる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、充電装置における車両側コネクタのフランジ部を小型化することが可能な充電装置の取付構造および該構造を備えた車両を提供することにある。
本発明に係る充電装置の取付構造は、車両本体上に設けられ、充電用のケーブルが接続される充電装置の取付構造であって、ケーブルの端部に設けられたコネクタが挿入される充電口と該充電口の周囲に位置し車両本体に当接するフランジ部とを有するインレットと、車両本体との間でフランジ部を挟持するように設けられる挟持部材とを備え、フランジ部よりも外周側に位置する領域で挟持部材を車両本体に固定することを特徴とする。
上記構成によれば、車両本体との間でフランジを挟持する挟持部材を介してインレットを車両本体に固定することにより、インレットを小型化することができる。結果として、インレットの配置の自由度が向上する。
好ましくは、上記充電装置の取付構造において、充電口はコネクタの接続をガイドするガイド部を有し、上記挟持部材は、ガイド部に対向する領域を避けて配置されている。
上記構成によれば、インレットを固定するための挟持部材によって外側からガイド部が見えにくくなることを抑制することができる。
なお、本願明細書において『ガイド部に対向する領域』とは、充電口の径方向外方に位置する領域のうち、充電口の中心からガイド部の中心に向かう直線の延長線上に位置する領域を意味する。
好ましくは、上記充電装置の取付構造は、充電口を塞ぐようにインレットに取り付けられた蓋部材をさらに備え、上記挟持部材は、充電口を開閉する蓋部材の開閉動作に干渉しない位置に配置されている。
上記構成によれば、インレットを固定するための挟持部材によって、充電口を開閉する蓋部材の開閉が行ないにくくなることを抑制することができる。
なお、本願明細書において『蓋部材の開閉動作に干渉しない』とは、蓋部材が充電口を塞ぐ状態(閉状態)から蓋部材が開いて充電口にコネクタを挿入可能な状態(開状態)までの全域において、蓋部材の動き(開閉動作)を阻害しないことを意味する。ここで、『蓋部材の動きを阻害しない』とは、蓋部材と接触しないか、または、接触しても蓋部材の動きに殆ど影響を与えることがないことを意味する。
好ましくは、上記充電装置の取付構造において、インレットは、充電口の一部を構成するとともにフランジ部に対して車両の外側に突出する突出部を含み、挟持部材は、車両本体にボルトにより固定される。
上記挟持部材をボルトにより固定することで、突出部との間にボルト固定用の工具が入る距離を確保することが必要になるが、車両本体との間でフランジを挟持する挟持部材を介してインレットを車両本体に固定することにより、インレットの大きさによらず、上記の距離を確保しやすくなる。結果として、インレットを小型化することができる。
本発明に係る車両は、上述した充電装置の取付構造を備える。
本発明によれば、充電装置における車両側コネクタのフランジ部を小型化することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造を含むハイブリッド車両の概略構成を示す斜視図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両100は、ボディと外装部品とから形成された車両本体110と、ハイブリッド車両100の進行方向前方側に設けられた一対の前輪(車輪)120と、進行方向後方側に設けられた後輪(車輪)130とを含んで構成される。
車両本体110のボディとしては、たとえば、モノコックボディ(monocoque body)が採用されている。このボディの表面に、複数の外装部品を装着することで、車両本体110が構成されている。
そして、乗員収容室内の後部座席下に位置する部分には、ガソリン等の液体燃料が蓄積されるフューエルタンク140が設けられている。また、後部座席よりハイブリッド車両100の後方側には、電力を充放電可能な2次電池や大容量のキャパシタ等の蓄電装置150が配置されている。
エンジンコンパートメント内には、トランスアクスル160と、前輪120を駆動する動力を発生する内燃機関としてのエンジン170とが設けられている。
トランスアクスル160は、前輪120を駆動するモータとして機能したり、発電機として機能する回転電機(モータジェネレータ)MG1,MG2と、昇圧コンバータ161と、インバータ162,163と、プラネタリギヤ等の動力分割機構164とを含む。昇圧コンバータ161は、蓄電装置150からの電力を昇圧して、インバータ162,163を介して、回転電機MG1,MG2に電力を供給したり、回転電機MG1,MG2によって発電された電力を降圧して、蓄電装置150に充電したりする。
インバータ162,163は、蓄電装置150からの直流電力を3相の交流電力に変換して、回転電機MG1,MG2に供給したり、回転電機MG1,MG2が発電した電力を直流電力に変換したりする。
乗員収容室内には、ECU(Electronic Control Unit)などの制御装置180が設けられており、インバータ162,163は、この制御装置180からのPWM信号によって駆動する。
ハイブリッド車両100の側面(図1の例では、リアフェンダRF)には、充電部1と、給油部2とが設けられている。なお、この図1に示す例においては、充電部1と給油部2とが同一の側面側のリアフェンダRFに設けられているが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、充電部1および給油部2が車両の互いに異なる側面に設けられてもよい。さらに、充電部1と給油部2との一方をフロントフェンダに設け、他方をリヤフェンダに配置してもよい。
給油作業を行なう際には、給油部2(燃料供給部)に給油コネクタ2Aを挿入することで燃料が供給される。給油部2から給油されたガソリンなどの燃料は、フューエルタンク140に貯留される。なお、本実施の形態においては、燃料としてガソリンが用いられているが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、燃料として、たとえば、軽油、CNG(Compressed Natural Gas)、水素などが用いられてもよい。
充電作業を行なう際には、充電部1(電力供給部)に給電コネクタ1Aを挿入することで電力が供給される。給電コネクタ1Aは、商用電源(たとえば、日本では単相交流100V)から供給される電力を充電するためのコネクタである。給電コネクタ1Aとしては、たとえば、一般の家庭用電源に接続されたプラグなどが用いられる。
給電コネクタ1Aは、ハイブリッド車両100からの電力(たとえば、日本では単相交流100V)を外部負荷へ供給するためのコネクタであってもよい。つまり、給電コネクタ1Aは、商用電源から供給される電力をハイブリッド車両100に充電可能であるとともに、ハイブリッド車両100からの電力を外部負荷に供給可能なコネクタであってもよい。
図2は、ハイブリッド車両100の概略ブロック図である。図2を参照して、蓄電装置150の正電極は、正極線PL1に接続され、蓄電装置150の負電極は、負極線NL1に接続される。コンデンサC1は、正極線PL1と負極線NL1との間に接続される。昇圧コンバータ161は、正極線PL1および負極線NL1と正極線PL2および負極線NL2との間に接続される。コンデンサC2は、正極線PL2と負極線NL2との間に接続される。インバータ162は、正極線PL2および負極線NL2と回転電機MG1との間に接続される。インバータ163は、正極線PL2および負極線NL2と回転電機MG2との間に接続される。
回転電機MG1,MG2は、それぞれ、3相コイルをステータコイルとして備える。昇圧コンバータ161は、リアクトルL1と、NPNトランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。インバータ162は、U相アーム162Uと、V相アーム162Vと、W相アーム162Wとからなる。U相アーム162U,V相アーム162V,W相アーム162Wは、正極線PL2と負極線NL2との間に並列に設けられる。U相アーム162Uは、直列接続されたNPNトランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム162Vは、直列接続されたNPNトランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム162Wは、直列接続されたNPNトランジスタQ7,Q8からなる。また、各NPNトランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
インバータ162の各相アームの中間点は、回転電機MG1に含まれる3相コイルの各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、回転電機MG1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点M1に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
インバータ163は、コンデンサC2の両端にインバータ162と並列に接続される。そして、インバータ163は、U相アーム163Uと、V相アーム163Vと、W相アーム163Wとからなる。U相アーム163U,V相アーム163V,W相アーム163Wは、正極線PL2と負極線NL2との間に並列に設けられる。
U相アーム163Uは、直列接続されたNPNトランジスタQ9,Q10からなり、V相アーム163Vは、直列接続されたNPNトランジスタQ11,Q12からなり、W相アーム163Wは、直列接続されたNPNトランジスタQ13,Q14からなる。NPNトランジスタQ9〜Q14は、それぞれ、インバータ162のNPNトランジスタQ3〜Q8に相当する。つまり、インバータ163は、インバータ162と同じ構成からなる。そして、NPNトランジスタQ9〜Q14のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD9〜D14がそれぞれ接続されている。
インバータ163の各相アームの中間点は、回転電機MG2に含まれる3相コイルの各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、回転電機MG2も、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点M2に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ9,Q10の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ11,Q12の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ13,Q14の中間点にそれぞれ接続されている。
蓄電装置150は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成る。電圧センサ150Aは、蓄電装置150から出力される電圧Vbを検出し、その検出した電圧Vbを制御装置180へ出力する。システムリレーSR1,SR2は、制御装置180からの信号SEによりオン/オフされる。昇圧コンバータ161は、コンデンサC1から供給された直流電圧を昇圧してコンデンサC2へ供給する。
コンデンサC2は、昇圧コンバータ161からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ162,163へ供給する。
インバータ162は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると制御装置180からの信号PWM1に基づいて直流電圧を交流電圧に変換して回転電機MG1を駆動する。また、インバータ162は、動力出力装置が搭載されたハイブリッド自動車の回生制動時、回転電機MG1が発電した交流電圧を制御装置180からの信号PWM1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ161へ供給する。
インバータ162は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると制御装置180からの信号PWM2に基づいて直流電圧を交流電圧に変換して回転電機MG2を駆動する。
ここで、三相ブリッジ回路から成る各インバータ162,163においては、6個のトランジスタのオン/オフの組合わせは8パターン存在する。その8つのスイッチングパターンのうち2つは相間電圧が零となり、そのような電圧状態は零電圧ベクトルと称される。零電圧ベクトルについては、上アームの3つのトランジスタは互いに同じスイッチング状態(全てオンまたはオフ)とみなすことができ、また、下アームの3つのトランジスタも互いに同じスイッチング状態とみなすことができる。したがって、図2では、インバータ162の上アームの3つのトランジスタは上アーム162Aとしてまとめて示され、インバータ162の下アームの3つのトランジスタは下アーム162Bとしてまとめて示されている。同様に、インバータ163の上アームの3つのトランジスタは上アーム163Aとしてまとめて示され、インバータ163の下アームの3つのトランジスタは下アーム163Bとしてまとめて示されている。
典型的な例では、充電部1と蓄電装置150との間に、インバータ機能およびDC/DCコンバータの機能を有する充電専用装置(図示せず)が設けられている。充電部1から供給された交流電力は、この充電専用装置により直流電力に変換された後、蓄電装置150に伝達される。これにより、蓄電装置150が充電される。ここで、充電専用装置を蓄電装置150の近傍に位置させることにより、充電部1と充電専用装置との間の配線長および充電専用装置と蓄電装置150との間の配線長を低減することができる。
なお、蓄電装置150の充電方法としては、下記のような変形例も考えられる。すなわち、1つの変形例では、給電コネクタ1Aおよび車両本体110側の配線を介して、中性点M1,M2に単相交流電力が与えられる。ここで、インバータ162,163の各々において零電圧ベクトルを変化させることによって、給電コネクタ1Aから入力される交流電力を直流電力に変換して正極線PL2へ出力することができる。その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ161へ供給し、蓄電装置150に充電する。
次に、図3,図4を用いて、ハイブリッド車両100に含まれる充電部1の構造について説明する。図3に示すように、充電部1は、車両本体110に設けられたインレット10と、リヤフェンダに設けられ、インレット10を外方に露出させたり内部に収容したりする外蓋20とを含んで構成される。外蓋20は、リヤフェンダに対して矢印DR20方向に回動可能に設けられている。車両本体110と外蓋20とによって、収容室30が形成される。
収容室30の底面30Aには、孔30Bが形成されている。孔30Bには、インレット10が挿入されている。インレット10には、給電コネクタ1Aが矢印DR1A方向から接続可能とされている。さらに具体的には、インレット10は、孔部30Bに挿入される円筒部10Aと、収容室30の底面30Aに当接するフランジ部10Bと、フランジ部10Bに対して車両の外側に突出する突出部10Cとを含んで構成される。円筒部10Aと突出部10Cとによって、給電コネクタ1Aが挿入される充電口1Dが構成される。
図5は、比較例に係る充電装置の取付構造を示す図である。図5を参照して、本比較例では、インレット10のフランジ部10Bをボルト40によって車両本体110に直接固定している。このため、突出部10Cとボルト40との間に、ボルト40を締めるための工具を入れるのに必要なスペースを確保するための距離(R)を確保する必要がある。この結果、インレット10の小型化が阻害される。
図6は、本実施の形態に係る充電装置の取付構造を示す図である。図6を参照して、本実施の形態に係る充電装置の取付構造では、フランジ部10Bをボルト40によって直接固定するのではなく、車両本体110との間でフランジ部10Bを挟持する押さえ板50を設け、押さえ板50をボルト40によって固定することで、インレット10を車両本体110に固定している。このようにすることで、図5の例に対してインレット10のフランジ部10Bのサイズを縮小しながら、突出部10Cとボルト40との間に、ボルト40を締めるための工具を入れるのに必要なスペースを確保するための距離を保つことができる。より具体的には、図5の例と図6の例とを比較すると、車両の前後方向(矢印DR2方向)のインレット10のサイズは、L1(図5)からL2に縮小され、車両の上下方向(矢印DR1方向)のインレット10のサイズは、L1(図5)からL2’に縮小されている。なお、図6の例では、L2≠L2’である場合について示しているが、L2=L2’であってもよい。
次に、図7〜図9を用いて、本実施の形態に係る充電装置の取付構造の変形例について説明する。
図7の例では、充電口10Dは給電コネクタ1Aの接続をガイドするガイド部10D1を有している。そして、短冊状の押さえ板50は、ガイド部10D1に対向する領域を避けて配置されている。より具体的には、ガイド部10D1は、充電口10Dに対して左側に位置するように設けられ、短冊状の押さえ板50は、充電口10Dに対して上下に位置するように設けられている。このようにすることで、インレット10を固定するための押さえ板50によって外側からガイド部10D1が見えにくくなることを抑制することができる。図8の例では、フランジ部10Bの全周にわたって押さえ板50が設けられている。このようにすることで、インレット10をより強固に固定することができる。このように、押さえ板50の形状は、任意に変更可能である。図9の例では、短冊状の押さえ板50を、充電口10Dに対して左右に位置するように設けている。
図7〜図9の例いずれの場合も、図6の場合と同様に、図5の比較例に対してインレット10を小型化することが可能である。
上記のように、インレット10を小型化することにより、充電装置の配置の自由度が向上する。たとえば、図6,図7の例のように、2枚の押さえ板50を充電口10Dに対して上下に配置する場合であれば、図5の比較例に対して、インレット10の幅を縮小(L1からL2またはL2’)することができるとともに、インレット10と押さえ板50とを合わせたユニット全体の上下方向(矢印DR1方向)の幅を縮小することができる。また、図9の例のように、2枚の押さえ板50を充電口10Dに対して車両前後に配置する場合であれば、図5の比較例に対して、インレット10の幅を縮小(L1からL2またはL2’)することができるとともに、インレット10と押さえ板50とを合わせたユニット全体の車両の前後方向(矢印DR2方向)の幅を縮小することができる。
再び図1を参照して、本実施の形態では、後輪130と、充電部1と、給油部2とが上下方向(矢印DR1方向)に並ぶように設けられている。このような場合、リアフェンダRF上における上下方向のスペースが限定されやすい。したがって、インレット10の配置スペースを確保するために、図9の例のようにインレット10のフランジ部10Bの上下方向のサイズを小さくするか、または、図6,図7の例のようにインレット10および押さえ板50を合わせたユニットの大きさを小さくすることが望ましい。より具体的には、たとえば、収納室30の底面30Aの平坦部分の上下方向の幅が確保しにくい場合には、図9のように、インレット10のフランジ部10Bの上下方向の幅を縮小することが好ましく、収納室30の上下方向の幅自体が確保しにくい場合には、図6,図7のように、インレット10および押さえ板50を合わせたユニットの大きさを縮小することが好ましい。
上記では、リアフェンダRF上において、上下方向のスペースに余裕がない場合について説明したが、たとえば、充電部1と給油部2とが車両の前後方向に並ぶように配置される場合、リアフェンダRF上において、車両の前後方向のスペースに余裕がないこともある。この場合も、充電部1の設置スペースを確保するために、押さえ板50を用いてインレット10を固定することにより、インレット10の配置の自由度を向上させることが有効である。
図10は、図6におけるX−X断面に相当する断面図である。図10を参照して、ボルト40は、押さえ板50の外側から挿入され、車両本体110にねじ込まれる。これにより、車両本体110と押さえ板50とによってインレット10を挟持することができる。なお、図11に示すように、車両本体110に凹部110Aを設け、該凹部110A内にインレット10を設けるようにしてもよい。このようにすることで、車両本体110と押さえ板50とを近づけることができる。また、図12に示すように、押さえ板50に突出部50Aを設けるようにしてもよい。
次に、図13を用いて、本実施の形態のさらなる変形例について説明する。図13の例では、充電口10Dを塞ぐように、「蓋部材」としての内蓋60がインレット10に取り付けられている。内蓋60は、インレット10に対して上下方向の軸回り(すなわち、矢印DR60方向)に回動可能に取り付けられている。ここで、たとえば、図6,図7に示すように、車両の前後方向に延在するように押さえ板50を設けることにより、押さえ板50を、充電口10Dを開閉する内蓋60の開閉動作に干渉しないようにすることができる。この結果、押さえ部材50によって、内蓋60の開閉が行ないにくくなることを抑制することができる。
本実施の形態によれば、車両本体110との間でフランジ10Bを挟持する押さえ板50を介してインレット10を車両本体110に固定することにより、インレット10を小型化することができる。結果として、インレット10の配置の自由度が向上する。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る充電装置の取付構造は、車両本体110上に設けられ、充電用のケーブルが接続される充電装置の取付構造である。当該取付構造は、インレット10と、「挟持部材」としての押さえ板50とを含む。インレット10は、ケーブルの端部に設けられた給電コネクタ1Aが挿入される充電口10Dと、充電口10Dの周囲に位置し車両本体110に当接するフランジ部10Bとを有する。押さえ板50は、車両本体110との間でインレット10のフランジ部10Bを挟持するように設けられる。ボルト40は、フランジ部10Bよりも外周側に位置する領域で押さえ板50を車両本体110に固定する。
なお、上記の例では、フランジ部10Bが矩形形状を有する場合について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、たとえば、図14に示すように、円形のフランジ部10Bを円環状の押さえ板50で押さえる構造を採用してもよい。なお、図14の例では、2本のボルト40によって押さえ板50を固定しているが、ボルト40の本数は、任意に変更可能である。
また、本実施の形態では、ボルト40を用いて押さえ板50を固定する例について説明しているが、押さえ板50を固定する方法はボルト40に限定されるものではなく、ボルト40に代えて、たとえば、ピンを採用することも可能である。さらに、溶接や接着などの固定方法を採用することも可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造を含むハイブリッド車両の概略構成を示す斜視図である。 図1に示されるハイブリッド車両の概略ブロック図である。 図1に示されるハイブリッド車両に含まれるインレット周辺の構造を概略的に示した図である。 図3に示されるインレットにコネクタを差し込む状態を示した図である。 比較例に係る充電装置の取付構造を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造の変形例を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造の他の変形例を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造のさらに他の変形例を示す図である。 図6におけるX−X断面を示す図である。 図6におけるX−X断面に相当する断面の1つの変形例を示す図である。 図6におけるX−X断面に相当する断面の他の変形例を示す図である。 図1に示されるハイブリッド車両に含まれるインレット周辺の構造の変形例を概略的に示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る充電装置の取付構造のさらに他の変形例を示す図である。
符号の説明
1 充電部、1A 給電コネクタ、2 給油部、2A 給油コネクタ、10 インレット、10A 円筒部、10B フランジ部、10C 突出部、10D 充電口、10D1 ガイド部、20 外蓋、30 収容室、30A 底面、30B 孔、40 ボルト、50 押さえ板、50A 突出部、60 内蓋、100 ハイブリッド車両、110 車両本体、120 前輪、130 後輪、140 フューエルタンク、150 蓄電装置、160 トランスアクスル、161 昇圧コンバータ、162,163 インバータ、162A,163A 上アーム、162B,163B 下アーム、162U,163U U相アーム、162V,163V V相アーム、162W,163W W相アーム、170 エンジン、180 制御装置。

Claims (5)

  1. 車両本体上に設けられ、充電用のケーブルが接続される充電装置の取付構造であって、
    前記ケーブルの端部に設けられたコネクタが挿入される充電口と該充電口の周囲に位置し前記車両本体に当接するフランジ部とを有するインレットと、
    前記車両本体との間で前記フランジ部を挟持するように設けられる挟持部材とを備え、
    前記フランジ部よりも外周側に位置する領域で前記挟持部材を前記車両本体に固定することを特徴とする、充電装置の取付構造。
  2. 前記充電口は前記コネクタの接続をガイドするガイド部を有し、
    前記挟持部材は、前記ガイド部に対向する領域を避けて配置されている、請求項1に記載の充電装置の取付構造。
  3. 前記充電口を塞ぐように前記インレットに取り付けられた蓋部材をさらに備え、
    前記挟持部材は、前記充電口を開閉する前記蓋部材の開閉動作に干渉しない位置に配置されている、請求項1または請求項2に記載の充電装置の取付構造。
  4. 前記インレットは、前記充電口の一部を構成するとともに前記フランジ部に対して前記車両の外側に突出する突出部を含み、
    前記挟持部材は、前記車両本体にボルトにより固定される、請求項1から請求項3のいずれかに記載の充電装置の取付構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の充電装置の取付構造を備えた、車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014003016A (ja) * 2012-06-14 2014-01-09 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車用の充電接続装置
JP2015082456A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 三菱自動車工業株式会社 充電口構造
JP2020127329A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 三菱自動車工業株式会社 充電口リッド開閉制御装置

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