JP2009277382A - 車両用充電装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ部の形状の自由度が高い車両用充電装置および該構造を備えた車両を提供する。
【解決手段】車両用充電装置は、ケーブル190Cの一方の端部に設けられ、インレット191に接続される給電コネクタ190Aと、ケーブル190Cの他方の端部に設けられ、電源に接続される電源コネクタと、給電コネクタ190Aを2つに分割する分割部190Fと、給電コネクタ190Aがインレット191に接続されている場合、および、電源コネクタが電源に接続されている場合には、分割部190Fにおける分割を防止する分割防止機構とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用充電装置および車両に関し、特に、電気自動車やハイブリッド車両などの電動車両に設けられる車両用充電装置およびそれを備えた車両に関する。
従来の車両充電用コネクタとしては、たとえば、特開平9−161898号公報(特許文献1)に記載のものなどが挙げられる。
また、特開2000−12149号公報(特許文献2)には、アウタハウジングが破損して交換する場合に、電線や端子の接続を解除することなく交換することを可能とした防水コネクタが記載されている。
特開平7−7860号公報(特許文献3)には、電気自動車の電池充電器の充電速度を最大とするためのアウトレットの電気特性を電池充電器へ知らせるアダプタが記載されている。
特開平6−140100号公報(特許文献4)には、磁石形コンセントに電気的および機械的に磁着接続する磁石形コンセント用の被磁着形アダプタが記載されている。
特開平9−161898号公報 特開2000−12149号公報 特開平7−7860号公報 特開平6−140100号公報
特許文献1に記載されたコネクタでは、形状の自由度が低いため、充電時の車両の周辺の状況(たとえば、狭い車庫内で車両の側方のスペースに余裕が無いなど)によっては、コネクタの脱着が行ないにくくなり、充電がし難くなる場合がある。
なお、特許文献2〜4においても、上記のような問題を解決可能な構成は記載されていない。たとえば、特許文献2のように、アウタハウジングのみを交換可能としても、コネクタの形状を変更することにはならないため、車両周辺の状況に対応して充電を行ないやすくすることはできない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、コネクタ部の形状の自由度が高い車両用充電装置および該構造を備えた車両を提供することにある。
本発明に係る車両用充電装置は、第1端部および第2端部を有するケーブル部と、ケーブル部の第1端部に設けられ、車両本体に接続される第1コネクタ部と、ケーブル部の第2端部に設けられ、充電用の電源に接続される第2コネクタ部と、ケーブル部、第1コネクタ部および第2コネクタ部のいずれかを2つに分割する分割部と、第1コネクタ部が車両本体に接続されている場合、および、第2コネクタ部が電源に接続されている場合には、分割部における分割を防止する分割防止部とを備える。
上記構成によれば、ケーブル部、第1コネクタ部および第2コネクタ部のいずれかを2つに分割する分割部を設けることにより、車両の周辺の状況に応じて、コネクタ部の形状を適宜変更することが可能になる。この結果、充電が行ないやすくなる。また、第1コネクタ部/第2コネクタ部が車両本体/電源に接続されているときには、分割防止部により分割を防止することができるので、ケーブル部が車両本体/電源と電気的に分離されたときにのみ、分割部における分割を行なうことができる。
1つの局面では、上記車両用充電装置は、ケーブル部上に設けられ、充電時の電流または電圧を制御する制御装置をさらに備える。好ましくは、分割部は、制御装置と車両本体との間のケーブル部上に設けられる。
他の局面では、上記車両用充電装置において、分割部は、第1コネクタ部上に設けられる。好ましくは、第1コネクタ部は、分割部により第1部分と第2部分とに分割され、第1部分は、充電時に車両本体に接続されるように構成され、第2部分は、充電時に操作者により把持可能に構成されている。
本発明に係る車両は、上述した車両用充電装置を備える。これにより、コネクタ部の形状の自由度が高く、充電が行ないやすい電動車両が得られる。
本発明によれば、車両用充電装置において、コネクタ部の形状の自由度を高めることができる。結果として、電動車両の充電が行ないやすくなる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る車両用充電装置を含むハイブリッド車両の概略構成を示す斜視図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両100は、ボディと外装部品とから形成された車両本体110と、ハイブリッド車両100の進行方向前方側に設けられた一対の前輪(車輪)120と、進行方向後方側に設けられた後輪(車輪)130とを含んで構成される。
車両本体110のボディとしては、たとえば、モノコックボディ(monocoque body)が採用されている。このボディの表面に、複数の外装部品を装着することで、車両本体110が構成されている。
そして、乗員収容室内の後部座席下に位置する部分には、ガソリン等の液体燃料が蓄積されるフューエルタンク140が設けられている。また、後部座席よりハイブリッド車両100の後方側には、電力を充放電可能な2次電池や大容量のキャパシタ等の蓄電装置150が配置されている。
エンジンコンパートメント内には、トランスアクスル160と、前輪120を駆動する動力を発生する内燃機関としてのエンジン170とが設けられている。
トランスアクスル160は、前輪120を駆動するモータとして機能したり、発電機として機能する回転電機(モータジェネレータ)MG1,MG2と、昇圧コンバータ161と、インバータ162,163と、プラネタリギヤ等の動力分割機構164とを含む。昇圧コンバータ161は、蓄電装置150からの電力を昇圧して、インバータ162,163を介して、回転電機MG1,MG2に電力を供給したり、回転電機MG1,MG2によって発電された電力を降圧して、蓄電装置150に充電したりする。
インバータ162,163は、蓄電装置150からの直流電力を3相の交流電力に変換して、回転電機MG1,MG2に供給したり、回転電機MG1,MG2が発電した電力を直流電力に変換したりする。
乗員収容室内には、ECU(Electronic Control Unit)などの制御装置180が設けられており、インバータ162,163は、この制御装置180からのPWM信号によって駆動する。
ハイブリッド車両100の側面(図1の例では、リアフェンダRF)には、充電部190と、給油部200とが設けられている。なお、この図1に示す例においては、充電部190と給油部200とが同一の側面側のリアフェンダRFに設けられているが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、充電部190および給油部200が互いに異なる側面に設けられてもよい。さらに、充電部190と給油部200との一方をフロントフェンダに設け、他方をリヤフェンダに配置してもよい。
給油作業を行なう際には、給油部200(燃料供給部)に給油コネクタ200Aを挿入することで燃料が供給される。給油部200から給油されたガソリンなどの燃料は、フューエルタンク140に貯留される。なお、本実施の形態においては、燃料としてガソリンが用いられているが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、燃料として、たとえば、軽油、CNG(Compressed Natural Gas)、水素などが用いられてもよい。
充電作業を行なう際には、充電部190(電力供給部)に給電コネクタ190Aを挿入することで電力が供給される。給電コネクタ190Aは、商用電源(たとえば、日本では単相交流100V)から供給される電力を充電するためのコネクタである。給電コネクタ190Aとしては、たとえば、一般の家庭用電源に接続されたプラグなどが用いられる。
給電コネクタ190Aは、ハイブリッド車両100からの電力(たとえば、日本では単相交流100V)を外部負荷へ供給するためのコネクタでもある。つまり、給電コネクタ190Aは、商用電源から供給される電力をハイブリッド車両100に充電可能であるとともに、ハイブリッド車両100からの電力を外部負荷に供給可能なコネクタである。
図2は、ハイブリッド車両100の概略ブロック図である。図2を用いて、給電コネクタ190Aから交流電流を蓄電装置150に充電する方法について説明する。蓄電装置150の正電極は、正極線PL1に接続され、蓄電装置150の負電極は、負極線NL1に接続される。コンデンサC1は、正極線PL1と負極線NL1との間に接続される。昇圧コンバータ161は、正極線PL1および負極線NL1と正極線PL2および負極線NL2との間に接続される。コンデンサC2は、正極線PL2と負極線NL2との間に接続される。インバータ162は、正極線PL2および負極線NL2と回転電機MG1との間に接続される。インバータ163は、正極線PL2および負極線NL2と回転電機MG2との間に接続される。
回転電機MG1,MG2は、それぞれ、3相コイルをステータコイルとして備える。昇圧コンバータ161は、リアクトルL1と、NPNトランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。インバータ162は、U相アーム162Uと、V相アーム162Vと、W相アーム162Wとからなる。U相アーム162U,V相アーム162V,W相アーム162Wは、正極線PL2と負極線NL2との間に並列に設けられる。U相アーム162Uは、直列接続されたNPNトランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム162Vは、直列接続されたNPNトランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム162Wは、直列接続されたNPNトランジスタQ7,Q8からなる。また、各NPNトランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
インバータ162の各相アームの中間点は、回転電機MG1に含まれる3相コイルの各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、回転電機MG1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点M1に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
インバータ163は、コンデンサC2の両端にインバータ162と並列に接続される。そして、インバータ163は、U相アーム163Uと、V相アーム163Vと、W相アーム163Wとからなる。U相アーム163U,V相アーム163V,W相アーム163Wは、正極線PL2と負極線NL2との間に並列に設けられる。
U相アーム163Uは、直列接続されたNPNトランジスタQ9,Q10からなり、V相アーム163Vは、直列接続されたNPNトランジスタQ11,Q12からなり、W相アーム163Wは、直列接続されたNPNトランジスタQ13,Q14からなる。NPNトランジスタQ9〜Q14は、それぞれ、インバータ162のNPNトランジスタQ3〜Q8に相当する。つまり、インバータ163は、インバータ162と同じ構成からなる。そして、NPNトランジスタQ9〜Q14のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD9〜D14がそれぞれ接続されている。
インバータ163の各相アームの中間点は、回転電機MG2に含まれる3相コイルの各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、回転電機MG2も、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点M2に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ9,Q10の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ11,Q12の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ13,Q14の中間点にそれぞれ接続されている。
蓄電装置150は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成る。電圧センサ150Aは、蓄電装置150から出力される電圧Vbを検出し、その検出した電圧Vbを制御装置180へ出力する。システムリレーSR1,SR2は、制御装置180からの信号SEによりオン/オフされる。昇圧コンバータ161は、コンデンサC1から供給された直流電圧を昇圧してコンデンサC2へ供給する。
コンデンサC2は、昇圧コンバータ161からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ162,163へ供給する。
インバータ162は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると制御装置180からの信号PWM1に基づいて直流電圧を交流電圧に変換して回転電機MG1を駆動する。また、インバータ162は、動力出力装置が搭載されたハイブリッド自動車の回生制動時、回転電機MG1が発電した交流電圧を制御装置180からの信号PWM1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ161へ供給する。
インバータ162は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると制御装置180からの信号PWM2に基づいて直流電圧を交流電圧に変換して回転電機MG2を駆動する。
ここで、三相ブリッジ回路から成る各インバータ162,163においては、6個のトランジスタのオン/オフの組合わせは8パターン存在する。その8つのスイッチングパターンのうち2つは相間電圧が零となり、そのような電圧状態は零電圧ベクトルと称される。零電圧ベクトルについては、上アームの3つのトランジスタは互いに同じスイッチング状態(全てオンまたはオフ)とみなすことができ、また、下アームの3つのトランジスタも互いに同じスイッチング状態とみなすことができる。したがって、図2では、インバータ162の上アームの3つのトランジスタは上アーム162Aとしてまとめて示され、インバータ162の下アームの3つのトランジスタは下アーム162Bとしてまとめて示されている。同様に、インバータ163の上アームの3つのトランジスタは上アーム163Aとしてまとめて示され、インバータ163の下アームの3つのトランジスタは下アーム163Bとしてまとめて示されている。
給電コネクタ190Aの電力入力線ACL1,ACL2および車両本体110側の配線110A,110Bを介して、中性点M1,M2に単相交流電力が与えられる。ここで、インバータ162,163の各々において零電圧ベクトルを変化させることによって、電力入力線ACL1,ACL2から入力される交流電力を直流電力に変換して正極線PL2へ出力することができる。その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ161へ供給し、蓄電装置150に充電する。
次に、図3,図4を用いて、ハイブリッド車両100に含まれる充電部190の構造について説明する。図3に示すように、充電部190は、車両本体110に設けられたインレット191と、リヤフェンダに設けられ、インレット191を外方に露出させたり内部に収容したりする外蓋192とを含んで構成される。外蓋192は、リヤフェンダに対して矢印DR192方向に回動可能に設けられている。車両本体110と外蓋192とによって、収容室193が形成される。
収容室193の底面193Aには、孔193Bが形成されている。孔193Bには、インレット191が挿入されている。インレット191には、給電コネクタ190Aが矢印DR190A方向から接続可能とされている。さらに具体的には、インレット191は、孔部193Bに挿入される円筒部191Aと、収容室193の底面193Aに当接するフランジ部191Bと、フランジ部191Bに対して車両の外側に突出する突出部191Cとを含んで構成される。円筒部191Aと突出部191Cとによって、給電コネクタ190Aが挿入される充電口191Dが構成される。
図5は、本実施の形態に係る車両用充電装置の構成を示す概略図である。図5を参照して、本実施の形態に係る車両用充電装置は、給電コネクタ190Aと、電源コネクタ190Bと、給電コネクタ190Aおよび電源コネクタ190Bを接続するケーブル190Cと、ケーブル190C上に設けられた制御装置190Dと、電源190Eとを含んで構成される。給電コネクタ190Aがインレット191に接続され、電源コネクタ190Bが電源190Eに接続されることで、電源190Bと車両とが電気的に接続され、充電が開始される。制御装置190Dは、充電中の電流/電圧を制御する。
次に、図6を用いて、給電コネクタ190Aのインレット191への接続部の詳細について説明する。図6に示すように、給電コネクタ190Aは、第1部分190A1と第2部分190A2とを含む。第1部分190A1は、矢印190A方向からインレット191に差し込まれる部分である。他方、第2部分190A2は、ケーブル190Cに接続されるとともに、給電コネクタ190Aの差し込み時には、操作者が把持する把持部となるものである。
給電コネクタ190Aをインレット191に差し込んだ後、給電コネクタ190Aを矢印A方向に回転させる。これにより、給電コネクタ190Aがインレット191にロックされる。
給電コネクタ190Aの第1部分190A1と第2部分190A2との間には、分割部190Fが設けられている。図7(a)は、第1部分190A1と第2部分190A2とが接合された状態を示し、図7(b)は、分割部190Fにおいて、第1部分190A1と第2部分190A2とが分割された状態を示す。第2部分190A2を第1部分190A1に対して矢印B方向に回転させることにより、第1部分190A1と第2部分190A2とが分割される。
給電コネクタ190Aの第1部分190A1と第2部分190A2とが分割されると、第1部分190A1と第2部分190A2とを電気的に接続するための端子が露出することになる。したがって、分割部190Fにおける給電コネクタ190Aの分割は、給電コネクタ190Aが車両本体110のインレット191から取り外され、かつ、電源コネクタ190Bが電源190Eから取り外されている状態、すなわち、給電ケーブル190Cが車両および電源と電気的に接続されていない状態でのみ可能とすることが望ましい。
図8は、給電コネクタ190Aの分割を防止する分割防止部について説明する図である。図8を参照して、給電コネクタ190Aの分割防止機構190Gは、給電コネクタ190Aの第1部分190A1内に設けられたバー1,2と、給電コネクタ190Aの第2部分190A2に設けられた穴部3とを含む。図8(a)に示すように、給電コネクタ190Aがインレット191に接続されていない状態では、バー1は、第1部分190A1の先端面から突出するように設けられている。この状態では、給電コネクタ190Aの第2部分190A2を矢印B方向に回転させて、給電コネクタ190Aを分割することが可能である。
給電コネクタ190Aをインレット191に接続し、矢印A方向に回転させて固定すると、バー1が矢印DR1方向に押し込まれ、これに伴なって、バー2が矢印DR2方向に押し込まれることになる。矢印DR2方向に押し込まれたバー2は、給電コネクタ190Aの第2部分190A2に設けられた穴部3に挿入される。これにより、給電コネクタ190Aの第1部分190A1と第2部分190A2とが、バー2により接続されることになり、第1部分190A1と第2部分190A2の相対回転が抑制される。すなわち、給電コネクタ190Aの分割ができなくなる。
分割防止機構190Gは、上記のようにして、給電コネクタ190Aがインレット191に接続されているとき、すなわち、ケーブル190Cが車両と電気的に接続されているときには、給電コネクタ190Aの分割を防止する。
他方、電源コネクタ190Bが電源190Eと接続されている場合には、当該接続が検知されたことに基づいて、図8(b)に示す状態になるようバー1,2を強制的に移動させる。これにより、分割防止機構190Gは、電源コネクタ190Bが電源190Eに接続されているとき、すなわち、ケーブル190Cが電源190Eと電気的に接続されているときには、給電コネクタ190Aの分割を防止する。
次に、図9を用いて、給電コネクタ190Aにおける把持部の取付位置について説明する。上記のように、給電コネクタ190Aの第1部分190A1と第2部分190A2とを分割可能とすることにより、たとえば、第1部分190A1が適宜取替可能となるため、第1部分190A1と第2部分190A2との相対的な位置関係を適宜変更することが
できるようになる。すなわち、第1部分190A1から見れば、図9に示すように、上方から第2部分190A2を接続するか、下方から第2部分190A2を接続するか、側方から第2部分190A2を接続するか、ということが、状況に応じて適宜選択可能ということになる。
給電ケーブル190Aの第1部分190A1に対して上方から第2部分190A2を接続する構造は、制御装置190Dおよび電源190Eが車両に対して上方側に設けられ、ケーブル190Cが上方側から車両に達する状況に適している。同様に、給電ケーブル190Aの第1部分190A1に対して下方から第2部分190A2を接続する構造は、制御装置190Dおよび電源190Eが車両に対して下方側に設けられ、ケーブル190Cが下方側から車両に達する状況に適している。インレット191の端子191Eの形状の関係上、給電ケーブル190Aの第1部分190A1をインレット191に差し込む際の矢印A方向の角度を変更することはできない。しかし、第1部分190A1に対して第2部分190A2を上方から取り付けるか、下方から取り付けるかを適宜変更可能とすることで、ケーブル190Cが上方側から車両に達する状況、および、下方側から車両に達する状況に容易に対応することができる。
また、第2部分190A2を第1部分190A1に対して上方側または下方側から取り付けることにより、車両の幅方向に沿った給電コネクタ190Aの長さの増大を抑制することができるので、車両の側方のスペースに余裕がない状況下でも、充電が行ないやすくなる。
他方、第2部分190A2を第1部分190A1に対して側方側から取り付けることにより、車両の幅方向に沿った給電コネクタ190Aの長さは増大するが、第2部分190A2を把持して給電コネクタ190Aをインレット191に差し込むという動作が行ないやすくなる。したがって、車両の側方のスペースに余裕がある場合に、充電が行ないやすくなる。
上述のように、本実施の形態によれば、給電コネクタ190Aを2つに分割する分割部190Fを設けることにより、車両の周辺の状況に応じて、給電コネクタ190Aの形状を適宜変更することが可能になる。この結果、充電が行ないやすくなる。また、給電コネクタ190Aおよび電源コネクタ190Bが車両本体110および電源190Eに接続されているときには、分割防止機構190Gにより分割を防止することができるので、ケーブル190Cが車両本体110および電源190Eと電気的に分離されたときにのみ、分割部190Fにおける分割を行なうことができる。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る車両用充電装置は、「ケーブル部」としてのケーブル190Cの一方の端部に設けられ、車両本体110に接続される「第1コネクタ部」としての給電コネクタ190Aと、ケーブル190Cの他方の端部に設けられ、電源190Eに接続される「第2コネクタ部」としての電源コネクタ190Bと、給電コネクタ190Aを2つに分割する分割部190Fと、給電コネクタ190Aが車両本体110に接続されている場合、および、電源コネクタ190Bが電源190Eに接続されている場合には、分割部190Fにおける分割を防止する「分割防止部」としての分割防止機構190Gとを備える。
より具体的には、給電コネクタ190Aは、分割部190Fにおいて第1部分190A1と第2部分190A2とに分割される。第1部分190A1は、充電時に車両本体110に接続される。第2部分190A2は、充電時に操作者により把持される部分である。
なお、上記の例では、給電コネクタ190A上に分割部190Fを設けた例について説明したが、分割部を設ける位置はこれに限定されず、ケーブル190C上に分割部を設けてもよいし、電源コネクタ190B上に分割部を設けてもよい。ケーブル190C上に分割部を設ける場合には、分割部は、制御装置190Dよりも給電コネクタ190A側、すなわち、制御装置190Dと車両本体110との間に設けることが好ましい。これにより、制御装置190Dを取り換えることなく、給電コネクタ190Aを取り換えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る車両用充電装置を含むハイブリッド車両の概略構成を示す斜視図である。 図1に示されるハイブリッド車両の概略ブロック図である。 図1に示されるハイブリッド車両に含まれるインレット周辺の構造を概略的に示した図である。 図3に示されるインレットにコネクタを差し込む状態を示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る車両用充電装置の構成を示す概略図である。 図5に示す車両用充電装置における車両側コネクタについて示す図である。 図5に示す車両側コネクタに設けられた分割部について説明する図である。 図5に示す車両側コネクタに設けられた分断防止部について説明する図である。 図5に示す車両側コネクタにおける把持部の取付位置について説明するための図である。
符号の説明
100 ハイブリッド車両、110 車両本体、120 前輪、130 後輪、140 フューエルタンク、150 蓄電装置、160 トランスアクスル、161 昇圧コンバータ、162,163 インバータ、162A,163A 上アーム、162B,163B 下アーム、162U,163U U相アーム、162V,163V V相アーム、162W,163W W相アーム、170 エンジン、180 制御装置、190 充電部、190A 給電コネクタ、190A1 第1部分、190A2 第2部分、190B 電源コネクタ、190C ケーブル、190D 制御装置、190E 電源、190F 分割部、190G 分割防止機構、191 インレット、191A 円筒部、191B フランジ部、191C 突出部、191D 充電口、191E 端子、192 外蓋、193 収容室、193A 底面、193B 孔、200 給油部、200A 給油コネクタ。

Claims (5)

  1. 第1端部および第2端部を有するケーブル部と、
    前記ケーブル部の前記第1端部に設けられ、車両本体に接続される第1コネクタ部と、
    前記ケーブル部の前記第2端部に設けられ、充電用の電源に接続される第2コネクタ部と、
    前記ケーブル部、前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部のいずれかを2つに分割する分割部と、
    前記第1コネクタ部が前記車両本体に接続されている場合、および、前記第2コネクタ部が前記電源に接続されている場合には、前記分割部における分割を防止する分割防止部とを備えた、車両用充電装置。
  2. 前記ケーブル部上に設けられ、充電時の電流または電圧を制御する制御装置をさらに備え、
    前記分割部は、前記制御装置と前記車両本体との間の前記ケーブル部上に設けられる、請求項1に記載の車両用充電装置。
  3. 前記分割部は、前記第1コネクタ部上に設けられる、請求項1に記載の車両用充電装置。
  4. 前記第1コネクタ部は、前記分割部により第1部分と第2部分とに分割され、
    前記第1部分は、充電時に前記車両本体に接続されるように構成され、
    前記第2部分は、充電時に操作者により把持可能に構成されている、請求項3に記載の車両用充電装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用充電装置を備えた、車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106410493A (zh) * 2016-11-18 2017-02-15 深圳市沃尔核材股份有限公司 充电枪散热结构
JP2018133238A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 株式会社デンソーテン 充電インレット

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