JP2014174031A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】腕時計のムーブメント外周部にソーラーセルや円周状の部品、空間が存在する場合、プッシュボタンやリューズを配設するために、上記部品に穴や切り欠きを設置する必要がある。ムーブメント外周とケース内胴の間にソーラーセル等の何らかの部品が配置される構造の場合であっても、上記部品に加工することなく、プッシュボタンに替わる外部操作部材の設置を可能にすることができる電子時計を提供する。
【解決手段】回転ベゼル3を入力装置として用い、回転ベゼル3と噛み合う第1伝達車7と、第1伝達車7と同軸で外装ケース1内部に配置される第2伝達車17と、第2伝達車17で直接、または、伝達リング18などを介して間接的に操作されるスイッチ機構を組み合わせることによって、ムーブメント外周の部品、空間、装飾の形状に影響を与えること無く、ムーブメントまで入力操作を伝達する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子時計および電子時計用ムーブメントの操作装置に関する。
腕時計の操作するとき、ケース外部からの操作をケース内部のムーブメントにまで伝える機構が必要である。一般的には、リューズの回転操作を巻真経由でムーブメントに伝達する機構と、特許文献1のような、ケースにプッシュボタンを設置し、腕時計の部からの操作をムーブメントまで伝える構造が主流である。また、特許文献2には、ムーブメント外周部分とケース内面の間にソーラーセルが配置され、外部操作を伝達する巻真を通すために、前記ソーラーセルに穴や切り欠きを設置する技術が開示されている。
特許第4252149号公報(図7) 特開2010−210295号公報(図9〜11)
前述の如く、特許文献2のような、ムーブメント外周とケース内胴の間にソーラーセル等の何らかの部品が配置される構造の場合、特許文献1のようにプッシュボタンやリューズの配設するためには、ソーラーセル等の部品に穴や切り欠きを設置する必要がある。
このことは、工程増によるコストアップや部品の強度低下に繋がり、さらに、ソーラーセルの場合、面積縮小による発電効率の悪化につながる。
本発明の目的は、ムーブメント外周とケース内胴の間にソーラーセル等の何らかの部品が配置される構造の場合であっても、上記部品に加工することなく、プッシュボタンやリューズに替わる外部操作部材の設置を可能にすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、
外装ケースの外周に設けられた回転ベゼルと、該回転ベゼルと噛み合う伝達車と、
前記外装ケースの内側に設けられ、該伝達車によって操作されるスイッチ操作部材と、
該スイッチ操作部材により操作されるスイッチ機構と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ケース内胴とムーブメント外周の間に部品が存在する時計において、当該部品の機能、形状が制約を受けること無く、ムーブメントへの操作が可能となる。
第1実施形態における電子腕時計の正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 第1実施形態における第1伝達車周辺を拡大して図示した斜視図である。 第1実施形態における巻真周辺の作動機構を拡大して図示した斜視図である。 第1実施形態におけるリューズを操作したときの動作説明図である。 第1実施形態における回転ベゼルを操作したときの動作説明図である。 図6における巻真周辺を拡大した斜視図である。 第1実施形態におけるソーラーセルと周辺部品の関係を示した図である。 第2実施形態における電子腕時計の正面図である。 図9のA−A線における断面図である。 第2実施形態における回転ベゼルを操作したときの動作説明図である。 図11における巻真周辺を拡大した斜視図である。 第2実施形態におけるソーラーセルと周辺部品の関係を示した図である。 第2実施形態の変形例を示した、図9のA−A線における断面図である。 第3実施形態における電子腕時計の断面図である。 図15における第2伝達車回転を検知する構成の断面図と正面図である。 第3実施形態における回転ベゼルを操作したときの動作説明図である。
本発明について図を用いて説明をする。
[第1実施形態]
基本実施形態である第1実施形態について説明する。
第1実施形態では、リューズと回転ベゼルの2つの操作手段による入力が可能な実施形態である。
図1は本発明の第1実施形態における電子腕時計100の外観を示す正面図である。1は後述するムーブメント9や操作部材を保持するためのケースである。2はリューズであり、ケース1内部のムーブメントを操作するための入力操作部材である。3はケース2の外周に沿って回転する回転ベゼルであり、本発明においては入力操作部材として機能する。
6は、ケース1に嵌合する内ベセルであって、風防4を固定する部材としての機能と、回転ベセル3の回転軸としての機能を有する。14は、時刻表示側からソーラーセル13に光を導光するための導光リングであり、通常「見返しリング」と呼ばれる部材の位置に配置される。11は文字板であり、12は時刻や各種機能表示を行うための指針であって、後述のムーブメント9により駆動される。
図2は、図1のA−A線における電子腕時計100の断面図である。風防4は透明素材で構成され、時刻表示側(矢印A方向)からケース1を封止する。5は時刻表示の反対側(矢印B方向)からケース1を封止する裏蓋である。7は、回転ベセル3の回転動作を後述のムーブメント9に伝達するための第1伝達車である。8は、ケース1の最外周部に嵌合し、回転ベセル3や第1伝達車7を保持するためのカバーである。
9は時計機構を駆動するためのムーブメントであって、リューズ2と回転ベセル3からの入力を受け、各種情報処理を行った後、指針12による各種表示などの機能を実施する。10はムーブメント9の構成部品のひとつである回路基板であり、ムーブメント9の駆動を制御する役割を担う。なお、ムーブメント9内には、歯車や電池等の各種部品が存在するが、その詳細は本発明の本質部分ではないので、詳細記載は省略し、図面での図示も省略している。また、回路基板10には情報処理を行うICなどの各種部品が搭載されているが、それらについても、本発明の本質部分ではないので、詳細記載は省略し、図面での図示も省略している。
13は、ムーブメント9の駆動するための電力を発電するソーラーセルであり、ムーブメント9の外周に配置されている。
従来、ソーラーセルを時計に配置する場合、透光性材料で構成された文字板とムーブメントの間(図2では、文字板11とムーブメント9の間)に配置するか、もしくは、時計の見返し部とケースの間(図2では、導光リング14と後述上中枠15の間)に配置する構成をとっていた。しかし、前者は文字板のデザインに制約を受け、後者は受光面積が小さくて発電量に乏しく、また見返し部にソーラーセルの色が見えて見栄えが良くないという問題があった。
両者の問題点を改善すべく、本発明の実施形態の電子腕時計では、ソーラーセル13をムーブメント9の外周に配置し、入射光を導光リング14で反射させて、発電面を導光リング側に向けたソーラーセル13に照射することで発電する構造となる。これにより、文字板のデザイン制約を無くし、発電量を確保しつつ見返し部の見栄えも改善可能となった。しかしながら、この構造を採用することで、電子腕時計100にリューズ2やプッシュボタン等のケースを貫通しムーブメント9に接続するような外部操作部材を配置する場合、ソーラーセル13に穴を開けたり、切欠きを付けたりする必要があり、結果的に受光面積を減らすこととなる。
15と16はムーブメント9や導光リング14をケース内部で保持するための中枠であり、15は中枠の上部をなす上中枠、16は中枠の下部をなす下中枠である。一般に、腕時計に使われる中枠はムーブメントを保持する部品であるが、本発明において、ムーブメント9に加え導光リング14をもケース内部で保持する必要がある。導光リング14は、中腹部に厚みのある形状であるため、組立性、分解性を考慮し、中枠を15と16のように分けて保持する構造にしている。
19はリューズ2に固定され、リューズ2の操作をケース1内部まで伝達するための巻真である。
図3は、図2における第1伝達車周辺を拡大して示した斜視図である。
第1伝達車7は、その軸7Aが、図2に示したケース1に設けられた穴1Aに挿入され、カバー8(図2参照)で回転ベセル3と噛み合う歯車部7Bを外部から押える形で保持されている。17は第1伝達車7の軸7Aに嵌合する第2伝達車であり、18は第2伝達車17に噛合いケース1内で回転する伝達リングである。伝達リング18は、その名の如くリング状の伝達用歯車であり、上中枠15と下中枠16の間に配置される。上中枠15と下中枠16の間には、伝達リング18がケース1内で円周方向に回転できる空間が設けられている。なお、回転ベセル3と歯車部7B、第2伝達車17と伝達リング18との噛み合いを構成する歯等は図示を省略している。
巻真19の周辺には付番20〜26で示されるレバー類が配置されるが、それらについては、図4を用いて説明する。
図4は、図2における巻真19周辺を拡大して示した斜視図である。
腕時計における巻真を含む周辺の構造は、一般に裏周りと呼ばれ、巻真の回転をムーブメント内部の歯車に直接伝える構造であるが、本実施形態においては、巻真の回転を電気信号に変換する電子スイッチ式の裏周り構造を採用している。電子式腕時計の場合、ICによる、各種入出力処理や演算処理、モーター制御による制御などの表示処理といった各種電子制御が可能なため、入力装置においても電子スイッチ式の方が多機能を実現しやすいという利点がある。後続の実施形態においても同様である。
20は巻真19先端に嵌合する第1スイッチ車であり、21は回転軸21Aが回路基板10などのムーブメント9の部材に固定されている第1スイッチレバーであり、22は第1スイッチレバー21先端に固定されている第1スイッチ端子である。
23は伝達リング18と噛み合う第3伝達車であり、巻真19が貫通できるように、貫通穴を有する中空構造になっている。なお、噛み合いのための歯等の図示は省略している。第3伝達車23は上中枠15と下中枠16の間に配置され、回動可能なように保持されている。
24は第3伝達車23に嵌合する第2スイッチ車であり、25は回転軸25Aが回路基板10などのムーブメント9の部材に固定されている第2スイッチレバーであり、26は第2スイッチレバー25先端に固定されている第2スイッチ端子である。
第1スイッチレバー21と第2スイッチレバー25は金属等の導電性材料で構成され、ム
ーブメント9内の電池等の電源(不図示)の電位と電気的導通をとる構造となる。第1スイッチ端子22と第2スイッチ端子26も、第1スイッチレバー21、第2スイッチレバー25と同様、金属等の導電性材料で構成され、第1スイッチ端子22と第2スイッチ端子26と同電位となっている。10Aは、回路基板10に開けられた穴の側面にある導電パターンなどで構成された回路接点である。回路接点10Aは、不図示のICの入力端子に接続されており、詳細記載や図示は省略するが、前述の第2スイッチ端子26等のスイッチ用導電性部材の電位とは異なる電位に高抵抗でプルアップ、もしくは、プルダウンされている。
次に、時刻の修正等のためリューズ2を操作した時の、動作について説明する。
図5は使用者がリューズ2を操作した時の作動する機構と作動部品を示した動作説明図である。リューズ2が矢印A1の方向に回転されたとき、リューズ2に固定された巻真19は同回転方向(矢印B1の方向)に回転し、また、第1スイッチ車20も巻真19の先端に嵌合しているので同回転方向(矢印B1の方向)に回転する。
回転した第1スイッチ車20は第2スイッチレバー21を矢印C1の方向に押し、第1スイッチレバー21に固定されている第1スイッチ端子22が回路接点10Aに接触し、電気的な導通がとれる。これにより、回路接点10Aには第1スイッチ端子22の電位が供給され、回路基板10に搭載されたICなどの制御回路が、スイッチ入力があったことを認識し、対応する処理を実施する。
従って、リューズ2の回転がスイッチング動作として回路基板10に伝わり、入力操作を伝えることができる。
次に、回転ベゼル3を操作した時の動作について説明する。
図6と図7は、使用者が回転ベゼル3を操作した時の作動する機構と作動部品を示した動作説明図であって、図6は全体動作を示すための図面であり、図7は図6における巻真19周辺を示すための拡大図である。
図6において、回転ベゼル3が矢印Aの方向に回されたとき、回転ベゼル3に噛み合っている第1伝達車7は矢印Bの方向に回転する。第1伝達車7の回転は、第1伝達車7に嵌合する第2伝達車17に伝わり、第2伝達車17と噛み合う伝達リング18を矢印Cの方向へ回転させる。第3伝達車23は伝達リング18と噛み合っているので、矢印Dの方向に回転する。
図7において、回転ベゼル3の回転が第3伝達車23まで伝わった時、第2スイッチ車24は回転ベゼル3の回転方向(矢印C)と同方向の矢印Dの方向に回転する。回転した第2スイッチ車24は第2スイッチレバー25を矢印Eの方向に押し、第2スイッチレバー25に固定されている第2スイッチ端子26と回路接点10Aが接触し、電気的な導通がとれる。これにより、回路接点10Aには第2スイッチ端子26の電位が供給され、回路基板10に搭載されたICなどの制御回路が、スイッチ入力があったことを認識し、対応する処理を実施する。
従って、回転ベゼル3の回転がスイッチング動作として回路基板10に伝えることが可能となり、入力操作に応じた時計動作を実現する事ができる。
リューズ2と回転ベゼル3の入力手段としての使用方法としては、リューズ2は、通常の時計同様に、時刻修正やカレンダー修正に使用し、回転ベゼル3では、世界時計の都市選択による時差設定に使用しても良い。
あるいは、回転ベゼル3では、機能モード選択を行い、リューズ2は、機能モードでの各種修正や操作に使用しても良い。
図8は、ソーラーセル13、導光リング14、巻真19、第3伝達車23の関係を示した斜視図である。図2などで示される通り、本実施例では、テープ(帯)形状のソーラーセル13を、導光リング14にて円周状に保持する。
図8に示すように、導光リング14への保持されたソーラーセル13の両端の間に、第3伝達車23を配置し、前述のように第3伝達車23の中空の穴23Aに巻真19が挿通される構造を採用しているので、ソーラーセル13上に切り欠きや穴を開ける必要が無い。そのため、ソーラーセル13の作成が簡略化でき、強度も向上できる。
以上の如く、本実施形態の構造を用いることにより、巻真19の周りに操作機構の作動部品を集中させることで、巻真19の配置箇所以外に外装ケースを貫通する操作部材を配置する必要が無く、ソーラーセル13の方形形状を保ったまま機能を追加できる。
また、ソーラーセル13に切り欠きや穴を設置する必要がないので、十分な発電面積や部品強度を確保できる。
ソーラーセル13は、通常大判シートに積層されたアモルファス太陽電池を切り出すことで作成されるが、本実施例のソーラーセル13は単純な長方形形状なので、上記大判シートからの切り出しも容易となる。また、単純な長方形形状のため、無駄になる部分が無く、取り個数に関しても有利である。
これにより、ソーラーセル13のコストの削減も可能となる。
なお、第1実施形態において、第3伝達車23を貫通するのは、リューズ2に取り付けられた巻真19であったが、もちろんプッシュボタンの軸であっても良い。外部操作部材(リューズ、プッシュボタン)に取り付けられた、ケースを貫通する軸ならば、何にでも適用可能である。
[第2実施形態]
次に、本発明における第2実施形態について説明する。
図9は、第2実施形態における電子腕時計101を示した正面図である。第1実施形態では、リューズ2と回転ベゼル3は独立し操作部材を有していたが、本実施形態は、リューズ2を廃止し、回転ベゼル3を唯一の操作部材とする構成とした。このことにより、本実施形態ではリューズがない構造をすることができ、意匠性を高めることができる。
図10は、図9のA−A線における腕時計101の断面図である。131は第1実施形態におけるソーラーセル13と同様の機能を果たすソーラーセルである。181は第1実施形態の伝達リング18の同様の構造を持つ伝達リングである。151は第1実施形態における上中枠15と同様の機能をはたすとともに、風防4側の表面に時刻表示用の目盛りを印字してある見切りリングである。161は第1実施形態における下中枠16と同様の機能をはたす中枠である。見切りリング151と伝達リング181は光透過部材で成形されており、光を透過する。141は前記透過された光をソーラーセル131に導光するための導光リングであり、第1実施形態における導光リング14と同様の機能を果たす。
231は第1実施形態における第3伝達車23と同様に伝達リング181と噛み合う第3伝達車である。第3伝達車231は、第1実施形態と同様第1スイッチ車20が嵌る円柱部191を有するが、第2実施形態では巻真19が無いため、中空円筒にする必要が無い。実質、円柱部191を巻真19と同様に使用可能なため、第1実施形態における巻真19に関わるスイッチ構造をそのまま採用し、第1実施形態における第3伝達車23に関わるスイッチ構造、具体的には、第2スイッチ車24、第2スイッチレバー25、スイッチ端子26は廃止している。なお、以降、上記円柱部191を巻真191と呼ぶ。
巻真191と第3伝達車231は巻真191端部191Aで嵌合ており、第3伝達車231が回転した場合、巻真191も回転する。なお、巻真191と第3伝達車231は一体構成でも良い。本実施形態でも、第1実施形態と同様な電子スイッチ式の裏周り構造をとり、巻真191の先端には第1スイッチ車20が嵌合される。
第1実施形態において巻真19と第3伝達車23はソーラーセル13の両端の間に位置し、ソーラーセル13の円周を越え外周側に配置されるのに対し(図8)、第2の実施形態では巻真191と第3伝達車231はソーラーセル131の円周内部に配置される。
第3伝達車231は巻真191によって軸方向に回動できるよう固定されており、伝達リング181と噛み合う。伝達リング181は、第一実施例と同様に第2伝達車に噛み合う。なお、噛み合いのための歯等の図示は省略している。また、図9〜13の図中で、図1〜8と同じ付番のものは構造と動作が同じであるため、ここでは説明を省略する。
次に、回転ベゼル3を操作した時の動作について説明する。
図11は使用者が回転ベゼル3を操作した時の作動機構と作動部品を示した図であり、図12は図11における巻真191周辺を示した拡大図である。第1実施形態と同様に、回転ベゼル3が矢印Aの方向に回されたとき第1伝達車7と第2伝達車17は矢印Bの方向に回転する。第2伝達車17の回転により伝達リング181は矢印Cの方向へ回転し、第3伝達車231は伝達リング181と噛み合っているので、矢印Dの方向に回転する。巻真191は第3伝達車231と嵌合されているので、矢印Dの方向へ回転し、第1スイッチ車20も矢印Dの方向に回転する。
回転した第1スイッチ車20は第2スイッチレバー21を矢印Eの方向に押し、第1スイッチレバー21に固定されている第1スイッチ端子22が回路接点10Aに接触し、電気的な導通がとれる。これにより、回路接点10Aには第1スイッチ端子22の電位が供給され、回路基板10に搭載されたICなどの制御回路が、スイッチ入力があったことを認識し、対応する処理を実施する。
このことにより、回転ベゼル3の回転操作情報を回路基板10に伝えることが可能となり、巻真191を通すための貫通孔をケース、中枠、ソーラーセルに設けることなく、リューズ2を使用せずに、使用者の入力操作に応じた時計動作を実現する事ができる。
さらに、第2の実施形態ではソーラーセル131に関し、以下の様な構造的利点をもつことができる。
図13は、前記ソーラーセル131の構造的利点を説明するために、ソーラーセル131と第1伝達車7と第2伝達車17、第3伝達車231、巻真191の位置関係を示した図である。131Aはソーラーセル端部を示している。このように第2の実施形態では、ソーラーセルの191の円周内部に巻真191、第3伝達車231が位置するので、第1実施形態のごとく巻真19と第3伝達車23を挟むようにソーラーセル13の両端を配置して、巻真19がケース1からムーブメント9に貫通するスペースを用意する必要がなく、ソーラーセル端部131Aにおいて重ね合わせることができる。従って、 ムーブメント9の大きさが異なる時計で、ソーラーセル131を配置する円周長の違いがあったとしても、ソーラーセルの余分長を重ね合わせることでソーラーセルを共通で使用することができ、部品の種類数やコストの削減が可能となる。
以上に述べたとおり、第2実施形態は、以下の利点を有する。
(1)操作部材としてのリューズが必要無いので、すっきりしたデザインが可能であり、時計の意匠性を向上できる。
(2)ソーラーセル131を貫通させるべき操作部材が無いので、ムーブメント9外周におけるソーラーセル131の配置領域が増えるので、発電面積が増大する。
(3)ソーラーセル131を貫通させるべき操作部材が無いことで、ソーラーセル131の余分長を重ね合わせることが可能であり、複数径のムーブメントに対し、同一長のソーラーセル131を使用可能となり、部品点数やコストの削減につながる。
操作方法としては、例えば、ムーブメント9内に傾斜スイッチなどの確定スイッチを配置し、回転ベゼル3で機能モード選択を行い、確定スイッチ入力後は各機能の操作を
回転ベゼル3で行うようにしても良い。
[第2実施形態の変形例]
図14は、第2の本実施形態の変形例を示しており、図9におけるA−A線の断面図である。本変形例は、第2実施形態の伝達リング181を時計の裏面(裏蓋側)に配置した変形例である。
182は図10の伝達リング181の変形である。図10との大きな相違は、伝達リング182を時刻表示面の反対側(矢印B方向)に配置し、第2伝達車17と第3伝達車231の噛み合う位置を、時刻表示面の反対側(矢印B方向)としたことである。
152は見切りリング151の変形であり、上述の上中枠と同様の機能を果たすため、上中枠と呼称する。162は下中枠161の変形である。上中枠152と下中枠162は、伝達リング182を間に挟み、保持する構造となっている。192は巻真191の変形である。なお、導光リング、ソーラーセルに関しては、後述する理由により図示をしていない。
図14において300はムーブメント9外縁部の空間を示している。第2実施形態の図10において、伝達リング181は第2伝達車17、第3伝達車231の時刻表示側(矢印A方向)で噛み合う配置であるが、図14において、伝達リング182は時刻表示の反対側(矢印B方向)にしたことにより、図10において必要だった伝達リング181を保持するための見返しリング151を上中枠152近くに設置する必要がない。それにより、上中枠152をケース1内胴の外周方向に配置することが可能となり、空間300が確保できる。
この空間300にソーラーセル、導光リングを自由配置できるため、導光に最も適した位置や形状を選択する事が可能になり、意匠性を高めることができる。また、情報を受信・送信するためのアンテナや、装飾部品等を配置するなど、電子腕時計の機能の向上や意匠性を高めることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明におけるもう一つの応用実例である第3の実施形態について説明する。図15は、第3の実施形態における電子腕時計103の断面図である。なお、電子腕時計103の正面図は第1実施形態の図1と同様なので図示を省略している。また、図15の断面図は、図1におけるA−A線上の位置に相当する。
173は第1実施形態における第2伝達車17と同様に、第1伝達車7に嵌合して同軸で回転する第2伝達車である。153は第1実施形態における上中枠15と同様の上中枠であり、163は第1実施形態における下中枠16と同様の下中枠であり、それぞれ、第1実施形態と同様な形状で同じ役割を持っている。
図10の第2実施形態との大きな相違は、伝達リング18を除去し、その代わりに第2伝達車173の回転により直接駆動される27〜29の構造部品を追加した事である。構造部品27〜29の構成と動作については後述する。
30はアースバネであり、ムーブメント9に固定され、回路基板10と裏蓋5の電気的導
通をとる金属部品である。
第1の実施形態では回転ベゼル3の回転操作を、第1伝達車7、第2伝達車17、伝達リング18、第3伝達車23、第2スイッチレバー25、回路基板10の経路で、モジュール9に伝達していた。第3の実施形態では、伝達リング18を使用せずに以下の構造を用いて第2伝達車173の回転を回路基板10まで操作情報を伝える。
図16(a)は図15における第2伝達車173の回転を検知する構成の拡大図であり、図16(b)は時刻表示の反対側(矢印Bの方向)から見たときの第2伝達車173の回転を検知する構成の正面図である。
27は第3スイッチ端子であって金属等の導電性部材で構成され、バネ性を有している。第3スイッチ端子27には、回路10に接触する第1の接触部位27Aと、裏蓋5と接触する2本の第2の接触部位27Bを持つ。28は第3スイッチ端子27の台座となるスイッチ端子支持台であり、前記スイッチ端子支持台28の円周部28Aが、第2伝達車172と噛み合っている。なお、歯車の噛合を構成する歯は図示を省略している。29は固定ピンであり、第3スイッチ端子27とスイッチ端子支持台28を軸方向に固定している。回路基板10の表層には、接点端子10Bが配置される。
接点端子10Bは固定ピン29を中心に円周上に複数配置され、第2伝達車173の回転に伴いスイッチ端子支持台28が回転することで第3スイッチ端子27が回転し、第3スイッチ端子27の第1の接触部位である27Aが導通する接点端子10Bの位置が変わるため、回路基板10における電気回路の動作状態が変化し、回転ベゼル3による操作を検出する事ができる。
第3スイッチ端子27は、第2の接触部位27Bが裏蓋5と接触している。裏蓋5にはムーブメント9から出ている、不図示の電源(電池)の高電位(VDD)側と電気的に接続されたアースバネ30が接触している。従って、第3スイッチ端子27は、VDD電位となっている。
一方、接点端子10Bは、電源(電池)の低電位(VSS)側に高抵抗を介してプルダウンされている。
第3スイッチ端子27の第1の接触部位27Aと、回路基板10上の複数ある接点端子10Bの接触箇所が切り替わることで、回路基板10に搭載されたICなどの制御回路が、スイッチ入力があったことを認識し、対応する処理を実施する。
次に、回転ベゼル3を操作した時の動作について説明する。
図17は使用者が回転ベゼル3を操作した時の作動機構と作動部品を示した図である。回転ベゼル3が矢印Aの方向に回された時、回転ベゼル3に噛み合っている第1伝達車7は矢印Bの方向に回転する。第1伝達車7の回転は、第1伝達車7に嵌合する第2伝達車173に伝わる。第2伝達車173とスイッチ端子支持台28は噛み合っているので、スイッチ端子支持台28は矢印Cの方向へ回転する。スイッチ端子支持台28に固定された第3スイッチ端子27が矢印Cの方向に回転し、回路基板10上の端子10Bとの第1の接触部位27Aが変わることで、回転ベゼル3の回転が伝わる。
本実施形態では、以下のような利点がある。
(1)第1伝達車7付近に作動部品をコンパクトに配置できるので、巻真19近傍の構造を簡略化できる。
(2)伝達リングを使用しないので大型部品が無く、時計の小型化が可能となる。
(3)各種制約の多い時計視認側(風防側)に比べ、比較的制約の少ない裏蓋側にスイッチ機構を配置できるため、設計自由度が上がり、また、時計の見栄えにも影響を与えない
操作方法としては、第1実施形態と同様、回転ベゼル3で機能モード選択を行い、リューズ2で各種操作や修正を行うようにしても良い。
なお、本実施形態では、裏蓋5を通して電気的導通をとるために、第3スイッチ端子27の第2の接触部位27Bを使用したが、固定ピン29に金属等の導電性部材を用い、回路基板10のVDDパターンを固定ピン29まで延長するか、または、VDDパターンと接触する導通部材で接続することで同様な効果が得てもよい。
また、本発明では第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態において機械的スイッチ機構を用いたが、これらを回転検出できる電子デバイスに置き換えても同様の効果が得られる。具体的には、第1実施形態における第2スイッチ車24、第2スイッチレバー25、第2スイッチ端子26の代わりにエンコーダーを配置し第3伝達車23の回転を検出する構造が考えられ、同様に、第2実施形態における第1スイッチ車20、第1スイッチレバー21、第1スイッチ端子22の代わりにエンコーダーを配置し、巻真191の回転を検出する構造であってもよい。第3実施形態では、第3スイッチ端子28の回転を、エンコーダーを配置し検出する方法であってもよい。
1 ケース、2 リューズ、3 回転ベゼル、7 第1伝達車、10 回路、13 ソーラーセル、14 導光リング、15 上中枠、 16 下中枠、17 第2伝達車、18
伝達リング、19 巻真、20 第1スイッチ車、21 第1スイッチレバー、22 第1スイッチ端子、23 第3伝達車、24 第2スイッチ車、25 第2スイッチレバー、26 第2スイッチ端子、27 第3スイッチ端子、28 スイッチ端子支持台、29 固定ピン

Claims (8)

  1. 外装ケースの外周に設けられた回転ベゼルと、
    該回転ベゼルと噛み合う伝達車と、
    前記外装ケースの内側に設けられ、該伝達車によって操作されるスイッチ操作部材と、
    該スイッチ操作部材により操作されるスイッチ機構と、
    を有することを特徴とする電子時計。
  2. 前記外装ケースの内側に設けられ、前記伝達車と噛み合う伝達部材を有し、
    該伝達部材により前記スイッチ操作部材が操作される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記外装ケースの内側で円周状に巻かれた帯状のシート部材が、
    該シート部材の両端が離間された状態で配置され、
    該両端間に前記スイッチ操作部材が配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記スイッチ操作部材が、貫通穴を有する中空構造であり、
    外部操作部材に取り付けられた前記外装ケースを貫通する軸が、前記貫通穴を挿通する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
  5. 前記外装ケースの内側で円周状に巻かれた帯状のシート部材を有し、
    前記スイッチ操作部材が前記シート部材の内周に配置される
    ことを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1つに記載の電子時計。
  6. 前記シート部材の両端が接しているか、
    前記シート部材の両端近傍が側面視で重なって配置される
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子時計。
  7. 前記スイッチ操作部材が、前記外装ケース内周の裏蓋側に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  8. 前記外装ケースの内側で円周状に巻かれた帯状のシート部材を有し、
    側面視で、前記シート部材が前記スイッチ操作部材より風防側に配置される
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子時計。
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