JP6469473B2 - ソーラ駆動ユニット、ソーラムーブメント、及び時計 - Google Patents

ソーラ駆動ユニット、ソーラムーブメント、及び時計 Download PDF

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本発明は、ソーラ駆動ユニット、ソーラムーブメント、及び時計に関する。
光エネルギーによって充電可能なソーラ電子時計が知られている。このような時計は、ソーラパネルと、二次電池とを備える。二次電池は、ソーラパネルからの電力によって充電され、時計の駆動源に電力を供給する。
ここで、ソーラパネルと二次電池とを備えるとともに、前記二次電池に代えて一次電池を搭載可能な時計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この時計では、二次電池に代えて一次電池が搭載されたとき、一次電池が前記駆動源に電力を供給する。
ところで、ソーラパネルに対応するソーラムーブメントは、二次電池に加えて、ソーラパネルと二次電池とを電気的に接続する接続部や、二次電池の充電を制御する充電回路部などを備える必要がある。一般に、ソーラムーブメントは、一次電池に対応する一次電池ムーブメントとは別に、専用のムーブメントとして設計・製造される。このため、複数のモデルにおいて類似のデザインが採用される場合であっても、ソーラパネルの有無によって、複数種類のムーブメントを準備する必要がある。
特開2013−68493号公報
しかしながら、一次電池ムーブメントと、ソーラムーブメントとを別々に設計・製造する場合には、製造工程が多様化し、部品点数も増大する。このため、ムーブメントや時計の生産性の向上を図るという点で改善の余地がある。
本発明は、上記事情を鑑みたものであって、生産性の向上を図ることができるソーラ駆動ユニット、ソーラムーブメント、及び時計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のソーラ駆動ユニットは、ソーラパネルを含む第1ユニットと、ムーブメントの電池収容部に収容されて前記ムーブメントの端子に接続可能な第2ユニットと、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方に設けられた二次電池と、前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方に設けられ、前記ソーラパネルからの電力で前記二次電池を充電可能な充電回路部と、前記第1ユニットと前記第2ユニットとを接続する接続部と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、一次電池に対応したムーブメントに対して本ソーラ駆動ユニットを取り付けることで、前記ムーブメントをソーラムーブメントとして機能させることができる。このため、複数のモデルにおいてベースとなるムーブメントを共通化することができる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性を向上させることができる。
また、上記構成によれば、ベースとなる複数種類のムーブメントに対して、相対的に少数(例えば1種類)のソーラ駆動ユニットを準備することで、複数種類のソーラムーブメントを提供することができる。すなわち、ベースとなる複数種類のムーブメントに対して、ソーラ駆動ユニットを共通化することができる。これにより、ソーラ駆動ユニット自体の生産性も向上させることができる。
また、前記接続部は、前記ムーブメントの外部を通って前記第1ユニットと前記第2ユニットとを接続することを特徴としている。
この構成によれば、前記第1ユニットと前記第2ユニットとが前記ムーブメントの外部で接続されるため、ベースとなるムーブメントに対してソーラ駆動ユニットを容易に取り付けることができる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性をさらに向上させることができる。
また、前記接続部は、少なくとも一部に可撓性を有した配線基板であることを特徴としている。
この構成によれば、ベースとなるムーブメントにソーラ駆動ユニットを取り付ける際に、前記第1ユニットに対する前記第2のユニットの位置や姿勢を変えることができる。このため、ベースとなるムーブメントに対してソーラ駆動ユニットをさらに取り付けやすくすることができる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性をさらに向上させることができる。
また、第1ユニットは、ベースとなるムーブメントに対して係脱可能なフック部を有することを特徴としている。
この構成によれば、ベースとなるムーブメントに対して前記第1ユニットを簡単な動作で取り付けることができる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性をさらに向上させることができる。
また、前記第1ユニットは、前記ソーラパネルに電気的に接続されて前記ソーラパネルと前記ムーブメントとの間に配置可能な回路基板と、前記ソーラパネルと前記回路基板とを一体に保持した保持部とを有することを特徴としている。
この構成によれば、ソーラパネルと回路基板とを、一つのユニットとして一体に取り扱うことができる。これにより、ベースとなるムーブメントに対して前記第1ユニットがさらに取り付けやすくなる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性をさらに向上させることができる。
また、前記第1ユニットは、指針軸が通される筒部を有し、前記保持部は、前記ソーラパネル、前記回路基板、及び前記筒部を一体に保持したことを特徴としている。
この構成によれば、ソーラパネル及び回路基板に加え、指針軸が通される筒部も、一つのユニットとして一体に取り扱うことができる。これにより、ベースとなるムーブメントに対して前記第1ユニットがさらに容易に取り付けやすくなる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性をさらに向上させることができる。
また、一つの形態では、前記二次電池は、前記第1ユニットに設けられ、前記ソーラパネルと前記ムーブメントとの間に配置可能であることを特徴としている。
この構成によれば、前記第2ユニットに二次電池を設ける場合に比べて、二次電池の平面的な大きさや形状の自由度が大きくなる。
また、別の一つの形態では、前記二次電池は、前記第1ユニットに設けられ、前記ムーブメントの周面部に沿う円弧状に形成されたことを特徴としている。
この構成によれば、ベースとなるムーブメントと文字板との間に二次電池が配置される場合に比べて、ソーラムーブメント及び時計の薄型化を図ることができる。また上記構成によれば、前記第2ユニットに二次電池を設ける場合に比べて、二次電池の大きさや形状の自由度が大きくなる。
また、さらに別の一つの形態では、前記二次電池は、前記第2ユニットに設けられたことを特徴としている。
この構成によれば、ベースとなるムーブメントと文字板との間に二次電池が配置される場合に比べて、ソーラムーブメント及び時計の薄型化を図ることができる。また上記構成によれば、ベースとなるムーブメントと文字板との間に二次電池が配置される場合に比べて、二次電池の厚さの自由度が大きくなる。
また、本発明のソーラムーブメントは、前記ムーブメントと、上述したいくつかのソーラ駆動ユニットのうちのいずれか一つのソーラ駆動ユニットと、を備えることを特徴としている。
また、本発明の時計は、上記のソーラムーブメントを備えることを特徴としている。
これらの構成によれば、生産性の向上を図ることができるソーラムーブメント及び時計を提供することができる。
本発明によれば、複数のモデルにおいてベースとなるムーブメントを共通化することができる。これにより、ムーブメント及び時計の生産性を向上させることができる。
また、本発明によれば、ベースとなる複数種類のムーブメントに対して、ソーラ駆動ユニットを共通化することもできる。これにより、ソーラ駆動ユニット自体の生産性も向上させることができる。
第1の実施形態の時計を示す平面図。 第1の実施形態のソーラムーブメントを示す断面図。 第1の実施形態のソーラムーブメントを一部分解して示す断面図。 第1の実施形態のソーラムーブメントを電池収容部側から見た平面図。 第1の実施形態のソーラ駆動ユニットをソーラパネル側から見た平面図。 第1の実施形態のソーラ駆動ユニットを支持板側から見た平面図。 第2の実施形態のソーラ駆動ユニットを支持板側から見た平面図。 第3の実施形態のソーラムーブメントを示す断面図。 第3の実施形態のソーラ駆動ユニットを示す断面図。 第3の実施形態の第2ユニットの内部を示す平面図。 第4の実施形態のソーラ駆動ユニットを示す断面図。 第5の実施形態のソーラムーブメントを示す断面図。 第5の実施形態のソーラ駆動ユニットを示す断面図。 第5の実施形態のソーラ駆動ユニットの第1ユニットの第2部分の内部を示す平面図。 第6の実施形態のソーラムーブメントを示す断面図。 第6の実施形態のソーラ駆動ユニットの第1ユニットの第2部分の内部を示す平面図。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
また本願では、時計の基板を構成する地板の両側のうち、文字板のある方の側を「裏側」と称する。また、地板の両側のうち、時計のケースの裏蓋のある方の側、すなわち文字板と反対の側を「表側」と称する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の時計1を示す平面図である。図1に示すように、時計1は、ケース2、文字板3、針4、巻真5、りゅうず6、及びソーラムーブメント7を備える。
ケース2は、時計1の外郭を形成する。ケース2は、文字板3、針4、巻真5、及びソーラムーブメント7を収容する。ケース2は、文字板3及び針4を露出させる窓部2aを有する。窓部2aには、ガラスまたはプラスチック製の透明部材8が装着される。ケース2の裏面は、ケース2の内部を露出させる開口部2bを有する。開口部2bには、裏蓋9が取り外し可能に装着される。
文字板3は、時に関する情報を示す目盛り3aを含む。針4は、時を示す時針4a、分を示す分針4b、及び秒を示す秒針4cを含む。
巻真5は、例えば、日付の修正や、時刻表示(時及び分の表示)を修正する際に用いられる部品である。りゅうず6は、ケース2の側方に設けられ、巻真5の一端部に取り付けられる。ユーザーは、りゅうず6を回すことで、巻真5を操作することができる。
次に、ソーラムーブメント7について説明する。
ソーラムーブメント7は、針4を駆動するための複数の歯車及び駆動源を含む。またソーラムーブメント7は、光エネルギーによって発電及び充電可能であるとともに、その発電によって得られた電力で前記駆動源を駆動する。
図2は、本実施形態のソーラムーブメント7を示す断面図である。図3は、本実施形態のソーラムーブメント7を一部分解して示す断面図である。図2及び図3に示すように、ソーラムーブメント7は、ベースムーブメント11と、ソーラ駆動ユニット12とを含む。
まず、ベースムーブメント11について説明する。
ベースムーブメント11は、例えば、一次電池15によって駆動可能な一次電池ムーブメントである。図3に示すように、ベースムーブメント11は、地板20、電池収容部21、第1端子22、第2端子23、駆動源24、輪列25、及び指針軸26を含む。
詳しく述べると、ベースムーブメント11は、第1面部11a、第2面部11b、及び周面部11cを有する。第1面部11aは、時計1の裏蓋9に面する。第2面部11bは、第1面部11aとは反対側に位置する。周面部11cは、ベースムーブメント11の厚さ方向に延びている。周面部11cは、第1面部11aの縁部と第2面部11bの縁部との間を繋ぐ。なお、第1面部11a、第2面部11b、及び周面部11cは、厳密な意味でいう「面」を有する必要はなく、歯車や他の部品の表面による凹凸形状を有してもよい。
地板20は、時計1の基板を形成する。ベースムーブメント11を構成する複数の部品は、地板20を土台として取り付けられる。例えば後述する駆動源24及び輪列25は、地板20に取り付けられ、地板20によって支持される。
電池収容部21は、ベースムーブメント11の第1面部11aに設けられる。電池収容部21は、第1面部11aから第2面部11bに向けて窪んだ凹部である。電池収容部21は、一次電池15よりも一回り大きな直径及び深さを有する。電池収容部21は、図3中に2点鎖線で示すように、一次電池15を収容可能である。電池収容部21は、裏蓋9とは反対側から一次電池15に面する底部21aを有する。
一次電池15は、第1表面15a、第2表面15b、及び周面15cを有する。第1表面15aは、一次電池15が電池収容部21に収容されたとき、時計1の裏蓋9に面する。第2表面15bは、第1表面15aとは反対側に位置する。第2表面15bは、一次電池15が電池収容部21に収容されたとき、電池収容部21の底部21aに面する。周面15cは、第1表面15aの縁部と第2表面15bの縁部との間を繋ぐ。
一次電池15は、第1電極31と、第2電極32とを有する。第1電極31は、一次電池15の第1表面15aと周面15cの一部とに亘って設けられる。第1電極31は、例えばプラス電極である。第2電極32は、一次電池15の第2表面15bに設けられる。第2電極32は、例えばマイナス電極である。
ベースムーブメント11の第1端子22は、電池収容部21において、一次電池15の第1表面15aまたは周面15cに接触可能な位置に設けられる。本実施形態では、第1端子22は、一次電池15の第1表面15aに接触可能な位置に設けられる。第1端子22は、一次電池15の第1電極31に電気的に接続可能である。
より詳しく述べると、図4は、ソーラムーブメント7を電池収容部21側から見た平面図である。なお図4は、一次電池15の代わりに、後述する第2ユニット42が収容された状態を示す。図4に示すように、第1端子22は、ベースムーブメント11に支持された第1端部22aと、この第1端部22aとは反対側に位置した第2端部22bとを有する。ベースムーブメント11は、第1端子22の第2端部22bを係脱可能に支持するフック部35を有する。第1端子22は、フック部35に係合することで一次電池15の第1電極31(または第2ユニット42の第1接続端子71)に対して接する。
一方で、図3に示すように、第2端子23は、電池収容部21において一次電池15の第2表面15bに接触可能な位置に設けられる。第2端子23は、一次電池15の第2電極32に電気的に接続可能である。
上記の第1端子22及び第2端子23は、ベースムーブメント11の駆動源24に電気的に接続されている。第1端子22及び第2端子23は、一次電池15からの電力を駆動源24に供給可能である。
駆動源24は、例えばステッピングモータを含む。駆動源24は、第1端子22及び第2端子23から供給される電力に基づき、輪列25を駆動する。
輪列25は、時針4a、分針4b、及び秒針4cを回転させるための複数の歯車を含む。輪列25に含まれる歯車には、指針軸26の各構成要素が接続される。
指針軸26は、時計1の中央部に設けられる。指針軸26は、ベースムーブメント11の第2面部11bから、ベースムーブメント11の厚さ方向に突出している。
指針軸26は、同軸に配置された複数の筒部及び軸部を含む。これら筒部及び軸部の各々には、時針4a、分針4b、または秒針4cが取り付けられる。これら筒部及び軸部は、駆動源24によって輪列25が駆動されると回転する。これにより、指針軸26に取り付けられた時針4a、分針4b、及び秒針4cがそれぞれ回転する。
次に、ソーラ駆動ユニット12について説明する。
ソーラ駆動ユニット12は、ベースムーブメント11に取り付けられ、ベースムーブメント11をソーラムーブメントとして機能させる部品である。ソーラ駆動ユニット12は、第1ユニット41と、第2ユニット42と、接続部43とを有する。
図2に示すように、第1ユニット41は、ベースムーブメント11の第2面部11bに重ねられる。第1ユニット41の少なくとも一部は、ベースムーブメント11と文字板3との間に挿入される。図3に示すように、第1ユニット41は、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、二次電池54、充電回路部55、及び保持部56を有する。
ソーラパネル51は、文字板3とベースムーブメント11との間に配置される(図2参照)。ソーラパネル51は、平板状に形成される。ソーラパネル51は、文字板3を通過した光(例えば太陽光)によって発電可能である。
図5は、ソーラ駆動ユニット12をソーラパネル51側から見た平面図である。図5に示すように、ソーラパネル51は、時計1の外形に沿う円板状に形成される。ソーラパネル51は、互いに分割された複数のソーラセル51aと、これら複数のソーラセル51aを一体に保持する絶縁性の枠部51bとを含む。複数のソーラセル51aは、それぞれ扇形状に形成されるとともに、指針軸26の周囲に配置される。複数のソーラセル51aは、例えば電気的に直列に接続される。ソーラパネル51の中央部には、後述する案内ブシュ61が通される開口部51cが設けられる。
回路基板52は、図2に示すように、ソーラパネル51とベースムーブメント11との間に配置される。回路基板52は、図3に示すように、平板状に形成され、ソーラパネル51と略平行に配置される。ソーラパネル51と回路基板52との間には、二次電池54と充電回路部55に含まれる部品とを収容するための隙間(空間)Sが設けられる。
電気接続部53は、図3に示すように、ソーラパネル51と回路基板52との間に設けられる。電気接続部53の一例は、金属製のばね(コイルばね)である。電気接続部53は、ソーラパネル51と回路基板52との間に挟まれ、ソーラパネル51と回路基板52とを電気的に接続する。これにより、ソーラパネル51は、電気接続部53を介して、回路基板52に電気的に接続される。これにより、ソーラパネル51が発電した電力は、回路基板52に供給される。
二次電池54は、第1ユニット41及び第2ユニット42の少なくとも一方に設けられる。本実施形態では、二次電池54は、第1ユニット41に設けられる。二次電池54は、例えば扁平な矩形状に形成される。二次電池54は、ソーラパネル51と回路基板52との間の隙間Sに収容される。二次電池54は、回路基板52の表面に取り付けられ、回路基板52に電気的に接続される。
充電回路部55は、第1ユニット41及び第2ユニット42の少なくとも一方に設けられる。本実施形態では、充電回路部55は、第1ユニット41に設けられる。充電回路部55は、例えば、回路基板52に設けられる。充電回路部55は、回路基板52の配線パターンを介して、ソーラパネル51に電気的に接続される。また、充電回路部55は、二次電池54にも電気的に接続される。充電回路部55は、ソーラパネル51からの電力によって二次電池54を充電可能である。
詳しく述べると、充電回路部55は、充電制御IC(充電制御チップ)58と、複数の電気素子59とを含む。充電制御IC58は、二次電池54の充電制御を行う。複数の電気素子59は、コンパレータ59a、ダイオード59b、及び抵抗59cを含む。これら充電制御IC58及び電気素子59は、ソーラパネル51と回路基板52との間の隙間Sに収容される。充電制御IC58及び電気素子59は、ソーラパネル51の厚さ方向で、二次電池54に重ならない位置に配置される。
次に、第1ユニット41の保持部56について説明する。保持部56は、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、二次電池54、及び充電回路部55を一体に保持する。すなわち、保持部56によって、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、二次電池54、及び充電回路部55が、ベースムーブメント11に対して一体に取り付け及び取り外し可能になる。詳しく述べると、保持部56は、案内ブシュ61、ユニット枠62、及び支持板63を有する。
案内ブシュ61は、第1ユニット41の中央部に設けられる。案内ブシュ61は、筒状に形成される。案内ブシュ61は、「筒部」の一例である。案内ブシュ61は、第1ユニット41の厚さ方向に、第1ユニット41を貫通している。案内ブシュ61は、ソーラパネル51の中央部の開口部51cに通される。これにより、ソーラパネル51は、案内ブシュ61の外周面に嵌合する。これにより、ソーラパネル51の位置決めが行われるとともに、ソーラパネル51の中央部が固定される。
図2に示すように、案内ブシュ61の内側には、ベースムーブメント11の指針軸26が通される。これにより、指針軸26は、第1ユニット41を貫通し、文字板3の裏側まで突出する。
ユニット枠62は、図3及び図5に示すように、ソーラパネル51の周縁部に沿う円環状に形成される。ユニット枠62は、ソーラパネル51の周縁部を固定する。詳しく述べると、ユニット枠62は、固定部62a、支持部62b、押さえ部62c、及びフック部62dを有する。
固定部62aは、図5に示すように、ユニット枠62の周縁部に設けられる。固定部62aは、ユニット枠62に設けられた突起である。ソーラパネル51の周縁部は、固定部62aに係合する凹部51dを有する。ソーラパネル51の凹部51dが固定部62aに係合することで、ソーラパネル51の周方向の位置が固定される。
支持部62bは、図3に示すように、ソーラパネル51と回路基板52との間(または、ソーラパネル51と支持板63との間)に位置する。支持部62bは、回路基板52から所定距離だけ離れた位置にソーラパネル51を支持する。これにより、ソーラパネル51と回路基板52との間に上記隙間Sが形成される。
押さえ部62cは、図3に示すように、支持部62bとは反対側からソーラパネル51の周縁部を押さえる。押さえ部62cは、電気接続部53の近傍に配置される。押さえ部62cは、ソーラパネル51を電気接続部53に向けて押さえる。これにより、電気接続部53に対してソーラパネル51が浮き上がりにくくなる。これにより、ソーラパネル51、電気接続部53、及び回路基板52の電気的な接続が確実に維持される。
フック部62dは、図5に示すように、ユニット枠62の周縁部において、複数個所に設けられる。フック部62dは、図2に示すように、ユニット枠62からベースムーブメント11に向けて突出している。フック部62dの先端部は、ベースムーブメント11の周面部11cに面する。なお、フック部62dの数は、1つでもよい。フック部62dは、「第1掛かり部」の一例である。
ここで、ベースムーブメント11の周面部11cは、ベースムーブメント11の外周側に突出した突起65を有する。突起65は、「第2掛かり部」の一例である。
ユニット枠62のフック部62dは、ベースムーブメント11の突起65に係脱可能に掛かる。これにより、第1ユニット41は、ベースムーブメント11に取り外し可能に固定される。なお、「第1掛かり部」及び「第2掛かり部」は、上記例に限定されない。例えば、第1掛かり部は、ユニット枠62に設けられた突起でもよい。第2掛かり部は、ベースムーブメント11に設けられ、ユニット枠62の突起に掛かるフック部でもよい。
次に、支持板63について説明する。
図2に示すように、支持板63は、回路基板52とベースムーブメント11との間に配置される。図3に示すように、支持板63は、平板状に形成され、ソーラパネル51及び回路基板52と略平行に配置される。支持板63には、回路基板52が取り付けられる。これにより、支持板63は、回路基板52を支持する。
支持板63は、ユニット枠62の内周面と案内ブシュ61との間に延びている。支持板63は、ユニット枠62と案内ブシュ61とを連結する。これにより、ユニット枠62、案内ブシュ61、及び支持板63が一体になる。
より詳しく述べると、図6は、ソーラ駆動ユニット12を支持板63側から見た平面図である。図6に示すように、支持板63は、ユニット枠62の内周面に沿う円板状に形成される。なお図6では、説明の便宜上、案内ブシュ61の図示を省略している。
ユニット枠62は、複数の案内ピン62eを有する。案内ピン62eは、ユニット枠62から支持板63に向けて突出している。支持板63は、案内ピン62eが通される孔63aを有する。案内ピン62eが孔63aに通されることで、ユニット枠62と支持板63との位置決めが行われる。孔63aに通された案内ピン62eの先端は、熱と圧力が加えられ、支持板63に溶着される(いわゆる熱溶着(熱カシメ)される)。これにより、ユニット枠62と支持板63とが固定される。なお、ユニット枠62と支持板63との固定方法は、上記例に限定されるものではない。
次に、第2ユニット42について説明する。
図2に示すように、第2ユニット42は、第1ユニット41とは反対側からベースムーブメント11に面する。第2ユニット42は、ベースムーブメント11の電池収容部21に収容される。第2ユニット42は、電池収容部21において、ベースムーブメント11の第1端子22及び第2端子23に接続される。
詳しく述べると、第2ユニット42は、電池収容部21よりも小さな外形を有する。第2ユニット42は、例えば一次電池15と略同じ外形を有する。すなわち、第2ユニット42は、電池収容部21の内部に収まり、電池収容部21の外部に突出しない。
図3に示すように、第2ユニット42は、ユニットベース70、第1接続端子71、第2接続端子72、第1電気接続部73、及び第2電気接続部74を有する。
ユニットベース70は、一次電池15と略同じ外形を有する。ユニットベース70は、一次電池15と同様に、第1表面70a、第2表面70b、及び周面70cを有する。図2に示すように、第1表面70aは、第2ユニット42が電池収容部21に収容されたとき、時計1の裏蓋9に面する。第2表面70bは、第1表面70aとは反対側に位置する。第2表面70bは、第2ユニット42が電池収容部21に収容されたとき、電池収容部21の底部21aに面する。周面70cは、第1表面70aの縁部と第2表面70bの縁部との間を繋ぐ。
第1接続端子71は、ユニットベース70の第1表面70aと周面70cの一部とに亘って設けられる。第1接続端子71は、例えばプラス側の接続端子である。第1接続端子71には、後述する接続部43を介して、第1ユニット41からプラス極の電位が供給される。
一方で、第2接続端子72は、ユニットベース70の第2表面70bに設けられる。第2接続端子72は、例えばマイナス側の接続端子である。第2接続端子72には、後述する接続部43を介して、第1ユニット41からマイナス極の電位が供給される。
第2ユニット42の第1接続端子71は、電池収容部21において、ベースムーブメント11の第1端子22に接する。これにより、第2ユニット42の第1接続端子71は、ベースムーブメント11の第1端子22に電気的に接続される。
同様に、第2ユニット42の第2接続端子72は、電池収容部21において、ベースムーブメント11の第2端子23に接する。これにより、第2ユニット42の第2接続端子72は、ベースムーブメント11の第2端子23に電気的に接続される。
これにより、ソーラ駆動ユニット12からベースムーブメント11に電力が供給可能になる。
第1電気接続部73は、例えば金属製の接続ピンである。第1電気接続部73は、ユニットベース70の第1内部導体と第1接続端子71とを電気的に接続する。第1内部導体は、後述する接続部43の第1配線81に電気的に接続される。
第2電気接続部74は、例えば金属製のばねである。第2電気接続部74は、ユニットベース70の第2内部導体と第2接続端子72とを電気的に接続する。第2内部導体は、後述する接続部43の第2配線82に電気的に接続される。
次に、接続部43について詳しく説明する。
接続部43は、第1ユニット41と第2ユニット42との間に設けられ、第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する。接続部43は、第1ユニット41と第2ユニット42とを電気的に接続する。本実施形態では、接続部43によって、第1ユニット41と第2ユニット42とが一体になっている。
図2及び図5に示すように、接続部43は、第1ユニット41の回路基板52に接続される。接続部43の少なくとも一部は、配線基板で形成される。接続部43は、絶縁性のベース80と、このベース80に設けられた第1配線81及び第2配線82とを含む。
ベース80は、第1配線81と第2配線82との間を電気的に絶縁するとともに、第1配線81及び第2配線82の表裏を覆う。ベース80は、第1配線81及び第2配線82を保護する。
第1配線81及び第2配線82は、互いに略平行に配置され、第1ユニット41から第2ユニット42まで延びている。第1配線81及び第2配線82は、例えば充電回路部55に電気的に接続される。
第1配線81の一端部は、例えば第1ユニット41のプラス出力端子に接続される。第1配線81の他端部は、第2ユニット42の第1接続端子71に電気的に接続される。
一方で、第2配線82の一端部は、例えば第1ユニット41のマイナス出力端子に接続される。第2配線82の他端部は、第2ユニット42の第2接続端子72に電気的に接続される。
これにより、第1ユニット41で発電された電力は、接続部43を介して第2ユニット42に供給可能である。
図2及び図3に示すように、接続部43は、少なくとも一部に可撓性を有する。接続部43は、例えば可撓性を有したフレキシブル配線基板によって形成される。このため、第2ユニット42は、第1ユニット41に対して、その位置や姿勢を比較的自由に変えることができる。例えば、第2ユニット42は、第1ユニット41に対して略平行な第1姿勢と、この第1姿勢に比べて第1ユニット41から離れるとともに第1ユニット41に対して傾いた第2姿勢との間で移動可能である。
図2に示すように、接続部43は、ベースムーブメント11の外部を通って、第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する。詳しく述べると、接続部43は、電池収容部21からベースムーブメント11の周面部11cに向けて延びている(図4参照)。そして接続部43は、ベースムーブメント11を迂回するようにベースムーブメント11の外周側を通って、第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する。すなわち、接続部43は、ベースムーブメント11を跨ぐようにしてベースムーブメント11の表側から裏側に延びている。接続部43の一部は、ベースムーブメント11の周面部11cに対して外側から面する。これにより、接続部43は、ベースムーブメント11の内部を通ることなく、ベースムーブメント11の第2面部11b側まで延びている。
次に、ソーラ駆動ユニット12の取り付け方法の一例について説明する。
ベースムーブメント11にソーラ駆動ユニット12を取り付ける場合、まず、第1ユニット41をベースムーブメント11に取り付ける。具体的には、第1ユニット41をベースムーブメント11の第2面部11bに重ねるとともに、第1ユニット41のフック部62dをベースムーブメント11の周面部11cの突起65に係合させる。これにより、第1ユニット41がベースムーブメント11に固定される。
次に、ベースムーブメント11を迂回するようにして、第2ユニット42をベースムーブメント11の第1面部11a側に移動させる。そして、第2ユニット42をベースムーブメント11の電池収容部21に収容する。これにより、ベースムーブメント11にソーラ駆動ユニット12を取り付けることができる。
以上のような構成によれば、生産性の向上を図ることができるソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1を提供することができる。
すなわち、本実施形態のソーラ駆動ユニット12は、ソーラパネル51を含む第1ユニット41と、ベースムーブメント11の電池収容部21に収容されてベースムーブメント11の端子22,23に接続可能な第2ユニット42と、第2ユニット42に設けられた二次電池54と、第2ユニット42に設けられ、ソーラパネル51からの電力で二次電池54を充電可能な充電回路部55と、第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する接続部43と、を備える。
この構成によれば、一次電池に対応したベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12を取り付けることで、ベースムーブメント11をソーラムーブメント7として機能させることができる。このため、一次電池に対応したモデルとソーラパネルに対応したモデルとで、ベースとなるムーブメント11を共通化することができる。これにより、例えば製造工程の共通化や部品点数の削減を通じて、ベースムーブメント11、ソーラムーブメント7、及び時計1の生産性を向上させることができる。
また本実施形態の構成によれば、ベースムーブメント11自体の改造が不要である。このため、既存の一次電池ムーブメントをベースにして、ソーラムーブメント7を得ることができる。このため、ソーラムーブメントを新規に設計する場合に比べて、ソーラムーブメント7の開発コストを削減することができる。また、部品の共通化を通じて、部品コストの低減も図ることができる。
また、上記構成によれば、複数種類のベースムーブメント11に対して、相対的に少数(例えば1種類)のソーラ駆動ユニット12を準備することで、複数の種類のソーラムーブメント7を提供することもできる。すなわち、複数種類のベースムーブメント11に対して、ソーラ駆動ユニット12を共通化することができる。これにより、例えば製造工程の共通化や部品点数の削減を通じて、ソーラ駆動ユニット12自体の生産性も向上させることができる。
本実施形態では、接続部43は、ベースムーブメント11の外部を通って第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する。
この構成によれば、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12が取り付けやすくなる。すなわち、ベースムーブメント11に設けられた貫通孔に接続部43を通すような煩雑な作業を行う必要がなくなる。これにより、ソーラムーブメント7の組立作業を単純化することができる。
また、ベースムーブメント11の内部を通って第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する必要がなくなると、ベースムーブメント11やソーラ駆動ユニット12の構造を単純化することができる。
本実施形態では、接続部43は、少なくとも一部に可撓性を有した配線基板である。
この構成によれば、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12を取り付ける際に、第1ユニット41に対する第2ユニット42の姿勢を変えることができる。このため、ベースムーブメント11に第1ユニット41の取り付ける際に、その作業の邪魔になりにくい位置に第2ユニット42をよけておくことができる。このため、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12がさらに取り付けやすくなる。
また、上記構成によれば、ベースムーブメント11の表裏にソーラ駆動ユニット12の第1ユニット41と第2ユニット42とが分かれる場合でも、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12が取り付けやすくなる。すなわち、接続部43の少なくとも一部が可撓性を有すると、ベースムーブメント11に対する第1ユニット41の取り付け作業と、ベースムーブメント11に対する第2ユニット42の取り付け作業とを分けて行うことができる。このため、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12がさらに取り付けやすくなる。
また、電池収容部21の位置は、ベースムーブメント11の種類によって異なる場合がある。このような場合でも、接続部43の少なくとも一部が可撓性を有すると、種々の位置にある電池収容部21に対して第2ユニット42の位置を柔軟に合わせることができる。
本実施形態では、第1ユニット41は、ベースムーブメント11に対して係脱可能なフック部62dを有する。
この構成によれば、ベースムーブメント11に対して第1ユニット41を簡単な動作で取り付けることができる。このため、ベースムーブメント11に対してソーラ駆動ユニット12がさらに取り付けやすくなる。
また、上記構成によれば、ベースムーブメント11に対して第1ユニット41を容易に取り外すこともできる。このため、ベースムーブメント11及びソーラ駆動ユニット12のメンテナンスが行いやすくなる。
本実施形態では、第1ユニット41は、ソーラパネル51に電気的に接続されてソーラパネル51とベースムーブメント11との間に配置可能な回路基板52と、ソーラパネル51と回路基板52とを一体に保持した保持部56とを有する。
この構成によれば、ソーラパネル51と回路基板52とを一つのユニットとして一体に取り扱うことができる。これにより、ベースムーブメント11に対して第1ユニット41がさらに容易に取り付けやすくなる。
本実施形態では、第1ユニット41は、指針軸26が通される案内ブシュ61を有する。保持部56は、ソーラパネル51、回路基板52、及び案内ブシュ61を一体に保持する。
この構成によれば、ソーラパネル51及び回路基板52に加え、案内ブシュ61も一つのユニットとして一体に取り扱うことができる。このため、ベースムーブメント11に対する第1ユニット41の取り付けをさらに容易にすることができる。
本実施形態では、二次電池54は、第1ユニット41に設けられ、ソーラパネル51とベースムーブメント11との間に配置可能である。
この構成によれば、第2ユニット42に二次電池54を設ける場合に比べて、二次電池54の平面的な大きさや形状の自由度が大きくなる。このため、二次電池54の大容量化などを図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1について説明する。本実施形態は、二次電池54の数が第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図7は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12を支持板63側から見た平面図である。図7に示すように、本実施形態の第1ユニット41は、複数の二次電池54を有する。複数の二次電池54は、第1の実施形態と同様に、第1ユニット41に設けられる。
詳しく述べると、複数の二次電池54は、ソーラパネル51と回路基板52との間に配置される。複数の二次電池54は、ソーラパネル51の厚さ方向で、互いに重ならない位置に並べて配置される。充電回路部55は、複数の二次電池54の各々に電気的に接続される。
この構成によれば、二次電池54の数が増えるので、充電容量の大型化を図ることができる。なお、複数の二次電池54がソーラパネル51と回路基板52との間に並べて配置されると、ソーラ駆動ユニット12が厚くなることを避けることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態のソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1について説明する。本実施形態は、二次電池54及び充電回路部55の位置が第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図8は、本実施形態のソーラムーブメント7を示す断面図である。図9は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12の断面図である。図10は、本実施形態の第2ユニット42の内部を示す平面図である。
図8から図10に示すように、本実施形態では、第1ユニット41は、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、及び保持部56を有する。第2ユニット42は、二次電池54及び充電回路部55を有する。また、第2ユニット42は、別の回路基板52を有する。接続部43は、ソーラパネル51からの電力をそのまま第2ユニット42に供給する。充電回路部55は、接続部43を介してソーラパネル51から電力を受け取り、その電力で二次電池54を充電する。
より詳しく述べると、第2ユニット42のユニットベース70の内部には、二次電池54及び充電回路部55の部品58,59を収容する収容部70dが設けられる。二次電池54は、例えばボタン型の二次電池である。第2ユニット42の第1接続端子71は、例えば二次電池54のプラス電極に電気的に接続される。第2接続端子72は、例えば二次電池54のマイナス電極に電気的に接続される。
この構成によれば、第1ユニット41に二次電池54及び充電回路部55の部品58,59を収容する必要がなくなる。このため、第1ユニット41の薄型化を図ることができる。第1ユニット41を薄くすることができると、ソーラムーブメント7の薄型化、及び時計1の薄型化を図ることができる。
また上記構成によれば、二次電池54の厚さに対する制約が小さくなる。このため、二次電池54として種々の二次電池を採用することが可能になる。例えば、二次電池54として、ボタン型二次電池を採用することも可能になる。これにより、ソーラ駆動ユニット12の設計の自由度や部品コストの低減を図ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態のソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1について説明する。本実施形態は、第2ユニット42及び接続部43の構成が第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図11は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12を示す断面図である。図11に示すように、本実施形態では、第1ユニット41は、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、充電回路部55、及び保持部56を有する。二次電池54は、第2ユニット42に設けられる。接続部43は、充電回路部55が出力する電力を第2ユニット42に供給する。
本実施形態では、第2ユニット42は、二次電池54のみによって構成される。二次電池54は、例えばボタン型の二次電池である。本実施形態の二次電池54は、一次電池15と略同じ外形を有する。二次電池54は、第1表面54a、第2表面54b、及び周面54cを有する。第1表面54aは、二次電池54が電池収容部21に収容されたとき、時計1の裏蓋9に面する。第2表面54bは、第1表面54aとは反対側に位置する。第2表面54bは、二次電池54が電池収容部21に収容されたとき、電池収容部21の底部21aに面する。周面54cは、第1表面54aの縁部と第2表面54bの縁部との間を繋ぐ。
本実施形態では、第1接続端子71は、二次電池54の第1表面54aによって形成される。第2接続端子72は、二次電池54の第2表面54bによって形成される。
接続部43は、この接続部43の途中で第1配線81と第2配線82とが分岐する。第1配線81は、二次電池54の第1表面54aに接続される。第2配線82は、二次電池54の第2表面54bに接続される。
この構成によれば、第3の実施形態と同様に、第1ユニット41に二次電池54を収容する必要がなくなる。このため、第1ユニット41の薄型化を図ることができる。第1ユニット41を薄くすることができると、ソーラムーブメント7の薄型化、及び時計1の薄型化を図ることができる。
また上記構成によれば、二次電池54の厚さに対する制約が小さくなる。このため、二次電池54としてボタン型二次電池を使用することができる。例えば、本実施形態では、二次電池54として汎用のボタン型二次電池を使用することができる。これにより、ソーラ駆動ユニット12の部品コストのさらなる低減を図ることができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態のソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1について説明する。本実施形態は、二次電池54の位置及び形状が第1の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図12は、本実施形態のソーラムーブメント7を示す断面図である。図13は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12を示す断面図である。図12及び図13に示すように、本実施形態では、第1ユニット41は、ベースムーブメント11と文字板3との間に配置可能な第1部分91と、ベースムーブメント11の側方に位置する第2部分92とを有する。
詳しく述べると、第1部分91は、平板状に形成され、ベースムーブメント11と文字板3との間に配置される。第1部分91は、時計1の外形に沿う円板状に形成される。第1部分91の外径は、ベースムーブメント11の外径よりも大きい。第1部分91は、ソーラパネル51、回路基板52、電気接続部53、充電回路部55、及び保持部56を有する。
第2部分92は、第1部分91の周端部からソーラパネル51の厚さ方向に突出する。第2部分92は、文字板3とは反対側に突出する。第2部分92は、ベースムーブメント11の側方に位置する。第2部分92は、ベースムーブメント11の周面部11cに面する。すなわち、第2部分92は、文字板3の表面と略平行な方向において、ベースムーブメント11に並ぶ。第2部分92は、例えば、ベースムーブメント11の周面部11cを囲う円環状に形成される。
図14は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12の第1ユニット41の第2部分92の内部を示す平面図である。図14に示すように、第2部分92は、別の回路基板95と、二次電池54とを有する。回路基板95及び二次電池54は、ベースムーブメント11の周面部11cに沿う円弧状に形成される。このような二次電池54によれば、充電容量の大型化を図ることができる。二次電池54は、例えばベースムーブメント11の周面部11cの半周以上に亘る円弧状に形成される。
図12及び図13に示すように、第1ユニット41の第2部分92は、第2部分92の内周側に突出した突出部92aを有する。突出部92aは、第1部分91とは反対側からベースムーブメント11の一部に面する。
第1部分91及び第2部分92は、第1ユニット41がベースムーブメント11に取り付ける前の状態では、別ピースに分かれている。第1部分91及び第2部分92は、ベースムーブメント11を第1部分91と第2部分92の突出部92aとの間に挟み込むようにして互いに組み合わされる。これにより、第1ユニット41とベースムーブメント11とが固定される。なお、本実施形態の構成によれば、フック部62dは省略可能である。
接続部43は、第1ユニット41の第2部分92に接続される。接続部43は、例えば二次電池54に電気的に接続される。これにより、二次電池54からの電力は、接続部43を介して第2ユニット42に供給可能である。
このような構成によれば、二次電池54の厚さや大きさに関する制約がさらに小さくなる。このため、二次電池54の大容量化を図ることができる。
また、上記構成によれば、ベースムーブメント11と文字板3との間に二次電池54が配置されない。このため、第1ユニット41の薄型化を図ることができる。第1ユニット41を薄くすることができると、ソーラムーブメント7の薄型化、及び時計1の薄型化を図ることができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態のソーラ駆動ユニット12、ソーラムーブメント7、及び時計1について説明する。本実施形態は、充電回路部55の配置が第5の実施形態とは異なる。なお、本実施形態のその他の構成は、第5の実施形態の構成と同様である。そのため、第1及び第5の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図15は、本実施形態のソーラムーブメント7の断面図を示す。図16は、本実施形態のソーラ駆動ユニット12の第1ユニット41の第2部分92の内部を示す平面図である。
図16に示すように、本実施形態では、充電回路部55は、第1ユニット41の第2部分92に設けられる。例えば、充電回路部55は、回路基板95に設けられる。充電回路部55は、ソーラパネル51の厚さ方向において、二次電池54と重ならない位置に設けられる。例えば、充電回路部55は、第1ユニット41の第2部分92の周方向において、ソーラパネル51と異なる位置に設けられる。
このような構成によれば、第5の実施形態と同様に、二次電池54の大型化を図ることができる。このため、二次電池54の大容量化を図ることができる。
また、上記構成によれば、ベースムーブメント11と文字板3との間に二次電池54及び充電回路部55の部品58,59が配置されない。このため、第1ユニット41の薄型化を図ることができる。第1ユニット41を薄くすることができると、ソーラムーブメント7の薄型化、及び時計1の薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術範囲において様々な変形例が考えられる。
上述の実施形態では、接続部43は、ベースムーブメント11の外部を通って第1ユニット41と第2ユニット42とを接続する。これに代えて、接続部43は、ベースムーブメント11の内部を通って第1ユニット41と第2ユニット42とを接続してもよい。
上述の実施形態では、ソーラ駆動ユニット12の第1ユニット41と第2ユニット42とが接続部43を介して予め一体化されている。これに代えて、ソーラ駆動ユニット12は、第1ユニット41と接続部43との間や、第2ユニット42と接続部43との間、接続部43の途中などにメス部とオス部とに分離可能なコネクタ部101を有してもよい。すなわち、ソーラ駆動ユニット12は、コネクタ部101によって複数の部品に分離可能でもよい。なお図3には、接続部43の途中に設けられたコネクタ部101を一例として二点鎖線で図示する。
このようなコネクタ部101が設けられると、例えば、第1ユニット41と第2ユニット42とが互いに分かれた状態で、ベースムーブメント11に対して第1ユニット41及び第2ユニット42の取り付け作業を行うことができる。すなわち、第1ユニット41及び第2ユニット42は、ベースムーブメント11に対して別々に取り付けられた後に、コネクタ部101によって互いに接続されてもよい。
上述の実施形態では、接続部43の少なくとも一部は可撓性を有する。これに代えて、接続部43は、可撓性を有しなくてもよい。例えば上記のようなコネクタ部101を設けることで、可撓性を有しない接続部であっても、ベースムーブメント11の表裏に分かれる第1ユニット41と第2ユニット42とを容易に接続することができる。なお、接続部43は、配線基板に限定されない。接続部43は、ケーブルなどでもよい。
上述の実施形態では、第1ユニット41は、ベースムーブメント11に対して係脱可能なフック部62dを有し、ベースムーブメント11に対して取り外し可能に固定される。これに代えて、第1ユニット41は、ねじのような固定部材または溶着のような固定方法でベースムーブメント11に固定されてもよい。
上述の実施形態では、二次電池54及び充電回路部55は、第1ユニット41及び第2ユニット42のいずれか一方に設けられている。これに代えて、図9中に2点鎖線で示すように、二次電池54及び充電回路部55は、第1ユニット41及び第2ユニット42の両方に設けられてもよい。
その他、上述した第1から第5の実施形態は、適宜、組み合わせて実施可能である。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…時計、7…ソーラムーブメント、11…ベースムーブメント、12…ソーラ駆動ユニット、21…電池収容部、22,23…端子、26…指針軸、41…第1ユニット、42…第2ユニット、43…接続部、51…ソーラパネル、52…回路基板、54…二次電池、55…充電回路部、56…保持部、61…案内ブシュ(筒部)、62d…フック部。

Claims (10)

  1. ソーラパネルを含む第1ユニットと、
    ムーブメントの電池収容部に収容されて前記ムーブメントの端子に接続可能な第2ユニットと、
    前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方に設けられた二次電池と、
    前記第1ユニット及び前記第2ユニットの少なくとも一方に設けられ、前記ソーラパネルからの電力で前記二次電池を充電可能な充電回路部と、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットとを接続する接続部と、
    を備え
    前記接続部は、少なくとも一部に可撓性を有した配線基板であることを特徴とするソーラ駆動ユニット。
  2. 前記接続部は、前記ムーブメントの外部を通って前記第1ユニットと前記第2ユニットとを接続することを特徴とする請求項1に記載のソーラ駆動ユニット。
  3. 前記第1ユニットは、前記ムーブメントに対して係脱可能なフック部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソーラ駆動ユニット。
  4. 前記第1ユニットは、前記ソーラパネルに電気的に接続されて前記ソーラパネルと前記ムーブメントとの間に配置可能な回路基板と、前記ソーラパネルと前記回路基板とを一体に保持した保持部とを有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のソーラ駆動ユニット。
  5. 前記第1ユニットは、指針軸が通される筒部を有し、
    前記保持部は、前記ソーラパネル、前記回路基板、及び前記筒部を一体に保持したことを特徴とする請求項4に記載のソーラ駆動ユニット。
  6. 前記二次電池は、前記第1ユニットに設けられ、前記ソーラパネルと前記ムーブメントとの間に配置可能であることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のソーラ駆動ユニット。
  7. 前記二次電池は、前記第1ユニットに設けられ、前記ムーブメントの周面部に沿う円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のソーラ駆動ユニット。
  8. 前記二次電池は、前記第2ユニットに設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のソーラ駆動ユニット。
  9. 前記ムーブメントと、
    請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のソーラ駆動ユニットと、
    を備えることを特徴とするソーラムーブメント。
  10. 請求項9に記載のソーラムーブメントを備えることを特徴とする時計。
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