JP2014173240A - メッシュパネル及びフェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】縦線材又は横線材の回転挙動を抑制することで、メッシュパネルの形態安定性を向上させることのできるメッシュパネル及びフェンスを提供する。
【解決手段】縦線材2と横線材3とが編み合わされたメッシュパネル1に関する。縦線材2と、縦線材2と交差する横線材3とを備え、縦線材2及び横線材3の少なくとも一方は、縦線材2と横線材3との交差部7で、奥行方向Zの長さより幅方向Bの長さの方が長い略扁平断面形状に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、縦線材と横線材とが編み合わされたメッシュパネル及びこのメッシュパネルを面材とするフェンスに関するものである。
従来より、縦線材及び横線材にクリンプ線材が使用された金網のメッシュパネルが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、複数の縦線材と複数の横線材とを交互に奥行方向で交差させたメッシュパネルが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1に開示されたメッシュパネルは、曲線の波形状にクリンプされた線材が縦方向及び横方向に編み込まれ、縦線材と横線材との交差部にクリアランスが設けられることで、縦線材と横線材とを相対的に傾斜させることができ、縦線材と横線材との交差部における傾斜角度を可変としたものである。
特許文献2に開示されたメッシュパネルは、複数の縦線材と複数の横線材とが各線材ごとに交互に奥行方向で前後され、縦線材と横線材との交差部における互いに対向する部位で、縦線材及び横線材が凹状の段状に屈曲させて形成され、又は、波状に湾曲させて形成されるものであり、これらが縦方向及び横方向に編み込まれて構成されたものである。
特開2006−152616号公報 特開2002−81231号公報
しかし、特許文献1に開示されたメッシュパネルは、縦線材と横線材との交差部にクリアランスが設けられることで、メッシュパネルの形態安定性が低下することになるという問題点があった。即ち、特許文献1に開示されたメッシュパネルは、クリアランスが設けられた面外方向に縦線材及び横線材が傾いて「歪み変形」することになり、また、縦線材及び横線材が長手方向の中心軸を中心として回転して「回転挙動」をするものとなるという問題点があった。
これに対して、特許文献2に開示されたメッシュパネルは、縦線材と横線材との交差部でクリアランスが設けられていないため、縦線材及び横線材が傾くことによる「歪み変形」をある程度は抑制することができるものとなるが、縦線材及び横線材の「回転挙動」については、これを十分に抑制することのできないものとなるという問題点があった。
即ち、特許文献2に開示されたメッシュパネルは、特に、メッシュパネルの左右端部及び上下端部の縦線材と横線材との交差部において、縦線材及び横線材の何れか一方が、縦線材及び横線材の何れか他方によって片持ち状態で支持されるため弾性変形しやすく、この弾性変形によって縦線材及び横線材が「回転挙動」をすることになり、縦線材と横線材とを交互に編み込んだ状態が容易に分解されるおそれがあるという問題点があった。
また、特許文献2に開示されたメッシュパネルは、縦線材と横線材とが交互に編み込まれた状態を分解させないために、特許文献2の図1、図2に示されるように、縦線材の上下端部及び横線材の左右端部を折り曲げる構成としている。
しかし、特許文献2に開示されたメッシュパネルは、この構成によると、縦線材の上下端部を折り曲げて横線材に係合させるとともに、横線材の左右端部を折り曲げて縦線材に係合させるため、縦線材と横線材とを編み込むほかに、縦線材及び横線材の両端部を折り曲げる工程が必要となる。このため、工程が複雑となることで生産性が著しく低下し、また、折り曲げた部分の線材の材料コストが増大することで経済性が著しく低下することになるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、縦線材又は横線材の回転挙動を抑制することで、メッシュパネルの形態安定性を向上させることのできるメッシュパネル及びフェンスを提供することにある。
第1発明に係るメッシュパネルは、縦線材と横線材とが編み合わされたメッシュパネルであって、縦線材と、前記縦線材と交差する横線材とを備え、前記縦線材及び前記横線材の少なくとも一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、奥行方向の長さより幅方向の長さの方が長い略扁平断面形状に形成されることを特徴とする。
第2発明に係るメッシュパネルは、第1発明において、正面視における左端部、右端部、上端部及び下端部に、前記縦線材と前記横線材との交差部で前記略扁平断面形状に形成された前記縦線材及び前記横線材が設けられることを特徴とする。
第3発明に係るメッシュパネルは、第1発明又は第2発明において、前記縦線材及び前記横線材の少なくとも一方は、前記縦線材又は前記横線材の長手方向の全長に亘って、前記略扁平断面形状に形成されることを特徴とする。
第4発明に係るメッシュパネルは、第1発明〜第3発明の何れかにおいて、前記略扁平断面形状は、略楕円形又は略小判形あるいは略長方形もしくは円弧部と弦部とで構成される略欠円形状であることを特徴とする。
第5発明に係るメッシュパネルは、第1発明〜第4発明の何れかにおいて、前記縦線材及び前記横線材の何れか一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、前記縦線材及び前記横線材の何れか他方と、奥行方向で離間されることを特徴とする。
第6発明に係るメッシュパネルは、第1発明〜第4発明の何れかにおいて、前記縦線材及び前記横線材の何れか一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、前記縦線材及び前記横線材の何れか他方と、上下方向及び左右方向で離間されるとともに、奥行方向で当接されることを特徴とする。
第7発明に係るフェンスは、第1発明〜第6発明の何れかのメッシュパネルを面材とするフェンスであって、前記メッシュパネルと、前記メッシュパネルが取り付けられる支柱とを備えることを特徴とする。
第1発明〜第6発明によれば、縦線材及び横線材の少なくとも一方が略扁平断面形状に形成されることで、円形断面形状に形成された場合と比較して、略扁平断面形状の中心点の移動距離となる線分を小さくすることができ、線分で示される回動可能領域を小さくして、縦線材及び横線材の回転挙動を抑制することが可能となる。
また、第1発明〜第6発明によれば、縦線材及び横線材が略扁平断面形状に形成されることで、縦線材及び横線材の回転挙動を抑制して、縦線材と横線材とが交互に編み込まれた状態が分解されることを回避することができ、メッシュパネルの形態安定性を向上させることが可能となる。
また、第1発明〜第6発明によれば、幅方向を長尺部として縦線材が略扁平断面形状に形成されるため、メッシュパネルの左右方向で互いに引き寄せられるように隣り合う縦線材が把持された場合に、幅方向の縦線材の変形を抑制することができ、縦線材の元となる線材の全体太さを太くすることなく、メッシュパネルの左右方向の変形に対する剛性を向上させることが可能となる。
さらに、第1発明〜第6発明によれば、傾斜地に設置される場合に、縦線材が上下方向に配向された状態で、横線材を上下方向に傾斜させることができ、メッシュパネルの左端部及び右端部を上下方向に相対移動させることで、縦線材と横線材とが互いに傾斜して交差した状態でメッシュパネルを配置することが可能となる。第1発明〜第6発明によれば、縦線材又は横線材が略扁平断面形状とされることで、縦線材と横線材との交差部で、メッシュパネルの奥行方向の厚みを薄くすることが可能となる。第1発明〜第6発明によれば、縦線材及び横線材の両端部を折り曲げる工程を必要とせずに製造することができるため、メッシュパネルの生産性を著しく向上させることができ、また、経済性を著しく向上させることが可能となる。
特に、第6発明によれば、落石又は小動物がメッシュパネルに衝突したときの衝撃荷重を、衝突した部位から周囲の縦線材又は横線材に分散させることができ、この衝撃荷重をメッシュパネル全体にスムーズに分散することが可能となる。第6発明によれば、線材の使用量を低減させることができ、メッシュパネルの製造における歩留まりを著しく向上させることが可能となる。
第7発明によれば、縦線材及び横線材の回転挙動を抑制させて、形態安定性を向上させたメッシュパネルを、平地や傾斜地に設置することが可能となる。
本発明に係るメッシュパネルを示す斜視図である。 本発明に係るメッシュパネルを示す正面図である。 本発明に係るメッシュパネルの左下端部を拡大した正面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスを示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの上部胴縁を示す正面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)、(d)は、その連結前の状態を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの支柱に上部胴縁が取り付けられた状態を示す正面図であり、(b)は、その側面図であり、(c)は、本発明を適用したフェンスの上部胴縁にメッシュパネルが取り付けられた状態を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用したフェンスの図4に示すV部の金具を示す平面断面図であり、(b)は、その正面図である。(c)は、本発明を適用したフェンスの図4に示すW部の金具を示す平面断面図であり、(d)は、その正面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの第1実施形態における縦線材を示す側面図であり、(b)は、その横線材を示す側面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの第2実施形態における縦線材を示す側面図であり、(b)は、その横線材を示す側面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの縦線材及び横線材における略楕円形の略扁平断面形状を示す断面図であり、(b)は、その第1変形例における略小判形の略扁平断面形状を示す断面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの縦線材及び横線材の第2変形例における略長方形の略扁平断面形状を示す断面図であり、(b)は、その第3変形例における略欠円形状の略扁平断面形状を示す断面図である。 本発明に係るメッシュパネルの第1実施形態において横線材を傾斜させる前の状態を示す側面図である。 本発明に係るメッシュパネルの第1実施形態において横線材を傾斜させる前の状態を示す平面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの第1実施形態における縦線材の回動可能領域を示す平面図であり、(b)は、円形断面形状の縦線材の回動可能領域を示す平面図である。 本発明に係るメッシュパネルの第2実施形態において横線材を傾斜させる前の状態を示す側面図である。 本発明に係るメッシュパネルの第2実施形態において横線材を傾斜させる前の状態を示す平面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの第2実施形態における縦線材の回動可能領域を示す平面図であり、(b)は、円形断面形状の縦線材の回動可能領域を示す平面図である。 (a)は、本発明に係るメッシュパネルの平地に設置される状態を示す正面図であり、(b)は、傾斜地に設置される状態を示す正面図である。 本発明に係るメッシュパネルが把持される状態を示す正面図である。
以下、本発明を適用したメッシュパネル1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用したメッシュパネル1は、図1に示すように、複数の縦線材2と、縦線材2と交差する複数の横線材3とを備え、縦線材2と横線材3とが奥行方向Zで交互に組み合わされて、複数の縦線材2と複数の横線材3とが格子状に編み合わされる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、例えば、図2に示すように、正面視で上端部1aに2本1組の側部横線材3aが設けられるとともに、下端部1bに2本1組の側部横線材3aが設けられる。また、本発明を適用したメッシュパネル1は、左端部1cに2本1組の側部縦線材2aが設けられるとともに、右端部1dに2本1組の側部縦線材2aが設けられる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、上端部1a及び下端部1bの側部横線材3aと、左端部1c及び右端部1dの側部縦線材2aとで囲まれた長方形の枠が形成されるものである。本発明を適用したメッシュパネル1は、この長方形の枠の内側で、複数の中間部縦線材2bが左右方向Xに所定の間隔で編み合わされるとともに、複数の2本1組の中間部横線材3bが上下方向Yに所定の間隔で複数段に亘って編み合わされることで形成される。
本発明を適用したメッシュパネル1は、側部横線材3a及び中間部横線材3bと側部縦線材2a及び中間部縦線材2bとが、互いに絡み合うようにして編み込まれるものとなる。このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、図3に示すように、左端部1cの2本1組の側部縦線材2aと、下端部1bの2本1組の側部横線材3aとが直交するものとなる。
これにより、本発明を適用したメッシュパネル1は、2本1組の側部縦線材2aと2本1組の側部横線材3aとが、互いにずれないように絡み合って四方枠6が形成されるものとなり、また、2本1組の側部縦線材2aと2本1組の中間部横線材3bとが、互いにずれないように絡み合って中間部四方枠6aが形成されるものとなる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、図2に示すように、メッシュパネル1の四隅に四方枠6が形成されることにより、メッシュパネル1の長方形の枠の四辺が安定して組み合わされることになる。本発明を適用したメッシュパネル1は、側部縦線材2a及び側部横線材3aが、1本で1組であればよいが、2本以上を1組として隣り合うように配置されていればより望ましい。また、3本以上を1組として配置されても構わないが、2本1組乃至4本1組とされることが望ましい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、メッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dに中間部四方枠6aが形成されることにより、側部縦線材2aに対して中間部横線材3bが安定して組み込まれるものとなる。本発明を適用したメッシュパネル1は、中間部横線材3bが、1本で1組であればよいが、2本以上を1組として隣り合うように配置されていればより望ましい。また、3本以上を1組として配置されても構わないが、2本1組乃至4本1組とされることが望ましい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、例えば、図4に示すように、所定の間隔を空けて地盤9に立設された支柱8に取り付けられて、本発明を適用したフェンス10の面材として用いられる。本発明を適用したメッシュパネル1は、側部縦線材2a及び中間部縦線材2bが下端部1bの側部横線材3aより下方に延長されて、側部横線材3aとともに地盤9に埋設される。支柱8は、地盤9に構築されたコンクリート基礎11に支柱8の下端が埋設される。
本発明を適用したフェンス10は、左右方向Xに隣り合う支柱8の間に架設された上部胴縁12にメッシュパネル1の上端部1aが固定されるとともに、断面ハット型の支柱8にメッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dが固定される。上部胴縁12は、図5に示すように、例えば、アングル材が用いられる。本発明を適用したフェンス10は、これに限らず、如何なる形状の上部胴縁12が用いられてもよく、また、上部胴縁12が用いられなくてもよい。
上部胴縁12は、図5(a)、図5(b)に示すように、図5(c)に示す段差部のある一方の上部胴縁12の端部に、図5(d)に示す段差部のない他方の上部胴縁12の端部を重ね合わせて固定ボルト18で固定され、所定の長さに連続して連結される。
上部胴縁12は、図6(a)に示すように、アングル材の垂直部が、支柱8において上向きに切り起こされた爪13に係止される。上部胴縁12は、図6(b)に示すように、アングル材の水平部が、支柱8の上端を貫通する取り付けボルト14の先端に設けられた胴縁取付金具15で係止される。上部胴縁12は、図6(c)に示すように、2本1組の側部横線材3aが、左右方向Xに隣り合う中間部縦線材2bの間で、上部胴縁12の垂直部の内側に金網取付金具16で押さえ付けられ、金網取付金具16を貫通するボルト17を介して固定される。
支柱8は、図4に示すV部、W部の金具を適宜に組み合わせることによって、メッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dを固定するものである。支柱8は、平地又は傾斜地の何れに本発明を適用したメッシュパネル1が設置される場合においても、図4に示すV部、W部の金具を用いた固定手段を共通に適用することができる。
V部の金具は、図7(a)、(b)に示すように、断面ハット型の支柱8における両側の鍔部25に、隣り合うメッシュパネル1の中間部横線材3bの端部と側部縦線材2aとを重ね合わせて、押さえ金具19で同時に押さえつけるものである。押さえ金具19は、支柱8を抱持させたUボルト20の両端が長孔に挿通されてナット21で締結されることで、メッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dが支柱8に固定されるものとなる。
W部の金具は、図7(c)、(d)に示すように、断面ハット型の支柱8における両側の鍔部25に、隣り合うメッシュパネル1の中間部横線材3bの端部と側部縦線材2aとを重ね合わせて、押さえ金具22で同時に押さえつけるものである。押さえ金具22は、断面ハット型の支柱8に貫通させた固定ボルト23が長孔に挿通されてナット24で締結されることで、メッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dが支柱8に固定されるものとなる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、図8に示すように、第1実施形態において、縦線材2及び横線材3に凹部4と凸部5とが連続するように湾曲して設けられる。なお、縦線材2及び横線材3には、これに限らず、直線状の鋼材等に湾曲した凹部4又は凸部5が断続的に形成されることにより、凹部4又は凸部5と直線部とが交互に設けられてもよい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、図9に示すように、第2実施形態において、縦線材2及び横線材3に凹部4と凸部5とが連続して直線状に設けられる。なお、縦線材2及び横線材3には、これに限らず、直線状の鋼材等を屈曲させて凹部4又は凸部5が断続的に形成されることにより、凹部4又は凸部5と直線部とが交互に設けられてもよい。
縦線材2及び横線材3は、図8、図9に示すように、鋼材を塑性変形させることによって、凹部4と凸部5とが交互に設けられてクリンプ加工された波状のものが用いられる。縦線材2及び横線材3は、隣り合う凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとの間隔が、所定の1ピッチPとなるように形成される。縦線材2及び横線材3は、これに限らず、鋼材等を弾性変形させながら編み合わせることによって、凹部4と凸部5とを交互に設けるものとしてもよい。ここで、波状の深さは、例えば、約3mm程度に設定される。
縦線材2及び横線材3は、図8、図9に示すように、長手方向Lで凹部4の略中央に頂部4aが形成され、頂部4aの両側に接触部4bが形成される。縦線材2及び横線材3は、長手方向Lで凸部5の略中央に頂部5aが形成され、頂部5aの両側に接触部5bが形成される。
縦線材2及び横線材3は、図10(a)に示すように、幅方向Bに延びる長尺部71と、奥行方向Zに延びる短尺部72とを有する略楕円形の略扁平断面形状に形成される。縦線材2及び横線材3は、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成される。ここで、例えば、長尺部71は、約5mm程度、短尺部72は、約3mm程度に設定される。
また、縦線材2及び横線材3は、第1変形例において、図10(b)に示すように、幅方向Bで直線状に延びる長尺部71と、奥行方向Zで円弧状に延びる短尺部72とを有する略小判形に形成され、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成されてもよい。
また、縦線材2及び横線材3は、第2変形例において、図11(a)に示すように、幅方向Bで直線状に延びる長尺部71と、奥行方向Zで直線状に延びる短尺部72とを有する略長方形に形成され、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成されてもよい。
さらに、縦線材2及び横線材3は、第3変形例において、図11(b)に示すように、長尺部71と短尺部72とからなる円弧部74と、長尺部71からなる弦部75とで構成される略欠円形状に形成され、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成されてもよい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、図12、図13、図15、図16に示すように、左右方向Xに隣り合う2本の縦線材2が、上下方向Yに1ピッチPずらして配置されるとともに、上下方向Yに隣り合う2本の横線材3が、左右方向Xに1ピッチPずらして配置される。このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、縦線材2の凹部4と横線材3の凸部5とが交差されるとともに、縦線材2の凸部5と横線材3の凹部4とが交差されて、縦線材2と横線材3との交差部7が形成されるものとなる。縦線材2及び横線材3の少なくとも一方は、図8、図9に示す長手方向Lの全長に亘って、略扁平断面形状に形成されるものであるが、これに限らず、縦線材2と横線材3との交差部7においてのみ、略扁平断面形状に形成されてもよい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態において、図12、図13に示すように、凹部4及び凸部5が湾曲された縦線材2と横線材3とが用いられ、縦線材2と横線材3との交差部7で、縦線材2の凹部4の頂部4aと横線材3の凸部5の頂部5aとが、また、縦線材2の凸部5の頂部5aと横線材3の凹部4の頂部4aとが、奥行方向Zに所定の間隙G1で離間されてクリアランスを設けて配置される。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態において、縦線材2と横線材3との交差部7で、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとの間に所定の間隙G1が形成されるため、左右方向Xに隣り合う縦線材2が互いに接近しながら上下方向Yにずれることにより、凹部4の接触部4bと凸部5の接触部5bとが当接されるまで、横線材3を上下方向Yに傾斜させることが可能となる。
また、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態において、横線材3を上下方向Yに傾斜させる前の状態で、図14(a)に示すように、所定の間隙G1でクリアランスが設けられるため、縦線材2及び横線材3の少なくとも一方が、縦線材2と横線材3との交差部7で幅方向B及び奥行方向Zに回動することになる。このとき、縦線材2及び横線材3は、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成されており、縦線材2又は横線材3の断面における中心点Cは、線分S1の範囲で移動することになる。
これに対して、従来のメッシュパネル90は、図14(b)に示すように、縦線材92及び横線材93が円形断面形状に形成されており、縦線材92及び横線材93の少なくとも一方が、縦線材92と横線材93との交差部97で幅方向B及び奥行方向Zに回動するときに、縦線材92又は横線材93の断面における中心点C´が、線分S2の範囲で移動することになる。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態において、図14に示すように、縦線材2及び横線材3が略扁平断面形状に形成されることで、円形断面形状に形成された場合と比較して、中心点Cの移動距離となる線分S1を小さくすることができ、線分S1で示される回動可能領域を小さくして、縦線材2及び横線材3の回転挙動を抑制することが可能となる。
次に、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、図15、図16に示すように、凹部4及び凸部5が直線状に設けられた縦線材2と横線材3とが用いられる。本発明を適用したメッシュパネル1は、縦線材2と横線材3との交差部7で、縦線材2及び横線材3における凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが、奥行方向Zで当接されるとともに、縦線材2及び横線材3における凹部4の接触部4bと凸部5の接触部5bとが、左右方向X及び上下方向Yに所定の間隙G2で離間されて配置される。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、縦線材2と横線材3との交差部7で、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが左右方向X及び上下方向Yで略同一平面上となるように、縦線材2及び横線材3が配置される。また、本発明を適用したメッシュパネル1は、これに限らず、凹部4の一部と凸部5の一部とが重なり合うようにして、縦線材2と横線材3とが互いに絡み合うようにして編み込まれてもよい。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、縦線材2と横線材3との交差部7で、凹部4の接触部4bと凸部5の接触部5bとの間に所定の間隙G2が形成されるため、左右方向Xに隣り合う縦線材2が互いに接近しながら上下方向Yにずれることにより、凹部4の接触部4bと凸部5の接触部5bとが当接されるまで、横線材3を上下方向Yに傾斜させることが可能となる。
また、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、横線材3を上下方向Yに傾斜させるときに、縦線材2と横線材3との交差部7で、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが互いに奥行方向Zで当接されて適度に抵抗することになる。これにより、本発明を適用したメッシュパネル1は、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとの適度な抵抗により、横線材3が自重で傾斜することを防止することができ、手で力を加えたとき等に限って、横線材3を上下方向Yに傾斜させることが可能となる。
なお、本発明を適用したメッシュパネル1は、図15、図16に示すように、1ピッチPを長く設定することで間隙G2を大きくすることができ、この間隙G2を大きくすることで、横線材3が上下方向Yに傾斜される傾動角度を大きくすることが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、左右方向Xに隣り合う各々の縦線材2で、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが奥行方向Zに離間されないように設けられるとともに、上下方向Yに隣り合う各々の横線材3で、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが奥行方向Zに離間されないように設けられる。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、縦線材2と横線材3との交差部7で、縦線材2の凹部4及び凸部5と横線材3の凸部5及び凹部4とが奥行方向Zで互いに収まるように挟み込まれるものとなる。これにより、本発明を適用したメッシュパネル1は、縦線材2と横線材3とが互いに離間しにくいものとなり、メッシュパネル1の形態安定性が向上され、また、メッシュパネル1の美観を向上させることが可能となる。
また、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、メッシュパネル1の形態安定性が向上するため、上端部1a、下端部1b、左端部1c及び右端部1dで、図2に示す四方枠6や中間部四方枠6aが形成されない場合であっても、1本ずつの縦線材2及び横線材3を交差させるのみで、縦線材2と横線材3とが交互に編み込まれた状態を維持することができ、必ずしも2本1組の縦線材2及び横線材3を用いることが必要ないものとなる。
さらに、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが奥行方向Zで離間されないように設けられるため、落石又は小動物がメッシュパネル1に衝突したときの衝撃荷重を、衝突した部位から周囲の縦線材2又は横線材3に分散させることができ、この衝撃荷重をメッシュパネル1全体にスムーズに分散することが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、図15、図16に示すように、縦線材2及び横線材3の各々について、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとを互いに略平行として、凹部4の頂部4a及び凸部5の頂部5aが略直線状に形成される。このとき、縦線材2及び横線材3は、例えば、直径が約4mmの直線状の断面略円形状の線材を、1ピッチPが約15mmとなるようにプレス成形することにより製造される。
これにより、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、略直線状に形成された凸部5の頂部5aと凹部4の頂部4aとが傾斜した線材により連続することで、縦線材2及び横線材3の各々を変化に富んだ形状にすることができ、メッシュパネル1の全体の美感を向上させることが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、縦線材2及び横線材3の各々について、凹部4の頂部4a及び凸部5の頂部5aが略直線状に形成されるため、線材の使用量を低減させることが可能となる。具体的には、平面視で所定の長さとなる縦線材2又は横線材3を得るために、波状の線材を用いる場合に比べて、約6.6%の線材の使用量を低減させるものとなる。
例えば、図2に示すメッシュパネル1の幅が約2.0m、高さが約1.6mである場合は、41本の縦線材2及び10本の横線材3が用いられる。このとき、波状の線材を用いるときは、合計で約93.40mの直線状の線材を加工することが必要となるのに対して、凹部4の頂部4a及び凸部5の頂部5aが略直線状に形成された縦線材2及び横線材3を用いるときは、合計で87.29m分の直線状の線材を加工することで足りるものとなる。
これにより、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、例えば、幅が約2.0m、高さが約1.6mのメッシュパネル1に、41本の縦線材2及び10本の横線材3が用いられた場合に、波状の線材を用いるときに比べて、約6.11mもの線材の使用量を低減させることができ、約6.6%もの線材の使用量を低減させて、メッシュパネル1の製造における歩留まりを著しく向上させることが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態において、凹部4の頂部4aと凸部5の頂部5aとが奥行方向Zに離間されないように設けられているため、第1実施形態の図14のような回動はおこらないかのようにみえる。しかし、第2実施形態であっても、縦線材2及び横線材3の何れか一方に大きな回動力が加わり、縦線材2及び横線材3の何れか他方が弾性変形することがある。つまり、横線材3を上下方向Yに傾斜させる前の状態で、図17(a)に示すように、縦線材2及び横線材3の何れか一方が、縦線材2と横線材3との交差部7で、縦線材2及び横線材3の何れか他方を弾性変形させながら、幅方向B及び奥行方向Zに回動することがある。このとき、縦線材2及び横線材3は、短尺部72の奥行方向Zの長さより長尺部71の幅方向Bの長さの方が長くなるように略扁平断面形状に形成されており、縦線材2又は横線材3の断面における中心点Cは、線分S1の範囲で移動することになる。
これに対して、従来のメッシュパネル90は、図17(b)に示すように、縦線材92及び横線材93が円形断面形状に形成されており、縦線材92及び横線材93の少なくとも一方が、縦線材92と横線材93との交差部97で幅方向B及び奥行方向Zに回動するときに、縦線材92又は横線材93の断面における中心点C´が、線分S2の範囲で移動することになる。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第2実施形態においても、図17に示すように、縦線材2及び横線材3が略扁平断面形状に形成されることで、円形断面形状に形成された場合と比較して、中心点Cの移動距離となる線分S1を小さくすることができ、線分S1で示される回動可能領域を小さくして、縦線材2及び横線材3の回転挙動を抑制することが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、平地に設置される場合に、図18(a)に示すように、縦線材2と横線材3とが略直角に交差した状態で配置することが可能となる。
また、本発明を適用したメッシュパネル1は、傾斜地に設置される場合に、図18(b)に示すように、縦線材2が上下方向Yに配向された状態で、横線材3を上下方向Yに傾斜させることができ、メッシュパネル1の左端部1c及び右端部1dを上下方向Yに相対移動させることで、縦線材2と横線材3とが互いに傾斜して交差した状態で配置することが可能となる。
さらに、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、図14、図17に示すように、縦線材2及び横線材3が略扁平断面形状に形成されることで、縦線材2及び横線材3の回転挙動を抑制して、縦線材2と横線材3とが交互に編み込まれた状態が分解されることを回避することができ、メッシュパネル1の形態安定性を向上させることが可能となる。
このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、縦線材2及び横線材3の両端部を折り曲げる工程を必要とせずに、縦線材2と横線材3とを編み込むのみで製造することができるため、メッシュパネル1の生産性を著しく向上させることができ、また、線材を折り曲げて用いることによる材料コストの増大を抑制して、経済性を著しく向上させることが可能となる。
本発明を適用したメッシュパネル1は、平地や傾斜地に設置される場合に、図19に示すように、隣り合う縦線材2が把持されて運搬、設置されるものとなる。このとき、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、図10、図11に示すように、幅方向Bを長尺部71として縦線材2が略扁平断面形状に形成されるため、隣り合う縦線材2が把持されて、互いに引き寄せられる左右方向Xに、略扁平断面形状の長尺部71が配置されることになり、左右方向Xの縦線材2の変形を抑制することが可能となる。
これにより、従来の円形断面形状の線材は、線材そのものの太さを太くすることにより、左右方向Xの変形に対する剛性を向上させることが必要であったが、本発明を適用したメッシュパネル1は、左右方向Xに延びる略扁平断面形状に縦線材2が形成されるため、縦線材2の元となる線材の全体太さを太くすることなく、左右方向Xの変形に対する剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明を適用したメッシュパネル1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、縦線材2及び横線材3の略扁平断面形状の向きを揃えて美観を向上させることが可能とるとともに、縦線材2の回転挙動を抑制して上部胴縁12にメッシュパネル1を垂直に固定することが可能となる。
さらに、本発明を適用したメッシュパネル1は、縦線材2又は横線材3が略扁平断面形状とされることで、縦線材2と横線材3との交差部7で、メッシュパネル1の奥行方向Zの厚みを薄くすることが可能となる。特に、本発明を適用したメッシュパネル1は、縦線材2及び横線材3がともに略扁平断面形状とされる場合に、メッシュパネル1の奥行方向Zの厚みを薄くすることが可能となる。
本発明を適用したフェンス10は、第1実施形態又は第2実施形態のメッシュパネル1が用いられることによって、縦線材2及び横線材3の回転挙動を抑制させて、形態安定性を向上させたメッシュパネル1を、平地や傾斜地に設置することが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :メッシュパネル
1a :上端部
1b :下端部
1c :左端部
1d :右端部
2 :縦線材
2a :側部縦線材
2b :中間部縦線材
3 :横線材
3a :側部横線材
3b :中間部横線材
4 :凹部
4a :頂部(凹部)
4b :接触部(凹部)
5 :凸部
5a :頂部(凸部)
5b :接触部(凸部)
6 :四方枠
6a :中間部四方枠
7 :交差部
71 :長尺部
72 :短尺部
74 :円弧部
75 :弦部
8 :支柱
9 :地盤
10 :フェンス
11 :コンクリート基礎
12 :上部胴縁
13 :爪
14 :取り付けボルト
15 :胴縁取付金具
16 :金網取付金具
17 :ボルト
18 :固定ボルト
19 :押さえ金具
20 :Uボルト
21 :ナット
22 :押さえ金具
23 :固定ボルト
24 :ナット
25 :鍔部
B :幅方向
L :長手方向
X :左右方向
Y :上下方向
Z :奥行方向

Claims (7)

  1. 縦線材と横線材とが編み合わされたメッシュパネルであって、
    縦線材と、前記縦線材と交差する横線材とを備え、
    前記縦線材及び前記横線材の少なくとも一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、奥行方向の長さより幅方向の長さの方が長い略扁平断面形状に形成されること
    を特徴とするメッシュパネル。
  2. 正面視における左端部、右端部、上端部及び下端部に、前記縦線材と前記横線材との交差部で前記略扁平断面形状に形成された前記縦線材及び前記横線材が設けられること
    を特徴とする請求項1に記載のメッシュパネル。
  3. 前記縦線材及び前記横線材の少なくとも一方は、前記縦線材又は前記横線材の長手方向の全長に亘って、前記略扁平断面形状に形成されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のメッシュパネル。
  4. 前記略扁平断面形状は、略楕円形又は略小判形あるいは略長方形もしくは円弧部と弦部とで構成される略欠円形状であること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のメッシュパネル。
  5. 前記縦線材及び前記横線材の何れか一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、前記縦線材及び前記横線材の何れか他方と、奥行方向で離間されること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のメッシュパネル。
  6. 前記縦線材及び前記横線材の何れか一方は、前記縦線材と前記横線材との交差部で、前記縦線材及び前記横線材の何れか他方と、上下方向及び左右方向で離間されるとともに、奥行方向で当接されること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のメッシュパネル。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載のメッシュパネルを面材とするフェンスであって、
    前記メッシュパネルと、前記メッシュパネルが取り付けられる支柱とを備えること
    を特徴とするフェンス。
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