JP2014172871A - 皮膚外用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】油溶性紫外線吸収剤と極性油とを配合することによるべたつき感、のびが悪い等の使用感の低下を改善し、紫外線防御効果及び安定性に優れた皮膚外用組成物の提供。
【解決手段】(A)下記一般式(1)の無水ヘキシトールジ脂肪酸エステル、(B)25℃で固体の紫外線吸収剤および(C)25℃で液状の極性油((A)成分を除く)を含有し、(A)及び(C)を組成物総量に対して15質量%以下含有する皮膚外用組成物。
Figure 2014172871

【選択図】なし

Description

本発明は、油溶性紫外線吸収剤を含有する皮膚外用組成物に関する。
近年、UVA紫外線防御の点から、UVA吸収能のある固体の紫外線吸収剤が配合された皮膚外用組成物が多く開発されている。しかし、固体の紫外線吸収剤は水にも非極性油にも難溶解性の物質であるため、従来から固体の紫外線吸収剤の溶解性が比較的良いメトキシケイ皮酸エチルヘキシル、オクトクリレンなどの液状の紫外線吸収剤に溶解し、配合することが一般的に行われてきた。しかし、固体の紫外線吸収剤を十分量配合するには、液状の油溶性紫外線吸収剤を多量に配合する必要があり、得られる皮膚外用組成物は、べたつき感やきしみ感を感じる、伸びが悪いなどの使用感の低下が課題とされてきた。
液状の油溶性紫外線吸収剤の高配合による使用感の低下を抑えるために、アルキルリン酸塩を併用し、高せん断処理を行いナノエマルションとすることで、低粘度としべたつき感を抑制する方法(特許文献1参照)や、2−エチルヘキサン酸2−エチルヘキシルおよび/または2−エチルヘキサン酸イソノニル等の極性油とシリコーン油とを併用することで、べたつき感、伸び等の使用感の低下を抑制する方法(特許文献2参照)が提案されている。
一方、イソソルビドのジ脂肪酸エステルが、こってりとした油であるが、皮膚に塗布すると拡散性が良く、さっぱりとした感触を有する油相成分として化粧料に用いることが提案されている(特許文献3参照)。
特開2012−140404号公報 特開2007−145722号公報 特開昭59−175408号公報
しかしながら、特許文献1に記載のナノエマルションでは、油溶性紫外線吸収剤の配合量自体を多くはできず、比較的低い紫外線防御効果しか得られていない。また、特許文献2に記載されるように油溶性紫外線吸収剤と極性油とを併用した場合、きしみ感がより強く感じられ、皮膚の乾燥感や肌荒れも生じる傾向があった。また、極性油を高配合することで安定性が低下する傾向があるため、乳化剤を高配合しなければならず、粘度が高くなりやすく、剤形が限定されてきてしまう、乳化剤によるべたつき感が感じられるようになってしまうなどの問題が新たに生じてしまっていた。
従って、本発明の課題は、高せん断処理等の処理を必要とせずに、油溶性紫外線吸収剤と極性油を併用した皮膚外用組成物に生ずる、べたつき感を強く感じる、のびが悪い、皮膚の乾燥感や肌荒れを感じるなどの使用感の低下を改善し、紫外線防御効果及び安定性に優れた皮膚外用組成物を提供することにある。
そこで、本発明者は上記事情に鑑み、液体の紫外線吸収剤の高配合による使用感の低下を改善し得る成分を見出すべく、鋭意検討した結果、固体の紫外線吸収剤と液状の極性油に加えて、無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステルを液状の極性油の合計量で特定量配合することで、使用感の低下を大幅に改善でき、しかも安定性も良好な皮膚外用組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記(A)〜(C)成分を含有する皮膚外用組成物であって、(A)成分及び(C)成分を皮膚外用組成物総量に対して15質量%以下含有する皮膚外用組成物を提供するものである。
(A)下記一般式(1)で表される無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステル
Figure 2014172871
(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基示す。)
(B)25℃で固体の紫外線吸収剤
(C)25℃で液状の極性油((A)成分を除く)
本発明により、固体の紫外線吸収剤と液状の極性油を併用した皮膚外用組成物に生ずる、べたつき感の低減、伸びの向上、肌の乾燥感や肌荒れなどの使用感を改善し、紫外線防御効果及び安定性に優れた皮膚外用組成物を提供することができる。
また、一般に皮膚外用組成物中に固形の油溶性紫外線吸収剤を配合する場合、それを溶解させるための液状の油溶性紫外線吸収剤や極性油を溶媒として高配合されるが、(A)成分を併用することで、極性油を多量に配合しなくとも、固形の油溶性紫外線吸収剤を安定に配合することができ、さらに使用感も改善することができる。
本発明に用いられる(A)無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステルは、下記一般式(1)で表される化合物である。
Figure 2014172871
(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基示す。)
一般式(1)中のR1及びR2は、同一又は異なって、炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基である。炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基のうち、経時安定性、使用感の点から、炭素数7〜9の直鎖又は分岐のアルキル基が好ましく、さらに炭素数7〜9の直鎖アルキル基がより好ましい。具体的にはヘプチル基、オクチル基又はノニル基が好ましい。これらのうち、油溶性紫外線吸収剤との相溶性の良さ(経時安定性)、油溶性紫外線吸収剤のべたつき感を低減させる点から、ヘプチル基であることがより好ましい。一般式(1)中の無水ヘキシトール部分はイソソルビド(isosobide)、イソマンニド(isomannide)及びイソイジド(isoidide)から選択される1種であるが、好ましくはイソソルビド又はイソマンニドであり、より好ましくはイソソルビドである。
無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステルは、本願実施例記載の合成方法など、公知のエステル合成方法によって合成することができる。
(A)成分の皮膚外用組成物総量に対する含有量は、経時安定性の点、使用感の点から、0.3質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、0.8質量%以上がさらに好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。また、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、7.5質量%以下がさらに好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.3〜15質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、0.8〜7.5質量%がさらに好ましく、1〜5質量%がさらに好ましい。
(B)25℃で固体の油溶性紫外線吸収剤としては、化粧料、医薬部外品、医薬品に配合され得るものであれば良く、水に不溶の紫外線吸収剤から選択するのが好ましい。ここで、25℃で固体とは、25℃において流動性を有さないものをいう。
(B)成分としては、(A)成分への溶解性が良く、臭いが少なく、耐水性、使用感の点から、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル、2,4−ビス{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンをより好ましく用いることができる。これらの成分は、1種を用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記(B)成分は、一般に市販されており、ユビナールAplus(ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル;BASF社製)、チノソーブS(2,4−ビス{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン;BASF社製)などを挙げることができる。
本発明で用いる(B)成分の含有量は、皮膚外用組成物の総量に対して、0.5質量%以上が好ましく、また、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.5〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましく、0.5〜10質量%がさらに好ましい。当該範囲内であれば、優れた紫外線防御能が得られ、のび、つきといった使用感も良好である。
(C)25℃で液状の極性油としては、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のシリコーン骨格の油剤を除く、化粧料、医薬部外品、医薬品に配合され得る1気圧下、25℃において流動性のある油剤であって、IOB値が0.05〜0.8のものをいう。なお、(A)成分も、25℃で液状の極性油の定義に含まれるが、本発明においては(C)成分は(A)成分以外のものである。
本発明に用いる(C)極性油としては、特に限定されるものではないが、経時安定性、使用感の点から、IOB値が0.1〜0.6であることが好ましく、0.1〜0.5であることがより好ましい。
なお、IOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、「IOB値=無機性値/有機性値」として表される。ここで、「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、藤田著、「化学の領域」第11巻、第10号、第719頁〜第725頁、1957年参照)。
本発明においては、(C)成分として好ましくは、紫外線防御効果を高めるため、液状の有機紫外線吸収剤を含有することが好ましい。液状の有機紫外線吸収剤としては、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、ジイソプロピルケイ皮酸エチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンザルマロネート等が挙げられる。
これらのうち、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ホモメンチル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンザルマロネートが好ましく、乳化状態及び経時安定性を改善できる点から、より好ましくはパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンザルマロネートであり、さらに好ましくはパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルである。
これらの25℃で液状の有機紫外線吸収剤の含有量は、伸びやきしみ感、ベタツキ感などの使用感、皮膚の保湿感の点から、皮膚外用組成物総量に対して、10質量%以下が好ましく、7.5質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。また、紫外線防御効果の点から、0.3質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.3〜10質量%が好ましく、0.5〜7.5質量%がより好ましく、1〜5質量%がさらに好ましい。
(C)成分中に含まれる前記有機紫外線吸収剤以外の油剤としては、1気圧下、25℃の環境下において液状であれば特に限定されないが、脂肪酸エステル、二価脂肪酸ジエステル、天然又は合成のトリグリセリド等のエステル油が好ましい。具体的には、イソステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸プロピレングリコール、ジオクタン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ジエチレングリコール、ジカプロン酸プロピレングリコール、ジミリスチン酸グリセリル、ジヤシ油脂肪酸グリセリル、ジラウリン酸グリセリル、ジラウリン酸ジエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジ酢酸モノステアリン酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、セバシン酸ジ2−エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリカプリル酸グリセリル、パルミチン酸エチレングリコール、ヒマシ油脂肪酸メチル、モノオレイン酸エチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ヤシ油アルコール、乳酸オクチルドデシル、乳酸オレイル、乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソデシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、エチルヘキサン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸エチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、ミリスチン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、アジピン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール、イソデシルベンゾエート、ジカプリル酸プロピレングリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸エチルヘキシル、ネオペンタン酸イソデシル、エチルヘキサン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサン酸グリセリル、コハク酸ジエチルヘキシル、トリメリト酸トリエチルヘキシル、安息香酸アルキル(C12〜15)、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリパルミチン酸グリセリル、トリ2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリベヘン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、トリヤシ油脂肪酸グリセリル、トリラウリン酸グリセリル、オリーブ油、メドフォーム油、マカデミアナッツ油、米糠油等が水中油型乳化系を形成し、良好な塗布時の使用感を得る上で好ましい。
これらのうち、特に使用感、安定性の点から、セバシン酸ジ2−エチルヘキシル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、トリ(カプリル・カプリン)酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリパルミチン酸グリセリル及びトリ2−ヘプチルウンデカン酸グリセリルからなる群から選択される1種又は2種以上を用いることが好ましい。
本発明においては、べつたき感、伸び、肌の乾燥感、肌荒れ等の使用感及び低温安定性の点から、(C)成分と(A)成分の合計含有量は、皮膚外用組成物総量に対して15質量%以下であることが必要である。好ましい(C)成分と(A)成分の合計含有量は、5質量%以上であり、また10質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、5〜15質量%が好ましく、5〜10質量%がより好ましい。
前記(A)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(A)/((A)+(C))]は、安定性の点、使用感の点から、0.1以上が好ましく、0.3以上がより好ましく、0.5以上がさらに好ましい。また、紫外線防御効果の点から、[(A)/((A)+(C))]は、1以下が好ましく、0.9以下がより好ましい。具体的な範囲としては、0.1〜1であることが好ましく、0.3〜1であることがより好ましく、0.5〜0.9であることがさらに好ましい。
前記(B)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(B)/((A)+(C))]は、安定性の点、使用感の点から、0.1以上が好ましく、0.12以上がより好ましく、0.13以上がさらに好ましい。また、[(B)/((A)+(C))]は、0.6以下が好ましく、0.58以下がより好ましく、0.56以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、0.1〜0.6であることが好ましく、0.12〜0.58であることがより好ましく、0.13〜0.56であることがさらに好ましい。
本発明の皮膚外用組成物には、上記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲であれば、通常化粧料に配合される各種の界面活性剤、油性成分、高級アルコール、低級アルコール、フッ素化合物、樹脂、増粘剤、防菌防腐剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、生理活性成分、顔料、色素、香料等の成分を使用することができる。
これらの成分のうち、皮膚外用組成物の滑らかな使用感、耐水性の向上の点から、本発明では、特に(D)揮発性油剤を適宜併用することが好ましい。ここで、揮発性油剤とは、1気圧下における沸点が260℃以下の炭化水素油及びシリコーン油からなる群から選択される1種又は2種以上である。
1気圧下における沸点が260℃以下の炭化水素油として、直鎖状、分岐状のいずれの炭化水素を用いてもよく、具体例としては、ドデカン、テトラデカン、ヘキサデカン等のC12−C16アルカン類、イソデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン等のC8−C16イソアルカン(イソパラフィンとしても知られる)類が挙げられる。1気圧下における沸点が260℃以下のシリコーン油としては、メチルトリメチコン、ジメチルポリシロキサン(動粘度1.5cs)、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン類、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン等の環状ポリシロキサン類、またはカプリリルメチコン等が挙げられる。
これらのうち、好ましくはドデカン、イソドデカン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン(動粘度1.5cs)であり、より好ましくはイソドデカン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサンである。これらの成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
本発明において、皮膚外用組成物の滑らかな使用感、耐水性の向上の点から、(D)揮発性油剤は、皮膚外用組成物総量に対して、1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、5質量%以上がさらに好ましく、また30質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、1〜30質量%が好ましく、3〜15質量%がより好ましく、5〜10質量%がさらに好ましい。
本発明の皮膚外用組成物の乳化型は特に限定されないが、水中油型乳化物に調製することが容易であり、使用感にも優れるため、水中油型乳化組成物とするのが好ましい。
本発明の皮膚外用組成物の用途としては、特に制限なく利用でき、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パックなどの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスパウダーなどのメイクアップ化粧料、ヘアーシャンプー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、コンディショナー、染毛料、整髪料などの頭髪化粧料、洗顔料、ボディーシャンプー、石けんなどの清浄用化粧料、さらには浴剤等に利用できる。紫外線吸収剤を含有する化粧料、特にサンスクリーン、サンタン、化粧下地化粧料、紫外線防御能を有するファンデーション等の化粧料、特に日焼け止め化粧料に適用するのが好ましい。
本発明の皮膚外用組成物の剤形としては、液状、乳液状、クリーム状、ペースト状、固形状、多層状などに適応が可能であり、さらにシート剤、スプレー剤、ムース剤としても適用できる。
上述の実施態様に関し、本発明は、さらに以下の組成物を開示する。
<1>下記(A)〜(C)成分を含有する皮膚外用組成物であって、(A)成分及び(C)成分を皮膚外用組成物総量に対して15質量%以下含有する皮膚外用組成物。
(A)下記一般式(1)で表される無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステル
Figure 2014172871
(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基示す。)
(B)25℃で固体の紫外線吸収剤
(C)25℃で液状の極性油((A)成分を除く)
<2>一般式(1)中、R1及びR2が炭素数7〜9の直鎖又は分岐のアルキル基、好ましくは炭素数7〜9の直鎖アルキル基である<1>の皮膚外用組成物。
<3>(A)成分の皮膚外用組成物総量に対する含有量が好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは0.8質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上であり、また好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは7.5質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である<1>又は<2>の皮膚外用組成物。
<4>(A)成分の皮膚外用組成物総量に対する含有量が、好ましくは0.3〜15質量%、より好ましくは0.5〜10質量%、さらに好ましくは0.8〜7.5質量%、さらに好ましくは1〜5質量%である<1>〜<3>のいずれかの皮膚外用組成物。
<5>(B)成分が、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル又は2,4−ビス{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンである<1>〜<4>のいずれかの皮膚外用組成物。
<6>(B)成分の含有量が、皮膚外用組成物の総量に対して、好ましくは0.5質量%以上であり、また好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である<1>〜<5>のいずれかの皮膚外用組成物。
<7>(B)成分の含有量が、皮膚外用組成物の総量に対して、好ましくは0.5〜20質量%、より好ましくは0.5〜15質量%、さらに好ましくは0.5〜10質量%である<1>〜<6>のいずれかの皮膚外用組成物。
<8>(C)成分のIOB値が、0.05〜0.8、好ましくは0.1〜0.6、より好ましくは0.1〜0.5である<1>〜<7>のいずれかの皮膚外用組成物。
<9>(C)成分が、25℃で液状の有機紫外線吸収剤を含有するものであり、その含有量が皮膚外用組成物総量に対して、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7.5質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下であり、また、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上である<1>〜<8>のいずれかの皮膚外用組成物。
<10>(C)成分が、25℃で液状の有機紫外線吸収剤を含有するものであり、その含有量が、好ましくは0.3〜10質量%、より好ましくは0.5〜7.5質量、さらに好ましくは1〜5質量%である<1>〜<9>のいずれかの皮膚外用組成物。
<11>(C)成分が、25℃で液状の有機紫外線吸収剤を含有するものであり、当該有機紫外線吸収剤がパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチル、オクトクリレン、及びジメチコジエチルベンザルマロネートから選ばれる1種又は2種以上であり;好ましくは、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、サリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ホモメンチル、オクトクリレン、及びジメチコジエチルベンザルマロネートから選ばれる1種又は2種以上であり;より好ましくはパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、オクトクリレン、及びジメチコジエチルベンザルマロネートから選ばれる1種又は2種以上であり;さらに好ましくはパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルである<1>〜<10>のいずれかの皮膚外用組成物。
<12>(C)成分が、エステル油、好ましくは脂肪酸エステル、二価脂肪酸ジエステル、及び天然又は合成のトリグリセリドから選ばれる1種又は2種以上を含有するものである<1>〜<11>のいずれかの皮膚外用組成物。
<13>(A)成分と(C)成分の合計含有量が、皮膚外用組成物総量に対して、15質量%以下、好ましくは5質量%以上であり、また10質量%以下がより好ましく、5〜15質量%がさらに好ましく、5〜10質量%がさらに好ましい<1>〜<12>のいずれかの皮膚外用組成物。
<14>前記(A)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(A)/((A)+(C))]が、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上、さらに好ましくは0.5以上であり、また好ましくは1以下、より好ましくは0.9以下である<1>〜<13>のいずれかの皮膚外用組成物。
<15>前記(A)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(A)/((A)+(C))]が、好ましくは0.1〜1、より好ましくは0.3〜1、さらに好ましくは0.5〜0.9である<1>〜<14>のいずれかの皮膚外用組成物。
<16>前記(B)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比〔(B)/((A)+(C))〕が、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.12以上、さらに好ましくは0.13以上であり、また好ましくは0.6以下、より好ましくは0.58以下、さらに好ましくは0.56以下である<1>〜<15>のいずれかの皮膚外用組成物。
<17>前記(B)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比〔(B)/((A)+(C))〕が、好ましくは0.1〜0.6、より好ましくは0.12〜0.58、さらに好ましくは0.13〜0.56である<1>〜<16>のいずれかの皮膚外用組成物。
<18>さらに、(D)揮発性油剤を含有する<1>〜<17>のいずれかの皮膚外用組成物。
<19>(D)揮発性油剤が、1気圧下における沸点が260℃以下の炭化水素油を含有し、より好ましくはC12〜C16アルカン類、又はC8−C16イソアルカン類を含有する<18>の皮膚外用組成物。
<20>(D)揮発性油剤が、1気圧下における沸点が260℃以下のシリコーン油を含有し、より好ましくは鎖状ポリシロキサン類、又は環状ポリシロキサン類、又はカプリリルメチコンを含有する<18>の皮膚外用組成物。
<21>(D)揮発性油剤が、ドデカン、イソドデカン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサン、及びジメチルポリシロキサン(動粘度1.5cs)から選ばれる1種又は2種以上であり;好ましくはイソドデカン、メチルトリメチコン、及びデカメチルシクロペンタシロキサンから選ばれる1種又は2種以上である<18>の皮膚外用組成物。
<22>(D)揮発性油剤の含有量が、皮膚外用組成物総量に対して、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、さらに好ましくは5質量%以上であり、また好ましくは30質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である<18>〜<21>のいずれかの皮膚外用組成物。
<23>(D)揮発性油剤の含有量が皮膚外用組成物総量に対して、1〜30質量%、より好ましくは3〜15質量%、さらに好ましくは5〜10質量%である<18>〜<21>のいずれかの皮膚外用組成物。
<24>日焼け止め用である<1>〜<23>のいずれかの皮膚外用組成物。
<25>一般式(1)中の無水ヘキシトール部分がイソソルビド(isosobide)、イソマンニド(isomannide)及びイソイジド(isoidide)から選択される1種であり、好ましくはイソソルビド又はイソマンニドであり、より好ましくはイソソルビドである<1>〜<24>のいずれかの水中油型乳化化粧料。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を詳説するが、本発明は、それらによって制限されるものではない。なお、無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステルとして以下の実施例では、下記のジカプリル酸イソソルビドを使用した。
ジカプリル酸イソソルビドの合成
300mlフラスコに、イソソルビド(東京化成工業社製)14.6gを入れ、無水テトラヒドロフラン100mlに溶解させた。さらにピリジン(関東化学社製)を16g加えて、均一な溶液とした。反応溶液を氷浴において冷却しながら、カプロン酸クロライド(東京化成工業社製)27gをゆっくりと滴下した。滴下終了後、室温にもどし24時間撹拌を行った。反応終了をTLCにて確認した後、1N塩酸を用いて中和し、酢酸エチルを添加して有機層を得た。無水硫酸マグネシウムで脱水した後、減圧下にて溶媒を留去して、粗生成物を約25g得た。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1:9)を用いて精製し、無色油状物質20gを得た。NMRを測定し、既知の報告と同等であることを確認した。
試験1:25℃で固体の紫外線吸収剤の油剤に対する溶解性試験
ジカプリル酸イソソルビドと、比較例として安息香酸アルキル(C12−15)、トリメリト酸トリエチルヘキシル及びイソノナン酸イソノニルについて、各種25℃で固体の紫外線吸収剤の溶解度を測定した。溶解度の測定には、各種油剤(試験例1、比較試験例1〜3)に対して各種25℃で固体の紫外線吸収剤が飽和溶液となるように各々をバイアルに加えて、80℃で30分間加熱溶解させ、完全に溶解したのを確認した後、25℃恒温槽に1か月静置させた飽和溶液の上澄み液を使用した。測定には、上記の飽和溶液中に溶解した25℃で固体の紫外線吸収剤を、HPLCを用いて含有量を測定し、溶解度を求めた。なお、溶解度は質量%で示す。
Figure 2014172871
表1より、一般式(1)の無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステル(A)は、広範囲の25℃で固体の紫外線吸収剤の溶解性が優れている。
実施例1〜12、比較例1〜7
表2及び表3に示した処方に従い、皮膚外用組成物を調製した。これらを用いて、下記の各試験を実施した。結果を表2及び表3に併せて示す。
(1)安定性(紫外線吸収剤析出の有無)試験
油溶性紫外線吸収剤を配合した試験品を、0℃で1ヶ月保存した後、結晶析出の有無を顕微鏡観察により確認した。
(評価基準)
A:全く結晶析出が認められなかった。
X:試験品に結晶の析出が認められた。
(2)使用感試験
各試験における塗布時の試料の伸びの良さ、つや感の有無、保湿感の有無を専門パネラー15名により使用試験を実施した。評価基準は以下の通りである。なお、安定性試験において、分離しているものは評価していない。
(評価基準:のびの良さ)
5:専門パネラー13名以上が塗布時に伸びが良いと認めた。
4:専門パネラー10名以上13名未満が塗布時に伸びが良いと認めた。
3:専門パネラー7名以上10名未満が塗布時に伸びが良いと認めた。
2:専門パネラー4名以上7名未満が塗布時に伸びが良いと認めた。
1:専門パネラー4名未満が塗布時に伸びが良いと認めた。
(評価基準:つや感の有無)
5:専門パネラー13名以上が塗布後につや感があると認めた。
4:専門パネラー10名以上13名未満が塗布後につや感があると認めた。
3:専門パネラー7名以上10名未満が塗布後につや感があると認めた。
2:専門パネラー4名以上7名未満が塗布後につや感があると認めた。
1:専門パネラー4名未満が塗布後につや感があると認めた。
(評価基準:保湿感)
5:専門パネラー13名以上が塗布後に肌がしっとりし、潤いを感じると認めた。
4:専門パネラー10名以上13名未満が塗布後に肌がしっとりし、潤いを感じると認めた。
3:専門パネラー7名以上10名未満が塗布後に肌がしっとりし、潤いを感じると認めた。
2:専門パネラー4名以上7名未満が塗布後に肌がしっとりし、潤いを感じると認めた。
1:専門パネラー4名未満が塗布後に肌がしっとりし、潤いを感じると認めた
(評価基準:べたつき感のなさ)
5:専門パネラー13名以上が塗布後にべたつきがないと認めた。
4:専門パネラー10名以上13名未満が塗布後にべたつきがないと認めた。
3:専門パネラー7名以上10名未満が塗布後にべたつきがないと認めた。
2:専門パネラー4名以上7名未満が塗布後にべたつきがないと認めた。
1:専門パネラー4名未満が塗布後にべたつきがないと認めた。
Figure 2014172871
Figure 2014172871
表2及び表3の結果から、成分(A)と成分(C)を含有し、その合計量を15質量%以下とした本発明の皮膚外用組成物は、25℃で固体の紫外線吸収剤を含有しているにもかかわらず、べたつき感がなく、伸びが良好で、保湿感に優れ、かつ低温安定性も良好である。
処方例1〜5
以下に本発明の皮膚外用組成物の処方例を示す。いずれも官能効果に優れ、良好な安定性が期待されるものである。
Figure 2014172871
Figure 2014172871
Figure 2014172871
Figure 2014172871
Figure 2014172871

Claims (6)

  1. 下記(A)〜(C)成分を含有する皮膚外用組成物であって、(A)成分及び(C)成分を皮膚外用組成物総量に対して15質量%以下含有する皮膚外用組成物。
    (A)下記一般式(1)で表される無水ヘキシトールのジ脂肪酸エステル
    Figure 2014172871
    (式中、R1及びR2は、同一又は異なって、炭素数7〜9の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐の炭化水素基示す。)
    (B)25℃で固体の紫外線吸収剤
    (C)25℃で液状の極性油((A)成分を除く)
  2. (C)成分中に25℃で液状の有機紫外線吸収剤を含有し、その含有量が皮膚外用組成物総量に対して10質量%以下である請求項1に記載の皮膚外用組成物。
  3. 25℃で液状の紫外線吸収剤が、メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、オクトクリレン、サリチル酸オクチル及びサリチル酸ホモメンチルからなる群から選択される1種又は2種以上である請求項2に記載の皮膚外用組成物。
  4. (B)成分が、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル又は2,4−ビス{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンである請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
  5. (A)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(A)/((A)+(C))]が、0.1〜1である請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
  6. (B)成分と、(A)成分及び(C)成分の合計量との含有質量比[(B)/((A)+(C))]が、0.1〜0.6である請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
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WO2013017260A1 (de) * 2011-08-04 2013-02-07 Clariant International Ltd Kosmetische, dermatologische oder pharmazeutische zusammensetzungen enthaltend isosorbiddiester und uv-filter

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