JP2014172850A - ハードカプセル製剤 - Google Patents
ハードカプセル製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014172850A JP2014172850A JP2013045989A JP2013045989A JP2014172850A JP 2014172850 A JP2014172850 A JP 2014172850A JP 2013045989 A JP2013045989 A JP 2013045989A JP 2013045989 A JP2013045989 A JP 2013045989A JP 2014172850 A JP2014172850 A JP 2014172850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard capsule
- capsule formulation
- hard
- gum
- gastric juice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4841—Filling excipients; Inactive ingredients
- A61K9/4875—Compounds of unknown constitution, e.g. material from plants or animals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4841—Filling excipients; Inactive ingredients
- A61K9/4858—Organic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23P—SHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
- A23P10/00—Shaping or working of foodstuffs characterised by the products
- A23P10/30—Encapsulation of particles, e.g. foodstuff additives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/12—Materials from mammals; Compositions comprising non-specified tissues or cells; Compositions comprising non-embryonic stem cells; Genetically modified cells
- A61K35/48—Reproductive organs
- A61K35/50—Placenta; Placental stem cells; Amniotic fluid; Amnion; Amniotic stem cells
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/164—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/43—Enzymes; Proenzymes; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/43—Enzymes; Proenzymes; Derivatives thereof
- A61K38/46—Hydrolases (3)
- A61K38/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- A61K38/482—Serine endopeptidases (3.4.21)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4841—Filling excipients; Inactive ingredients
- A61K9/4866—Organic macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Y—ENZYMES
- C12Y304/00—Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
- C12Y304/21—Serine endopeptidases (3.4.21)
- C12Y304/21062—Subtilisin (3.4.21.62)
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Developmental Biology & Embryology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Mycology (AREA)
- Virology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Reproductive Health (AREA)
- Pregnancy & Childbirth (AREA)
- Botany (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は、一態様においては、酸に触れると成分が劣化する薬剤等を含むハードカプセル製剤において、ハードカプセル被膜に浸み込んでくる胃酸によって、当該薬剤等が劣化しないようにすることを課題とする。
【解決手段】 耐酸性を有するハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、前記ハードカプセルは、腸溶性コーティングが施されておらず、前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含む製剤である、ことを特徴とする、ハードカプセル製剤。
【選択図】なし
【解決手段】 耐酸性を有するハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、前記ハードカプセルは、腸溶性コーティングが施されておらず、前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含む製剤である、ことを特徴とする、ハードカプセル製剤。
【選択図】なし
Description
本発明は、ハードカプセル製剤に関する。
薬剤を胃で崩壊させずに腸に送達させる手段として、ハードカプセルの皮膜(すなわち、外殻フィルム)の上に腸溶性のコーティングを施す方法が知られている。
また、近年、ハードカプセルの皮膜(外殻フィルム)自体が、耐酸性を有するハードカプセルが開発され、販売されている(例えば、カプスゲル社製DR caps)。かかるハードカプセルは、カプセルの皮膜(外殻フィルム)の上にさらに腸溶性のコーティングを施す必要性が必ずしもない点で優れる。
このような耐酸性を有するハードカプセルは、通常、pH1.2の酸性溶液に入れても被膜は溶解しないため(すなわち、生体内においては、胃中でハードカプセルが崩壊しないため)、有用である。とりわけ、胃中でハードカプセルが崩壊しなければ十分である薬剤等(例えば、戻り臭が気になるニンニクなど)の物質をハードカプセルの中に充填する場合には、期待した効果が得られ、特段の問題が無い。
しかし、本発明者は、十分な効果が得られない耐酸性を有するハードカプセルを含むハードカプセル製剤を鋭意検討した結果、驚くべきことに、胃中でハードカプセルが崩壊しないとしても、ハードカプセルの被膜自体が防水であるというわけではないため、時間の経過と共に、胃酸が徐々に、ハードカプセル被膜を通じて浸み込んでくることを発見した。すなわち、その結果、ハードカプセルの中に充填された薬剤等の物質が酸(胃酸)に触れるため、酸に触れると成分が劣化する(変化する/分解される/死滅する)薬剤等(例えば、タンパク質類(ローヤルゼリー、乳タンパクなど)、酵素類(ナットウキナーゼや補酵素など)、生菌(乳酸菌、ビフィズス菌など))の物質をハードカプセルの中に充填する場合には、期待した効果が得られない、ことを発見した。
上記の問題点を鑑み、本発明は、一態様においては、酸に触れると成分が劣化する薬剤等を含むハードカプセル製剤において、ハードカプセル被膜に浸み込んでくる胃酸によって、当該薬剤等が劣化しないようにすることを課題とする。
本発明者らは、長期に渡る鋭意検討の結果、以下の構成を有するハードカプセル製剤を開発することによって、上述の課題を解決することを見出した。
すなわち、本発明のハードカプセル製剤は、一態様において、耐酸性を有するハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、前記ハードカプセルは、腸溶性コーティングが施されておらず、前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含む製剤である、ことを特徴とする、ハードカプセル製剤である。
前記胃液侵入阻止剤は、酸性溶液(生体内における胃液)がハードカプセル皮膜を通じて、ハードカプセルの内部への侵入し、ハードカプセル内の充填物に浸み入るのを、実質的に(完全に、または、部分的に、)防ぐことができるのに貢献する剤をいう。
前記胃液侵入阻止剤は、一態様においては、ゲル化剤および/または撥水剤である。すなわち、ゲル化剤と撥水剤の両方を用いることもできる。これらは、異なるメカニズムにより、本発明の効果に寄与していると考えられるため、これらの両者を用いることは、さらに有用であると考えられる。すなわち、ゲル化剤は、膨潤することにより、ハードカプセル内の充填物に酸性溶液(生体内における胃液)が浸み入るのを防ぐのに貢献すると考えられる。これに対し、撥水剤は、その撥水作用により、酸性溶液(生体内における胃液)が浸み入るのを防ぐのに貢献すると考えられる。
本発明のハードカプセル製剤は、一態様においては、ゲル化剤を、粉末として、含むことができる。そのようなゲル化剤は、好ましくは、グアガム、ペクチン、ι(イオタ)型カラギーナン、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸塩、アルギン酸、タマリンドガム、グルコマンナン、寒天、カードラン、ジェランガム、および、コラーゲンからなる群から選択されることができる。そのようなゲル化剤は、さらに好ましくは、グアガム、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、および、ローカストビーンガムからなる群から選択されることができる。
本発明のハードカプセル製剤は、一態様においては、撥水剤を、粉末として、含むことができる。そのような撥水剤は、好ましくは、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、および、カルナバロウからなる群から選択されることができる。
本発明のハードカプセル製剤は、一態様においては、薬剤を含むが、本発明のハードカプセル製剤の技術をもっとも効果的に利用するためには、酸に触れると成分が劣化する(変化する/分解される/死滅する)薬剤を用いることができる。そのような薬剤としては、例えば、タンパク質類(ローヤルゼリー、乳タンパクなど)、酵素類(ナットウキナーゼや補酵素など)、生菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)が挙げられる。
本発明のハードカプセル製剤において、用いられるゲル化剤や撥水剤の量に特に制限はない。所与の条件下(薬剤、賦形剤、ハードカプセル、それらの容量、その他)において、期待する程度の効果を発揮できる量で含ませることができる。例えば、重量ベースで、ハードカプセルの中の充填物の全重量の25%以下、好ましくは、20%以下、より好ましくは、10%以下、さらに好ましくは、9%以下、とすることができる。
本発明のハードカプセル製剤は、それが適当である限りどのような目的に用いてもよいが、特に医療用又は健康食品用のカプセルとして用いることができる。
本発明のハードカプセル製剤に用いるハードカプセルは、当業者に周知の方法により製造することができ、また、商業的に入手可能なものを用いることもできる。本発明において用いるハードカプセルの素材は、いかなるものであってもよい、その中でも、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、および、プルランが、より好ましい。ハードカプセルは、上記のハードカプセルの素材(および、所望により、ゲル化剤、および/または、ゲル化補助剤)を溶解した水溶液(ジェル)中に、成型ピンを浸漬し、これを引き上げ、上記のハードカプセルの素材をゲル化させ、続いて、乾燥させるという方法により、ハードカプセルを製造することができる。
ハードカプセルをより良く生産するための、可塑剤、保存剤、分散剤、その他の添加剤が知られているが、本発明のカプセルにおいても、これらを適宜使用することは、当業者に期待し得る変形の範囲内である。
また、本発明のハードカプセル製剤は、一態様において、ハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含むハードカプセル製剤である。ここで、ハードカプセルは、ハードカプセルの皮膜(すなわち、外殻フィルム)の上に腸溶性のコーティングを施されたものであってもよい。しかし、本発明のハードカプセル製剤の技術をもっとも効果的に利用するためには、ハードカプセルの皮膜の上に腸溶性のコーティングを施されていないものを用いることも望ましい。また、本発明のハードカプセル製剤の技術をもっとも効果的に利用するためには、ハードカプセルは、耐酸性を有するハードカプセルであることが望ましい。ここで、耐酸性とは、生体内(胃)において、胃酸によって実質的に溶けない(崩壊しない)という性質を含意する。なお、ハードカプセルは、胃では溶けないが、腸では溶けることが好ましい。そのような耐酸性を有するハードカプセルは商業的に入手可能である(例えば、カプスゲル社製DR caps)。なお、一態様においては、前記胃液侵入阻止剤が、グアガム、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、および、カルナバロウからなる群から選択されることができる。
以上述べた本発明の一又は複数の特徴を、任意に組み合わせたものも、本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
本発明は、一態様においては、ハードカプセルの中に酸に触れると成分が劣化する薬剤等を含むハードカプセル製剤において、ハードカプセル被膜に浸み込んでくる胃酸によって、当該薬剤等が劣化しないようにすることができる。
本明細書において用いられる用語は、特定の実施態様を説明するために用いられるのであり、発明を限定する意図ではない。
また、本明細書において用いられる「含む」との用語は、文脈上明らかに異なる理解をすべき場合を除き、記載された事項(部材、ステップ、要素または数字等)が存在することを意図するものであり、それ以外の事項(部材、ステップ、要素または数字等)が存在することを排除しない。
異なる定義が無い限り、ここに用いられるすべての用語(技術用語及び科学用語を含む。)は、本発明が属する技術の当業者によって広く理解されるのと同じ意味を有する。ここに用いられる用語は、異なる定義が明示されていない限り、本明細書及び関連技術分野における意味と整合的な意味を有するものとして解釈されるべきであり、理想化され、又は、過度に形式的な意味において解釈されるべきではない。
本発明の実施態様は模式図を参照しつつ説明される場合があるが、模式図である場合、説明を明確にするために、誇張されて表現されている場合がある。
本明細書中に引用される文献は、それらのすべての開示が、本明細書中に援用されているとみなされるべきであって、当業者は、本明細書の文脈に従って、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、それらの先行技術文献における関連する開示内容を、本明細書の一部として援用して理解する。
以下において、本発明を、実施例を参照してより詳細に説明する。しかしながら、本発明はいろいろな態様により具現化することができ、ここに記載される実施例に限定されるものとして解釈されてはならない。
<<実施例1>>
食品添加物または医薬品添加物である表1の粉末を他の紛体と混ぜることなく、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)の分離したボディー部に開口端面まで充填し、青色1号で着色した薬局方第1液(pH1.2液)100μLを滴下して60分後の浸透率(%)を測定した(図4参照)。
食品添加物または医薬品添加物である表1の粉末を他の紛体と混ぜることなく、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)の分離したボディー部に開口端面まで充填し、青色1号で着色した薬局方第1液(pH1.2液)100μLを滴下して60分後の浸透率(%)を測定した(図4参照)。
浸透率は、ボディー長(16.6mm)に対して、当該青色溶液が浸透した距離で定義される。すなわち、当該青色溶液が4.15mm浸透したならば、浸透率は25%となる(四捨五入を行った。)。浸透率がより小さいことは、酸性溶液の浸透がより大きく阻止されたことを意味する(これは、生体内で言えば、胃液の浸透がより大きく阻止されることを意味する。)。
本実施例においては、浸透率について、以下の基準により判定を行った。
優:10%以下
良:11%以上20%以下
可:21%以上50%以下
不適:51%以上
優:10%以下
良:11%以上20%以下
可:21%以上50%以下
不適:51%以上
本実験に用いた粉末は、ゲル化剤(適宜、ゲル化剤粉末ともいう。なお、ゲル化補助剤は用いていない。)および撥水剤(適宜、撥水性粉末ともいう。)である。また、比較例として、通常の賦形剤を用いた。
表1に、実験結果を示す。
表1に示すとおり、ゲル化剤または撥水剤を用いた場合においては、比較例(通常の賦形剤)と比べて、極めて顕著に、酸性溶液の浸透が阻止されたことが明らかである。なお、比較例である乳糖に関しては、浸透率が100%である。これは、本実験において、ボディー長(16.6mm)をフルに浸透したことを意味する。
<<実施例2>>
カプセルの賦形剤としてポピュラーである乳糖(なお、乳糖は、実施例1において浸透率が100%であった。)に、所定の粉末(ゲル化剤または撥水剤)を重量で10%、25%、50%を混合した場合の浸透率を実施例1と同じ方法により測定した。
カプセルの賦形剤としてポピュラーである乳糖(なお、乳糖は、実施例1において浸透率が100%であった。)に、所定の粉末(ゲル化剤または撥水剤)を重量で10%、25%、50%を混合した場合の浸透率を実施例1と同じ方法により測定した。
本実施例においては、浸透率について、以下の基準により判定を行った。
ランクAA:10%混合時の浸透率が10%以下のもの
ランク A:25%混合時の浸透率が10%以下のもの
ランク B:25%混合時の浸透率が15%以下のもの
ランク C:25%混合時の浸透率が50%以下のもの
ランク不適:上記以外のもの。
ランクAA:10%混合時の浸透率が10%以下のもの
ランク A:25%混合時の浸透率が10%以下のもの
ランク B:25%混合時の浸透率が15%以下のもの
ランク C:25%混合時の浸透率が50%以下のもの
ランク不適:上記以外のもの。
表2に、実験結果を示す。
表2に示すとおり、ゲル化剤または撥水剤を用いた場合においては、極めて顕著に、酸性溶液の浸透が阻止されたことが明らかである。なお、比較例として乳糖(賦形剤)のみを用いた場合には、浸透率は100%となることは、実施例1から明らかである。なお、アルギン酸に関しては、それほどよい結果を示さなかった(C判定)。
すなわち、表2に示すとおり、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J)については、ランクAAであった。キサンタンガム、ローカストビーンガムについては、ランクAであった。ステアリン酸マグネシウム、タマリンドガム、グルコマンナン、ι(イオタ)型カラギーナンについては、ランクBであった。アルギン酸はついては、ランクCであった。
<<実施例3>>
実施例2においてランクAAと判定された3種の紛体(すなわち、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J))について、乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)に充填した。同様に、実施例2においてランクCと判定された紛体(アルギン酸)について、乳糖に重量で10%となるように混合した混合粉末を、同じハードカプセルに充填した。また、同じハードカプセルに、乳糖のみを充填したものを、比較例として、調製した。
実施例2においてランクAAと判定された3種の紛体(すなわち、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J))について、乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)に充填した。同様に、実施例2においてランクCと判定された紛体(アルギン酸)について、乳糖に重量で10%となるように混合した混合粉末を、同じハードカプセルに充填した。また、同じハードカプセルに、乳糖のみを充填したものを、比較例として、調製した。
これらの充填されたハードカプセルを、青色1号で着色した37℃のpH1.2液(薬局方第1液)に2時間浸漬した後、ハードカプセルを引き上げ、良く切れるメスでカプセルを長軸方向に切断して断面を露出させた。そして、ハードカプセル被膜を通じて侵入する青色の酸性溶液が、カプセルの内部にどのように、そして、どの程度、侵入しているのか(または、侵入が阻止されているのか)を観察した。
断面の写真を図1、図2、図3に示す。
図1は、ハードカプセルに、乳糖のみを充填したハードカプセルについての断面の写真である。この図に示されるとおり、乳糖のみを充填した場合には、ハードカプセルの深部にまで、青色の酸性溶液が浸み入っており、充填された粉体と酸性溶液との接触が広範に生じている。
図2は、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J)を乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を充填したハードカプセルについての断面の写真である。この図に示されるとおり、これらの粉末を10%含ませるだけで、驚くべきことに、ハードカプセルの外側付近までしか青色の酸性溶液が浸み入っていなかった。また、ハードカプセルの内側は、大部分が乾いており、充填された粉体と酸性溶液との接触が大きく阻止(阻害)されている。
図3は、アルギン酸を乳糖に対して重量で10%となるように混合した混合粉末を充填したハードカプセルについての断面の写真である。ある程度、充填された粉体と酸性溶液との接触が阻止(阻害)されている。
<<実施例4>>
実施例2においてランクAAと判定された3種の紛体(すなわち、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J))について、乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)に充填した。また、同じハードカプセルに、乳糖のみを充填したものを、比較例として、調製した。
実施例2においてランクAAと判定された3種の紛体(すなわち、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J))について、乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を、カプスゲル社製耐酸性ハードカプセル(DR caps、サイズ1号、無色透明)に充填した。また、同じハードカプセルに、乳糖のみを充填したものを、比較例として、調製した。
これらの充填されたハードカプセルを、(実施例3とは異なり、青色1号で着色していない)37℃のpH1.2液(薬局方第1液)に2時間浸漬した後、ハードカプセルを引き上げ、良く切れるメスでカプセルを長軸方向に切断して断面を露出させた。
各カプセルの露出した断面に対して、2色呈色指示薬であるブロモフェノールブル(Bromophenol blue:pHが3.0から4.6の間で用いられる酸塩基指示薬の1つである。水溶液のpHが3.0以下のときは黄色であるが、pHが4.6以上になると青紫色となる。この変化は可逆である。)を1滴、滴下した。
その結果、実施例2においてランクAAと判定された3種の紛体(すなわち、グアガム、λ型カラギーナン、ペクチン(三晶(株)/GENU Pectin DD slow set−J))について、乳糖に対して重量で10%、25%となるように混合した混合粉末を充填した場合には、充填物の内部は青紫となりpHが4.6以上であり、酸性溶液の侵入の影響を効果的に防止できている事が分かった。ない、比較例である、乳糖のみを充填した場合には、充填物の内部は全て黄色となり、酸性溶液の侵入の影響が顕著であった。
Claims (9)
- 耐酸性を有するハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、
前記ハードカプセルは、腸溶性コーティングが施されておらず、
前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含む製剤である、
ことを特徴とする、
ハードカプセル製剤。 - 請求項1に記載のハードカプセル製剤であって、
前記胃液侵入阻止剤が、ゲル化剤および/または撥水剤である、
ことを特徴とする、
ハードカプセル製剤。 - 請求項2に記載のハードカプセル製剤であって、
前記胃液侵入阻止剤が、ゲル化剤である、
ことを特徴とする、
ハードカプセル製剤。 - 請求項3に記載のハードカプセル製剤であって、
前記ゲル化剤が、グアガム、ペクチン、ι(イオタ)型カラギーナン、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸塩、アルギン酸、タマリンドガム、グルコマンナン、寒天、カードラン、ジェランガム、および、コラーゲンからなる群から選択されることを特徴とする、ハードカプセル製剤。 - 請求項3に記載のハードカプセル製剤であって、
前記ゲル化剤が、グアガム、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、および、ローカストビーンガムからなる群から選択されることを特徴とする、ハードカプセル製剤。 - 請求項3に記載のハードカプセル製剤であって、
前記胃液侵入阻止剤が、撥水剤である、
ことを特徴とする、
ハードカプセル製剤。 - 請求項6に記載のハードカプセル製剤であって、
前記撥水剤が、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、および、カルナバロウからなる群から選択されることを特徴とする、ハードカプセル製剤。 - 請求項1に記載のハードカプセル製剤であって、前記薬剤が、タンパク質類、酵素類、生菌であることを特徴とする、ハードカプセル製剤。
- ハードカプセルを含む、ハードカプセル製剤であって、
前記ハードカプセル製剤は、胃液侵入阻止剤および薬剤を前記ハードカプセルの中に含み、
前記胃液侵入阻止剤が、グアガム、λ(ラムダ)型カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、および、カルナバロウからなる群から選択されることを特徴とする、ハードカプセル製剤。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045989A JP2014172850A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | ハードカプセル製剤 |
EP14710394.9A EP2988734A1 (en) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | Hard capsule formulation |
JP2015560825A JP6420261B2 (ja) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | 硬カプセル製剤 |
PCT/IB2014/059408 WO2014136038A1 (en) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | Hard capsule formulation |
US14/771,161 US10172803B2 (en) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | Hard capsule formulation |
BR112015020307-8A BR112015020307B1 (pt) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | Formulação de cápsula rígida de hidroxipropilmetil celulose com resistência a ácido e método de inibição de decomposição ácida em uma cápsula rígida de hidroxipropilmetil celulose |
JP2018191350A JP6856601B2 (ja) | 2013-03-07 | 2018-10-10 | 硬カプセル製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045989A JP2014172850A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | ハードカプセル製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014172850A true JP2014172850A (ja) | 2014-09-22 |
Family
ID=50280447
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013045989A Pending JP2014172850A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | ハードカプセル製剤 |
JP2015560825A Active JP6420261B2 (ja) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | 硬カプセル製剤 |
JP2018191350A Active JP6856601B2 (ja) | 2013-03-07 | 2018-10-10 | 硬カプセル製剤 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015560825A Active JP6420261B2 (ja) | 2013-03-07 | 2014-03-03 | 硬カプセル製剤 |
JP2018191350A Active JP6856601B2 (ja) | 2013-03-07 | 2018-10-10 | 硬カプセル製剤 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10172803B2 (ja) |
EP (1) | EP2988734A1 (ja) |
JP (3) | JP2014172850A (ja) |
BR (1) | BR112015020307B1 (ja) |
WO (1) | WO2014136038A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10172803B2 (en) | 2013-03-07 | 2019-01-08 | Capsugel Belgium Nv | Hard capsule formulation |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5777625B2 (ja) | 2009-09-24 | 2015-09-09 | キャプシュゲル・ベルジウム・エヌ・ヴィ | 耐酸性カプセル |
IL297885A (en) * | 2020-05-31 | 2023-01-01 | Eirgen Pharma Ltd | Hard capsule dosage form and its uses |
CN112472715B (zh) * | 2020-12-18 | 2023-06-23 | 华熙生物科技股份有限公司 | 一种碳酸氢钠肠溶胶囊及其制备方法 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3427378A (en) * | 1965-02-12 | 1969-02-11 | American Cyanamid Co | Sustained release encapsulated formula |
US3374146A (en) * | 1966-04-18 | 1968-03-19 | American Cyanamid Co | Sustained release encapsulation |
DE3022137A1 (de) * | 1980-06-13 | 1982-01-07 | A. Nattermann & Cie GmbH, 5000 Köln | Verfahren zum abfuellen von bei raumtemperatur hochviskosen pharmazeutischen massen in hartkapseln |
JPS57149219A (en) * | 1981-03-12 | 1982-09-14 | Eisai Co Ltd | Hard capsule preparation containing tocopherol nicotinate in high concentration |
US4601896A (en) * | 1984-03-21 | 1986-07-22 | Mark Nugent | Pharmaceutical capsule compositions and structures for gastric sensitive materials |
JP3269131B2 (ja) * | 1991-09-05 | 2002-03-25 | 株式会社ツムラ | 漢方薬硬カプセル剤の製造方法 |
JPH0710746A (ja) * | 1993-04-26 | 1995-01-13 | Takeda Chem Ind Ltd | 服用時の付着性を改良した硬カプセル剤 |
US5849327A (en) | 1994-07-29 | 1998-12-15 | Advanced Polymer Systems, Inc. | Delivery of drugs to the lower gastrointestinal tract |
CA2206691A1 (en) * | 1994-12-05 | 1996-06-13 | Shintaro Tashiro | Method of drug delivery and coatings for use in the method |
FI980901A (fi) * | 1998-04-23 | 1999-10-24 | Orion Yhtymae Oyj | Levosimendaania säädellysti vapauttavia oraalisia koostumuksia |
CN100563648C (zh) * | 2003-04-25 | 2009-12-02 | 田边三菱制药株式会社 | 包含亚烷基二氧苯衍生物的口服组合物 |
JP3688279B2 (ja) * | 2003-08-01 | 2005-08-24 | 森下仁丹株式会社 | 耐熱性カプセルおよびその製造方法 |
WO2005025609A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-24 | Nrl Pharma, Inc. | ラクトフェリン素材組成物 |
WO2006082824A1 (ja) | 2005-02-03 | 2006-08-10 | Nrl Pharma, Inc. | マトリックス型腸溶性・徐放性組成物 |
US20070148248A1 (en) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Banner Pharmacaps, Inc. | Gastric reflux resistant dosage forms |
JP2007211006A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-08-23 | Ono Pharmaceut Co Ltd | 溶出安定性を有するコーティング固形製剤 |
WO2007098612A1 (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-07 | Laboratoires Mauves Inc. | Gastric acid resistant gelatin capsule composition and method for producing same |
JP2007302570A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Fancl Corp | チオクト酸を含有する徐放性製剤 |
US9011843B2 (en) * | 2006-12-14 | 2015-04-21 | Master Supplements, Inc. | Formulations including monovalent alginate to enhance effectiveness of administered digestive enzymes |
JP2010168309A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Kaneka Corp | 粒子状組成物およびその製造方法 |
US9056050B2 (en) * | 2009-04-13 | 2015-06-16 | Curemark Llc | Enzyme delivery systems and methods of preparation and use |
JP5777625B2 (ja) * | 2009-09-24 | 2015-09-09 | キャプシュゲル・ベルジウム・エヌ・ヴィ | 耐酸性カプセル |
US9717678B2 (en) | 2011-11-06 | 2017-08-01 | Murty Pharmaceuticals, Inc. | Delivery systems for improving oral bioavailability of Fenobam, its hydrates, and salts |
JP2014172850A (ja) | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Capsugel Belgium Nv | ハードカプセル製剤 |
-
2013
- 2013-03-07 JP JP2013045989A patent/JP2014172850A/ja active Pending
-
2014
- 2014-03-03 WO PCT/IB2014/059408 patent/WO2014136038A1/en active Application Filing
- 2014-03-03 JP JP2015560825A patent/JP6420261B2/ja active Active
- 2014-03-03 BR BR112015020307-8A patent/BR112015020307B1/pt active IP Right Grant
- 2014-03-03 EP EP14710394.9A patent/EP2988734A1/en active Pending
- 2014-03-03 US US14/771,161 patent/US10172803B2/en active Active
-
2018
- 2018-10-10 JP JP2018191350A patent/JP6856601B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10172803B2 (en) | 2013-03-07 | 2019-01-08 | Capsugel Belgium Nv | Hard capsule formulation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6420261B2 (ja) | 2018-11-07 |
BR112015020307A2 (pt) | 2017-07-18 |
US20160015651A1 (en) | 2016-01-21 |
EP2988734A1 (en) | 2016-03-02 |
JP6856601B2 (ja) | 2021-04-07 |
WO2014136038A1 (en) | 2014-09-12 |
BR112015020307B1 (pt) | 2022-12-20 |
JP2016510064A (ja) | 2016-04-04 |
JP2019023216A (ja) | 2019-02-14 |
US10172803B2 (en) | 2019-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102657869B (zh) | 一种可在胃肠道不同部位崩解的海藻酸盐硬胶囊 | |
JP6856601B2 (ja) | 硬カプセル製剤 | |
JP6219836B2 (ja) | 耐酸性ツーピースハードカプセル用の耐酸性バンディング溶液 | |
ES2226418T3 (es) | Composiciones para recubrimiento de almidon modificado. | |
JP2018058870A (ja) | 放出制御ポリマーの水性分散液並びにそのシェル及びカプセル | |
KR101288079B1 (ko) | 연질캡슐용 막 형성 조성물 | |
JP2013505928A5 (ja) | ||
JPWO2006082842A1 (ja) | 溶解性が改善された硬カプセル | |
JP6929844B2 (ja) | 硬度が改善された硬質カプセル、及びその製造方法 | |
KR101917334B1 (ko) | 장용성 심리스 소프트 캡슐의 제조 방법 | |
JP5878669B1 (ja) | 腸溶性カプセル | |
WO2013145379A1 (ja) | 大腸特異崩壊性カプセル | |
JP5588078B2 (ja) | 大腸送達カプセル及びその製造方法 | |
JP6588193B2 (ja) | カプセル製剤 | |
JP2015007008A (ja) | ソフトカプセル用シェル形成組成物及びソフトカプセル | |
JP2019023216A5 (ja) | ||
JP6297441B2 (ja) | ビフィドバクテリウム属細菌含有カプセルおよびその製造方法 | |
JP5997034B2 (ja) | キトサン含有組成物及びキトサンコーティング組成物 | |
AR122316A1 (es) | Formulaciones de cápsulas de gel blando de origen no animal, métodos de preparación y métodos de uso de estas | |
JP2022123274A (ja) | 腸溶性硬質カプセル | |
JP5496432B1 (ja) | 大腸送達カプセル及びその製造方法 | |
JPWO2020071393A1 (ja) | 強度が改善された硬質カプセル、及びその製造方法 | |
JP2016008173A (ja) | 放出制御型ソフトカプセル剤 | |
WO2012131476A1 (en) | Composition and method for controlling release of active ingredient | |
NZ730337B2 (en) | Method of manufacturing enteric seamless soft capsule |