JP2014172622A - 電子機器用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包作業性に優れ低コスト化を可能とした電子機器用包装体を提供する。
【解決手段】収容袋に収容された電子機器4を段ボール箱等の箱体5に収容した電子機器用包装体1であって、収容袋は、その開口部側が紐7で締められることにより蛇腹状に形成された巾着袋3であって、クッション性を有するシートで形成されている。収容袋としての巾着袋3が緩衝材として兼用できることから、搬送時等に箱体5の外側から衝撃が加えられたとしても、電子機器4に対する衝撃を緩和することができ、さらに、専ら緩衝用として用いらえる緩衝部材が不要となるので、梱包作業性に優れると共にコストを安価に抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、巾着袋に入れられた電子機器を段ボール箱に収容した電子機器用包装体に関する。
従来より、電子機器や装飾品などの物品を包装するに際しては、一般的に物品自体をポリエチレン製などの透明や半透明な袋、所謂ビニール袋で密封して内装としている。こうした袋は、単に、防汚染性のみを目的としているため、帯電防止性、クッション性、ハンドリング性、耐久性が考慮されてはなく、物品を持ち運ぶときのバックとして使用することは、耐久性や装飾性の観点から実質使用されることはほとんどなく、物品が袋から取り出された後には、廃棄されることが実情となっている。
ところで、前述したごく一般的に利用されているビニール袋は、全体が薄いシートのみで形成されており、ビニール袋自体には緩衝機能を有していないことから、例えば、ビニール袋に入れられた電子機器を段ボール箱に収容して搬送するとき、段ボール箱の外側から衝撃が加えられると、その内部に収容された電子機器が傷付いたり故障したりする虞があり、こうした問題を解決するため、例えば特許文献1には、電子機器を輸送等するときに梱包する梱包箱において、当該梱包箱は、電子機器を包装する袋部材、緩衝部材、外箱からなり、電子機器を袋部材で包装して外箱に入れ、袋部材と外箱との間隙に袋部材とは別体の緩衝部材を介在させたものが開示されている。
特開2008−247433号公報 特開2010−18282号公報
しかし、特許文献1では、外箱に入れられた電子機器に対する衝撃を防止するため、梱包を行うに際し、袋部材と外箱との間隙に緩衝部材を介在させるといった煩わしい作業を必要とする。また、専ら搬送時のみに必要とする衝撃部材は、目的地へ搬送され、外箱から電子機器が取り出された後には、再利用性が乏しいことから、ゴミとして処分されるという実情があり環境にやさしいとはいえない。また、特許文献2では、合成樹脂製気泡シートからなる包装用袋において、狭い範囲で点として外力が加わった場合における緩衝効果を向上させるため、開口部をファスナーで気密的に閉鎖するとしており、その結果、包装用袋自体が空気層により相当嵩張るため、当該包装用袋を段ボール箱に収納する場合汎用性に乏しく、特にスマートフォンのような小型電子機器を包装用袋に収納する場合には、包装容積が大きくなり包装材料を多く使用することになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、箱体内で電子機器を収容した収容袋を緩衝材として兼用することで、梱包作業性に優れ低コスト化を可能とした電子機器用包装体を提供することを目的とする。
本電子機器用包装体の発明は、
収容袋に収容された電子機器を段ボール箱等の箱体に収容した電子機器用包装体であって、
前記収容袋は、その開口部側が紐で締められることにより蛇腹状に形成された巾着袋であって、複数のシートを積層して成形したものであり、該複数のシートのうち少なくとも1枚のシートを、クッション性を有するシートとしたことを特徴とする。
さらに、本電子機器用包装体の発明は、
前記複数のシートは、クッション性を有する不織布シートと、ポリエチレンシート又はポリプロピレンシートであることを特徴とする。
さらに、本電子機器用包装体の発明は、
前記クッション性を有する不織布シートは、パルプ不織布シート又はポリエステル不織布シートであることを特徴とする。
さらに、本電子機器用包装体の発明は、
前記電子機器を前記巾着袋に収容して段ボール箱等の箱体内に収容したとき、該箱体内には、専ら緩衝用として緩衝部材を収容せずに、前記電子機器を収容することを目的とした巾着袋を緩衝材として兼用させたことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器を収容した収容袋としての巾着袋がクッション性を有することから、電子機器用包装体の搬送時等に箱体の外側から衝撃が加えられたとしても、電子機器に対する衝撃を緩和することができ、さらには、専ら緩衝用として用いらえる緩衝部材を箱体内に収容せずに、巾着袋を緩衝材として兼用されるので、梱包作業性に優れ、コストを安価に抑えることができる。
さらに、収容袋は巾着袋であることから開口部側が蛇腹状に形成されている。よって、山折り部と谷折り部からなる蛇腹状の部分により、箱体内の巾着袋に収納した電子機器が、電子機器用包装体の搬送時等にむやみに動いたりすることを抑制することが可能となる。
さらに、巾着袋は、シートそのもののクッション性と、蛇腹状に形成したことによるクッション性とが相俟って、より効果的に電子機器に対する衝撃を緩和することができる。
本発明の一例の電子機器用包装体を示す斜視図である。 電子機器用包装体に構成される巾着袋を示す斜視図であり、(a)は巾着袋の紐挿通孔部に紐を通した状態を示し、(b)は巾着袋内に電子機器を入れて、紐挿通孔部に通した紐を結んだ状態を示している。 電子機器用包装体に構成される巾着袋を示す断面図である。 電子機器用包装体に構成される巾着袋の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図4により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施形態において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
本発明の一例の電子機器用包装体1は、図1に示すように、一方に開口部2を有する収容袋たる巾着袋3と、該巾着袋3に収容されたタブレット型情報端末やスマートフォンなどの電子機器4と、該電子機器4を収容した巾着袋3をさらに収容した段ボール箱等の箱体5とから構成され、前記巾着袋3は、前面と後面とからなる2面のシートのうち、その両側部と底部の縁部が貼着されている。
巾着袋3の開口部2側の周方向には、図2(a)に示すように、断続的に複数の紐挿通孔部6が形成されており、これらの紐挿孔部6に対して、巾着袋3の内側から外側へ、外側から内側へと連続して紐7が挿通されている。そして、図2(b)に示すように、当該紐7の両端が結ばれて締めつけられることにより、開口部2側は蛇腹状となり開口部2は閉塞される。
また、巾着袋3の前面には、矩形の窓部8が形成されており、当該窓部8には透明シート9が設けられており、巾着袋3の中身を視認できるようになっている。
巾着袋3自体は、図3に示すように、複数のシート10a,10bを積層して一体成形したものであり、電子機器4に臨む内側シート10aは透明なポリエチレンシートとなっており、箱体5に臨む外側シート10bは、クッション性を有するポリエステル不織布シートとなっている。
以上のように、本実施形態の電子機器用包装体1によれば、収容袋に収容された電子機器4を外箱としての箱体5に収容した電子機器用包装体1であって、収容袋は、その開口部2側が紐で締められることにより蛇腹状に形成された巾着袋3であって、複数のシート10a,10bを積層して成形したものであり、該複数のシート10a,10bのうち少なくとも1枚のシート10aを、クッション性を有するシートとしている。そして、図1に示すように、電子機器4を巾着袋3に収容して箱体5内に収容したときには、従来とは異なり、箱体5内には、専ら緩衝用として緩衝部材を収容することなく、電子機器4を収容することを目的とした巾着袋3を緩衝材として兼用したものである。これにより、電子機器用包装体1の搬送時等に箱体5の外側から衝撃が加えられたとしても、電子機器4に対する衝撃を緩和することができ、しかも、専ら緩衝用として用いらえる緩衝部材を箱体内に収容せずに、収容袋3を緩衝材として兼用されるので、梱包作業性に優れ、コストを安価に抑えることができる。
さらに、収容袋は巾着袋3であることから、当該巾着袋3に対して、下記表1に示すような、タブレット端末(タブレット型情報端末)やスマートフォンなどの薄型直方体形状の電子機器4の収納に好適であり、巾着袋3の紐挿通孔部6に挿通された紐7をつかんで持ち上げるなどして、段ボール箱等の箱体5から巾着袋3と共に電子機器4を容易に出し入れできる。このことは、電子機器4の包装寸法を小さくし、その容積を少なくできることにつながり、ひいては、包装材料の使用を少なくし環境にやさしい包装構造である。なお、表1では、A〜Eのタブレット端末(タブレット型情報端末)やスマートフォンの外形寸法を、「縦」、「横」、「厚さ」で表しており、これらの寸法に括弧書きの数値を加算したものが巾着袋3の内寸法である。
Figure 2014172622
さらに、収容袋は巾着袋3であることから開口部2側が蛇腹状に形成されている。よって、山折り部と谷折り部からなる蛇腹状の部分により、箱体5内の巾着袋3に収容した電子機器5が、搬送時等にむやみに動いたりすることを抑制することが可能となる。
さらに、巾着袋3は、シートそのもののクッション性と、蛇腹状に形成したことによるクッション性とが相俟って、より効果的に電子機器4に対する衝撃を緩和することができる。
以上、本実施形態の一例を詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、クッション性を有する外側シート10bとしての不織布シートとしては、ポリエステル不織布シートに限らずパルプ不織布シートであってもよく、また、内側シート10aはポリエチレンシート代えてポリプロピレンシートとしてもよい。また、巾着袋3の強度を向上するため、これらのシートの複数を積層するようにしてもよい。
また、巾着袋3としては、図4に示すように、開口部2を複数形成し、蛇腹状に形成される部分が複数形成されるようにしてもよい。
また、電子機器4を収納した巾着袋3を箱体5に収容した状態において、箱体5の内径よりも巾着袋3の長さを長くして、これらが相互に押圧するように接触させてもよい。その場合には、巾着袋3に収容された電子機器4が箱体5内で位置ずれしないよう効果的に保持させることが可能となる。
1 電子機器用包装体
2 開口部
3 巾着袋(収容袋)
4 電子機器
5 箱体
7 紐
8 窓部
9 透明シート
10a 内側シート
10b 外側シート

Claims (4)

  1. 収容袋に収容された電子機器を段ボール箱等の箱体に収容した電子機器用包装体であって、
    前記収容袋は、その開口部側が紐で締められることにより蛇腹状に形成された巾着袋であって、複数のシートを積層して成形したものであり、該複数のシートのうち少なくとも1枚のシートを、クッション性を有するシートとしたことを特徴とする電子機器用包装体。
  2. 前記複数のシートは、クッション性を有する不織布シートと、ポリエチレンシート又はポリプロピレンシートであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器用包装体。
  3. 前記クッション性を有する不織布シートは、パルプ不織布シート又はポリエステル不織布シートであることを特徴とする請求項2に記載の電子機器用包装体。
  4. 前記電子機器を前記巾着袋に収容して段ボール箱等の箱体内に収容したとき、該箱体内には、専ら緩衝用として緩衝部材を収容せずに、前記電子機器を収容することを目的とした巾着袋を緩衝材として兼用させたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電子機器用包装体。
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