JP6053556B2 - 包装材 - Google Patents

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本発明は、物品を衝撃から保護する包装材に関する。
製品や部品等の物品は生産後に、段ボール箱などの収納容器に包装し代理店や客先工場まで輸送される。
輸送は国内や海外に向けて行われ、内容品は振動や衝撃など様々な外力を受ける。
輸送環境において内容品を保護しつつ、かつ効率良く輸送するため日々様々な形状の包装材が提供されている。
電子機器(プリンタ用イメージセンサー、デジタルカメラ等)などの製品は、輸送時の振動や衝撃からの保護のため包装箱と製品の間に隙間を設けたり、緩衝材で包んだりするなど製品の特徴に合わせて様々な包装が施されている。
従来の包装材として、特許文献1には、被包装製品の両サイド部に樹脂フィルムによる「密閉形状」を設ける事で緩衝性を確保する包装材が開示されている。
専用のクリップを仕切り材として用いることで付属品など別の製品を同じ緩衝材で包装できる。
また、特許文献2には、被包装製品を収納する上下の内側フィルムとその上下に設置される外側フィルムで構成され、内側フィルムと外側フィルムが「2重構造」に形成されている包装材が開示されている。
全方向の押し圧に耐えることができ、包装箱に収納することなく輸送することも可能となっている。
さらに、特許文献3には、被包装製品を収納するプラスチックフィルム筒体に関するもので、「プラスチック筒体を変形させることなく」、収納箱内の間仕切りと緩衝性を確保している包装材が開示されている。
プラスチックフィルム筒体を製品サイズごとに用意することで、同一収納箱にサイズの異なる製品の積み込みが可能となっている。
特開2008−74451号公報 特開2011−068366号公報 特開2009−173304号公報
上記特許文献1に開示される包装材は、緩衝部に空気を注入する必要があるため、包装工数が増加し作業効率が良いとは言いがたい。
また、製品の正面と背面を保護するためには、緩衝材の奥行き方向の寸法が製品の奥行き方向より大きくなる必要があり、その分製品の側面方向の緩衝材の幅が厚くなるため、幅と厚みが同程度の製品において、緩衝材の占める割合が増加し輸送効率が悪くなる。
特許文献2に開示される包装材は、全方向に緩衝空間を設けるため一つ一つ輸送する製品には向いているが、大量の製品を輸送する際の効率が悪い。
また、全面が曲線形状の緩衝材で覆われているため、積み付けがしやすいとは言いがたい。
特許文献3に開示される包装材は、多品種の製品を同時に収納できるように、様々なサイズのプラスチックフィルム筒体を包装箱に敷き詰めているが、フィルム筒体は包装箱の内空間に隙間無く詰められていることでその緩衝性及び位置決め機能が働くため、製品の数が少ない場合には、適宜空筒を使う必要がある。
また、フィルム筒体のサイズが均一でないため隙間無く埋めるために思考する手間が発生する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、容易に包装作業ができ、かつ輸送時に発生する底面方向の衝撃に対して緩衝性を備え、部品の削減と作業効率の向上を実現できる包装材を提供することを主な目的とする。
本発明に係る包装材は、
開口している上端と、密閉している下端とを有し、前記上端からの空洞が前記下端で終端し、前記上端から挿入された物品を前記下端において支持する筒状の収納部と、
前記収納部の前記下端の下方に設けられ、前記収納部の前記下端において支持された前記物品の底面を保護する緩衝部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、物品を収納する収納部の下方に物品の底面を保護する緩衝部が設けられているので、底面方向の衝撃に対して優れた緩衝性を確保することができる。
実施の形態1に係る包装材の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る包装材を包装箱に収納する様子を示す斜視図である。 実施の形態1に係る包装材の底面緩衝部の概要を示す斜視図である。 実施の形態1に係る他の構成の包装材の外観を示す斜視図である。
以下に、本発明にかかる包装材の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る包装材2の外観を示す斜視図である。
実施の形態1に係る包装材2は、気泡緩衝材を用いて底面からの衝撃から製品を保護して輸送するための包装材である。
包装材2は、物品1の全体を保護する収納部3と、底面方向を保護する緩衝部5を備えている。
収納部3は、筒状体であり、上端は開口しており、下端は密閉しており、上端からの空洞が下端で終端している。
このため、収納部3の上端から挿入された物品1は下端において支持される。
緩衝部5は、収納部3の下端の下方に設けられ、収納部3の下端において支持された物品1の底面を保護する。
緩衝部5は、上端を収納部3の下端とし、下端が開口し、下端からの空洞が上端で終端している筒状体である。
収納部3と緩衝部5との境界部分を接合部a4という。
また、包装材2は、気泡緩衝材で作成されており、気泡緩衝材は、外側と内側に平滑面22を有し、気泡面21を挟み込んだ構造となっている。
図2は、包装材2を包装箱7に収納する様子を示す斜視図である。
物品1を包装材2の収納部3に収納し、包装箱7内に設置されている井形状の仕切り材6に包装材2の緩衝部5側から挿入される。
図3は、包装材2の緩衝部5の概要を示す斜視図である。
収納部3と緩衝部5の間は接合部a4により間仕切りされている。
緩衝部5は収納部3を延長して形成され、緩衝部5の下端はスカート形状に開放されている。
スカート形状8は接合部b9でその端面を接着することで垂直方向に容易に潰れるようになる。
図1〜3に示す包装材2は、1枚の気泡緩衝材の両側を折り込み、両側を接合(溶着)して図1に示すような楕円形の筒状体にし、筒状体の軸方向の所定の位置で内周面を接合(溶着)して作成する。
接合箇所が接合部a4となり、接合部a4により収納部3と緩衝部5が形成される。
このように、本実施の形態に係る包装材2は、全体を保護する収納部3と底面方向を保護する緩衝部5とを同時に備え、収納部3は物品1全体を包むための筒形状の気泡緩衝材(プチプチ袋)と、緩衝部5は底面部分に余長を備えたスカート形状の気泡緩衝材からなる。
収納部3と緩衝部5の間は溶着することで分割されている構造とする。
スカート形状の気泡緩衝材は、仕切り間に収納される際に潰すことで緩衝厚さを確保し底面方向に対して緩衝性を有する。
図4は、包装材2の緩衝部の別形態の概要を示す斜視図である。
図4の包装材2では、収納部3の軸方向に対して横向き(水平方向)の開口部10を持つ筒状体の緩衝部50が設けられている。
つまり、図4の緩衝部50では、一方の側端から他方の側端までが空洞になっている。
図4の緩衝部50は、物品1を収納部3に挿入し、仕切り材6に入れた際に、垂直方向に潰れ、厚みを持った緩衝機能を有する。
また、本実施の形態に係る包装材2の気泡緩衝材は帯電防止の機能を持しており、ゴミの付着を防止する機能も有する。
以上のように、本実施の形態に係る包装材は、内容品の全体の保護と底面部分の緩衝性を有しつつ作業性効率化を実現するのに有用である。
本実施の形態に係る包装材によれば、物品は全体が気泡緩衝材に包まれているので、物品同士が接触したり包装箱で擦れたりする心配がない。
また、気泡緩衝材を用いているため、一つ一つが緩衝材で保護されている。
また、物品を筒状の収納部に挿入するだけで物品を包装することができ、包装作業の効率を向上させることができる。
さらに井形状の仕切り材の中に収納することで、気泡緩衝材で包まれていても包装箱の内部で遊ぶことがない。
また、本実施の形態に係る包装材では、筒状気泡緩衝材溶着部の下部に筒状のスカート形状が延長されているので、井形状の仕切り材に収納する際に筒状スカート形状部分が垂直方向に圧縮され、被包装製品底面部に厚さを有する緩衝部を形成し、底面方向の衝撃に対して優れた緩衝性を確保し、全体は内装材に接触する仕切り材として機能する。
以上、本実施の形態では、
全体を保護する収納部と底面方向を保護する緩衝部を同時に備え、収納部は製品全体を包むための筒形状で、緩衝部は底面部分に余長を備えたスカート形状となっている包装材を説明した。
また、前記包装材は、気泡緩衝材を素材として構成することを説明した。
また、前記包装材は、平面形状の気泡緩衝材の両側面を接合することにより筒形状となることを説明した。
また、前記包装材の緩衝部は垂直に緩衝部を潰すため、端部を接着して製品と緩衝部の仕切りに対して、十字になるように接着構造を有することを説明した。
また、前記包装材の緩衝部は垂直に緩衝部を潰すため、緩衝部に開口部を持つ筒状形状であることを説明した。
また、前記収納部と緩衝部は、一枚の気泡緩衝材で構成されていることを説明した。
また、前記収納部は、気泡緩衝材の平らな面を内側に持たせたていることを説明した。
また、前記包装材の材料は、ごみ付着防止のため帯電防止の機能を有することを説明した。
1 物品、2 包装材、3 収納部、4 接合部a、5 緩衝部、6 仕切り材、7 包装箱、9 接合部b、10 開口部。

Claims (5)

  1. 開口している上端と、密閉している下端とを有し、前記上端からの空洞が前記下端で終端し、前記上端から挿入された物品を前記下端において支持する筒状の収納部と、
    前記収納部の前記下端の下方に設けられ、前記収納部の前記下端において支持された前記物品の底面を保護する緩衝部とを備え
    前記緩衝部は、
    上端を前記収納部の前記下端とし、下端が開口し、前記下端からの空洞が前記上端で終端している筒状体であり、前記下端の両隅がそれぞれ前記下端の中央に向けて折られて、前記下端の両隅が接合されていることを特徴とする包装材。
  2. 前記包装材は、
    前記収納部及び前記緩衝部が、気泡緩衝材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  3. 前記包装材は、
    1枚の気泡緩衝材の両側を接合して筒状体にし、前記筒状体の軸方向の所定の位置において前記筒状体の内側の面を接合して前記収納部の前記下端が形成されることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  4. 前記包装材は、前記収納部及び前記緩衝部が、2枚の平滑な面の間に気泡面を挟み込んだ気泡緩衝材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  5. 前記包装材は、
    帯電を防止する性質を有する気泡緩衝材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
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