JP2014171608A - 浴室用カビ抑制運転方法及びミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機 - Google Patents

浴室用カビ抑制運転方法及びミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機 Download PDF

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Abstract

【課題】浴室内のカビの繁殖を適切に抑制しながらも、ランニングコストの低下を図ることができる浴室用カビ抑制運転方法を提供する
【解決手段】浴室Y内の浴用空間Kに温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段F、浴用空間Kの空気を外部に排出する換気手段10、及び、浴用空間Kの空気を吸引して加熱したのち浴用空間Kに通風する空気加熱手段Uを備えるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機Aを用いて浴室Y内のカビの繁殖を抑制する浴室用カビ抑制運転方法であって、ミスト噴霧手段Fを作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、換気手段10及び空気加熱手段Uを作動させる乾燥運転又は換気手段10を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段、前記浴用空間の空気を外部に排出する換気手段、及び、前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風する空気加熱手段を備えるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を用いて前記浴室内のカビの繁殖を抑制する浴室用カビ抑制運転方法、及び、前記ミスト噴霧手段、前記換気手段及び前記空気加熱手段を備えたミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機に関する。
浴室内にて入浴が行われた後においては、一般に、浴室内の浴用空間の空気を外部に排出する換気手段を作動させる換気運転が行われることになる。
すなわち、換気運転が行われると、浴室内の湿った空気が外部に排出されるに伴って、浴室外の乾いた空気が浴室内に導入されることにより、浴室内が乾燥されことになる。
このように、入浴後に換気運転を行うことにより、浴室内を清潔な状態に維持でき、しかも、浴室内のカビの繁殖を抑制できるものである。
しかしながら、換気運転によって、浴室内のカビの繁殖を抑制するには、換気運転を長時間(例えば、2時間以上)行う必要があり、また、梅雨期等の湿度が高い時期においても、浴室内のカビの繁殖を抑制するには、入浴後の以外のときにも頻繁に換気運転を行う等、頻繁に換気運転を行う必要があり、ランニングコストが高くなる不都合がある。
梅雨期等の湿度が高い時期においても、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制するための従来例として、浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト運転を、1時間以上実行するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、入浴中または入浴後に、水温が40℃以上60℃以下で、粒径が0.1μm以上10μm以下であるミストを噴霧して、浴室内壁面の温度を40℃以上50℃以下とし、浴室内の温湿度を40℃以上50℃以下、99%RH以上100%RH以下とする状態を、1時間以上持続させることによって、浴室内のカビの繁殖を抑制することが記載されている。
そして、特許文献1においては、浴室内に繁殖するカビの一例として、クラドスポリウム属真菌が示され、そして、上述の如く、ミスト運転を1時間以上実行することにより、クラドスポリウム属真菌を死滅させることにより、梅雨期等の湿度が高い時期においても、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制できることが記載されている。
尚、特許文献1においては、ミスト運転を実行したのち、換気手段及び空気加熱手段を作動させる乾燥運転を、浴室内の温湿度が浴室内に導入される外気の温湿度と等しくなるまで行うことが記載されている。
特許第5115060号公報
上述の従来例においては、浴室内に存在するカビ(クラドスポリウム属真菌)を死滅させることができるものであるから、梅雨期等の湿度が高い時期においても、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制できるものである。
しかしながら、浴室内のカビの繁殖を抑制するために、浴室の内部の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト運転を1時間以上実行するものであるから、浴室内のカビの繁殖を抑制するためのランニングコストが高くなる不都合があり、改善が望まれるものであった。
すなわち、ミスト運転は、温水をミスト状に噴霧するものであるから、水の消費によるコストに加えて、水を温水に加熱するための加熱コストを必要とするものであるため、単位時間当たりのコストが高い運転状態であり、このように単位時間当たりのコストが高いミスト運転を1時間以上実行するようにすると、ランニングコストが高くなるものであった。
ちなみに、ミストサウナによる入浴は、通常、10分程度が多いものであるから、浴室内のカビの繁殖を抑制するためにミスト運転を実行する時間(1時間以上)は、ミストサウナによる入浴時間に較べて、かなり長い時間である。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制しながらも、ランニングコストの低下を図ることができる浴室用カビ抑制運転方法を提供する点にある。
本発明の別の目的は、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制しながらも、ランニングコストの低下を図ることができるカビ抑制運転を実行するミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を提供する点にある。
本発明の浴室用カビ抑制運転方法は、浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段、前記浴用空間の空気を外部に排出する換気手段、及び、前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風する空気加熱手段を備えるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を用いて前記浴室内のカビの繁殖を抑制する方法であって、その第1特徴方法は、
前記ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記換気手段及び前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は前記換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行する点にある。
すなわち、浴室内のカビの繁殖を抑制することを目的として、ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、換気手段及び空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行することにより、浴室内のカビの繁殖を抑制する。
つまり、本発明の発明者の鋭意研究によって、ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、浴室に存在するカビ(菌)を死滅させて、浴室内のカビの繁殖を抑制できることが判明した。
説明を加えると、ミスト運転を、15〜20分の間実行して、例えば、浴室内の温度が40度以上で、相対湿度が90%程度となる高温高湿度状態を現出しかつその状態を維持すれば、浴室に存在するカビ(菌)を確実に死滅させることはできないものの、カビ(菌)を弱らせることができるものであり、そして、カビ(菌)が弱った状態においては、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、カビ(菌)を死滅させることができることが判明した。
このように、ミスト運転を、15〜20分という短時間行い、その後、浴室内を乾燥させることをも兼ねて、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することによって、浴室内のカビの繁殖を抑制するものであるから、単位時間当たりのコストが高いミスト運転の運転時間が短く、しかも、乾燥運転又は換気運転の運転時間も60〜120分という短い時間であるため、ランニングコストの低下を図りながら、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制できるのである。
ちなみに、本発明の第1特徴方法による浴室用カビ抑制運転方法は、カビ(菌)を死滅させることができるものであるから、一週間に一回程度、例えば、7日間を周期として行うことにより、浴室内のカビの繁殖を抑制できるものである。
要するに、本発明の第1特徴方法によれば、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制しながらも、ランニングコストの低下を図ることができる浴室用カビ抑制運転方法を提供できる。
本発明の浴室用カビ抑制運転方法の第2特徴方法は、上記第1特徴方法に加えて、
前記浴室内での入浴の終了後に、引き続いて、前記ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記乾燥運転又は前記換気運転を、60〜120分の間実行する点を特徴とする。
すなわち、浴室内のカビの繁殖を抑制することを目的として、浴室内での入浴の終了後に、引き続いて、ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記乾燥運転又は前記換気運転を、60〜120分の間実行することにより、浴室内のカビの繁殖を抑制することになる。
入浴の終了後の浴室内は、浴槽内の湯から発生する蒸気やシャワー浴にて発生する蒸気等によって、例えば、浴室内の温度が40度以上となり、相対湿度が90%程度となる高温高湿度状態であるから、そのような高温高湿度の状況下において、ミスト運転を、15〜20分の間実行すれば、浴室に存在するカビ(菌)を的確に弱らせることができ、その後、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、カビ(菌)を的確に死滅させて、浴室内のカビの繁殖を的確に抑制することができる。
つまり、浴室内のカビの繁殖を抑制することを目的としてミスト運転を開始する際に、入浴の終了後の浴室内は、外気温が低いとき等においても、既に、高温高湿度状態となっているから、ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、浴室内に存在するカビ(菌)を的確に死滅させて、浴室内のカビの繁殖を的確に抑制することができる。
要するに、本発明の第2特徴方法によれば、上記第1特徴方法による作用効果に加えて、外気温が低いとき等においても、浴室内のカビの繁殖を的確に抑制することができる浴室用カビ抑制運転方法を提供できる。
本発明のミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機は、浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段、前記浴用空間の空気を外部に排出する換気手段、及び、前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風する空気加熱手段を備えるものであって、その第1特徴構成は、
前記ミスト噴霧手段、前記換気手段及び前記空気加熱手段の作動を制御する運転制御手段が、カビ抑制運転指令が指令されると、前記ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記換気手段及び前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は前記換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行するカビ抑制運転を実行するように構成されている点を特徴とする。
すなわち、運転制御手段が、カビ抑制運転指令が指令されると、ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、換気手段及び空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行するカビ抑制運転処理を実行することになる。
つまり、本発明の発明者の鋭意研究によって、ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、浴室に存在するカビ(菌)を死滅させて、浴室内のカビの繁殖を抑制できることが判明した。
説明を加えると、ミスト運転を、15〜20分の間実行して、例えば、浴室内の温度が40度以上で、相対湿度が90%程度となる高温高湿度状態を現出しかつその状態を維持すれば、浴室に存在するカビ(菌)を確実に死滅させることはできないものの、カビ(菌)を弱らせることができるものであり、そして、カビ(菌)が弱った状態においては、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することにより、カビ(菌)を死滅させることができることが判明した。
このように、ミスト運転を、15〜20分という短時間行い、その後、浴室内を乾燥させることをも兼ねて、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行することによって、浴室内のカビの繁殖を抑制するものであるから、単位時間当たりのコストが高いミスト運転の運転時間が短く、しかも、乾燥運転又は換気運転の運転時間も60〜120分という短い時間であるため、ランニングコストの低下を図りながら、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制できるのである。
ちなみに、本発明の第1特徴構成によるカビ抑制運転は、カビ(菌)を死滅させることができるものであるから、一週間に一回程度、例えば、7日間を周期として行うことにより、浴室内のカビの繁殖を抑制できるものである。
要するに、本発明のミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機の第1特徴構成によれば、浴室内のカビの繁殖を適切に抑制しながらも、ランニングコストの低下を図ることができるカビ抑制運転を実行するミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を提供できる。
本発明のミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記運転制御手段が、前記カビ抑制運転を過去に実行した経過情報を記憶して、前記カビ抑制運転を設定適正周期で行うための案内情報を表示手段に表示させるように構成されている点を特徴とする。
すなわち、カビ抑制運転は、浴室に存在するカビ(菌)を死滅させるものであるから、例えば、7日間を周期として行う等、設定適正周期で行うことによって、浴室内のカビの繁殖を抑制できることになる。
この第2特徴構成によれば、運転制御手段が、カビ抑制運転を過去に実行した経過情報を記憶してカビ抑制運転を設定適正周期で行うための案内情報を表示手段に表示させるものであるから、使用者が、表示手段にて表示される案内情報に基づいて、適切なタイミングにてカビ抑制運転指令を指令することができるため、カビ抑制運転を遅滞なく適切に行わせることができ、また、カビ抑制運転を過度に行うことを抑制することができる。
つまり、カビ抑制運転を適切なタイミングにて的確に行わせることができる。
ちなみに、表示手段にて表示させる案内情報として、カビ抑制運転を前回実行してからの経過日数、次にカビ抑制運転を実行するのに好適な日、次にカビ抑制運転を実行するのが好適な日までの日数などが考えられるものである。
要するに、本発明のミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機の第2特徴構成によれば、上記第1特徴構成による作用効果に加えて、カビ抑制運転を適切なタイミングにて的確に行わせることができるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を提供できる。
ミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機の概略構成図 浴室の斜視図 浴室リモコンの正面図 カビ抑制運転の制御作動を示すフローチャート 浴室に対する試験片の設置箇所を示す斜視図 カビ抑制運転と浴室内温度及び相対湿度との関係を示す図 実験結果を示す表
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図2に示すように、ミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機A(以下、浴室暖房乾燥機と略称)が、浴室Yの天井部に備えられ、浴室暖房乾燥機Aに対して熱媒を循環供給する熱源機Nが、浴室Yの外部に設けられている。
ちなみに、浴室暖房乾燥機Aは、後述の如く、暖房運転、乾燥運転、換気運転、涼風運転、及び、ミスト運転を行えるように構成され、加えて、カビ抑制運転を行うように構成されている。
図1に示すように、浴室暖房乾燥機Aの運転を制御する運転制御手段としての乾燥機用制御装置H1、及び、熱源機Nの運転を制御する熱源機用制御装置H2が設けられ、乾燥機用制御装置H1に各種の情報を指令する乾燥機用リモコンR1、及び、熱源機用制御装置H2各種の情報を指令する熱源機用リモコンR2が設けられている。
乾燥機用リモコンR1としては、図2に示すように、浴室Yの内部に設置される浴室リモコン1と、浴室Yに隣接する脱衣室に設置される脱衣室リモコン2とがあり、浴室リモコン1と脱衣室リモコン2とは同様に構成されている。
乾燥機用制御装置H1と熱源機用制御装置H2とは、各種の情報を通信自在に接続されており、例えば、浴室リモコン1にて乾燥運転指令が乾燥機用制御装置H1に指令されると、乾燥機用制御装置H1が熱源機用制御装置H2に熱媒要求指令を通信し、また、乾燥機用制御装置H1が乾燥運転を停止する場合には、乾燥機用制御装置H1が熱源機用制御装置H2に熱媒不要指令を通信するように構成されている。
熱源機用制御装置H2は、熱媒要求指令が指令されると、熱媒往き管3及び熱媒戻り管4を通して、加熱した熱媒(例えば、70°)を浴室暖房乾燥機Aに循環供給する熱媒供給運転を実行し、熱媒不要指令が指令されると、熱媒供給運転を停止することになる。
熱源機Nは、詳述はしないが、熱媒を循環供給する機能に加えて、一般給湯栓等に対する給湯機能を備えるものであって、熱源機用リモコンR2にて運転指令が指令されているときに、給湯要求指令があるときには、給湯運転を行うように構成されている。
ちなみに、熱源機用リモコンR2は、台所や洗面所等に装備されることになる。
(浴室暖房乾燥機の構成)
図1に示すように、浴室暖房乾燥機Aは、浴室Yの天井Yaの裏側に設置される本体ケーシング5(図2参照)と、浴室Yの天井Yaの表側に設置されるグリル板6とを備えている。
本体ケーシング5の内部には、グリル板6に形成した吸引口7を通して浴室Yの内部の浴用空間Kの空気を吸引し、送風路Sを通して吸引した空気を浴用空間Kに吹き出す循環ファン8、その循環ファン8にて通風される空気を加熱する空気加熱用熱交換器9、上述した吸引口7を通して浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出する換気手段としての換気ファン10、浴用空間Kに温水をミスト状に噴霧するミストノズル11、給水路12を通して供給される湯水を加熱してミストノズル11に供給するミスト用熱交換器13、及び、送風路Sから吹き出される空気の吹出方向を変更する可動ルーバ14等が装備されている。
尚、換気ファン10には、吸引した空気を屋外に導く排気ダクト10A(図2参照)が接続されている。
空気加熱用熱交換器9は、熱源機Nの熱媒往き管3に接続された熱媒供給管16を通して熱媒が供給され、そして、熱媒排出管17を通して熱交換済みの熱媒を熱源機Nの熱媒戻り管4に戻すように構成されている。
熱媒供給管16には、熱媒供給を断続する熱動弁18が設けられており、この熱動弁18は、暖房運転や乾燥運転を行うときには、開かれることになる。
ちなみに、本実施形態においては、浴用空間Kの空気を吸引して加熱したのち浴用空間Kに通風する空気加熱手段Uが、循環ファン8及び空気加熱用熱交換器9にて構成されることになる。
熱媒供給管16における熱動弁18の設置箇所よりも上手側箇所から、ミスト用供給管16Aが分岐され、このミスト用供給管16Aが、上述したミスト用熱交換器13を経由したのち熱媒排出管17に接続されている。
そして、上述した給水路12が、ミスト用熱交換器13を経由してミストノズル11に接続されるように配管され、給水路12には、給水を断続する給水電磁弁20が設けられている。
この給水電磁弁20は、ミストノズル11から温水をミスト状に噴霧するミスト運転を行うときには、開かれることになる。
熱媒供給管16から分岐するミスト用供給管16Aには、熱媒供給量を調整する電磁式の比例弁21が設けられている。この比例弁21は、ミストノズル11からミストを噴出するミスト運転を行うときには、熱媒を通流する状態に開かれることになり、そして、ミストノズル11に供給される温水の温度を検出する湯水温度検出センサ(図示せず)の検出温度が目標温度(例えば、60°)になるように開度が変更調整されることになる。
ちなみに、本実施形態においては、浴用空間Kに温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段Fが、ミストノズル11、給水電磁弁20、ミスト用熱交換器13、比例弁21を主要部として構成されることになる。
(乾燥機用リモコンの構成)
乾燥機用リモコンR1について浴室リモコン1を代表にして説明すると、図3に示すように、浴室リモコン1には、種々の情報を表示するための液晶式の表示部23、ミスト運転指令を指令するミストスイッチ24、運転時間を設定するためのタイマー設定スイッチ25、可動ルーバ14の向き変更を指令する風向スイッチ26、乾燥運転指令を指令する乾燥スイッチ27、暖房運転指令を指令する暖房スイッチ28、換気運転指令を指令する換気スイッチ29、涼風運転指令を指令する涼風スイッチ30、運転停止指令を指令する停止スイッチ34が装備され、さらに、カビ抑制運転指令を指令するカビ抑制運転指令手段としてのカビ抑制スイッチ32が設けられている。
ちなみに、タイマー設定スイッチ25は、ミスト運転、乾燥運転、換気運転、涼風運転の運転時間を設定するものであり、停止スイッチ34は、ミスト運転、乾燥運転、換気運転、涼風運転に対する運転停止指令を指令するものである。
尚、例示はしないが、脱衣室に装備される脱衣室リモコン2も、浴室リモコン1と同様に構成されることなる。
従って、本実施形態の浴室暖房乾燥機Aは、浴室リモコン1や脱衣室リモコン2の指令に基づいて、乾燥運転、暖房運転、換気運転、ミスト運転、涼風運転を行うように構成され、加えて、カビ抑制運転行うように構成されている。
すなわち、乾燥機用制御装置H1が、浴室リモコン1や脱衣室リモコン2の指令に基づいて、乾燥運転、暖房運転、換気運転、ミスト運転、涼風運転、及び、カビ抑制運転行なうべく、循環ファン8及び換気ファン10や、熱動弁18及び給水電磁弁20等の機器類の作動を制御するように構成されている。
(乾燥機用制御装置の運転制御)
乾燥機用制御装置H1の運転を具体的に説明する。
乾燥スイッチ27にて乾燥運転指令が指令されると、熱源機Nからの熱媒を空気加熱用熱交換器9に通流させた状態で、循環ファン8及び換気ファン10を作動させることにより、浴室Yの内部の浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出し且つ浴用空間Kの空気を吸引して加熱して乾燥用空気として浴用空間Kに吹き出す乾燥運転が行われる。
ちなみに、換気ファン10による空気の排出に伴って、通気ギャラリー等を通して、浴室Yの外部の空気が浴用空間Kに流動することになる。
暖房スイッチ28にて暖房運転指令が指令されると、換気ファン10を停止させかつ熱源機Nからの熱媒を空気加熱用熱交換器9に通流させた状態で、循環ファン8を作動させることにより、浴用空間Kの空気を吸引して加熱し、暖房用空気として浴用空間Kに吹き出す暖房運転が行われる。
換気スイッチ29にて換気運転指令が指令されると、循環ファン8を停止しかつ空気加熱用熱交換器9に対する熱媒の通流を停止させた状態で、換気ファン10を作動させることにより、浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出する換気運転が行われる。
尚、上述の如く、換気ファン10による空気の排出に伴って、通気ギャラリー等を通して、浴室Yの外部の空気が浴用空間Kに流動することになる。
涼風スイッチ30にて涼風運転指令が指令されると、換気ファン10を停止しかつ空気加熱用熱交換器9に対する熱媒の通流を停止させた状態で、循環ファン8を作動させることにより、浴用空間Kの空気を吸引し、再び浴用空間Kに吹き出す涼風運転が行われる。
ミストスイッチ24にてミスト運転指令が指令されると、熱源機Nからの熱媒をミスト用熱交換器13に通流させる状態にして、給水電磁弁20を開くことにより、給水路12の水をミスト用熱交換器13にて加熱した温水をミストノズル11からミスト状に噴霧するミスト運転が行われる。
そして、このミスト運転により、ミスト状に噴霧される温水を浴びるミストサウナ浴を行うことができる。
カビ抑制スイッチ32にてカビ抑制運転指令が指令されると、ミスト噴霧手段Fを作動させるミスト運転を、予め設定したミスト用運転時間(例えば、15分)の間実行し、その後、換気ファン10及び空気加熱手段Uを作動させる乾燥運転を、予め設定した乾燥用運転時間(例えば、60分)の間実行するカビ抑制運転が行われる。
カビ抑制運転を実行することにより、浴室Yに存在するカビ(菌)を死滅させることができるので、浴室内のカビの繁殖を抑制できる。
そして、カビ抑制運転を、一週間に一回程度、換言すれば、7日を周期として行うことにより、浴室内のカビの繁殖を抑制できる。
(表示制御)
乾燥機用制御装置H1が、カビ抑制運転を過去に実行した経過情報を記憶して、カビ抑制運転を設定適正周期(7日)で行うための案内情報を、表示手段としての、浴室リモコン1や脱衣室リモコン2の表示部23に表示させるように構成されている。
本実施形態においては、乾燥機用制御装置H1が記憶する経過情報は、カビ抑制運転を前回実行した月日であり、乾燥機用制御装置H1が表示部23に表示する案内情報は、カビ抑制運転を次に行うことが好ましい月日である。
例えば、カビ抑制運転を次に行うことが好ましい日が、6月27日である場合には、その日に達するまでは、「カビ抑制運転日:6月27日」と表示させ(図2参照)、その日に達すると、「カビ抑制運転日:本日」と表示させる。
また、カビ抑制運転を次に行うことが好ましい月日を経過しても、カビ抑制運転が実行されない場合には、案内情報として、カビ抑制運転を当日に行うことが好ましいことを示すために、「カビ抑制運転日:本日」の表示を継続させる。
ちなみに、浴室リモコン1や脱衣室リモコン2の表示部23には、カビ抑制運転に関する案内情報の他に、時刻情報等の他の情報を表示することになる。
すなわち、乾燥機用制御装置H1は、表示すべき各種の情報を順次表示することを繰り返す形態で、各種の情報を表示させる表示制御を行うように構成されている。
(カビ抑制運転の制御作動)
次に、図4のフローチャートに基づいて、乾燥機用制御装置H1のカビ抑制運転における制御作動について説明する。尚、乾燥機用制御装置H1は、カビ抑制運転に対する制御処理の他、上述の表示制御に対する制御処理等、複数の制御処理を順次繰り返し実行するものであるため、図4のフローチャートは、乾燥機用制御装置H1が順次繰り返し実行する複数の制御処理のうちの一つの処理として記載している。
先ず、カビ抑制運転中か否かを判別し(#1)、カビ抑制運転中でない場合には、カビ抑制スイッチ32によりカビ抑制運転指令が指令されているか否かを判別する(#2)。
#2の処理にて、カビ抑制運転指令が指令されていないと判別したときには、他の制御処理を実行したしたのち、#1の処理に移行することになる。
尚、以下の記載においては、他の制御処理を実行したしたのち、#1の処理に移行するという記載を、単に、#1の処理に移行すると記載する。
#2の処理にて、カビ抑制運転指令が指令されていると判別したときには、ミスト運転を実行し(#3)、次に、予め設定したミスト用運転時間(例えば、15分)が経過したか否かを判別し(#4)、経過していないと判別したときには、#1の処理に移行することになる。
#4の処理にて、予め設定したミスト用運転時間(例えば、15分)が経過していると判別したときには、ミスト運転を停止し(#5)、続いて、乾燥運転を実行する(#6)。
#6の処理を実行した後は、予め設定した乾燥用運転時間(例えば、60分)が経過したか否かを判別し(#7)、経過していないと判別したときには、#1の処理に移行することになる。
また、#7の処理にて、予め設定した乾燥用運転時間(例えば、60分)が経過していると判別したときには、乾燥運転を停止し(#8)、その後、#1の処理に移行することになる。
#1の処理にて、カビ抑制運転中であると判別した場合には、続いて、ミスト運転中であるか否かを判別する(#9)。
#9の処理にて、ミスト運転中であると判別した場合には、#4の処理に移行して、予め設定したミスト用運転時間(例えば、15分)が経過したか否かを判別し、また、#9の処理にて、ミスト運転中でないと判別した場合には、#7の処理に移行して、予め設定した乾燥用運転時間(例えば、60分)が経過したか否かを判別することになる。
(カビ抑制運転の考察)
次に、図2に例示するユニットバス形式の浴室Yを対象として、上述したカビ抑制運転を実行した場合の実験結果を説明する。
本実験は、図5に示すように、カビを塗布した試験片Pを、浴室Yの内部の9箇所に分散して設置し、浴室Y内での入浴の終了後に、引き続いて、カビ抑制運転を実行した場合において、その時点から7日間培養した時点で、試験片Pに塗布したカビの菌糸の伸びを顕微鏡にて観察するものである。
試験片Pは、具体的には、カビ(Phoma菌)をスライドガラスの上面部に接種したものであり、カビ抑制運転を実行したのちは、7日間が経過するまで、人工気象器(温度30℃、相対湿度90%)で培養した。
また、試験片Pの設置箇所に温度計及び湿度計を設置して、試験片Pの設置箇所についての温度及び相対湿度を、入浴中及びカビ抑制運転中における変化を計測した。
本実験における浴室Y内で入浴は、日本建築学会論文報告集第314号(浴室の必要換気量に関する実物実験)を参照して、30分程度の入浴に相当する結露量を発生させるようにした。
具体的には、先ず、45℃のお湯を浴槽にため、次に、45℃のお湯のシャワーを、13.5L/分で、10分間に亘って浴槽に噴射し、続いて、45℃のお湯のシャワーを、13.5L/分で、1分間に亘って洗い場に噴射し、その後、浴槽のお湯を排出して、浴槽に蓋をした。
入浴中及びカビ抑制運転中における試験片Pの設置箇所の温度及び相対湿度は、図6に示すように変化した。
すなわち、温度は、40℃を中心に上下に変化した。また、相対湿度は、入浴中、及び、ミスト運転中は、90%に上昇した。
つまり、カビ抑制運転を実行する際に、浴室内の温度や相対湿度を検出しなくても、設定温度以上(例えば、60℃以上)の温水を噴霧形態でミスト運転を行えば、浴室内の温度や相対湿度を、カビ抑制運転に好ましい温湿度に調整できる。
上記の条件で実験した結果、すなわち、ミスト運転を、15分の間実行し、その後、乾燥運転を、60分の間実行するカビ抑制運転を実行し、その後、7日間培養した試験片Pのカビ(Phoma菌)の菌糸の伸びを顕微鏡にて観察したところ、図7の表に示すように、9個の試験片Pのうちの8個の試験片Pでは、菌糸の伸びがないこと、換言すれば、9個の試験片Pのうちの8個の試験片Pのカビ(Phoma菌)が死滅して、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果があることを確認できた。
ちなみに、図7の表には、上記のカビ抑制運転に代えて、換気運転だけを行った場合、乾燥運転だけを行った場合、及び、ミスト運転だけを行った場合の結果、ミスト運転と換気運転とを順次行うカビ抑制運転を、ミスト運転時間や換気運転時間を変化させて行った場合の結果、及び、ミスト運転と乾燥運転を順次行うカビ抑制運転を、ミスト運転時間や換気運転時間を変化させておこなった場合の結果も記載されている。
図7の表に示す通り、カビ抑制運転に代えて、換気運転だけを行う場合や、乾燥運転だけを行う場合には、多くても、9個の試験片Pのうちの2個の試験片Pのカビ(Phoma菌)が死滅したことを確認できる程度であり、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果が十分でないことを確認できた。
また、カビ抑制運転に代えて、ミスト運転だけを行う場合には、ミスト運転を45分以上行うようにすれば、9個の試験片Pのうちの8個の試験片Pのカビ(Phoma菌)が死滅して、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果があるものの、運転時間が30以下の場合いは、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果が十分でないことが確認できた。
カビ抑制運転を行う場合、ミスト運転を15分以上行い、その後、換気運転又は乾燥運転を60分以上行うようにすれば、9個の試験片Pのうちの8個の試験片Pのカビ(Phoma菌)が死滅して、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果があることが確認できた。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、カビ抑制運転におけるミスト運転が15分で、乾燥運転が60分である場合を例示したが、上述の図7の表からもわかるように、カビ抑制運転におけるミスト運の運転時間は、15〜20分の間で適宜変更できるものであり、また、カビ抑制運転における乾燥運転又は換気運転は、60〜120分の間で適宜変更できる。
(2)上記実施形態では、運転制御手段としての乾燥機用制御装置H1が、カビ抑制運転指令が指令されると、カビ抑制運転を実行する場合を例示したが、使用者が、乾燥機用リモコンR1を操作して、ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、乾燥運転又は換気運転を、60〜120分の間実行する浴室用カビ抑制運転方法を実行してもよい。
この場合、乾燥機用制御装置H1が、ミスト運転がある程度の時間(例えば、15分以上)行われたことを確認した際に、引き続いて、乾燥運転又は換気運転を行うか否かを確認するための情報を、乾燥機用リモコンR1等に表示させるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、浴室内での入浴の終了後に、引き続いて、カビ抑制運転を実行する場合を例示したが、カビ抑制運転は、必ずしも、浴室Y内での入浴の終了後に、引き続いて行う必要がない。
つまり、浴室内のカビの繁殖を抑制する必要が高い梅雨期や夏期等においては、本来的に、高温高湿度状態であるから、カビ抑制運転を、浴室内での入浴の終了後に、引き続いて行わなくても、浴室内のカビの繁殖を抑制する効果を得ることができる。
(4)上記実施形態では、カビ抑制運転を設定適正周期で行うための案内情報として、カビ抑制運転を次に行うことが好ましい日を、表示させるようにしたが、案内情報は、カビ抑制運転を前回実行してからの経過日数、カビ抑制運転を次に行うことが好ましい日までの日数等、各種変更できる。
(5)上記実施形態では、浴室Yの天井部に設けられる浴室暖房乾燥機Aに本発明を適用する場合を例示したが、浴室暖房乾燥機Aが浴室Yの側壁面に設けられる場合に本発明を適用する等、本発明を適用する浴室暖房乾燥機Aの具体形態は各種変更できる。
(6)上記実施形態では、カビ抑制運転を設定適正周期で行うための案内情報を、乾燥機用リモコンR1に表示させるようにしたが、その表示に加えて、例えば、熱源機用リモコンR2に表示させるようにしてもよい。
10 換気手段
23 表示手段
A ミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機
F ミスト噴霧手段
H1 運転制御手段
K 浴用空間
U 空気加熱手段
Y 浴室

Claims (4)

  1. 浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段、前記浴用空間の空気を外部に排出する換気手段、及び、前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風する空気加熱手段を備えるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機を用いて前記浴室内のカビの繁殖を抑制する浴室用カビ抑制運転方法であって、
    前記ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記換気手段及び前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は前記換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行する浴室用カビ抑制運転方法。
  2. 前記浴室内での入浴の終了後に、引き続いて、前記ミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記乾燥運転又は前記換気運転を、60〜120分の間実行する請求項1記載の浴室用カビ抑制運転方法。
  3. 浴室内の浴用空間に温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧手段、前記浴用空間の空気を外部に排出する換気手段、及び、前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風する空気加熱手段を備えるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機であって、
    前記ミスト噴霧手段、前記換気手段及び前記空気加熱手段の作動を制御する運転制御手段が、カビ抑制運転指令が指令されると、前記ミスト噴霧手段を作動させるミスト運転を、15〜20分の間実行し、その後、前記換気手段及び前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転又は前記換気手段を作動させる換気運転を、60〜120分の間実行するカビ抑制運転を実行するように構成されているミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機。
  4. 前記運転制御手段が、前記カビ抑制運転を過去に実行した経過情報を記憶して、前記カビ抑制運転を設定適正周期で行うための案内情報を表示手段に表示させるように構成されている請求項3記載のミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機。
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