JP6969882B2 - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents
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この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、浴室の浴用空間を活用して、油や煙等の臭い成分が原因の臭いだけでなく、菌の繁殖が原因の臭いも除去可能な浴室暖房乾燥機を提供する点にある。
前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風可能な空気加熱手段と、運転を制御可能な運転制御手段と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、
除菌作用を有する電解水をミスト状にして電解ミストとして前記浴用空間に噴霧可能なミスト噴霧手段を備え、
前記運転制御手段は、前記ミスト噴霧手段を作動させて前記浴用空間に前記電解ミストを噴霧する電解ミスト運転を実行可能に構成され、
前記ミスト噴霧手段は、ミストを発生可能なミスト発生部と、前記ミスト発生部に湯水を供給可能な湯水供給路と、前記湯水供給路を通じて前記ミスト発生部に供給される湯水を電気分解して電解水を生成可能な電解水生成部と、前記湯水供給路を通じて前記ミスト発生部に供給される湯水を熱源機から通流させる熱媒にて加熱可能なミスト用熱交換器を備えて構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転では、前記熱源機からの熱媒を前記ミスト用熱交換器に通流させない状態で前記電解水生成部を作動させて前記ミスト噴霧手段を作動させるとともに、前記浴用空間に温水ミストを噴霧する温水ミスト運転では、前記熱源機からの熱媒を前記ミスト用熱交換器に通流させる状態で前記電解水生成部を作動させずに前記ミスト噴霧手段を作動させ、
前記ミスト噴霧手段は、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に噴霧可能に構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転において、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に通風する温風と共に加熱状態で前記浴用空間に吹き出すように、前記電解ミスト噴霧手段と前記空気加熱手段を作動させ、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風量が、前記排気手段を作動させずに前記空気加熱手段を作動させる暖房運転における前記浴用空間への温風の通風量よりも小に設定されている点にある。
そして、電解ミスト運転の実行後に衣類を乾燥させることで、臭い成分を吸着した電解水を蒸発させて当該臭い成分を除去することができる。
したがって、浴室の浴用空間を利用して、油や煙等の臭い成分が原因の臭いと菌の繁殖が原因の臭いの両方を除去することが可能となる。
しかも、ミスト発生部と湯水供給路は、ミスト噴霧機能を有した仕様の浴室乾燥暖房機には通常備えられているので、このような仕様の浴室乾燥暖房機に対して電解水生成部を追加するだけで簡単に構成することができる。
なお、ミスト発生部としては、供給される湯水の圧力でミストを発生させるミストノズルを好適に用いることができ、このようにすれば、電解水の除菌作用が失活し難い比較的大粒(例えば、50〜100μm)の電解ミストを浴用空間に噴霧することができる。
また、運転制御手段は、電解ミスト運転とは異なる浴用等のミスト運転では、電解水生成部を作動させずにミスト噴霧手段を作動させることで、湯水供給路から供給される湯水を温水ミストや水ミストとしてミスト発生部から浴用空間に噴霧することができる。
このように、運転制御手段により電解水生成部の作動状態を切り替えることで、電解ミストと電解ミスト以外のミストとを変更することができ、ミスト噴霧手段の部品構成の共通化を図りながら、電解ミスト運転と、電解ミスト運転とは異なるミスト運転とを適切に実行することができる。
本構成によれば、電解ミスト運転において、常温の電解ミストを浴用空間に噴霧し、その電解ミストを浴用空間に通風する温風にて加熱するので、例えば、常温の電解水を温水等で加熱して高温の電解ミストを噴霧する場合に比べて、電解ミストの気化のタイミングを遅らせることができる。よって、目的物である衣類に近い側で電解ミストを気化させることができ、除菌力の高い気化分を用いて衣類を効率良く除菌し、菌の繁殖が原因の臭いを適切に除去することができる。
よって、特定の衣類に電解ミストが直撃することにより特定の衣類が濡れ過ぎるのを抑制することができる。また、衣類干し部に干した特定の衣類に邪魔されずに浴用空間全体に電解ミストを均一に満たすことができ、衣類干し部に干した衣類全体を均一に電解水で湿らせることができる。
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転を実行させ、その後、前記排気手段と前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転を実行させる脱臭運転を実行可能に構成され、
前記脱臭運転中の前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記脱臭運転中の前記乾燥運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記電解ミスト運転における温風の通風向きよりも前記浴用空間の衣類干し部側の向きに設定されている点にある。
よって、特定の衣類に電解ミストが直撃することにより特定の衣類が濡れ過ぎるのを抑制することができる。また、衣類干し部に干した特定の衣類に邪魔されずに浴用空間全体に電解ミストを均一に満たすことができ、衣類干し部に干した衣類全体を均一に電解水で湿らせることができる。
本発明の第3特徴構成は、浴室内の浴用空間の空気を外部に排出可能な排気手段と、
前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風可能な空気加熱手段と、運転を制御可能な運転制御手段と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、
除菌作用を有する電解水をミスト状にして電解ミストとして前記浴用空間に噴霧可能なミスト噴霧手段を備え、
前記運転制御手段は、前記ミスト噴霧手段を作動させて前記浴用空間に前記電解ミストを噴霧する電解ミスト運転を実行可能に構成され、
前記ミスト噴霧手段は、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に噴霧可能に構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転において、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に通風する温風と共に加熱状態で前記浴用空間に吹き出すように、前記電解ミスト噴霧手段と前記空気加熱手段を作動させ、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風量が、前記排気手段を作動させずに前記空気加熱手段を作動させる暖房運転における前記浴用空間への温風の通風量よりも小に設定されている点にある。
図2は本発明に係る浴室暖房乾燥機が設置された浴室を模式的に示しており、同図2に示すように、浴室暖房乾燥機Tが浴室Yの天井部に備えられ、浴室暖房乾燥機Tに対して熱媒を循環供給する熱源機Nが浴室Yの外部に備えられている。
浴室暖房乾燥機Tは、ミストサウナ機能を付加した仕様となっており、詳細は後述するが、暖房運転、乾燥運転、換気運転、涼風運転、温水ミスト運転、水ミスト運転、カビ抑制運転、電解ミスト運転を含む脱臭運転等の運転を実行可能に構成されている。
熱源機Nは、例えば、家庭用の給湯器等にて構成され、浴室暖房乾燥機Tに熱媒を循環供給する機能に加えて一般給湯栓等に対する給湯機能等が備えられている。
乾燥機用リモコンR1としては、例えば、図2に示すように、浴室Yの内部に設置される浴室リモコンR1aと、浴室Yに隣接する脱衣室に設置される脱衣室リモコンR1bとが備えられている。浴室リモコンR1aと脱衣室リモコンR1bとは、主たる機能は同様に構成されている。熱源機用リモコンR2は、例えば、台所や洗面所等に設置される。
熱源機用制御装置H2は、熱媒要求指令が指令されると、熱媒往き管1及び熱媒戻り管2を通して、加熱した熱媒(例えば、80°)を浴室暖房乾燥機Tに循環供給する熱媒供給運転を実行し、熱媒不要指令が指令されると、熱媒供給運転を停止する。
(浴室暖房乾燥機)
図1に示すように、この浴室暖房乾燥機Tは、浴室Yの天井Yaの裏側に設置される本体ケーシング3(図2参照)と、浴室Yの天井Yaの表側に設置されるグリル板4とを備えて構成されている。
このミスト噴霧手段Cは、ミストを発生可能なミスト発生部としてのミストノズル12、給水系統からミストノズル12に水道水(湯水の一例)を供給可能な湯水供給路13、湯水供給路13を通してミストノズル12に供給される水道水を加熱可能なミスト用熱交換器14、湯水供給路13を通してミストノズル12に供給される水道水を電気分解して電解水を生成可能な電解水生成部としての電解ユニット15等を備えて構成されている。
更に、ミスト噴霧手段Cは、湯水供給路13を通してミストノズル12に供給される水道水を電解ユニット15にて電気分解することで、ミストノズル12から浴用空間Kに除菌作用が失活し難い比較的大粒(例えば、50〜100μm)の電解ミストを噴霧することができる。
次に、乾燥機用リモコンR1について説明する。なお、浴室Yに設置される浴室リモコンR1aは、脱臭運転指令等の浴用以外の一部の機能が省略されている以外は、脱衣室に設置される脱衣室リモコンR1bと同様であるので、脱衣室リモコンR1bについて説明し、浴室リモコンR1aの説明は省略する。
次に、図1を参照して乾燥機用制御装置H1の運転制御について説明する。
(乾燥運転)
乾燥機用リモコンR1にて乾燥運転指令が指令されると、熱源機Nからの熱媒を空気加熱用熱交換器11に通流させた状態で、循環ファン10及び換気ファン7を作動させることにより、浴室Yの内部の浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出し、且つ、浴用空間Kの空気を吸引して加熱して乾燥用空気として浴用空間Kに吹き出す乾燥運転が行われる。
なお、換気ファン7による空気の排出に伴って、通気ガラリ等を通して、浴室Yの外部の空気が浴用空間Kに流入して補充される。
乾燥機用リモコンR1にて暖房運転指令が指令されると、換気ファン7を停止し、且つ、熱源機Nからの熱媒を空気加熱用熱交換器11に通流させた状態で、循環ファン10を作動させることにより、浴用空間Kの空気を吸引して加熱し、暖房用空気として浴用空間Kに吹き出す暖房運転が行われる。
乾燥機用リモコンR1にて換気運転指令が指令されると、循環ファン10を停止し、且つ、空気加熱用熱交換器11に対する熱媒の通流を停止した状態で、換気ファン7を作動させることにより、浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出する換気運転が行われる。この換気ファン7による空気の排出に伴って、通気ガラリ等を通して、浴室Yの外部の空気が浴用空間Kに流入し、浴室Yの換気が行われる。
乾燥機用リモコンR1にて涼風運転指令が指令されると、空気加熱用熱交換器11に対する熱媒の通流を停止させた状態で、循環ファン10及び換気ファン7を作動させることにより、浴室Yの内部の浴用空間Kの空気を吸引して外部に排出し、且つ、浴用空間Kの空気を吸引して再び浴用空間Kに吹き出す涼風運転が行われる。
なお、換気ファン7による空気の排出に伴って、通気ガラリ等を通して、浴室Yの外部の空気が浴用空間Kに流入して補充される。
乾燥機用リモコンR1にて温水ミスト運転指令が指令されると、電解ユニット15を停止し、且つ、熱源機Nからの熱媒をミスト用熱交換器14に通流させる状態にして、給水電磁弁20を開くことにより、湯水供給路13の水をミスト用熱交換器14にて加熱した温水ミストをミストノズル12から噴霧する温水ミスト運転が行われる。この温水ミスト運転により、温水ミストを浴びるミストサウナ浴を行うことができる。
乾燥機用リモコンR1にて水ミスト運転指令が指令されると、電解ユニット15を停止し、且つ、熱源機Nからの熱媒をミスト用熱交換器14に通流させない状態にして、給水電磁弁20を開くことにより、湯水供給路13の水をミスト用熱交換器14にて加熱せずに常温の水ミストとしてミストノズル12から噴霧する水ミスト運転が行われる。
乾燥機用リモコンR1にてカビ抑制運転指令が指令されると、前述した温水ミスト運転を予め設定したミスト用運転時間の間実行し、その後、前述した乾燥運転を予め設定した乾燥用運転時間の間実行するカビ抑制運転が行われる。このカビ抑制運転を実行することにより、浴室Yに存在するカビ(菌)を死滅させることができるので、浴室内のカビの繁殖を抑制できる。
乾燥機用リモコンR1にて脱臭運転指令が指令されると、電解ユニット15を作動させ、且つ、熱源機Nからの熱媒をミスト用熱交換器14に通流させない状態でミスト噴霧手段Cを作動させるとともに、空気加熱手段Aを作動させて、常温の電解ミストを浴用空間Kに通風する温風と共に加熱状態で浴用空間Kに吹き出す電解ミスト運転を、予め設定したミスト用運転時間の間実行し、その後、前述した乾燥運転を予め設定した乾燥用運転時間の間実行する脱臭運転が行われる。
そして、電解ミスト運転の実行後、乾燥運転を乾燥用運転時間の間実行して衣類を乾燥させることで、臭い成分を吸着した電解水を蒸発させて当該臭い成分を除去することができる。
次に、図5のフローチャートに基づいて、乾燥機用制御装置H1の脱臭運転における制御作動について説明する。
脱臭運転指令が指令されていないと判別した場合(#2のNo)には、#1の処理に戻り、脱臭運転指令が指令されていると判別した場合(#2のYes)には、電解ミスト運転を実行する(#3)。
そして、電解ミスト運転中であると判別した場合(#9のYes)には、#4の処理に移行して電解ミスト用運転時間が経過したか否かを判別し、他方、電解ミスト運転中でないと判別した場合(#9のNo)には、#7の処理に移行して乾燥用運転時間が経過したか否かを判別する。
(1)前述の実施形態では、ミスト噴霧手段Cを作動させて浴用空間Kに電解ミストを噴霧する電解ミスト運転を、脱臭運転おいて実行する場合を例に示したが、これに代えて、又は、これと併せて、カビ抑制運転等において実行するようにしてもよい。
K 浴用空間
Yc 衣類干し部
T 浴室暖房乾燥機
A 空気加熱手段
B 排気手段
C ミスト噴霧手段
H1 乾燥機用制御装置(運転制御手段)
12 ミストノズル(ミスト発生部)
13 湯水供給路
15 電解ユニット(電解水生成部)
Claims (3)
- 浴室内の浴用空間の空気を外部に排出可能な排気手段と、
前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風可能な空気加熱手段と、運転を制御可能な運転制御手段と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、
除菌作用を有する電解水をミスト状にして電解ミストとして前記浴用空間に噴霧可能なミスト噴霧手段を備え、
前記運転制御手段は、前記ミスト噴霧手段を作動させて前記浴用空間に前記電解ミストを噴霧する電解ミスト運転を実行可能に構成され、
前記ミスト噴霧手段は、ミストを発生可能なミスト発生部と、前記ミスト発生部に湯水を供給可能な湯水供給路と、前記湯水供給路を通じて前記ミスト発生部に供給される湯水を電気分解して電解水を生成可能な電解水生成部と、前記湯水供給路を通じて前記ミスト発生部に供給される湯水を熱源機から通流させる熱媒にて加熱可能なミスト用熱交換器を備えて構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転では、前記熱源機からの熱媒を前記ミスト用熱交換器に通流させない状態で前記電解水生成部を作動させて前記ミスト噴霧手段を作動させるとともに、前記浴用空間に温水ミストを噴霧する温水ミスト運転では、前記熱源機からの熱媒を前記ミスト用熱交換器に通流させる状態で前記電解水生成部を作動させずに前記ミスト噴霧手段を作動させ、
前記ミスト噴霧手段は、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に噴霧可能に構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転において、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に通風する温風と共に加熱状態で前記浴用空間に吹き出すように、前記電解ミスト噴霧手段と前記空気加熱手段を作動させ、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風量が、前記排気手段を作動させずに前記空気加熱手段を作動させる暖房運転における前記浴用空間への温風の通風量よりも小に設定されている浴室暖房乾燥機。 - 前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転において、前記電解ミスト噴霧手段と前記空気加熱手段を作動させて、前記電解ミストを前記浴用空間に通風する温風に載せて前記浴用空間に吹き出すように構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転を実行させ、その後、前記排気手段と前記空気加熱手段を作動させる乾燥運転を実行させる脱臭運転を実行可能に構成され、
前記脱臭運転中の前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記脱臭運転中の前記乾燥運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記電解ミスト運転における温風の通風向きよりも前記浴用空間の衣類干し部側の向きに設定されている請求項1記載の浴室暖房乾燥機。 - 浴室内の浴用空間の空気を外部に排出可能な排気手段と、
前記浴用空間の空気を吸引して加熱したのち前記浴用空間に通風可能な空気加熱手段と、運転を制御可能な運転制御手段と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、
除菌作用を有する電解水をミスト状にして電解ミストとして前記浴用空間に噴霧可能なミスト噴霧手段を備え、
前記運転制御手段は、前記ミスト噴霧手段を作動させて前記浴用空間に前記電解ミストを噴霧する電解ミスト運転を実行可能に構成され、
前記ミスト噴霧手段は、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に噴霧可能に構成され、
前記運転制御手段は、前記電解ミスト運転において、常温の前記電解ミストを前記浴用空間に通風する温風と共に加熱状態で前記浴用空間に吹き出すように、前記電解ミスト噴霧手段と前記空気加熱手段を作動させ、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風向きが、前記浴用空間の衣類干し部を向かない向きに設定され、
前記電解ミスト運転における前記浴用空間への温風の通風量が、前記排気手段を作動させずに前記空気加熱手段を作動させる暖房運転における前記浴用空間への温風の通風量よりも小に設定されている浴室暖房乾燥機。
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