JP2014171322A - 回転機の回転位置検出装置及び回転機の回転位置検出方法 - Google Patents

回転機の回転位置検出装置及び回転機の回転位置検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転方向が変化した場合に誤った補正が行われることを回避できる回転機の回転位置検出装置を提供する。
【解決手段】マイコンは、モータジェネレータの検出回転角について、所定の基準期間に亘る平均移動量PHavを算出し、前回の制御周期での検出回転角と平均移動量PHavとを用いて今回検出される回転角の予測値Phase_est(Tn)を演算すると、検出回転角と予測値との偏差ΔPhnを演算する。R/Dコンバータは、検出回転角が0°になるとNM信号を出力し、マイコンは、NM信号が出力された時点の回転数が演算禁止回転数以上であれば補正を行い、演算禁止回転数未満であれば補正を行わない。NM信号が出力されておらず且つ回転方向が前回と同一であれば、制御用角度演算に使用する補正値に前回の制御周期で得られた偏差ΔPhn-1を用い、NM信号が出力されておらず且つ回転方向が前回と異なれば補正値をΔPhm=0ゼロに設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転角検出手段により検出された回転角に基づいて、多相回転機の回転位置を検出する回転位置検出装置及び回転位置検出方法に関する。
レゾルバのような回転角検出手段は、例えばモータ等の回転機の回転位置を検出して、アナログの位置検出信号を出力する。そして、R/Dコンバータによりアナログ信号をデジタルデータに変換して、モータを駆動制御する制御回路に入力する。しかし、レゾルバの位置検出信号には誤差が含まれているため、その誤差を除去する技術が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特許4059094号公報 特開2012−105515号公報 ここで、特許文献1に開示されている技術をベースとして、以下のような誤差除去方法を想定する。図8に示すフローチャートは、例えば1回転周期内で16回(360°/16=22.5°)実行される。ステップS1〜S3は、特許文献1の図4におけるステップS10,S14,S16と同様の処理である。続くステップS4において、R/Dコンバータが例えば回転角0°毎に出力するNM(ノースマーカ)信号を検出したか否かを判断し、検出しなければ(NO)、補正用の偏差ΔPhを前回の制御周期において得られた偏差ΔPhn-1に設定し(S11)、ステップS8に移行する。
また、ステップS4においてNM信号を検出すると(YES)、平均移動量PHavを算出する(S5,特許文献1のステップS12相当)。それから、その時点のモータの回転数が演算禁止回転数未満か否かを判断する(S6)。回転数が演算禁止回転数以上であれば(NO)、制御用角度演算を「許可」に設定してから(S10)ステップS8に移行する。ステップS8において、制御用角度演算が「許可」であれば(YES)、制御用角度θを、ステップS1で取得したセンサ値Phase(Tn)より、偏差ΔPhを減じて求める(S9)。
ステップS6において、モータの回転数が演算禁止回転数未満であれば(YES)ステップS9における制御用角度演算を禁止し、補正用の偏差ΔPhをゼロクリアする(S7)。ここで、「演算禁止回転数」とは、例えば8極対モータで数100rpm程度に設定される。これは、回転数が低い領域ではレゾルバの誤差が大きくなることと、このフローを実行する制御回路(マイクロコンピュータ)の演算がオーバーフローすることを回避するためである。
図9は、ステップS9における制御用角度θの演算イメージを示しており、前回の制御周期において得られた偏差ΔPhn-1を用いて、今回の制御周期における制御用角度θを求めている。また、図10に示すタイミングチャートでは、(a)に示す演算許可回転数に、チャタリングを防止するためヒステリシス特性を持たせている。すなわち、一回転方向において禁止になった後、逆回転方向で許可に復帰するまでの回転数の絶対値がより大きくなるように設定されている。また、(d),(e)における偏差ΔPhには同じ回転周期で得られたものに同じ番号を示しているが、実際は1回転周期中に各値が(0〜15)の16回得られている。
ところで、上記のような処理手順において、図11に示すようにモータの回転方向が反転した場合を考える。すなわち、最近のNM信号検出時の回転数は演算禁止回転数を超えていたが、その後に回転数が演算禁止回転数未満となり、次にNM信号を検出する以前に回転方向が反転した場合である。すると、図11(b)〜(e)に示すように、制御用角度演算は「許可」のままであり、回転方向が変化する以前と以後とで使用される偏差ΔPhは、何れもΔPhn-1であり変化しない。
この場合、図12に示すように、回転方向が変化したにもかかわらず、制御用角度演算に使用される偏差ΔPhが以前の回転方向のままであるから、角度θの真値より偏差がより大きくなるように誤った補正が行われることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータの回転方向が変化した場合に誤った補正が行われることを回避できる回転機の回転位置検出装置及び回転機の回転位置検出方法を提供することにある。
請求項1記載の回転機の回転位置検出装置によれば、平均移動量算出手段は、多相回転機の検出回転角について、所定の基準期間に亘る平均移動量を算出し、偏差演算手段は、前回の制御周期での検出回転角と平均移動量とを用いて今回検出される回転角の予測値を演算すると、検出回転角と予測値との偏差を演算する。基準値信号出力手段は、検出回転角が基準値になると基準値信号を出力し、補正許可判定手段は、基準値信号が出力されると、多相回転機の回転数が下限値を下回っているか否かを判断し、下限値以上であれば補正手段による補正を許可し、下限値を下回っていれば補正を禁止する。
そして、補正値変更手段は、基準値信号が出力されておらず且つ多相回転機の回転方向が前回と同一であれば、回転角補正手段が使用する補正値に前回の制御周期で得られた偏差を用い、基準値信号が出力されておらず且つ多相回転機の回転方向が前回と異なれば補正値をゼロに設定する。したがって、回転機の回転方向が変化した際に、不適切な偏差を用いて誤った補正が行われることは回避される。
第1実施形態であり、モータジェネレータの回転方向が変化した場合の演算用偏差の変化を示すタイミングチャート 制御内容を示すフローチャート モータジェネレータの駆動システムを示す図 第2実施形態を示す図2相当図 図1相当図 第3実施形態を示す図2相当図 第4実施形態を示す図2相当図 従来技術を示す図2相当図 ステップS9における演算イメージを示す図 動作に問題が無い場合の図1相当図 動作に問題がある場合の図1相当図 図9相当図
(第1実施形態)
図3に示すように、モータジェネレータ10は、3相回転機である。本実施形態では、モータジェネレータ10として、永久磁石同期モータ(例えば埋め込み磁石同期モータ)を想定している。モータジェネレータ10のロータには、電気的な回転角(電気角)を検出するためのレゾルバ12(回転角検出手段)が設けられている。詳しくは、レゾルバ12は、モータジェネレータ10のロータと機械的に連結されたロータ部と、複数のコイル巻線を内蔵したステータ部とを備えて構成され、モータジェネレータ10のロータの回転角に応じてsin及びcosの電気信号(レゾルバ信号)を出力するように構成されている。
モータジェネレータ10は、システムメインリレー14及びインバータIV等を介して高電圧バッテリ16に接続されている。インバータIVは、パワー素子としての高電位側のスイッチング素子Sjp(j=u,v,w)及び低電位側のスイッチング素子Sjnの直列接続体が3つ並列接続されて構成されている。そして、これら高電位側のスイッチング素子Sjp及び低電位側のスイッチング素子Sjnの接続点が、モータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。
これら高電位側のスイッチング素子Sjp及び低電位側のスイッチング素子Sjnは、いずれも電圧制御形のスイッチング素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。なお、上記高電位側,低電位側のスイッチング素子Sjp,Sjnのそれぞれの入出力端子間(コレクタ及びエミッタ間)には、高電位側,低電位側ののフリーホイールダイオードFDp,FDnのカソード及びアノードが接続されている。
上記制御システムには、モータジェネレータ10のV,W相を流れる電流iv,iwを検出する電流センサ18,20及びインバータIVの入力電圧を検出する電圧センサ22も備えられている。上記各種センサの検出値は、図示しないインターフェースを介して低圧システムを構成する制御装置24に取り込まれる。制御装置24は、CPU、ROM及びRAM等からなるマイコン24a(平均移動量算出手段,偏差演算手段,回転角補正手段,補正許可判定手段,補正値変更手段)と、レゾルバデジタルコンバータ(R/Dコンバータ)24bとを備え、制御対象としてのモータジェネレータ10を制御すべく、上記インバータIVを操作する。
詳しくは、制御装置24は、モータジェネレータ10の生成トルクを指令トルクに制御すべく、上記各種センサの検出値等に基づく周知の正弦波PWM制御や矩形波制御等によって、インバータIVのU相、V相、及びW相のそれぞれについての高電位側のスイッチング素子Sjpを操作する操作信号gjpと、低電位側のスイッチング素子Sjnを操作する操作信号gjnとを生成する。なお、制御装置24は、電流センサ18,20の検出値に基づき、U相を流れる電流iuの算出処理を行っている。また、高電位側のスイッチング素子Sjpについての操作信号gjpと、低電位側のスイッチング素子Sjnについての操作信号gjnとは、交互にオン操作指令となる相補信号である。
上記R/Dコンバータ24bは、アナログ信号としての上記レゾルバ信号をデジタル信号に変換してロータの回転角を検出する機能を有している。また、R/Dコンバータ24bは、回転角の検出値θが規定値(例えば0°)に到達したタイミングで、パルス状のNM信号(基準値信号)を出力する機能も有している(基準値信号出力手段)。なお、NM信号の出力周期は、モータジェネレータ10の1電気角の回転周期(360°)と同じになる。
レゾルバ12による回転角の検出値θには、モータジェネレータ10の1回転周期の「1/N」(N:正の整数)の周期を有する正弦波状の誤差が含まれている。この誤差は、例えばモータジェネレータ10にレゾルバ12のロータ部の取付ける際に、両者の回転中心軸線がずれたり、R/Dコンバータ24b等のレゾルバ信号が制御装置24において処理されることに起因するレゾルバ信号の位相遅れが発生すること等に基づく。
次に、本実施形態の作用について説明する。図2に示すフローチャートは、図8に示すフローチャートのステップS4,S8,S11の間に、ステップS12,S13を追加したものである。すなわち、ステップS4においてNM信号を検出しなければ(NO)、現在のモータジェネレータ10の回転方向が、前回の方向と異なるか否かを判断する(S12)。現在の回転方向が前回の方向と同じであれば(NO)ステップS11を実行し、前回の方向と異なれば(YES)、偏差ΔPhにΔPhm=0を代入してステップS8に移行する。
これにより図11相当図である図1に示すように、モータジェネレータ10の回転数が低下して演算禁止回転数(下限値)未満となり、NM信号を検出する以前に回転方向が反転すると、制御用角度演算に使用する偏差ΔPhはΔPhm(=0)となる。尚、ステップS3は偏差演算手段,ステップS5は平均移動量算出手段,ステップS6は補正許可判定手段,ステップS9は回転角補正手段,ステップS11〜S13は補正値変更手段にそれぞれ対応する。
以上のように本実施形態によれば、マイコン24aは、モータジェネレータ10の検出回転角について、所定の基準期間に亘る平均移動量PHavを算出し、前回の制御周期での検出回転角と平均移動量PHavとを用いて今回検出される回転角の予測値Phase_est(Tn)を演算すると、検出回転角と予測値との偏差ΔPhnを演算する。R/Dコンバータ24bは、検出回転角が0°になるとNM信号を出力し、マイコン24aは、NM信号が出力されると、モータジェネレータ10の回転数が演算禁止回転数を下回っているか否かを判断し、演算禁止回転数以上であれば補正を行い、演算禁止回転数未満であれば補正を行わないようにする。
そして、マイコン24aは、NM信号が出力されておらず且つモータジェネレータ10の回転方向が前回と同一であれば、制御用角度演算に使用する補正値に前回の制御周期で得られた偏差ΔPhn-1を用い、NM信号が出力されておらず且つモータジェネレータ10の回転方向が前回と異なれば補正値をΔPhm=0ゼロに設定する。したがって、モータジェネレータ10の回転方向が変化した際に、不適切な偏差を用いて誤った補正が行われることを回避できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図4に示すフローチャートでは、ステップS9の後にステップS14,S15が追加されている。すなわち、図5(b)に示すように、NM信号検出時の回転方向が前回検出時の方向と異なる場合は(S14:YES)、ステップS3で得られた,若しくはステップS7でクリアされた偏差ΔPhを、ΔPhmとして記憶する(S15)。
そして、ステップS13’において更新される偏差ΔPhは、前回に回転方向が変化した後、NM信号を少なくとも1回以上検出したときに得られて記憶された偏差ΔPhm(例:図10のタイミングチャートに示されたΔPh3)となる。また、ステップS14,S15の処理は、ステップS11,S13’を実行した場合には実行する必要が無いので、適宜フラグを設定するなどして実行を回避する。尚、ステップS14及びS15が補正値変更手段に対応する。
以上のように第2実施形態によれば、マイコン24aは、NM信号が出力された際のモータジェネレータ10の回転方向が、前回にNM信号が出力された際の回転方向と異なる場合は、今回の制御周期で得られた偏差ΔPhをΔPhmとして記憶する。そして、NM信号が出力されておらず、且つモータジェネレータ10の回転方向が前回と異なれば、補正値に、過去の制御周期で得られて記憶されていた偏差ΔPhmを用いるので、回転方向が変化する前に得られた偏差を用いて誤った補正が行われることを回避できる。
(第3実施形態)
図6に示すように、第3実施形態では、ステップS15に代えてステップS16,S17が配置されている。すなわち、ステップS14で「YES」と判断すると、既に得られている偏差を用いて、平均値ΔPhaveを次式により求める(S16)。
ΔPhave=(ΔPhn+ΔPhm-1)/2
つまり、今回の制御周期で得られた偏差ΔPhと、前回にステップS17が実行された際に得られて記憶されていた偏差ΔPhm-1との平均を求める。そして、続くステップS17において、ΔPhm=ΔPhaveに設定する。尚、ステップS16及びS17が補正値変更手段に対応する。
以上のように第3実施形態によれば、マイコン24aは、NM信号が出力されておらず、且つモータジェネレータ10の回転方向が前回と異なれば、補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差の平均値ΔPhaveを用いるので、回転角の補正をより滑らかに行うことができる。
(第4実施形態)
図7に示すように、第4実施形態では、ステップS16に代えてステップS18(補正値変更手段)が配置されている。すなわち、ステップS14で「YES」と判断すると、既に得られている偏差を用いて、移動平均値ΔPhaveを次式のように求める。
ΔPhave=(ΔPh+ΔPhm-1+…ΔPhm-k)/(k+1)
そして、続くステップS17において、ΔPhmを移動平均値ΔPhaveに設定する。
以上のように第4実施形態によれば、マイコン24aは、NM信号が出力されておらず、且つモータジェネレータ10の回転方向が前回と異なれば、補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差についての移動平均値ΔPhaveを用いるので、回転角の補正を一層滑らかに行うことができる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
演算許可回転数にヒステリシスを持たせるのは、チャタリングを回避する必要がある場合に行えば良い。
回転機は、モータ若しくはジェネレータでも良い。
図面中、10はモータジェネレータ(多相回転機)、12はレゾルバ(回転角検出手段)、24aはマイコン(平均移動量算出手段,偏差演算手段,回転角補正手段,補正許可判定手段,補正値変更手段)、24bはR/Dコンバータ(基準値信号出力手段)を示す。

Claims (8)

  1. 多相回転機(10)の回転角を検出する回転角検出手段(12)と、
    前記回転角(検出回転角と称す)について、所定の基準期間に亘る平均移動量を算出する平均移動量算出手段(24a)と、
    前回の制御周期での検出回転角と、前記平均移動量とを用いて今回検出される回転角の予測値を演算し、前記検出回転角と前記予測値との偏差を演算する偏差演算手段(24a)と、
    前記検出回転角を補正値により補正する回転角補正手段(24a)と、
    前記検出回転角が基準値になると基準値信号を出力する基準値信号出力手段(24b)と、
    前記基準値信号が出力されると、前記多相回転機の回転数が下限値を下回っているか否かを判断し、前記下限値以上であれば前記補正手段による補正を許可し、前記下限値を下回っていれば前記補正手段による補正を禁止する補正許可判定手段(24a)と、
    前記基準値信号が出力されておらず、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と同一であれば、前記補正値に前回の制御周期で得られた偏差を用い、
    前記基準値信号が出力されておらず、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば前記補正値をゼロに設定する補正値変更手段(24a)とを備えることを特徴とする回転機の回転位置検出装置。
  2. 前記補正値変更手段は、前記基準値信号が出力されておらず、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去の制御周期で得られた偏差を用いることを特徴とする請求項1記載の回転機の回転位置検出装置。
  3. 前記補正値変更手段は、前記基準値信号が出力されておらず、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差の平均値を用いることを特徴とする請求項1記載の回転機の回転位置検出装置。
  4. 前記補正値変更手段は、前記基準値信号が出力されておらず、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差についての移動平均値を用いることを特徴とする請求項3記載の回転機の回転位置検出装置。
  5. 多相回転機の回転角を検出し、
    前記回転角(検出回転角と称す)について、所定の基準期間に亘る平均移動量を算出し、
    前回の制御周期での検出回転角と、前記平均移動量とを用いて今回検出される回転角の予測値を演算し、前記検出回転角と前記予測値との偏差を演算し、
    前記検出回転角が基準値になると、前記多相回転機の回転数が下限値を下回っているか否かを判断し、前記下限値以上であれば前記検出回転角を補正値により補正し、前記下限値を下回っていれば前記補正を禁止し、
    前記検出回転角が前記基準値ではなく、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と同一であれば、前記補正値に前回の制御周期で得られた偏差を用いると共に、前記検出回転角が前記基準値ではなく、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば前記補正値をゼロに設定することを特徴とする回転機の回転位置検出方法。
  6. 前記検出回転角が基準値ではなく、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去の制御周期で得られた偏差を用いることを特徴とする請求項5記載の回転機の回転位置検出方法。
  7. 前記検出回転角が基準値ではなく、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差の平均値を用いることを特徴とする請求項5記載の回転機の回転位置検出方法。
  8. 前記検出回転角が基準値ではなく、且つ前記多相回転機の回転方向が前回と異なれば、前記補正値に、過去複数回の制御周期で得られた偏差についての移動平均値を用いることを特徴とする請求項7記載の回転機の回転位置検出方法。
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